JPS61258796A - 振込依頼記録通帳および振込取引処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、銀行や郵便局等の金融機関で用いることがで
きる振込依頼記録通帳およびこの振込依頼記録通帳を利
用する振込取引処理システムに関する。

〔従来の技術〕

現在、金融機関から振込先に振込みを行なう場合、振込
依頼書、入金伝票および振込全受取書の３枚綴の一番上
の振込依頼書に、受取人の銀行支店名、口座番号、住所
２氏名、依頼人の住所２氏名および振込金額を記載し、
金額相当額の現金を添えて顧客がテラー　にわたすこと
によシ、テラーはボードによる振込依頼書の記載内容の
人力操作および入金処理を行なうことにより振込取引処
理を行なう。

〔本発明が解決しようとする問題点〕

上記の振込み手続によると、振込依頼人は振込む度に振
込依頼書に上記の記載をしなければならず、テラーは送
金処理を行なった後に振込全受取書を振込依頼人に返却
しなければならない。また、振込依頼書の記載に誤記が
ある場合も少なくない。

これ等のことを毎月特定の多数の振込先に行なうことは
顧客の起票およびテラーの処理手続は大変な作業となる
。

また、金融機関側は振込依頼書と入金伝票が手元に残り
、それ等の保存管理をしなければならず膨大な伝票類が
蓄積されることになる。

そこで、最近自動振込機用の振込カードが提案され、こ
のカードを例えば会費、家賃等の同一口座に定期的に振
込む場合に使用し始めている。これは、振込先の銀行支
店名、口座番号、住所１氏名等をカードに貼付した磁気
ストライプに記憶させて振込時に自動振込機に挿入する
だけで振込先情報等の入力を行なうことができるもので
あるが、これは複数口座への振込みができないと共に振
込金の領収書の機能を持たせることができないために、
レシート等に振込内容を印字し、これを領収書に代えて
発行することになシ、この振込全領収書の発行動作の簡
便化が要求されている。

また、自動振込機によらず窓口にて振込取引を行なう場
合であってもテラーは取引の都度振込全領収書を発行し
なければならず面倒である。

さらに、取引毎に独立した振込金額領収書ではこれをす
べて保管しておかないと振込の履歴がわからず一覧性が
悪いものである。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明は、通帳の頁を開いた一方頁に銀行支店名２ロ座
番号、住所１氏名、依頼人の住所２氏名等を記載した記
載欄を設け、対面する頁に振込年月日、振込金額等を順
次印字できる振込履歴印字欄を設け、−冊で複数の振込
先に対応可能にするとともにいずれか一方の頁に頁識別
情報を設け、かつその表または裏表紙に振込依頼人デー
タを記憶する記憶部を設けた振込依頼記録通帳とこの振
込依頼記録通帳を用いることを特徴とし、また、表示手
段と入力手段と印字機能読取機能および頁識別機能を有
する通帳処理手段およびセンタの中央処理装置と取引デ
ータの授受および上記各手段の入出力動作を制御する主
制御部等から成る自動振込装置または窓口装置の通帳処
理手段に上記通帳を挿入して記憶部の情報と頁識別情報
とによシ記載欄の内容を表示手段に表示し、振込金額を
入力手段で入力し、振込成立後振込履歴印字欄に振込年
月日および振込金額等を印字して返却することを各頁の
振込先毎に行なえることができるようにした取引処理シ
ステムとしたことを特徴とする。

〔作用〕

上記の振込依頼記録通帳の各記載欄にそれぞれ異なる振
込先の記載事項を記載し、各頁の振込先の第１回目はテ
ラーに振込現金と共に渡すと、テラーは記載事項および
依頼人データをキーボードによシ入力してセンタの中央
処理装置に送信し、顧客情報ファイルに記憶させるとと
もに振込依頼記録通帳の記憶部に依頼人データを記憶さ
せ、同時にテラーは振込作業を行ない、通帳処理装置に
よって振込履歴印字欄に振込年月日および振込金額を印
字して振込依頼人に返却する。このようにしておくこと
によシ第２回目以降は、依頼人またはテラーが振込みた
い相手先が記載された頁を開いてこの振込依頼記録通帳
を通帳処理装置に直接挿入すると、通帳処理装置は上記
記憶部および頁識別情報を読取シ、主制御部はこの読取
り情報に基づいて依頼人データおよび振込先データをデ
ィスプレイに表示し、記載事項の内容が正しければピン
パッドで確認入力し、さらに入出金機に振込現金を投入
するとともにピンパッドによシ振込金額を入力し、上記
ディスプレイによシ振込金額と投入現金の金額とを照合
確認して投入金額が正しいかもしくは多い場合にセンタ
の中央処理装置との間で取引データの授受を行なって振
込取引の処理を実行し、上記通帳の振込履歴印字欄に振
込年月日、振込金額を印字して振込依頼人に返却するも
のであシ、他の頁の振込先にもまったく同様にして振込
処理を行なうものである。

〔実施例〕

以下に本発明の一実施例を図面に従って説明する。第１
図は振込依頼記録通帳の斜視図、第２図は開いた状態の
平面図、第３図は金融機関の窓口装置のブロック図、第
４図は窓口装置の１例を示す斜視図、第５図は処理動作
手順を示すフローチャートである。

図において、１は振込依頼記録通帳、２はこの振込依頼
記録通帳１の頁を開いた一方頁に設けた頁識別情報、３
はこの頁識別情報２と同頁に設けた振込内容の記載欄で
あシ、振込先の銀行支店名。

口座番号、住所２氏名、依頼人の住所２氏名、電話番号
等を記載する。

４は対面する頁に設けた振込履歴印字欄であシ、振込年
月日および振込金額が連続して印字できるようにしであ
るもので、例えば１年分１２回の記載ができるようにな
っている。

５はこの振込依頼記録通帳１０表表紙または裏表紙の表
面に設けた磁気ストライブやＩＣメモリ等による記憶部
である。

６は金融機関の店内に設置された窓口装置、７は窓口装
置５とデータ伝達回線を介して接続する処理センタ、８
は金融機関店内で顧客側とテラー側を区切るカウンタ、
９は顧客に取引データや操作案内文言等を表示するＣＲ
Ｔ等のディスプレイ、１０は顧客が情報人力に用いるピ
ンノくラド、１１は顧客またはテラーが投入した現金の
鑑別、計数。

収納および指定金額の現金の取出し計数・放出を行なう
入出金機、１２は通帳処理装置、１３は窓口主制御部、
１４はテラー用のキーボード、１５はテラー用のＣＲＴ
等のディスプレイ、１６は処理センタとの取引メツセー
ジの送受時を制御する通信制御装置、１７は送受信部、
１８は処理センタ７の送受信部、１９は通信制御装置、
２０は中央処理装置、２１は顧客情報ファイルである。

以上の振込依頼記録通帳１と窓口装置６との作用を説明
する。

振込依頼人はまず、振込依頼記録通帳１の記載欄３に振
込先の銀行支店名２ロ座番号、住所２氏名、依頼人の住
所２氏名等を記載する。これは定期的に振込先があるも
のについて各頁ごとに同様の内容を記載しておくもので
ある。

このようにした振込依頼記録通帳１の各頁の第１回目の
使用は、こめ振込依頼記録通帳１と振込金額とを金融機
関のテラーに渡すと、テラーは記載欄３に記載した内容
と依頼人データをキーボード１４によシ入力してそのデ
ータを中央処理装置２０に送シ、顧客情報ファイル２１
に記憶させ、一方振込先依頼記録通帳１を通帳処理装置
の挿入口１２ａに挿入し、振込依頼記録通帳１の記憶部
５に上記依頼情報を確認させる。

このようにして記憶処理の済んだ振込依頼記録通帳１の
振込履歴印字欄４に通帳処理装置１２内で振込年月日お
よび振込金額を印字して振込依頼人に返却する。これに
よって第１回目の振込作業は完了する。

以上の第１回目の振込操作は各頁の各振込先毎に行なう
ものである。

次に、第２回目以降の操作について説明する。

第２回目以降はその後はすべて同様であシ、振込履歴印
字欄４に記載可能な回数だけ繰返して使用できるもので
あシ、上記した如く例えば１年分１２回使用することが
可能である。

そこで、第５図に示す如く、顧客または振込依頼記録通
帳１をあずかったテラーがその振込依頼記録通帳１の振
込みたい相手先を記載した頁を開いて通帳処理装置１２
の挿入口１２ａまたは１２ｂに挿入すると、通帳処理装
置１２は記憶部５および頁識別情報２を読取って画情報
を中央処理装置２０に送る。

中央処理装置２０では記憶部５の情報より依頼人情報と
頁識別情報２に基づき振込先情報を抽出して窓口装置６
に送る。すると窓口装置６では顧客またはテラーのディ
スプレイ９または１５に表示を行なう。

同時に操作者が顧客の場合はピンパッド１０を、テラー
の場合はキーボード１４を操作して振込金額を入力する
。次に顧客自身またはテラーが顧客から現金を預って入
出金機１１に振込現金を入金する。

入出金機１１は投入現金の真偽鑑別・計数を行なう。こ
の計数金額は上記入力された振込金額および振込先情報
、依頼人情報と共にディスプレイ９または１５に表示さ
れる。この表示内容が正しい場合にはピンパッド１０ま
たはキーボード１５によって正しい旨の指示を行なう。

窓口主制御部１３は入力された振込金額と入出金機１１
の入金金額が合っているかもしくは上記入金金額の方が
犬であるか判別し、判別結果が正しい場合は取引データ
を中央処理装置２０に送信する。これによって取引が成
立して中央処理装置２０は振込依頼記録通帳１の振込履
歴印字欄に記録する記帳データを窓口主制御部１３に送
信するなお、入金が指定した振込金額よシ少ない場合に
はディスプレイにその旨の表示が行なわれて入出金機１
１に現金を追加する。

上記送信を受けた窓口主制御部１３は通帳処理装置１２
の印字手段をして振込履歴印字欄４に振込年月日、振込
金額等を印字する。

以上の操作が終了して通帳処理装置１２よシ排出された
振込依頼記録通帳１を顧客またはテラーが取出し、同時
に入出金機１１よシ釣銭を受取って全作業は完了する。

以上の第２回目以降の操作は各員の振込人毎に同様の操
作で行なうことができる。

なお、各員の振込人の振込履歴記載欄が一杯になった場
合には他の空買を用いて振込履歴記載欄とすることがで
きる。

なお、上記実施例では記載欄と振込履歴印字欄とを対向
頁に分けて説明したが両欄を１頁内に収納できたらそれ
でも熱論よく、上記技術の説明および特許請求の範囲に
はこの説明を省略したが技術思想の内には含むものとす
る。

また、記憶部が十分な記憶容量を有する場合は、この記
憶部に複数の振込先情報を記憶させ、上述の頁識別情報
２によシその中の特定の１つを指定して振込先情報を得
るようにしてもよい。

さらに、上記において入金は現金で行なう例で説明した
が、依頼人が既に保有している口座からＩＤカードやＣ
Ｄカードを用いて振替えるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明した本発明によると、通帳の各対面頁の一方頁
に振込先の銀行支店名２ロ座番号、住所および氏名、依
頼人の住所および氏名等を記載した記載欄を設けると共
に頁識別情報を付けておき、対面する頁に振込年月日と
振込金額を頑次印字できる振込履歴印字欄を設け、この
ような両欄を各対面頁毎に形成し、さらに表紙または裏
表紙の表面に依頼人情報を記憶する磁気ストライプやＩ
Ｃメモリ等の記憶部を設けて振込依頼記録通帳とし、予
じめ各員とその頁の記載欄の記載事項を対応付けて金融
機関のセンタの中央処理装置または上記記憶部に直接記
憶しておくことによシ、振込みたい記載事項の頁を開い
て自動振込装置または窓口装置の通帳処理装置に挿入す
るだけで振込先や依頼人情報を簡単に入力でき、またそ
の開かれた頁の振込履歴印字欄に振込年月日および振込
金額を印字して顧客に返却するようにしたことにより、
依頼人は定期的に振込む複数の同一振込先に対してその
振込む都城に振込依頼書に所定事項を記載する必要が無
く、シかも各振込履歴印字欄には振込年月日および振込
金額が印字されるためにテラーまたは自動振込装置はそ
の都度振込全受取書の発行を無くすことができると共に
振込回数を重ねると振込順に印字されるために一覧性に
すぐれる利点を有すると共に多数の振込先を１冊で管理
できる利点を有する。

さらに、金融機関は振込全受取書にその都度貼付する印
紙を必要とせず、振込依頼記録通帳を発行するときに印
紙を必要とするだけで以降の振込手続には印紙は不要と
なる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す振込依頼記録通帳の斜
視図、第２図は開いた状態の平面図、第３図は金融機関
の窓口装置のブロック図、第４図は窓口装置の１例を示
す斜視図、第５図は処理動作手順を示すフローチャート
である。 １・・・振込依頼記録通帳　２・・・頁識別情報　３・
・・記載欄　４・・・振込履歴印字欄　５・・・記憶部
　６・・・自動振込装置または窓口装置　７・・・処理
上ンタ９・・・ディスプレイ　１０・・・ビンパッド　
１１・・・入出金機　１２・・・通帳処理装置　１４・
・・キーボード１５・・・ディスプレイ　２０・・・中
央処理装置特許出願人　沖電気工業株式会社 代理人弁理士　金　　倉　　喬　　二 麺　１− 輪２■ 舒口第膳＠糾屑図 ＠　４　ｌ テラーズ１訊を貢（檗イ乍　　　ヱｒ瞠二　　　　　　
　　　ｆｉ−ダし１ｅ介ｉ醋　５　＝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、通帳の各対向頁の一方頁を銀行支店名、口座番号、
   住所、氏名、依頼人の住所および氏名等を記載した記載
   欄とし、対面する頁を振込年月日および振込金額を印字
   する振込履歴印字欄とするとともに上記頁のいずれか一
   方に頁識別情報を設け、かつ表または裏表紙に上記依頼
   人情報を記憶する記憶部を設けたことを特徴とする振込
   依頼記録通帳。 ２、表示手段、読取手段、印字手段、頁識別手段を有す
   る通帳処理手段と取引データ入力手段およびこれ等各手
   段の入出力動作を制御するように接続しかつデータ伝達
   装置を介して中央処理装置に接続する主制御部等から成
   る自動振込装置または窓口装置を備え、この自動振込装
   置または窓口装置の上記通帳処理手段に上記通帳を挿入
   して記憶部の情報と頁識別情報とを読取り、これら読取
   情報に基づいて記載欄の内容を上記表示手段に表示する
   とともに、振込金額を上記読取手段で入力し、振込成立
   後振込履歴印字欄に振込年月日および振込金額等を印字
   することを特徴とする振込取引処理システム。