JPS63309722A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents
過給機付エンジンの制御装置Info
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- JPS63309722A JPS63309722A JP14547387A JP14547387A JPS63309722A JP S63309722 A JPS63309722 A JP S63309722A JP 14547387 A JP14547387 A JP 14547387A JP 14547387 A JP14547387 A JP 14547387A JP S63309722 A JPS63309722 A JP S63309722A
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- 239000004519 grease Substances 0.000 description 6
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は過給機付エンジンの制御装置に関し、特に機械
式過給機を備えたエンジンにおいて、冷間時過給機の潤
滑と暖機とを促進するようにしたものに関する。
式過給機を備えたエンジンにおいて、冷間時過給機の潤
滑と暖機とを促進するようにしたものに関する。
最近では、エンジンの過給機として、エンジンで駆動さ
れる機械式過給機を用いることも多く、この機械式過給
機を用いる場合、過給の必要のない低回転軽負荷運転状
態のときに過給機クラッチを解放し、過給機をバイパス
するバイパス通路のバイパス弁を開いて吸気をバイパス
させるようにするのが一般的である。
れる機械式過給機を用いることも多く、この機械式過給
機を用いる場合、過給の必要のない低回転軽負荷運転状
態のときに過給機クラッチを解放し、過給機をバイパス
するバイパス通路のバイパス弁を開いて吸気をバイパス
させるようにするのが一般的である。
一方、特開昭61−19933号公報には、上記バイパ
ス通路を備えずに、低回転軽負荷運転領域において過給
機クラッチを解放して過給機を遊転させることにより吸
気を供給しつつ、冷間時には過給領域を拡大して暖機を
促進するようにしたものが記載されている。
ス通路を備えずに、低回転軽負荷運転領域において過給
機クラッチを解放して過給機を遊転させることにより吸
気を供給しつつ、冷間時には過給領域を拡大して暖機を
促進するようにしたものが記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点]
上記機械式過給機と、バイパス通路及びハイパス弁とを
備えた従来のエンジンの場合、暖機前の冷間時と暖機後
とに拘らず、所定の低回転軽負荷運転領域では過給機ク
ラッチを解放し、バイパス弁を開いて吸気をバイパスさ
せるようにしである。
備えた従来のエンジンの場合、暖機前の冷間時と暖機後
とに拘らず、所定の低回転軽負荷運転領域では過給機ク
ラッチを解放し、バイパス弁を開いて吸気をバイパスさ
せるようにしである。
このように吸気をバイパスしている間は過給機が停止し
ており、過給機の軸受部には潤滑油やグリースが十分に
行きわたっていない。特に、冷間時とりわけ外気温が低
いときには、潤滑油やグリースの粘度も高くなっている
が、上記のように過給機を停止していた状態から作動さ
せると、潤滑油やグリースの粘性が大きいため、過給機
の抵抗が大きくなって、エンジンの燃費が低下するだけ
でなく、過給機の耐久性が低下するという問題がある。
ており、過給機の軸受部には潤滑油やグリースが十分に
行きわたっていない。特に、冷間時とりわけ外気温が低
いときには、潤滑油やグリースの粘度も高くなっている
が、上記のように過給機を停止していた状態から作動さ
せると、潤滑油やグリースの粘性が大きいため、過給機
の抵抗が大きくなって、エンジンの燃費が低下するだけ
でなく、過給機の耐久性が低下するという問題がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明に係る過給機付エンジンの制御装置は、吸気系に
機械式過給機を備えたエンジンにおいて、エンジンの回
転軸から過給機の駆動軸への動力伝達系に介設されたク
ラッチ手段、」1記過給機をバイパスするバイパス通路
及びこのバイパス通路を開閉するバイパス弁と、エンジ
ンの冷間状態を検知する温度検知手段と、エンジンの運
転状態を検出する運転状態検出手段と、上記温度検知手
段と運転状態検出手段からの出力に基いて冷間時所定の
低回転軽負荷領域において、クラッチ手段を解放すると
ともにバイパス弁を閉弁させる制御手段とを備えたもの
である。
機械式過給機を備えたエンジンにおいて、エンジンの回
転軸から過給機の駆動軸への動力伝達系に介設されたク
ラッチ手段、」1記過給機をバイパスするバイパス通路
及びこのバイパス通路を開閉するバイパス弁と、エンジ
ンの冷間状態を検知する温度検知手段と、エンジンの運
転状態を検出する運転状態検出手段と、上記温度検知手
段と運転状態検出手段からの出力に基いて冷間時所定の
低回転軽負荷領域において、クラッチ手段を解放すると
ともにバイパス弁を閉弁させる制御手段とを備えたもの
である。
本発明に、係る過給機付エンジンの制御装置においては
、冷間時エンジンの運転状態が所定の低回転軽負荷領域
にあるときには、制御手段によりクラッチ手段が解放さ
れるとともに、バイパス弁が閉じられるので、吸気は過
給機を通って流れ、過給機は遊転することになる。
、冷間時エンジンの運転状態が所定の低回転軽負荷領域
にあるときには、制御手段によりクラッチ手段が解放さ
れるとともに、バイパス弁が閉じられるので、吸気は過
給機を通って流れ、過給機は遊転することになる。
従って、過給機の回転により過給機の軸受部に潤滑油や
グリースが行きわたって過給機の潤滑が促進されるとと
もに過給機の暖機も促進されることになる。
グリースが行きわたって過給機の潤滑が促進されるとと
もに過給機の暖機も促進されることになる。
本発明に係る過給機付エンジンの制御装置によれば、以
上説明したように冷間時過給機の軸受部に潤滑油やグリ
ースが十分に行きわたっておらず且つ潤滑油やグリース
の粘度も高いときに、所定の低回転軽負荷領域でクラッ
チ手段を解放し且つバイパス弁を閉じることにより過給
機を遊転させるので、過給機の軸受部の潤滑を促進し過
給機の暖機を促進することができる。
上説明したように冷間時過給機の軸受部に潤滑油やグリ
ースが十分に行きわたっておらず且つ潤滑油やグリース
の粘度も高いときに、所定の低回転軽負荷領域でクラッ
チ手段を解放し且つバイパス弁を閉じることにより過給
機を遊転させるので、過給機の軸受部の潤滑を促進し過
給機の暖機を促進することができる。
更に、過給機の軸受部の潤滑不十分のまま過給機を高速
回転することもなくなるので、過給機の耐久性を向上さ
せることもできる。
回転することもなくなるので、過給機の耐久性を向上さ
せることもできる。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は、自動車用の4気筒立型エンジンの吸気装置の
全体構成を示すもので、エンジン本体のシリンダブロッ
ク1内のシリンダボア1aにはピストン2が装着され、
シリンダヘッド3には吸気ポート4と排気ポート5が形
成され、エアクリーナ6から吸気ボート4へ連なる吸気
通路7には」二流側から順にエアフローメータ8、スロ
ットル弁9、エンジンのクランク軸1bに連結された機
械式過給機10、サージタンク11が設けられている。
全体構成を示すもので、エンジン本体のシリンダブロッ
ク1内のシリンダボア1aにはピストン2が装着され、
シリンダヘッド3には吸気ポート4と排気ポート5が形
成され、エアクリーナ6から吸気ボート4へ連なる吸気
通路7には」二流側から順にエアフローメータ8、スロ
ットル弁9、エンジンのクランク軸1bに連結された機
械式過給機10、サージタンク11が設けられている。
更に、過給機10よりも上流側の吸気通路7とサージタ
ンク11とを接続するバイパス通路12(但し、これは
リリーフ通路としても機能する)が設けられ、このバイ
パス通路12の下流部を開閉するバイパス弁13が設け
られている。
ンク11とを接続するバイパス通路12(但し、これは
リリーフ通路としても機能する)が設けられ、このバイ
パス通路12の下流部を開閉するバイパス弁13が設け
られている。
バイパス弁13は、弁体14と負圧式アクチュエータ1
5と、このアクチュエータ15の負圧導入室15aへバ
イパス通路12から負圧を導入する負圧導入路16と負
圧導入路16に介設された電磁三方弁17及び逆止弁1
8とからなり、電磁三方弁17のソレノイド17aへ通
電しないときには負圧導入路16が閉じられて負圧導入
室15aへ大気圧が導入され、ソレノイド17aへ通電
すると負圧導入路16が連通されて負圧導入室15aへ
吸気負圧が導入されるようになっている。
5と、このアクチュエータ15の負圧導入室15aへバ
イパス通路12から負圧を導入する負圧導入路16と負
圧導入路16に介設された電磁三方弁17及び逆止弁1
8とからなり、電磁三方弁17のソレノイド17aへ通
電しないときには負圧導入路16が閉じられて負圧導入
室15aへ大気圧が導入され、ソレノイド17aへ通電
すると負圧導入路16が連通されて負圧導入室15aへ
吸気負圧が導入されるようになっている。
更に、アイドルスピード制御装置として、スロットル弁
9をバイパスするバイパス通路19及びこのバイパス通
路19の通路面積を調節する電磁制御弁20が設けられ
ている。
9をバイパスするバイパス通路19及びこのバイパス通
路19の通路面積を調節する電磁制御弁20が設けられ
ている。
上記過給機10の駆動軸21ばクランク軸1bのプーリ
にベルトで連動連結され、第2図に示すように、駆動軸
プーリ22は電磁クラッチ23を介して駆動軸21に連
結されている。
にベルトで連動連結され、第2図に示すように、駆動軸
プーリ22は電磁クラッチ23を介して駆動軸21に連
結されている。
電磁クラッチ23は駆動軸21の軸端に固着されたディ
スクプレート23a及びクラッチプレート23bとコイ
ル23cとからなり、コイル23Cへ通電しないときに
は電磁クラッチ23が0FF(解放状態)となり、コイ
ル23cへ通電すると電磁クラッチ23がON(接続状
態)となる。
スクプレート23a及びクラッチプレート23bとコイ
ル23cとからなり、コイル23Cへ通電しないときに
は電磁クラッチ23が0FF(解放状態)となり、コイ
ル23cへ通電すると電磁クラッチ23がON(接続状
態)となる。
上記エンジンを制御するため、マイクロコンピュータを
主体とするコントロールユニット24が設けられ、コン
トロールユニット24へ各種検出信号を入力するため、
クランク軸1bに連係されたエンジン回転数センサ25
と、スロットル弁9の開度を検出するスロットル開度セ
ンサ26と、吸気の温度を検出する吸気温センサ27と
、シリンダブロック1内の冷却水の温度を検出する水温
センサ28などが設けられ、これらセンサ類25〜28
からの検出信号はコントロールユニット24へ入力され
、コントロールユニット24へはイグニションスイッチ
29からの信号も入力されている。
主体とするコントロールユニット24が設けられ、コン
トロールユニット24へ各種検出信号を入力するため、
クランク軸1bに連係されたエンジン回転数センサ25
と、スロットル弁9の開度を検出するスロットル開度セ
ンサ26と、吸気の温度を検出する吸気温センサ27と
、シリンダブロック1内の冷却水の温度を検出する水温
センサ28などが設けられ、これらセンサ類25〜28
からの検出信号はコントロールユニット24へ入力され
、コントロールユニット24へはイグニションスイッチ
29からの信号も入力されている。
第3図に示すように、上記コントロールユニット24は
回転数センサ25からの検出信号を波形整形する波形整
形回路と、センサ26・27・28からの検出信号をA
/D変換するA/D変換器と、これらに接続された入出
力インクフェイスと、入出力インタフェイスにデータバ
ス等を介して接続されたcpu (中央演算装置)、R
OM(リード・オンリ・メモリ)及びRAM (ランダ
ム・アクセス・メモリ)と、電磁三方弁17のソレノイ
ド17aと、電磁制御弁20と、電磁クラッチ23のコ
イル23cとに夫々対応する駆動回路とを備えており、
」−記ROMには後述の吸気制御の制御プログラムやそ
れに関連するメモリマツプなどが予め入力格納されてい
る。
回転数センサ25からの検出信号を波形整形する波形整
形回路と、センサ26・27・28からの検出信号をA
/D変換するA/D変換器と、これらに接続された入出
力インクフェイスと、入出力インタフェイスにデータバ
ス等を介して接続されたcpu (中央演算装置)、R
OM(リード・オンリ・メモリ)及びRAM (ランダ
ム・アクセス・メモリ)と、電磁三方弁17のソレノイ
ド17aと、電磁制御弁20と、電磁クラッチ23のコ
イル23cとに夫々対応する駆動回路とを備えており、
」−記ROMには後述の吸気制御の制御プログラムやそ
れに関連するメモリマツプなどが予め入力格納されてい
る。
次に、上記コントロールユニット24で実行される吸気
制御について説明する。
制御について説明する。
先ず、この吸気制御の概要について説明すると、エンジ
ンのアイドリンク時には電磁制御弁20を介してアイド
ル回転数の制御を行ない、暖機前の冷間時エンジンの運
転状態が低回転軽負荷運転領域にあるときには、第4図
に示すように過給機10の軸受部の潤滑を促進し、過給
機10の暖機を促進するため、バイパス弁13を閉じ、
過給機10の電磁クラッチ23をOF Fにして過給機
23を遊転させるようにし、また暖機後の温間時エンジ
ンの運転状態が所定の低回転軽負荷運転領域にあるとき
には、第5図に示すようにバイパス弁13を開き、過給
機10の電磁クラッチ23をOFFにしてバイパス通路
12から吸気を供給する。
ンのアイドリンク時には電磁制御弁20を介してアイド
ル回転数の制御を行ない、暖機前の冷間時エンジンの運
転状態が低回転軽負荷運転領域にあるときには、第4図
に示すように過給機10の軸受部の潤滑を促進し、過給
機10の暖機を促進するため、バイパス弁13を閉じ、
過給機10の電磁クラッチ23をOF Fにして過給機
23を遊転させるようにし、また暖機後の温間時エンジ
ンの運転状態が所定の低回転軽負荷運転領域にあるとき
には、第5図に示すようにバイパス弁13を開き、過給
機10の電磁クラッチ23をOFFにしてバイパス通路
12から吸気を供給する。
尚、電磁クラッチ23がONの領域のうち軽負荷運転領
域では過給の必要がないので、バイパス弁13を開いて
過給吸気をリリーフ通路12から上流側ヘリリーフさせ
るようになっている。
域では過給の必要がないので、バイパス弁13を開いて
過給吸気をリリーフ通路12から上流側ヘリリーフさせ
るようになっている。
上記のように冷間時電磁クラッチ23とバイパス弁13
とを制御するために、運転領域を第4図のように区画し
た冷間用領域マツプ及び温間特電磁りッチ23とバイパ
ス弁13とを制御するために運転領域を第5図のように
区画した温間用領域マツプが予め設定され、コントロー
ルユニット24のROMにメモリマツプとして予め入力
格納されている。
とを制御するために、運転領域を第4図のように区画し
た冷間用領域マツプ及び温間特電磁りッチ23とバイパ
ス弁13とを制御するために運転領域を第5図のように
区画した温間用領域マツプが予め設定され、コントロー
ルユニット24のROMにメモリマツプとして予め入力
格納されている。
尚、冷間用領域マツプでは温間用領域マツプに比較して
電磁クラッチOF F6U域が高負荷側へ拡大されると
ともに、電磁クラッチOFF領域の大部分においてバイ
パス弁が閉じられるようになっている。
電磁クラッチOF F6U域が高負荷側へ拡大されると
ともに、電磁クラッチOFF領域の大部分においてバイ
パス弁が閉じられるようになっている。
次に、上記コントロールユニット24で実行される吸気
制御のルーチンについて第6図のフローチャートに基い
て説明する。尚、回申81〜S15は各ステップを示す
ものである。
制御のルーチンについて第6図のフローチャートに基い
て説明する。尚、回申81〜S15は各ステップを示す
ものである。
イグニションスイッチ29の投入とともに制御が開始さ
れると、Slにおいて必要な初期化がなされ、次に82
においてエンジン回転数センサ25からのエンジン回転
数(N)と、スロットル開度センサ26からのスロット
ル開度(K)と、水温センサ28からの冷却水温(1゛
)とが読込まれ、次に83においてエンジンが冷間状態
か否かを判定するため冷却水温T≦T、か否かが判定さ
れる。
れると、Slにおいて必要な初期化がなされ、次に82
においてエンジン回転数センサ25からのエンジン回転
数(N)と、スロットル開度センサ26からのスロット
ル開度(K)と、水温センサ28からの冷却水温(1゛
)とが読込まれ、次に83においてエンジンが冷間状態
か否かを判定するため冷却水温T≦T、か否かが判定さ
れる。
上記T0は所定の設定値(例えば、40°C)である。
上記判定の結果、T≦T、のときにはS4へ移行して、
S4においてエンジンの運転状態が冷間用領域マツプの
電磁クラッチOFF領域か否かが判定され、Yesのと
きにはS5へ移行し、NoのときにはS6へ移行する。
S4においてエンジンの運転状態が冷間用領域マツプの
電磁クラッチOFF領域か否かが判定され、Yesのと
きにはS5へ移行し、NoのときにはS6へ移行する。
S5においては、電磁クラッチのコイル23cへの通電
を停止することにより電磁クラッチ23がOFFにされ
、またS6においては、電磁クラッチ23のコイル23
cへ所定の駆動電流を出力することにより電磁クラッチ
23がONに制御され、次にS7においてエンジンの運
転状態が冷間用領域マツプのうちのバイパス弁開領域か
否かが判定され、YesのときにはS8へ移行してバイ
パス弁13が開かれ、またNoのときにはS9へ移行し
てバイパス弁13が閉じられ、S8またはS9からS2
へ戻る。
を停止することにより電磁クラッチ23がOFFにされ
、またS6においては、電磁クラッチ23のコイル23
cへ所定の駆動電流を出力することにより電磁クラッチ
23がONに制御され、次にS7においてエンジンの運
転状態が冷間用領域マツプのうちのバイパス弁開領域か
否かが判定され、YesのときにはS8へ移行してバイ
パス弁13が開かれ、またNoのときにはS9へ移行し
てバイパス弁13が閉じられ、S8またはS9からS2
へ戻る。
一方、S3における判定の結果T≦Toでないとき、つ
まりエンジンが温間状態になっているときには、SIO
へ移行してエンジンの運転状態が温間用領域マツプの電
磁クラッチOFF領域か否かが判定され、Yesのとき
にはSllへ、またNoのときにはS12へ移行し、S
llにおいては電磁クラッチ23のコイル23cへの通
電を停止して電磁クラッチ23がOFFにされ、またS
12においては電磁クラッチ23のコイル23cへ通電
して電磁クラッチ23がONに制御され、その後S13
においてエンジンの運転状態が温間用領域マツプのうち
のバイパス弁開領域か否かが判定され、Yesのときに
はS14においてバイパス弁13が開かれ、またNoの
ときにはS15においてバイパス弁13が閉しられ、S
14またはS15から82へ戻る。
まりエンジンが温間状態になっているときには、SIO
へ移行してエンジンの運転状態が温間用領域マツプの電
磁クラッチOFF領域か否かが判定され、Yesのとき
にはSllへ、またNoのときにはS12へ移行し、S
llにおいては電磁クラッチ23のコイル23cへの通
電を停止して電磁クラッチ23がOFFにされ、またS
12においては電磁クラッチ23のコイル23cへ通電
して電磁クラッチ23がONに制御され、その後S13
においてエンジンの運転状態が温間用領域マツプのうち
のバイパス弁開領域か否かが判定され、Yesのときに
はS14においてバイパス弁13が開かれ、またNoの
ときにはS15においてバイパス弁13が閉しられ、S
14またはS15から82へ戻る。
尚、上記S2〜S15のルーチンは微少時間毎に繰り返
される。
される。
尚、上記フローチャートには記載していないが、冷間時
エンジンの運転状態が冷間用領域マツプの電磁クラッチ
OFF領域のうちのアイドル領域にあるときには過給機
10を遊転させる分だけ吸気抵抗が増えてアイドリング
時のエンジン回転数が低下するのを防くために、電磁制
御弁20を制御することにより所定のアイドル回転数と
なるような制御も実行される。
エンジンの運転状態が冷間用領域マツプの電磁クラッチ
OFF領域のうちのアイドル領域にあるときには過給機
10を遊転させる分だけ吸気抵抗が増えてアイドリング
時のエンジン回転数が低下するのを防くために、電磁制
御弁20を制御することにより所定のアイドル回転数と
なるような制御も実行される。
また、本実施例ではエンジンの冷間状態を検知するのに
水温センサ28を設け、冷却水温から判定するようにし
たが、イグニションスイッチ29をONにした時点から
の経過時間を計時していって、その経過時間から冷間状
態を判定するようにしてもよい。
水温センサ28を設け、冷却水温から判定するようにし
たが、イグニションスイッチ29をONにした時点から
の経過時間を計時していって、その経過時間から冷間状
態を判定するようにしてもよい。
更に、本実施例では機械式過給機としてヘーン型エアポ
ンプを用いたが、これに限らずルーツブロア型エアポン
プやレシプロ型のエアポンプを用いてもよい。
ンプを用いたが、これに限らずルーツブロア型エアポン
プやレシプロ型のエアポンプを用いてもよい。
以上説明したように、冷間時所定の低回転軽負荷運転状
態のときにバイパス弁13を閉しるとともに電磁クラッ
チ23をOF I?にして過給機10を遊転させること
で吸気を流すようにしたので、過給機10の軸受部の潤
滑が促進され、過給ja10の暖機が促進される。そし
て、過給機10の潤滑不良の状態から過給機10を高速
回転させることもなくなるので、燃費も低減でき過給機
10の耐久性も向上する。
態のときにバイパス弁13を閉しるとともに電磁クラッ
チ23をOF I?にして過給機10を遊転させること
で吸気を流すようにしたので、過給機10の軸受部の潤
滑が促進され、過給ja10の暖機が促進される。そし
て、過給機10の潤滑不良の状態から過給機10を高速
回転させることもなくなるので、燃費も低減でき過給機
10の耐久性も向上する。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は自動車用
の機械式過給機付エンジンの吸気装置の全体構成図、第
2図は過給機の電磁クラッチ周辺部の構造を示す縦断面
図、第3図は制御系のブロック図、第4図は冷間用領域
マツプの説明図、第5図は温間用領域マツプの説明図、
第6図は吸気制御のルーチンを示すフローチャートであ
る。 1b・・クランク軸、 10・・機械式過給機、12
・・バイパス通路、 13・・バイパス弁、21・・駆
動軸、 23・・電磁クラッチ、24・・コントロール
ユニット、 25・・エンジン回転数センサ、 2
6・・スロットル開度センサ、 28・・水温センサ
。
の機械式過給機付エンジンの吸気装置の全体構成図、第
2図は過給機の電磁クラッチ周辺部の構造を示す縦断面
図、第3図は制御系のブロック図、第4図は冷間用領域
マツプの説明図、第5図は温間用領域マツプの説明図、
第6図は吸気制御のルーチンを示すフローチャートであ
る。 1b・・クランク軸、 10・・機械式過給機、12
・・バイパス通路、 13・・バイパス弁、21・・駆
動軸、 23・・電磁クラッチ、24・・コントロール
ユニット、 25・・エンジン回転数センサ、 2
6・・スロットル開度センサ、 28・・水温センサ
。
Claims (1)
- (1)吸気系に機械式過給機を備えたエンジンにおいて
、 エンジンの回転軸から過給機の駆動軸への動力伝達系に
介設されたクラッチ手段と、 上記過給機をバイパスするバイパス通路及びこのバイパ
ス通路を開閉するバイパス弁と、 エンジンの冷間状態を検知する温度検知手段と、エンジ
ンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、 上記温度検知手段と運転状態検出手段からの出力に基い
て冷間時所定の低回転軽負荷領域において、クラッチ手
段を解放するとともにバイパス弁を閉弁させる制御手段
とを備えたことを特徴とする過給機付エンジンの制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14547387A JPS63309722A (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14547387A JPS63309722A (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63309722A true JPS63309722A (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=15386062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14547387A Pending JPS63309722A (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63309722A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015214935A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 日産自動車株式会社 | エンジンの制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114725B2 (ja) * | 1985-05-27 | 1986-04-21 | Hitachi Cable |
-
1987
- 1987-06-10 JP JP14547387A patent/JPS63309722A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114725B2 (ja) * | 1985-05-27 | 1986-04-21 | Hitachi Cable |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015214935A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 日産自動車株式会社 | エンジンの制御装置 |
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