JPS6330949Y2 - - Google Patents

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JPS6330949Y2
JPS6330949Y2 JP1983080858U JP8085883U JPS6330949Y2 JP S6330949 Y2 JPS6330949 Y2 JP S6330949Y2 JP 1983080858 U JP1983080858 U JP 1983080858U JP 8085883 U JP8085883 U JP 8085883U JP S6330949 Y2 JPS6330949 Y2 JP S6330949Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
infrared
plate
reflecting plate
heating device
heated
Prior art date
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JP1983080858U
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JPS59185596U (ja
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、赤外線輻射装置の赤外線輻射面に対
向させて赤外線反射板を設け、前記赤外線輻射面
と反射板との間に被加熱物を位置させるように構
成してある輻射型加熱装置に関する。
従来、例えば特開昭58−16177号公報に示され
るように、赤外線反射板としてセラミツク繊維製
のものを設けて、加熱効率向上を図つていた。
しかし、セラミツク繊維から成る赤外線反射板
の赤外線反射効率は余り高くなく、高度の加熱効
率向上の面から一層の改良が必要であつた。
本考案の目的は、赤外線反射板の改良によつ
て、その赤外線反射効率を極めて高くすると共
に、その高い赤外線反射効率を長期にわたつて確
実に維持できるようにする点にある。
本考案の特徴構成は、赤外線反射板を、反射率
の大きい板体と、その表面に形成されたゲルマニ
ウム層とから成る2重層鏡体に形成したことにあ
り、その作用効果は次の通りである。
つまり、ゲルマニウム層は赤外線や遠赤外線の
透過率が極めて高いために、赤外線輻射装置から
の赤外線を、ゲルマニウム層で吸収されることな
く、反射率の大きいアルミなどの板体で形成した
鏡面で効率良く反射させて、効率良く被加熱物に
再輻射できる。
また、ゲルマニウム層によつて板体の鏡面が高
温で酸化されることを長期にわたつて確実に防止
でき、鏡体構造故の極めて高い赤外線反射効率を
長期にわたつて確実に維持できる。
その結果、赤外線反射板による赤外線反射効率
を極めて高くしかつ長期にわたり確実に高く維持
して、赤外線による加熱を長期にわたり極めて効
率良く実行できる、加熱性能において一段と優れ
た輻射型加熱装置を提供できるようになつた。
次に第1図ないし第4図により実施例を示す。
長手方向上部開口4aと長手方向下部開口4b
とを有するケーシング4の前記上部開口4aに、
赤外線輻射面1aを臨ませる状態で表面燃焼型触
媒燃焼式ガスバーナ1を複数個配設すると共に、
被加熱物3としての布を前記赤外線輻射面1aに
できるだけ近く位置させるように、無端回動式布
搬送装置5を、前記ケーシング4内にそれを長手
方向に貫通する状態に挿設し、かつ、前記布搬送
装置5の上部搬送部5A直下に、つまり、前記被
加熱物3としての布を挾んで前記赤外線輻射装置
1の赤外線輻射面1aに対向する位置に、複数個
の赤外線反射板2…を、その両端縁部において固
設されたフランジ6,6によつてある程度の膨張
およびスライド可能に支承させてある。図中7,
7もまた赤外線反射板であつて、これは前記加熱
装置1の直下両側部に設けられているものであ
る。
前記反射板2,7としては、表面をよく研磨さ
れたアルミ板とかオーステナイト系アルミ合金板
等のように、赤外線反射率の大きな鏡体なら何を
用いてもよいのであるが、本実施例では、その鏡
体の表面が高温状態でも酸化し難いものとするた
めに、次のような構成の2重層鏡体を採用してい
る。即ち、第4図に示すように、よく研磨された
アルミまたはアルミ合金製の板体aの表面に、赤
外線および遠赤外線の透過率が極めて大きいゲル
マニウム層bを真空蒸着により形成したものであ
る。なお、これとは逆に、ゲルマニウム板体の裏
面にアルミを真空蒸着して成る2重層鏡体を用い
てもよい。
また、前記各反射板2…のうち、布搬送方向終
端部に位置するもの2Aは、その先端部2aが第
2図に示す如く下方に屈曲させられており、被加
熱物3である布がたとえ搬送出口部において垂れ
下がつたとしても、反射板2Aの先端縁部に引掛
かることが無いように構成してある。
更にまた、前記各反射板2…は、その温度上昇
による膨張が吸収されるように、第2図に示す如
く、互いに一定間隔l離間する状態で設けられ、
これによつて熱による破損が防止されている。な
お、同じ目的を達成するために、第5図に示すよ
うに、各反射板2…の上下方向位相を交互に変え
ておく手段を採用してもよい。
第6図はまた別の実施例を示し、前記反射板2
を被加熱物3に対して凹状の反射面を有するよう
に構成したものであり、このようにすれば、被加
熱物3が比較的幅狭のものである場合に、その両
側部間隙を通過して来た輻射赤外線(A)をも
被加熱物3に向けて反射させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る輻射型加熱装置の原理
的構成を示す横断面図である。そして、第2図な
いし第6図は、本考案に係る輻射型加熱装置の実
施例を示し、第2図は一部切欠全体概略側面図、
第3図は第2図の−線断面図、第4図の要部
の断面図、第5図は別実施例の要部縦断面図、そ
して第6図は更なる別実施例の要部横断面図であ
る。 1……赤外線輻射装置、1a……赤外線輻射
面、2……赤外線反射板、3……被加熱物、a…
…板体、b……ゲルマニウム層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 赤外線輻射装置1の赤外線輻射面1aに対向
    させて赤外線反射板2を設け、前記赤外線輻射
    面1aと反射板2との間に被加熱物3を位置さ
    せるように構成してある輻射型加熱装置であつ
    て、前記赤外線反射板2を、反射率の大きい板
    体aと、その表面に形成されたゲルマニウム層
    bとから成る2重層鏡体に形成してある輻射型
    加熱装置。 2 前記赤外線反射板2が、アルミまたはアルミ
    合金製の前記板体aの表面にゲルマニウムを蒸
    着したものである実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の輻射型加熱装置。
JP8085883U 1983-05-28 1983-05-28 輻射型加熱装置 Granted JPS59185596U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8085883U JPS59185596U (ja) 1983-05-28 1983-05-28 輻射型加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8085883U JPS59185596U (ja) 1983-05-28 1983-05-28 輻射型加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59185596U JPS59185596U (ja) 1984-12-10
JPS6330949Y2 true JPS6330949Y2 (ja) 1988-08-18

Family

ID=30210835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8085883U Granted JPS59185596U (ja) 1983-05-28 1983-05-28 輻射型加熱装置

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JP (1) JPS59185596U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816177A (ja) * 1981-06-30 1983-01-29 トマス・エム・スミス 加熱方法及び装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816177A (ja) * 1981-06-30 1983-01-29 トマス・エム・スミス 加熱方法及び装置

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Publication number Publication date
JPS59185596U (ja) 1984-12-10

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