JPS63307643A - 内部電極型蛍光表示管 - Google Patents
内部電極型蛍光表示管Info
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- JPS63307643A JPS63307643A JP14462187A JP14462187A JPS63307643A JP S63307643 A JPS63307643 A JP S63307643A JP 14462187 A JP14462187 A JP 14462187A JP 14462187 A JP14462187 A JP 14462187A JP S63307643 A JPS63307643 A JP S63307643A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は蛍光表示管に関し、特に内部電極型蛍光表示管
のグリッドの固定材料の改良に関する。
のグリッドの固定材料の改良に関する。
従来、この種の内部電極型蛍光表示管社第2図にその断
面を示すように、陽極基板21上に絶縁層22と蛍光体
発光層23が順次形成されており、熱隘場であるフィラ
メント24から放出された電子を加速、制御するグリッ
ド電極25が設置されている。グリッド電極25は絶縁
層22に形成されたスルーホール部27で銀粒子と低融
点ガラス粒子から成る銀ペースト26によってグリッド
配線28に接続固定されていた。グリッド配線28はカ
バーガラス29の外部取り出し電極30まで延引され外
部リード31へ接続されている。又、銀ペースト26に
は、さらにグリッドの取付は強度を大きくする目的で7
リツトガラス32が塗布形成されている。グリッド配線
28は厚膜印刷法を用いて銀ペーストで形成する方法、
あるいはアルミニウム薄膜をスパッタリング法、蒸着法
等で形成した後、フォトリソグラフィー法でパターニン
グ形成する方法が用いられる。
面を示すように、陽極基板21上に絶縁層22と蛍光体
発光層23が順次形成されており、熱隘場であるフィラ
メント24から放出された電子を加速、制御するグリッ
ド電極25が設置されている。グリッド電極25は絶縁
層22に形成されたスルーホール部27で銀粒子と低融
点ガラス粒子から成る銀ペースト26によってグリッド
配線28に接続固定されていた。グリッド配線28はカ
バーガラス29の外部取り出し電極30まで延引され外
部リード31へ接続されている。又、銀ペースト26に
は、さらにグリッドの取付は強度を大きくする目的で7
リツトガラス32が塗布形成されている。グリッド配線
28は厚膜印刷法を用いて銀ペーストで形成する方法、
あるいはアルミニウム薄膜をスパッタリング法、蒸着法
等で形成した後、フォトリソグラフィー法でパターニン
グ形成する方法が用いられる。
上述し九従来の内部電極型蛍光表示管では、グリッド電
極とグリッド配線とを接続する目的で銀粒子と低融点ガ
ラス粒子から成る銀ペーストを使用していたが、次のよ
うな欠点があった。まず第1K、銀ペーストは塗布、焼
成後鍋白色を呈し、反射率が高く、動作発光時に視認さ
れてしまい、著しく表示品位を低下させてしまう。第2
に、配線密度を高める目的でグリッド配線にアルミニウ
ム薄膜を用いる場合、陽極基板製造時の焼成工程でアル
ミニウムと銀の固溶現象、いわゆる「アルミニウムくわ
れ」現象が起こり、これが著しい場合はアルミニウム配
線の断線が発生してしまうという欠点がある。
極とグリッド配線とを接続する目的で銀粒子と低融点ガ
ラス粒子から成る銀ペーストを使用していたが、次のよ
うな欠点があった。まず第1K、銀ペーストは塗布、焼
成後鍋白色を呈し、反射率が高く、動作発光時に視認さ
れてしまい、著しく表示品位を低下させてしまう。第2
に、配線密度を高める目的でグリッド配線にアルミニウ
ム薄膜を用いる場合、陽極基板製造時の焼成工程でアル
ミニウムと銀の固溶現象、いわゆる「アルミニウムくわ
れ」現象が起こり、これが著しい場合はアルミニウム配
線の断線が発生してしまうという欠点がある。
本発明は、グリッド電極が陽極基板上に形成されたグリ
ッド配線を介して陽極基板上の取り出し電極に接続され
ている内部電極を蛍光表示管にお−て、銀粒子と黒鉛粒
子と低融点ガラスとの混合物を用いてグリッド電極がグ
リッド配線に接続、固定されていることを特徴とする。
ッド配線を介して陽極基板上の取り出し電極に接続され
ている内部電極を蛍光表示管にお−て、銀粒子と黒鉛粒
子と低融点ガラスとの混合物を用いてグリッド電極がグ
リッド配線に接続、固定されていることを特徴とする。
黒鉛粒子を含有することで次の如き効果が発揮される。
すなわち、第1に混合物ペーストが黒灰色となシ、反射
率が著しく低下し、蛍光体の発光をほとんど乱反射せず
、いわゆるもれ発光が実質上無くなる。又特にグリッド
配線がアルミニウム配線で形成されている場合、銀とア
ルミニウムとの固溶体形成も黒鉛粒子の存在によシ抑制
され、「アルミニウムくわれ」も低減される。更にスル
ーホール部のアルミニウム配線表面は焼成工程時に酸化
し、酸化アルミニウム被膜が形成され易く、従来の銀粒
子と低融点ガラスのみから成る銀ペーストを用いた場合
、この酸化被膜が絶縁膜となシ、グリッド電流が流れな
くなる。通常、グリッド電圧として高電圧を印加すれば
この被膜は絶縁破壊して電気的に導通状態となるが、酸
化の程度が大きく、酸化膜が厚くなるに従い高電圧を印
加せねば絶縁破壊が生じなくなってしまう。特に駆動用
のドライバーICを真空容器内に設置した、いわゆるチ
ップ・イン・グラス型蛍光表示管においては、ドライバ
ーICの耐圧以上のグリッド電圧を印加することが出来
ず、増々アルミニウム酸化被膜の破壊が困難となってい
る。この絶縁酸化膜に対しても本発明は有効に作用する
。すなわち本発明の黒鉛粒子を含むペーストを用いるこ
とKよって焼成工程での黒鉛が酸化アルミニウムを還元
し被膜を薄くする効果を発揮し、絶縁破壊を容易ならし
める。
率が著しく低下し、蛍光体の発光をほとんど乱反射せず
、いわゆるもれ発光が実質上無くなる。又特にグリッド
配線がアルミニウム配線で形成されている場合、銀とア
ルミニウムとの固溶体形成も黒鉛粒子の存在によシ抑制
され、「アルミニウムくわれ」も低減される。更にスル
ーホール部のアルミニウム配線表面は焼成工程時に酸化
し、酸化アルミニウム被膜が形成され易く、従来の銀粒
子と低融点ガラスのみから成る銀ペーストを用いた場合
、この酸化被膜が絶縁膜となシ、グリッド電流が流れな
くなる。通常、グリッド電圧として高電圧を印加すれば
この被膜は絶縁破壊して電気的に導通状態となるが、酸
化の程度が大きく、酸化膜が厚くなるに従い高電圧を印
加せねば絶縁破壊が生じなくなってしまう。特に駆動用
のドライバーICを真空容器内に設置した、いわゆるチ
ップ・イン・グラス型蛍光表示管においては、ドライバ
ーICの耐圧以上のグリッド電圧を印加することが出来
ず、増々アルミニウム酸化被膜の破壊が困難となってい
る。この絶縁酸化膜に対しても本発明は有効に作用する
。すなわち本発明の黒鉛粒子を含むペーストを用いるこ
とKよって焼成工程での黒鉛が酸化アルミニウムを還元
し被膜を薄くする効果を発揮し、絶縁破壊を容易ならし
める。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の断面図である。
陽極基板1上に絶縁層2と蛍光体発光層3が順次積層さ
れて形成されている。熱陰極フィラメント4から放出さ
れた熱電子はグリッド電!5によって加速、制御されて
陽極である蛍光体発光層3に到達する。このグリッド電
極5をスルーホール部6において銀ペーストを厚膜印刷
して形成したグリッド配線7に接続する際に銀粒子と黒
鉛粒子と低融点ガラス粒子とからなる混合ペースト8が
用いられている。又、グリッド電極5はさらにフリット
ガラス9で補強固定されている。グリッド配線7は外部
に延引され、取出し電極10を介して外部リード11に
接続されている。なお、12はカバーガラスである。
れて形成されている。熱陰極フィラメント4から放出さ
れた熱電子はグリッド電!5によって加速、制御されて
陽極である蛍光体発光層3に到達する。このグリッド電
極5をスルーホール部6において銀ペーストを厚膜印刷
して形成したグリッド配線7に接続する際に銀粒子と黒
鉛粒子と低融点ガラス粒子とからなる混合ペースト8が
用いられている。又、グリッド電極5はさらにフリット
ガラス9で補強固定されている。グリッド配線7は外部
に延引され、取出し電極10を介して外部リード11に
接続されている。なお、12はカバーガラスである。
混合ペースト8は、銀粒子、黒鉛粒子、硼珪酸鉛低融点
ガラスを重量比でそれぞれ70%、5%。
ガラスを重量比でそれぞれ70%、5%。
25%含有する混合ペーストにビークル分及び溶剤を加
えて混練したものをディスペンサーから吐出させて塗布
したものである。
えて混練したものをディスペンサーから吐出させて塗布
したものである。
従来の黒鉛粒子を含有しない銀ペーストの場合反射率が
酸化亜鉛白色対比で85%であったものが、この実施例
では10%以下の値となり、表示品位が大幅に向上した
。
酸化亜鉛白色対比で85%であったものが、この実施例
では10%以下の値となり、表示品位が大幅に向上した
。
次に第2の実施例として第1の実施例と同一構造を持ち
、グリッド配線7がアルミニウム薄膜で形成された内部
電極型蛍光表示管の例を説明する。
、グリッド配線7がアルミニウム薄膜で形成された内部
電極型蛍光表示管の例を説明する。
混合ペーストとしては第1の実施例と同一組成のものを
用いた。既に述べたように混合ペーストの反射率の低下
による表示品位の向上に加え、アルミニウム配線表面の
酸化物に対する黒鉛粒子の還元作用の効果が得られ酸化
物の絶縁耐圧の低下が確認された。
用いた。既に述べたように混合ペーストの反射率の低下
による表示品位の向上に加え、アルミニウム配線表面の
酸化物に対する黒鉛粒子の還元作用の効果が得られ酸化
物の絶縁耐圧の低下が確認された。
従来組成、すなわち銀粒子と低融点ガラス粒子のみから
成るペーストを使用した場合上記絶縁破壊電圧は平均2
5V以上あったのに比べ、黒鉛粒子を含む本発明による
混合ペーストを使用すると平均5.5■にまで低下し、
特にアルミニウム薄膜でグリッド配線を形成した場合に
本発明の効果が大きいことが明らかとなった。
成るペーストを使用した場合上記絶縁破壊電圧は平均2
5V以上あったのに比べ、黒鉛粒子を含む本発明による
混合ペーストを使用すると平均5.5■にまで低下し、
特にアルミニウム薄膜でグリッド配線を形成した場合に
本発明の効果が大きいことが明らかとなった。
以上説明したように本発明は、グリッド電極とグリッド
配線を固定及び電気的に接続する際に銀粒子と黒鉛粒子
と低融点ガラス粒子とを含有する混合ペーストを用いる
ことによ)、動作発光時の表示品位を大幅に向上させる
効果がある。さらに1アルミニウム薄膜でグリッド配線
を形成させた場合には、この効果に加え、アルミニウム
薄膜と混合ペーストの界面に生成された散化アルミニウ
ムの絶縁膜の破壊電圧の低下をもたらし、導電性の確保
を容易ならしめる効果を発揮する。
配線を固定及び電気的に接続する際に銀粒子と黒鉛粒子
と低融点ガラス粒子とを含有する混合ペーストを用いる
ことによ)、動作発光時の表示品位を大幅に向上させる
効果がある。さらに1アルミニウム薄膜でグリッド配線
を形成させた場合には、この効果に加え、アルミニウム
薄膜と混合ペーストの界面に生成された散化アルミニウ
ムの絶縁膜の破壊電圧の低下をもたらし、導電性の確保
を容易ならしめる効果を発揮する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す内部電極型蛍光表
示管の断面図、第2図は従来の内部電極型蛍光表示管の
断面図である。 l、21・・・・・・陽極基板、2,22・・・・・・
絶縁層、3.23・・・・・・蛍光体発光層、4,24
・・・・・・フィラメント、5.25・・・・・・グリ
ッド電極、6,27・・・・・・スルーホール部、7.
28・・・・・・グリッド配線、8・・・・・・混合ペ
ースト、9.32・・・・・・フリットガラス、10.
30・・・・・・取出し電極、11,31・・・・・・
外部リード% 12,29・・・・・・カバーガラス、
26・・・・・・銀ペースト。
示管の断面図、第2図は従来の内部電極型蛍光表示管の
断面図である。 l、21・・・・・・陽極基板、2,22・・・・・・
絶縁層、3.23・・・・・・蛍光体発光層、4,24
・・・・・・フィラメント、5.25・・・・・・グリ
ッド電極、6,27・・・・・・スルーホール部、7.
28・・・・・・グリッド配線、8・・・・・・混合ペ
ースト、9.32・・・・・・フリットガラス、10.
30・・・・・・取出し電極、11,31・・・・・・
外部リード% 12,29・・・・・・カバーガラス、
26・・・・・・銀ペースト。
Claims (2)
- (1)グリッド電極が陽極基板上に形成されたグリッド
配線を介して該陽極基板上の取り出し電極に接続されて
いる内部電極型蛍光表示管において、グリッド電極が銀
粒子と黒鉛粒子と低融点ガラスとの混合物によってグリ
ッド配線に固定、接続されていることを特徴とする内部
電極型蛍光表示管。 - (2)グリッド配線がアルミニウム薄膜で形成されてい
る特許請求の範囲第(1)項記載の内部電極型蛍光表示
管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14462187A JPS63307643A (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | 内部電極型蛍光表示管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14462187A JPS63307643A (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | 内部電極型蛍光表示管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63307643A true JPS63307643A (ja) | 1988-12-15 |
Family
ID=15366292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14462187A Pending JPS63307643A (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | 内部電極型蛍光表示管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63307643A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006210264A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Futaba Corp | 蛍光表示管 |
JP2007095409A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Ngk Insulators Ltd | 電子放出素子、及び電子放出素子の製造方法 |
JP2007201331A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 光起電力モジュール |
JP2009087557A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Futaba Corp | 蛍光表示管及び蛍光表示管用導電材ペースト |
JP2009085987A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Futaba Corp | 蛍光表示管 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495264A (ja) * | 1972-05-01 | 1974-01-17 | ||
JPS6210833A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Ise Electronics Corp | 表示装置の製造方法 |
-
1987
- 1987-06-09 JP JP14462187A patent/JPS63307643A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495264A (ja) * | 1972-05-01 | 1974-01-17 | ||
JPS6210833A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Ise Electronics Corp | 表示装置の製造方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006210264A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Futaba Corp | 蛍光表示管 |
JP4687125B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2011-05-25 | 双葉電子工業株式会社 | 蛍光表示管 |
JP2007095409A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Ngk Insulators Ltd | 電子放出素子、及び電子放出素子の製造方法 |
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JP2009087557A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Futaba Corp | 蛍光表示管及び蛍光表示管用導電材ペースト |
JP2009085987A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Futaba Corp | 蛍光表示管 |
US8035290B2 (en) | 2007-09-27 | 2011-10-11 | Futaba Corporation | Fluorescent display device and conductive paste for the fluorescent display device |
TWI417935B (zh) * | 2007-09-27 | 2013-12-01 | Futaba Denshi Kogyo Kk | 螢光顯示器件和用於該螢光顯示器件的導電膏 |
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