JP3519371B2 - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光表示管に関
し、特に陽極電極層に接続されたアルミニウムからなる
導体配線層を有する蛍光表示管に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光表示管は、真空に保持した外囲器内
に蛍光体層を被着形成した陽極電極層と、この陽極電極
層上に張架されたフィラメントと、陽極電極層とフィラ
メントとの間に設けられたグリッド電極(制御電極)と
を有する自発光型のディスプレイである。このように構
成される蛍光表示管は、フィラメントから放射される熱
電子を、グリッド電極により制御し、蛍光体層の表面に
衝突させることによって励起発光を行っている。
【0003】このような蛍光表示管において、陽極電極
層の形成に用いるグラファイトペーストは、焼結性(助
結性)などの点から、グラファイト(カーボン)にフリ
ットガラス又は水ガラスなどを混合して形成されてお
り、陽極電極層上に蛍光体層を塗布形成する場合には、
このグラファイトペーストを印刷塗布し、乾燥してグラ
ファイト塗布層を形成し、このグラファイト塗布層を5
00〜550℃の温度範囲で加熱焼結してグラファイト
層を形成した後、このグラファイト層上に蛍光体ペース
トを印刷塗布し、焼結して蛍光体層を形成していた。
【0004】しかしながら、陽極電極層の形成に用いる
グラファイトペーストに、焼結剤としてフリットガラス
を混合したものでは、フリットガラスにPbOが含まれ
ているため、蛍光体ペーストの印刷塗布後の焼成時に蛍
光体が汚染され、蛍光体層の発光効率を著しく低下させ
るという問題があった。また、グラファイトペースト内
のフリットガラスが焼結する時にガラス化するため、バ
インダーの抜けが難しく、CO2やCH4などの有機性ガ
スを巻き込む傾向にあり、蛍光体層やフィラメントが汚
染され易いという問題があった。
【0005】また、水ガラスを使用するものでは、水ガ
ラス中にNaやKなどのアルカリ金属が含まれているた
め、グラファイト塗布層及び蛍光体塗布層の焼結時に下
地の絶縁層の絶縁劣化や蛍光体塗布層の汚染などの不具
合が生じる恐れがあった。特に、汚染に敏感な蛍光体で
は、蛍光体層の発光効率を著しく低下させるなどの問題
があった。これは、アルカリ金属はイオン化傾向が大で
あり、マイグレーションが発生し易く、かつ反応性が高
いことによる。
【0006】このような問題を解決するため、ガラス成
分を含まないグラファイト層で陽極層を構成した蛍光表
示管が提案されている(日本国特許第2858203
号)。図2は、従来提案されている蛍光表示管の構成を
示す要部断面図である。図2において、ガラス基板1上
に所定のパターンを有する導体配線層2と、この導体配
線層2を覆う絶縁層3とが設けられている。絶縁層3の
所定位置にはスルーホール3aが設けられており、絶縁
層3の表面に設けられた所定パターンの陽極導体層4が
スルーホール3aを通して導体配線層2に導通接続して
いる。陽極導体層4上には蛍光体層5が設けられてお
り、陽極導体層4と蛍光体層5からなる陽極6がパター
ン表示部7を構成している。
【0007】なお、ガラス基板1上に形成されたパター
ン表示部7と対向する上方にはメッシュ状の制御電極8
が配置され、制御電極8の上方には離間してフィラメン
ト9が複数配置されている。フィラメント9上方にはフ
ェースガラス10が配置されており、ガラス基板1とフ
ェースガラス10とが図示しない低融点ガラスにより封
着されて外囲器11を構成している。
【0008】ここで、導体配線層2は、スクリーン印刷
法により塗布された銀ペーストを焼成した導電膜か、又
は真空蒸着法などにより成膜されたアルミニウム(以
後、Alと記す)で構成されている。絶縁層3は、スク
リーン印刷法により塗布された低融点ガラスを主成分と
するガラスペーストを焼成した絶縁膜で構成されてい
る。陽極導体層4は、ガラス成分を含まないグラファイ
ト層で構成されており、蛍光体層5は、例えばZnO:
Zn蛍光体で構成されている。
【0009】このように、前述の蛍光表示管は、ガラス
成分を含まないグラファイト層で陽極電極層を構成した
ことにより、PbOを含んだフリットガラス又はアルカ
リ金属を含む水ガラスを使用しないので、蛍光体層の表
面への汚染が全くなくなり、蛍光体層の発光輝度が向上
し、蛍光表示管の発光特性を大幅に向上させることがで
きるという極めて優れた効果が得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
蛍光表示管は、導体配線層をAlで構成した場合におい
て、低陽極電圧で使用すると稀に一部の表示セグメント
の輝度が低くなるという問題があった。本発明者らは、
この問題を解決すべく調査・検討を行った結果、一部の
導体配線層と陽極導体層の境界面で抵抗が高くなり、こ
の抵抗による電圧降下により実質的な陽極電圧が低下
し、この部分の輝度が低くなることを見いだし、本発明
に至った。本発明の目的は、低陽極電圧での使用におい
ても、均一な発光が安定して得られる蛍光表示管を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、グラファイト層からなる陽極電極層
と、この陽極電極層に接続されたアルミニウムからなる
導体配線層とを有し、陽極電極層上に蛍光体層が設けら
れた蛍光表示管において、陽極電極層と導体配線層の接
続面にフリットガラスを含むグラファイト層若しくはフ
リットガラスを含むアルミニウム層からなるジャンクシ
ョン層を備えたことによって特徴づけられる。この蛍光
表示管における陽極電極層の一構成例は、ガラス成分を
含まないグラファイト層からなることを特徴とする。こ
の蛍光表示管の一構成例は、導体配線層がスルーホール
を有する絶縁層に覆われており、ジャンクション層がス
ルーホール内の導体配線層上に設けられている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図を用いて発明の実施の形
態を説明する。図1は、本発明の蛍光表示管における実
施の形態を示す要部断面図である。図1において、ガラ
ス基板1上に所定のパターンを有する導体配線層2と、
この導体配線層2を覆う絶縁層3とが設けられている。
絶縁層3の所定位置にはスルーホール3aが設けられて
おり、スルーホール3a内の導体配線層2上にジャンク
ション層12が設けられている。絶縁層3の表面には、
所定パターンの陽極導体層4が設けられており、陽極導
体層4はスルーホール3aを通してジャンクション層1
2に接している。陽極導体層4上には蛍光体層5が設け
られており、陽極導体層4と蛍光体層5からなる陽極6
がパターン表示部7を構成している。
【0013】また、ガラス基板1上に形成されたパター
ン表示部7と対向する上方にメッシュ状の制御電極8が
配置され、制御電極8の上方には離間してフィラメント
9が複数配置されている。フィラメント9上方にはフェ
ースガラス10が配置されており、ガラス基板1とフェ
ースガラス10とが図示しない低融点ガラスにより封着
されて外囲器11を構成している。ここで、導体配線層
2はAlで構成されており、絶縁層3は低融点ガラスで
構成されている。ジャンクション層12はフリットガラ
スを含むグラファイト層若しくはフリットガラスを含む
アルミニウム層で構成されており、陽極導体層4はガラ
ス成分を含まないグラファイト層で構成されている。蛍
光体層5は、例えばZnO:Zn蛍光体で構成されてい
る。
【0014】この場合、導体配線層2は真空蒸着法など
によりガラス基板1上に1μm程度の厚さで成膜し、ス
ルーホール3aを有する絶縁層3は導体配線層2が形成
されたガラス基板1上に低融点ガラスを主成分とするガ
ラスペーストをスクリーン印刷法により塗布した後、焼
成して形成する。ジャンクション層12は、スクリーン
印刷法によりスルーホール3a内に10μm程度の厚さ
に塗布したフリットガラスを含むグラファイトペースト
若しくはフリットガラスを含むアルミニウムペーストを
焼成して形成する。
【0015】フリットガラスを含むグラファイトペース
トは、エチルセルロースのようなバインダーとブチルカ
ルビトールのような溶剤との混合物であるビヒクルに導
電材としてのグラファイト粉末と、印刷性を向上させる
ためのフィラー材としてのアルミナ粉末と、フリットガ
ラス粉末とを混合してペースト化したものである。ま
た、フリットガラスを含むアルミニウムペーストは、同
様のビヒクルに導電材としてのアルミニウム粉末と、フ
リットガラス粉末とを混合してペースト化したものであ
る。
【0016】陽極導体層4と蛍光体層5は、密着性を向
上するため陽極導体層4と蛍光体層5の塗布終了後、同
時に焼成して形成する。この場合、陽極導体層4は、例
えば1重量部のグラファイトに対し、約0.2重量部の
エチルセルロースと約2.0重量部のブチルカルビトー
ルを含むグラファイトペーストをスクリーン印刷法によ
りスルーホール3a部分を含む絶縁層3上に所定パター
ンで20μm程度の厚さに塗布する。蛍光体層5は、例
えばZnO:Zn蛍光体をビヒクル(エチルセルロース
とブチルカルビトールアセテートとの混合体)に混合し
てペースト状にした蛍光体ペーストをスクリーン印刷法
により陽極導体層4上に30μm程度の厚さに塗布す
る。
【0017】次に、この蛍光表示管の試作結果について
表1を参照して説明する。ここでは、ジャンクション層
の形成に用いるフリットガラスを含む導電ペーストの種
類を変えて複数のサンプルを試作し、導電ペーストの種
類による全蛍光体層が均一に発光する陽極電圧のばらつ
きを調べた。また、比較としてジャンクション層を持た
ない従来例についても同様に全蛍光体層が均一に発光す
る陽極電圧のばらつきを調べた。この場合、調査はサン
プルごとに陽極電圧を8V〜15V(直流電圧)の範囲
で変えて全蛍光体層が均一に発光する陽極電圧を求める
方法で行った。
【0018】さらに、全蛍光体層が均一に発光する陽極
電圧のばらつきの割合から判定した輝度の不均一が発生
する可能性と、ジャンクション層に用いる材料の影響に
よるAlの反応とから適否を判定した。ここで、全蛍光
体層が均一に発光する陽極電圧のばらつきを求めた結果
は、陽極電圧が8Vの場合でも均一な発光が得られた試
作品の数と、9V〜11Vの範囲で均一な発光が得られ
た試作品の数と、12V〜15Vの範囲で均一な発光が
得られた試作品の数とにまとめて示した。Alの反応
は、ガラス基板1の裏面側から導体配線層2を観察して
判定し、Alとの反応性が高く問題があるものを×、反
応するが実用上問題のないものを△、問題のないものを
○で示した。また、適否の判定は、不適当なものを×、
適用可能なものを○、最も望ましいものを◎で示した。
【0019】
【表1】
【0020】表1において、No.1〜No.4は導体配線層
と陽極導体層の間にジャンクション層を設けた場合を示
し、No.5はジャンクション層を持たない従来の場合を
示す。No.1は、ジャンクション層の形成に銀ペースト
Aを用いたときの結果を示す。No.1では、試作数19
本に対して、陽極電圧8Vで均一な発光が得られた数は
13本であり、残りの6本は9V〜11Vの間で均一な
発光が得られた。また、Alとの反応性は×であり、適
否の判定は×となった。No.2は、ジャンクション層の
形成に銀ペーストBを用いたときの結果を示す。No.2
では、試作数18本に対して、陽極電圧8Vで均一な発
光が得られた数は17本であり、残りの1本は9Vで均
一な発光が得られた。また、Alとの反応性は×であ
り、適否の判定結果は×となった。
【0021】No.3は、ジャンクション層の形成にフリ
ットガラスを含むグラファイトペーストを用いたときの
結果を示す。No.3では、試作した19本すべてで、陽
極電圧8Vで均一な発光が得られた。また、Alとの反
応性は○であり、適否の判定は◎となった。No.4は、
ジャンクション層の形成にフリットガラスを含むアルミ
ニウムペーストを用いたときの結果を示す。No.4で
は、試作した16本すべてで、陽極電圧8Vで均一な発
光が得られた。また、Alとの反応性は△であり、適否
の判定は○となった。
【0022】No.5は、ジャンクション層を持たない従
来例の結果を示す。No.5では、試作数19本に対し
て、陽極電圧8Vで均一な発光が得られた数は3本であ
り、9V〜11Vの間で均一な発光が得られた数が12
本、12V〜15Vの間で均一な発光が得られた数が4
本であった。また、Alとの反応性は○であり、適否の
判定は×となった。以上の結果から、ジャンクション層
の形成には、フリットガラスを含むグラファイトペース
ト若しくはフリットガラスを含むアルミニウムペースト
が適していることが判明した。
【0023】ここで、銀ペーストAの組成は、銀70
%、フリットガラス2%、ビヒクル28%であり、銀ペ
ーストBの組成は、銀70%、フリットガラス5%、ビ
ヒクル25%である。また、フリットガラスを含むグラ
ファイトペーストの組成は、カーボン15%、フリット
ガラス20%、アルミナ10%、ビヒクル55%であ
り、フリットガラスを含むアルミニウムペーストの組成
は、アルミニウム40%、フリットガラス10%、ビヒ
クル50%である。なお、各組成の比率はいずれも質量
比である。
【0024】次に、フリットガラスを含むグラファイト
層からなるジャンクション層若しくはフリットガラスを
含むアルミニウム層からなるジャンクション層を導体配
線層と陽極導体層の間に設けることにより、導体配線層
と陽極導体層の境界面における抵抗のばらつきを抑止で
きる理由を説明する。フリットガラスを含むグラファイ
トペースト若しくはフリットガラスを含むアルミニウム
ペーストでジャンクション層を形成すると、フリットガ
ラスが導体配線層のAl表面の酸化層と反応し、導体配
線層内部のAl部分にまでグラファイト粉末若しくはA
l粉末が入り込めるようになる。これにより安定した導
通状態が得られ、抵抗のばらつきを抑止できる。なお、
フリットガラスを含む銀ペーストは、Alとの反応性が
高く、導体配線層の断線が生じることがあり、ジャンク
ション層の材料として適さない。
【0025】この実施の形態によれば、ガラス成分を含
まないグラファイト層からなる陽極導体層と、Alから
なる導体配線層の間にフリットガラスを含むグラファイ
ト層若しくはフリットガラスを含むアルミニウム層を設
けたので、一部の導体配線層と陽極導体層の境界面にお
ける抵抗増加を抑止でき、抵抗のばらつきによる陽極ご
との実質的な印加電圧のばらつきを防ぐことができる。
また、フリットガラスを含むジャンクション層は、絶縁
層のスルーホール内に設けられているため蛍光体層と接
触することがなく、フリットガラスに含まれるPbOで
蛍光体が汚染されることがない。よって、良好な発光特
性を維持したまま、均一な発光が安定して得られる。
【0026】
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蛍光表示
管は、グラファイト層からなる陽極電極層とアルミニウ
ムからなる導体配線層の接続面にフリットガラスを含む
グラファイト層若しくはフリットガラスを含むアルミニ
ウム層からなるジャンクション層を設けたので、接続面
の局所的な抵抗増加が抑止でき、この抵抗増加による陽
極ごとの実質的な印加電圧のばらつきがなくなるため、
低陽極電圧での使用においても均一な発光が安定して得
られる。
【0028】また、導体配線層がスルーホールを有する
絶縁層に覆われており、フリットガラスを含むジャンク
ション層がスルーホール内の導体配線層上に設けられて
いるので、フリットガラスに含まれるPbOや有機性ガ
スの漏出が絶縁層や陽極電極層によって阻止され、蛍光
体やフィラメントが汚染されることがないため、陽極電
極層にガラス成分を含まないグラファイト層を用いたこ
とによる良好なカソード特性や発光特性を維持したまま
均一な発光が安定して得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の蛍光表示管における実施の形態を示
す要部断面図である。
【図2】 従来提案されている蛍光表示管の構成を示す
要部断面図である。
【符号の説明】
1…ガラス基板、2…導体配線層、3…絶縁層、3a…
スルーホール、4…陽極導体層、5…蛍光体層、6…陽
極、7…パターン表示部、8…制御電極、9…フィラメ
ント、10…フェースガラス、11…外囲器、12…ジ
ャンクション層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 裕 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊 勢電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−93035(JP,A) 実開 昭63−58452(JP,U) 実開 平2−71949(JP,U) 特許2858203(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 31/15

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス成分を含まないグラファイト層か
    らなる陽極電極層と、この陽極電極層に接続されたアル
    ミニウムからなる導体配線層とを有し、前記陽極電極層
    上に蛍光体層が設けられた蛍光表示管において、 前記陽極電極層と前記導体配線層の接続面にフリットガ
    ラスを含むグラファイト層からなるジャンクション層を
    備えたことを特徴とする蛍光表示管。
  2. 【請求項2】 ガラス成分を含まないグラファイト層か
    らなる陽極電極層と、この陽極電極層に接続されたアル
    ミニウムからなる導体配線層とを有し、前記陽極電極層
    上に蛍光体層が設けられた蛍光表示管において、 前記陽極電極層と前記導体配線層の接続面にフリットガ
    ラスを含むアルミニウム層からなるジャンクション層を
    備えた ことを特徴とする蛍光表示管。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の蛍光表示管
    において、 前記導電配線層は、スルーホールを有する絶縁層に覆わ
    れており、 前記ジャンクション層は、前記スルーホール内の前記導
    体配線層上に設けられていることを特徴とする蛍光表示
    管。
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