JPS6330645Y2 - - Google Patents

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JPS6330645Y2
JPS6330645Y2 JP1982168453U JP16845382U JPS6330645Y2 JP S6330645 Y2 JPS6330645 Y2 JP S6330645Y2 JP 1982168453 U JP1982168453 U JP 1982168453U JP 16845382 U JP16845382 U JP 16845382U JP S6330645 Y2 JPS6330645 Y2 JP S6330645Y2
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JP
Japan
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cutting blade
press plate
binding
tape
cutting
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JP1982168453U
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English (en)
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JPS5972203U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、結束接着テープ(以下テープとい
う)を用いて野菜類等を結束するための結束機に
おけるプレス板、切刃連動駆動装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、上記の種類の結束機として、例えば特開
昭56−4520号公報に記載されたようなものが知ら
れている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このような従来の結束機において
は、上記のプレス板の上下動の作動と、切刃のそ
れとが、相互に連動することなく、それぞれが独
立的に作動するような構成のものとなつている。
このため、プレス板と切刃との関連において、
切刃が切断作用を行うと同時に、これにタイミン
グを合せてプレス板の加圧力を高めるという、最
適の切断タイミング設定の要求に対しては、これ
に対処できないという問題点があつた。
そこで、この考案は、この点を解消して、プレ
ス板と切刃との両者を、適切なタイミング設定の
もとに作動できる結束機におけるプレス板、切刃
連動駆動装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するための、この考案の構成を
実施例に対応する第1〜3図を用いて説明する
と、結束部2に対して、プレス板24および切刃
25を上下動可能に装着した結束揺動アーム4を
上下揺動可能に構成し、結束接着テープ6aを用
いて野菜類等の被結束物Aを結束する結束機にお
いて、上記揺動アーム4に設けられたガイド軸2
3bに対し、それぞれ所要間隔のもとに、プレス
板24は所定位置から上動可能に、また切刃25
は下動可能に、かつ、常時は戻しバネ26によ
り、それぞれ所定の原位置に復帰可能に配設構成
するとともに、これらのプレス板24と切刃25
とが、これらの中間位置に介在配置された支点を
有する切刃作動バネ27の両端部により相互に連
動可能に連接構成された結束機におけるプレス
板、切刃連動駆動装置である。
(作用) このような手段を採用することにより、プレス
板24が所定の接当位置において、その接当圧力
により上動作用力を受けるとき、この作用力が切
刃作動バネ27を介し、天秤作用的に切刃25に
対して下動作用力を付与し、これにより切断作用
をする。
そして、切刃25が切断作用をなす時は、これ
と同時に、その切断圧力による反作用力が、上記
切刃作動バネ27を介して逆にプレス板24に対
して、これに押圧力を付与するように作用し、切
断タイミングに合せてプレス圧力を高めるように
作用する。
したがつて、プレス板24と切刃25とは、相
互にタイミングよく連動状態のもとに作動するこ
ととなる。
(実施例) 以下この考案の具体的な実施例を図面を参照し
て説明する。
図は野菜類等の電動結束機にこの考案を実施し
た場合を示し、結束機は箱状シヤーシ1の前方上
部に結束部2、後方上部に電動駆動部3が配備さ
れ、この電動駆動部3から結束部2に対して結束
揺動アーム(以下、これを揺動アームという)4
が後述のスイツチ5の押操作により、一往復上下
揺動可能に構成され、この一往復の上下揺動によ
りテープ6aを用いて被結束物Aが環状に結束さ
れるよう構成されている。
また、揺動アーム4は、結束部2近傍に配設さ
れているスイツチ5の押入力操作により電動駆動
部3中のモータ7が回転し、その回転動力が出力
軸8から適宜変速され、概略ハート状カム9に伝
達され、これに従動接当する従動子10の描く円
弧状軌跡によつて揺動支点Pを中心に上下揺動す
る。
一方このモータ7の回転は、一部円弧部11a
を有する作動カム11にも伝達され、この円弧部
11aと接当しつつ回転伝達を一時的に受ける回
転体12と同軸13に取付けられたテープ取付リ
ール14にも伝達される。これにより揺動アーム
4が下方向に揺動を開始し、後述の切刃24によ
るテープ6aの切断を終えるころまでテープ6a
に張力をもたせるようハート状カム9とタイミン
グ調整されているのである。
さらに、揺動アーム4の一往復上下揺動は、こ
の作動カム11の動きを2ケのマイクロスイツチ
15,15の作動子が感知し、その感知信号によ
つてモータ7をコントロールするのである。
結束部2は、シヤーシ1上面に取付けた支持ア
ーム16先端前方に固定したテープ6aの受部1
7に向けて挾持アーム18先端押え部19がバネ
20で常時付勢されていて、両者17と19でテ
ープ6aを結束作業時以外は挾持させている。
また、挾持アーム18には、前記揺動アーム4
の先端下端部に回動自在に軸支されているチヤツ
キングローラ21に接当しバネ20に抗して前方
に揺動するように案内ガイド22が装着されてい
る。
さらにテープ6aの接着面は片面で、かつ、押
え部19側にその接着面がくるように配されてい
る。
ところで、揺動アーム4の先端下端部には、こ
れに固定した側面視コ字形の固定板23にナツト
23aの着脱により抜挿自在に取付けたガイド軸
23bにガイドされるプレス板24と切刃25を
上下動可能に設け、プレス板24が、これと切刃
25間に介装した戻しバネ26抗して、プレス板
24に形成した切欠部24a下端に切刃作動バネ
27が接当するまでの一定量上方へ作動した後、
切刃25を切刃作動バネ27を介して下動させる
とともに、切刃25がガイド軸23bの係止環2
3cに接当する切刃最大下降位置にてプレス板2
4が切刃作動バネ27の弾性作用で押圧力を増大
するよう構成されたプレス板、切刃連動駆動装置
が装着されている。
プレス板24は、垂直押圧板24b上部前面に
コ字形板24cを固定してなるものであり(第4
図c参照)、切刃25は、逆L字形の長短L形板
25a,25bを固定した下部にテープカツター
25cを取付けてなるものである。(第4図イ参
照)。
切刃作動バネ27は、前記固定板23に回動自
在に枢着させ、その一端をプレス板24の所要長
さ上下方向に切欠いた切欠部24に入れ、反対側
他端を切刃25の係止切欠部25dに係止させて
いる。
なお、切刃25は、通常揺動アーム4内にあ
り、しかも前述のようにプレス板24に形成した
切欠部24aによりプレス板24が、一定量上方
へ作動するまで下動してこないことから手等を揺
動アーム4先嘆下端部に触れても、この下端部と
結束部2間に手等をはさんでスイツチ5を誤操作
しても切刃25が下動して怪我等をすることなく
安全性の面からの利点もあるのである。
さらに、切刃25の前方には前述のチヤツキン
グローラ21が軸支され、切刃25、プレス板2
4間にはプツシユピン28が独立的にバネ29に
より上下動可能に装着されている。
ところで、この結束機による結束作業は次のよ
うにしてなされる。
すなわち、テープ取付リール14に、テープ6
aを巻回している環状テープ束6を嵌入し、テー
プ6aの接着面を上側にして上部位置正規姿勢
(第1図鎖線)にある揺動アーム11の上面側の
テープガイド4a,4aを通してチヤツキングロ
ーラ21まで引き出し、結束部2の押え部19側
に強固に接着させ、前方側つまりテープ6aの接
着面側から支持台30まで被結束物Aを押し入
れ、必要量のテープ6aをテープ取付リール14
を回転させて繰り出して被結束物Aを巻くように
接着した状態となし(このときテープ取付リール
15はブレーキ用バネ31による抵抗はあるが、
このブレーキに抗して回転できるようになつてい
る)、スイツチ5を入れると揺動アームが下がつ
てきて、まずチヤツキングローラ21が案内ガイ
ド22に接当し、挾持アーム18を前方に押しや
り、次いで新たに押え部19にテープ6aを接着
させながら上部から下部まで転動するのである
が、このときそれまで押え部19側に接着してい
たテープ6aは上側から離れていき先端部は押え
部19下端突部に接着して残り傾斜状態となる。
そして、上部、下部側のテープ6a,6aの接
着面同志が重なる重合接着位置にて、上部側の張
力を受けているテープ6aの上面に、まずプツシ
ユピン28下端が接当しつつ漸次押し支持アーム
16の空間部で下部側テープ6aと接当接着し、
これにより順次そこから前後方向に上、下部のテ
ープ6a,6aはタルミ部をつくることなく接着
されていき、次にプレス板24が下方向に漸次下
がつてきて支持アーム16先端に押圧しつつ重合
接着保持し、さらに揺動アーム4先端は下方向に
下がることにより、切刃作動バネ27を介して切
刃25が下方向に進出して張力のかかつている上
部側のテープ6aを切断した後、下部側の前述の
ように傾斜状となつているテープ6aを切断ある
いは切断せず(これにより上部、下部側のテープ
6a,6aの長さが異なることになり粘シロ分の
確保ができる)、結束作業を終え、揺動アーム4
は上部位置の正規姿勢に復帰するのである。
以上の構成についての説明からも明らかなよう
に、この実施例によると、プレス板24と切刃2
5とを連動したことから切刃25がテープ6a切
断必要時に下動し、適正な切断タイミングが得ら
れるようになり、また切刃最大下降位置にてプレ
ス板24が切刃作動バネ27の弾性作用を受けて
押圧力を増大させることから、水もれ等によるテ
ープの重合接着ミスを減少させると同時に張力の
かかつているテープ6a保持をより確実にできる
ようになり、切刃25による切断もしやすくな
る。
さらに、プレス板24と切刃25とをセツトに
して接近させ連動させたことから連動駆動装置が
コンパクトになる他、ガイド軸23b、戻しバネ
26等を共用しているので簡素化でき、安価にな
等種々の優れた実用上の諸効果が期待できる。
(考案の効果) この考案によるときは、プレス板24が所定の
接当位置において、その接当圧力により上動作用
力を受けるとき、この作用力が切刃作動バネ27
を介し、天秤作用的に切刃25に対して下動作用
力を付与し、これにより切断作用をなし、これと
同時に、その切断圧力による反作用力が、上記切
刃作動バネ27を介して逆にプレス板24に対し
て、これに押圧力を付与するように作用し、切断
タイミングに合せてプレス圧力を高めるように作
用する。
このため、プレス板と切刃との相互を、それぞ
れが連動状態のもとに、切刃が切断作用を行うと
同時に、これにタイミングを合せてプレス板の加
圧力を高めるという、最適の切断タイミング設定
をなし得る結束機におけるプレス板、切刃連動駆
動装置を提供できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した結束機を示す要部
断面図、正面図、第2図は同平面図、第3図は要
部拡大正面図、第4図イ,ロは切刃、プレス板を
夫々示す斜視図である。 符号、2……結束部、6a……結束接着テー
プ、24……プレス板、25……切刃、26……
戻しバネ、27……切刃作動バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 結束部2に対して、プレス板24および切刃2
    5を上下動可能に装着した結束揺動アーム4を上
    下揺動可能に構成し、結束接着テープ6aを用い
    て野菜類等の被結束物Aを結束する結束機におい
    て、上記揺動アーム4に設けられたガイド軸23
    bに対し、それぞれ所要間隔のもとに、プレス板
    24は所定位置から上動可能に、また切刃25は
    下動可能に、かつ、常時は戻しバネ26により、
    それぞれ所定の原位置に復帰可能に配設構成する
    とともに、これらのプレス板24と切刃25と
    を、これらの中間位置に介在配置された支点を有
    する切刃作動バネ27の両端部により相互に連動
    可能に、連接構成したことを特徴とする結束機に
    おけるプレス板、切刃連動駆動装置。
JP16845382U 1982-11-06 1982-11-06 結束機におけるプレス板、切刃連動駆動装置 Granted JPS5972203U (ja)

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JP16845382U JPS5972203U (ja) 1982-11-06 1982-11-06 結束機におけるプレス板、切刃連動駆動装置

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JP16845382U JPS5972203U (ja) 1982-11-06 1982-11-06 結束機におけるプレス板、切刃連動駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5972203U JPS5972203U (ja) 1984-05-16
JPS6330645Y2 true JPS6330645Y2 (ja) 1988-08-16

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ID=30368263

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JP16845382U Granted JPS5972203U (ja) 1982-11-06 1982-11-06 結束機におけるプレス板、切刃連動駆動装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564520A (en) * 1979-06-09 1981-01-17 Max Co Ltd Taping mechanism for bundling apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564520A (en) * 1979-06-09 1981-01-17 Max Co Ltd Taping mechanism for bundling apparatus

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JPS5972203U (ja) 1984-05-16

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