JPH0431929B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0431929B2 JPH0431929B2 JP59213583A JP21358384A JPH0431929B2 JP H0431929 B2 JPH0431929 B2 JP H0431929B2 JP 59213583 A JP59213583 A JP 59213583A JP 21358384 A JP21358384 A JP 21358384A JP H0431929 B2 JPH0431929 B2 JP H0431929B2
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- JP
- Japan
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- band
- slider
- tension
- shaft
- toggle
- Prior art date
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B13/00—Bundling articles
- B65B13/02—Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
- B65B13/025—Hand-held tools
- B65B13/027—Hand-held tools for applying straps having preformed connecting means, e.g. cable ties
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は結束用バンドを引締め切断する結束方
法およびその結束工具に関する。
法およびその結束工具に関する。
これらの結束方法および結束工具は、電線の結
束に使用するケーブルタイ等のプラスチツク製結
束用バンドの物品結束を確実に行い、余剰のバン
ド自由端を切断除去するのに使用される。
束に使用するケーブルタイ等のプラスチツク製結
束用バンドの物品結束を確実に行い、余剰のバン
ド自由端を切断除去するのに使用される。
[従来の技術]
従来、電線その他の素材の結束用バンドの結束
工具は、例えば、特公昭41−16833号公報、特開
昭49−8397号公報、特開昭57−204810号公報等に
開示される。
工具は、例えば、特公昭41−16833号公報、特開
昭49−8397号公報、特開昭57−204810号公報等に
開示される。
[発明が解決しようとする課題]
これら従来の結束工具は結束用バンドを緊張し
締付けた後、バンド自由端の緊張下またはその弛
緩後に切断する。
締付けた後、バンド自由端の緊張下またはその弛
緩後に切断する。
バンドの自由端の緊張下の切断によれば、バン
ドの切断端部が結束バンドの係止頭部内に収容さ
れる。これは切断端部が露出せず外観の見映えが
良好であることの反面、張力の設定に慎重を期さ
ないとバンドの外れるおそれがある。一方、緊張
緩和後の切断によれば切断端部が係止頭部外に残
存するので、外観上の問題は残るが、弛緩効果に
より結束の確実性が期待できる等それぞれ一長一
短があり、使用者は作業状態に合せて緊張下の切
断か、あるいは弛緩後の切断かを選択している。
ドの切断端部が結束バンドの係止頭部内に収容さ
れる。これは切断端部が露出せず外観の見映えが
良好であることの反面、張力の設定に慎重を期さ
ないとバンドの外れるおそれがある。一方、緊張
緩和後の切断によれば切断端部が係止頭部外に残
存するので、外観上の問題は残るが、弛緩効果に
より結束の確実性が期待できる等それぞれ一長一
短があり、使用者は作業状態に合せて緊張下の切
断か、あるいは弛緩後の切断かを選択している。
上記の理由から、結束用バンドの切断端部を係
止頭部内に収容する要望、および切断端部を係止
頭部外に残存させる要望がともに存在するけれど
も、従来技術の工具は上記のように切断端部を係
止頭部内に収容するかまたは係止頭部外に残存さ
せるかの一方の機能を有するにすぎない。
止頭部内に収容する要望、および切断端部を係止
頭部外に残存させる要望がともに存在するけれど
も、従来技術の工具は上記のように切断端部を係
止頭部内に収容するかまたは係止頭部外に残存さ
せるかの一方の機能を有するにすぎない。
本発明は前記した二種類の機能を自由自在に選
択できるようにとの要望を一つの結束方法および
工具で満たすべく、バンド自由端の緊張下の切断
と、緊張緩和下の切断との両機能とを併用する結
束方法およびその工具を提供するものである。
択できるようにとの要望を一つの結束方法および
工具で満たすべく、バンド自由端の緊張下の切断
と、緊張緩和下の切断との両機能とを併用する結
束方法およびその工具を提供するものである。
[課題を解決するための手段]
本発明の結束方法およびその工具は、結束用バ
ンドを挟持して引張る第1の工程と、バンドが設
定張力に達した後に該バンドの余剰部分を切断す
る第2の工程との間に、バンドが設定張力に達し
た時に第2の工程へ移行する工程と、設定張力に
達したバンドの張力が弛緩した後に、第2の工程
へ移行する工程とを切換え可能に配置した結束方
法および結束用バンドの挟持引張機構および切断
機構を有し、バンドが設定張力に達した後に切断
機構が作動する結束工具であつて、バンドが設定
張力に達した時に切断機構を作動させる要素およ
び設定張力に達したバンドの張力が弛緩した後に
切断機構を作動させる要素を具備し、その作動を
切換え可能にしてなる結束工具である。
ンドを挟持して引張る第1の工程と、バンドが設
定張力に達した後に該バンドの余剰部分を切断す
る第2の工程との間に、バンドが設定張力に達し
た時に第2の工程へ移行する工程と、設定張力に
達したバンドの張力が弛緩した後に、第2の工程
へ移行する工程とを切換え可能に配置した結束方
法および結束用バンドの挟持引張機構および切断
機構を有し、バンドが設定張力に達した後に切断
機構が作動する結束工具であつて、バンドが設定
張力に達した時に切断機構を作動させる要素およ
び設定張力に達したバンドの張力が弛緩した後に
切断機構を作動させる要素を具備し、その作動を
切換え可能にしてなる結束工具である。
[作 用]
本発明の結束方法およびその工具によれば、単
に1組の挟持機構および切断機構を有するのみで
単純な切換え操作により、バンド自由端の緊張下
の切断または緊張弛緩下の切断を選択し、所望に
よりバンド切断部を係止頭部内に収容させるかま
たは切断端部を係止頭部外に残存させることがで
きる。
に1組の挟持機構および切断機構を有するのみで
単純な切換え操作により、バンド自由端の緊張下
の切断または緊張弛緩下の切断を選択し、所望に
よりバンド切断部を係止頭部内に収容させるかま
たは切断端部を係止頭部外に残存させることがで
きる。
[実施例]
以下実施例について本発明をより詳細に説明す
る。
る。
一般にピストル型に構成される結束工具は、第
1図にケース前面板1を取外した状態で示され、
ケース後面板2、カツターカバー3、はね出しカ
バー4、軸8に軸支されたハンドル6を有し、上
部に切換操作穴5を有する。
1図にケース前面板1を取外した状態で示され、
ケース後面板2、カツターカバー3、はね出しカ
バー4、軸8に軸支されたハンドル6を有し、上
部に切換操作穴5を有する。
ハンドル6は上部に切断作動端7を有し、圧縮
ばね19によりにより付勢され、またハンドル連
結リンク9が軸支される。
ばね19によりにより付勢され、またハンドル連
結リンク9が軸支される。
挟持引張機構10の一部を構成するスライダー
11には、ストツパー13を挿通した誘導溝12
を有し、ケースに固定されたストツパー13およ
び軸21により制約されて前後に移動可能に支持
される。更に前記スライダー11はばね15で付
勢された爪14を前端部に軸支し、これに挟持部
材16が対設され、後端部はハンドル6、ハンド
ル連結リンク9および駆動部30を介して圧縮ば
ね19により付勢される。
11には、ストツパー13を挿通した誘導溝12
を有し、ケースに固定されたストツパー13およ
び軸21により制約されて前後に移動可能に支持
される。更に前記スライダー11はばね15で付
勢された爪14を前端部に軸支し、これに挟持部
材16が対設され、後端部はハンドル6、ハンド
ル連結リンク9および駆動部30を介して圧縮ば
ね19により付勢される。
切断機構20の一部を構成するカツターアーム
22は軸21に軸支され、前端部にカツター23
を有し、後端部に係止穴26および27を有する
アーム戻し片24およびアーム作動片25を形成
し、アーム戻し片24とアーム作動片25の間に
は、係止穴26の直径程度もしくはそれよりも少
し大きい切込み穴24aが形成される。
22は軸21に軸支され、前端部にカツター23
を有し、後端部に係止穴26および27を有する
アーム戻し片24およびアーム作動片25を形成
し、アーム戻し片24とアーム作動片25の間に
は、係止穴26の直径程度もしくはそれよりも少
し大きい切込み穴24aが形成される。
駆動部30はトグル機構を有し、ケースに固定
された軸33で軸支され、軸32で連結された一
対の支持アーム31(前面の支持アームは第1図
において図示省略)、支持アーム31間に軸32
により軸支された第1トグルリンク34、軸35
で第1トグルリンク34に軸支された第2トグル
リンク36、スライダー連結リンク18、第2ト
グルリンク36、軸40により連結されたトグル
スライダー37、トグルスライダー37の軸41
に回転自在に取り付けられたストツパーローラ4
2、トグルスライダー37の下端円弧面に接触す
る弧状曲面を有しかつ前記軸33を挿通した案内
溝45を有するセクタースライダー44、セクタ
ースライダーの下部に軸47で軸支されたテンシ
ヨンローラ46およびセクタースライダー44を
付勢するばね48が設けられる。前記軸40およ
び41は上部の支持アーム31に設けた案内溝4
3内に移動可能に支持される。
された軸33で軸支され、軸32で連結された一
対の支持アーム31(前面の支持アームは第1図
において図示省略)、支持アーム31間に軸32
により軸支された第1トグルリンク34、軸35
で第1トグルリンク34に軸支された第2トグル
リンク36、スライダー連結リンク18、第2ト
グルリンク36、軸40により連結されたトグル
スライダー37、トグルスライダー37の軸41
に回転自在に取り付けられたストツパーローラ4
2、トグルスライダー37の下端円弧面に接触す
る弧状曲面を有しかつ前記軸33を挿通した案内
溝45を有するセクタースライダー44、セクタ
ースライダーの下部に軸47で軸支されたテンシ
ヨンローラ46およびセクタースライダー44を
付勢するばね48が設けられる。前記軸40およ
び41は上部の支持アーム31に設けた案内溝4
3内に移動可能に支持される。
このように構成した駆動部30は、スライダー
連結リンク18を介してスライダー11を駆動す
る。
連結リンク18を介してスライダー11を駆動す
る。
ハンドル連結リンク9は案内溝9aを設けた部
分9bとこれより短いストツパーローラ42への
接触部9cとを有し、前記案内溝9aには軸41
と同心で下部の支持アーム31に固定した軸63
(第2図)が挿通される。
分9bとこれより短いストツパーローラ42への
接触部9cとを有し、前記案内溝9aには軸41
と同心で下部の支持アーム31に固定した軸63
(第2図)が挿通される。
従つてハンドル6を移動すると、接触部9cが
ストツパーローラー42に接触することにより駆
動部30を作動し、後述する作用により、ストツ
パーローラ42が下方へ移動しても、接触部9c
は軸63により下方への移動が規制されるので、
ストツパーローラー42との接触部9cとの接触
が解除される。
ストツパーローラー42に接触することにより駆
動部30を作動し、後述する作用により、ストツ
パーローラ42が下方へ移動しても、接触部9c
は軸63により下方への移動が規制されるので、
ストツパーローラー42との接触部9cとの接触
が解除される。
テンシヨンローラ46の移動は、軸33に軸支
された規制ガイド53により下方への移動が規制
され、規制ガイド53はテンシヨンナツト54に
支持された圧縮ばね52により付勢され、調整ノ
ブ51の回転によりテンシヨン調整スクリユー5
6を介して規制ガイドの規制圧力が調整される。
された規制ガイド53により下方への移動が規制
され、規制ガイド53はテンシヨンナツト54に
支持された圧縮ばね52により付勢され、調整ノ
ブ51の回転によりテンシヨン調整スクリユー5
6を介して規制ガイドの規制圧力が調整される。
切換装置60は係止突起62を設けた切換レバ
ー61から構成され、切換レバーは下端部におい
て前記軸47に軸支され、切換操作穴5において
切換レバーを操作することにより係止突起62を
カツターアーム22の係止穴26または27に係
止させることができる。
ー61から構成され、切換レバーは下端部におい
て前記軸47に軸支され、切換操作穴5において
切換レバーを操作することにより係止突起62を
カツターアーム22の係止穴26または27に係
止させることができる。
次に、前述のとおり構成した結束工具を使用し
て、第3図ないし第5図に従い、その結束方法に
ついて説明する。
て、第3図ないし第5図に従い、その結束方法に
ついて説明する。
まず、第3図a,bにより、結束バンドを緊張
した状態で切断する場合について述べる。
した状態で切断する場合について述べる。
但し、この場合、切換レバー61は、係止穴2
6に係止されているものとする。
6に係止されているものとする。
結束対象物Wを巻回し係止頭部Hを挿通した
後、結束工具先端から挿通したバンド自由端は、
スライダー11の後方移動の際に爪14と挟持部
材16との間に挟持されて引張られる。
後、結束工具先端から挿通したバンド自由端は、
スライダー11の後方移動の際に爪14と挟持部
材16との間に挟持されて引張られる。
ハンドル6を引けばハンドル連結リンク9の接
触部9cがストツパーローラ42を押圧し、駆動
部30が軸33の回りに回動する。
触部9cがストツパーローラ42を押圧し、駆動
部30が軸33の回りに回動する。
ところで、バンドが設定された張力に達しない
時、すなわち、第1トグルリンク34と第2トグ
ルリンク36の成す角が変化しない時は、軸63
と軸41が同心位置にあり、またセクタースライ
ダー44の上部の円弧の中心は軸33の中心と一
致している。
時、すなわち、第1トグルリンク34と第2トグ
ルリンク36の成す角が変化しない時は、軸63
と軸41が同心位置にあり、またセクタースライ
ダー44の上部の円弧の中心は軸33の中心と一
致している。
更に、ハンドル連結リンク9は、その一端部が
ハンドル6に回動可能に軸支され、その他端部
は、案内溝9aとストツパーローラ42への接触
部9cの協同した働きにより軸63回りに回動可
能に支持されている。
ハンドル6に回動可能に軸支され、その他端部
は、案内溝9aとストツパーローラ42への接触
部9cの協同した働きにより軸63回りに回動可
能に支持されている。
この状態でハンドル6を軸8を中心に反時計方
向へ回動すると、ハンドル連結リンク9の接触部
9cがストツパーローラ42を押すので、トグル
スライダー37を介して駆動部30を時計方向で
回動させる。この時トグルスライダー37の下端
は、セクタースライダー44の円弧上を滑りなが
ら移動することになる。従つて、スライダー連結
リンク18を介してスライダー11は、後方へ引
かれるので、バンドを引締めることになる。
向へ回動すると、ハンドル連結リンク9の接触部
9cがストツパーローラ42を押すので、トグル
スライダー37を介して駆動部30を時計方向で
回動させる。この時トグルスライダー37の下端
は、セクタースライダー44の円弧上を滑りなが
ら移動することになる。従つて、スライダー連結
リンク18を介してスライダー11は、後方へ引
かれるので、バンドを引締めることになる。
次に、バンドが設定された張力に達すると、ス
ライダー11はバンドの張力と均衡を保つので、
スライダー連結リンク18を介して第1トグルリ
ンク34と第2トグルリンク36には伸びる方向
への力が作用する。従つて、トグルスライダー3
7は、ストツパーローラ42を伴つて下方へスラ
イドし、セクタースライダー44も下方へ移動す
るのでテンシヨンローラ46は規制ガイド53を
横方向へ押さえながら下方へ移動する。この時、
セクタースライダー44に連結された切換レバー
61も同時に下方へ移動するので、係止突起62
が係止穴26の位置にある時は、すばやくカツタ
ーアーム22を下げる。かくして、カツター23
は上方へ移動してバンドを切断する。この時、す
なわち、切換レバー61の下降に伴つてカツター
アーム22が下方へ移動している間は、いぜんと
してハンドル9の作用により駆動部30は時計方
向へ回動しているが、第1トグルリンク34と第
2トグルリンク36を連結する軸35はトグル機
構の伸び作用によつて前方へ移動するのでスライ
ダー11はほぼ停止状態になる。従つて、バンド
は必要以上に引張られることがない状態で緊張切
断される。
ライダー11はバンドの張力と均衡を保つので、
スライダー連結リンク18を介して第1トグルリ
ンク34と第2トグルリンク36には伸びる方向
への力が作用する。従つて、トグルスライダー3
7は、ストツパーローラ42を伴つて下方へスラ
イドし、セクタースライダー44も下方へ移動す
るのでテンシヨンローラ46は規制ガイド53を
横方向へ押さえながら下方へ移動する。この時、
セクタースライダー44に連結された切換レバー
61も同時に下方へ移動するので、係止突起62
が係止穴26の位置にある時は、すばやくカツタ
ーアーム22を下げる。かくして、カツター23
は上方へ移動してバンドを切断する。この時、す
なわち、切換レバー61の下降に伴つてカツター
アーム22が下方へ移動している間は、いぜんと
してハンドル9の作用により駆動部30は時計方
向へ回動しているが、第1トグルリンク34と第
2トグルリンク36を連結する軸35はトグル機
構の伸び作用によつて前方へ移動するのでスライ
ダー11はほぼ停止状態になる。従つて、バンド
は必要以上に引張られることがない状態で緊張切
断される。
一方、切換レバー61の係止突起62が係止穴
27の位置にある時は、バンドが設定張力に達し
スライダー11がバンドの張力と均衡を保つと、
前述したようにトグル作用によりセクタースライ
ダー44は下方へ移動して切換レバー61も下降
させるが、この状態ではアーム作動部25に係止
突起62が接触しないのでカツターアーム22は
作動せず、トグル機構のみが伸びるので、トグル
スライダー37の下降に伴つてストツパーローラ
42が下降する。この時ハンドル連結リンク9の
案内溝9aを設けた部分9bは軸63により下方
への移動を妨げられるので、接触部9cは徐々に
ストツパーローラ42と第2トグルリンク36の
間に入り込む形となり、やがて接触部9cはスト
ツパーローラ42から外れハンドル6と駆動部3
0の連動状態が解除される。従つて、駆動部30
がフリーになるのにあいまつてトグル作用により
軸35が前進するのでスライダー11は緊張され
たバンドの反力により確実に前方へ移動しバンド
を弛緩する。この状態から更にハンドル6を引く
と切断作動端7はカツターアーム22を押し下げ
るので、カツター23は上昇してバンドを弛緩後
に切断することになる。
27の位置にある時は、バンドが設定張力に達し
スライダー11がバンドの張力と均衡を保つと、
前述したようにトグル作用によりセクタースライ
ダー44は下方へ移動して切換レバー61も下降
させるが、この状態ではアーム作動部25に係止
突起62が接触しないのでカツターアーム22は
作動せず、トグル機構のみが伸びるので、トグル
スライダー37の下降に伴つてストツパーローラ
42が下降する。この時ハンドル連結リンク9の
案内溝9aを設けた部分9bは軸63により下方
への移動を妨げられるので、接触部9cは徐々に
ストツパーローラ42と第2トグルリンク36の
間に入り込む形となり、やがて接触部9cはスト
ツパーローラ42から外れハンドル6と駆動部3
0の連動状態が解除される。従つて、駆動部30
がフリーになるのにあいまつてトグル作用により
軸35が前進するのでスライダー11は緊張され
たバンドの反力により確実に前方へ移動しバンド
を弛緩する。この状態から更にハンドル6を引く
と切断作動端7はカツターアーム22を押し下げ
るので、カツター23は上昇してバンドを弛緩後
に切断することになる。
従つて、切断された結束バンドは第5図に示す
ように係止頭部H外にカツターカバー3の厚みt
に相応して残存する。
ように係止頭部H外にカツターカバー3の厚みt
に相応して残存する。
切換装置の位置にかかわらず、バンド切断後ハ
ンドルを離せば、ばね48,19,52の作用に
より各機構がもとの位置へ戻ることを知ることが
できる。
ンドルを離せば、ばね48,19,52の作用に
より各機構がもとの位置へ戻ることを知ることが
できる。
[効 果]
以上のとおり、本発明に係る結束方法およびそ
の工具の技術思想に従えば、作業者の判断によ
り、作業対象に対応して、切断端部を係止頭部内
に収容すること、あるいは係止頭部外に残存させ
ることのいずれでも任意に採用できる結束方法で
あり、またその両機能を発揮できる兼用工具であ
る。
の工具の技術思想に従えば、作業者の判断によ
り、作業対象に対応して、切断端部を係止頭部内
に収容すること、あるいは係止頭部外に残存させ
ることのいずれでも任意に採用できる結束方法で
あり、またその両機能を発揮できる兼用工具であ
る。
第1図はケース前面板を除いた結束工具の正面
図、第2図は要部斜視図、第3図、第4図は各切
換位置における作動機構説明図、第5図は結束バ
ンドの切断状況説明図、第6図は要部拡大説明
図、第7図は第6図A−A線に従つて展開した要
部拡大断面説明図である。 10…挟持引張機構、11…スライダー、18
…スライダー連結リンク、20…切断機構、22
…カツターアーム、26,27…係止穴、30…
駆動部、50…張力設定機構、53…規制ガイ
ド、60…切換装置。
図、第2図は要部斜視図、第3図、第4図は各切
換位置における作動機構説明図、第5図は結束バ
ンドの切断状況説明図、第6図は要部拡大説明
図、第7図は第6図A−A線に従つて展開した要
部拡大断面説明図である。 10…挟持引張機構、11…スライダー、18
…スライダー連結リンク、20…切断機構、22
…カツターアーム、26,27…係止穴、30…
駆動部、50…張力設定機構、53…規制ガイ
ド、60…切換装置。
1 束のまわりに紙ストリツプの様な銘帯ストリ
ツプを置いた後、前記ストリツプの両端部を一緒
に接合して前記束をシールすることにより、束に
配列された銀行券のようなシート物体へ自動的に
銘帯を付ける方法にして、複数のシート物体22
を、最初の一つのシート物体27の面を前記スト
リツプ2の中間位置に当てて前記ストリツプ2の
両端部を前記束21位置の両側から延伸させた束
21として組み立て且つ配列する構造体の基底2
6の受容位置へ向けて、所望長さの前記ストリツ
プ2を前進させる段階と、前記の所望長さのスト
リツプ2を供給装置から分離してストリツプ後尾
端部46を形成する段階と、ストリツプが前記受
容位置に置かれる前に、小さい自己接着性ラベル
10を前記ストリツプ2の端部15,46へ、該
端部15,46から張り出すように付ける段階
と、前記の所望長さのストリツプ2を前記受容位
置へ前進させ、供給装置から分離し、ラベル10
をストリツプ2に付ける段階と並行して、前記の
分離されたストリツプ2の前記ラベル10を付け
ツプを置いた後、前記ストリツプの両端部を一緒
に接合して前記束をシールすることにより、束に
配列された銀行券のようなシート物体へ自動的に
銘帯を付ける方法にして、複数のシート物体22
を、最初の一つのシート物体27の面を前記スト
リツプ2の中間位置に当てて前記ストリツプ2の
両端部を前記束21位置の両側から延伸させた束
21として組み立て且つ配列する構造体の基底2
6の受容位置へ向けて、所望長さの前記ストリツ
プ2を前進させる段階と、前記の所望長さのスト
リツプ2を供給装置から分離してストリツプ後尾
端部46を形成する段階と、ストリツプが前記受
容位置に置かれる前に、小さい自己接着性ラベル
10を前記ストリツプ2の端部15,46へ、該
端部15,46から張り出すように付ける段階
と、前記の所望長さのストリツプ2を前記受容位
置へ前進させ、供給装置から分離し、ラベル10
をストリツプ2に付ける段階と並行して、前記の
分離されたストリツプ2の前記ラベル10を付け
Priority Applications (5)
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JP59213583A JPS6193022A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 結束方法およびその工具 |
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JP59213583A JPS6193022A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 結束方法およびその工具 |
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