JPH06345041A - 結束バンド切断器 - Google Patents

結束バンド切断器

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JPH06345041A
JPH06345041A JP16523793A JP16523793A JPH06345041A JP H06345041 A JPH06345041 A JP H06345041A JP 16523793 A JP16523793 A JP 16523793A JP 16523793 A JP16523793 A JP 16523793A JP H06345041 A JPH06345041 A JP H06345041A
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binding band
spring
handle
cutting
main body
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JP16523793A
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Akira Kaneko
朗 金子
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結束バンドに張力を加えながらそれを切断す
る器具について、結束バンドに加える張力を高精度に管
理し、かつきれいな切断面を得る。 【構成】 結束バンドの端部を挾持する挾持手段21を
有する摺動部材20をハンドル11の操作により前後に
移動可能に本体10に組み込み、摺動部材20の後方移
動により引張力を加えるようにし、また結束バンドを切
断する刃31を有する切断部材30を本体10に回動可
能に軸支する。切断部材30の後部をハンドル操作によ
り、押し上げるための作動部材40を摺動部材20に回
動可能に軸支し、また切断部材30の後方の係止端33
に係止可能な係止部61を一端に有し、他端部62に主
ばね50を作用させた連絡部材60を本体10に軸支す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はピストル型を有し、先端
部に挿し込んだ結束バンドの端部を引き金状のハンドル
の操作により張力を加えながら切断する結束バンド切断
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の器具は、例えば配線された複数
の電線を束ねる結束バンドを締め付けかつ切断するため
に使用され、従来のものは特公昭58−55046号に
示されるような構造を備えている。その発明はハンドル
の操作によって、結束バンドを挾持した摺動板を後退さ
せることにより結束バンドの端を引張り、同じくハンド
ル操作によって作動片に回動力を加え、作動片の回動力
が刃杆の尾端に作用しているばねの付勢力を上回ったと
きに刃杆が回動し、その先端のカッターによって前記バ
ンドの端を切断する器具を開示しており、多年好評を得
て来た。
【0003】しかし、その作動状況を詳細に検討する
と、カッターがバンド表面に接し、その後切断を完了す
るまでの過程で刃杆はばねに対抗する運動を継続するこ
とがわかった。つまり刃杆の回動によりその尾端に作用
しているばねの応力が増大し続けるため、切断完了時に
バンドが電線束を締め付ける強度が切断開始時の締め付
け強度を上回る結果となるのである。そのため、 a)電線束などの締め付けに必要な強度に対し、実際に
加えられる締め付け強度が相違するため、予めセットす
る締め付け力の精度が曖昧になる、 b)バンド表面にカッターが接したあともバンドは引っ
張られるため、バンド接断面がちぎられたようになり、
きれいな切断面が保証されない、 c)バンド表面がカッターで削られたり、結束バンドに
予想される強度を上回る引張力が働いた場合、結束バン
ドが薄く変形し、係止部の緩み、外れ、抜け等を生じる
おそれがあり、また、 d)ばねが刃杆の尾端に直接、引っ掛けられているた
め、引っ掛かり部分に摩耗、破断等の問題を起すことが
考えられる、 e)刃杆の尾端に掛けられたばねの伸縮量が大きく、金
属疲労による張力喪失を来す、ことなどが予想されるに
到った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題とするところは結束バンド
に実際に加えられる締め付け力が予め設定した締め付け
力を超えた瞬間に結束バンドを切断する部材がばねの引
張力から開放されるようにすることにより、結束バンド
に加わる締め付け力を高精度に管理し、かつまたきれい
な切断面が得られるようにすることである。
【0005】また本発明はばねの伸縮量、運動量を減少
し、構成部材に生じる摩耗、金属疲労等を著しく軽減
し、器具の耐久性を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、結束バンドの端部を挾持する挾持手段21を
先端部に有し、前記ハンドル11の操作により前後に移
動可能に本体10に組み込まれた摺動部材20と、挾持
手段21が挾持している結束バンドを切断する刃31を
先端部に有し、切断動作のために回動可能に本体10に
軸支された切断部材30と、切断部材30をその軸支点
により後方の下縁32で押し上げるためにハンドル操作
により回動可能に前記摺動部材20に軸支された作動部
材40と、切断部材30の下縁32より後方の係止端3
3に係止可能な係止部61を一端に有し、他端部62に
主ばね50を作用させた状態で切断部材30と主ばね5
0とを連絡するように、本体10に回動可能に軸支され
た連絡部材60及びその係止部61を係止端33との係
止方向へ付勢するために設けられた付勢力の調節が可能
な前記主ばね50とによって、結束バンドの切断器を構
成したものである。
【0007】上記構成中、連絡部材60は切断部材30
とばね50とを連絡する剛性部材であり、作動部材40
から伝えられるハンドル11の操作力がばね50の張力
を越えるまでは切断部材30を拘束するが、前記張力を
越えた瞬間にばね50の作用から切断部材30の拘束を
解除する。
【0008】
【実施例】本発明に係る結束バンド切断器Aは、図7に
示す電線束などの物Cの周囲に巻き付けた結束バンドB
を締め付け、余剰部Dを切除するものである。結束バン
ドBには各種あるが、いずれも一端にバンド挿通口eを
有し、バンドの片面に設けた鋸歯状の歯fとかみ合う噛
み合う弾性片gを挿通口eに臨ませて設けた構造を有す
る点では共通している。本発明に係る結束バンド切断器
Aは水平に伸びた銃身に相当する部分と、その後方下部
に設けた柄に相当する部分とを有する所謂ピストル型で
あり(図8参照)、引き金に相当する部分にこの器具の
操作のためのハンドル11を備えている。
【0009】本体10は器具外形とほぼ相似の外形を備
えており、結束バンドの締め付け力に十分に耐えかつ主
ばね50等各部材を取り付ける基盤の役目を果たす。こ
のため本体10は操作上加わる如何なる作用力に対して
も変形を生じない強度を有する。前記のハンドル11は
その本体10の銃身と柄の間に配置されており、上端部
において本体10の上部に支軸12によって前後揺動可
能に軸支され、本体10の柄の部分に一端が掛けられた
トーションばね13の他の一端によって前方へばね付勢
されている。14はそのばね13のばね受け部を示す。
【0010】トーションばね13は一端13aが本体1
0に形成された掛け部57に掛けられ、他端即ち作用端
13bはハンドル11の後部に掛けられている。そのた
めの前記ばね受け14はハンドル11の後縁を切り起こ
して設けてあり、作用端13bののびている方向とほぼ
平行になっている。さらに、作用端13bとの摺接に耐
える例えばSK鋼のような耐摩耗性素材よりなるばね受
け駒14aをばね受け14に取り付け、ハンドル11の
耐久性を高めるように企図している。また15はハンド
ル11の中間部に取り付けた主軸であり、この主軸15
は後述する摺動部材20及び作動部材40に夫々係合す
る。なお、トーションばね13の付勢力によりハンドル
11が前方へ付勢されているときこの主軸15は本体1
0の下縁に接してハンドル11を停止させ、ハンドル位
置を決めるので(図4参照)組み立てが容易になる。
【0011】前述の摺動部材20は本体上部にほぼ水平
に配置される細長い部材であり、結束バンドBを挾持す
る挾持手段21を先端部に有している。挾持手段21は
結束バンドの挿入口の延長上上部に位置する上板22
と、該上板22の下面との間にてバンドを挾持可能な歯
23を有する挾持部材24及び挾持部材24を挾持方向
へ付勢する挾持ばね25とからなり、部材24は左右方
向の横軸26により先端部に軸支される。摺動部材20
の中間部下には係合片27が突設してあり、その後縁に
前述の主軸15が係合して摺動部材20を前方へ押すよ
うになっている。この前方への押圧により、正規に組ま
れた先板70の前面部72の裏面に挾持部材24の先端
が当たり、歯23と上板22との間にバンド挿通空所を
作る。このような摺動部材20は、本体銃身部下縁に形
成された前後の受け片18、19によって支持され、前
後へ移動可能である。
【0012】挾持手段21に挾持させたバンドBを切断
するための切断部材30が前記摺動部材20と本体10
との間に設けてある。切断部材30は先端部にL字形に
曲げられた部分を有し、その部分に形成された刃31が
挾持部材24と先板70の前面部72との間に位置する
ように本体10に軸支され、その支軸34を中心に回動
することによりバンドBを切断することができる。切断
部材30の他方の端部は該部材30と後述する主ばね5
0とを連絡する連絡部材60の前まで伸びている。な
お、35、36は切断部材30と本体10に夫々形成し
た軸孔であり、前記支軸34を挿通する。
【0013】切断部材30の軸支点より後方の下縁32
を押し上げるために作動部材40が設けてある。この作
動部材40は切断部材30と同様、本体10と摺動部材
20との間にあり、かつその上縁41が切断部材30の
下縁32に接触可能な位置関係を保って、その前上部で
摺動部材20に支軸42により回動可能に軸支されてい
る。また前述のようにハンドル11の主軸15に前縁4
7で接する。43は支軸42を通すために作動部材40
に開口した軸口、44は同じく摺動部材20に開講した
軸口であり、支軸42の頭は本体10に開口された窓4
5内に位置して窓45を閉じるハンドル11の内面によ
り抜け止めがなされる。また46は作動部材40の上縁
41の側方より上方へ突設した小片であり、これも前記
窓45内に位置する。
【0014】前述した連絡部材60が、切断部材30と
主ばね50とを連絡するために本体10に軸支されてい
る。64はその支軸を示す。この連絡部材60はほぼC
字型を有し、その上方に設けられた係止部61が切断部
材30の下縁32より後方の位置に形成された係止端3
3に係止可能であり、下方の他端部62に主ばね50の
上端部が係止される。実施例の係止端33は切断部材3
0の尾端に円弧上39に形成されており、これに係止可
能な係止部61はほぼ直角な鉤形に形成され、その鉤形
の前端に斜め前上方へ伸びる逃げ部63が続いている。
【0015】さらに連絡部材60の他端部62に作用す
る主ばね50の作用力を負担するため、他端部62を支
えるストッパ16が本体10に設けてある。例示のスト
ッパ16は主ばね50を収容する溝を本体柄部に形成す
るため切り起こした部分を利用している。ストッパ16
で他端部62を係止した状態で、上端の係止部61は切
断部材30の係止端33に接触可能ではあるが、切断部
材30を押し下げず、作動部材40及び摺動部材20の
運動を妨げない。なお主ばね50の上端部58は連絡部
材60の支軸64の近くのばね掛け部59に掛止し、主
ばねの伸縮量を最少にしている。
【0016】主ばね50の付勢力は調節可能であり、そ
のため主ばね50の下端部にはねじ杆51がばねの伸縮
方向に取り付けてある。そのねじ杆51は、本体下端に
形成した側方への突出片52に通した上、その下で調節
輪53に螺合されており、主ばね50の張力を強弱変化
させる構成である。54はねじ杆51の取り付け部に設
けた目盛り片、55、56は本体10及びそれに組み込
んだ部材の主として柄とその上部を囲むカバーであり、
調節輪53を外部操作するための窓口57を有する。な
お、右側カバー56は、本体10の右側面に後述する先
板70を取り付けたあと、先板70の右側面に組み合わ
され、支軸34を通しさらにEワッシャなどの止め具3
7で止められる。
【0017】主ばね50による調節でもっとも弱い締め
付け力を選択した場合、結束バンドBには引くか引かぬ
か分からない程度の力しか作用させないように設定する
ことができる。この場合、弱いばね力のためハンドル操
作後各部材が摩擦抵抗などを受けて戻りにくくなる場合
が予測される。このため本発明ではハンドル11に働く
トーションばね13の作用で摺動する摺動部材20の後
部に切り起こし状の突部17を形成し、それを連絡部材
60の後縁65に係止させて原位置への復帰動作を確実
にしている。
【0018】さらに本発明では、結束バンドBを通す通
口71を有する先板70と称する部材を複数用意し、本
体10の先端部に着脱交換可能に設けている。この先板
70は通口71を形成した前面部72と、それと直交
し、本体10の先端部の外側に添設される側面部73と
を有し、側面部73に窓部74を開口したものである。
これを取り付ける本体10の先端部には、側面部73の
板厚にほぼ等しい間隔を本体との間に設けて前方へ向け
て切り起こした爪部75が設けてあり、その爪部75を
先板70の窓部74の前縁に係止させて取り付ける。ま
たその状態で、切断部材30を軸支した支軸34が挿通
される位置の側面部73に軸孔76を形成し、爪部75
と支軸34の2箇所で止める構成である。通口71は図
5に示す用に結束バンドの大きさに応じた開口面積及び
形状を有する。
【0019】先板70を、締め付け切断する製品の仕様
に応じて、別途に仕様変更することで、従来のこの種の
工具に比べ遥かに広範囲の用途が可能になる。
【0020】このように構成された結束バンド切断器A
は、結束バンドBを電線束などの物Cに巻き付けて余剰
部Dとなる端部を挾持手段21に挾持させ(図2)、ハ
ンドル11を引くと摺動部材20が後退するためバンド
端部を引っ張り、物Cを主ばね50に設定された締め付
け力に達するまでの力で締め付けることができる。ハン
ドル11を引く操作で作動部材40が切断部材30の下
縁32を押し上げる力が高まり、切断部材30の係止端
33が連絡部材60の係止部61に作用し、その作用力
が設定された締め付け力を超えた瞬間、係止端33は係
止部61を押し上げ(図3、図4の鎖線参照)、先端の
刃31が結束バンドBを切断する。このとき連絡部材6
0は切断部材30との係止から既に脱しており、前記切
断時主ばね50の引張力は摺動杆20に作用していない
ため過度の締め付け力が結束バンドBに及ぶことがな
い。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、次に掲げる効果を奏する。 バンド締め付け強度が主ばね50により設定された値
を超えた瞬間、連結部材60の動作により、切断部材3
0は主ばね50の作用力から解放されるため、刃31が
バンドの切断を開始したときバンドは引っ張られず、バ
ンドに加える締め付け力の精度を高めることができる。 切断部材30の作動により刃31が結束バンドを切断
するときそのバンドは停止した状態にあるのできれいな
切断が可能になる。 切断箇所が削られず、きれいに切断されるので結束バ
ンドの係止部に緩み、外れ、抜け等の事故が発生するお
それがない。 主ばね50は連絡部材60に常時作用するが、切断部
材30には切断時にのみ瞬間的に作用するだけであるか
ら、接触箇所が摩耗しにくく、部材の耐久性を向上し製
品寿命を改善することができる。 連絡部材60との結合箇所を選定することによりその
伸縮量、運動量は極く小さくでき、従って金属疲労によ
る張力喪失の問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る結束バンド切断器の1実施例を示
す分解斜視図。
【図2】同上の不作動状態の側面図。
【図3】同上の作動状態の側面図。
【図4】同じく要部を拡大して示す側面説明図。
【図5】(a)先板の拡大正面図。 (b)別の先板と交換した状態の拡大正面図。
【図6】ハンドルにトーションばねを掛けた部分を示す
説明図。
【図7】ハンドルを引いた状態の説明図。
【図8】先板取り付け部の分解斜視図。
【図9】結束バンドの一例を示す一部破断側面図。
【図10】使用状態の一例を示す斜視図。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストル型を有し、先端部に挿し込んだ
    結束バンドの端部を引き金状のハンドル11の操作によ
    り張力を加えながら切断する結束バンド切断器であっ
    て、結束バンドの端部を挾持する挾持手段21を先端部
    に有し、前記ハンドル11の操作により前後に移動可能
    に本体10に組み込まれた摺動部材20と、挾持手段2
    1が挾持している結束バンドを切断する刃31を先端部
    に有し、切断動作のために回動可能に本体10に軸支さ
    れた切断部材30と、切断部材30をその軸支点により
    後方の下縁32で押し上げるためにハンドル操作により
    回動可能に前記摺動部材20に軸支された作動部材40
    と、切断部材30の下縁32より後方の係止端33に係
    止可能な係止部61を一端に有し、他端部62に主ばね
    50を作用させた状態で切断部材30と主ばね50とを
    連絡するように本体10に回動可能に軸支された連絡部
    材60及びその係止部61を係止端33との係止方向へ
    付勢するために設けられた付勢力の調節が可能な前記主
    ばね50とを有することを特徴とする結束バンド切断
    器。
  2. 【請求項2】 連絡部材60は、その係止部61が切断
    部材30の係止端33に係止可能な鉤形に形成され、か
    つその鉤形に続いて前上方へ傾斜した逃げ部63を有し
    ており、切断部材30の押し上げ力がばね50によって
    設定された値に達するまでは係止部61に係止し、設定
    値を超えたときは係止部61から離脱するように、切断
    部材30の係止端33を円弧状に形成した請求項第1項
    記載の結束バンド切断器。
  3. 【請求項3】 連絡部材60の主ばね50が作用する他
    端部62を受け支えるストッパ16が本体10に設けて
    あり、切断部材30の係止端33が連絡部材60の係止
    部61に接触、係止するまでは主ばね50の付勢力をス
    トッパ16で負担するように構成された請求項第1項記
    載の結束バンド切断器。
  4. 【請求項4】 連絡部材60は本体10と摺動部材20
    との間に挾まれた位置に配置されており、ハンドル11
    の操作後、摺動部材20がハンドル11に係合して原位
    置へ戻るときに、連絡部材60を原位置へ戻すためにそ
    れと係合する突部17を摺動部材20の内側に設けた請
    求項第1項記載の結束バンド切断器。
  5. 【請求項5】 結束バンドを通す通口71を有する先板
    70が本体10の先端部に着脱可能に取り付けてあり、
    先板70として通口71の大きさを結束バンドの大小に
    応じて変えた交換先板が複数個用意されている請求項第
    1項記載の結束バンド切断器。
  6. 【請求項6】 交換可能な先板70は、通口71を形成
    した前面部72と、それに直交し本体10の先端部の外
    側に添設される側面部73とを有し、側面部73に開口
    された窓部74の前縁を本体先端に切り起こした爪部7
    5に係止させて取り付けるように構成された請求項第5
    項記載の結束バンド切断器。
  7. 【請求項7】 ハンドル11を原位置へ戻すトーション
    ばね13が本体10に設けてあり、該ばね13の一端1
    3aは本体10に突設された掛け部57に掛けられ、該
    ばね13の作用端13bはハンドル11を前方へ押すよ
    うにハンドル11の後部に掛けられており、その作用端
    13bを受けるために作用端13bの方向とほぼ平行な
    ばね受け部14がハンドル11の後縁を切り起こして形
    成されている請求項第1項記載の結束バンド切断器。
  8. 【請求項8】 トーションばね13の作用端13bとば
    ね受け部14との間に、作用端13bとの摺接に耐える
    耐摩耗性を有する素材からなるばね受け駒14aを設け
    た請求項第7項記載の結束バンド切断器。
  9. 【請求項9】 主ばね50はその伸縮量を最小限度にす
    るため、上端部58を連絡部材60の軸支点近くのばね
    掛け部59に掛止した請求項第1項記載の結束バンド切
    断器。
JP16523793A 1993-06-10 1993-06-10 結束バンド切断器 Pending JPH06345041A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6193022A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 株式会社 サト−ゴ−セ− 結束方法およびその工具
JPH024614A (ja) * 1988-06-09 1990-01-09 Akira Kaneko 電線類結束用バンド切断器

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