JPH0585358B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0585358B2
JPH0585358B2 JP58124041A JP12404183A JPH0585358B2 JP H0585358 B2 JPH0585358 B2 JP H0585358B2 JP 58124041 A JP58124041 A JP 58124041A JP 12404183 A JP12404183 A JP 12404183A JP H0585358 B2 JPH0585358 B2 JP H0585358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
wire
housing
actuator
staple
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58124041A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5952697A (ja
Inventor
Petorusu Maria Rokutens Yozefu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPS5952697A publication Critical patent/JPS5952697A/ja
Publication of JPH0585358B2 publication Critical patent/JPH0585358B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42BPERMANENTLY ATTACHING TOGETHER SHEETS, QUIRES OR SIGNATURES OR PERMANENTLY ATTACHING OBJECTS THERETO
    • B42B4/00Permanently attaching together sheets, quires or signatures by discontinuous stitching with filamentary material, e.g. wire

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ステープル脚部の端部を折り曲げて
折締め部を形成するための能動式折締め装置に関
する。
かかる折締め装置を具備して物品すなわちシー
トまたは書類の組(シートセツト)または折丁を
綴じ合わせるのに用いるワイヤ綴じ合せ装置には
種々の形式のものが知られている。即ち、予備成
形したステープルを用いるもの(ステープラと呼
ばれている)、或る長さに予備切断したワイヤを
用いてこれを成形するもの、及び、ステープルに
巻いてある連続したワイヤを小片に切断してこれ
からステープルを形成するもの等がある。上記い
ずれの形式のものにおいても、成形済みステープ
ルまたはステツチ針をシートセツトに差し通して
該ステープルの冠部をシートセツトの一方の面に
押し付け、ステープル脚部の端部をシートセツト
の反対面に対して折り曲げて折締め部を形成す
る。本発明は上記種類の綴じ合せ装置に使用され
る能動式折締め装置に関するものである。即ち、
本発明は、ステープル脚部をシートセツトに対し
て折り曲げるために積極的に駆動される耳を有す
る折締め装置に関するものである。
能動式折締め装置を有する綴じ合せ装置の例と
しては、米国特許第2964749号、第298772号、第
3804317号及び第3986533号並びに欧州特許出願第
0013163号に示されているものがある。上記欧州
特許出願第0013163号に記載されている折締め装
置は耳を有しており、上記耳は、該耳の側縁及び
端縁がそれぞれステープル駆動方向において互い
に接近及び離間するように傾斜させられる面の下
方にある引つ込み位置と、上記側端がほぼ平行と
なり、そして上記端縁が締付け面を越えて若干突
出するが、好ましくはステープル上に僅かに覆い
かぶさるように互いに離間したままでなお小角度
傾斜している位置との間で、回転及び並進の組合
せ運動を介して駆動される。しかし、本発明は、
特に、綴じ合わすべき物品に対する締付け面と、
上記締付け面を含むハウジングに枢着されてお
り、且つステープル脚部に係合してこれを折り曲
げるようにアクチユエータによつて回転させられ
る折締め耳とを有する種類の能動式折締め装置に
関するものである。綴じ合せ装置の折締め装置及
び駆動装置における許容度が装置の寿命中に次第
に増大して変化するために、かかる折締め装置に
おいて、ステープルの突出脚部がシートセツト下
面に対して平らに折り曲がらないという開いた折
締め部が生ずる場合、または、ステープルの冠部
がゆがみ、脚部がシートセツトの下面に沿つて平
滑に曲らないで上向きに歪曲する場合が虞々ある
ということが従来から認められている。かかる問
題は、折締め装置を許容度を小さくして作ること
によつて或る程度まで軽減することができるが、
この許容度も装置の寿命中に変化するので、上記
問題は依然として存在する。
本発明の目的は上記従来の問題を軽減すること
にあり、この目的のために、本発明にかかる折締
め装置は、折締め耳を、該耳の回転運動の終り部
分の最中及び/又はその後にアクチユエータによ
つて締付け面に対して直角に移動させるように枢
着したことを特徴とする。即ち、上記耳は、ステ
ープル脚部を折り曲げるために回転運動するだけ
でなく、更に、ステープル脚部を綴じ合わすべき
物品の下面に対して確実に平らに延ばすために並
進運動する。
好ましい態様においては、締付け耳を、該耳内
の長孔を貫通する心棒上で回転させ、この長孔
を、上記耳の回転運動の終りにおいて物品締付け
面に対してほぼ直角に延びるように配設する。上
記孔は、上記耳の回転運動の前段部分中は、アク
チユエータの移動方向に対してある角度をなして
いるから、上記回転運動が終るかまたは終りに近
づくまでは、上記耳の並進運動は生じない。
好ましい態様においては、本発明折締め装置
は、普通の2脚形ステープルに対して作用するた
めに1対のかかる耳を有す。
本発明の他の態様においては、締付け耳は、折
り締め中は所定位置に固定している軸の周りで回
転可能であつてステープル脚部に係合してこれを
折り曲げるようになつており、該耳の回転運動の
最中及び/又はその終りにおいて、折り締められ
るステープルの冠部へ向かつて移動できるように
取付けられている。
シートセツトを綴じ合わすためのワイヤ綴じ合
せ装置は、ステープルを打込んでシートセツトに
差し通すための打込装置と、ステープル脚部の端
部を折り曲げて折締め部を形成するための2つの
折締め耳を有する上述の如き能動式折締め装置と
を具備しており、上記折締め装置は、綴じ合わす
べきシートセツトを上記打込装置と該折締め装置
の物品締付け面との間に締めつけるように移動可
能である。このような綴じ合せ装置は、電子写真
複写装置に対する仕上げ装置の一部としてシート
綴じ合せ装置/編集装置を組み合わすことがで
き、またこのような仕上げ装置は複写装置の一部
を形成するものであつてもまたは別個の装置の形
式のものであつてもよい。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図に、本発明にかかる綴じ合せ装置100
を具備する仕上げ装置70を示す。この仕上げ装
置は、図において出力給送ロール64及び65を
もつて表わす複写装置の出力部に配置されるよう
になつている。綴じ合せ装置100は、複写装置
とともに用いるのに特に好適するものであるが、
切断した材料シートを排出し、または、シートを
積重ねたスタツクとして該シートを編集するため
の任意の個数の装置とともに用いるのにも同様に
好適する。
仕上げ装置70は、基部または支持面72を有
する編集トレイ71を備えており、該支持面は、
該トレイの下縁及び一つの側面に沿つて延びる整
合フエンス74及び75によつて形成される整合
コーナへ向かつてシート走行方向に下方へ傾斜し
ている。上記支持面の上端部の上には複写装置の
1対の出力給送ロール64及び65が配置されて
いる。給送ロール64及び65から、シートが案
内板78によつてトレイ71へ向かつて導かれ
る。米国特許第3669447号に記載されている櫂形
輪すなわちパドルホイールのようなコーナ整合装
置79が面72の上に配置されており、シートS
を上記整合コーナに押入れ、綴じ合せ装置100
からステツチ針を受取るために位置決めするよう
になつている。整合フエンス74は軸線74a中
心に回転可能であり、従つて、該フエンスを倒し
て、綴じたシートセツトSSを収集トレイ69内
に排出することができる。駆動ローラのような任
意の適当な排出機構を用いてもよい。
綴じ合せ装置100は任意の適当な形式のもの
であつてもよいが、好ましい形式のものが係属中
の欧州特許出願第0013164号に記載且つ図示され
ている。第2図に示すように、綴じ合せ装置10
0は、綴じ合せヘツド101、ワイヤWをヘツド
101へ供給するスプール102(第1図)、及
び本発明にかかる能動式折締め装置201を備え
ている。ヘツド101は、所定長に切断したワイ
ヤを綴じ合せヘツドに提供するためのワイヤ前進
及び切断機構103、このワイヤを支えるための
アンビル104、このワイヤを上記アンビルの周
にでほぼU字形に成形するために打込装置の両側
にそれぞれある2つの部材でなる成形要素10
5、及び成形済みスプールをシートセツトSSに
差し通すための打込装置106を有す。折締め装
置201は、折締め装置ハウジング202を備え
ており、該ハウジングは、シートセツトSSを綴
じ合せヘツド101の下面に対して締め付けるた
めの締付け面203を有しており、且つ、シート
セツトを貫通し、締付け面203のスロツトを通
つて該ハウジング内に差し込まれるステープル脚
部を受入れてこれに対して作用するように配置さ
れた折締め耳204を内蔵している。
第3図は、作動位置にある折締め装置201を
示すものであり、シートセツトSSは、編集トレ
イ71の上方の所定位置に固定されているヘツド
101に対向して位置決めされる。しかし、シー
トセツトの編集中は折締め装置は下降させられ、
締付け面203を仕上げ装置の編集トレイ71の
支持面の下方にあらしめるようになつている。綴
じ合せ作業中は、折締め装置201は上昇させら
れ、シートセツトSSをヘツド101の下面に対
して持ち上げて所定位置に締め付ける。シートセ
ツトの厚さが変化しても、この変化は駆動機構2
1によつて受容される。即ち、この駆動機構は折
締め装置ハウジングを上昇させ、シートセツトを
綴じ合せヘツドの下面に対して持ち上げ、ステツ
チ針を受入れるべき所定位置に締め付ける。この
機構は、圧縮ばね206を介してハウジング20
2を持ち上げる加力用リング205を備えてお
り、該リングはレバー207により或る一定距離
を移動させられる(第2図)。ばね206は、加
力用リング205とハウジング202の肩部20
8との間に配置されている。レバー207は、枢
軸209中心に回転するように配置されており、
カム219によつて作動させられる。折締め装置
ハウジング202は、該ハウジング202と綴じ
合せ装置のフレームとの間に回転可能に連結され
た1対のアーム211によつて支持且つ案内され
る。レバー207は、加力用リング205と枢軸
209との中間にあるカム従動体270を支持し
ており、該従動体は正面カム219によつて制御
される。上記カムの案内路の中心線を鎖線219
aで示す。カム219はカム軸218に取付けら
れている。
機構210は、厚さが変化するシートセツトを
受容することのほかに、シートセツトに加える締
付け圧力をシートセツトの厚さの関数として変化
させる。即ち、シートセツトが薄くなると、これ
に伴つてばね206の圧縮力が小さくなり、印加
される締付け力が小さくなる。折締め耳204
は、シートセツトの厚さとは無関係に、常に同じ
関係でシートセツトに対して作用するよううにハ
ウジング202に取付けられている。折締め耳2
04に対する駆動については後で説明する。
ワイヤ前進及び切断機構103は、シートセツ
トSSの厚さに応じて折締め装置201によつて
位置決めされる可動式ワイヤの前進用と切断用の
ブロツク120及び121並びに阻止部材124
を備えている。ブロツク120及び121はワイ
ヤダイオード122及び123を有しており、該
ダイオードは、ワイヤ前進方向と反対方向におけ
るそれぞれのブロツクの動きに抗してのみワイヤ
を把持する。即ち、上記ダイオードは、上記ブロ
ツクが左へ動くときにワイヤを把持しているが、
各ブロツクがワイヤに沿つて右へ動くことを許
し、この間、他方のブロツクはワイヤを保持して
いる。ワイヤ給送サイクルの開始時には、ブロツ
ク120及び121は第2図に破線で示すように
位置決めされている。ワイヤWを給送するには、
前進用のブロツク120を左へ移動させ、ダイオ
ード122はワイヤを把持しており、このように
して、ワイヤをカツタ125の静止またはサイク
ル開始位置を越えて、一定長(冠部長に折曲げ長
の2倍を加えた長さ)にシートセツトの厚さを加
えた距離だけ前進させ、そして切断用ブロツク1
21をその静止位置からシートセツトの厚さに等
しい距離だけ引つ込ませる。これらの移動、従つ
てまたカツタ125によつて切断するために綴じ
合せヘツド101に提供されるワイヤWの長さ
は、シートセツトの厚さに従つてブロツク120
及び121の移動を制限する阻止部材124によ
つて決定される。ワイヤ前進移動の終りにおいて
最終位置にあるブロツク120及び121を実線
で示してある。上記機構がその開始位置へ戻ると
(これは全綴じ合せ操作サイクルに終りにおいて
行なわれる)、切断ブロツク121はワイヤをこ
れとともに引つ張りながらその静止位置へ戻り
(従つて、ワイヤ端部は常に給送サイクル開始に
おけると同じ位置にある)、前進用ブロツク12
0はワイヤに沿つてその静止位置へ戻る。
前進用ブロツク120及び切断ブロツク121
はいずれもガイドレール(図示せず)上に水平に
滑動するように取付けられている。第2図におい
て、ワイヤ前進方向は右から左へであり、カツタ
125は、切断面を形成する上記切断ブロツクの
左端部に枢着されている。上記カツタは後述する
ように成形要素105上の突起体109によつて
作動させられ、一つの作動サイクルが終ると引張
ばね(図示せず)によつてその不作動位置へ戻さ
れる。ブロツク120及び121はWが通る孔を
有しており、該孔にはワイヤダイオード122及
び123が内設されている。上記ダイオードは上
記孔に沿う空洞部を備えており、該空洞部内には
ばねで軽く荷重をかけられたローラが設けられて
いる。上記孔に対向する上記空洞部の面は、該空
洞部ワイヤ前進方向にテーパ状となるように傾斜
しており、上記ばねは上記ローラを弾発してワイ
ヤと係合させる。第2図に略示するように、阻止
部材124は折締め装置ハウジング202ととも
に垂直に滑動するように取付けられている。阻止
部材124は互いに反対の2つの45゜面を有して
おり、該面は、前進用ブロツク120及び切断ブ
ロツク121上の45゜面138及び139とそれ
ぞれ係合させられる。45゜面を用いることにより、
折締め装置ハウジングと阻止部材124との間の
関係は線型且つ1:1となる。
阻止部材124は第2図に略示するように折締
め装置ハウジング202に直接に連結しあつても
よいが、他の構成であつてもよい。即ち、第4図
に示すように、阻止部材124は、綴じ合せヘツ
ドに参照番号144において枢支されているアー
ム143に支持させる。このアームは、折締め装
置ハウジング案内アーム211の一方のものに取
付けられたアクチユエータ145によつて位置決
めされる。図示のように、上記アクチユエータは
上記機構を正しく設定するために調節可能であ
り、且つ、ブラケツト147ねじ込まれてナツト
148によつて所定位置に係止されるボルト14
6を備えている。折締め装置を引つ込ませても、
上記阻止部材は制限ストツプ149によつて支持
される。
ワイヤ前進用及び切断機構103によつて綴じ
合せヘツド101に対して提供される長さのワイ
ヤは、以下の仕方で切断、成形及び打込まれる。
即ち、第3図に示すように参照字号107におい
て枢支され且つばね108によつてサイクル開始
位置へ弾発されているアンビル104が移動しな
いように保持されている間、打込装置106はワ
イヤへ向かつて下方へ打込まれて該ワイヤを上記
アンビル上の所定位置に締め付ける。次いで、成
形要素105が下方へ移動し始める。上記成形要
素の初期移動により、アクチユエータ109を介
してカツタ125が作動させられて所要長のワイ
ヤを切断し、上記成形要素を更に移動すると、上
記ワイヤはアンビル104の周りにほぼU字形に
成形される。この作業中にワイヤを受入れるため
に、上記成形要素はその内面に沿う案内溝110
を有している。成形動作の終了時には、成形要素
は下方制限位置に到達し、この位置では、成形要
素の下端部は、アンビル104よりも下方にあつ
てシートセツトと隣接する。次に、打込装置10
6が、アンビルを枢軸107のまわりに枢動させ
ながら下方に移動し、成形したステープルを打込
む。第3図に示すように、アンビルは、斜面10
4aを有する。打込動作の間、この斜面104a
は、ステープルの冠部の支持面として作用する。
同様に、成形要素も、打込動作の間、110内に
ステープルの脚部を支持するように作用する。
上述から解るように、上記アンビルは、切断及
び成形段階中は移動しないようになつていなけれ
ばならないが、打込段階中はじやまにならないよ
うに押しのけられることが必要である。これはば
ね108(第3図)を用いることによつて行な
れ、該ばねは、切断及び成形中にアンビルを静止
状態に保持するのに充分な強さのものである。し
かし、このためには、上記打込装置を打込むのに
充分であり且つ上記ばねの抵抗に打ち勝つ力が得
られることが必要である。従つて、切断及び成形
段階中は上記アンビルを所定位置に係止してお
き、成形要素105の行程の終りにおいて該成形
要素によつて係止解除するのが好ましく、このよ
うにすれば、比較的弱いばね108、即ち、アン
ビルをそのサイクル開始位置へ戻らせ、そして打
込段階中は該アンビルにステープル冠部を支持さ
せるのに充分な比較的弱いばねで間に合う。この
動作を行なうため一つの手段を第4図に示す。即
ち、枢軸107を打込装置とアンビルとの間の圧
力的係合線の上方に配置することにより、切断段
階及び成形段階中はアンビルを所定位置に幾何学
的に係止し、アンビル支持領域上のアクチユエー
タ面107と係合する成形要素上の突起体109
によつて上記係止を解除する。
上述したように、この綴じ合せ装置は2工程の
打込動作を有する。即ち、ワイヤ給送後切断及び
成形中にワイヤWをアンビル104に押し付ける
第1工程の動作と、成形終了後、成形済ステープ
ルを打込む第2工程の動作とがある。最初にワイ
ヤをアンビルに対して保持し、次いで打込み動作
を行なうという、枢動に基づくこの作業に適する
機構としては、係属中の欧州特許出願第0013165
号に記載されている一つの連続的入力レバー行程
を与えるものがある。
ステープル脚部の端部は折締め耳204によつ
て折り曲げられ、そしてシートセツトの下面に対
して平らに押し付けられる。折締め装置201及
びその動作については後で更に詳細に説明する。
しかし、この折締め装置の動作においては、シー
トセツトを通過した後のステープル脚部は空気中
を移動し、打込装置移動中はそれ以上の抵抗を受
けないということが解る。これは、打込装置移動
中は折締め耳204をステープル脚部の通路外に
配置することによつて得られるものである。
折締め耳204は、該耳内の長孔212を貫通
する心棒220によつて折締め装置ハウジング2
02に枢着されている。第5図には、折曲げ動作
の開始の前に不作動またはサイクル開始位置にあ
る折締め耳を示してあり、この位置においては上
記耳はステープル脚部の通路から外れている。第
6図には、折曲げ動作の終りにおける上記耳の位
置を示してある。上記耳はアクチユエータ223
によつて上記2つの位置間で駆動される。このア
クチユエータは、折締め装置ハウジング内で垂直
に滑動するように、即ち面203に対して直角に
滑動するように配置されており、これにより、上
記折締め耳を心棒220の周りで第5図に示す位
置から第6図に示す位置へ回転させる。この回転
運動中に、折締め耳の上面204aがステープル
脚部に当たつて該脚部をこすりながらシートセツ
トの下面に対して折り曲げる。第6図に示すよう
に、耳204の運動の終りの部分中に、長孔21
2により、上記耳は面203と直角のアクチユエ
ータ移動方向に並進運動することができ、これに
より、ステープル脚部の端部はシートセツトの下
面に対して平らに確実且つ堅く押しつけられる。
溝(図示せず)が折締め耳の上面204aに設
けられており、ステープル脚部の折り曲げ中に該
脚部を受入れて案内するようになつている。この
溝は、通常の脚部横それを受入れるのに充分な広
さであるべきである。この通常の脚部横それは、
ステープルが異常成形された場合または送りそこ
ないの場合以外に生じるものである。
アクチユエータ223は、アクチユエータロツ
タ213に取付けられていて折締め耳204の下
面204bに係合するヘツド224を有してお
り、上記ロツドはハウジング202の底部を通つ
て外方へ延びており、第4図に示すようなカム2
50の駆動装置によつて作動させられる。第4図
に示すように、折締め装置ロツド即ちアクチユエ
ータロツド213は、加力用リングレバー207
を駆動するカム219と並んでこれと同じ駆動軸
218に取付けられたランプカム250の縁によ
つて駆動される。上記折締め装置ロツドに対する
カム250からの駆動は、折締め装置ハウジング
202から外方へ垂下しているブラケツト253
に枢着されたクランクアーム252の一端部に取
付けられたローラ従動体251によつて行なわれ
る。上記クランクアームの他端部には、折締め装
置ロツド213の下端部に係合するストツプ25
4が取付けられている。図示のように、ストツプ
254は、上記折締め耳の移動量を設定できるよ
うに調節可能となつている。折締め耳204は、
第4図に参照番号255で示すばねにより、該耳
の開放した引つ込み位置へ弾発されている。カム
軸218はヘツド101の駆動と同期して駆動さ
れ、カム250は、成形済ステープルがシートセ
ツトに完全に差し通つた後にのみ折締め装置ロツ
ドを駆動するように配置されている。カム250
で示す如き駆動装置を用いることにより、シート
セツトの厚さが変化しても、駆動装置の動きに対
する折締め耳の動きのタイミングに影響を及ぼす
ことなしに(ただし、カム250に対するカム従
動体251の位置の僅かな変動による微少な影響
はある)この厚さ変化を受容することができる。
第2図には連続した一体の部材として略示して
あるが、第5図及び第6図に示すように、アクチ
ユエータロツド213は相対的移動可能な2つの
部分213a及び213bとなつている。また、
第4図においては一つのばね255として簡単に
示してあるが、2つの圧縮ばね255a及び25
5bが設けられている。ばね255aは、アクチ
ユエータロツドの2つの部分213a及び213
b上にそれぞれあるフランジ256と257との
間に取付けられており、これら2つの部分213
a及び213bを互いに離隔させるように弾発し
ている。ばね255bは、ハウジング202内の
固定フラング258とハウジング256との間に
取付けられており、アクチユエータロツド213
をその引つ込み位置の方へ弾発している。ばね2
55aはばね255bよりも強く、従つて、ロツ
ド213の折曲げ動作中は、ばね255bは、ば
ね255aによつて堅く結合されるアクチユエー
タロツド部分213a及び213bで圧縮され
る。折曲げサイクルの終りにおいては、カム駆動
装置250によるロツド部分213bのそれ以上
の移動はばね255aによつて受容され、これに
よつて折曲げ力が定まる。
折締め耳204の下面は該耳を円滑に回転運動
させるために部分的に湾曲しており、且つ、該耳
の回転運動の終りにおいて及び該耳の並進運動中
にアクチユエータヘツド224と係合させられる
平坦部を有している。耳内の長孔212は、該耳
の回転運動の終りにおいて該耳が並進運動するよ
うに配設且つ寸法付けされている。しかし、心棒
220が孔212に緩く嵌つているので、耳20
4の並進運動は該耳の回転運動の終り部分中に生
ずる。
折締め耳204に設けられているノーズ部22
2が、折曲げ動作の終りにおいてアクチユエータ
223が引つ込んだときに該アクチユエータのヘ
ツドと係合させられ、該折締め耳をその不作動位
置へ戻らせる。いうまでもなく、上記アクチユエ
ータの引つ込みは、カム250がアクチユエータ
ロツド213を解除したときにばね255a及び
255bによつて行なわれる。
第5図及び第6図は本発明にかかる折締め装置
の動作原理を図示するものであるが、実際上は、
上記折締め耳は互いにもつと接近しており(また
はもつと長くなつており)、従つて、第6図に示
す位置においては、上記耳の相隣る端部間の間隔
は狭い。これは、ステープル脚部に対して確実に
且つ堅く作用し、そしてステープル脚部の折曲げ
部分をその全長にわたつて支持するために必要な
ことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる能動式折締め装置を具
備する綴じ合せ装置を有する複写装置に対する仕
上げ装置の略側面図、第2図は第1図の仕上げ装
置に用いるのに好適する綴じ合せ装置の一例の原
理を示すための側面図、第3図は第1図に示す綴
じ合せ装置の種々の部分の関係を示すための部分
斜視図、第4図は折締め装置に対する駆動装置を
示す綴じ合せ装置の側面図、第5図及び第6図は
折曲げ動作の開始及び終りのそれぞれの位置にあ
る折締め耳を示す折締め装置の同様の断面図であ
る。 72…支持面、106…打込装置、145…ア
クチユエータ、201…折締め装置、202…折
締め装置ハウジング、203…締付け面、204
…折締め耳、212…長孔、213…アクチユエ
ータロツド、219…カム、220…心棒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ステープル綴じすべき物品SSのための締付
    け面203を有するハウジング202と、上記締
    付け面上の物品SSを貫通したステープルの脚部
    を折り曲げて折締め部を形成するために回転され
    る一対の能動的な折締め耳204とを有し、上記
    折締め耳204は上記ハウジング202に枢着さ
    れており、且つ上記ステープル脚部と係合してこ
    れを折り曲げるようにアクチユエータ223によ
    つて回転させられるようになつている能動式折締
    め装置201において、各折締め耳204は長孔
    212を有し、該長孔212は折締め耳の回転運
    動の終わりにおいて上記締付け面203に対して
    ほぼ垂直方向に延びるような角度で締付け面と傾
    斜しており、各折締め耳204は、ハウジング2
    02のそれぞれ固定された心棒220に枢着さ
    れ、該心棒220は上記長孔212を通過してお
    り、それにより上記折締め耳は該折締め耳の回転
    運動の終りの部分及び/又は回転運動の終わりに
    おいて上記アクチユエータ223によつて上記締
    付け面に対して垂直に移動され、上記折り曲げら
    れたステープル脚部を物品に平たく押しつけるこ
    とを特徴とする能動式折締め装置。
JP58124041A 1982-07-07 1983-07-07 折締め装置及びこれを具備するワイヤ綴じ合せ装置 Granted JPS5952697A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB19713 1982-07-07
GB8219713 1982-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5952697A JPS5952697A (ja) 1984-03-27
JPH0585358B2 true JPH0585358B2 (ja) 1993-12-07

Family

ID=10531538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58124041A Granted JPS5952697A (ja) 1982-07-07 1983-07-07 折締め装置及びこれを具備するワイヤ綴じ合せ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4546910A (ja)
EP (1) EP0099249B1 (ja)
JP (1) JPS5952697A (ja)
CA (1) CA1208401A (ja)
DE (1) DE3363272D1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628844B2 (ja) * 1986-05-28 1994-04-20 キヤノン株式会社 フイニツシヤ装置におけるステイプル装置
EP0322906B1 (en) * 1987-12-28 1994-08-17 Max Co., Ltd. Electric stapler
DE3903133A1 (de) * 1988-02-04 1989-08-31 Amada Co Werkstueckbearbeitbarkeitsdetektionsverfahren und verfahren zum spanabhebenden bearbeiten eines werkstuecks mit hilfe einer spanabhebenden bearbeitungsmaschine unter anwendung dieses verfahrens
JPH0215378U (ja) * 1988-07-14 1990-01-31
US4898314A (en) * 1988-10-20 1990-02-06 International Business Machines Corporation Method and apparatus for stitcher wire loading
US5004142A (en) * 1989-01-23 1991-04-02 Swingline Inc. Guide anvil including movable clinching wings for stapler
US5133493A (en) * 1990-11-01 1992-07-28 Eastman Kodak Company Stapling system having noise reducing work clamp
US5106066A (en) * 1990-11-01 1992-04-21 Eastman Kodak Company Stapling system feed mechanism
US5586710A (en) * 1992-11-13 1996-12-24 Roll Systems, Inc. Power stapler
DE4303503A1 (de) * 1993-02-06 1994-08-11 Kodak Ag Heftvorrichtung zum Zusammenheften von Blättern
JP2923938B2 (ja) * 1995-02-03 1999-07-26 マックス株式会社 ホッチキスにおける綴り異常検出機構
DE19607296A1 (de) * 1996-02-27 1997-08-28 Kodak Ag Heftvorrichtung zum Zusammenheften von Blättern
US6044872A (en) * 1998-10-09 2000-04-04 Stephens; Donald R. Fence clip installer
US6237828B1 (en) 1998-10-27 2001-05-29 Roll Systems, Inc. Stapler and guide assembly for same
US6547230B2 (en) * 2001-03-20 2003-04-15 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Stapler with variable staple english
GB2376912B (en) * 2001-06-27 2003-04-09 Isaberg Rapid Ab Clinching mechanism for staplers
JP4232371B2 (ja) * 2002-01-11 2009-03-04 マックス株式会社 ステープラー
EP1663582A4 (en) * 2003-09-26 2008-03-26 William G Duff CLIP FORM DEVICE
US10773414B2 (en) * 2016-11-12 2020-09-15 Udaykumar Chhabildas PATEL Servo controlled stitching apparatus and method thereof

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH549443A (de) * 1973-03-26 1974-05-31 Grapha Holding Ag Verfahren und heftapparat zur herstellung von oesenheftklammern im heftapparat einer drahtheftmaschine und zum heften von falzbogen mittels den oesenheftklammern.
JPS5593406A (en) * 1978-12-29 1980-07-15 Xerox Corp Wire winding device

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US603438A (en) * 1898-05-03 The nonnis peters co
DE82392C (ja) *
US670624A (en) * 1900-12-07 1901-03-26 Cottrell C B & Sons Co Paper folding and stapling machine.
US1675779A (en) * 1926-07-17 1928-07-03 Morrison Stitcher Corp Clincher for wire-stapling machines
AT127538B (de) * 1929-11-20 1932-03-25 Otto Luetolf Verfahren und Heftkopf zum Heften von gefalzten Bogen an Bundbänder.
US2964749A (en) * 1955-06-15 1960-12-20 Gen Mills Inc Attaching electrical components
US2902689A (en) * 1957-07-01 1959-09-08 Gen Mills Inc Component attaching machine
US2987729A (en) * 1959-02-10 1961-06-13 Melpar Inc Stapling device
US3669447A (en) * 1970-09-09 1972-06-13 Xerox Corp Sheet propelling apparatus
US3804317A (en) * 1971-11-24 1974-04-16 J Gelzer Wiping anvil assembly for bending component leads
US3986533A (en) * 1975-11-26 1976-10-19 Usm Corporation Mechanism for clinching leads inwardly or outwardly
US4194666A (en) * 1978-06-26 1980-03-25 Xerox Corporation Staple clinching mechanism
JPS5591607A (en) * 1978-12-29 1980-07-11 Xerox Corp Wire binding machine
US4328919A (en) * 1978-12-29 1982-05-11 Xerox Corporation Stitchers
DE2967220D1 (en) * 1978-12-29 1984-10-18 Xerox Corp Wire stitchers and methods of binding sets of sheets
MX149500A (es) * 1978-12-29 1983-11-15 Xerox Corp Mejoras en cosedoras de alambre para encuadernar conjuntos de hojas

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH549443A (de) * 1973-03-26 1974-05-31 Grapha Holding Ag Verfahren und heftapparat zur herstellung von oesenheftklammern im heftapparat einer drahtheftmaschine und zum heften von falzbogen mittels den oesenheftklammern.
JPS5593406A (en) * 1978-12-29 1980-07-15 Xerox Corp Wire winding device

Also Published As

Publication number Publication date
EP0099249B1 (en) 1986-04-30
CA1208401A (en) 1986-07-29
DE3363272D1 (en) 1986-06-05
US4546910A (en) 1985-10-15
EP0099249A1 (en) 1984-01-25
JPS5952697A (ja) 1984-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0585358B2 (ja)
US4378085A (en) Stapler apparatus having a mechanism for bending and cutting staple legs in accordance with the thickness of the work piece
JP3598765B2 (ja) ホッチキスにおけるステープルのクリンチ機構
US5516024A (en) Stapling head for a stapling machine
US4356947A (en) Stitchers
US4328919A (en) Stitchers
EP0013164B1 (en) Wire stitchers and methods of binding sets of sheets
JPH0240519B2 (ja)
CA1147902A (en) Stitchers
CA1143102A (en) Stitchers
US4358040A (en) Stitchers
EP1220737B1 (en) Stapler for forming staples to various sizes
KR101087838B1 (ko) 전동 스테이플러
EP1535709B1 (en) Electric stapler and method for binding sheets and forming a fold line
EP0013159B1 (en) Improvements in wire stitchers
JPH11207652A (ja) ステープル装置
US4416046A (en) Method of binding sheets using stitchers
US4549348A (en) Apparatus for securing bottom end stop to fastener chain
JP3975354B2 (ja) ステープラーにおけるリターン機構
US2896214A (en) Wire staple handling apparatus
JP4096552B2 (ja) ステープルカートリッジ
JPH0647661Y2 (ja) ホッチキス
JP4304971B2 (ja) 電動ステープラーにおける紙厚調整機構
US3587449A (en) Apparatus for applying locking sleeves to tying material
JPH0427592A (ja) 複写機の自動ステイプラ