JP4304971B2 - 電動ステープラーにおける紙厚調整機構 - Google Patents

電動ステープラーにおける紙厚調整機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電動ステープラーにおいて、被綴り用紙の厚薄に対応してステープルを打ち出すドライバとステープル脚を折り曲げるクリンチャとの間の間隔を調整することができる紙厚調整機構に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、ドライバユニットのマガジンに真直状の多数のステープルをシート状に連結して成るシートステープルを多段に収納しておき、上段又は下段のシートステープルの端部のステープルから順次に両側を折り曲げて打ち出す電動ステープラーが知られている。打ち出されたステープルは被綴り用紙を貫通してクリンチャで折り曲げられ、綴りが完了する。
【0003】
ところで、被綴り用紙はその枚数によって厚みが異なるから、ドライバとクリンチャとの間の間隔も被綴り用紙の厚薄に対応して調整されなければならない。このため、電動ステープラーには紙厚調整機構が設けられているのが普通である。
【0004】
従来の電動ステープラーの紙厚調整機構は、紙厚の相違をバネで吸収するように構成されている。例えば、ドライバが所定のストロークだけ作動するように構成されているので、被綴り用紙の枚数が多くて厚いときは、ドライバのストロークは紙厚で制限されてしまい、所定のストローク分を動くことはできない。そのため、ドライバとドライバ駆動リンクとの間に紙厚調整バネを設けておき、リンクカムによってドライバ駆動リンクを作動させたときに、ドライバ駆動リンクの作動にドライバが対応できない作動分を紙厚調整バネに吸収させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−1705号公報(段落「0016」「0017」、図1、図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の紙厚調整バネは、上記特許文献1の図3に示されるように引っ張りバネで、その一端はクリンチャベースを回動させるリンクに設けられているが、他端はリンクとは関係の無い部分に設けられていた。このため、紙厚調整バネを取り付けるために、リンクとは別のスペースが必要となり、装置全体の小型化が難しかった。
【0007】
また、紙厚調整バネは引っ張りバネで構成されている場合は、紙厚の大小に拘らず、リンク部材が作動するたびに紙厚調整バネが引っ張られて伸長するので、高荷重となり、そのためフック部の応力が大きくなり、耐久性が問題となる。
【0008】
本発明は上記欠点を解消し、省スペース化が実現でき、紙厚調整バネの耐久性を十分に確保することができる電動ステープラーにおける紙厚調整機構を提供することをその課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る電動ステープラーにおける紙厚調整機構は、ドライバによってステープルを打ち出すドライバユニットと、打ち出されて用紙を貫通したステープルの脚部を折り曲げるクリンチャを備えたクリンチャユニットとを上下に対向させ、ドライバユニットに対してクリンチャユニットを接近させて綴り作動する電動ステープラーにおいて、クリンチャユニットには、クリンチャを備えて上下動可能に保持されたクリンチャベースと、一端側がクリンチャユニットの側壁に設けられた第1の支軸により軸支され、他端が上記クリンチャベースに係合する第1のリンクと、一端側が上記側壁に設けられた第2の支軸に軸支されるとともに、第1のリンクに重なり状に配置された第2のリンクとを備え、第1のリンクに形成された第1の長孔と第2のリンクに形成された第2の長孔とが交差する部位に可動軸を挿通し、第2のリンクを回動させて上記可動軸を移動させることで第1のリンクを揺動させてクリンチャベースを駆動するとともに、上記第2のリンクの、上記第2の支軸と可動軸との間に紙厚調整用の圧縮バネを配置し、この圧縮バネを上記可動軸の移動方向に沿って伸縮するように配し、紙厚の厚さにしたがってより大きく撓むようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る電動ステープラーにおける紙厚調整機構は、ドライバによってステープルを打ち出すドライバユニットと、打ち出されて用紙を貫通したステープルの脚部を折り曲げるクリンチャを備えたクリンチャユニットとを上下に対向させ、クリンチャユニットに対してドライバユニットを接近させて綴り作動する電動ステープラーにおいて、ドライバユニットには、上下動可能に保持されたドライバホルダと、一端側がドライバユニットの側壁に設けられた第1の支軸により軸支され、他端が上記ドライバホルダに係合する第1のリンクと、一端側が上記側壁に設けられた第2の支軸に軸支されるとともに、第1のリンクに重なり状に配置された第2のリンクとを備え、第1のリンクに形成された第1の長孔と第2のリンクに形成された第2の長孔とが交差する部位に可動軸を挿通し、第2のリンクを回動させて上記可動軸を移動させることで第1のリンクを揺動させてドライバホルダを駆動するとともに、上記第2のリンクの、上記第2の支軸と可動軸との間に紙厚調整用の圧縮バネを配置し、この圧縮バネを上記可動軸の移動方向に沿って伸縮するように配し、紙厚の厚さにしたがってより大きく撓むように構成してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による電動ステープラーの実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。電動ステープラー1は図1に示すように、例えば複写機や印刷機等の内部に収容されて複写や印刷された綴じ用紙が搬送される搬送路2の途中に設けられており、該搬送路2の下面側に配置されているドライバユニット3と搬送路2の上面側に配置されたクリンチャユニット4とから構成されている。ドライバユニット3とクリンチャユニット4は綴じ用紙Pの搬送路2を挟んで上下に分離されて両ユニットの間に綴じ用紙Pが通過できるように互いに離反された状態で配置されるとともに、上記搬送路2の両側に配置されたフレーム4間に架設されているガイド軸5に沿って綴じ用紙Pの搬送方向と直交する方向に同期して移動できるように支持されている。
【0012】
図2に示すように、ドライバユニット3には、ドライバユニット3内に形成されている図示しないマガジン部内のステープルSをプレート状のドライバ6が上下に1往復作動してドライバユニット3の上面側に配置された綴じ用紙Pに向けて打ち出す打込み機構やこれを駆動させる駆動機構などを備えている。
【0013】
一方、クリンチャユニット4には、ドライバによって打ち出されて綴じ用紙Pを貫通したステープルの脚を綴じ用紙Pの裏面側に沿って折り曲げるクリンチャ機構と、該クリンチャ機構を保持して前記ドライバユニット3との間で綴じ用紙Pを狭持する下方位置と綴じ用紙Pから離反される上方位置間で上下方向に移動可能なクリンチャベース7、及び前記クリンチャベース7を上下動させるとともにクリンチャ機構を作動させる駆動機構とを備えている。なお、クリンチャ機構の例としては、図5に示されるように、1対の可動クリンチャ21を回動させてステープルSの脚部を折り曲げるものが知られている。
【0014】
なお、上記ドライバユニット3内に設けられて打込み機構を駆動する駆動モータと、クリンチャユニット4内に設けられてクリンチャベース7の上下作動とクリンチャ機構を作動させるクリンチャ駆動モータは、CPUチップ等から構成されている制御装置(図示せず)によって制御される。
【0015】
上記電動ステープラー1の動作の概要について図4(a)(b)を参照して説明する。電動ステープラー1が作動される前の初期状態では、同図(a)に示すようにドライブユニットの打込み機構とクリンチャユニット4のクリンチャベース7ともホームポジション位置に待機している。
【0016】
綴じ用紙Pが綴り位置にセットされ、複写機等からスタート信号が出力されると、制御装置はクリンチャユニット4のクリンチャ駆動モータを駆動する。このクリンチャ駆動モータの駆動により駆動軸が回転して後述のようにクリンチャベース7を下降させる。
【0017】
クリンチャベース7が所定距離下降すると、同図(b)に示すように、クリンチャベース7とドライバユニット3の上端面によって綴じ用紙Pがクランプされ、クリンチャ駆動モータは停止される。
【0018】
次に、ドライバユニット3のドライバ駆動モータによってドライバ6によりクランプされている綴じ用紙Pに向けてステープルSが打ち出され、ステープルSの脚を綴じ用紙Pを貫通してクリンチャ機構側に露出させる。
【0019】
ここで、クリンチャユニット4のクリンチャ駆動モータが再度駆動され、クリンチャベース7内のクリンチャ機構が作動され、クリンチャ機構がクランプされている綴じ用紙Pを貫通したステープルSの脚と係合して脚を綴じ用紙Pの上面に沿って屈曲させてステープルSの脚をクリンチする。
【0020】
クリンチが終了するとクリンチャユニット4のクリンチャベース7は上方のホームポジションへ向けて作動され、ドライブユニットのドライバは下方のホームポジションへ向けて作動される。
【0021】
以上のように、クリンチャベース7が下方に作動されてクリンチャベース7の下面と前記ドライバユニット3の上面との間で綴じ用紙Pを狭持するように作動される。従って、駆動軸の一回転によってクリンチャベース7が上下方向に一往復移動するようになっている。
【0022】
ところで、クリンチャユニット4には、クリンチャ機構を作動させる駆動機構のほかに、クリンチャベース7を上下方向に作動させるクリンチャベース駆動機構が設けられ、この駆動機構には、被綴り用紙Sの厚さに対応してクリンチャベース7の高さ位置を調整する紙厚調整機構が設けられている。
【0023】
上記クリンチャベース駆動機構は、図2、図3及び図4(a)に示されるように、クリンチャ(図示せず)を備えて上下動可能に保持されたクリンチャベース7と、一端側がクリンチャユニット4の側壁4aの第1の支軸9に軸支され、他端が上記クリンチャベース7に固定されたピン8に係合する第1のリンク10と、一端側がクリンチャユニット4の側壁4aの上部の第2の支軸11に対して左右方向に揺動可能に軸支され、第1のリンク10に重なり状に配置された第2のリンク12と、第2のリンク12を作動させる駆動カム13とから構成されている。
【0024】
図3に示されるように、第1のリンク10はクリンチャベース7の左右に配置されている。第2のリンク12は1対のコ字形のリンク部材14を並べることにより4枚の第2のリンクとして構成され、第2のリンク12は第1のリンク10の間に配置されている。
【0025】
第1のリンク10の一端は上記第1の支軸9に支持されているが、他端には溝15が形成され、該溝15はクリンチャベース7のピン8に係合している。第1のリンク10が揺動すれば、ピン8も上下動してクリンチャベース7が上下に移動するようになっている。
【0026】
第2のリンク12の一側にはローラ16が取りつけられ、上記駆動カム13の周面に係合している。
【0027】
第1のリンク10には第1の長孔17が形成され、第2のリンク12には第2の長孔18が形成されている。第2の長孔18は第2のリンク12の第2の支軸11の中心を通る直線上に形成されている。第1の長孔17と第2の長孔18とが交差する部位には可動軸19が挿通されている。第1のリンク10と第2のリンク12が揺動すると第1の長孔17と第2の長孔18とが交差する部位が変わるので、それにつれて可動軸19も移動する。
【0028】
上記構成によれば、図示しないモータにより駆動カム13を回転させて第2のリンク12を回動させることによって、第2の長孔18と第1の長孔17とが交差する部位も変わるから、交差部位に位置する上記可動軸19も移動する。可動軸19が移動することにより第1のリンク10が第1の支軸9を中心に揺動するので、溝15に係合したピン8とともにクリンチャベース7を下方向に移動させることができる。これにより、さらにクリンチャ機構がステープルの脚部を折り曲げてクリンチできるように準備する。
【0029】
次に、紙厚調整機構は、上記クリンチャベース7駆動機構における第2のリンク12に紙厚調整用の圧縮バネ20を配置することによって構成されている。圧縮バネ20は図3に示されるように、4枚の第2のリンク12の間に3個が取りつけられている。しかも、各圧縮バネ20は第2のリンク12の第2の支軸11と可動軸19との間に配置されている。また、第2の長孔18は第2のリンク12の第2の支軸11の中心を通る直線上に形成され、可動軸19は第2の長孔18に沿って移動するので、上記第2の支軸11と可動軸19との間に配置された圧縮バネ20は、上記可動軸19の移動方向に沿って伸縮するようになっている。
【0030】
上記紙厚調整機構によれば、クリンチャベース駆動機構を作動させると、クリンチャベース7は下動するが、ストロークは一定ではない。被綴り用紙Pが薄いときは、下死点位置は低いが、被綴り用紙Pが厚いときは高くなる。このようなストロークの変化は紙厚調整機構によって吸収される。
【0031】
すなわち、被綴り用紙が厚いときは、図4(c)に示されるように、ストロークは小さくなる。したがって、第2のリンク12は駆動カム13によって揺動し、第1のリンク10も下方に揺動し、クリンチャベース7も下方に移動する。しかし、クリンチャベース7の下面が被綴り用紙に当接すると、クリンチャベース7はそれ以上は下方に移動できない。したがって、第1のリンク10もそれ以上は揺動できない。これに対して、第2のリンク12はローラ16を介して駆動カム13による押圧力を付与されて第2の支軸11を中心にして図4(c)中時計方向に回転を続ける。しかしながら、第1のリンク10の揺動が停止していることから可動軸19は強制的に第2の長孔18に沿って相対的に上方に移動する。
【0032】
被綴り用紙が薄いときは、図4(b)に示されるように、ストロークは、被綴り用紙がないときに比べて少しだけ小さくなり、その分だけクリンチャベース7の移動は制限されるので、上述と同様に、可動軸19は強制的に移動させられるから、第2の長孔18に沿って相対的に上方に移動する。このとき、可動軸19は紙厚調整バネ20を圧縮しながら移動する。紙厚調整バネ20の撓み度合いは、被綴り用紙が厚いときに比べれば小さい。
【0033】
以上のように、紙厚調整バネ20が紙厚の大小に柔軟に対応して撓むので、クリンチャベース7駆動機構は確実に作動する。また、紙厚調整バネ20は第2のリンク12の第2の支軸11と可動軸19との間に配置され、可動軸19の移動方向に沿って伸縮するように設けられているから、第2のリンク12に添って配置することができる。したがって、従来のようにリンクと関係ない位置に設けられている場合とは異なり、紙厚調整バネ20の配置に余分なスペースを必要としない。したがって、装置全体の小型化も可能となる。
【0034】
また、紙厚調整バネ20は第2の支軸11と可動軸19との間で伸縮する圧縮バネで構成されているため、両端に格別の荷重がかかることがなく、従来のように紙厚調整バネ20の耐久性が両端に加わる応力で損なわれるという問題は生じない。
【0035】
なお、本紙厚調整機構は上記の通りクリンチャベースへの適用はもちろん、次に示す第2の実施形態のとおりクリンチャベースに代えてステープルの打ち出しドライバに適用することもできる機構である。すなわち、上述の例は、固定されたドライバユニット3に対してクリンチャユニットを上下動させる構成であるが、この反対に、クリンチャユニットを下部に固定しておき、固定されたクリンチャユニットに対して上部に配置されたドライバユニットを上下動させる構成でもよい。
【0036】
この場合は、上述の例と基本的には同様の構造とすればよい。つまり、図6に示されるように、ドライバユニット3には、ドライバ22を上下動自在に保持するドライバホルダ23を上下方向に駆動する駆動機構を設け、ドライバホルダ23を下降させてドライバホルダ23とクリンチャユニット4との間に被綴り用紙をクランプさせた後、ドライバ22を作動させて用紙を貫通したステープルの脚をクリンチャ機構により折り曲げてクリンチするように構成すればよい。
【0037】
この場合も、ドライバユニット3のドライバホルダ23は、上述の例のクリンチャベース7と置き換えて考えればよい。したがって、ドライバユニット3には、上下動可能に保持されたドライバホルダ23と、一端側が第1の支軸9に軸支され、他端がドライバホルダ23に固定されたピン8に係合する第1のリンク10と、一端側が第2の支軸11に対して左右方向に揺動可能に軸支され、第1のリンク10に重なり状に配置された第2のリンク12と、第1のリンク10に形成された第1の長孔17と第2のリンク12に形成された第2の長孔18に可動軸19を挿通し、第2のリンク12を回動させることによって第2の長孔18と第1の長孔17とが交差する部位に位置する上記可動軸19を移動させることにより第1のリンク10を揺動させてドライバホルダを駆動するとともに、上記第2のリンク12の、上記第2の支軸11と可動軸19との間に紙厚調整バネ20を配置し、上記紙厚調整バネ20を上記可動軸19の移動方向に沿って伸縮するように構成すればよい。
【0038】
なお、上記ステープラーにおいて、24はドライバユニット3に設けられたマガジンで、このマガジン24に真直状の多数のステープルをシート状に連結して成るシートステープルsを多段に収納しておき、上記ドライバユニット3を上下動させてクリンチャユニット4との間に被綴り用紙Pをクランプさせ、上記マガジン24内の下段のシートステープルsの端部のステープルから順次にコ字形に成形した後ドライバ22で打ち出して被綴り用紙Pを貫通させた後、クリンチャユニット4のクリンチャ21でステープルの脚を折り曲げてクリンチするように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動ステープラーの全体概要図
【図2】クリンチャユニットの側面図
【図3】上記クリンチャユニットの斜視図
【図4】(a)(b)(c)は、紙厚調整機構を含むクリンチャ機構の作動態様説明図
【図5】クリンチャによるクリンチ態様の一例の説明図
【図6】ドライバユニットをクリンチャユニットに対して上下動させる例の説明図
【符号の説明】
3 ドライバユニット
4 クリンチャユニット
7 クリンチャベース
10 第1のリンク
12 第2のリンク
19 可動軸
20 紙厚調整バネ

Claims (2)

  1. ドライバによってステープルを打ち出すドライバユニットと、打ち出されて用紙を貫通したステープルの脚部を折り曲げるクリンチャを備えたクリンチャユニットとを上下に対向させ、ドライバユニットに対してクリンチャユニットを接近させて綴り作動する電動ステープラーにおいて、クリンチャユニットには、クリンチャを備えて上下動可能に保持されたクリンチャベースと、一端側がクリンチャユニットの側壁に設けられた第1の支軸により軸支され、他端が上記クリンチャベースに係合する第1のリンクと、一端側が上記側壁に設けられた第2の支軸に軸支されるとともに、第1のリンクに重なり状に配置された第2のリンクとを備え、第1のリンクに形成された第1の長孔と第2のリンクに形成された第2の長孔とが交差する部位に可動軸を挿通し、第2のリンクを回動させて上記可動軸を移動させることで第1のリンクを揺動させてクリンチャベースを駆動するとともに、上記第2のリンクの、上記第2の支軸と可動軸との間に紙厚調整用の圧縮バネを配置し、この圧縮バネを上記可動軸の移動方向に沿って伸縮するように配し、紙厚の厚さにしたがってより大きく撓むようにしたことを特徴とする電動ステープラーにおける紙厚調整機構。
  2. ドライバによってステープルを打ち出すドライバユニットと、打ち出されて用紙を貫通したステープルの脚部を折り曲げるクリンチャを備えたクリンチャユニットとを上下に対向させ、クリンチャユニットに対してドライバユニットを接近させて綴り作動する電動ステープラーにおいて、ドライバユニットには、上下動可能に保持されたドライバホルダと、一端側がドライバユニットの側壁に設けられた第1の支軸により軸支され、他端が上記ドライバホルダに係合する第1のリンクと、一端側が上記側壁に設けられた第2の支軸に軸支されるとともに、第1のリンクに重なり状に配置された第2のリンクとを備え、第1のリンクに形成された第1の長孔と第2のリンクに形成された第2の長孔とが交差する部位に可動軸を挿通し、第2のリンクを回動させて上記可動軸を移動させることで第1のリンクを揺動させてドライバホルダを駆動するとともに、上記第2のリンクの、上記第2の支軸と可動軸との間に紙厚調整用の圧縮バネを配置し、この圧縮バネを上記可動軸の移動方向に沿って伸縮するように配し、紙厚の厚さにしたがってより大きく撓むようにしたことを特徴とする電動ステープラーにおける紙厚調整機構。
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