JPS6330648Y2 - - Google Patents

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JPS6330648Y2
JPS6330648Y2 JP5060883U JP5060883U JPS6330648Y2 JP S6330648 Y2 JPS6330648 Y2 JP S6330648Y2 JP 5060883 U JP5060883 U JP 5060883U JP 5060883 U JP5060883 U JP 5060883U JP S6330648 Y2 JPS6330648 Y2 JP S6330648Y2
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JP
Japan
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tape
press body
press
box
adhesive head
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JP5060883U
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JPS59155903U (ja
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Publication of JPS6330648Y2 publication Critical patent/JPS6330648Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、テープを用いる結束機の接着ヘツ
ド構造に関するものである。
〔従来の技術とその課題〕
結束用のテープを被結束物に巻回させ、プレス
体とプレス台でこのテープの端部を重合押圧して
接着するとともに、プレス体に連動してカツター
を作用させ、被結束物より離れた側のテープを切
断する結束機は存在するが(特開昭57−77408号,
特開昭57−125107号)、プレス体が強力に押圧し
てしまうと、これに連動したカツターも早く作動
し、切断後のテープ保持が良好に行なわれず、連
続作業に障害を呈していた。したがつて、プレス
体の押圧力に適当な抵抗を与える必要があるので
あるが、この考案は、この抵抗をバランスよく、
かつ、効果的に与えるようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、プレス台の上に延伸されたテープ
に対して昇降可能な接着ヘツドに下方に弾発され
つつ上方移動可能に構成される前記テープを押さ
えるためのプレス体と、位置固定的なカツターを
取付けた結束機の接着ヘツド構造において、前記
プレス体に、このプレス体の一定距離の上方移動
によつて上端が前記接着ヘツドの上方に張り掛け
られる前記テープに接当して反力を受けるプレス
体押えを設けたことを特徴とする結束機の接着ヘ
ツド構造を提供することで、前記した課題を解決
したのである。
〔作用〕
これにより、テープ接着時、接着ヘツドが降下
してプレス体がプレス台に当たると、その反動で
プレス体は上昇するから、その上端は上方のテー
プに当たり、その反力を受ける。したがつて、テ
ープの緊張力を増すとともに、切断力も増大され
る。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例をテープを用いる結束
機に適用した場合について、図面を参照して説明
する。
第1図は結束機の作動状態を示す正面図、第2
図,第3図はそれぞれ要部の断面正面ずである。
まず、結束機の概略の構成を説明しておくと、
テープ1の一端をテープ保持部2で固定し、他端
側を結束アーム3で案内させて、この結束アーム
3の背後に設けられるドラム4に巻回状に設けた
ものである。そして、結束アーム3をモータ等の
動力源で駆動されるカム5によつて、その支持軸
6の回りに揺動自在に構成したものである。な
お、カム5には、もう一つのカム7が付設され、
これがドラム4に作用し、テープ1に一定の緊張
力を与えるようになつている。
このような構成で、被結束物8をテープ1の外
側からテープ1を押して内方へ差込み、受台9上
に置き、スイツチ10を入れる。すると、結束ア
ーム3の接着ヘツド11が降下し、テープ1を被
結束物8に巻回して端部側を接着(テープ1の重
合部分内側には接着剤が塗布されているから)し
て切断するのである。
これらの部分を構成するのがテープ接着装置1
2であるが、これは以下のように構成されてい
る。すなわち、ボツクス13が接着ヘツド11の
側壁等に固定されていて、ボツクス13に対して
2本のピン14,15が上下に通されている。こ
のうち、前方(受台9側)のピン14は、ボツク
ス13に対して上下摺動可能であり、かつ、スプ
リング16により、常時下向きに弾発されている
が、後方のピン15は下方には移動できないよう
構成されている。そして、もう一つのボツクス1
7がボツクス13に対して上方へは移動可能に設
けられている他、ピン14を挿通して設けられて
おり、このボツクス17はピン14のつば18の
下側にその下壁を位置させているものである。し
たがつて、ボツクス17が上方へ移動するために
は、スプリング16に抗してでなければならず、
さらに、ピン14もスプリング16に抗すれば、
両ボツクス13,17に関係なく上方移動でき
る。なお、ピン14にはプツシヤー19が取付け
られており、プツシヤー19の前方で、ボツクス
17にプレス体20が取付けられている。
次に、ボツクス13の後側には、ピン15を案
内として、ボツクス21がスプリング22によつ
て上方へ弾発されつつ、下方へ移動できるよう構
成されているとともに、このボツクス21にカツ
ター23が取付けられている。
また、ボツクス13にはピン14,15や、ス
プリング16,22に干渉しないようにピン24
の回りを回動できるコイルスプリング25が設け
られており、その一方の尾部26は、ボツクス1
7に設けられた係合部27と、ボツクス17が一
定以上上行すれば係合できるようになつていると
ともに、他方の尾部26′は同じくボツクス21
に係合されている。これにより、ボツクス17、
すなわち、プレス体20が一定以上上行すると、
ボツクス21、すなわち、カツター23が下行す
るよう弾発されることになる。
次に、テープ保持部2の構成であるが、プレス
体20に対応する位置にプレス台28が設置され
ている他、このプレス台28の後方に固定挟持体
29が設けられている。また、この固定挟持体2
9の後方にピン30の回りを回動でき、かつ、ス
プリング31で常時固定挟持体29側へ弾発され
ている可動挟持体32が設けられている。
以上により、テープ1の一端を固定挟持体29
と可動挟持体32とで挟持しておき、被結束物8
を受台9へ差込んでスイツチ10を入れると、接
着ヘツド11が降下し、そのプレス体20がテー
プ1を2枚重ねにするとともに、プレス台28上
に押圧して接着する。一方、このとき、接着ヘツ
ド11のローラ33が可動挟持体32に当たつて
これを後退させ、下側のテープ1の挟持を解く
他、前記したプレス体20の接着ヘツド11に対
する相対的上行により、コイルスプリング25の
作用でカツター23を押し下げ、プレス体20と
ローラ33によつて張られている上側のテープ1
を切断するのである。なお、プツシヤー19が降
下するときの位置、すなわち、プレス台28と固
定挟持体29の間には孔部34を設けておき、プ
ツシヤー19がテープ1を押し下げて十分この孔
部34の下方に挿入できるようにしておく。
ところで、以上から明らかなように、スプリン
グ16があまり強過ぎると、プレス体20がテー
プ1を押圧するときに大きな力を要するから、こ
のスプリング16はなるべく弱い方がよい。しか
し、弱過ぎると、テープ1が接着するのに十分な
押圧力を発揮できない上、カツター23が早く作
動してしまい、可動挟持体32が復帰する前にテ
ープ1は切断されてしまい、固定挟持体29との
間で挟持できない。
そこで、スプリング16はあまり強くせずに、
なおかつ、プレス体20の上行に十分な抵抗を与
えるようにしたのがこの考案であり、そのため
に、プレス体20の上部にプレート状のプレス体
押え35を装着し、接着ヘツド11が降下してプ
レス体20が相対的に上行するとき、このプレス
体押え35が接着ヘツド11の内部で水平に張設
されているテープ1を下から突上げるようにした
ものである。これにより、テープ1の張力を受
け、プレス体20のある程度以上の上行には抵抗
を受けることになる。なお、接着ヘツド11が上
昇しているときには、テープ1とこのプレス体押
え35は干渉しないようにしておく他、プレス体
押え35がテープ1に接触するその上端部は丸み
をもたせておき、テープ1等に傷が付かないよう
にしておく。
〔考案の効果〕
この考案は、以上のように構成され、また、作
用をするものであるから、以下の効果が期待でき
る。
すなわち、スプリング16は比較的弱く設定で
き、駆動力は小さくてよいにもかかわらず、プレ
ス体20には十分な押圧力を発揮させ得るととも
に、カツター23の作動タイミングも良好に合わ
せることができる。そして、プレス体押え35が
テープ1に接当してプレス体20の上方移動に抵
抗を与えるのは、プレス体20が接着ヘツド11
に対してある距離上方移動したときに始めて発揮
されるのであるから、押圧ならびに切断タイミン
グに一層効果的である。そして、常時はプレス体
押え35とテープ1は干渉しないのであるから、
テープ1の張掛け操作に支障はないとともに、プ
レス体押え35の上端は丸みが形成されているか
ら、テープ1に接触しても、これを傷付けない利
点も期待できる。
その他、このプレス体押え35がテープ1に緊
張力を与えることになるから、カツター23によ
る切断が一段と容易になる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案を結束機のテープ接着装置に実
施した場合を示すものであつて、第1図は結束機
の作動状態を示す正面図、第2図、第3図はそれ
ぞれ要部の断面正面図である。 符号、1……テープ、11……接着ヘツド、2
0……プレス体、23……カツター、28……プ
レス台、35……プレス体押え。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス台28の上に延伸されたテープ1に対し
    て昇降可能な接着ヘツド11に下方に弾発されつ
    つ上方移動可能に構成される前記テープ1を押さ
    えるためのプレス体20と、位置固定的に設けら
    れるカツター23を取付けた結束機の接着ヘツド
    構造において、前記プレス体20に、このプレス
    体20の一定距離の上方移動によつて上端が前記
    接着ヘツド11の上方に張り掛けられる前記テー
    プ1に接当して反力を受けるプレス体押え35を
    設けたことを特徴とする結束機の接着ヘツド構
    造。
JP5060883U 1983-04-04 1983-04-04 結束機の接着ヘッド構造 Granted JPS59155903U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060883U JPS59155903U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 結束機の接着ヘッド構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060883U JPS59155903U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 結束機の接着ヘッド構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59155903U JPS59155903U (ja) 1984-10-19
JPS6330648Y2 true JPS6330648Y2 (ja) 1988-08-16

Family

ID=30181065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5060883U Granted JPS59155903U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 結束機の接着ヘッド構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS59155903U (ja)

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JPS59155903U (ja) 1984-10-19

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