JPH0118486Y2 - - Google Patents

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JPH0118486Y2
JPH0118486Y2 JP1984023610U JP2361084U JPH0118486Y2 JP H0118486 Y2 JPH0118486 Y2 JP H0118486Y2 JP 1984023610 U JP1984023610 U JP 1984023610U JP 2361084 U JP2361084 U JP 2361084U JP H0118486 Y2 JPH0118486 Y2 JP H0118486Y2
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tape
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、感圧性或いは感熱性の粘着テープを
用いて野菜等の農産物を束ね処理する結束機に係
るもので、殊に、野菜等の被結束物を傷つけず好
適に結束できるようにした葉よけ装置に関するも
のである。
(ロ) 従来の技術 粘着テープを用いて被結束物を結束する方式の
結束機は、回転自在のテープリールを備えた基台
と、基台に対して起倒自在に設けられた結束腕
と、結束腕によつてテープリールから繰り出され
る粘着テープの端部を保持するテープ保持具とを
具備し、上記結束腕の傾倒動により粘着テープを
被結束物の周囲に巻回して、巻回された粘着テー
プの両端部を圧接切断して結束するように構成さ
れることが知られている(例えば、特開昭58−
149209号公報参照)。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ところで、上記テープ方式の結束機にあつて
は、結束腕の先端部がテープ保持部に進入・退出
しながら結束作動する際に被結束物を損傷しない
ようにするため、上記の結束作動部に葉よけ装置
を設けるのが常套的になつているのであるが、従
来の葉よけ装置は、前述の特開昭58−149209号公
報にもみられるように、テープ通過部分の両サイ
ドに薄い平板からなる二枚一対の葉よけ板を立設
するだけのものであつたので、つぎに述べる問題
点があつた。
つまり、従来のものは、薄い平板が下端一ケ所
支持で立設されるだけであつたので、不測に強い
外力が掛かると、それによつて簡単に変形し、葉
よけ機能が適正に果たされなくなつたり、結束腕
等の各部と干渉する事態を引き起こして装置の故
障を誘発することになり易い問題点がある。
また、葉よけ板がテープ保持部の上端から上方
にのみ延設されだけで、被結束体勢に保持された
被結束物物の下半部には当接することができない
ものであるから、束が緩くなる原因となる被結束
物の隙間や形のいびつさを取り除くことには役立
たないので、隙間潰しなどのための機構を、葉よ
け板とは別に設けねばならず、結束機全体が複雑
化する問題点があつた。
本考案は、従来技術における上述の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところ
は、堅牢強固で、しかも、被結束物の隙間を潰し
被結束物の形を整えて、束固さを固くする機能を
も発揮することができる葉よけ装置を簡潔構造に
して提供することにある。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本考案における
葉よけ装置は、回転自在のテープリール3を備え
た基台1と、基台1に対して起倒動自在に装設さ
れた結束腕2と、結束腕2によつてテープリール
3から引き出されるテープ20の端部を保持する
テープ保持部5とを具備し、テープ保持部5に葉
よけ板28を設置して構成され、結束腕2の起倒
動により被結束物Dの周囲にテープ20を巻回し
てその両端部を圧接、切断して結束する結束機に
おいて、前記葉よけ板28を、その上下方向中央
部に形設する側面視コ字状の収容部30に頭部を
没入して螺着する締着具27で固着するようにな
すととともに、該収容部30から上下方向に延出
する上下の葉よけ部31,32を夫々内方向きに
彎曲させて構成し、下方の葉よけ部32の先端部
が、結束用テーブル34の端部からテープ保持部
5に向けて延出する部分に略連なり状態に接近す
るようにしているものである。
(ホ) 作用 上記のように構成された葉よけ装置を備える結
束機にあつては、葉よけ板28の上下方向中央部
にコ字状の収容部30が形成され、その収容部の
内端部から上下方向にそれぞれ葉よけ部31,3
2を彎曲形状で延出するものとなついるので、収
容部30が、締着具27の頭部突出を防止すると
ともに、収容部のコ字形状と両葉よけ部の彎曲形
状が補強構造になつて全体の強度が向上されて堅
牢なものになるのである。
しかして、結束作業に際しては、被結束物Dが
彎曲形状の上下葉よけ部31,32に接当するこ
ととなり、殊に、テープ保持部側における下方部
分が、テーブル34からの延長部とそれに略連な
り状態に接近する下方の葉よけ部32とに当接し
て支持されるので、確かな位置決めが行われると
ともに、束緩みの因となる被結束物群内の隙間や
形のいびつさが効果的に取り除かれ、好適な結束
が行われるのである。
(ヘ) 実施例 実施例について図面を参照して説明する。
先ず、本考案を実施した結束機の概略構成を説
明すると、第1図と第2図に示すように、箱状の
基台1に、結束腕2と、その両側にテープリール
3および電動駆動装置4と、テープ保持具5とが
夫々配設されている。
結束腕2は、基台1上に立設した支持台6に回
動軸7を介して起倒自在に枢支されているととも
に、その基端部と基台1との間にバネ8が介装さ
れ、このバネ8の力により、常時、起立方向(第
1図において反時計方向)に弾発附勢されてい
る。
また、結束腕2の基端部にはキヤリアローラ9
が取付けられており、このキヤリアローラ9は、
電動駆動装置4を収容したカバー体10に形成さ
れた回動軸7中心の円弧状長孔11を突き抜けて
電動駆動装置4のカム12に係合されている。
電動駆動装置4は、電動モータ13、伝動ギヤ
群(図示省略)、カム12等からなり、このモー
タ13の動力が、伝動ギヤ群を経てカム12に伝
達され、カム12の回転により前記ローラ9長孔
11に沿つて移動され、その移動に伴つて結束腕
2が、その先端部をテープ保持部5に向けて回動
軸7を中心にバネ8の力に抗して強制的に傾倒動
作させた後、このバネ力で起立姿勢に復帰させる
よう構成されている。
テープリール3は、前記カバー体10の後方上
部側面から突出した回転軸14に軸支され、この
回転軸14は、制動具(図示省略)により適宜制
動されるとともに、常時、テープ20に所要の張
力を与えるよう巻き戻し方向に回転するよう構成
されている。
テープ保持具5は、結束腕2の先端部に上下動
自在に設置されているプレス板24の下端面が押
圧接当するプレス板受け16を有する受け板15
と、バネ18により受け板15方向に弾発附勢さ
れたレバー17と、このレバー17に取付けられ
て上記受け板15に押当自在に押当部材19とを
有しており、テープリール3から引き出されたテ
ープ20を、結束腕2に取付けられたガイドロー
ラ21,22,23に掛けわたすことにより、結
束腕2の外方側長手方向沿いに張設されたテープ
20の先端部を、受け板15と押当部材19によ
つて挟持させるように構成されている。
なお、結束腕2の先端部には、下方に常時弾発
附勢させたプレス板24と、このプレス板24の
上動に伴つて下動してくるカツター25が、プレ
ス板24とガイドローラ23間に収納されている
他、このプレス板24の内方側(ガイドローラ2
3と反対側)に密着板26が取付けられている。
ところで、テープ保持具5の受け板15の内方
側(結束腕2の回動軸7側)の垂直壁面には、第
1図ないし第3図に示すように、取付ネジ等の締
着具27にて本考案に係る葉よけ板28が取付け
られている(第4図参照)。
葉よけ板28は、適当数の締結具27の挿通孔
29…を有し、且つ、締結具27の突出頭部を収
容する断面コ字形等からなる収容部30が形成さ
れ、この収容部30の内端部から夫々上下方向
に、結束腕2の先端部、特に密着板26と干渉し
ないように側面視凹形状となるよう葉よけ部3
1,32を一体的に延出形成し、上部側の葉よけ
部31にはテープ20をガイドするテープガイド
溝33が切欠形成されている。
なお、葉よけ板28は、長方形の板をプレス加
工することによつて形成され、上下に延出する葉
よけ部31,32は、側面視でそれぞれ中途部位
から内方側に彎曲させられ、葉よけ板28全体と
しては内方側向きの略々円弧状を呈するように形
成されるのであり、この場合、締結具27の突出
頭部突端よりも葉よけ部31,32の内面が形成
する葉よけ面Sの延長線が適宜寸法Aだけ高くな
るようにし、さらに、葉よけ部31,32の基部
とプレス板受け16との間隙寸法Bが、葉よけ部
31,32の先端部とプレス板受け16との寸法
Cより小さくなる関係、つまりB<Cに形成さ
れ、傾倒動作する結束腕2の先端部の密着板26
が描く移動軌跡内に入り難くなるように考慮され
て設けられ、この密着板26が上側の葉よけ部3
1に干渉することなく、前記した間隙寸法B内に
好適に挿入できるようにしているのである。
又、葉よけ板28の下側の葉よけ部32は、被
結束物を載せる結束用テーブル34の上面を延長
する状態でそのテーブル34の端部からテープ保
持具5に向けて斜め上方に延設される部分に略連
なり状態に接近するようにセツトされるのである
(第3図参照)。
図中の他の符号Dは被結束物、35は電動駆動
装置をオン・オフ操作する結束スイツチである。
実施例のように構成された結束機によつて結束
作業する場合は、まず、テープリール3から引き
出したテープ20を、結束腕2に掛けわたしセツ
トし、そのテープ20の先端部をテープ保持具5
に保持させた後、ガイドローラ23とテープ保持
具5との間のテープに被結束物Dを載せ込んで、
それらを葉よけ板28の葉よけ面S近傍のテーブ
ル34上に向けて挿入し、葉よけ面Sに被結束物
Dを接当させて位置決めする。
この時に、上下の葉よけ部31,32が内向き
に彎曲形成され、下側の葉よけ部32が前記テー
ブル34の延設部に略連なり状態に接近するよう
になつているので、被結束物Dがいびつな形状に
ならず、且つ無理が掛からないで好適に圧縮され
ることとなる。
しかして、結束スイツチ35をオンすると、電
動モータ13の動力がカム12に伝達され、カム
12を介して、それまで起立状態にあつた結束腕
2が傾倒作動され、被結束物Dはテープ20に巻
回されていくのである。
結束腕2が倒伏し、その先端部のガイドローラ
23がテープ保持具5の押当部材19に、また、
プレス板24がプレス板受け16に、さらに、密
着板26が前記した間隙寸法B内でそれぞれ衝合
すると、テープ20の巻回端はテープ保持具5に
保持されていたテープ20の先端部に圧接される
ことになつて重合接着され、それと同時に、重合
部を残してテープの巻回端部が、結束腕2の先端
部内から下動してくるカツター25により切断さ
れ、結束腕2は一連の結束作業を完了し、当初の
ようにテープ保持部5にテープ20の先端部を新
たに保持させて、元に起立姿勢にバネ8力で自動
復帰し、つぎの結束作業に備えるのである。
この間、テープ20が所要の緊張状態で被結束
物Dに巻回されるようテープリール3には巻き戻
し力および制動力が働いているのである。
(ト) 考案の効果 本考案装置は、以上の説明したように構成され
ているから、以下に記述する効果がある。
葉よけ板28が、その上下方向中央部に側面視
コ字状の収容部30を形設して、該収容部30に
頭部が没入する締着具27で螺着固定されるとと
もに、上記収容部30の内端から内向き彎曲形状
の上下葉よけ部31,32をそれぞれ延設して形
成され、下方の葉よけ部32は結束用テーブル3
4からテープ保持部5のほうに延出する部分に略
連なり状態に接近するようになつているので、締
着具27の頭部突出による被結束物の損傷がなく
なることは勿論のこと、それだけに止まらず、葉
よけ板28全体が、コ字状収容部30と両葉よけ
部31,32の彎曲形状による補強構造で堅牢に
なる利点があり、さらに、結束作業に際しては、
被結束物Dのテープ保持部5側における上半部が
葉よけ板に接当して支持されるに加え、同側の下
半部も、テーブル34の延出部とそれに対して略
連なり状態に接近する下方葉よけ部32とで接当
支持されるので、結束位置決めが正確になるとと
もに、被結束物群内の隙間を除去し、いびつにな
らないように形を整え、緩みの少ない好都合な結
束ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した結束機を示す側面
図、第2図は同平面図、第3図は結束作業状態を
示す要部拡大側面図、第4図は本考案に係る葉よ
け板を示す拡大斜視図である。 1……基台、2……結束腕、3……テープリー
ル、5……テープ保持具、20……テープ、27
……締着具、28……葉よけ板、30……収容
部、31,32……葉よけ部、D……被結束物、
S……葉よけ面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在のテープリール3を備えた基台1と、
    基台1に対して起倒動自在に装設された結束腕2
    と、結束腕2によつてテープリール3から引き出
    されるテープ20の端部を保持するテープ保持部
    5とを具備し、テープ保持部5に葉よけ板28を
    設置して構成され、結束腕2の起倒動により被結
    束物Dの周囲にテープ20を巻回してその両端部
    を圧接、切断して結束する結束機において、前記
    葉よけ板28を、その上下方向中央部に形設する
    側面視コ字状の収容部30に頭部を没入して螺着
    する締着具27で固着するようになすとともに、
    該収容部30の内端から上下方向に延出する上下
    の葉よけ部31,32を夫々内方向きに彎曲させ
    て構成し、下方の葉よけ部32の先端部が、結束
    用テーブル34の端部からテープ保持部5に向け
    て延出する部分に連なり状態に接近するようにし
    てある結束機における葉よけ装置。
JP2361084U 1984-02-20 1984-02-20 結束機における葉よけ装置 Granted JPS60134707U (ja)

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JPS60134707U JPS60134707U (ja) 1985-09-07
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58149209A (ja) * 1982-02-08 1983-09-05 ニチバン株式会社 結束装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58149209A (ja) * 1982-02-08 1983-09-05 ニチバン株式会社 結束装置

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JPS60134707U (ja) 1985-09-07

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