JPS5828163B2 - 結束装置におけるテ−プ接着機構 - Google Patents

結束装置におけるテ−プ接着機構

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JPS5828163B2
JPS5828163B2 JP7254479A JP7254479A JPS5828163B2 JP S5828163 B2 JPS5828163 B2 JP S5828163B2 JP 7254479 A JP7254479 A JP 7254479A JP 7254479 A JP7254479 A JP 7254479A JP S5828163 B2 JPS5828163 B2 JP S5828163B2
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tape
plate
claw
adhesive tape
binding arm
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JP7254479A
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JPS564520A (en
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満男 西川
保 千木良
淳 前森
英夫 保坂
康利 木村
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MATSUKUSU KK
Original Assignee
MATSUKUSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物品束等を粘着テープにより結束する結束装置
に関し、更に特定すれはこの物品束の周りにループ状に
巻き付けられた粘着テープθつ両端部を重ね合せて接着
するテープ接着機構に関し、その目的とするところは粘
着テープの巻き付きによるトラブルが生ぜず、かつ構成
の簡単なテープ接着機構を提供することである。
この目的を達成するための本発明は基台に対して枢動自
在に支持され粘着テープを物品束の周りに巻き付けるよ
うに操作される結束アームに設けられた結束アーム側テ
ープ接着機構と、基台に固設された基台側テープ接着機
構とが共働して物品束の周りに巻き付けられループを形
成した粘着テープの端部同士を接着するものにおいて、
上記基台側テープ接着機構には爪軸受及び固定爪受の前
板部が互いに平行になるように基台に立設された爪軸管
及び固定爪受が含まれ、上記爪軸管の前板部にはテープ
受は面が形成されるとともにこの爪軸管にはテープ挟持
用爪が枢動可能に支持されており、このテープ挟持用爪
と固定爪受の前板部とにより粘着テープの先端部が挟持
される一方、上記結束アーム側テープ接着機構には結束
アームに対して上下動可能に弾発支持されたテープ圧着
板が含まれ、このテープ圧着板は上記テープ受は面と共
働して物品束の周りに巻き付けられループを形成した粘
着テープの端部同士を挟着するとともに上記テープ圧着
板に並んで板状カッタが含まれるとともに結束アームに
対して枢動可能な爪駆動板が含まれ、この爪駆動板は結
束アームの下動時にテープ挟持用爪を枢動させてこのテ
ープ挟持用爪と固定爪受とにより挟持された粘着テープ
の先端部を解放するとともに、可動爪受板が結束アーム
に枢動可能に支持され、結束アームの下動時にこの可動
爪受板は固定爪受の前板部と共働して後続する粘着テー
プを挟持し上記カッタによる粘着テープの切断を可能な
らしめ、その後この粘着テープの切断端部を固定爪受と
共働して挟持するようにしたことを要旨とする。
以下、本発明の好適な実施例を第1図ないし第14図に
基づいて詳細に説明する。
第1図は結束装置1の縦断面を示している。
結束装置1は基台2上にテープ巻出し・巻戻し機構3(
第1図中、基台2の左端側)、テープ張力調整機構4(
第1図中、基台2のほぼ中間部位)及び基台側テープ接
着機構5A(第1図中、基台2の右端側)を有している
テープ張力調整機構4と基台側テープ接着機構5Aとの
間には、図示されでいないが、物品束100を載置する
べき受は台が配設されるとともにテープ張力調整機構4
に枢動自在に支持された結束アーム6が設けられている
この結束アーム6の後端側(第1図中、結束アーム6の
右端側)には結束アーム側テープ接着機構5Bが設けら
れている。
この結束アーム側テープ接着機構5Bと上記基台側テー
プ接着機構5Aとがテープ接着機構5を構成する。
上記テープ巻出し・巻戻し機構3の詳細は第2図に示さ
れている。
この第2図はテープ巻出し・巻戻し機構3をA−A線に
沿って断面した状態を示すものである。
このテープ巻出し・巻戻とこの支持板7の中途部位に自
由回転自在に支持されたテープホイール8とこのテープ
ホイール8と回転軸9及びピン10を介して剛性的に結
合された小プーリ11、及び支持板7の上端部位に設け
られたテープ巻出し用ガイド12とから成る。
回転軸9は支持板7の外面側(第2図では支持板7の下
端側)に、ボス13を具えた円盤状のラジアル軸受14
に支承されている。
小プーリ11の周面部位にはV字溝15が形成されてお
り、このV字溝15に伸縮性に富み、かつ断面形状が円
形の、回転力伝達手段としてのベルト16が懸装されて
いる。
テープホイール8には、支持板7に対向する側面にフラ
ンジ17が形成されており、フランジ17と反対の側面
には円盤状の巻装粘着テープ18の挿入を容易にするた
めの円環状テーパ而19が形成されている。
テープ巻出し用ガイド12は丸棒状であって、このテー
プ巻出し用ガイド12の周面には長手方向に多数の溝2
0が形成されている。
このテープ巻出し用ガイド12には粘着テープ21の非
粘着面22が接触する。
テープ張力調整機構4の詳細は第1図及び第2図に示さ
れている。
第2図は第1図において、テープ張力調整機構4をA−
A線に沿って断面した状態を示すものである。
このテープ張力調整機構4は基台2上にネジ23によっ
て固定された支持部材24と、この支持部材24の側面
部位に軸31により枢動可能に軸支された扇形歯車25
と、この扇形歯車25と噛合し、かつ軸27に支持され
るピニオン26と、このピニオン26に剛性的に結合さ
れ、上記小プーリ11よりも径の大きい犬プーリ28と
、扇形歯車25を一定Q)バネ力で上記支持部材24に
弾発支持する捩りコイルバネ状のテープ張力調整バネ2
9と、該バネ29o)バネ力を予定されたテープ張力に
対応して調整するためのバネ力調整板30と、扇形歯車
250)上昇・下降範囲を決める板状ストッパ31aと
から成る。
上記支持部材24には、上述したように更に結束アーム
6が軸31に枢動自在に支持されている。
この結束アーム6には上記軸27が剛性的に結合され、
ピニオン26及び犬プーリ28は結束アーム6の枢動と
一体的に上下動される。
テープ張力調整バネ29は扇形歯車25のボス25aの
周りに装架されており、このテープ張力調整バネ29の
一端側29a(第1図では上端側)の先端には円環状に
形成されたハンドル部32が設けられ、他端側(第1図
では下端側)には扇形歯車25の下端縁25a′に掛止
される支持片33が設けられている。
この支持片33により、テープ張力調整バネ29は扇形
歯車25を予定された大きさのテープ張力に応じた一定
の力で常に上方に付勢する。
バネ力調整板30は支持部材24の側面部位にこの支持
部材24の縦方向に沿って形成されたリブ34の上端に
、ネジ35によって取付けられており、基台2の上面と
平行な位置関係を維持している。
バネ力調整板30には、第2図に示されるように基台2
と平行な方向に長いバネ力調整孔36が形成され、この
バネ力調整孔36の片側には一定間隔を置いて5個の掛
止用孔部37,38,39゜40及び41が形成されて
いる。
しかして、これらの掛止用孔部37,38,39.40
及び41はテープ張力調整バネ29の一端側29aが掛
止され易く、かつ外れにくいようにアリ足状に切込まれ
ている。
扇形歯車25の側面部位、かつ下端縁近傍には突起42
が設けられており、この突起42は、第1図においては
板状ストッパ31aにほぼ直角台形の形状に穿孔された
ストッパ用孔43の上向壁43aに当接されている。
粘着テープ21の張力が予定された大きさに達すると、
扇形歯車25はテープ張力調整バネ29のバネ力に克っ
て、この扇形歯車25と噛合し、回転不能となったピニ
オン26により下方に押下げられ、この時、突起42も
ストッパ用孔43内を移動する。
軸31において、扇形歯車25を支持する部位には結束
アーム゛6が起き上るように付勢するための捩りコイル
バネ44が装架されている。
上記小プーリ11と太プーリ28との間に懸架されてい
るベルト16は上述のように伸縮性に富む材質のものが
使用されでいる。
即ち、第1図に示すように結束アーム6が完全に起き上
っている時にはベルト16には緩みが残るように設定さ
れているから、小プーリ11には太プーリ28の回転は
伝達されない。
このためテープホイール8は自由回転可能となる。
結束アーム6が第1図中時計方向に回動すると、回転軸
9と軸2Tとの軸間距離が結束アーム6o)回動につイ
1て大きくなるから、一定の回動位置から犬プーリ28
の回転を小プーリ11に伝達するようになる。
この結果、テープホイール8は既に巻き出されていた粘
着テープ21を巻き取る方向に回転される。
結束アーム6の後端に設けられている結束アーム側テー
プ接着機構5Bの詳細は第1図及び第3図に示されてい
る。
上記結束アーム6の後端側(第1図中、右端側)にはロ
ンド状のハンドル45が後方に向って突設されていると
ともに、上記結束アーム6の後端側(第1図中、右端側
)には上記ハンドル45に対してほぼ垂直方向に2枚の
基板部46a 、46bが突設形成されている。
これらの基板部46a 、46bは結束アーム6の両側
の側板6a 、6bの一部を成すものである。
上記基板部46a、46bは短い基板前部68a 、6
8bと基板前部68a 、68bと比較して長い基板後
部69a 、69bとから成る。
これらめ基板後部69a 、69bの間には基板後部6
9a 、69bの長手方向に隔置してテープガイドロー
ラ47.48が介装されている。
これらQつテープガイドローラ47,48は同時に側基
板後部69a 、69bのスペーサとしで機能する。
これらのテープガイドローラ47 、48Q)中央部位
には粘着テープ21の幅にほぼ見合うテープ通過用小径
部49が形成されている。
上記基板前部68a 、68bの間には支持ブロック5
0が介設されており、この支持ブロック50は同時に基
板前部68a、68b間りスペーサとして機能する。
この支持ブロック50にテープ圧着板51が摺動可能に
嵌挿されるとともに、このテープ圧着板51と並んでテ
ープ押板52が支持ブロック50に固定されている。
テープ押板52に対向し、かつ第1図中、こ0テープ押
板52の右側位置に板状のカッタ53が、固定ネジ54
によって支持ブロック50に固定されたカッタ押え55
によって保持されている。
カッタ53は第3図に示すように、一方の狽1jから他
方の側に向って斜めになるよう刃先53aが形成され、
粘着テープ21を切断するに便利である。
テープ圧着板51は圧縮コイルバネ57によつて、下方
に弾発付勢されている。
この圧縮コイルバネ57の上端部57aは基板前部68
a、68bに固設されたバネ受はブロック58に取付け
られている。
上記カッタ53に向き合って、一枚の可動爪受板59が
両側の基板前部68a 、68bに枢動自在に支持され
ている。
この可動爪受板59は第3図から理解できるように、肉
太のT字状を成しており、上端部位、かつ両側に軸受側
板部60a。
60bが折曲形成されている。
これらの軸受側板部60a 、60bは、両基板前部6
8a 、68b間に張設された固定軸61に吊り下げ支
持されている。
上記固定軸61には捩りコイルバネ62が嵌装されてお
り、この捩りコイルバネ62の一端62aはバネ受はブ
ロック58に掛止され、捩りコイルバネ62の他端62
bは可動爪受板59の一面側59aに掛止され、これに
より可動爪受板59は第1図中、反時計方向に常時回動
付勢されている。
可動爪受板59の他面側59bは、基板後部69a 、
69bに固設されたストッパ用ブロック63に当接され
、これにより可動爪受板59の回動は強制的に阻止され
ている。
基板後部69aから外方(第3図中、下方)に突出して
軸受部64が設けられており、この軸受部64に支持さ
れた軸64aを介して爪駆動板65が枢動可能に配装さ
れている。
この爪駆動板65の前端部65aは基板後部69aの前
端部69cよりも更に前方に突出している。
上記爪駆動板65の上端部内側面65bと基板後部69
aとの間には圧縮コイルバネ67が配装され、上記爪駆
動板65を第3図中反時計方向に回動付勢する。
爪駆動板65の下端部位には基板後部692に近づくよ
うに折曲された爪逃げ用斜面部66が設けられ、この爪
逃げ用斜面部66に連続して爪駆動端部66aが設けら
れている。
基台側テープ接着機構5Aの詳細は第1図及び第4図に
示されている。
この基台側テープ接着機構5Aの前端側(第1図中、基
台側テープ接着機構5Aの左端側)には横断面がコ字状
であり、かつ後端側が開放された爪軸管70が4個のボ
ルト71により基台2に植設されている。
この爪軸管TOは前板部12と両側の側板部73とから
構成されており、前板部72の上端部位、中央には両側
よりも低くなったテープ受は面14が設けられている。
こ0)テープ受は面74に粘着テープ21の先端部21
a側に近い部分が掛止される。
爪軸管γ0の内側に、この爪軸管70と同様に横断面が
コ字状であり、かつ後端側が開口した固定爪受75が4
個のボルト76により基台2に植設されている。
この固定爪受75は爪軸管70cD前板部72に対向す
る前板部77を有し、また爪軸管70の側板部73とそ
れぞれ平行に向き合う2枚の側板部78を有している。
上記爪軸管70の両側板部73にはテープ挟持用爪80
が枢動可能に支持されている。
このテープ挟持用爪80は、第5図に示すように、両側
に設けられた爪側板81a、81bとこれらの爪側板8
1a、81bを連結するテープ挟持板部82とから成る
このテープ挟持板部82の中央には、粘着テープ21を
通過させるために、細長矩形状のテープ通過用空間部8
3が確保されるよう、テープ挟持用爪80の下端側にテ
ープ挟持板部82が切込まれている。
上記テープ挟持用爪80を枢支し、爪軸管70の両側の
側板部73の間に張設された枢軸84には捩りコイルバ
ネ85が巻装されており、この捩りコイルバネ85o)
一端85aは爪軸管70の前板部72に掛止され、捩り
コイルバネ85の他端85bはテープ挟持板部82に掛
止されている。
この結果、テープ挟持用爪80は、第1図中、反時計方
向に常時回動付勢され、テープ挟持板部820下端側8
2aは固定爪受75の前板部7γに当接されて静止して
いる。
以上説明したような構成を有するテープ接着機構5の作
動を次に詳細に説明する。
まず、結束アーム6が捩りコイルバネ440)バネ力に
より起き上って第1図に示すように上端位置に静止せし
められている時には、巻装粘着テープ18から粘着テー
プ21は巻き出されており、この粘着テープ21はテー
プ巻出し用ガイド12、結束アーム6の側板6a、6b
o)間に配設されている合計4個のテープガイドローラ
6c、6d、47及び48に接し、粘着テープ21の先
端部21aが基台側テープ接着機構5Aのテープ挟持用
爪80o)テープ挟持板部82と固定爪受75の前板部
77とにより挟持されている。
この固定爪受75の前板部γγに粘着テープ21の粘着
面22bが貼り付けられている。
この状態において、捩りコイルバネ44のバネ力により
上端に静止せしめられ、結束アーム側テープ接着機構5
Bと基台側テープ接着機構5Aとの間には粘着テープ2
1が張り渡されている。
この張り渡された粘着テープ21に物品束100を接触
させながら、テープ張力調整機構4と基台側テープ接着
機構5Aとの間に配設された図示しない受は台に載置す
る動作によって、粘着テープ21は巻装粘着テープ18
から自由に巻き出され、結束アーム6を閉じる動作(第
1図中、時計方向0回動)によって、物品束100の周
りに粘着テープ21は巻き付けられでいく。
この状態が第6図に示されている。
こめ間、爪駆動板65は基板後部69aの外側面に当接
されたままの状態を維持している。
第7図はこの状態を示している。
結束−r−ムロが下降されていく過程において、第8図
に示すように、結束アーム側テープ接着機構5Bのテー
プ圧着板51が物品束100の周りに巻き付けられた粘
着テープ21の端部同士を介して基台側テープ接着機構
5Aのテープ受は面74に当接する位置に達した時爪駆
動板65の爪駆動端部66aは、未だテープ挟持用爪8
0のテープ挟持板部82には当接していない。
この間、依然として爪駆動板65は基板後部69aの外
側面に当接されたままの状態を維持している。
第8図に示された状態から、結束アーム6が更に下降さ
れていく過程において、爪駆動板65の爪駆動端部66
aが第9図に示すようにテープ挟持用爪80のテープ挟
持板部82に当接し、このテープ挟持用爪80を、第9
図中、時計方向に回動させると同時に結束アーム側テー
プ接着機構5Bのテープ押板52がテープ圧着板51の
右側位置で、粘着テープ21を強く押下げるから、テー
プ挟持用爪80と固定爪受75とにより挟持されていた
粘着テープ21の先端部21aは解放される。
この間、テープ圧着板51は圧縮コイルバネ57に抗し
て相対的に上昇せしめられる。
この間、依然として爪駆動板65は基板後部69aの外
側面に当接されたままの状態を維持している。
第9図に示された状態から、結束アーム6が更に下降さ
れていく過程において、第10図に示すように、結束ア
ーム側テープ接着機構5Bのテープ押板52が更に粘着
テープ21を押下げると、粘着テープ21の先端部21
aはテープ通過用空間部83内にあって、はぼカッタ5
3の直下まで引き戻される。
即ち、このカッタ53によって切断されるべき粘着テー
プ21の箇所とこの粘着テープ21の先端部21aとが
揃えられることになる。
この時、未だ可動爪受板59は固定爪受75の上端部位
に達していない。
この間、依然として爪駆動板65は基板後部69 a
O)外側面に当接されたままの状態を維持している。
第10図に示された状態から、結束アーム6が更に下降
される過程において、第11図に示すように、可動爪受
板59が粘着テープ21を固定爪受75の前板部77と
の間に挟むと同時に、テープ押板52により粘着テープ
21も更に押下げられるから粘着テープ21は固定爪受
75の前板部11とテープ挟持用爪80の枢軸84との
間で強く張られ、カッタ53がテープ挟持用爪80のテ
ープ通過用空間部83内に進出して粘着テープ21を切
断する。
この間、依然として爪駆動板65は基板後部69aの外
側面に当接されたままの状態を維持している。
第11図に示された状態から、結束アーム6が更に下降
されて第12図に示すように下死点に達すると、テープ
押板52も押下げられる過程で、物品束100の周りに
巻き付けられた粘着テープ21の端部向±を爪軸受70
の前板部72との共働により接着する。
この時、可動爪受板59はテープ挟持板部82の下端部
82aに摺動しながら、固定爪受75の前板部77に沿
って下降され、カッタ53がテープ通過用空間部83を
スムースに通過するのを許容するとともに後続する粘着
テープ21の切断端部22aを固定爪受75の前板部7
7に貼り付ける。
この間、爪駆動板65は爪逃げ用斜面部66により、テ
ープ挟持用爪80と干渉する0を避ける。
また、この爪駆動板65は依然として基板後部69aの
外側面に当接されたままの状態を維持している。
第12図に示された状態から、結束アーム6が捩りコイ
ルバネ440)バネ力により押上げられる過程(第1図
中、反時計方向に回動)において、第13図に示すよう
に、可動爪受板59がテープ挟持板部82の下端部82
aから離脱した直後に爪駆動板65の爪駆動端部66a
の内側面はテープ挟持用爪80の爪側板81aに当接さ
れ、爪駆動板65を圧縮コイルバネ670)バネ力に抗
して、第14図中、時計方向に回動され、爪駆動板65
の爪駆動端部66aは基板後部69 a CD外側面か
ら離脱する。
また、可動爪受板59の、テープ挟持板部82の下端部
82aからの離脱により、このテープ挟持板部82は後
続する粘着テープ21の切断端部22aを固定爪受75
の前板部77と共働して挟持する。
これにより、物品束100の結束作業は完全に完了する
このように本発明によれば、粘着テープの挟持はローラ
方式ではなく枢動する爪方式により行われるため、粘着
テープの巻き付きによるトラブルが発生せず、また構成
も簡単で故障の少ないテープ接着機構が得られる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のテープ接着機構を組み込んだ結束装置
の側縦断面図、第2図はテープ巻出し・巻戻し機構及び
テープ張力調整機構のA−A線断面図、第3図は結末ア
ーム側テープ接着機構の背面図、第4図は基台側テープ
接着機構の平面図、第5図はテープ挟持用爪の斜視図、
第6図ないし第13図は、第7図を除いて結束アーム側
テープ接着機構と基台側テープ接着機構との共働動作を
説明する概略側断面図であって、第6図は物品束への粘
着テープの巻き付は過程を示し、第8図は物品束の周り
に巻き付けられた粘着テープQつループが閉じられた状
態を示し、第9図は粘着テープの先端部の挟持が解放さ
れた状態を示し、第10図は上記粘着テープの先端部と
切断端部となるべき粘着テープの箇所とが揃えられた状
態を示し、第11図は粘着テープが切断された状態を示
し、第12図は次の結束工程に使用される粘着テープの
切断端部が固定爪受に貼り付けられた状態を示し、第1
3図は上記粘着テープの切断端部がテープ挟持用爪と固
定爪受とにより挟持された状態を示している。 第7図は爪駆動板が基板後部の外側面に当接された状態
を示す概略背面図、第14図は上記爪駆動板が基板後部
の外側面から離脱した状態を示す概略背面図である。 1・・・・・・結束装置、2・・・・・・基台、5・・
・・・・テープ接着機構、5A・・・・・・基台側テー
プ接着機構、5B・・・・・・結束アーム側テープ接着
機構、6・・・・・・結束アーム、21・・・・・・粘
着テープ、21a・・・・・・粘着テープの先端部、2
2a・・・・・・切断端部、51・・・・・・テープ圧
着板、53・・・・・・カッタ、57・・・・・・圧縮
コイルバネ、59・・・・・・可動爪受板、65・・・
・・・爪駆動板、67・・・−・・圧縮コイルバネ、7
0・・・・・・爪軸管、72・・・・・・爪軸管の前板
部、74・・・・・・テープ受は面、75・・・・・・
固定爪受、77・・・・・・固定爪受の前板部、808
0000.テープ挟持用爪、100・・・・・・物品束

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基台に対して枢動自在に支持され粘着テープを物品
    束の周りに巻き付けるように操作される結束アームに設
    けられた結束アーム側テープ接着機構と、基台に固設さ
    れた基台側テープ接着機構とが共働して物品束0周りに
    巻き付けられループを形成した粘着テープの端部同士を
    接着するものにおいて、上記基台側テープ接着機構には
    爪軸受及び固定爪受の前板部が互いに平行になるように
    基台Gこ立設された爪軸受及び固定爪受が含まれ、上記
    爪軸受の前板部にはテープ受は面が形成されるとともに
    この爪軸受にはテープ挟持用爪が枢動可能に支持されで
    おり、こめテープ挟持用爪と固定爪受の前板部とにより
    粘着テープの先端部が挟持される一方、上記結束アーム
    側テープ接着機構には結束アームに対して上下動可能に
    弾発支持されたテープ圧着板が含まれ、このテープ圧着
    板は上記テープ受は面と共働して物品束の周りに巻き付
    けられループを形成した粘着テープの端部同士を挟着す
    るとともに上記テープ圧着板に並んで板状カッタか含ま
    れるとともに結束アームに対して枢動可能な爪駆動板が
    含まれ、この爪1駆動板は結束アームの下動時にテープ
    挟持用爪を枢動させてこのテープ挟持用爪と固定爪受と
    により挟持された粘着テープの先端部を解放するととも
    に、可動爪受板が結束アームに枢動可能に支持され、結
    束アームの下動時にこQ)可動爪受板は固定爪受の前板
    部と共働して後続する粘着テープを挟持し上記カッタに
    よる粘着テープ0切断を可能ならしめ、その後この粘着
    テープの切断端部を固定爪受と共働して挟持するように
    したことを特徴とする結束装置におけるテープ接着機構
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