JPH0115612Y2 - - Google Patents

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JPH0115612Y2
JPH0115612Y2 JP1982187415U JP18741582U JPH0115612Y2 JP H0115612 Y2 JPH0115612 Y2 JP H0115612Y2 JP 1982187415 U JP1982187415 U JP 1982187415U JP 18741582 U JP18741582 U JP 18741582U JP H0115612 Y2 JPH0115612 Y2 JP H0115612Y2
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pressing plate
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Description

【考案の詳細な説明】 Γ 産業上の利用分野 本考案は、野菜、切花、その他棒状物質の束等
(以下野菜等という)に巻回した結束テープを接
着切断して野菜等を結束するためのテープ結束機
に関するものである。より詳しくは、この種のテ
ープ結束機において、テープ接着切断機構を常に
確実に作動させるためのテープ保持装置に関する
ものである。
Γ 従来技術 テープ結束機におけるテープ保持装置として
は、特開昭57−68316号公報および特開昭57−
55812号公報が公知技術として存在する。
Γ 本発明の課題 上述の公知技術には、結束テープの切断端面を
保持するための保持機構が開示されているが、本
考案は、結束テープの切断端面の仮接着をより確
実にした良好な結束を行なうことを課題とするも
のである。
Γ 上記課題達成のための手段 本考案は、テープ受台の一体の垂直支持板に取
付けられた弾性体に向け、結束ケースに枢支され
た押圧板をスプリングで付勢し、押圧板の先端部
に取付けられた押圧体の作用面を前記弾性体の接
着面に対し下向き傾斜させて、押圧体の上部を弾
性体に部分的に接当させるとともに、押圧体の作
用面を粗面に形成し押圧作用部を有する押圧体2
3aを押圧板23の上部で長手方向に伸縮調整可
能にし、押圧作用面gを下向きに傾斜させて接着
面fとの間に逃がし角度θを形成したことを特徴
とするテープ保持装置を提供するものである。
Γ 実施例 以下、図面に示す実施例にもとづいて本考案を
詳細に説明する。
台板1の一側に駆動ケース2を他側に結束ケー
ス3が載置され両ケース2,3間に受台7が配置
され受台7には手動スイツチ板5が取付けられて
いる。
駆動ケース2に結束テープリール6が軸架され
るとともに結束スイングアーム4の基部4aが駆
動ケース2に横架した軸8で枢支されている。
駆動ケース2内には、モータ9が内装され、ギ
ヤ10,11を介してモータ9により駆動される
駆動軸12が軸架され、駆動軸12に固定された
第1カム13および第2カム14を含むカム機構
Aをモータ9により駆動するよう構成する。
駆動ケース2に円弧状長孔のガイド孔15を形
成し、該ガイド孔15を貫通させた軸16の突出
端部に結束スイングアーム4の延長片4bの先端
部を枢着し、軸16の駆動ケース2内の端部にロ
ーラ18を軸架し、該ローラ18を第1カム13
の周縁のカム面13aに接当させ、モータ9の回
転による第1カム13の回転により結束スイング
アーム4の先端部4cを上下動させるようにしス
プリング17で上方へ付勢して結束アーム駆動機
構Bを構成する。
前記結束テープリール6をその外端部に固定し
た軸19を駆動ケース2に軸架し、前記軸19の
駆動ケース2内の内端部にテープ駆動ロール20
を固定し、該テープ駆動ロール20を第2カム1
4と対向させ、第2カム14のカム面14aとテ
ープ駆動ロール20とが接当する状態では第2カ
ムの回転に伴つて結束テープTを巻き込み方向に
結束テープリール6を回転させ、カム面14aと
テープ駆動ロール20とが非接当状態では結束テ
ープリール6の回転を自在とし結束スイングアー
ム4の上昇に伴つて結束テープTを送り出し、結
束テープを結束作用時〔結束スイングアーム4の
降下時〕に強制的に巻込むようにしたテープ駆動
機構Cを形成する。
前記結束スイングアーム4の先端部4cに取付
けた接着切断ユニツトDaと、結束ケース3に内
装した受台ユニツトDbとにより、結束テープに
対する接着切断機構Dを構成する(第5図参照)。
接着切断ユニツトDaは、第6図に示すごとき
構造で、結束スイングアームの先端部4cに内装
され、結束スイングアームの下死点では第1図お
よび第5図に示すごとく結束ケース3の上面開口
よりその一部は結束ケース3内へ挿入されるよう
になつており、結束スイングアームの先端の垂下
部分に軸架された誘導ローラ24と、結束スイン
グアーム4の先端部に固定されるプレス板ホルダ
28と、該プレス板ホルダ28内に挿入固定され
ている内ホルダ29の上板29aと下板29bを
貫通しストツパー30とスプリング31により通
常位置が設定されているテープ排除棒32と、該
テープ排除棒が貫通する孔33を有するガイド板
34が固定され両側がプレス板ホルダ28と接当
しているプレス板35と、プレス板ホルダ28に
固定された切刃36とより構成されている。
受台ユニツトDbは、第5図に示すごとく、結
束ケース3に固定されたテープ受台21と、横軸
26により枢支された押圧板23と、該押圧板2
3をテープ受台21方向へ付勢するスプリング2
7とを含み、テープ受台21には、上下方向にテ
ープ排除棒32を受入れるための空間Hが形成さ
れており、押圧板23の押圧作用部である押圧体
23aの押圧作用面gと対向する側面はテープ端
部を仮接着するための接着面fを形成している。
また、押圧板23の押圧体23aは傾斜して下側
がテープ受台21側へ突出しているので、結束ス
イングアーム4の降下に際し誘導ローラ24をテ
ープ受台21側へ誘導するものであるが、その誘
導効果を確実にすべく押圧板23の上端より誘導
片25を延設する。第5図においては誘導片25
の傾斜角を押圧体23aの傾斜角よりも大とし途
中より更に外法へ折り曲げたが、押圧体23aと
同一傾斜角で延長してもよく、結束スイングアー
ムの降下に際し誘導ローラ24をテープ受台21
側へ誘導できればよい。
上述の接着切断機構Dにおいて、押圧板23と
誘導ローラ24と垂直支持板22とでテープ保持
装置Eを構成して、結束テープの切断端部Taを
押圧板23の押圧作用面gで垂直支持板22の接
着面fに押圧させて仮接着させ、誘導ローラ24
を押圧作用面gに接当させて上層の結束テープT
2を両者間に挾持し、第10図Cに示すごとくテ
ープ受台21の表面21aと誘導ローラ24下端
との間で直線状に維持するが、垂直支持板22に
弾性体22aを取付け弾性体22aの表面で接着
面fを形成し、押圧板23の押圧体23aの押圧
作用面gを粗面とするとともに第7図に示すごと
く押圧作用面gを下向きに傾斜させて接着面fと
の間に“θ”の角度で間隔を形成する。
実施例においては、押圧作用部23aを表面に
横溝Vを形成した合成樹脂成形品とし、押圧板2
3の上部に長手方向の長孔37を設け該長孔37
を貫通するビス38を介して押圧板23に押圧作
用部23aを取付け、押圧板23に対する上方向
の突出長さαおよび上端の弾性体方向の突出長さ
βを調整自在とした。
つぎに、結束作用を説明する。
モータ9の停止状態では、第1カム13および
第2カム14は第3図の待期位置で停止してい
る。このとき結束テープTはその接着剤塗布面t
を外側に位置させ切断端が押圧板23の押圧体2
3aに接着して上方位置の結束スイングアーム4
の先端部4cと結束ケース3との間は直線状には
られている〔第10図aの実線を示す〕。野菜等
Mを矢印方向に挿入すると、第10図a仮想線の
状態となる。
第10図a仮想線の状態で、作業者が手でスイ
ツチ板5を押すことによりモータ始動スイツチ
SW1がONしモータ9は起動し、モータ保持回
路(図示省略)の作動でカム13,14が一回転
してモータ9は回転する。
モータ9の回転により、カム13,14は回転
して結束スイングアーム4を降下させるとともに
結束テープリール6を回転させて結束テープを送
り戻し(巻き取り)、第10図bに示すごとく、
野菜等Mに結束テープTが巻回される。
第10図b→dの行程で、結束スイングアーム
4の降下により、接着切断機構Dが作動する。即
ち、第10図bに示すごとく上方の結束テープT
2を下方の結束テープT1へテープ受台21の上
方でプレス板35とテープ排除棒32で軽く押圧
しつつ降下し、第10図cのごとく両結束テープ
T1,T2は誘導ローラ24とプレス板35との
間にほぼ一直線となりプレス板35で接着される
とともに切刃36が接近する〔結束テープT1,
T2の一直線状態で、ローラ18は第1カム13
のカム面における円弧状カム面部分P(第3図参
照)に接当することにより、軸12に対しほぼ一
定位置に維持される〕ことにより、結束スイング
アーム4の降下は一時中断する。よつて、結束テ
ープT1,T2は確実に接着される。更に、第1
カム13が回転すると、円弧状カム面部分Pの終
端に連続する突出部Q(第3図参照)にローラ1
8が接当することとなり、ローラ18は上昇して
結束スイングアームの先端部4cは降下し切刃3
6は降下する。かくして、切刃36は一直線状の
結束テープT2に作用して切断する。このとき、
テープ排除棒32も同時に降下し結束テープT
1,T2の切断端をプレス台22aを上下に貫通
する空間H内へ押し下げるとともに上方の結束テ
ープT2の切断端を誘導ローラ24の降下により
押圧板23へ接着する〔第10図d〕。
そののち、結束スイングアーム4の上昇によ
り、誘導ローラ24は押圧板23より離れ、第1
0図aの実線状態となり、モータ9は停止し結束
スイングアーム4は上昇位置で待期状態となる。
結束終了により作業者は、結束された野菜等M
を手で受台7より除去するとともに結束テープT
の結束端部T′を互いに手で押圧接着するととも
に端縁T″を野菜等M又は結束テープTの適所に
接着して結束作業は終了する。
上述の接着切断作用に際し、押圧板23は第1
0図a,b,cにおける、下層の結束テープT1
の端部を接着面fに確実に仮接着させるべく、第
7図に示すごとく、接着面fと押圧作用面gとの
間に“θ”の相対角で間〓が存在するため上端の
みで接触し弾性体22aと押圧作用部23aの粗
面の押圧作用面gとの間で結束テープT1が挾圧
されることにより、強力に押圧され切断端部Ta
に長短があつて確実に仮接着される。また、結束
テープT1に野菜等の水分が付着していても押圧
作用面gが粗面であるから側方または下方へ排除
されるので接着作用に支障を生じない。
また、接着切断作用の最終工程においては、第
10図dおよび第11図に示すごとく、上層の結
束テープT2の切断端部Taを、誘導ローラ24
と押圧作用部である押圧体23aとの間で保持す
ることとなるが、押圧作用体23aの表面、即ち
押圧作用面gが粗面であるから、強力に挾持保持
される。
長孔37とビス38による調整機構が設けられ
て押圧作用部を有する押圧体23aを押圧板23
の上部で長手方向に伸縮調節可能としているの
で、第7図の“α”および“β”の寸法を適宜変
更できるので誘導ローラ24、テープ受台21の
位置の誤差に対応することができ、切断作用時の
結束テープT1,T2の状態を最適条件に選定で
きて好都合である。
本考案は上述したように、テープ接着切断機構
のテープ保持装置の接着面を弾性体で形成し押圧
板の押圧作用面を粗面とするとともに接着面に対
し下向き傾斜させたから、弾性体の接着面と押圧
板の押圧作用面との間で結束テープの切断端部を
挾持保持するにあたら、接着面と作用面とは部分
点に接触し且つ作用面が粗面のため凸部のみが強
力に結束テープを押圧することにより接着面が弾
性変形して凹凸面となつて結束テープは強力に接
着面に圧着して確実に保持され、結束作用を良好
にする効果がある。
また、本考案は、押圧作用部を有する押圧体を
押圧板の上部で長手方向に伸縮調節可能にしたの
で、誘導ローラ、テープ受台の位置の誤差に対応
させることができ、切断作用時の結束テープの状
態を最適条件に選定することができ、常に良好な
結束を行ない得る。
更にまた、押圧作用面を下向きに傾斜させて接
着面との間に逃し角度を形成したので、押圧板2
3は上端のみで接触し弾性体22aと押圧作用部
23aの粗面の押圧作用面gとの間で結束テープ
T1が挾圧されることにより、強力に押圧され切
断端部Taに長短があつて確実に仮接着できる等
の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープ用結束機の側面図。第2図は同
じく平面図。第3図は、カム機構A、結束アーム
駆動機構Bおよびテープ駆動機構Cを示す、駆動
ケースの縦断面図。第4図は同じく平面図であ
る。第5図は接着切断機構Dの縦断面図。第6図
は接着切断ユニツトDaの分解斜視図である。第
7図は、本考案を実施した接着切断機構Dのテー
プ保持装置を示す部分断面した正面図。第8図は
押圧作用板の正面図。第9図は押圧作用部の斜視
図である。第10図は結束作用を示す説明図で、
a図は待期状態、b図は接着作用開始、c図は接
着完了および切断作用、d図は結束テープの切断
端の押し下げ排除をそれぞれ示す。第11図は、
第10図dの状態に対応するテープ保持装置の作
動状態を示す正面図である。 D……接着切断機構、E……テープ保持装置、
V……溝、f……接着面、g……押圧作用面、2
1……テープ受台、22……垂直支持板、22a
……弾性体、23……押圧板、23a……押圧
体、24……誘導ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 野菜等に巻回した結束テープを接着切断して結
    束を行なうテープ結束機において、結束ケース3
    に横架した横軸により枢支された押圧板23と、
    上下動するプレス板35と対向させて結束ケース
    に固定されたテープ受台21と一体の垂直支持板
    22と、該垂直支持板22に取付けられて結束テ
    ープの端部を仮接着させる接着面を形成する弾性
    体22aと、前記押圧板23を接着面に向け付勢
    するスプリング27と、前記押圧板23の先端部
    に取付けられて前記弾性体22aとの間で結束テ
    ープを保持するため押圧作用部を形成し弾性体の
    接着面に対し下向き傾斜し且つ粗面に形成された
    作用面を有する押圧体23aとを含み、押圧作用
    部を有する押圧体23aを押圧板23の上部で長
    手方向に伸縮調整可能にし、押圧作用面gを下向
    きに傾斜させて接着面fとの間に逃がし角度θを
    形成したことを特徴とするテープ保持装置。
JP18741582U 1982-12-11 1982-12-11 テ−プ結束機におけるテ−プ保持装置 Granted JPS5994002U (ja)

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JPS5994002U JPS5994002U (ja) 1984-06-26
JPH0115612Y2 true JPH0115612Y2 (ja) 1989-05-10

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755812A (en) * 1980-09-17 1982-04-03 Sekisui Chemical Co Ltd Pasting device for adhesive tape
JPS5768316A (en) * 1980-10-16 1982-04-26 Yanmar Agricult Equip Bundling machine for vegetable

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755812A (en) * 1980-09-17 1982-04-03 Sekisui Chemical Co Ltd Pasting device for adhesive tape
JPS5768316A (en) * 1980-10-16 1982-04-26 Yanmar Agricult Equip Bundling machine for vegetable

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JPS5994002U (ja) 1984-06-26

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