JP2562323B2 - テ−プ貼着装置の貼着ヘッド - Google Patents

テ−プ貼着装置の貼着ヘッド

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JP2562323B2
JP2562323B2 JP62139371A JP13937187A JP2562323B2 JP 2562323 B2 JP2562323 B2 JP 2562323B2 JP 62139371 A JP62139371 A JP 62139371A JP 13937187 A JP13937187 A JP 13937187A JP 2562323 B2 JP2562323 B2 JP 2562323B2
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JP
Japan
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sticking
tape
roller
adhesive tape
head
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JP62139371A
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晃三 野村
誠一郎 大原
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主としてサッシ表面に保護用接着テープを
貼着するテープ貼着装置における貼着ヘッドに関する。
(従来技術) テープ貼着装置における貼着ヘッドとしては、従来、
第5図に示すように、フレーム1に、支軸8を中心に揺
動駆動されて被貼着物Wに対して遠近する可動アーム9
を設けるとともに、該可動アーム9の先端に貼着ローラ
10を備え、図外のテープロールから繰り出されガイドロ
ーラ群で巻回案内されてきた接着テープ3を、内装した
一方向クラッチの働きでテープ送り方向にのみ回転可能
な一方向ローラ20にその接着面を巻回案内させたのち、
前記貼着ローラ10に導くようにしたものがある。
この貼着ヘッドの前方には、揺動駆動されて接着テー
プ3を被貼着物Wに押圧する押圧ローラ22、および接着
テープ3を切断するカッタ25が設けられる。
上記貼着ヘッドを有するテープ貼着装置においては、
断続的に移送される被貼着物Wへの接着テープ貼着が終
了するたびに、カッタ25を作動させて、接着テープ3を
貼着ヘッド7の先端部で切断するのであるが、このと
き、ヘッド先端で接着テープ3の切断端3aが垂れさがっ
たり、巻き戻されたりするのを防ぐために、下端にバネ
線32を取付けたアーム33を一方向ローラ20の軸に回動自
在に枢支するとともに、バネ34で前記アーム33に回動付
勢し、前記バネ線32によって接着テープ3を貼着ローラ
10の下面に押付け保持する手段がとられていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記従来構造では、バネ線32が常に接着テー
プ3の接着面に作用するために、接着面に摺接跡が残っ
て、貼着仕上がりが悪化する。
また、貼着ローラ10が軟質の樹脂で構成されているた
め、バネ線32の押圧により貼着ローラ10自体の表面に押
圧跡が形成されてしまい、比較的短時間ののちにローラ
交換が必要となるものであった。その上、バネ線32が被
貼着物Wに接触して傷付けることもあった。
さらに、接着テープ3がカッタ25により切断された場
合、接着テープ3に引き出し力が作用しなくなる等の理
由で、接着テープ3の引き出し先端部がテープロール側
に引き戻されて後退するのであるが、この場合、接着テ
ープ3が接着力の強いテープであると、この接着テープ
が一方向ローラ20に貼り付いて、その引き戻し後退が阻
止される。しかしながら、接着テープが、サッシ保護用
テープのように比較的接着力が弱いものであると、接着
テープ3が一方向ローラ20の周面に貼り付かず、該一方
向ローラ20の周面を滑って引き戻され、その結果、貼着
ローラ10周面には接着テープ3の引き出し先端部が存在
しなくなり、このために次の貼着動作が行なえなくな
る。
本発明は、かかる従来構造の問題点に鑑みてなされた
ものであって、接着テープや被貼着物が傷付かないよう
にするとともに、貼着ローラの部分的な摩耗をなくして
貼着ローラの交換回数を減少させ、かつサッシ保護用テ
ープのような比較的接着力が弱い接着テープであって
も、これの断続的な貼着動作を支障なく行なえるように
することをことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、被貼着物に対
して遠近移動自在な可動アームの先端に貼着ローラを備
え、引き出し案内されてきた接着テープを、テープ送り
方向にのみ回転可能な一方向ローラにその接着面側を巻
回案内させたのち、前記貼着ローラに導くように構成し
たテープ貼着装置の貼着ヘッドにおいて、前記一方向ロ
ーラを貼着ローラのテープ巻回部位に対して当接離間自
在に構成するとともに、貼着ローラのテープ巻回部位の
終端近傍に当接離間自在なテープ押さえ部材を装備し、
前記一方向ローラとテープ押さえ部材とをテープ切断時
に貼着ローラに当接する方向に変位させるようにしたも
のである。
(作用) 上記構成によると、接着テープを被貼着物に貼着する
間は、一方向ローラ及びテープ押さえ部材が貼着ローラ
から後退離間しており、接着テープはローラ群に巻回案
内されて送り出すされる。
そして、テープ切断時には、カッタ作動に先だって、
一方向ローラとテープ押さえ部材とが前進移動して貼着
ローラに当接作用し、接着テープを貼着ローラと一方向
ローラとの間に挟持するとともに、テープ押さえ部材が
接着テープの引き出し先端部を貼着ローラに押さえつけ
る。その後、カッタが働いて接着テープを切断する。
これによって、テープ切断端の垂れ下がりがテープ押
さえ部材によって阻止されるとともに、接着テープの逆
行が一方向ローラと貼着ローラとの間の挟持によって阻
止される。
(実施例) 第1図に本発明に係るテープ貼着装置の側面が、第2
図及び第3図にその平面が、また、第4図に貼着作動状
態の側面が、それぞれ示される。
このテープ貼着装置は、アルミサッシに保護用接着テ
ープを貼着するためのものであり、立設された板状のフ
レーム1に上部のテープロール2が支持され、これから
送り出された接着テープ3が、フレーム1に取り付けら
れたローラ4,5,6群を介して巻回案内されて、貼着ヘッ
ド7に導かれるようになっている。
貼着ヘッド7は、フレーム1に支軸8を介して片持ち
状の可動アーム9を上下揺動自在に枢着支持し、この可
動アーム9の先端に貼着ローラ10を備えて構成されたも
のであり、フレーム1の背部に備えたエアーシリンダ11
の伸縮作動によって支軸8を回動駆動することで、貼着
ヘッド7全体が被貼着物Wの貼着面(図面では上面)に
対して接近離間されるようになっている。
前記可動アーム9の基端にガイドローラ12が備えられ
るとともに、可動アーム9の前面には、貼着ローラ10に
対して遠近移動自在な可動ブラケット13が備えられてい
る。この可動ブラケット13は、可動アーム9の前面に固
着したガイドレール14の上下縁に4個のガイド輪15を介
して前後動自在に係合支持されている。また、この可動
ブラケット13は、可動アーム9の透孔17を通じてアーム
背部に突出する連結部材13aを介して、可動アーム9の
背面側のエアーシリンダ18に連結されている。
そして、可動ブラケット13の前面には、ガイドローラ
19と、内装した一方向クラッチ16を介してテープ送り方
向にのみ回転可能に構成された一方向ローラ20とが軸支
され、接着テープ3がこれらガイドローラ12,19及び一
方向ローラ20を介して貼着ローラ10にまで導かれるよう
になっている。尚、前記一方向ローラ20は接着テープ3
の接着面を巻回案内する。
また、前記可動ブラケット13の先端下部には、テープ
全幅にわたる広幅のテープ押さえ部材21が片持ち状に取
付けられており、可動ブラケット13が前進移動すること
によって、前記一方向ローラ20が貼着ローラ10に当接さ
れるとともに、テープ押さえ部材12が貼着ローラ10の下
面に略接線状に当接し、可動ブラケット13が後退移動す
ることによって、第4図に示すように、一方向ローラ20
及びテープ押さえ部材21が貼着ローラ10から離間するよ
うになっている。
尚、図中の符号22は、貼着ヘッド7の前方に備えられ
た貼着用ガイドローラであり、このガイドローラ22は、
エアーシリンダ23で上下駆動されるアーム24の先端に軸
支されている。また、符号25は貼着ヘッド7の前方上部
に備えられたカッタであり、このカッタ25は、エアーシ
リンダ26で上下駆動されるアーム27の先端に取付られて
いる。さらに、フレーム1に支持されたガイドローラ6
は、ガイドレール28の上下縁にガイド輪29を介して左右
移動自在に係合支持されるとともに、エアーシリンダ30
によって左右駆動される可動ブラケット31に取付られ、
テープテンション用として用いられる。
次に上記貼着装置を用いてのテープ貼着手順を説明す
る。
被貼着物Wが貼着処理部に到達しない間は、貼着ヘ
ッド7及び貼着用ガイドローラ22は、第1図に示すよう
に、上方に待機している。この場合、可動ブラケット13
は前進している。接着テープ3が貼着ローラ10と一方向
ローラ20との間に挟持されるとともに、接着テープ3の
引き出し先端部がテープ押さえ部材21によって貼着ロー
ラ10の下面に押しつけ支持されている。
被貼着物Wの先端がヘッド下方の所定位置に達した
ことが検出手段(図示せず)で検出されると、この検出
に関連して貼着ヘッド7及びガイドローラ22が第4図に
示すように下降する。
これと同調して可動ブラケット13が後退して、一方
向ローラ20及びテープ押さえ部材21が貼着ローラ10から
離間する。
テンション用ガイドローラ6の駆動用エアーシリン
ダ30が中立状態となり、ガイドローラ6が後退可能とな
る。
貼着ヘッド7の貼着ローラ10によって、接着テープ
3の引き出し先端部が被貼着物Wの上面に圧着され、被
貼着物Wの前進に伴なって、接着テープ3が引き出され
る。このとき、テンション用のガイドローラ6が後退可
能となっているので、接着テープ3に過大な張力がかか
るのが抑制される。
被貼着物Wがガイドローラ26の押圧は受け始める
と、貼着ヘッド7は上昇し、以後はガイドローラ22のみ
の押圧によって、貼着が進行する。
接着テープ3の所要長さ分の貼着が完了すると、可
動ブラケット13が前進駆動されて、接着テープ3が一方
向ローラ20とテープ押さえ部材21とによって貼着ローラ
10に押さえつけられる。
これとほぼ同時にカッタ25が下降駆動されて接着テ
ープ3が切断される。
テープ切断後、貼着ヘッド7、ガイドローラ22及び
カッタ25は、元の上昇位置に復帰する。
テンション用ガイドローラ6が前進して接着テープ
3に適度の張力を付与する。
以上の動作で、一回の貼着作動が完了し、後続の被貼
着物Wの到達に基づいて同じ作動が繰返し行なわれるの
である。
尚、実施例では、被貼着物Wの上面へのテープ貼着に
ついてのみ説明したが、必要に応じて被貼着物Wの他の
表面へのテープ貼着も行なわれることはいうまでもな
い。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、比較的接着力が弱い
テープでも、テープ切断後にその切断端部を貼着ローラ
の周面に添わせておくことができ、接着テープの先端部
が引き戻されるようなことがなく、テープの切断と貼着
とを交互に支障なく行なえる。
しかも、テープ貼着時には、テープ押さえ部材が貼着
ローラから離間しているから、接着テープの接着面に摺
接跡をつけたり、貼着ローラに押圧跡を形成したりする
ことがなくなり、仕上がりの良好な貼着が行なえるとと
もに、貼着ローラの寿命も長くなり、交換頻度も少なく
することができるようになった。
本発明の貼着ヘッドは、容器本体と蓋とを密封するた
めの封かん機などにも有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るテープ貼着装置の待機状態にお
ける側面図、第2図及び第3図は各部の平面図、第4図
は貼着作動状態の側面図である。又、第5図は、従来装
置の側面図である。 1……フレーム、2……テープロール、3……接着テー
プ、7……貼着ヘッド、9……可動アーム、10……貼着
ローラ、20……一方向ローラ、21……テープ押さえ部
材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被貼着物に対して遠近移動自在な可動アー
    ムの先端に貼着ローラを備え、引き出し案内されてきた
    接着テープを、テープ送り方向にのみ回転可能な一方向
    ローラにその接着面側を巻回案内させたのち、前記貼着
    ローラに導くように構成したテープ貼着装置の貼着ヘッ
    ドにおいて、 前記一方向ローラを貼着ローラのテープ巻回部位に対し
    て当接離間自在に構成するとともに、貼着ローラのテー
    プ巻回部位の終端近傍に当接離間自在なテープ押さえ部
    材を装備し、前記一方向ローラとテープ押さえ部材とを
    テープ切断時に貼着ローラに当接する方向に変位させる
    ようにしたことを特徴とするテープ貼着装置の貼着ヘッ
    ド。
JP62139371A 1987-06-03 1987-06-03 テ−プ貼着装置の貼着ヘッド Expired - Lifetime JP2562323B2 (ja)

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