JP2562996B2 - テープ自動接続装置 - Google Patents

テープ自動接続装置

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JP2562996B2
JP2562996B2 JP2401999A JP40199990A JP2562996B2 JP 2562996 B2 JP2562996 B2 JP 2562996B2 JP 2401999 A JP2401999 A JP 2401999A JP 40199990 A JP40199990 A JP 40199990A JP 2562996 B2 JP2562996 B2 JP 2562996B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール状に巻き付けて
なる制御ケーブルの静電遮蔽用のアルミラミネートプラ
スチックテープを供給する装置に係り、特に生産ライン
を止めること無く連続的にアルミラミネートプラスチッ
テープを自動供給することができるように一方のロー
ル状テープの先端部と他方のロール状テープの後端部を
自動で接続するテープ自動接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、制御用ケーブルの内、伝送する
信号が微弱である場合、他の電線ケーブルあるいは電気
鉄道の電車線などからの誘導障害によって制御対象を誤
動作させる危険が大きい。そこで、この誘導障害を受け
ないように制御用ケーブルを遮蔽する必要がある。
【0003】そして、制御用ケーブルの近くに高電圧電
線がある場合に必要な静電遮蔽は、アルミラミネートプ
ラスチックテープをケーブル心上に成形縦添えして行わ
れる。このケーブル心上に成形縦添えするアルミラミネ
ートプラスチックテープは、ロール状に巻かれており、
連続的に切れ目なく供給されることが必要である。
【0004】また、連続的に製造されてくる電線は、通
常大型のケーブルドラムに巻き取られ、製品化されて出
荷される。ところが、VVFのように一般屋内用電線
は、少量ずつ使用する場合が多く、大型のケーブルドラ
ムに巻かれたのでは持ち運びに不便で適さない。
【0005】そのため、従来より少量ずつ使用する場合
のために、例えば400mm径のドーナツ状のケーブル
束に小分けして販売することが行われている。このドー
ナツ状のケーブル束は、販売するにあたってテープで包
装している。このテープによる包装は、一定量ずつ束取
りした後、自動的に機械で包装している。
【0006】このようなケーブル心上に成形縦添えする
アルミラミネートプラスチックテープ、ドーナツ状のケ
ーブル束を包装するテープは、いずれも一定の径のロー
ルに巻かれており、このロールを連続的に接続してテー
プを連続供給してやる必要がある。そこで、従来は、図
11、図12に示す如きテープ供給装置が用いられてい
た。この図11と図12とは、図11の一点鎖線gの切
断部と図12の一点鎖線hの切断部とで接続され従来の
テープ供給装置を構成している。
【0007】すなわち、100は、テープ供給装置で、
101は、架台102に取り付けられロール状テープ1
03を回転自在に支持するシャフトである。ロール状テ
ープ103には、テープ104が巻き付けられている。
【0008】105は、テープ104が解けないように
押さえる押さえ部材である。
【0009】106は、テープ104をロール状テープ
103から繰出し、テープストッカー108に送り込む
駆動装置で、ローラー107と共働するように構成され
ている。
【0010】109は、架台102に取り付けられ、テ
ープロール110を回転自在に支持するシャフトであ
る。テープロール110には、テープ111が巻き付け
られている。
【0011】112は、テープ111の先端をテープロ
ール110の壁面に取り付けるための粘着テープであ
る。113は、テープ104が解けないように押さえる
押さえ部材である。
【0012】このように構成されるテープ供給装置10
0は、上側のテープロール101のテープ104が無く
なると、人が一旦ラインを止めて、テープ104の終端
部を鋏等で切断し、下側のテープロール110のテープ
111の先端部とを粘着テープ等によって手作業で接続
する。テープ104の終端部とテープ111の先端部と
の接続が完了すると再びラインを稼働させる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のテー
プ供給装置100にあっては、2つのロール状テープ間
でのテープの接続の際に、一旦ラインを止めて、一方の
ロール状テープの終端部と他方のロール状テープの先端
部とを接続しなければならないため、甚だしく稼働効率
が悪いという問題点を有している。
【0014】本発明の目的は、制御ケーブルの静電遮蔽
用のアルミラミネートプラスチックテープをロール状に
巻き付けて構成された2つのロール状テープの先端部と
後端部を自動で接続し、生産ラインを止めることなく
ルミラミネートプラスチックテープを連続的に供給する
ことができるようにしようということにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のテープ自動接続装置は、アルミラミネート
プラスチックテープをロール状に巻き付けて支持部材に
回転自在に支持された少なくとも2つのロール状テープ
と,前記ロール状テープのテープ残量が所定量になった
ことを検出するテープ量検出装置と,2枚の側板に帯状
に形成されるガイド板を挟持固着し、先端に接着テープ
が貼付された前記ロール状テープの先端を該ガイド板先
端より所定長さ突出させて保持する案内路を少なくとも
2つ連設してなるテープ先端保持具と,前記テープ先端
保持具の案内路に対向し、2枚の誘導側板に帯状に形成
される誘導板を挟持固着し、前記テープ先端保持具の案
内路によって案内されて走行してくるテープを誘導する
誘導路を介して駆動装置によって駆動する駆動ローラー
に懸架して定量的にテープストッカーに供給するテープ
供給装置と,前記テープ供給装置から送られてくるテー
プを一定量溜めておくテープストッカーと,前記テープ
供給装置の誘導路の上方に設け、前記駆動ローラ停止時
に押え板を前記テープ供給装置の誘導板に押さえ付けて
前記走行停止したテープを押さえ付けるテープ押さえ付
け装置と,支持材に片支持されるガイドレール上に前記
テープ先端保持具を載置し、移動手段によって該ガイド
レール上をテープ走行方向に対して垂直な方向に移動さ
せる先端保持具移動装置と,前記テープ先端保持具と前
記テープ供給装置の間に鋏を設け、前記テープ量検出装
置によってロール状テープのテープ量が所定量に達し、
前記テープ供給装置の駆動ローラーを駆動停止し、前記
テープ押さえ付け装置の押え板によって前記走行停止し
たテープを押さえ付けた後に該テープを切断するテープ
自動切断装置と,前記テープ供給装置の誘導路及び前記
テープ先端保持具の案内路の上方に設け、前記テープ量
検出装置によるテープ残量の検出によってテープの供給
を停止した後、前記鋏で切断し、前記先端保持具移動装
置によって移動することによって前記テープ先端保持具
をテープ供給位置に移動して、テープ自動切断装置によ
って切断したテープの端末の上に、新しいロール状テー
プの先端を該新しいロール状テープの先端に貼付された
接着テープと共に載置し、少なくとも誘導板上を押圧転
動する接続装置とによって構成してなるものである。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】支持部材に少なくとも2つのロール状テープを
回転自在に取り付ける。このロール状テープのそれぞれ
の先端に接着テープを貼付し、ロール状テープ先端を少
なくとも2つ連設してなる一方のテープ先端保持具を、
2枚の誘導側板に固着される誘導板に対向する位置にセ
ットし、他方のテープ先端保持具を所定位置にセット
し、ロール状テープに巻かれたテープを取り出し可能に
保持させる。
【0020】しかる後、ロール状テープの残量が所定量
以下になったことをテープ量検出装置によって検出する
と、テープ供給装置の駆動ローラを停止し、テープスト
ッカーへのテープ供給を一時停止する。走行の停止した
テープは、テープ自動切断装置によって自動的にテープ
を切断される。
【0021】そして、先端保持具移動装置によってテー
プ先端保持具をガイドレール上を摺動させて、一定の順
にしたがって2つ連設してなる一方のテープ先端保持具
を移動し、ロール状テープの繰出しを終了したテープ先
端保持具を誘導板に対向するテープ供給位置から外すと
共に、ロール状テープの繰出しを開始していない他方の
テープ先端保持具を誘導板に対向するテープ供給位置に
合わせる。
【0022】すると、新しいテープ先端保持具がテープ
供給位置に移動し、新しいロール状テープの先端に貼付
された接着テープがテープ自動切断装置によって切断し
たテープの端末の上に載置する。そこで、接続装置の
ーラを降下させ誘導板上で転動させて接着テープを押圧
、新しいロール状テープの先端とテープ自動切断装置
によって切断されたテープの末端とを自動的に接続す
る。
【0023】したがって、2つのロール状テープの先端
部と後端部を自動で接続することができ、ラインを止め
ること無く連続的にテープを自動供給することができ
る。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0028】図1〜図10には、本発明に係るテープ自
動接続装置の一実施例が示されている。
【0029】図1〜図2は、本発明に係るテープ自動接
続装置の全体構成図である。
【0030】図1は本発明に係るテープ自動接続装置の
上部を示す正面図、図2は本発明に係るテープ自動接続
装置の下部を示す正面図である。そして、この図1と図
2とは、図1の一点鎖線aの切断部と図2の一点鎖線b
の切断部とで接続され本発明に係るテープ自動接続装置
の全体構成正面図を構成している。
【0031】図において、1は、テープ自動接続装置
で、支持部材2と、テープ先端保持具3と、先端保持具
移動装置4と、テープ量検出装置5と、テープ自動切断
装置6と、接続装置7とによって構成されている。
【0032】支持部材2は、ロール状テープを少なくと
も2つ回転自在に支持するもので、図1,図2に示され
ている。
【0033】10、11がロール状テープで、テープ1
2、13がロール状に巻き付けられたものである。この
テープ13の先端には、図8に示す如く粘着テープ14
が貼付されている。
【0034】15、16は、架台17に回転自在に取り
付けられる紙管受で、ロール状テープ10、11を挿着
するためのものである。
【0035】18、19は、押えガイドで、ピン20、
21を介して架台17に回動自在に取り付けられてお
り、ロール状テープ10、11のテープ12、13がバ
ラけるのを押さえためのものである。
【0036】テープ先端保持具3は、接着テープ14が
貼付されたロール状テープ11の先端を所定位置に取り
出し可能に保持するもので、図3、図4、図5及び図6
に示されている。
【0037】図3は図2に図示のテープ自動接続装置1
のテープ先端保持具と先端保持具移動装置とテープ自動
切断装置の一部を示す斜視図、図4は図2に図示のテー
プ自動接続装置1のテープ先端保持具と先端保持具移動
装置とテープ自動切断装置の一部を示す斜視図である。
そして、この図3と図4とは、図3の一点鎖線cの切断
部と図4の一点鎖線dの切断部とで接続され図2に図示
のテープ自動接続装置1のテープ先端保持具と先端保持
具移動装置とテープ自動切断装置の全体を構成してい
る。
【0038】図5は図2に図示のテープ自動接続装置1
のテープ先端保持具と先端保持具移動装置とテープ自動
切断装置の動作を示す一部斜視図、図6は図2に図示の
テープ自動接続装置1のテープ先端保持具と先端保持具
移動装置とテープ自動切断装置の動作を示す一部斜視図
である。そして、図5と図6とは、図5の一点鎖線eの
切断部と図6の一点鎖線fの切断部とで接続され図2に
図示のテープ自動接続装置1のテープ先端保持具と先端
保持具移動装置とテープ自動切断装置の全体動作を示す
構成となっている。
【0039】22は、側板で、23は側板22に対向し
て平行に設けられる側板である。24は、側板22、側
板23とに挟み固定され、ロール状テープ10のテープ
12をガイドするガイド板で、このガイド板24は、側
板22、23に対して直角に取り付けられている。
【0040】25は、側板23に対向して平行に設けら
れる側板である。26は、側板23、側板25とに挟み
固定され、ロール状テープ11のテープ13をガイドす
るガイド板で、このガイド板26は、側板23、25に
対して直角に取り付けられている。
【0041】27は、側板22と側板23との間に回転
自在に取り付けられるローラで、ロール状テープ10の
テープ12をガイド板24上にスムーズにガイドするた
めのものである。
【0042】28は、側板23と側板25との間に回転
自在に取り付けられるローラで、ロール状テープ11の
テープ13をガイド板26上にスムーズにガイドするた
めのものである。
【0043】29、30は、側板22、23、25を摺
動するガイドレールで、ブラケット31、32に支持固
定されている。図8に示される80、81は、ガイドレ
ール29、30に設けられるストッパで、テープ先端保
持具3の側板22が移動し、ストッパ80、81に当接
した際にガイド板26がガイド板24のあった位置と同
位置にくるようになっている。
【0044】また、側板22には、ロッドレスシリンダ
33が取り付けられており、このロッドレスシリンダ3
3のシリンダロッド34は、ブラケット35に支持固定
されている。このロッドレスシリンダ33とシリンダロ
ッド34とによって先端保持具移動装置4が構成されて
いる。この先端保持具移動装置4は、テープ先端保持具
3が二連の場合は交互に、三連の場合は、一定の順序に
したがって移動しテープ先端保持具3をテープ供給装置
8の誘導板38の先端と対向する位置に固定する作用を
有している。
【0045】36は、ブラケット31、32、35が支
持固定されている支持材であり、この支持部材36は、
固定部材79を介して枠体37にボルト等によって固着
されている。
【0046】8は、テープ先端保持具3に対向した位置
に設けられるテープ供給装置で、ロール状テープから送
られてくるテープを連続的に供給するもので、図3、図
4、図5及び図6に示されている。
【0047】38は、テープ先端保持具3のガイド板2
4又はガイド板26を介して送出されてくるテープ12
又はテープ13を受ける誘導板で、2枚の誘導側板3
9、40によって挟持固定されている。41は、誘導ロ
ーラで、誘導板38を通って送出されてくるテープ12
又はテープ13をスムーズに図2図示テープストッカ4
2に送り出すためのものである。このテープストッカ4
2は、ロール状テープ10のテープ12の端末とロール
状テープ11のテープ13の先端とを接続する時間、誘
導板38を通るテープ12の送出が停止するので、テー
プ12の送出が停止してもラインを停止することがない
ように予め所定量のテープを一時的に溜置しておくため
のものである。
【0048】43は、駆動ローラで、補助ローラ45に
当接して誘導ローラ41を介してテープ12又はテープ
13を引き出すものである。この駆動ローラ43は、駆
動装置44によって駆動するようになっており、チェー
ンドライブあるいはベルトドライブとなっている。
【0049】また、2枚の誘導側板39、40は、ブラ
ケット46、47を介して枠体48に固定支持されてい
る。
【0050】49は、押え板で、シリンダ50のシリン
ダロッドの先端に固着されている。この押え板49は、
図7に示す如くシリンダ50の駆動によって上下動する
ように構成されている。このシリンダ50は、支持部材
51を介して誘導側板40に設けられており、押え板4
9が誘導板38の上方に位置するようになっている。そ
して、この押え板49は、ロール状テープ10又はロー
ル状テープ11のテープ12又はテープ13が無くなり
テープ12又はテープ13の送出を停止した際に、誘導
板38上にあるテープ12又はテープ13を誘導板38
と共働して押さえ付けるためのものである。
【0051】テープ量検出装置5は、テープ12又はテ
ープ13を供給しているロール状テープ10又はロール
状テープ11のテープ残量を測定しテープ残量が所定量
以下になったときに、テープ供給停止信号を出力するも
のであり、図2に示されている。
【0052】52、53は、検知器で、発光素子と受光
素子が設けられている。54、55は、検知器52、5
3の発光素子から発せられる光を反射する反射板で、検
知器52、53の対向した位置に設けられている。した
がって、検知器52、53によるロール状テープ10、
11のテープ残量は、検知器52、53と反射板54、
55を結ぶ線が紙管受15、16からどのくらいあるか
によって決まる。このようにして設定した(検知器5
2、53と反射板54、55の取付け位置によって決ま
る)テープ残量を検出している。したがって、検知器5
2の発光素子と受光素子、検知器53の発光素子と受光
素子とは、発光素子から発せられる光が反射板54、5
5によって反射して受光素子で受光できるような角度に
取り付けられている。
【0053】この検知器52、53は、テープ残量が所
定量に達すると検出信号を出力するようになっている。
この検知器52、53から出力される検出信号によって
図示されていない制御装置が駆動してテープ12又はテ
ープ13の供給を停止する。
【0054】テープ自動切断装置6は、テープ量検出装
置5によるテープ残量の検出によって走行の停止したテ
ープ先端保持具3のガイド板24又はガイド板26を介
して送出されてくるのテープ12又はテープ13を、テ
ープ先端保持具3のガイド板24又はガイド板26とテ
ープ供給装置8の誘導ローラ41へ送出する誘導板38
との間で自動的に切断するもので、図2、図3、図4、
図5及び図6に示されている。
【0055】56は、カッターで、本実施例では市販さ
れている鋏を利用している。このカッター56の一方の
把手は、支持板57に支持固定されている。また、他方
の把手は、図2に示す如くシリンダロット58を介して
エアシリンダ59に固着されている。したがってカッタ
ー56は、エアシリンダ59によって駆動される。この
エアシリンダ59を駆動することにより、カッター56
は、シリンダロット58に固定されている方の刃を挟動
せしめてテープ12又はテープ13を切断する。このエ
アシリンダ59は、支持部材60を介して枠体37に取
り付けられている。
【0056】接続装置7は、先端保持具移動装置4によ
って新しいテープ先端保持具3をテープ供給位置に移動
して新しいロール状テープ11のテープ13の先端に貼
付された接着テープ14をテープ自動切断装置6によっ
て切断したテープ12の端末の上に載置し少なくとも誘
導板38上を押圧転動するもので、図5、図6及び図7
に示されている。
【0057】61は、ローラで、ブラケット62に回転
自在に取り付けられている。63、64は、ガイドで、
プレート65に取り付けられており、ブラケット62の
取り付けられているローラ61が図7に図示の矢印Aに
示す如くスムーズに垂直に下がるように案内するための
ものである。66は、プレート65に取り付けられるエ
アシリンダで、ブラケット62を垂直方向に押し下げる
ためのものである。このプレート65は、ガイドレール
67、68の上を摺動するように構成されている。この
ガイドレール67、68は、プレート69、70の上に
設けられており、このプレート69、70は、ブラケッ
ト71、72を介して枠体73に支持固定されている。
【0058】74は、プレート65に取り付けられるブ
ラケットで、シリンダロッド75に取り付けられてい
る。76は、エアシリンダで、ベース77に固定部材7
8によって固着されており、プレート65を図7に図示
の矢印Bに示す如く移動するためのものである。このベ
ース77は、プレート69、70に取り付けられてい
る。
【0059】このように構成されるテープ自動接続装置
1は、テープ先端保持具3のガイド板24にセットされ
たロール状テープ10のテープ12をテープ供給装置8
の誘導板38を介して駆動ローラ43の駆動によってテ
ープストッカ42に送り出されている。また、ロール状
テープ11のテープ13は、先端に粘着テープ14を貼
付し所定長さ突出させてテープ先端保持具3のガイド板
26にセットする。
【0060】誘導板38の前に位置するテープ先端保持
具3のガイド板24を介してロール状テープ10からテ
ープ12が送り出され、ロール状テープ10のテープ残
量が予め設定されている所定量に達したことを検知器5
2によって検出されると、図示されていない制御装置が
作動し駆動装置44を制御して駆動ローラ43の駆動を
停止してテープ12の供給を停止する。
【0061】すると、シリンダ50が制御装置によって
駆動され、押え板49が図7の一点鎖線に示す如く降下
し、走行の停止しているテープ12を上から押圧し、押
え板49と誘導板38とによって挟持する。
【0062】テープ12が、押え板49と誘導板38と
によって押さえ付けられると、エアシリンダ59が駆動
し、シリンダロット58に固定されている方の刃を作動
してカッター56の2つの刃を挟動せしめて、テープ先
端保持具3のガイド板24と、誘導板38との間でテー
プ12を切断する。テープ12が、カッター56によっ
てガイド板24と、誘導板38との間で切断されると、
エアシリンダ59が駆動し、シリンダロット58に固定
されている方の刃を作動してカッター56の2つの刃を
開動せしめる。
【0063】その後、ロッドレスシリンダ33を駆動
し、テープ先端保持具3を図9に図示の矢印Cに示す如
く側板22がストッパ29、30に当接する位置まで移
動する。この側板22がストッパ29、30に当接する
位置まで移動すると、テープ供給装置8の誘導板38に
テープ先端保持具3のガイド板26が対向する位置にく
る。このテープ先端保持具3が三連の場合は、一定の順
序にしたがって一連ずつ移動させる。
【0064】先端保持具移動装置4によって、テープ先
端保持具3が一連分移動すると、テープ先端保持具3の
ガイド板26にセットされていたロール状テープ11の
テープ13がテープ供給装置8の誘導板38の上に移動
する。すると、テープ13の先端に貼付されている粘着
テープ14がテープ12の上に位置する。先端保持具移
動装置4によって、テープ先端保持具3が一連分移動し
たことを検知する(検知手段は示していない)とエアシ
リンダ66を駆動し、ローラ61を図7に図示の矢印A
に示す如く押し下げ、テープ13を押圧する。そして、
エアシリンダ76を駆動し、プレート65を図7に図示
の矢印Bに示す如く往復移動してローラ61をテープ1
3の上から粘着テープ14の上、テープ12の上と転動
する。このローラ61の転動が行われると、テープ先端
保持具3のガイド板26にセットされていたロール状テ
ープ11のテープ13とテープ供給装置8の誘導板38
の上に残っているテープ12とが粘着テープ14によっ
て接続される。
【0065】テープ先端保持具3のガイド板26にセッ
トされていたロール状テープ11のテープ13とテープ
供給装置8の誘導板38の上に残っているテープ12と
が粘着テープ14によって接続されると、エアシリンダ
76を駆動して、プレート65を元の位置に戻し、エア
シリンダ66を駆動して、ローラ61を元の位置に引き
上げてテープの自動接続を終了する。
【0066】しかる後、ロール状テープ10のテープ1
2をテープ先端保持具3のガイド板24から外し、所定
量以下になったロール状テープ10を架台17の紙管受
15から取り外す。そして、新しいロール状テープ90
(ロール状テープ10と同一のもので図示していない)
を架台17の紙管受15に取り付け、この新しいロール
状テープ90のテープ91の先端に図10に示す如く粘
着テープ92を貼付し、テープ先端保持具3のガイド板
24にセットする。
【0067】このテープ先端保持具3のガイド板24と
ガイド板26とを交互に移動し、同様の一連の動作を繰
り返すことにより連続的にテープを供給する。
【0068】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0069】アルミラミネートプラスチックテープをロ
ール状に巻き付けて支持部材に回転自在に支持された少
なくとも2つのロール状テープと,前記ロール状テープ
のテープ残量が所定量になったことを検出するテープ量
検出装置と,2枚の側板に帯状に形成されるガイド板を
挟持固着し、先端に接着テープが貼付された前記ロール
状テープの先端を該ガイド板先端より所定長さ突出させ
て保持する案内路を少なくとも2つ連設してなるテープ
先端保持具と,前記テープ先端保持具の案内路に対向
し、2枚の誘導側板に帯状に形成される誘導板を挟持固
着し、前記テープ先端保持具の案内路によって案内され
て走行してくるテープを誘導する誘導路を介して駆動装
置によって駆動する駆動ローラーに懸架して定量的にテ
ープストッカーに供給するテープ供給装置と,前記テー
プ供給装置から送られてくるテープを一定量溜めておく
テープストッカーと,前記テープ供給装置の誘導路の上
方に設け、前記駆動ローラ停止時に押え板を前記テープ
供給装置の誘導板に押さえ付けて前記走行停止したテー
プを押さえ付けるテープ押さえ付け装置と,支持材に片
支持されるガイドレール上に前記テープ先端保持具を載
置し、移動手段によって該ガイドレール上をテープ走行
方向に対して垂直な方向に移動させる先端保持具移動装
置と,前記テープ先端保持具と前記テープ供給装置の間
に鋏を設け、前記テープ量検出装置によってロール状テ
ープのテープ量が所定量に達し、前記テープ供給装置の
駆動ローラーを駆動停止し、前記テープ押さえ付け装置
の押え板によって前記走行停止したテープを押さえ付け
た後に該テープを切断するテープ自動切断装置と,前記
テープ供給装置の誘導路及び前記テープ先端保持具の案
内路の上方に設け、前記テープ量検出装置によるテープ
残量の検出によってテープの供給を停止した後、前記鋏
で切断し、前記先端保持具移動装置によって移動するこ
とによって前記テープ先端保持具をテープ供給位置に移
動して、テープ自動切断装置によって切断したテープの
端末の上に、新しいロール状テープの先端を該新しいロ
ール状テープの先端に貼付された接着テープと共に載置
し、少なくとも誘導板上を押圧転動する接続装置とによ
って構成してあるため、制御ケーブルの静電遮蔽用のア
ルミラミネートプラスチックテープをロール状に巻き付
けて構成された2つのロール状テープの先端部と後端部
を自動で接続することができ、 生産ラインを止めること
なくアルミラミネートプラスチックテープを連続的に供
給することができる。
【0070】
【0071】
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例の上
部を示す全体構成図である。
【図2】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例の下
部を示す全体構成図である。
【図3】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例を示
す図2のテープ先端保持具と先端保持具移動装置とテー
プ自動切断装置の一部斜視図である。
【図4】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例を示
す図2のテープ先端保持具と先端保持具移動装置とテー
プ自動切断装置の一部斜視図である。
【図5】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例を示
す図2のテープ先端保持具と先端保持具移動装置とテー
プ自動切断装置の一部を示す動作図である。
【図6】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例を示
す図2のテープ先端保持具と先端保持具移動装置とテー
プ自動切断装置の一部を示す動作図である。
【図7】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例を示
す図2の接続装置の動作を示すための図である。
【図8】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例を示
す図2のテープ自動接続装置の動作説明図である。
【図9】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例を示
す図2のテープ自動接続装置の動作説明図である。
【図10】本発明に係るテープ自動接続装置の実施例を
示す図2のテープ自動接続装置の動作説明図である。
【図11】従来のロール状テープの供給装置の上部を示
す全体正面図である。
【図12】従来のロール状テープの供給装置の上部を示
す全体正面図である。
【符号の説明】
1 テープ自動接続装置 2 支持部材 3 テープ先端保持具 4 先端保持具移動装置 5 テープ量検出装置 6 テープ自動切断装置 7 接続装置 8 テープ供給装置 10 ロール状テープ 11 ロール状テープ 12 テープ 13 テープ 14 粘着テープ 24 ガイド板 26 ガイド板 29 ガイドレール 30 ガイドレール 33 ロッドレスシリンダ 38 誘導板 49 押え板 52 検知器 53 検知器 56 カッター 61 ローラ 66 エアシリンダ 76 エアシリンダ 92 粘着テープ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミラミネートプラスチックテープを
    ロール状に巻き付けて支持部材に回転自在に支持された
    少なくとも2つのロール状テープと, 前記ロール状テープのテープ残量が所定量になったこと
    を検出するテープ量検出装置と, 2枚の側板に帯状に形成されるガイド板を挟持固着し、
    先端に接着テープが貼付された前記ロール状テープの先
    端を該ガイド板先端より所定長さ突出させて保持する案
    内路を少なくとも2つ連設してなるテープ先端保持具
    と, 前記テープ先端保持具の案内路に対向し、2枚の誘導側
    板に帯状に形成される誘導板を挟持固着し、前記テープ
    先端保持具の案内路によって案内されて走行してくるテ
    ープを誘導する誘導路を介して駆動装置によって駆動す
    る駆動ローラーに懸架して定量的にテープストッカーに
    供給するテープ供給装置と, 前記テープ供給装置から送られてくるテープを一定量溜
    めておくテープストッカーと, 前記テープ供給装置の誘導路の上方に設け、前記駆動ロ
    ーラ停止時に押え板を前記テープ供給装置の誘導板に押
    さえ付けて前記走行停止したテープを押さえ付けるテー
    プ押さえ付け装置と, 支持材に片支持されるガイドレール上に前記テープ先端
    保持具を載置し、移動手段によって該ガイドレール上を
    テープ走行方向に対して垂直な方向に移動させる先端保
    持具移動装置と, 前記テープ先端保持具と前記テープ供給装置の間に鋏を
    設け、前記テープ量検出装置によってロール状テープの
    テープ量が所定量に達し、前記テープ供給装置の駆動ロ
    ーラーを駆動停止し、前記テープ押さえ付け装置の押え
    板によって前記走行停止したテープを押さえ付けた後に
    該テープを切断するテープ自動切断装置と, 前記テープ供給装置の誘導路及び前記テープ先端保持具
    の案内路の上方に設け、前記テープ量検出装置によるテ
    ープ残量の検出によってテープの供給を停止した後、前
    記鋏で切断し、前記先端保持具移動装置によって移動す
    ることによって前記テープ先端保持具をテープ供給位置
    に移動して、テープ自動切断装置によっ て切断したテー
    プの端末の上に、新しいロール状テープの先端を該新し
    いロール状テープの先端に貼付された接着テープと共に
    載置し、少なくとも誘導板上を押圧転動する接続装置
    と, によって構成してなるテープ自動接続装置。
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