JPS63306128A - 物品収集設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、出荷先に合わせて、複数種の物品を仕分ける
のに使用する物品収集設備に関し、詳しくは、物品収納
用の容器を搬送する搬送ラインが設けられ、複数種の物
品を収納する棚が、前記搬送ラインの側脇に設けられ、
前記搬送ラインの搬送方向に沿って、物品収納作業箇所
の複数個が設けられた物品収集設備に関する。

〔従来の技術〕

かかる物品収集設備は、各物品収納作業箇所に配置され
た作業員が、搬送ラインに沿って搬送されてくる容器に
、棚から取出した物品を収納することによって、同じ出
荷先の容器内に複数種の物品を収納させるようにしたも
のである。

尚、各物品収納作業箇所に配置された作業員には、順次
搬送されてくる容器の夫々に対応する物品収納情報、つ
まり、棚からの物品取出し情報を指示させる必要がある
。このため、一般には、各容器に、各作業箇所での作業
データが記載された作業伝票を収納させることが行われ
ており、又、近年では、搬送ライン上での各容器の位置
を管理しながら、その情報に基づいて、各作業箇所にお
いて物品取出し情報を指示させることも行われている。

ところで、従来では、搬送ラインが、単なる一本のライ
ン状に形成され、各物品収納作業箇所に対応するライン
部分が、各別に搬送状態と停止状態とに切換えられるよ
うに構成されている。

つまり、各ライン部分は、物品収納作業を要する容器が
搬送されてくるに伴って、停止状態に切換えられ、そし
て、その容器に対する物品収納作業が完了するに伴って
、再び搬送状態に切換えられることになり、作業員は、
停止された容器に対して物品収納作業を行うことになる
。

（例えば、特開昭６１−５５００５号公報参照）〔発明
が解決しようとする問題点〕 従来の構造によると、複数の物品収納作業箇所のうちに
、物品収納作業に手間取るものが発生すると、その物品
収納作業箇所よりも搬送下手側の物品収納作業箇所にお
いては、容器が搬送されてこないものとなって、作業待
ち状態となったり、作業に手間取る物品収納作業箇所よ
りも搬送上手側の物品収納作業箇所においては、物品収
納作業を完了した容器を搬送下手側に送れないものとな
り、その結果、新たな容器を受入れることができないも
のとなって、作業待ち状態となる等、作業待ちとなる物
品収納作業箇所が発生する虞れがあり、そのために、作
業能率の低下を生じるものであった。

本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、そ
の目的は、搬送ラインに沿って搬送される各容器が、物
品収納作業箇所の全てにおいて作業を要するものでない
点を有効利用して、収納作業に手間取る物品収納作業箇
所が発生しても、作業待ちとなる物品収納作業箇所が発
生することを抑制する点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による物品収集設備の特徴構成は、物品収納用の
容器を搬送する搬送ラインが、メインライン部と、その
メインライン部と各物品収納作業箇所との間で前記容器
を受け渡しする複数個のサブライン部とから構成されて
いる点にあり、その作用及び効果は次の通りである。

〔作　用〕

すなわち、メインライン部に沿って搬送されてくる容器
のうち、作業の要する容器のみを、サブライン部を用い
て各物品収納作業箇所に分岐させて、各物品収納作業箇
所の作業が、メインライン部に影響を与えることが無い
ようにする。もちろん、物品収納作業が完了した容器は
、サブライン部を用いてメインライン部に返送させるこ
とになる。

〔発明の効果〕

従って、物品収納作業箇所のいずれかで作業に手間取る
ことがあっても、その物品収納作業箇所での作業が要ら
ない容器は、メインライン部によって搬送下手側に順次
送ることができるのであり、もって、作業待ち状態とな
る物品収納作業箇所が発生することを抑制して、作業能
率の向上を図るのに有効となった。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図に示すように、例示する物品収集設備
には、物品収納用の容器（１）を搬送する搬送ライン（
Ａ）が設けられ、複数種の物品を収納する棚（Ｂ）が、
前記搬送ライン（Ａ）の側脇に設けられ、搬送ライン（
Ａ）の搬送方向に沿って、物品収納作業箇所（Ｋ）の複
数個が設けられ、さらには、前記棚（Ｂ）からの物品取
出し情報を記載した作業伝票を発行するプリンター（２
）や、各容器（１）を分別するバーコードラベル（Ｌ）
を発行するラベル作成機（３）が、前記搬送ライン（Ａ
）の始端部に設けられている。

尚、前記搬送ライン（Ａ）は、容器（１）を出荷作業場
へ搬送するラインに接続されるものであり、又、図中（
Ｃ）は、出荷作業場からの空の容器（１）を前記搬送ラ
イン（Ａ）の始端部に返送する空容器返送用のラインで
ある。

前記搬送ライン（Ａ）は、メインライン部（ＡＩ）と、
そのメインライン部（八〇と各物品収納作業箇所（Ｋ）
との間で前記容器（１）を受け渡しする複数個のサブラ
イン部（Ａ２）とから構成されている。

そして、前記メインライン部（Ａ１）は、ローラコンベ
ヤやベルトコンベヤ等を用いて構成されることになる。

又、前記サブライン部（Ａ２）は、メインライン部（Ａ
１）から棚側に向かう往行程部分（４）と、棚側からメ
インライン部（Ａ１）に向かう復行程部分（５）とから
なり、各部分（４）　、　（５）は、ローラコンベヤや
ベルトコンベヤ等を用いて構成されることになる。

さらに、この搬送ライン（Ａ）に付属する設備として、
容器（１）をメインライン部（Ａ１）からサブライン部
（Ａ２）の往行程部分（４）に押出す空圧式のプッシャ
ー（６）や、搬送されて（る容器（１）がサブライン部
（Ａ２）に送る容器であるか否かを判別する情報として
、各容器（１）のバーコードラベル（Ｌ）を読取るラベ
ル読取機（７）が、メインライン部（八１）とサブライ
ン部（Ａ２）との接続箇所夫々に配置されている。従っ
て、搬送されてくる容器（１）がサブライン部（八２）
に送り込む容器であることが、ラベル読取機（７）の情
報に基づいて判別されると、プッシャー（６）を作動さ
せるようになっている。

前記棚（Ｂ）は、前記複数個の物品収納作業箇所（Ｋ）
の夫々に各別に対応して位置する複数個の棚部分（ｂ）
に区画されるものであり、各棚部分（ｂ）は、上下複数
段の荷載置部を備え、各荷載置部の夫々に、複数種の物
品を区分は状態で収納するようになっている。

前記プリンター（２）によって発行される作業伝票は、
１つの容器（１）に対応する作業ごとに分断されるもの
であって、各容器（１）に１枚づつ投入されることにな
る。そして、前記作業伝票には、作業を要する物品収納
作業箇所（Ｋ）の番号と、各物品収納作業箇所（Ｋ）に
おける作業内容と、収納された物品全体の行先情報とが
記載されている。又、前記作業内容は、取出すべき物品
の種類とその数量とが分かるように記載されることにな
る。

前記ラベル作成機（３）は、前記プリンター（２）の作
業伝票の発行と同期して、バーコードラベル（Ｌ）を発
行するものである。そして、発行されたバーコードラベ
ル（Ｌ）は、容器（１）の側壁に、貼付されることにな
る。

上記の様に構成された物品収集設備の運行手順は、次の
通りである。

つまり、搬送ライン（Ａ）の始端部に対応させて、容器
供給用の補助作業員が配備され、又、各物品収納作業箇
所の夫々に、−人づつ割当てる状態で主作業員が配備さ
れることになる。

前記補助作業員は、空容器返送用ライン（Ｃ）上の空の
容器（１）に、作業伝票を投入すると共にバーコードラ
ベル（Ｌ）を貼付し、その後、搬送ライン（Ａ）に容器
（１）を供給する作業を行うことになる。

前記主作業員は、サブライン部（Ａ２）の往行程部分（
４）にて搬送されて（る容器（１）に対して次の作業を
行うことになる。

■　容器（１）内の作業伝票に基づいて、物品収納作業
を行うこと。

■　収納作業を完了した容器（１）を、サブライン部（
Ａ２）の復行程部分（５）に供給すること。

尚、各物品収納作業箇所（Ｋ）に搬送されてくる容器（
１）は、必ずその作業箇所（Ｋ）での作業を要するもの
であるから、作業伝票にて物品取出し情報を指示させる
ものでありながらも、能率の良い作業を行えるものとな
っている。

次に、制御構成について説明する。

すなわち、第３図に示すように、物品収集設備の運行を
管理するホストコントローラ（ＨＣ）が設けられ、客先
等から発光される注文書（８）の内容がホストコントロ
ーラ（ＩＣ）に入力されると、ホストコントローラ（Ｈ
Ｃ）にて、注文書（８）の内容に応じた発注書（９）が
作成され、その発注書（９）の内容に合わせて物品の購
入が行われる。

又、ホストコントローラ（ＨＣ）には、購入された物品
の入庫データ（９）も入力される。

そして１ホストコントローラ（ＨＣ）は、事前に入力さ
れた注文書（８）の内容に基づいて、作業−Ｆ’　−９
ヲ作成し、その作業データをサブコントローラ（ＳＣ）
に出力する。

尚、作業データは、１つの容器（１）に対する作業量ご
とに分けることができるように形成されている。

サブコントローラ（ＳＣ）は、プリンター（２）により
作業伝票を発行する処理、ラベル作成機（３）にてバー
コードラベル（Ｌ）を発行する処理、記憶している作業
データとラベル読取機（７）からの読取り情報に基づい
て、プッシャー（６）を作動させる処理の夫々を行うこ
とになる。

〔別実施例〕

本発明は、各物品収納作業箇所（Ｋ）での物品取出し情
報を、各容器（１）の搬送位置を検出しながら、各箇所
で表示させる形式で実施してもよい。

搬送ライン（Ａ）を構成するに、各部の具体構成は各種
変更できるものであり、特に、サブライン部（Ａ２）に
おいて、容器（１）を分岐させる構成や合流させる構成
は各種変更できる。そして、実施例では、容器（１）を
サブライン側へ自動的に分岐させる場合を例示したが、
容器（１）を分岐部で停止させるようにすると共に、作
業員が容器（１）の分岐の要否を確認しながら必要な容
器（１）のみ分岐させるようにしてもよい。

尚、実施例の如く、自動的に分岐させるために、各容器
（１）の分別情報を容器（１）に持たせるに、バーコー
ドラベル（Ｌ）に代えて、磁石利用の設定板を用いたり
、記憶した情報を通信する機能を備えた、いわゆるＩＤ
カードを用いるようにする等、各種変更できる。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る物品収集設備の実施例を示し、第１
図は物品収集設備の概略平面図、第２図は搬送ラインの
始端部を示す側面図、第３図は制御構成のブロック図テ
ある。 （１）・・・・・・容器、　（Ａ）・・・・・・搬送ラ
イン、（Ａ　ｒ　）　−°。 ・・・メインライン部、（Ａ２）・・・・・・サブライ
ン部、（Ｂ）・・・・・・棚、（ｂ）・・・・・・棚部
分、（Ｋ）・・・・・・物品収納作業箇所。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、物品収納用の容器（１）を搬送する搬送ライン（Ａ
   ）が設けられ、複数種の物品を収納する棚（Ｂ）が、前
   記搬送ライン（Ａ）の側脇に設けられ、前記搬送ライン
   （Ａ）の搬送方向に沿って、物品収納作業箇所（Ｋ）の
   複数個が設けられた物品収集設備であって、前記搬送ラ
   イン（Ａ）が、メインライン部（Ａ＿１）と、そのメイ
   ンライン部（Ａ＿１）と前記各物品収納作業箇所（Ｋ）
   との間で前記容器（１）を受け渡しする複数個のサブラ
   イン部（Ａ＿２）とから構成されている物品収集設備。 ２、前記棚（Ｂ）は、各物品収納作業箇所（Ｋ）に対応
   して位置する複数個の棚部分（ｂ）に区画されている特
   許請求の範囲第１項に記載の物品収集設備。