JPH0717245B2 - 集品装置 - Google Patents

集品装置

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JPH0717245B2
JPH0717245B2 JP12278986A JP12278986A JPH0717245B2 JP H0717245 B2 JPH0717245 B2 JP H0717245B2 JP 12278986 A JP12278986 A JP 12278986A JP 12278986 A JP12278986 A JP 12278986A JP H0717245 B2 JPH0717245 B2 JP H0717245B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
本発明は流通分野や製造・組立分野において用いられ、
商品あるいは部品等の物品を集品する集品装置に関す
る。
【従来技術とその問題点】
従来、この種の装置としては、主制御装置が記憶してい
る集品情報を逐次表示装置に表示し、作業員がこの表示
に従って、物品棚から搬送経路を搬送されてくる集品容
器に物品を供給する第5図に示した如きものが知られて
いる。図において10は集品容器、19a,19bは表示装置、2
0a,20bは物品棚、21は集品ライン、25は仕分ライン、31
は伝送路、32a,32bは表示制御装置、33はプリンタ、で
ある。 主制御装置30には各集品容器10に集品されるべき物品お
よび個数等の集品情報Aが記憶されている。集品容器10
は次々に集品ライン21のスタート点に置かれ、順序を変
えることなく集品ライン21上を搬送される。集品容器10
が、所定の物品棚例えば物品棚20aの前に来ると、その
集品容器10に集品されるべき物品を格納している物品棚
20aと対応する位置に設置されている表示装置19aに表示
されている集品情報A1に基づいて、作業員が物品を物品
棚から取り出して集品容器10に入れる。この集品情報A1
は主制御装置30に記憶されている集品情報Aの1部であ
って、各物品棚に配置された作業員に対する集品指令お
よび1個の集品容器が1集品過程において集品するべき
物品の種類および個数等に関する情報を含んでいる。主
制御装置30はこの集品情報A1を順次伝送路31を介して表
示制御装置32a,32bへ送出する。表示制御装置32a,32bは
受信した集品情報を処理して表示装置19a,19bが表示で
きる信号形態に変換して表示装置19a,19bに出力する。
ある物品棚例えば物品棚20aより物品の供給を受けた集
品容器10は次の物品棚の前へ集品ライン21上を搬送さ
れ、同様に物品の供給を受け、この過程をくり返して所
定の集品を完了する。 なお付帯機能として主制御装置30と伝送路31を介して接
続されたプリンタ33が集品ライン21沿いに、一群の物品
棚より下流側に設けられ、このプリンタ33は主制御装置
30から発信された集品情報A1を伝票34に打ち出し、この
伝票34を集品を完了した集品容器毎に集品容器の搬送さ
れてくる順序に従って作業員が集品容器に投入し、この
伝票34に基づいて仕分けライン25における仕分け作業が
行われるものもある。 このような集品装置は、システム設計の基本において、
集品容器の搬送される順序を不変とすることを前提とし
ているので、集品点数が少ない集品容器も集品点数が多
い集品容器も同一ライン上を移動する必要があり、設備
利用率が悪い、途中で集品容器を抜き取ることが出来な
いので種々のトラブルが発生した場合においても集品容
器を途中で抜き取って柔軟に対処することが出来ない、
仕分けラインが集品ラインに直結されている場合に、作
業員の手によって投入された伝票に頼って人力で仕分け
る必要がある、等の問題がある。 更に、他の従来技術による集品装置として、集品容器に
設けられたバーコードと主制御装置に記憶されている集
品情報とを照合して、集品容器の搬送経路の設定と、集
品情報の表示とを行う第6図に示した如きものが実用に
供されている。図において、30は主制御装置、35a,35b,
35c,35dはバーコードリーダ、36a,36b,35c,35dは経路設
定装置、38はバーコード、19a,19bは表示装置、20a,20b
は物品棚、21、22、23、24はコンベア等よりなる集品容
器の搬送手段を構成する搬送路で、21は集品ライン、22
はバイパスライン、23は詰替ライン、24は集品ライン21
とバイパスライン22を結ぶトラバーサである。 主制御装置30には各集品容器の容器番号、各集品容器に
集品されるべき物品およびその個数等の集品情報Aが記
憶されている。集品容器10には容器番号に対応したバー
コード38が設けられている。空の集品容器10が集品ライ
ン21とバイパスライン22の分岐点の手前まで搬送されて
くると、バーコードリーダ35aが集品容器10のバーコー
ド38を読みとり容器情報Bを主制御装置30に伝達する。
主制御装置30は、この容器情報Bと先に記憶している集
品情報Aとに基づいて、集品容器10が物品棚20aに収納
されている物品の供給を受ける必要があるか否かを判断
し、物品棚20aに収納されている物品の供給を受ける必
要のある場合には集品容器10を集品ライン21へ、しから
ざる場合には集品容器10を高速のバイパスライン22へ乗
せるために、経路情報Eを経路設定装置36aへ送り、経
路設定装置36aはこの経路情報Eに基づいて、集品容器1
0の搬送される経路を設定する。集品容器10が集品ライ
ン21を搬送されてくると、物品棚20aの手前に設けられ
た図示されていないバーコードリーダがバーコード38を
読み取り容器情報Bを主制御装置30へ伝達する。主制御
装置30は、この容器情報Bと集品情報Aとから、その集
品容器10へ供給するべき物品の種類,個数を作業員に伝
えるために集品情報A1を作成し表示装置19aへ表示させ
る。物品棚20aの出口側に設けられているバーコードリ
ーダ35cからの容器情報Bと集品情報Aとから主制御装
置30は、物品棚20aに収納されている物品の供給を受け
終わった集品容器10が次に物品棚20bに収納されている
物品の供給を受ける必要があるか否かを判断し、その必
要があれば集品容器10をそのまま集品ライン21へ乗せて
搬送させ、その必要がなければ、集品容器10をトラバー
サ24を経由してバイパスライン22へ乗せて高速で搬送す
るために、バイパスライン21とトラバーサ24の切換を行
う経路設定装置36cへ経路情報Eを発信して、経路設定
装置36cを作動させる。バーコードリーダ35dはバイパス
ライン22を搬送されて来た集品容器10のバーコード38を
読んで容器情報Bを主制御装置30へ伝達するためのもの
であり経路設定装置36dは、バイパスライン23を搬送さ
れてきた集品容器10をトラバーサ24へ乗せる必要ある時
に作動して、バイパスライン22とトラバーサ24を切換え
る。 物品棚20bの入口側にもバーコードリーダ35bと表示装置
19bが設けられており、それぞれ集品容器10のバーコー
ドの読み取り、集品情報A1の表示を行う。集品を完了し
た集品容器10は、最後に詰替ライン23へ送られて集品し
てきた物品を梱包箱に詰替られて空になり、次の集品に
備える。また、詰替ライン23の代わりに第5図の集品装
置のように仕分ライン25が設けられており、集品を完了
した集品容器がそのまま宛先別に発送されるものもあ
る。 このような第6図の集品装置においては、集品情報A,容
器情報Bを基に主制御装置において集品容器の搬送経路
を判断・決定するので、異なる速度での集品容器の搬送
が可能になり、設備の利用効率は第5図の集品装置に較
べて高いものとなるが、主制御装置30は容器情報Bが入
力される度毎に、経路情報Eあるいは個々の集品容器に
関する集品情報A1を作成して出力する必要があり、主制
御装置の責務は大きなものとならざるを得ない。
【発明の目的】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、従来
技術の問題点を有効に解決し、集品容器の搬送において
追越し,経路選択,異なる速度での搬送や搬送途中にお
ける集品容器の撤去が可能であって、集品時間が短縮さ
れることによって装置利用の効率化が図られ、トラブル
に対しても柔軟に対処でき、しかも主制御装置の情報処
理上の負荷が大幅に軽減された集品装置を提供すること
を目的とする。
【発明の要点】
上記目的を達成するために本発明は、主制御装置と、複
数の搬送経路からなる搬送装置と、前記搬送装置に沿っ
て配設された物品棚と、前記搬送経路を搬送され物品の
供給を受ける集品容器と、前記集品容器に供給すべき物
品に関する情報を作業員に対して表示する表示装置と、
前記表示装置を制御する表示制御装置と、前記搬送装置
の前記搬送経路の分岐点に配設され前記搬送経路の設定
を行う経路設定装置とを備えた集品装置において、主制
御装置と、表示制御装置と、経路設定装置は、それぞれ
が無線交信手段を備え、集品容器には、書き込み消去可
能な記憶手段と無線交信手段とを備えた移動記憶装置が
取り付けられて、この移動記憶装置が前記主制御装置,
前記表示制御装置,および前記経路設定装置との間で遠
隔にて交信して、集品容器に供給するべき物品の種類,
個数等に関する情報を主制御装置から移動記憶装置に記
憶させ、物品の供給や経路設定のためにその情報を移動
記憶装置から表示装置の表示制御装置や経路設定装置に
向けて発信させるようにしたものである。
【発明の実施例】
本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお
同一の機能,構成を有するものには同一の符号が付され
ている。 第1図は本発明の集品装置の一実施例を示す概略説明
図、第2図は本発明の他の実施例を示す概略説明図、第
3図は本発明による集品装置を構成する主制御装置と移
動記憶装置の概略説明図、第4図は同じく表示制御装置
と移動記憶装置の概略説明図である。 第1図ないし第4図において、100,101は集品装置、1
は主制御装置、2は主制御装置のアンテナ、3は同じく
制御部、4は同じく計算機、5は移動記憶装置、6は移
動記憶装置の受信部、7は同じく制御部、8は同じく記
憶部、9は同じく発信部、10は集品容器、11a,11b,11c,
11zは経路設定装置、12a,12b,12c,12zは経路設定装置の
アンテナ、13a,13b,13c13zは同じく経路制御装置、14a,
14b,14c,14zは経路設定アクチュエータ、15a,15bは表示
制御装置、16a,16bは表示制御装置のアンテナ、17a,17b
は同じく通信制御部、18a,18bは同じくデータ処理部、1
9a,19bは表示装置、20a,20bは物品棚、21,22,23,24,25
は集品容器を搬送する搬送装置40,41の搬送経路で、21
は物品の供給を受ける低速の集品ライン、22は物品棚を
バイパスする高速のバイパスライン、23は集品された物
品を集品容器から梱包箱に詰替える詰替ライン、24は集
品ライン21とバイパスライン22の間の集品容器の移動を
行うトラバーサ、25は集品を完了した集品容器を発送宛
先別に仕分けるための仕分けラインである。また、Aは
主制御装置1にあらかじめ入力される集品情報、A1は主
制御装置1から移動記憶装置5に入力され、集品過程で
移動記憶装置5から経路設定装置11a,11b,11c,11c,11z
表示制御装置15a,15bへ入力される集品情報である。 第1図において、、集品装置100は、主として主制御装
置1と、集品ライン21,バイパスライン22,詰替ライン2
3,集品ライン21とバイパスライン22を結ぶトラバーサ24
からなる搬送装置40と、集品ライン21にそって配設され
た2個の物品棚20a,20bと、物品棚20a,20bの近傍に設置
され、作業員に対して集品情報を表示する表示装置19a,
19bと、この表示装置への情報の入力と表示の制御を行
う表示制御装置15a,15b、および搬送装置40の搬送経路
の分岐点に配設され、搬送経路を切り替える経路設定装
置11a,11b,11cとから構成され、搬送装置40によって集
品容器10が所定の経路を搬送されて、物品棚20a,20bか
ら作業員の手で物品の供給を受けるようになっている。
ところで第1図の実施例においては、物品棚20aと20bの
2個が配設されているが、配設される物品棚の個数はこ
れに限定されるものではない。 第3図において主制御装置1はアンテナ2と制御部3
と、計算機4とから構成されており、計算機4の図示さ
れない記憶部に各集品容器に集品されるべき部品やその
個数等の集品情報が記憶されるとともに、制御部3を介
してアンテナ2から電磁波によって質問信号と集品情報
A1を移動記憶装置5を備えた集品容器10に向けて発信す
る。この集品情報A1は主制御装置に入力されている集品
情報Aのうちの集品容器の一集品過程に関する情報であ
る。移動記憶装置5は受信部6と制御部7と、書き込み
消去可能なメモリを備えた記憶部8と発信部9とから構
成されており、受信部6によって、主制御装置1の発信
する質問信号と集品情報を受信し、集品情報を記憶部8
に記憶する。なお移動記憶装置としては数キロビットの
記憶容量があれば充分である。 次に、第1図の集品装置100による集品の過程を説明す
る。空の集品容器10に帯同されている移動記憶装置5に
主制御装置1からアンテナ2を介して集品情報A1が書き
込まれる。集品容器10は、集品ライン21とバイパスライ
ン22の分岐点の手前に設けられた経路設定装置11aが、
アンテナ12aを介して発信する質問信号に応えて、帯同
している移動記憶装置5に記憶している集品情報A1を発
信部9から経路設定装置11aに向けて発信する。経路設
定装置11aは、受信した集品情報A1を、図示されないCP
U,RAM,ROM等からなる経路制御装置13aのデータ処理装置
において処理し、経路設定アクチュエータ14aを作動さ
せる。仮に集品容器10が物品棚20aに収納されている物
品の供給を受ける必要があると判断された場合には、経
路設定装置11aは、集品容器10を集品ライン2に乗せ
る。また、物品棚20aに収納されている物品の供給を受
ける必要のないときには、集品容器10はバイパスライン
22に乗せられ高速で搬送される。経路設定装置11aの経
路設定アクチュエータ14aは、搬送経路の開通・閉塞を
行うものであるか、集品容器を所定の経路に押し出す形
式のものであるかを問わない。 集品ライン21を搬送されてきた集品容器10は、物品棚20
aの入口付近に設けられた表示制御装置15aがアンテナ16
aを介して発信する質問信号を、帯同している移動記憶
装置5の受信部6で受信して、記憶部8に記憶している
集品情報A1を発信部9を介して、表示制御装置15aに対
して発信する。制御装置15aはアンテナ16aによって受信
した集品情報A1を通信制御部17aを介してデータ処理部1
8aに送り、そこから集品情報A1を表示装置19aへ発信す
る。物品棚20aに配置されている作業員は、表示装置19a
に表示された集品情報に基づいて、指令された種類の物
品を指令された個数、集品容器10へ供給する。 物品棚20aに収納されていいる物品の供給を受けた集品
容器10に帯同されている移動記憶装置5は、物品棚20a
の出口側に設置された経路設定装置11bがアンテナ12bを
介して発信する質問信号に応答して、記憶している集品
情報A1を経路設定装置11bに発信する。経路設定装置11b
は、受信した集品情報A1に基づいて、集品容器10が物品
棚20bに収納されている物品の供給を受ける必要がある
かないかを判断し、物品棚20bに収納されている物品の
供給を受ける必要がなければ、集品容器10をトラバーサ
24を経由してバイパスライン22に乗せ、その必要があれ
ば、集品容器10を集品ライン21に乗せる。 物品棚20aに収納されている物品の供給を受ける必要が
なく、物品棚20bに収納されている物品の供給を受ける
必要がある集品容器がバイパスライン22を搬送されてき
て、バイパスライン22とトラバーサ24の分岐点に設けら
れた経路設定装置11cの発生する質問信号を、帯同して
いる移動記憶装置5の受信部6で受信すると、記憶部8
に記憶されている集品情報A1が発信部9から経路設定装
置11cに向けて発信される。経路設定装置11cの経路制御
装置13cはこの集品情報A1に基づいて経路設定アクチュ
エータ14cを作動させ、集品容器10をバイパスライン22
からトラバーサ24を経由して集品ライン21に乗せ、集品
容器10は物品棚20bへと搬送される。 物品棚20b,表示制御装置15b,表示装置19b,経路設定装置
11cは、それぞれ、物品棚20,表示制御装置15a,表示装置
19aおよび経路設定装置11a,11bと同様な構成・機能を有
するものである。 集品を完了した集品容器10は詰替ライン23に送られる。
そうして、詰替ライン23で、集品して来た物品を梱包箱
に移されて空になった集品容器10は、再び主制御装置1
から新たな集品情報を受信すると、前に記憶していた集
品情報を消去して、新たな集品過程に備える。 第2図に示した本発明による集品装置の他の実施例にお
いて、集品装置101が第1図の集品装置100と異なる点
は、搬送装置41が、集品装置100の搬送装置40における
詰替ライン23を備えていない代りに、仕分けライン25を
備えており、集品ライン21と仕分けライン25の分岐点に
経路設定装置11zが配設されていることである。また集
品装置100の搬送装置40においては、搬送経路が集品ラ
イン21と詰替ライン23とで閉ループをなしているが、集
品装置101の搬送装置41においては集品ライン21と仕分
ライン25とは閉ループをなしていない。 第2図の集品装置101においても、集品の開始から集品
の完了までの過程は、第1図の集品装置100について説
明したところと何ら異なるところはない。但し、第2図
の集品装置101においては、集品を完了し、集品ライン2
1を搬送されてきた集品容器10は、集品ライン21と仕分
ライン25の分岐点に設けられた経路設定装置11zがアン
テナ12zを介して発生している質問信号を、帯同してい
る移動記憶装置5の受信部6で受信すると、記憶部8に
記憶している集品情報A1を発信部9から経路設定装置11
zへ向けて発信する。経路設定装置11zは、この集品情報
A1を経路制御装置13zにおいて処理し、経路設定アクチ
ュエータ14zを作動させて、集品容器を仕分ライン25へ
移送する。この際に必要な情報は仕分けに関する仕分情
報であり、この仕分情報は集品情報A1の一部を構成して
いる。経路制御装置13zはこの仕分情報に基づいて経路
の設定指令を作成し、これによって経路設定アクチュエ
ータ14zを作動させて、集品容器10をその発送宛先別に
あらかじめ定められた仕分ラインへ乗せる。そうして集
品容器10は集品してきた物品を収納したまま宛先別に発
送される。 このように、個々に集品容器に、書き込み消去可能な記
憶手段と無線交信手段とを備え、遠隔にて主制御装置、
表示制御装置、および経路設定装置と交信可能に構成さ
れた移動記憶装置を帯同させることにより、主制御装置
の情報処理の責務の増大を招くことなく、集品容器の搬
送経路の設定、作業員に対する集品情報の表示が行え、
更には仕分作業の自動化を容易に行うことができる。 また、バーコードとバーコードリーダを備えた集品装置
に較べて、集品情報の表示、搬送経路の設定に係る情報
処理が分散して行われるので、主制御装置の責務は大幅
に軽減される。
【発明の効果】 以上説明したように、本発明においては、主制御装置,
表示制御装置,経路設定装置はそれぞれが無線交信手段
を備え、集品容器には、書き込み消去可能な記憶手段と
無線交信手段とを備えた移動記憶装置を取り付けて、こ
の移動記憶装置が、主制御装置,表示制御装置、および
経路設定装置との間で遠隔にて交信できるように構成
し、集品容器が供給を受けるべき物品の種類,個数等に
関する情報を主制御装置から移動記憶装置に送信して記
憶させ、この情報を物品の供給や経路設定の都度、移動
記憶装置から表示制御装置や経路設定装置に向けて発信
し、表示装置に表示して作業員に対する物品供給の指定
に、あるいは搬送経路の設定に供するようにしたので、
これによって、異なる速度での集品容器の搬送や搬送途
中での集品容器の抜き取りが出来、設備利用の効率化が
図られ、トラブルにも柔軟に対応できるような集品装置
において、集品過程における情報処理の分散・簡素化が
図られ、主制御装置の責務が従来技術に較べて大幅に軽
減される。更に、情報処理の分散化が徹底して図れるの
で、集品装置一系統の規模(物品棚の設置個数)を移動
記憶装置の記憶容量の限度において、容易に拡大・縮小
することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の集品装置の実施例を示す概略説明図、
第2図は本発明の他の実施例を示す概略説明図、第3図
は本発明による集品装置を構成する主制御装置と移動記
憶装置の概略説明図、第4図は同じく表示制御装置と移
動記憶装置の概略説明図、第5図は従来技術による集品
装置の構成を示す概略説明図、第6図は従来技術による
他の集品装置の構成を示す概略説明図である。 100,101:集品装置、1:主制御装置、2:主制御装置のアン
テナ、5:移動記憶装置、6:受信部、7:制御部、8:記憶
部、9:発信部、10:集品容器、11a,11b,11c,11z:経路設
定装置、12a,12b,12c,12z:経路設定装置のアンテナ、15
a,15b:表示制御装置、16a,16b:表示制御装置のアンテ
ナ、19a,19b:表示装置、20a,20b:物品棚、21:集品ライ
ン、22:バイパスライン、23:詰替ライン、24:トラバー
サ、25:仕分ライン、40,41:搬送装置、A,A1:集品情
報、。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主制御装置と、複数の搬送経路からなる搬
    送装置と、前記搬送装置に沿って配設された物品棚と、
    前記搬送経路を搬送され物品の供給を受ける集品容器
    と、前記集品容器に供給すべき物品に関する情報を作業
    員に対して表示する表示装置と、前記表示装置を制御す
    る表示制御装置と、前記搬送装置の前記搬送経路の分岐
    点に配設され前記搬送経路の設定を行う経路設定装置と
    を備えた集品装置において、 前記主制御装置と、前記表示制御装置と、前記経路設定
    装置は、それぞれ無線交信手段を備え、前記集品容器に
    は、書き込み消去可能な記憶手段と無線交信手段とを備
    えた移動記憶装置が取り付けられて、前記移動記憶装置
    が前記主制御装置,前記表示制御装置,および前記経路
    設定装置との間で遠隔にて交信して、移動記憶装置に入
    力され記憶された情報に基づいて物品情報の表示、およ
    び搬送経路の設定を行うことを特徴とする集品装置。
JP12278986A 1986-05-28 1986-05-28 集品装置 Expired - Lifetime JPH0717245B2 (ja)

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