JPS63112301A - 物品仕分け設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として、出荷先に合わせて、物品を仕分け
るのに使用する物品仕分は設備に関する。

〔従来の技術〕

かかる物品仕分は設備として、物品を収納する容器を搬
送するコンベヤを設けると共に、複数個の物品収納部を
、コンベヤの長手方向に沿って配置し、且つ、前記容器
から物品収納部へ物品を分配するための物品分配情報を
指示する表示装置を、各物品収納部の夫々に備えさせた
ものがある。

前記表示装置の作動制御について説明すれば、一般には
、表示器の作動を管理するコントローラが設けられ、こ
のコントローラに、物品を各物品収納部へ分配する作業
データが予め入力されると共に、コンベヤにて搬送され
る容器がコンベヤ上のどこの位置に位置するか、つまり
、容器が複数個の物品収納部のうちのどの収納部に対応
して位置するかの検出情報が、前記コントローラに入力
されることになる。そして、コントローラが、容器の位
置の検出情報と作業データとに基づいて、各表示装置を
作動させることになる。

ちなみに、各物品収納部の夫々に作業員が各別に配置さ
れ、各作業員が物品分配情報に基づいて、容器から物品
を取出し、物品収納部に供給する作業を行うことになる
。又、各物品収納部の夫々に、複数個の収納部分を備え
させて、１人の作業員によって、複数個の収納部分を管
理させることも行われている。（例えば、特開昭６１−
５５００５号公報参照） 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の設備によると、物品分配情報の指示を、コントロ
ーラに配線接続される複数個の表示装置を用いて行うこ
とになるので、面倒な配線作業を要する等に起因して、
物品分配情報を指示するための構成が高価で複雑になる
不利があると共に、複数個の物品収納部のうちの１つで
作業に手間が掛かると、それ以降への物品収納部への容
器搬送が遅れてしまうこと等に起因して、設備全体とし
ての作業能率が低下するトラブル発生を招き易い虞れも
あった。

本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、そ
の目的は、物品仕分は情報の指示を簡素な構成で行え、
しかも、作業能率の低下を抑制できる物品仕分は設備を
提供する点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による物品仕分は設備の特徴横或は、物品を運搬
する移動車が設けられると共に、複数個の物品収納部が
、前記移動車の走行路の長手方向に沿わせて配置され、
前記移動車に積んだ物品を前記物品収納部に分配する作
業データを作成する作業データ作成手段、及び、それか
らの作業データを前記移動車側に伝達するデータ伝達手
段が夫々設けられると共に、前記データ伝達手段からの
情報に基づいて前記物品収納部への物品分配情報を指示
する表示手段が、移動車側に設けられている点にあり、
その作用及び効果は次の通りである。

〔作　用〕

すなわち、移動車に物品を積載して、移動車側に設けた
表示手段にて指示される物品仕分は情報に基づいて、移
動車の走行路の長手方向に沿わせて配置される物品収納
部に、移動車に積んだ物品を分配させることになる。

そして、物品分配情報を移動車側に備えさせた表示手段
を用いて指示させるようにするから、物品分配情報の指
示のために、地上側において面倒な配線作業を行うこと
がなくなって、むしろ、物品分配情報の指示のための構
成の簡素化を図ることができる。

又、移動車は、先行する移動車を追越して走行させるこ
ともできるのであるから、例えば先行する移動車が一つ
の物品収納部での作業に手間取ることがあっても、その
ために、他の移動車の運行が妨げられることを極力回避
できるものとなって、移動車を効率良く運行させながら
能率良く作業を行わせることができる。

〔発明の効果〕

従って、設備の製作面及びコスト面で有利になると共に
、作業能率面でも有利になるのであり、もって、実用上
の利点が大なる物品仕分は設備を得るに至った。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図に示すように、物品仕分は設備には、複数個の物
品仕分は部（Ａ）が並設され、各物品仕分は部（Ａ）に
は、バケット等の容器に収納された物品（Ｘ）を運搬す
る移動車ＣＢ）が設けられると共に、物品収納部として
の物品収納用の箱（１）の複数個が、前記移動車（Ｂ）
の走行路の長手方向に沿わせる状態で複数列に配置され
ている。

但し、図中（２）は、前記移動車（Ｂ）にて仕分けられ
る物品（Ｘ）を−時的に保管するフリーローラであって
、各物品仕分は部（Ａ）の夫々に、複数列づつ設けられ
ている。又、（３）は、物品供給用ステーション（４）
から受入れた物品（Ｘ）を各物品仕分は部（Ａ）に分配
供給する無人車であって、行先情報に基づいて誘導ライ
ン（５）に沿って自動走行する機能や、所望の物品仕分
は部（Ａ）にて自動停止する機能等を備えている。

前記物品収納用の箱（１）の配置について説明を加える
と、各物品仕分は部（Ａ）には、複数本の移動車走行路
が並設されており、箱（１）が各走行路の両脇に置かれ
ている。

尚、後述の物品分配のために、各走行路には、各走行路
を識別するための番号が付与され、そして、各走行路は
、フリーローラ（２）に近接する一端側を前、且つ、他
端側を後と呼称するように定義されている。

又、前記各節（１）の夫々は、各出荷先の夫々に対応す
るものであって、その背部には、第３図に示すように、
出荷先を識別するための番号が付記された札（６）が置
かれている。

前記移動車（Ｂ）は、第４図（＜）　、　（ｏ）に示す
ように、前後端の夫々に左右一対配置される遊転輪（７
）と、操縦用の左右一対の把手部（８）とを備えた、い
わゆる手押台車式に構成されるものであって、把手部（
８）の近くには、仕分はコース設定ボックス（９）、作
業完了スイッチ（１０）、仕分は情報表示器（１１）等
を備えている。

仕分はコース設定ボックス（９）は、第５図にも示すよ
うに、各走行路のうちのいずれを走行する予定であるか
を設定する複数個の設定スイッチ（１２）、走行路の前
側から進入することを設定する前進入設定スイッチ（１
３４）、及び、走行路の後側から進入することを設定す
る後進入設定スイッチ（１３Ｂ）を備えている。

分配情報表示器（１１）は、第６図にも示すように、出
荷先の番号を表示する出荷先表示部（１１Ａ）と、その
出荷先の箱（１）に収納する物品（Ｘ）の数量を表示す
る上下一対の数量表示部（ＩＩＢ）を備えている。尚、
２つの数量表示部（ＩＩＢ）を備えさせるのは、後でも
説明するが、１度に２つの種類の物品の分配を行わせる
ためである。

次に、制御構成を述べながら説明を加える。

第２図に示すように、設備全体の運行を管理するホスト
コントローラ（ＨＣ）、各物品仕分は部（Ａ）夫々の運
行を各別に管理する仕分はコントローラ（１４）、無人
車（３）の運行を管理するための作業コントローラ（１
５）の夫々が設けられると共に、無人車（３）には無人
車コントローラ（１６）が、そして、移動車（Ｂ）には
移動車コントローラ（１７）が夫々備えられている。

前記ホストコントローラ（ＩＩｃ）には、客先等から発
行される注文データ（１８）や、注文データ（１８）の
内容に合わせて入庫される物品の入庫データ（１９）が
入力されると共に、各物品仕分は部（Ａ）の夫々に備え
られる物品収納用の箱（１）の配置情報も入力されてい
る。

そして、ホストコントローラ（ＩＩＣ）は、入庫された
物品（Ｘ）を無人車（３）を用いて各物品仕分は部（Ａ
）に分配するための無人車用作業データと、各物品仕分
は部（＾）の夫々において移動車（８）を用いて物品を
分配するための移動卓用作業データとを作成し、無人車
用作業データを作業コントローラ（１５）に出力すると
共に、移動車用作業データを作業データ記憶手段（２０
）に出力する。

ちなみに、本実施例の設備は、１種類の物品（Ｘ）が入
庫される毎に、その物品（Ｘ）を無人車（３）にて各物
品仕分は部（Ａ）に分配し、各物品仕分は部（八）に分
配された物品（Ｘ）を移動車（Ｂ）にて各節（１）に分
配するように構成されるものであって、前記無人車用作
業データが、物品（Ｘ）の入庫が行われるに伴って作成
されるのに対し、移動車用作業データは、１日の作業量
等を単位として作成されることになる。従って、無人車
用作業データは、物品（Ｘ）を分配すべき物品仕分は部
（Ａ）と、その分配量とが明らかになるように作成され
、又、移動車用作業データは、各物品収納用の箱（１）
に収納すべき物品の種類と、その数量とが明らかになる
ように作成されている。

尚、各物品（Ｘ）には、その物品（Ｘ）の種類を明らか
にするためのバーコードが付されており、前記移動車用
の作業データは、物品（Ｘ）の種類をバーコードと対応
させる状態で作成されている。

前記作業コントローラ（１５）は、先代等の通信装置（
２ＬＡ）　と、ＩＤコミュニケータ（２２）とを備えて
おり、無人車側のコントローラ（１６）に接続した通信
装置（２１Ｂ）を用いて、行先情報を与えることと、無
人車（３）に付設したＩＤカード（２３）に物品分配情
報を与えることとを行うように構成されている。

ちなみに、ＩＤカード（２３）は、通信用のアンテナ部
、メモリ、及び、制御用コントローラを備えるものであ
り、前述のＩＤコミュニケータ（２２）を用いて作業コ
ントローラ（１５）と通信するものである。

前記作業データ記憶手段（２０）は、各物品仕分は部（
Ａ）の夫々に対応する移動車用作業データをフロッピー
ディスク等の記憶媒体（ＦＤ）に記憶させる処理を行う
ものである。

前記各物品仕分は部（Ａ）の仕分はコントローラ（１４
）の夫々には、前記作業データ記憶手段（２０）にて記
憶媒体（ＦＤ）に記憶された情報を読取るための作業デ
ータ読込手段（２４）、ＩＤコミュニケータ（２５）、
ＣＲＴ等の表示盤（２６）、バーコードリーダー（２７
）、ＩＣカード（２８）に対するカードライター（２９
）の夫々を備えている。

ここで、無人車（３）による物品分配について概略的に
説明すると、無人車（３）が物品供給ステーション（４
）にて物品（Ｘ）を受取る際に、行先情報や物品分配情
報が無人車側に伝達されることになる。そして、無人車
（３）が所望の物品仕分は部（Ａ）に走行して停止する
に伴って、ＩＤカード（２３）に記憶されている物品分
配量がＩＤコミュニケータ（２５）を通して仕分はコン
トローラ（１４）に読取られ、その読取り情報が表示盤
（２６）に表示されることになる。

従って、作業員は、表示された数量をフリーローラ（２
）上に取り出す作業を行うと共に、取り出し作業が完了
すると、無人車（３）を再発進させることになる。

再発進された無人車（３）は、次の物品仕分は部（＾）
に走行することになり、且つ、全ての作業が終了すると
、物品供給ステーション（４）に復帰走行することにな
る。

以下、物品仕分は部（Ａ）について説明を加える。

物品仕分は作業は、移動車（Ｂ）に１種類又は２種類の
物品（χ）を積んで、その物品（Ｘ）を各物品収納用の
箱（１）に分配するように行われるものであって、物品
（χ）を積み込む毎に、その物品（Ｘ）に対する分配情
報を仕分はコントローラ（１４）から移動車側コントロ
ーラ（１７）に伝達し、伝達された分配情報を移動車側
にて表示させ、その表示された情報に基づいて作業員に
て物品分配を行わせることになる。

すなわち、前記作業データ記憶手段（２０）にて作成さ
れた記憶媒体（ＦＤ）が作業データ読込手段（２４）に
セットされることにより、仕分はコントローラ（１４）
は、作業データ作成手段（１００）として機能するホス
Ｉ−コントローラ（ＩＩｃ）にて作成された前記移動車
用の作業データを受取ることになる。

そして、作業者が物品（Ｘ）を移動車（Ｂ）に積込乙二
に際して、１つの物品（Ｘ）のバーコードをバーコード
リーダー（２７）に読取らせると、その物品（Ｘ）を移
動車（Ｂ）に積込ませるべき数量が表示盤（２６）に表
示されると共に、その物品（Ｘ）に対する物品情報がカ
ードライター（２９）を用いてＩＣカード（２８）に記
憶されることになる。

尚、前記ＩＣカード（２８）は、読み書き制御用のコン
トローラ（ａ）、ＲＯＭ　（ｂ）、及び、ＲＡＭ（ｃ）
を備えるものである。

１種類の物品（Ｘ）のみを移動車（Ｂ）に積込む場合に
は、上述の操作を１回だけ行うことになり、２種類の物
品（Ｘ）を移動車（Ｂ）に積込む場合には、上述の操作
を２回行うことは勿論である。

物品（Ｘ）の積込み作業が終了すると、ＩＣカード（２
８）を移動車側にセットして、カードリーダー（３０）
にて読み取った物品分配情報を移動側コントローラ（１
７）に入力することになる。

ちなみに、ホストコントローラ（ＩＩｃ）にて作成され
た移動車用の作業データは、上述の如く、仕分は用ホス
トコントローラ（１４）を経由しながら記憶媒体（ＦＤ
）及びＩＣカード（２８）を用いて移動車側に伝達され
るものであるが、ホストコントローラ（ＩＩｃ）と仕分
はコントローラ（１４）とを、物品仕分けのための１つ
のコントローラと見なすことができるものであり、本発
明におけるデータ伝達手段（１０１）を、本実例におい
ては、記憶媒体としてのＩＣカード（２８）、ＩＣカー
ド（２８）にデータを書き込む書き込み手段として機能
するカードライター（２９）、及び、ＩＣカード（２８
）のデータを読み取る読み取り手段として機能するカー
ドリーグ（３０）からなるものと定義する。

移動車コントローラ（１７）は、前述の如く入力された
物品分配情報、及び、作業者によって適時入力される走
行路番号情報やその走行路の進入開始位置情報に基づい
て、進入する走行路のうちで、物品分配を要し、且つ、
最も進入開始位置側に位置する箱（１）に対応する出荷
先番号と物品の数量とを、分配情報表示器（１１）を用
いて表示し、そして、１回の表示による作業が完了する
に伴って完了スイッチ（１０）が操作されるごとに、前
回表示した箱（１）に最も近い箱（１）に対する表示を
、前述と同様に行うことになる。

もちろん、１つの走行路に対する分配が終了すると、別
の走行路に対する表示が、上述と同様に行われることに
なる。

従って、移動車コントローラ（１７）を用いて、前記デ
ータ伝達手段（１０１）からの情報に基づいて箱（１）
への物品分配情報を表示する表示手段（１０２）が構成
されることになる。

前記移動車コントローラ（１７）の制御作動を、第７図
に示すフローチャートに基づいて述べながら、移動車（
Ｂ）の運行について説明を加える。

すなわち、ＩＣカード（２８）がセットされたか否かを
チェックし、セントされると、作業データの読取り処理
を実行する。

その後、仕分はコース設定ボックス（９）の操作状態を
読込み、その読込んだデータと作業データとに基づいて
、分配情報表示器（１１）を作動させる処理を実行する
。

次に、完了スイッチ（１０）の操作状態を繰返しチェッ
クして、１つの箱（１）に対する分配作業が完了するま
で待機する。

作業が完了すると、現在の走行路での残作業があるか否
かをチェックして、残作業がある場合には、分配情報表
示器（１７）の作動処理からの各処理を実行する。

残作業がない場合には、別の走行路での残作業があるか
否かをチェックして、残作業がある場合には、仕分はコ
ース設定ボックス（９）の操作状態を読込む処理からの
各処理を実行する。

〔別実施例〕

本発明を実施するに、３種類以上の多種類の物品（Ｘ）
を移動車（Ｂ）に積み込むことができるように構成して
、多種類の物品（Ｘ）の分配を一挙に行えるように構成
してもよい。その場合、ｆ移動車（Ｂ）に、推進用の駆
動装置を備えさせるとよい。

物品収納部としては、箱（１）の他、棚を設けて、その
棚の各棚部分を物品収納部に利用する等、物品収納部の
具体構成は、使用目的等に応じて各種変更できる。

データ伝達手段（１０１）としては、前述の実施例の無
人車（３）において用いた通信を利用する等、各種変更
できる。又、実施例の如く、記憶媒体を用いる場合にも
、ＩＣカード（２８）の他、磁気ディスク、光ディスク
等の各種のものが使用でき、そして、書き込み手段（２
９）や読み取り手段（３０）は、使用する記憶媒体に合
わせて各種のものが使用できる。

又、上述実施例では、複数個の物品仕分は部（Ａ）を備
えさせる場合を例示したが、１個の物品仕分は部（Ａ）
を備えさせる形態で実施してもよい。

又、移動車側に物品移載装置を備えさせて、移動車側か
ら物品収納部（１）への物品受渡しを自動的に行わせて
もよい。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る物品仕分は設備の実施例を示し、第
１図は物品仕分は設備の概略平面図、第２図は制御構成
を示すブロック図、第３図は物品収納用容器の斜視図、
第４図（（）　、　（ｏ）は移動車の側面図と正面図、
第５図は仕分はコース設定ボックスの平面図、第６図は
分配情報表示器の平面図、第７図は制御作動を示すフロ
ーチャートである。 （１）・・・・・・箱、（２８）・・・・・・記憶媒体
、（２９）・・・・・・書き込み手段、（３０）・・・
・・・読み取り手段、（１００）・・・・・・作業デー
タ作成手段、（１０１）・・・・・・データ伝達手段、
（１０２）・・・・・・表示手段、（Ｂ）・・・・・・
移動車、（Ｘ）・・・・・・物品。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）物品（Ｘ）を運搬する移動車（Ｂ）が設けられる
   と共に、複数個の物品収納部（１）が、前記移動車（Ｂ
   ）の走行路の長手方向に沿わせて配置され、前記移動車
   （Ｂ）に積んだ物品（Ｘ）を前記物品収納部（１）に分
   配する作業データを作成する作業データ作成手段（１０
   ０）、及び、それからの作業データを前記移動車側に伝
   達するデータ伝達手段（１０１）が夫々設けられると共
   に、前記データ伝達手段（１０１）からの情報に基づい
   て前記物品収納部（１）への物品分配情報を指示する表
   示手段（１０２）が、移動車側に設けられている物品仕
   分け設備。 ２　前記データ伝達手段（１０１）が、作成された作業
   データを記憶媒体（２８）に書き込む書き込み手段（２
   ９）と、前記記憶媒体（２８）のデータを読み取る移動
   車側の読み取り手段（３０）とからなる特許請求の範囲
   第１項に記載の物品仕分け設備。