JPH09194005A - 入出荷管理装置 - Google Patents

入出荷管理装置

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JPH09194005A
JPH09194005A JP2341096A JP2341096A JPH09194005A JP H09194005 A JPH09194005 A JP H09194005A JP 2341096 A JP2341096 A JP 2341096A JP 2341096 A JP2341096 A JP 2341096A JP H09194005 A JPH09194005 A JP H09194005A
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JP
Japan
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mark
receipt
work
shipment
box
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JP2341096A
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Kichinosuke Nagashio
吉之助 長塩
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度の必要無いボックス図形コードを応用し
た入出荷管理マークをワークに印字し、ワークの走行中
に入出荷管理マークの読取りを可能にして帳票管理の処
理時間を短縮し効率化する入出荷管理装置。 【解決手段】 ボックス図形コードを応用した入出荷管
理マーク2を段ボール箱等に印字したワーク1と、搬入
する多数のワークを搬入ライン上で引離し整列させるワ
ーク整列手段4と、ワークが走行中のまま入出荷管理マ
ークを光学的に読取るマーク読取手段5と、読取った入
出荷管理マークを判読しワークを仕分けして出荷先を指
示するマーク判読手段6と、マーク判読手段の指示によ
り出荷指定ワークを搬出ラインへ送出して出荷するワー
ク出荷手段7を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単な図形コード
を用いたラベリングによって入出荷管理マーキングを行
い商品又は材料の入出荷、在庫等を管理する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より産品や製品の物流センター、倉
庫等においては、各個別のワーク(ベルトコンベアー上
を搬送される産品等の梱包品)を自動認識方式のコード
・マークを用いて管理する場合、段ボール箱等の梱包上
にラベリング・マークを印刷、もしくは印刷物を貼付
し、これらマークを読取りコンピュータ処理することに
よって、産品や製品の入出荷、在庫情報、補充(発注)
等の必要な管理処理をオンライン化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、自動認識用のラベリング・マークとして多く用いら
れるバーコードは、通常のタイプでは例えば、1キャラ
クタが7モジュールのバーで構成され、1モジュールの
バー幅が0.33mmと決められていて、拡大率も2倍
までの制限付きでありその場合もモジュール幅寸法比は
正確に保たれるように義務付けられる。このようなバー
コードは、各バーの幅やバーの間隔自体がコード・デー
タを表すためにシビアな印刷精度が要求され、勝手な率
でバー間隔を大きくして判読しやすくしたり、ラフに描
いたりということは許されない。
【0004】従って、ワークに貼付けたラベル上のバー
コードを、ベルトコンベア上を搬送中の状態でワーク正
面からTVカメラ等の簡単な読取手段で読取り、コード
・データを正確に判読するというようなことは不可能で
あるという問題がある。
【0005】また、読取ったバーコード・データはアナ
ログ・データなので、A/D変換しないとコンピュータ
による判読ができないので、パリティチェック等も含め
た判読装置が複雑になるという問題がある。
【0006】更に、搬入される産品は農産物や水産物お
よびそれらの加工品から、製品としては各種の鉱工業製
品、工場生産の部品等多品種のものが含まれるので、中
には汚れ等によってバー・コードの印字そのものが判読
不可能という状態で搬入されるものもあり、このような
状態では係員がわざわざラインを止めてラベルの汚れを
落としてから、バー・コードを判読しなければならない
という事態が発生するという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、余り精度を要し
ない簡単なボックス図形コードを用いた管理マークを使
用し、管理マークはワーク搬送中の状態のままTVカメ
ラ等によって簡単に読取りが可能で、コンピュータによ
る判読処理においてもA/D変換の必要が無く、少々の
汚れ等は管理マークの読取りに支障とならない入出荷管
理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、余り精度を必要としない4つの四辺形を
同心状に重ねた簡単なボックス図形コードを管理マーク
として用い、1つの四辺形を1ボックスとして各ボック
スを品名等の管理項目に対応させてワーク上に表示し、
搬送中のワーク正面からTVカメラ等で管理マークを読
取って、判読手段のコンピュータへ入力し判読して入出
荷管理を行う構成としている。
【0009】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項1に記載のように、ボックス図形コードによ
る入出荷管理マークを梱包材の段ボール箱等に印字した
多数のワークと、入荷し搬入される前記多数のワークを
搬入ライン上で姿勢制御するワーク整列手段と、前記ワ
ークが搬送中の状態のまま前記入出荷管理マークを光学
的に読取るマーク読取手段と、前記マーク読取手段によ
り読取った前記入出荷管理マークを判読して帳票管理を
行い仕分けして出荷先等を指示するマーク判読手段と、
前記マーク判読手段の指示により入荷内容と出荷内容を
突合わせ出荷指定ワークを搬出ラインへ送出して出荷手
続きを行うワーク出荷手段を有することを特徴とする入
出荷管理装置にある。
【0010】この構成によれば、搬入ワークの搬送を停
止せずに入出荷管理マークを読取、判読して帳票管理を
行い入出荷管理をより迅速に正確に実施することができ
る。本出願に係る発明の目的を実現する具体的な構成
は、請求項2に記載のように、請求項1において、前記
入出荷管理マークは4つの四辺形を同心状に重ねて構成
したボックス図形コードのそれぞれのボックスを商品
名、商品番号、納品先および入荷先等の管理項目に対応
させ、前記各ボックスのセグメントを構成する辺直線が
接続状態か又は切断状態かによって内容を表示すること
を特徴とする入出荷管理装置にある。
【0011】この構成によれば、入出荷管理マークを構
成するボックスコードの4つの四辺形中、一番外側のボ
ックスを商品名、二番目のボックスが商品番号、三番目
のボックスが納品先、四番目のボックスが入荷先等とい
うふうに対応させ、更に各ボックスの辺直線が切断状態
か否かでより細かい内容を、簡単なボックス図形コード
を用いた出荷管理情報としてシンボル表示することがで
きる。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項3に記載のように、請求項2にお
いて、前記セグメントを構成する辺直線の切断部分は辺
直線の左端又は右端又は中間のいずれかであることを特
徴とする入出荷管理装置にある。
【0013】この構成によれば、セグメントである辺直
線の切断位置を簡単にハッキリ認識することができる。
【0014】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項4に記載のように、請求項3にお
いて、前記切断部分の長さは辺長の略1/3であること
を特徴とする入出荷管理装置にある。
【0015】この構成によれば、辺直線が切断状態か否
かを離れた位置からでも確実に認識することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る入出荷管理装置のブロック図である。図1において、
1は産品、製品等を段ボール箱で梱包してライン上を搬
送するワークで、図1にはワーク1の側面と正面図の双
方を図示している。2はワーク1の側面および正面にそ
れぞれ1個乃至複数個印字される、ボックス図形コード
を応用した入出荷管理マークである。3は例えば、「千
葉園芸」とか「茨城事務用品事業部」等というように産
地、生産者名等を現地で書込む欄である。
【0017】搬入ラインは通常数ラインで構成し、入荷
用トラックからワーク1をセンター内に搬送するベルト
コンベアであり、4はベルトコンベアの搬送速度を制御
して搬入するワーク1を夫々引離し整列させるワーク整
列手段である。
【0018】5は搬入ラインが在庫、搬出ライン側にカ
ーブする直前の位置でワーク1を照明灯で照明して、正
面と側面の2台のTVカメラによりワーク1の側面と正
面のマーク2を読取るマーク読取手段であり、6は装置
の運用制御の他にマーク読取手段5が読取ったワーク1
の入出荷管理マーク2の画像データを入力して判読デコ
ードし、ホストコンピュータ(図示していない)へ入荷
状況に基づき更新した帳票情報を送信し、ホストコンピ
ュータより納品コマンド等を受信するマーク判読手段
(CPU)である。
【0019】7はマーク判読手段6の出荷指示に従って
入荷数と納品数を突き合わせ、納品数相当のワーク1を
搬出コンベアライン側へ送込み、納品先を確認して納品
トラックに積み込み搬出するワーク出荷手段である。
【0020】図2は図1に示す入出荷管理マークの説明
図である。図2(a)は入出荷管理マーク2の拡大図で
あり、この入出荷管理マーク2は、面積の異なる大小4
つの四辺形を同心状に重ねて、各辺が接続状態か切断状
態かで“1”と“0”のビット表示として情報を表すボ
ックス図形コードの変形応用であり、図2(a)に示す
一番外側の四辺形(ボックス)を例にとると、その各辺
a、b、c、d中のa、b、cは接続状態で辺dだけが
切断状態であって、且つ、切断部A4は判別しやすいよ
うに辺中央部の切断形状となっている。
【0021】同様に2番目のボックスの各辺はa1,b
1,c1,d1であり、辺a1だけが切断状態で他の辺
は接続状態である。3番目のボックスの各辺はa2,b
2,c2,d2であり、辺b2だけが切断状態になって
いる。4番目の一番内側のボックスの各辺はa3,b
3,c3,d3であり、辺d3だけが切断状態になって
いる。
【0022】入出荷管理マーク2は以上の4つのボック
スそれぞれを商品名、商品番号、納品先および入荷先等
の管理項目に対応させてシンボル表示とするものである
が、例えば、一番外側のボックスを商品名対応として、
図2(b)に示すように各辺a、b、c、dの切断部を
それぞれA1,A2,A3,A4とすれば、全辺が接続
状態で切断部が無い場合と、図2(b)のように全辺に
切断部A1〜A4がある場合とを含め、その間には、図
3の入出荷管理マーク・テーブルの1例図に示すよう
に、24=16通りの異なる組合わせ表示が可能であ
る。従って予め商品名を、例えば、図3のように生花の
主要商品であるチューリップ〜ラベンダー等の16種類
をエントリーして、番号順に対応させれば商品名を一番
ボックスによりシンボル表示することができる。図3に
示すテーブルは予め設定してメモリに保持し判読時に参
照されるものであるが、ここに示したテーブルは飽くま
で1例であって設定内容については自由に設定されべき
ものである。また、商品は生花に限られることはなく、
CDやFDとかTVセット等の電気製品、あるいは缶ビ
ールや缶ジユースまたは缶コーヒー等の飲料用品等如何
なる商品、部品等であっても構わないし、予めエントリ
ーしておく商品名も16種類以上になる場合は、入出荷
管理マーク2の数を増やせばいくらでも対応できる。
【0023】次に、図2(c)に示すような二番目のボ
ックスを、例えば、商品番号に対応させれば、同様に各
辺a1,b1,c1,d1に全て切断部B1,B2,B
3,B4がある場合と、各辺に切断部が無い場合の間に
16通りの表示が可能であるから、生花等の場合は商品
名が「菊」なら商品番号によって16種の菊の種類、等
級等を表示できるし、あるいは、商品名が缶コーヒー等
の場合は種類、等級等が表示できる。
【0024】次に、図2(d)に示すような三番目のボ
ックスも、例えば、納品先に対応させれば、同様に各辺
a2、b2、c2、d2に全て切断部C1、C2、C
3、C4がある場合と、各辺に切断部が無い場合の間で
16通りの表示が可能であるから、生花等の場合は東
部、南部、北部、西部、多摩地区生花市場等の納品先を
表示できる。また、電気製品等の場合には西芝電気、四
菱電機、松上電気、日暮電気等の納品先表示等に使用で
きる。
【0025】次に、図2(e)に示すような4番目のボ
ックスを、例えば、入荷先に対応させれば、同様に各辺
a3,b3,c3,d3に全て切断部D1,D2,D
3,D4がある場合と、各辺に切断部が無い場合の間で
16通りの表示が可能であるから、生花等の場合は千葉
園芸、神奈川フラワーガーデン、茨城農芸等の入荷先等
を対応表示できる。また、電気製品等の場合はTOK山
形事業部、五洋電気群馬工場、四菱電機多摩物流センタ
ー等のような入荷先を対応表示できる。
【0026】従って、図2(a)の入出荷管理マーク2
からは、一番目のボックスは商品名であって対応番号が
4なら「菊」を示し、二番目のボックスは商品番号であ
って対応番号の1は「白色、2等級」を表し、三番目の
ボックスは納品先で対応番号の2は「西多摩生花」を示
し、四番目のボックスは入荷先で対応番号の4は「神奈
川フラワー」を示すものとすれば、管理項目は「商品
名:菊、商品番号:白色2等級、納入先:西多摩生花、
入荷先:神奈川フラワー」というように判読できること
になる。
【0027】以上、マーク表示する入出荷管理項目とし
て、商品名、商品番号、納品先、入荷先を例にあげて説
明したが、勿論この4項目に限定する必要は無く、業種
と扱う品種によって管理項目および管理項目数は自由に
設定すればよいもので、これらをインストア・マーキン
グのラベリング等に応用すれば、バーコードを商品管理
マークとするPOSシステムより効率の良い管理が可能
になる。特に、マーキングやラベリングが難しい生鮮3
品と呼ばれる鮮魚、野菜、肉類のパックに対するマーキ
ング等に適用すれば、バーコードに比較して遥かに読取
りやすく誤りも少なく管理が簡単なインストア・マーキ
ングが可能になる。
【0028】また、商品名、商品番号、納品先、入荷先
等の主要管理項目の他に、必要な項目を追加したい場合
は、先ず主要項目の表示はワーク1の正面に印字し、補
助項目はワーク1の側面に印字するものと予め決めてお
けば、例えば、商品の数量項目等を追加したいと思った
時には、新たにワーク1の側面に印字した入出荷管理マ
ーク2を用いて、一番外側のボックスを4桁に、二番目
のボックスを3桁に、三番目のボックスを2桁に、四番
目のボックスを1桁に指定し、各桁内で番号順に1〜1
0に対応させれば、例えば4桁で表される数字[432
1]のように、4桁〜1桁間の数字によって数量表示が
可能になる。(更に、4つの各ボックス間関連コードの
考えを導入すれば、より大量の対応表示も可能になる)
また、ワーク1の正面に印字する主要項目や側面に印字
する補助項目が、入出荷管理マーク1個では足りないよ
うな時は、2個以上に増やすことも可能であって、例え
ば、マーク2を2個使用して先のような4項目を表示す
るには、一番目のマークの1番と2番ボックスを商品名
の表示用に、3番と4番ボックスを商品番号の表示用
に、二番目のマークの1番と2番ボックスを納品先の表
示用に、3番と4番ボックスを入荷先の表示用に使用
し、納品先、入荷先は又別のマークを使用する等の方法
が考えられる。これらの考えは流通管理に限らず生産ラ
インでの部品管理、製品管理等にも十分に適用可能であ
る。
【0029】図4は図2に示す入出荷管理マークの基本
図形の説明図である。図4に示す具体寸法例は、実際の
マーク図形について辺切断長さAの大体の大きさと切断
位置を示すもので、図4(a)は図形中の最外側のボッ
クスを例に辺長の左端を切断した場合で、切断部分の長
さAは辺長Lの略1/3である。
【0030】図4(b)は辺長の右端を切断する場合
で、同様に切断部分の長さAは辺長Lの略1/3であ
る。図4(c)は図2の図形コードと同じ場合を示し、
辺長の中央部を切断した例で切断部分の長さAは辺長L
の略1/3である。なお図4では図形コード中の一番外
側のボックスを例として上げたが、2番目〜4番目のボ
ックスの場合も同様で切断位置及び辺長との長さの比1
/3は変わらない。また、これら3つの切断位置の選定
は、デコードの際のパターンマッチング等から適宜容易
なものを選択すればよい。
【0031】つぎに動作について説明する。図5は図1
に示す入出荷管理装置の処理のフローチャートである。
図5を参照すると、先ず、トラックが入荷先から物流セ
ンターに到着して荷下ろしが始まり、ワーク1が搬入ラ
インのベルトコンベアに投入され搬送を開始する(S1
01)。
【0032】ワーク整列手段4は搬送中のワークを、モ
ーター又はコンプレッサ等の動力源制御により整列用ベ
ルトコンベア、ローラコンベア等を速度制御して各ワー
クを引離し同じ向きに整列させる(S102)。
【0033】搬入ラインが速度を落として搬出ライン側
にカーブする読取ポイントで、マーク読取手段5はワー
ク1の正面と側面を照明して2台のTVカメラで撮影し
入出荷管理マーク2を読取って、画像データとしてマー
ク判読手段6へ送る(S103)。
【0034】マーク判読手段(CPU)6は入力したマ
ーク2の画像データを、メモリ内に予め保持している図
3のような入出荷管理マーク・テーブルを参照してデコ
ードし、入出荷管理マーク2の各ボックスに対応する、
商品名=菊、商品番号=白色2等級、納品先=西多摩生
花、入荷先=神奈川フラワー、数量200本等の項目を
判読して入荷情報を基に在庫情報を更新し帳票情報とし
てホストコンピュータ(図示していない)へ送信する
(S104)。Lotus1−2−3等のソフトで帳票
を集中管理するホストコンピュータは、受注情報に基づ
き納品の指示をマーク判読手段6へ送信する(S10
5)。
【0035】ホストからの納品指示を受信したマーク判
読手段6は出荷指示をワーク出荷手段7へ送り、ワーク
出荷手段7は出荷指示を受けて納品先と数量を確認し、
出荷数と入荷数を突合わせて出荷数が入荷数より少ない
場合は、ボールキャスター等の分岐操作により出荷数相
当のワークを搬入ラインから搬出用の複数のベルトコン
ベア側へ誘導し、余ったワークは在庫用(在庫品はマー
ク2の納品先を表示する第3ボックスに切断部が無く0
表示)として在庫側ラインへ誘導する。逆に、出荷数が
入荷数を上回る場合はその不足分を在庫ラインを通して
引き出し、入荷ワークに加えて搬出ラインへ誘導する
(S106)。
【0036】出荷数だけ揃えたワークを搬出用のベルト
コンベアにより外へ搬送し(S107)、トラックに積
み込んでワーク1の出荷作業を終了し、マーク判読手段
6へ報告する(S108)。
【0037】このように、本実施の形態では、入出荷管
理マーク2として、余り精度を要しない簡単で見やすい
ボックス図形コードを利用したので、バーコードでは困
難なワーク1の走行中に正面から入出荷管理マーク2の
読取りが可能になり、且つ、1台のTVカメラで複数の
入出荷管理マーク2を同時に読取ることができるので、
わざわざラインを停止する必要が無く処理時間が大幅に
短縮され効率的な帳票管理が可能になる。
【0038】また、マーク図形が単純で接続か切断かを
判読すればよいので、多少の汚れや脱落があってもマー
クの判読には支障が無く、極端な話しマジック等の手書
きによるものでも十分正確に判読することが可能であ
る。
【0039】なお、これまでは主に物流センターの事例
について説明してきたが、勿論これに限定するものでは
無く、この他に人事管理、部品管理、顧客管理等にも管
理マークとして適用できることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、4つの四辺形を同心状に重ねて構成するボックス図
形コードの各ボックスを、商品名等の管理項目に対応さ
せた入出荷管理マークを段ボール箱に印字したワーク
と、その搬入ワークを引離し整列させるワーク整列手段
と、ワーク走行中に入出荷管理マークを読取るワーク読
取手段と、読取った入出荷管理マークを判読しワークを
仕分けして納品先を指示するマーク判読手段と、出荷指
示に従いワークを搬出ラインへ送出するワーク出荷手段
を有しているので、入出荷管理マークに余り精度のいら
ない簡単なボックス図形コードを適用したことによっ
て、ワークを搬送中の状態のままTVカメラ等の簡単な
読取手段によってマークを読取ることができ、読取りデ
ータの処理についてもA/D変換の必要が無くなり直接
処理が可能になると共に、ワーク表面に多少の汚れ等が
ついても入出荷管理マークを確実に読取ることが可能に
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る入出荷管理装置の
ブロック図である。
【図2】図1に示す入出荷管理マークの説明図である。
【図3】図2に示す入出荷管理マークの照合テーブルの
1例を示す図である。
【図4】図2に示す入出荷管理マークの基本図形の説明
図である。
【図5】図1に示す入出荷管理装置の処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ワーク 2 入出荷管理マーク 3 現地記入欄 4 ワーク整列手段 5 マーク読取手段 6 マーク判読手段 7 ワーク出荷手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス図形コードによる入出荷管理マ
    ークを梱包材の段ボール箱等に印字した多数のワーク
    と、入荷し搬入される前記多数のワークを搬入ライン上
    で姿勢制御するワーク整列手段と、前記ワークが搬送中
    の状態のまま前記入出荷管理マークを光学的に読取るマ
    ーク読取手段と、前記マーク読取手段により読取った前
    記入出荷管理マークを判読して帳票管理を行い仕分けし
    て出荷先等を指示するマーク判読手段と、前記マーク判
    読手段の指示により入荷内容と出荷内容を突合わせ出荷
    指定ワークを搬出ラインへ送出し出荷手続きを行うワー
    ク出荷手段を有することを特徴とする入出荷管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入出荷管理装置におい
    て、前記入出荷管理マークは4つの四辺形を同心状に重
    ねて構成したボックス図形コードのそれぞれのボックス
    を商品名、商品番号、納品先および入荷先等の管理項目
    に対応させ、前記各ボックスのセグメントを構成する辺
    直線が接続状態か又は切断状態かによって内容を表示す
    ることを特徴とする入出荷管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の入出荷管理装置におい
    て、前記セグメントを構成する辺直線の切断部分は辺直
    線の左端又は右端又は中間のいずれかであることを特徴
    とする入出荷管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の入出荷管理装置におい
    て、前記切断部分の長さは辺長の略1/3であることを
    特徴とする入出荷管理装置。
JP2341096A 1995-11-06 1996-01-18 入出荷管理装置 Pending JPH09194005A (ja)

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JP2341096A JPH09194005A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 入出荷管理装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003104554A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Sato Corp 物流管理システム
JP2006103857A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 物品管理システム,方法及びプログラム並びに記録媒体
JP2007114905A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Dainippon Printing Co Ltd 検査システム

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