JP2020125191A - 荷合わせ作業支援システムおよび荷合わせ作業方法 - Google Patents

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聡 松島
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聡 松島
直樹 米里
Naoki Yonesato
直樹 米里
義徳 今井
Yoshinori Imai
義徳 今井
隆夫 小島
Takao Kojima
隆夫 小島
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Abstract

【課題】ピッキング作業を効率化し、日々の業務量の変動にも柔軟に対応することができる荷合わせ作業支援システムおよび荷合わせ作業方法の提供。【解決手段】第1搬送ラインに隣接して設けられた投入テーブルと、第2搬送ラインに隣接して設けられた作業テーブルと、荷捌きサーバと、を備え、荷捌きサーバが、受信した受注情報に基づき、出荷ケースに詰め合わせる商品が収納された1次容器を投入テーブルに搬送する1次容器搬送手段と、受注情報に基づき、商品詰め合わせ先となる出荷ケースを作業テーブルに搬送する出荷ケース搬送手段と、前記受注情報に基づき、投入テーブル上の1次容器内の商品を作業テーブル上の出荷ケースに投入する作業指示を生成する荷合わせ指示生成手段と、投入テーブル上の1次容器を第1搬送ラインに排出する1次容器排出手段と、作業テーブル上の出荷ケースを第2搬送ラインに排出する出荷ケース排出手段と、を備える荷合わせ作業支援システムおよび同システムを用いた荷合わせ作業方法。【選択図】図4

Description

本発明は、荷合わせ作業支援システムおよび荷合わせ作業方法に関する。
物流・配送センターには、受注物品をピッキングするピッキングシステム、受注情報を帳票に印刷する帳票システムおよびソートシステムが配置されている。
ピッキング方式としては、オーダーピッキングおよびトータルピッキングが一般に採用されている。
オーダーピッキングは、オーダー単位に各物品をピッキングし、一つの出荷単位にまとめて出荷場に揃える方式である。オーダー毎に保管場所から物品を摘み取るように取り出してくるため「摘み取り方式」とも呼ばれる。
トータルピッキングは、オーダーを同一物品毎に集計し、ピッキング指示書にしたがって複数オーダー分の数量をまとめてピッキングし、荷捌き場で出荷先毎に仕分ける方式である。ピッキングした物品を荷捌き場で仕分けるので「種蒔き方式」とも呼ばれる。トータルピッキングでは、ピッキング後の処理としてオーダー別のアソート(仕分け)が発生する。
図1(a)は、直列分散処理(リレー式ピッキングと呼ばれる場合もある)によるピッキング工程を説明する図である。コンベア81に沿うようにDPS(Digital Picking System)を配置し、ひとつの作業ラインを形成するピッキング方式である。DPSは、出荷のために保管中の商品を取り出すピッキング作業に用いられるシステムであり、商品の入ったSKU間口に対応するデジタル表示器が点滅し、目的の商品とその数量を作業者に知らせる。作業者Lは、デジタル表示器の指示に従い、SKU(Stock Keeping Unit:最小在庫管理単位)から、ピッキングの対象となる商品を容器(例えばオリコン)に投入する。
図1(b)は、GAS(Gate Assort System)による仕分け工程を説明する図である。GASは、仕分け(アソート)する商品をハンディーターミナルでスキャンすると、GAS間口に設置されている自動開閉式ゲートが開き、デジタル表示器に指示数(商品投入数)が表示される。作業者Lは、デジタル表示器の指示に従い、オーダー別のアソート(仕分け)行う。
特許文献1には、ピッキング作業量を平準化するためのシステムが開示されている。
特開2005−206282号公報
DPSによるピッキング作業は、詰め合わせ商品が多品種となると、作業者がピッキングのために歩く距離が多くなり、作業効率が低下するという問題がある。また、従来のトータルピッキングでは、一次ピッキングをするために作業者の作業工数が必要となり、非効率であるという問題があった。
また、ピッキング業務量は日々変動するところ、業務量が一時的に増えマテリアルハンドリング機器の処理能力を上回ると、作業者に作業待ち時間が生じるなどの原因により、生産性が著しく低下するという問題がある。
そこで、本発明は、ピッキング作業を効率化し、日々の業務量の変動にも柔軟に対応することができる荷合わせ作業支援システムおよび荷合わせ作業方法を提供することを目的とする。
本発明の荷合わせ作業支援システムは、第1搬送ラインに隣接して設けられた投入テーブルと、第2搬送ラインに隣接して設けられた作業テーブルと、荷捌きサーバと、を備え、荷捌きサーバが、受信した受注情報に基づき、出荷ケースに詰め合わせる商品が収納された1次容器を第1搬送ラインにより投入テーブルに搬送する1次容器搬送手段と、受注情報に基づき、商品詰め合わせ先となる出荷ケースを第2搬送ラインにより作業テーブルに搬送する出荷ケース搬送手段と、前記受注情報に基づき、投入テーブル上の1次容器内の商品を作業テーブル上の出荷ケースに投入する作業指示を生成する荷合わせ指示生成手段と、前記作業指示に従い作業が実行された投入テーブル上の1次容器を第1搬送ラインに排出する1次容器排出手段と、前記作業指示に従い作業が実行された作業テーブル上の出荷ケースを第2搬送ラインに排出する出荷ケース排出手段と、を備えることを特徴とする。
上記荷合わせ作業支援システムにおいて、前記荷捌きサーバが、前記受注情報に含まれる全ての注文のうち、出荷頻度が中位にある商品を含む一定割合の注文をトータルピッキングの対象とし、その他をオーダーピッキングの対象とするピッキング作業区分手段と、前記トータルピッキングの対象とされた注文について、前記1次容器搬送手段、前記出荷ケース搬送手段、前記1次容器排出手段および前記出荷ケース排出手段を実行するトータルピッキング実行手段と、を備えることを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業支援システムにおいて、前記投入テーブルが、第1投入テーブルおよび第2投入テーブルから構成され、前記第1投入テーブル、前記第2投入テーブルおよび前記作業テーブルに囲まれた場所に、詰め合わせ作業をする作業者またはアームロボットを配置できるように各テーブルが配置されることを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業支援システムにおいて、前記投入テーブルが、前記第1搬送ラインから1次容器を受け入れる受入ラインと、受入ラインから1次容器を受け取り、所定の作業が完了した1次容器を前記第1搬送ラインに排出する作業ラインと、から構成されることを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業支援システムにおいて、前記投入テーブルが、前記第1搬送ラインに沿って複数組配置されており、前記作業テーブルが、前記第2搬送ラインに沿って前記投入テーブルに対向するように複数組配置されていることを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業支援システムにおいて、前記1次容器から前記出荷ケースに詰め合わせる作業内容を表示する表示部を備える指示装置を備え、前記荷捌きサーバが、前記指示装置の表示部に前記作業内容を表示させる手段を備えることを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業支援システムにおいて、前記作業指示が、前記出荷ケース排出手段により一度排出された出荷ケースを再度第2搬送ラインにより作業テーブルに搬送し、荷合わせ作業を完了させる作業指示を含むことを特徴としてもよい。
本発明の荷合わせ作業方法は、第1搬送ラインに隣接して設けられた投入テーブルと、第2搬送ラインに隣接して設けられた作業テーブルと、荷捌きサーバと、を備える荷合わせ作業支援システムを用いた荷合わせ作業方法であって、前記荷捌きサーバが受信した受注情報に基づき、出荷ケースに詰め合わせる商品が収納された1次容器を第1搬送ラインにより投入テーブルに搬送する1次容器搬送ステップと、受注情報に基づき、商品詰め合わせ先となる出荷ケースを第2搬送ラインにより作業テーブルに搬送する出荷ケース搬送ステップと、前記受注情報に基づき、投入テーブル上の1次容器内の商品を作業テーブル上の出荷ケースに投入する荷合わせステップと、荷合わせステップの作業が完了した投入テーブル上の1次容器を第1搬送ラインに排出する1次容器排出ステップと、荷合わせステップの作業が完了した作業テーブル上の出荷ケースを第2搬送ラインに排出する出荷ケース排出ステップと、を備えることを特徴とする。
上記荷合わせ作業方法において、前記受注情報に含まれる全ての注文のうち、出荷頻度が中位にある商品を含む一定割合の注文をトータルピッキングの対象とし、その他をオーダーピッキングの対象とするピッキング作業区分ステップと、前記ピッキング作業区分ステップの実行により、前記トータルピッキングの対象とされた注文について、前記1次容器搬送ステップ、前記出荷ケース搬送ステップ、前記荷合わせステップ、前記1次容器排出ステップおよび前記出荷ケース排出ステップを実行するトータルピッキング実行ステップと、を備えることを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業方法において、前記投入テーブルが、第1投入テーブルおよび第2投入テーブルから構成され、前記荷合わせステップにおいて、前記第1投入テーブルおよび前記第2投入テーブル上の1次容器内の商品を作業テーブル上の出荷ケースに投入することを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業方法において、前記投入テーブルが、前記第1搬送ラインから1次容器を受け入れる受入ラインと、受入ラインから1次容器を受け取り、前記荷合わせステップの実行が完了した1次容器を前記第1搬送ラインに排出する作業ラインと、から構成され、前記荷合わせステップにおいて、前記作業ライン上の1次容器内の商品を作業テーブル上の出荷ケースに投入することを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業方法において、前記投入テーブルが、前記第1搬送ラインに沿って複数組配置されており、前記作業テーブルが、前記第2搬送ラインに沿って前記投入テーブルに対向するように複数組配置されており、前記荷合わせステップにおいて、複数組の投入テーブルのそれぞれにおいて荷合わせ作業が並列処理されることを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業方法において、前記荷合わせステップにおいて、作業者が荷合わせ作業を行うことを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業方法において、前記荷合わせステップにおいて、アームロボットが荷合わせ作業を行うことを特徴としてもよい。
上記荷合わせ作業方法において、前記荷合わせステップが、前記出荷ケース排出ステップにより一度排出された出荷ケースを再度第2搬送ラインにより作業テーブルに搬送し、荷合わせ作業を完了させる作業を含むことを特徴としてもよい。
本発明によれば、ピッキング作業を効率化し、日々の業務量の変動に柔軟に対応することが可能となる。
(a)従来の直列分散処理によるピッキング工程を説明する図、(b)GASによる仕分け工程を説明する図である。 実施形態例に係る物流・配送センターのブロック図である。 実施形態例に係る荷合わせ作業支援システムの構成図である。 実施形態例に係る荷捌き場のイメージ図である。 実施形態例に係る荷合わせ作業の考え方を説明する図である。 実施形態例に係る全体ピッキング作業の作業フローである。 実施形態例に係るトータルピッキング作業の作業フローである。 実施形態例に係る全体ピッキング作業の具体例を説明する図である。 実施形態例に係る詰め合わせ作業の具体例を説明する図である。
以下では本発明の実施形態例に係る荷合わせ作業支援システム10を説明する。
<構成>
荷合わせ作業支援システム10は、注文情報管理システム1が受信した注文情報のうち、トータルピッキングの対象となる出荷ケースに対する荷合わせ作業を支援するものである。荷合わせ作業支援システム10は、出荷ケースへの詰め合わせが必要となるバラ出荷を対象とする。
注文情報管理システム1は、ネットワークに接続された受注サーバ2およびWMS(Warehouse Management System)サーバ3を備えている。受注サーバ2はネットワークを介して注文を受注し、WMSサーバ3は、1次容器搬送システム101、出荷ケース搬送システム102および出荷システム103などを構成する各機器の作動を制御する。受注サーバ2およびWMSサーバ3は、CPUからなる演算部と、管理プログラムおよびデータベースを格納する記憶部と、LANなどのネットワーク網による通信を可能とする通信部と、電源部とを備えた汎用PCサーバにより構成されている。
受注サーバ2およびWMSサーバ3は、それぞれ1台でも複数台でもよく、クラウド上のリソースを借りる形態で構築してもよい。
図2に示すように、注文情報管理システム1は、荷合わせ作業支援システム10、1次容器搬送システム101、出荷ケース搬送システム102および出荷システム103と双方向通信可能に接続されている。図2は、実施形態例に係る物流・配送センターのブロック図であり、点線矢印はデータの流れを示し、実線矢印は物の流れを示している。トータルピッキングを行う際には、1次容器搬送システム101、出荷ケース搬送システム102、荷合わせ作業支援システム10および出荷システム103により一連の処理が行われる。
1次容器搬送システム101は、例えばマルチシャトルと呼称される公知の立体自動倉庫であり、m行n列のラックに収納された特定の1次容器31を呼び出し、シャトル、リフタ(バーチカルコンベア)および水平コンベア群の自動制御により、荷合わせ作業支援システム10で作業する所定の作業者Lの位置まで搬送することが可能である。1次容器搬送システム101は、数秒毎に1つの1次容器31を搬出することが可能である。1次容器搬送システム101は、受注サーバ2からの指示に従い、所定の1次容器31を荷合わせ作業支援システム10の第1搬送ライン11に投入する自律走行型ロボットにより構成してもよい。なお、1次容器搬送システム101に代わり、作業者などによって所定の1次容器31を手動で荷合わせ作業支援システム10の第1搬送ライン11に投入するように構成してもよい。
出荷ケース搬送システム102は、例えばマルチシャトルと呼称される公知の立体自動倉庫であり、m行n列のラックに収納された特定の出荷ケース32を呼び出し、シャトル、リフタ(バーチカルコンベア)および水平コンベア群の自動制御により、荷合わせ作業支援システム10で作業する所定の作業者Lの位置まで搬送することが可能である。出荷ケース搬送システム102は、数秒毎に1つの出荷ケース32を搬出することが可能である。出荷ケース搬送システム102は、受注サーバ2からの指示に従い、所定の出荷ケース32を荷合わせ作業支援システム10の第2搬送ライン12に投入する自律走行型ロボットにより構成してもよい。なお、出荷ケース搬送システム102に代わり、作業者などによって所定の出荷ケース32を手動で荷合わせ作業支援システム10の第2搬送ライン12に投入するように構成してもよい。
出荷システム103では、受注サーバ2が受信した注文情報に基づいて、検品が行われる。例えば、ピッキング後の出荷ケース32内の商品が出荷指示情報と合致するかをハンディターミルなどを利用してチェックする。検品が完了した出荷ケース32は、トラックなどの配送車に荷積みされ、出荷される。
図3は、実施形態例に係る荷合わせ作業支援システム10の構成図である。荷合わせ作業支援システム10は、荷捌きサーバ4(図3では不図示)と、第1搬送ライン11と、第2搬送ライン12と、複数の第1投入テーブル21と、第2投入テーブル22と、荷合わせ作業テーブル23と、指示装置24と、を備えて構成される。荷合わせ作業支援システム10は、荷捌き場となるステーションSを複数備えており、各ステーションSには、それぞれ作業者Lが配置されている。なお、作業者Lに代えて、アームロボットを配置するようにしてもよい。
第1搬送ライン11の上流には1次容器搬送システム101が接続されており、トータルピッキングされた商品を収納した1次容器31が供給される。第1搬送ライン11の下流には空の1次容器31をトータルピックを行うための作業場の方へ排出するための搬送装置と、荷合わせ作業が未完了の1次容器31を1次容器搬送システム101へ戻すための搬送装置とが接続されている。第1搬送ライン11に沿って、複数のステーションSが設けられており、1次容器31内の商品の仕分けが行われる。ステーションSには、第1投入テーブル21と、第2投入テーブル22と、荷合わせ作業テーブル23とが、作業者Lを囲むように設置されている。
第1投入テーブル21は、併設された受入ライン211と作業ライン212により構成されている。受入ライン211は、容器を第1の方向(第2搬送ライン12側)へ搬送する機構と、第1の方向と直交する第2の方向(作業ライン212側)へ搬送する機構を備えている。
第1搬送ライン11には、各ステーションSの受入ライン211に対応する位置に分岐搬送装置13が設けられており、第1搬送ライン11上の1次容器31を所定のアルゴリズムに従って受入ライン211に分岐搬送する。受入ライン211に搬送された1次容器31は、作業ライン212が空いている場合には直ちに1次容器31を搬送し、作業ライン212が埋まっている場合は作業ライン212が空くのを待って1次容器31を搬送する。1次容器31には、SKU単位で分配される商品が収納されており、作業者Lにより後述の出荷ケース32への仕分けが行われる。
仕分けが終わり、作業者が指示装置24を操作して完了ボタンを押す(排出指示を出す)と、作業ライン212上の1次容器31は第1搬送ライン11に排出される。第1搬送ライン11には、所定間隔で容器検知センサ(図示せず)が設けられており、作業ライン212から排出された1次容器31は、他の容器と衝突しないようになっている。第1搬送ライン11に排出された1次容器31は、再び1次容器搬送システム101に収納されるか、トータルピックを行うための作業棚に収納される。なお、作業者Lに代えてアームロボットを配置した場合には、指示装置24の操作は不要となり、アームロボットが所定の作業を完了すると、プログラムからの指令により作業ライン212上の1次容器31は第1搬送ライン11に排出される。
第2投入テーブル22も、第1投入テーブル21と同様、受入ライン221と作業ライン222が併設されている。第1搬送ライン11から供給された1次容器31は受入ライン211に搬送され、受入ライン221から作業ライン222に搬送され、荷合わせ作業の完了後、作業ライン222から第1搬送ライン11に排出される。
第2搬送ライン12の上流には出荷ケース搬送システム102が接続されており、仕分け先となる出荷ケース32が供給される。第2搬送ライン12の下流には、荷合わせ作業が未完了の出荷ケース32を出荷ケース搬送システム102へ戻すための搬送装置と、荷合わせ作業が完了した出荷ケース32を出荷システム103に搬出するための搬送装置とが接続されている。第2搬送ライン12には、各ステーションSの荷合わせ作業テーブル23の上流側に対応する位置に分岐搬送装置14が設けられており、第2搬送ライン12上の出荷ケース32を所定のアルゴリズムに従って荷合わせ作業テーブル23に分岐搬送する。仕分けが終わり、作業者が指示装置24を操作して完了ボタンを押す(排出指示を出す)と、荷合わせ作業テーブル23上の出荷ケース32は、作業テーブル23の最下流部に設けられた排出装置231により第2搬送ライン12に排出される。出荷ケース32は、例えば折りたたみコンテナ(通称オリコン)であり、最初は空の状態で供給されるが、仕分け商品が多い場合には、一部の仕分け商品を収納した状態で巡回され(出荷ケース搬送システム102に再投入され)、複数回に分けて仕分けが行われることもある。なお、作業者Lに代えてアームロボットを配置した場合には、指示装置24の操作は不要となり、アームロボットが所定の作業を完了すると、プログラムからの指令により荷合わせ作業テーブル23上の出荷ケース32は第2搬送ライン12に排出される。
図4は、実施形態例に係るステーションSのイメージ図である。ステーションSで作業する作業者は、第1投入テーブル21、第2投入テーブル22および荷合わせ作業テーブル23に囲まれた状態で作業を行う。第1投入テーブル21および第2投入テーブル22には、仕分け対象の1次容器31が常時供給され、荷合わせ作業テーブル23には、仕分け先となる出荷ケース32が常時供給されるよう制御されており、作業者Lに待ち時間が生じないようになっている。
荷捌きサーバ4は、受注サーバ2およびWMSサーバ3と通信可能に構成されたコンピュータであり、WMSから受信した受注情報に基づき所定のアルゴリズムで搬送ライン11,12および各テーブル21〜23の動作を制御するWCS(Warehouse Control Systems)プログラムを有している。荷捌きサーバ4は、受注情報を所定のアルゴリズムで処理することで指示書を作成し、算出された処理手順に従い1次容器31および出荷ケース32を任意の作業者Lの場所まで搬送する。また、荷捌きサーバ4は、指示装置24と通信可能であり、指示装置24の表示部に作業者Lのための作業情報を表示させる。指示装置24は、表示部とスピーカーを備えたコンピュータ端末(例えば、タブレット)であり、音声と視覚情報により作業者Lに荷合わせ作業を指示する。指示装置24を1台の端末により構成する必要はなく、表示部とスピーカーを別体に構成してもよい。なお、荷捌きサーバ4は、1台でも複数台でもよく、クラウド上のリソースを借りる形態で構築してもよい。
<荷合わせ作業>
図5は、実施形態例に係る荷合わせ作業の考え方を説明する図である。
図5中、一番左に示すように、物量が通常の場合、計画された処理時間と実際の処理時間は同一となる。ここで、第1区分は人手による作業、第2区分は半自動化された作業、第3区分は完全自動化された作業を示している。人手による作業が不要な自動出荷設備(マテリアルハンドリング機器)の投資は、物量が通常の場合を基準になされていると仮定し、自動出荷設備による単位時間あたりの処理能力を点線で示している。
図5中、中央は、物量が多い場合を示している。この場合、自動出荷設備の処理能力を超えるため、比較例では(例えば、注文を受注した順に処理すると)、作業待ちの発生などにより実際の処理時間は計画された処理時間よりも長くなるという問題が生じる。この点、実施形態例では、ソフトウェア制御により作業対象を動的に設定することにより、作業待ちなどの発生を無くし、計画された処理時間通りの処理を可能としている。例えば、受注サーバ2は、バラ出荷の対象となる商品を、出荷頻度に応じてオーダーピッキングの対象とトータルピッキングの対象とに区分する。
図5中、一番右は、物量が少ない場合を示している。比較例では(例えば、注文を受注した順に処理すると)、自動出荷設備の稼働率が処理能力を下回るため、第1区分の処理を実行するための人員の確保が必要となり、人件費等がかさむという問題が生じる。この点、実施形態例では、ソフトウェア制御により作業対象を動的に設定することにより、第1区分の割合を減らし、作業待ちなどの発生を無くし、計画された処理時間通りの処理を可能としている。
図6は、実施形態例に係る全体ピッキング作業の作業フローであり、図7は、実施形態例に係るトータルピッキング作業の作業フローである。
図6に示すように、全体ピッキング作業においては、まずピッキング作業の対象となる注文情報が呼び出される(STEP401)。呼び出された注文情報は、所定のアルゴリズムに従い(例えば出荷頻度に応じて)オーダーピッキングのみを行う区分、トータルピッキングのみを行う区分、オーダーピッキング後にトータルピッキングを行う区分に分類される(STEP402)。STEP403において、オーダーピッキングが必要とされた場合、オーダーピック指示が出力され、オーダーピッキングが行われる(STEP404)。STEP405において、オーダーピッキング後にトータルピッキングが必要な場合は、出荷ケース32は出荷ケース搬送システム102に戻され(STEP406)、「A」のフローに進む。STEP403において、トータルピッキングが不要な場合は、出荷ケース32は出荷システム103へ搬送され(STEP407)、未処理注文が有る場合には次の注文情報が呼び出される(STEP408)。STEP403において、呼び出された注文情報がトータルピッキングの対象とされた場合は「A」のフローに進む。なお、STEP402おける注文情報の分類は、注文情報を呼び出す毎に行わずに、バッチ処理で行うようにしてもよい。
図7に示すように、トータルピッキング作業においては、まずトータルピック指示書に従い、1次容器31にSKU単位で分配される商品を収納し、1次容器搬送システム101が備えるローラーコンベア(不図示)により立体自動倉庫に格納する(STEP501)。本実施形態ではトータルピックを人手で行ことを前提としているが、夜間などに無人ピックロボットによりトータルピックを行うようにしてもよい。また、仕分け先となる出荷ケース32も出荷ケース搬送システム102に投入される(STEP502)。なお、STEP501とSTEP502の実行順序は前後してもよい。
続いて、荷捌きの対象となる1次容器31が呼び出され、1次容器搬送システム101により作業者Lの位置まで搬送される(STEP503)。また、仕分け先となる出荷ケース32も同じタイミングで呼び出され、出荷ケース搬送システム102により作業者Lの位置まで搬送される(STEP504)。作業者Lは、指示装置24の表示部に表示された作業情報に従い、1次容器31から出荷ケース32への詰め合わせ作業を行う(STEP505)。STEP505の作業により詰め合わせが完了した出荷ケース32については、出荷システム103へ搬送される(STEP507)。STEP505の作業により詰め合わせが未完了の出荷ケース32については、出荷ケース搬送システム102に戻される(STEP508,509)。
呼び出し注文情報の荷捌きが完了していない場合、作業対象(図9の商品パターン番号)が更新され、再びSTEP503〜510の処理が実行される(STEP511)。呼び出し注文情報の荷捌きが完了した場合、未処理注文がある場合はSTEP401以降の処理が実行され、未処理注文が無い場合は処理を完了する(STEP512)。
実施形態例に係る全体ピッキング作業を具体例を挙げて説明する。
図8は、実施形態例に係る全体ピッキング作業の具体例を説明する図であり、図9は、実施形態例に係る詰め合わせ作業の具体例を説明する図である。
図8の例では、1次容器搬送システム101および出荷ケース搬送システム102の処理能力を鑑み、商品の出荷頻度別にピック方式を分類している。具体的には、出荷商品上位40%をA品、次の20%をB品、出荷商品下位40%をC品に分類し、A品およびC品をオーダーピッキングの対象とし、B品をトータルピッキングの対象とした。A品ないしC品は、いずれも詰め合わせが必要となるバラ出荷の注文であり、詰め合わせの対象となる商品種別はドリンク(引当種別ID=8)と酒(引当種別ID=9)である。荷合わせ作業の対象となる商品の数量は、図8(1)に記載のとおりである。
図8(2)に示すように、A品およびC品は、出荷先単位でオーダーピックを行う。B品を混載する出荷ケース32が発生する場合、人手によるオーダーピックを先に行い、オーダーピック品を収納する出荷ケース32を出荷ケース搬送システム102(以下、シャトルという)に戻してから荷合わせ作業を行う。今回入力された注文情報に基づき、荷捌きサーバ4のWCSプログラムが作成した指示書は、オーダーピックについては205、トータルピックについては32である。
続いて、荷捌きサーバ4のWCSプログラムは、入力された注文情報に基づき、出荷ケース数を算出する。荷捌きサーバ4のWCSプログラムが算出した出荷ケースは、図8(3)に示すように、ドリンクについては58ケース、酒については152ケースである。
シャトルを使わずに荷合わせ作業が行われるのは、75ケースである。そのうち、A品だけで出荷ケースの詰め合わせが完了するのは20ケースであり、A品およびC品またはC品だけで出荷ケースの詰め合わせが完了するのは55ケースである。
シャトルを使用して荷合わせ作業が行われるのは、135ケースである。そのうち、B品だけで出荷ケースの詰め合わせが完了するのは5ケースであり、B品およびB品とA品、C品の組み合わせで出荷ケースの詰め合わせが完了するのは130ケースである。
図8(4)に示すように、荷捌きサーバ4のWCSプログラムは、オーダーピックの作業詳細、トータルピックの作業詳細およびシャトルの呼び出し回数等を算出する。205枚のオーダーピック指示書および32枚のトータルピック指示書は、図示しないプリンターにより印字される。トータルピック指示書に基づき作業者がピックした32種類の商品、318ボール(中箱)は1次容器31に収納され、この1次容器31は1次容器搬送システム101に格納される。ストアシャトルの表には、33個のドリンクの出荷ケースを完成させるためには出荷ケースを延べ78回呼び出す必要があること、44個のドリンクの出荷ケースを完成させるためには出荷ケースを延べ134回呼び出す必要があることが記載されている。この作業の詳細を、図9を参照しながら説明する。
図9の例では、同時に2種類の商品の詰め合わせを行う場合を示しており、合計17回の処理をすることにより詰め合わせが完了する場合の例を示している。
商品パターン番号(以下、番号という)1〜7ではドリンクの詰め合わせが行われ、番号8〜17では酒の詰め合わせが行われる。番号1では、2種類のドリンク(例えば、X,Y)が入った1次容器31と出荷ケース32が作業者Lの位置まで運ばれ、作業者Lは延べ13個の出荷ケース32に詰め合わせを行う。番号1では、9個の出荷ケースを出荷ケース搬送システム102へ戻し、4個の出荷ケースを出荷システム103へ搬出する。
番号2では、次の2種類のドリンク(例えば、V,W)が入った1次容器31と出荷ケース32が作業者Lの位置まで運ばれ、作業者Lは延べ13個の出荷ケース32に詰め合わせを行う。番号2では、8個の出荷ケースを出荷ケース搬送システム102へ戻し、5個の出荷ケースを出荷システム103へ搬出する。番号3〜7でも同様の作業を行うことにより、ドリンクの詰め合わせ作業は完了する。
番号8では、2種類の酒(例えば、E,F)が入った1次容器31と出荷ケース32が作業者Lの位置まで運ばれ、作業者Lは延べ18個の出荷ケース32に詰め合わせを行う。番号8では、9個の出荷ケースを出荷ケース搬送システム102へ戻し、9個の出荷ケースを出荷システム103へ搬出する。番号9〜17でも同様の作業を行うことにより、酒の詰め合わせ作業は完了する。
一例として、出荷商品の中位25%にあたるB品をトータルピッキングの対象とした場合の試算例を下記表1に示す。表1は、300店舗で2便ボールのB品(物量は2便全体の25%程度(ボール数換算)について試算した場合であり、ステーションSの数は4、ステーション当たりの処理可能SKU容器(一次容器31)は8、オリコン(出荷ケース32)同時処理数は1として試算した。表1から詰め替え作業以上に、各シャトルの処理時間は詰め替え作業の処理時間を超えることはなく、詰め替え作業者に待ち時間が生じないことが確認された。
[表1]
以上に説明した実施形態例の作業支援システム10では、複数のステーションSで並列同時処理を行うことができるので、直列分散処理と比べ前後工程の処理能力の影響をうけることがないので、作業効率を高めることができる。
また、従来は作業者がSKU容器を巡回して一次ピッキングをする必要があったが、実施形態例ではSKU容器(1次容器31)が作業者Lの場所まで搬送されるため、作業者Lの移動時間を削減することが可能となる。
さらには、荷捌きサーバ4が所定のアルゴリズムに従い作業対象を動的に設定することにより、ピッキング資源を効率的に利用することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態例について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の記載に限定されるものではない。上記実施形態例には様々な変更・改良を加えることが可能であり、そのような変更または改良を加えた形態のものも本発明の技術的範囲に含まれる。
1 注文情報管理システム
2 受注サーバ
3 WMSサーバ
4 荷捌きサーバ
10 荷合わせ作業支援システム
11 第1搬送ライン
12 第2搬送ライン
13,14 分岐搬送装置
21 第1投入テーブル
22 第2投入テーブル
23 荷合わせ作業テーブル
24 指示装置
31 1次容器
32 出荷ケース
101 1次容器搬送システム(SKUシャトル)
102 出荷ケース搬送システム(ストアシャトル)
103 出荷システム
211,221 受入ライン
212,222 作業ライン

Claims (15)

  1. 第1搬送ラインに隣接して設けられた投入テーブルと、
    第2搬送ラインに隣接して設けられた作業テーブルと、
    荷捌きサーバと、を備え、
    荷捌きサーバが、受信した受注情報に基づき、出荷ケースに詰め合わせる商品が収納された1次容器を第1搬送ラインにより投入テーブルに搬送する1次容器搬送手段と、
    受注情報に基づき、商品詰め合わせ先となる出荷ケースを第2搬送ラインにより作業テーブルに搬送する出荷ケース搬送手段と、
    前記受注情報に基づき、投入テーブル上の1次容器内の商品を作業テーブル上の出荷ケースに投入する作業指示を生成する荷合わせ指示生成手段と、
    前記作業指示に従い作業が実行された投入テーブル上の1次容器を第1搬送ラインに排出する1次容器排出手段と、
    前記作業指示に従い作業が実行された作業テーブル上の出荷ケースを第2搬送ラインに排出する出荷ケース排出手段と、
    を備えることを特徴とする荷合わせ作業支援システム。
  2. 前記荷捌きサーバが、前記受注情報に含まれる全ての注文のうち、出荷頻度が中位にある商品を含む一定割合の注文をトータルピッキングの対象とし、その他をオーダーピッキングの対象とするピッキング作業区分手段と、
    前記トータルピッキングの対象とされた注文について、前記1次容器搬送手段、前記出荷ケース搬送手段、前記1次容器排出手段および前記出荷ケース排出手段を実行するトータルピッキング実行手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の荷合わせ作業支援システム。
  3. 前記投入テーブルが、第1投入テーブルおよび第2投入テーブルから構成され、
    前記第1投入テーブル、前記第2投入テーブルおよび前記作業テーブルに囲まれた場所に、詰め合わせ作業をする作業者またはアームロボットを配置できるように各テーブルが配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の荷合わせ作業支援システム。
  4. 前記投入テーブルが、前記第1搬送ラインから1次容器を受け入れる受入ラインと、受入ラインから1次容器を受け取り、所定の作業が完了した1次容器を前記第1搬送ラインに排出する作業ラインと、から構成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の荷合わせ作業支援システム。
  5. 前記投入テーブルが、前記第1搬送ラインに沿って複数組配置されており、
    前記作業テーブルが、前記第2搬送ラインに沿って前記投入テーブルに対向するように複数組配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の荷合わせ作業支援システム。
  6. 前記1次容器から前記出荷ケースに詰め合わせる作業内容を表示する表示部を備える指示装置を備え、
    前記荷捌きサーバが、前記指示装置の表示部に前記作業内容を表示させる手段を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の荷合わせ作業支援システム。
  7. 前記作業指示が、前記出荷ケース排出手段により一度排出された出荷ケースを再度第2搬送ラインにより作業テーブルに搬送し、荷合わせ作業を完了させる作業指示を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の荷合わせ作業支援システム。
  8. 第1搬送ラインに隣接して設けられた投入テーブルと、第2搬送ラインに隣接して設けられた作業テーブルと、荷捌きサーバと、を備える荷合わせ作業支援システムを用いた荷合わせ作業方法であって、
    前記荷捌きサーバが受信した受注情報に基づき、出荷ケースに詰め合わせる商品が収納された1次容器を第1搬送ラインにより投入テーブルに搬送する1次容器搬送ステップと、
    受注情報に基づき、商品詰め合わせ先となる出荷ケースを第2搬送ラインにより作業テーブルに搬送する出荷ケース搬送ステップと、
    前記受注情報に基づき、投入テーブル上の1次容器内の商品を作業テーブル上の出荷ケースに投入する荷合わせステップと、
    荷合わせステップの作業が完了した投入テーブル上の1次容器を第1搬送ラインに排出する1次容器排出ステップと、
    荷合わせステップの作業が完了した作業テーブル上の出荷ケースを第2搬送ラインに排出する出荷ケース排出ステップと、
    を備えることを特徴とする荷合わせ作業方法。
  9. 前記受注情報に含まれる全ての注文のうち、出荷頻度が中位にある商品を含む一定割合の注文をトータルピッキングの対象とし、その他をオーダーピッキングの対象とするピッキング作業区分ステップと、
    前記ピッキング作業区分ステップの実行により、前記トータルピッキングの対象とされた注文について、前記1次容器搬送ステップ、前記出荷ケース搬送ステップ、前記荷合わせステップ、前記1次容器排出ステップおよび前記出荷ケース排出ステップを実行するトータルピッキング実行ステップと、
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の荷合わせ作業方法。
  10. 前記投入テーブルが、第1投入テーブルおよび第2投入テーブルから構成され、
    前記荷合わせステップにおいて、前記第1投入テーブルおよび前記第2投入テーブル上の1次容器内の商品を作業テーブル上の出荷ケースに投入することを特徴とする請求項8または9に記載の荷合わせ作業方法。
  11. 前記投入テーブルが、前記第1搬送ラインから1次容器を受け入れる受入ラインと、受入ラインから1次容器を受け取り、前記荷合わせステップの実行が完了した1次容器を前記第1搬送ラインに排出する作業ラインと、から構成され、
    前記荷合わせステップにおいて、前記作業ライン上の1次容器内の商品を作業テーブル上の出荷ケースに投入することを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の荷合わせ作業方法。
  12. 前記投入テーブルが、前記第1搬送ラインに沿って複数組配置されており、
    前記作業テーブルが、前記第2搬送ラインに沿って前記投入テーブルに対向するように複数組配置されており、
    前記荷合わせステップにおいて、複数組の投入テーブルのそれぞれにおいて荷合わせ作業が並列処理されることを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載の荷合わせ作業方法。
  13. 前記荷合わせステップにおいて、作業者が荷合わせ作業を行うことを特徴とする請求項8ないし12のいずれかに記載の荷合わせ作業方法。
  14. 前記荷合わせステップにおいて、アームロボットが荷合わせ作業を行うことを特徴とする請求項8ないし13のいずれかに記載の荷合わせ作業方法。
  15. 前記荷合わせステップが、前記出荷ケース排出ステップにより一度排出された出荷ケースを再度第2搬送ラインにより作業テーブルに搬送し、荷合わせ作業を完了させる作業を含むことを特徴とする請求項8ないし14のいずれかに記載の荷合わせ作業方法。
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