JP2018052671A - 仕分け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少人数で仕分けができる無駄のない構造の仕分け装置を提供する。
【解決手段】複数の物品を出荷先ごとに仕分ける仕分け装置であって、前記物品を供給する物品供給部を有し、かつ前記物品供給部により供給された前記物品を載置する開閉式のトレイが複数配置された仕分けエリアと、1オーダーに含まれるすべての前記物品が揃ったか否かを判定する判定部と、前記判定部により、1オーダーに含まれるすべての前記物品が揃ったと判定された場合に、1オーダーに含まれる前記物品が載置されている前記トレイを開状態にする開閉制御部と、開状態にされた前記トレイから落下した前記物品を1オーダーとして出荷する出荷用コンベアとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば、通信販売などにおいて、購入者から注文された物品を仕分け、梱包し、発送を行う物流倉庫において、複数の物品の仕分けを行うための仕分け装置に関する。
近年、電子商取引(EC:Electronic Commerce)と呼ばれるインターネットを用いた通信販売(以下、単にECと呼ぶ)の利用者は増加し続けている。
ECでは、店舗販売やカタログを用いた通信販売などとは違い、常に膨大な種類の商品を取り扱っており、また、購入者は好きなタイミングで商品の注文をすることができる。
一方で、ECの販売店側としては、購入者に迅速に商品を発送するため、常に膨大な種類の商品を在庫として管理していなければならないため、通常は物流倉庫に商品を保管し、購入された商品は物流倉庫から直接、購入者へ発送されることになる。
このようにECの商品を扱っている物流倉庫では、商品在庫が保管されているエリアから、注文を受けた商品を探し出して集めた後、仕分け装置によって出荷カートン別に仕分け、梱包し、購入者へ発送されている。
なお、在庫保管エリアから商品を探し出して集める作業は、ECでは一般的に、オーダー毎に行われるわけではなく、オーダーを集約して品種単位にまとめてピッキングを行うバッチピッキングが行われる。
ところで、従来、仕分け装置としては、たとえば特許文献1に開示されるように、物品を搬送するループ状の搬送ラインと、搬送ラインにより搬送されている物品を仕分ける複数のシュートとを備え、各シュートに割り当てられた仕分け先に応じて、搬送ラインから各シュートに物品を仕分けるものが知られている。
このように構成された仕分け装置では、仕分け先が割り当てられた物品が搬送ラインに乗せられ、割り当てられた仕分け先のシュートに当該物品を落とすことによって仕分けが行われている。
特開2013−245087号公報
しかしながら、上述の仕分け装置を用いた仕分け作業では、搬送ライン上で同時に仕分けを行う仕分け先数が増えれば増えるほど、シュートの数が必要となってくる。このため、ECのように、仕分け先数が多い場合に、仕分け作業を効率化するためには、シュートの数を増やす必要があった。このようにシュートの数を増やすと、仕分け装置も大型化してしまうという問題があった。
また、10〜20のシュートに対して1人の仕分け作業者が付き、仕分けが完了した出荷カートンを梱包作業者に引き渡しているが、シュートの数が増えると仕分け作業者の人数も増やす必要があった。
さらに、上記の仕分け装置では、搬送ラインがループ状であるため、ループの中心部に無駄になるスペースが生じてしまうという問題があった。
本発明は、このような現状に鑑み、ECなどのように1オーダーあたりの出荷品数が少なく仕分け先数が多い仕分け作業において、少人数で仕分けができる無駄のない構造の仕分け装置を提供することを目的とする。
本発明の仕分け装置は、
複数の物品を出荷先ごとに仕分ける仕分け装置であって、
前記物品を供給する物品供給部を有し、かつ前記物品供給部により供給された前記物品を載置する開閉式のトレイが複数配置された仕分けエリアと、
1オーダーに含まれるすべての前記物品が揃ったか否かを判定する判定部と、
前記判定部により、1オーダーに含まれるすべての前記物品が揃ったと判定された場合に、1オーダーに含まれる前記物品が載置されている前記トレイを開状態にする開閉制御部と、
開状態にされた前記トレイから落下した前記物品を1オーダーとして出荷する出荷用コンベアと
を備えることを特徴とする仕分け装置。
このように、1オーダーの物品がすべて揃ったタイミングで1オーダーの物品を同時に落下させることより、従来のように、多くのシュートを配置する必要がなくなる。これにより、装置の小型化を達成することができ、また仕分け作業者の人数を抑えることができる。また、複数のトレイを仕分けエリアに配置することにより、ループ状の搬送ラインで生じるような中心部の無駄なスペースを無くし、省スペース化を実現することができる。
また、本発明の仕分け装置は、
前記仕分けエリアが、1オーダーに含まれる最後の前記物品を前記トレイに載置させずに直接前記出荷用コンベアに落下させるビンゴシュートを備えることを特徴とする。
これにより、1オーダーに含まれる最後の物品をトレイまで搬送する処理を省略することができ、仕分け時間の短縮化を図ることができる。
また、本発明の仕分け装置は、
前記物品供給部により供給された前記物品に係る物品情報を認識する認識部と、
1オーダーに含まれる前記物品を落下させ終わってから所定の時間内に、他の1オーダーに係る他物品の他物品情報が前記認識部により認識された場合において、前記他物品を前記ビンゴシュートに投入すべきでない旨を報知する報知部と
を備えることを特徴とする。
このように、すべての物品が揃ったオーダーが連続した場合には、時間を空けて物品を投下することにより、物品が他のオーダーに係るコンテナに混入しないようにすることができる。
また、本発明の仕分け装置は、
前記仕分けエリアに配置されたすべての前記トレイに占める、前記物品が載置されている前記トレイの占有率が所定の占有率を超えている場合に占有モードを設定する設定部を備え、
前記占有モードが設定されている場合において、前記認識部により前記物品情報が認識され、前記判定部により、1オーダーに含まれるすべての前記物品が揃っていないと判定された場合、
前記報知部は、前記物品の供給を留保すべき旨を報知することを特徴とする。
これにより、新たに物品を載置できる空いたトレイを絶えず確保することができる。
また、本発明の仕分け装置は、
前記トレイが複数のトレイ部分に区分され、
前記開閉制御部は、前記トレイに含まれる前記トレイ部分の一部または全部を開閉することを特徴とする。
これにより、サイズの異なる物品が混在している場合においても効率よく仕分けを行うことができる。
また、本発明の仕分け装置は、
前記仕分けエリアに、複数の前記トレイ部分から成る前記トレイと単一の前記トレイ部分のみから成る前記トレイとが混在して配置されていることを特徴とする。
これにより、物品の大きさに応じて効率よくトレイを使い分けることができる。
また、本発明の仕分け装置は、
前記物品供給部に供給された物品は、無人走行車または無人航空機により、前記物品供給部の近くに位置する前記トレイから順に載置されることを特徴とする。
このように、近くに位置するトレイから順に物品を載置することにより、無人走行車による搬送距離を短くすることができるため、仕分け作業を短時間で行うことができる。また、無人航空機を使用する場合には、飛行経路の高さを調整することができるため、搬送エリアにおける往路と復路を実質的に別々に確保することができ、物品を効率的に搬送することができる。
また、本発明の仕分け装置は、
前記物品供給部および前記ビンゴシュートが、前記仕分けエリアにそれぞれ複数個配置されていることを特徴とする。
これにより、仕分け処理能力を向上させることができる。
本発明によれば、少人数で仕分けができる無駄のない構造の仕分け装置を提供することができる。
実施の形態に係る仕分け装置を上方から視た概略図である。 実施の形態に係る仕分け装置を側方から視た概略図である。 実施の形態に係る搬送ロボットのリフトを閉じた状態を示す図である。 実施の形態に係る搬送ロボットのリフトを開いた状態を示す図である。 実施の形態に係る仕分け装置において、トレイ上に載置された物品を出荷用コンベアに落下させる状態を示す図である。 実施の形態に係るトレイの変形例を示す図である。 実施の形態に係る搬送ロボットの変形例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る仕分け装置について説明する。図1は、実施の形態に係る仕分け装置を上方から視た概略図であり、図2は、これを側方(図1のX方向)から視た概略図である。図1に示すように、仕分け装置10には、物品(本実施の形態においては、シャツを例示)を仕分けするスペースとして、平面状の仕分けエリア12が形成されている。この仕分けエリア12には、物品供給部30、トレイ14、ビンゴシュート32が配置されている。また、仕分けエリア12上には、複数の搬送ロボット26が配備されている。
さらに、図2に示すように、仕分けエリア12の下方には、傾斜コンベア16、出荷用コンベア18が配置されている。また、仕分け装置10には、物品の仕分けに関する制御を統括する図示しない制御装置が備えられている。
物品供給部30は、物品を適宜仕分けエリア12内に供給するためのエリアである。物品供給部30には、物流倉庫にてバッチ単位でピッキングされたさまざまな出荷先の物品が、台車、トート、カゴ車、折り畳みコンテナ等によって搬送されて来る。なお、この物品供給部30には、物品に付されたバーコード等の識別子から出荷先等の物品情報をスキャンするスキャナー(図示せず)が配置されている。また、物品供給部30の近傍には、複数の搬送ロボット26が待機している。
トレイ14は、仕分けの対象となる物品を載置する開閉式の板であり、仕分けエリア12において升目状に配置されている。また、トレイ14は、仕分けエリア12の床部分よりも一段低い位置に位置しており(図5参照)、トレイ14の四方には、搬送ロボット26が移動するための軌道として機能する枠体33(図5、6参照)が配置されている。
ビンゴシュート32は、物品を直接傾斜コンベア16に落下させる場合に用いられる開口であり、物品供給部30に隣接して配置されている。
搬送ロボット26は、図3(a)、(b)に示すように、本体部26a、車輪26b、リフト28から構成されており、枠体33上を自動走行する。また、リフト28は、図4(a)、(b)に示すように、観音開きに開閉するように形成されている。なお、搬送ロボット26としては、たとえば、無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)等が用いられる。
傾斜コンベア16は、開状態になったトレイ14から落下した物品を出荷用コンベア18に導くものであり、仕分けエリア12の下方に形成されている。
出荷用コンベア18は、1オーダーの物品をそれぞれ出荷先ごとに出荷するコンベアである。
制御装置は、スキャナー、1オーダーの物品がすべて揃ったか否かを判定する判定部(図示せず)、およびトレイ14の開閉を制御する開閉制御部(図示せず)、1オーダーに含まれる物品が揃ったことを作業者に報知するスピーカ(図示せず)などを備えている。
次に、実施の形態の仕分け装置10において、物品を出荷先ごとに仕分ける処理について説明する。なお、以下の説明では、仕分けエリア12上に配置されるトレイ14の位置を、図1の手前左角部を基点(0)として、X方向に1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12、Y方向にa,b,c,d,e,f,g,h,iと区分する。
まず、物品供給部30において、作業者により物品が台車等からピックアップされると、スキャナーで物品情報が読み取られ、判定部により、1オーダーに含まれるすべての物品が揃ったか否かが判定される。
ここで、判定部により、1オーダーに含まれるすべての物品が揃っていないと判定された場合、物品は、作業者によって搬送ロボット26のリフト28に移載される。物品を載せた搬送ロボット26は、枠体33を跨いで走行し、移動先のトレイ14上に物品を載置する。
なお、搬送ロボット26は、物品供給部30の近くに位置する空のトレイ14から順に物品を載置する。たとえば、図1のように、既に(a:1)〜(b:1)のトレイ14に既に物品が載置されている場合、(b:2)のトレイ14に物品を載置する。
仕分け装置10において、1オーダーに含まれる最後の物品(以下、最後の物品と略す。)が揃うまで、上述の処理が繰り返される。
ここで、物品供給部30において、最後の物品が台車等からピックアップされ、スキャナーによって最後の物品に係る物品情報が読み取られて、判定部により、1オーダーに含まれるすべての物品が揃ったと判定されたとする。
この場合、制御装置は、スピーカにより、台車等からピックアップされた最後の物品をビンゴシュート32に投入すべき旨を作業者に報知する。同時に、開閉制御部により、最後の物品以外の物品が載置されているトレイ14を開状態にする。これにより、1オーダーに含まれるすべての物品が下方に落下する。落下した物品は、傾斜コンベア16を介して出荷用コンベア18上のコンテナ17内に収納される。
このように物品が仕分けられ、出荷用コンベア18によって出荷されたコンテナ17については、すべての物品が揃っているかについて検品がされる。なお、検品は、梱包作業時に目視または物品に付されたバーコード等をスキャンすることによって行われる。
この実施の形態の仕分け装置10によれば、1オーダーの物品がすべて揃ったタイミングで1オーダーの物品を同時に落下させることより、1オーダーに含まれるすべての物品をコンテナ17内に収納するようにしているため、従来のように、多くのシュートを配置する必要がなくなる。これにより装置の小型化を達成することができ、また。仕分け作業者の人数を抑えることができる。
また、複数のトレイ14を平面上の仕分けエリア12に升目状に配置することにより、ループ状の搬送ラインで生じるような中心部の無駄なスペースを無くし、省スペース化を実現することができる。すなわち、限られたスペースに多くのトレイ14を配置することができる。
さらに、ビンゴシュート32を設け、最後の物品が物品供給部30に供給されてきた場合に、その物品をビンゴシュート32から直接出荷用コンベア18に落下させるため、最後の物品をトレイ14まで搬送する処理を省略することができ、仕分け時間の短縮化を図ることができる。
また、ループ状の搬送ラインを採用した場合には、搬送ライン上の空トレイが少なくなった場合に、空トレイがインダクトステーションに回ってくるのを待つ時間が発生するが、この実施の形態の仕分け装置10によれば、搬送ロボット26によって適宜空いているトレイ14に物品を載置することができるため、待ち時間が発生しない。
また、搬送ロボット26は、1台が故障しても代替の搬送ロボット26を容易に手配できるので、1台の搬送ロボット26が故障することで仕分け作業が停止することがない。
また、物品供給部30の近くに位置する空のトレイ14から順に物品を載置するため、1オーダーが揃う頻度が高くなるほど近くのトレイ14に多くの空きができ、遠くのトレイ14に物品を搬送する機会が減少する。このため、さらに仕分け時間の短縮化を図ることができる。
また、仕分けエリア12のサイズは自在に変化させることができるため、トレイ14や搬送ロボット26の数を増減させることが容易であり、消費者の実情に柔軟に対応することができる。
なお、上述の実施の形態においては、最後の物品をビンゴシュート32に投入する場合を例に説明したが、物品を仕分ける際に必ずしもビンゴシュート32を利用する必要はない。たとえば、1オーダーの物品群を傾斜コンベア16に落下させ終わってから所定の時間内に、他の1オーダーの最後の物品に係る物品情報がスキャナーによって読み取られたとする。この場合、制御装置は、スピーカにより、最後の物品をビンゴシュート32に投入せず、搬送ロボット26に移載すべき旨の報知を行ってもよい。そして、他の1オーダーの最後の物品が搬送ロボット26によってトレイ14に載置された際に、判定部により、他の1オーダーに含まれるすべての物品が揃ったと判定し、該当するトレイ14を開状態にする。
このように、すべての物品が揃ったオーダーが連続した場合には、時間を空けて物品を投下することにより、物品が他のオーダーに係るコンテナ17に混入しないようにすることができる。
また、上述の実施の形態において、なかなかすべての物品が揃わないオーダーについては、物品を物品供給部30から仕分けエリア12へ供給するのを後回しにしてもよい。たとえば、制御装置に、仕分けエリア12に配置されている全トレイ14に占める、物品が載置されているトレイ14の占有率が所定の占有率(たとえば90%)を超えている場合に、かかる状態を示す占有モードを設定する設定部(図示せず)を備えるようにする。この占有モードが設定されている状態において、物品が台車等からピックアップされてスキャナーで物品情報が読み取られ、判定部により、1オーダーに含まれるすべての物品が揃っていないと判定されたとする。
この場合、制御装置は、スピーカにより、たとえば、「商品を台車に戻してください」とアナウンスするなど、物品の供給を留保する旨の報知を行う。これを繰り返すことにより、新たに物品を載置できる空いたトレイ14を絶えず確保することができる。すなわち、空いたトレイ14がなくなり、新たにトレイ14に物品を載置することができなくなる事態を予防することができる。
また、上述の実施の形態においては、物品供給部30を仕分けエリア12に一箇所設け、かつその近傍に複数の搬送ロボット26を待機させるように構成したが、処理能力を向上させるために、物品供給部30の数と搬送ロボット26の待機場所を、それぞれ複数箇所に設けても良い。また、物品供給部30を複数箇所に設ける場合は、ビンゴシュート32の数も複数個設けることが好ましい。
また、上述の実施の形態においては、1つのトレイ14に対し、一つの物品が載置される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図6に示すように、1つのトレイ14を2つのトレイ部分14a、14bに区分してもよい。そして、大きな物品Lが載置される場合には、2つのトレイ部分14a、14bを1つのトレイとして使用し、小さな物品Sが載置される場合には、2つのトレイ部分14a、14bを、それぞれ単独のトレイとして使用する。
オーダーに含まれるすべての物品が揃った場合、物品Lが載置されているトレイ14、および二つの物品Sが載置されているトレイ14については、開閉制御部により、トレイ部分14a、14bの双方を観音開きにして物品Lを落下させる。また、一つの物品Sのみがトレイ部分14aに載置されているトレイ14については、開閉制御部により、トレイ部分14aのみを開状態にして物品Sを落下させる。これにより、サイズの異なる物品が混在している場合においても効率よく仕分けを行うことができる。
なお、仕分けエリア12は、基本的には、図1に示すように、1つのトレイ部分のみから成る通常のトレイ14のみから構成されるが、大型の物品が多い場合には、図6に示すような、2つのトレイ部分14a、14bに区分されたトレイ14が採用される。
また、2つのトレイ部分14a、14bに区分されたトレイ14と、1つのトレイ部分のみから成る通常のトレイ14を混在させて仕分けエリア12に配置してもよい。これにより、たとえば、厚手のコートやダウンジャケットのような大きな物品Lがシャツなどの小さな物品Sに入り混じる冬場などにおいて、小さな物品Sは、通常のトレイ14に載置し、大きな物品Lは、トレイ部分14a、14bに区分されたトレイ14に載置するなど、物品のサイズによって効率よくトレイ14を使い分けることができる。
また、上述の実施の形態において、搬送ロボット26の構成は、必ずしも開閉式のリフトを有するものに限定されない。たとえば、図7(A)(B)に示すように、コンベアによって物品をトレイ14に移載する機能を備えたリフト29を備えるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態において、各トレイ14の下方(出荷用コンベア18の位置する側)にシュートを配置してもよい。ここで、シュートには、例えば、逆錐台の形状を有するものが用いられる。また、シュートは、逆錐台の上側開口部がトレイ14に連結され、逆錐台の下側開口部が上側開口部よりも窄まる形状を有している。このようなシュートを各トレイ14の下方に配置することにより、トレイ14からなだらかに物品を落下させることができるため、物品を傷つけないように保護することができる。
また、上述の実施の形態においては、仕分けエリア12の下方に傾斜コンベア16と出荷用コンベア18を配置する場合を例に説明しているが(図2参照)、仕分けエリア12の下方のコンベアの配置場所や組み合わせは必ずしもこれに限定されない。
また、上述の実施の形態においては、1オーダーに含まれる物品が揃ったことを作業者に報知する報知部としてスピーカを例に説明しているが、報知部は必ずしもスピーカに限定されない。たとえば、ランプを点灯させるなど、視覚的な手段を用いてもよい。
また、上述の実施の形態においては、物品情報をスキャナーで読み取る場合を例に説明しているが、物品情報を認識する認識部は必ずしもスキャナーに限定されない。
また、上述の実施の形態において、傾斜コンベア16に代えて、シュートを設け、シュートによって物品を出荷用コンベア18に導くようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、搬送ロボット26のような無人走行車を用いてトレイ14に物品を載置しているが、搬送ロボット26に代えて、いわゆるドローンのような無人航空機を使用してもよい。この場合、たとえば、トレイ14に物品を搬送する場合の飛行経路の高さと、物品を載置し終わって戻って来る場合の飛行経路の高さを変えることが可能となる。このため、実質的に往路と復路を別々に確保することができ、仕分けエリア12において物品を効率的に搬送することができる。
10 仕分け装置
12 仕分けエリア
14 トレイ
16 傾斜コンベア
17 コンテナ
18 出荷用コンベア
26 搬送ロボット
30 物品供給部
32 ビンゴシュート
33 枠体

Claims (8)

  1. 複数の物品を出荷先ごとに仕分ける仕分け装置であって、
    前記物品を供給する物品供給部を有し、かつ前記物品供給部により供給された前記物品を載置する開閉式のトレイが複数配置された仕分けエリアと、
    1オーダーに含まれるすべての前記物品が揃ったか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により、1オーダーに含まれるすべての前記物品が揃ったと判定された場合に、1オーダーに含まれる前記物品が載置されている前記トレイを開状態にする開閉制御部と、
    開状態にされた前記トレイから落下した前記物品を1オーダーとして出荷する出荷用コンベアと
    を備えることを特徴とする仕分け装置。
  2. 前記仕分けエリアは、1オーダーに含まれる最後の前記物品を前記トレイに載置させずに直接前記出荷用コンベアに落下させるビンゴシュートを備えることを特徴とする請求項1記載の仕分け装置。
  3. 前記物品供給部により供給される前記物品に係る物品情報を認識する認識部と、
    1オーダーに含まれる前記物品を落下させ終わってから所定の時間内に、他の1オーダーに係る他物品の他物品情報が前記認識部により認識された場合において、前記他物品を前記ビンゴシュートに投入すべきでない旨を報知する報知部と
    を備えることを特徴とする請求項2記載の仕分け装置。
  4. 前記仕分けエリアに配置されたすべての前記トレイに占める、前記物品が載置されている前記トレイの占有率が所定の占有率を超えている場合に占有モードを設定する設定部を備え、
    前記占有モードが設定されている場合において、前記認識部により前記物品情報が認識され、前記判定部により、1オーダーに含まれるすべての前記物品が揃っていないと判定された場合、
    前記報知部は、前記物品の供給を留保すべき旨を報知することを特徴とする請求項3記載の仕分け装置。
  5. 前記トレイは複数のトレイ部分に区分され、
    前記開閉制御部は、前記トレイに含まれる前記トレイ部分の一部または全部を開閉することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の仕分け装置。
  6. 前記仕分けエリアには、複数の前記トレイ部分から成る前記トレイと単一の前記トレイ部分のみから成る前記トレイとが混在して配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の仕分け装置。
  7. 前記物品供給部に供給された物品は、無人走行車または無人航空機により、前記物品供給部の近くに位置する前記トレイから順に載置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の仕分け装置。
  8. 前記物品供給部および前記ビンゴシュートは、前記仕分けエリアにそれぞれ複数個配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の仕分け装置。
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