JPS63306107A

JPS63306107A - 物品収集設備

Info

Publication number: JPS63306107A
Application number: JP62140670A
Authority: JP
Inventors: Shoichi Osugi; 正一大杉
Original assignee: Daifuku Co Ltd
Current assignee: Daifuku Co Ltd
Priority date: 1987-06-04
Filing date: 1987-06-04
Publication date: 1988-12-14
Anticipated expiration: 2009-03-09
Also published as: JPH0617161B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、出荷先に合わせて、複数種の物品を仕分ける
のに使用する物品収集設備に関し、詳しくは、物品収納
用の容器を搬送する搬送ラインが、複数個の容器を搬送
方向に並べることができる長さで、複数個のゾーンに区
画され、前記搬送ラインは、前記複数個のゾーンに対応
する各ライン部分夫々を各別に搬送状態と停止状態とに
切換自在に構成され、前記複数個のゾーン夫々に各別に
対応する棚部分を備える棚が設けられ、前記各棚部分か
らの物品取出し情報を指示する指示手段が設けられた物
品収集設備に関する。

〔従来の技術〕

かかる物品収集設備は、作業員が物品取出し指示に基づ
いて取出した物品を、搬送ラインに沿って搬送されてく
る容器に収納することによって、同じ出荷先の容器内に
複数種の物品を収納させるようにしたものである。

つまり、一般に、前記各棚部分に異なる種類の物品が収
納されると共に、各棚部分の夫々に対して各別に作業員
が配置され、そして、容器搬送方向の上手側の棚部分か
ら下手側の棚部分に向けて容器が搬送される間に、各作
業員が担当する棚部分から物品を取出して容器内に収納
することにより、１人の作業員の担当内容を少なくしな
がらも、同じ出荷先の容器に多品種の物品を収納できる
ようにすることになる。

又、複数個のゾーンに対応する各ライン部分夫々を各別
に搬送状態と停止状態とに切換えながら、容器搬送を行
えるようにすることによって、各ゾーン夫々において、
それに対応するライン部分を停止状態に切換えることに
より、受入れた容器を停止させた状態で収納作業を行え
るものとなり、移動し続ける容器に対して収納作業を行
う場合と較べると、誤作業を抑制できるものとなる。

ところで、従来では、容器の全てを各ゾーンを通過させ
ながら、搬送するようにしていた。

（例えば、本出願人が先に提案した特願昭６１−９１５
９２号参照）〔発明が解決しようとする問題点〕容器のうちには、搬送方向に並ぶ複数個のゾーンのうち
の上手側のゾーンのみで収納作業が完了するものもある
が、従来では、収納作業が完了した容器をも下手側のゾ
ーンを通過させることになるため、作業能率の向上を図
り難いものであった。

すなわち、搬送方向に並ぶ各ゾーン夫々において、物品
収納作業に要する時間が異なることがある。そして、各
ゾーンのうちの１つで収納作業に手間取ると、そのゾー
ンよりも容器搬送方向上手側のゾーンでは、そのゾーン
から収納完了済の容器を搬送することが妨げられるもの
となって、作業待ちを招く虞れがある。

もちろん、各ゾーンが、複数個の容器を並べることがで
きる長さで区画されているが故に、物品収納作業に手間
取るゾーンがあっても、そのゾーンに複数個の容器を送
り込めることや、各ゾーンの夫々において、そのゾーン
での収納完了済の容器を搬送下手側のゾーンへ送り込め
ないことがあっても、そのゾーンに位置する別の容器に
対する収納作業を行えることによって、上記作業待ちが
生じるトラブルを極力回避できるものである。

しかしながら、物品収納作業の全てが完了した容器を、
引続き搬送ラインに沿って搬送させるようにすると、そ
の容器のために、各ゾーンにおいて収納未完了の容器受
入れ個数が減少するものとなって、物品収納作業に手間
取っているゾーンへ、収納未完了の容器を送り込む機能
や、各ゾーンにおいて収納未完了の容器を多数位置させ
る機能を充分に活かせないものとなり、作業待ちの発生
を充分に回避し難いものとなっていた。

本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、そ
の目的は、収納作業の全てが完了した容器の扱いを合理
的に行って、作業待ちの発生を充分に回避させることが
できるようにする点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による物品収集設備の特徴構成は、物品収納用の
容器を搬送する容器収集用の補助搬送ラインが、物品収
納用の容器を物品収納のために搬送する搬送ラインに併
設されている点にあり、その作用及び効果は次の通りで
ある。

〔作　用〕

すなわち、物品収納作業の全てが完了した容器は、容器
収集用の補助搬送ラインにて搬送させるようにして、物
品収納作業のために容器を搬送する搬送ラインにては、
物品収納作業が未完了の容器のみを搬送させるようにす
るのである。

〔発明の効果〕

従って、搬送ラインの各ゾーンには、物品収納作業の全
てが完了した容器が搬送されないものとなるが故に、物
品収納作業に手間取っているゾーンへ、収納未完了の容
器を送り込む機能や、各ゾーンにおいて収納未完了の容
器を多数位置させる機能を活かしながら、作業待ちのゾ
ーンが発生するトラブルを充分に回避させることができ
るのであり、もって、一層の作業能率の向上を図ること
が可能な物品収集設備を得るに至った。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図に示すように、例示する物品収集設備
は、複数種の物品を収納する棚（Ａ）、物品収納作業の
ために物品収納用の容器（１）を搬送する搬送ライン（
Ｂ）、その搬送ライン（Ｂ）と並行姿勢で配置され、空
の容器（１）を前記搬送ライン（Ｂ）　と逆方向に搬送
する空容器返送用ライン（Ｃ）、その空容器返送用ライ
ン（Ｃ）の下方に並行姿勢で配置され、全ての物品収納
作業が完了した容器（１）の搬送のために搬送作用する
補助搬送ライン（Ｄ）、及び、前記棚（Ａ）からの物品
取出し情報を複数個のプリンター（２）を用いて指示す
る指示手段（Ｅ）が設けられている。

前記搬送ライン（Ｂ）は、複数個（以下の実施例では３
個）の容器（１）を搬送方向に並べることができる長さ
で複数個のゾーン軸）に区画され、区画された複数個の
ゾーン（ａ）に対応する各ライン部分夫々は、各別に搬
送状態−と停止状態とに切換え自在に構成されている。

具体構造について説明すると、ライン全長に亘って一体
移動するローラコンベヤ（Ｒ）と、各ライン部分夫々を
搬送状態と停止状態とに切換えるための容器受止め用ス
トッパー（３）とが設けられている。このストッパー（
３）は、上方例の受止め作用位置に復帰付勢されると共
に、電磁機構（４）を用いて下方側の受止め解除位置に
操作されるようになっている。又、電磁機構（４）は、
第３図に示すように、手動操作されるストッパー開き操
作用のスイッチ（５）の指令に基づいて作動し、そして
、前記ストッパー（３）の搬送下手側に配置した容器通
過検出センサ（Ｓ）が、一旦容器存在を検出してから再
び容器不存在を検出するに伴って作動を停止するように
構成されている。但し、第３図中の（６）は、電磁機構
（４）に対するコントローラである。

前記棚（Ａ）は、前記複数個のゾーン（ａ）夫々に各別
に対応して位置する複数個の棚部分（６）を備えるもの
であり、各棚部分（６）は、通路を隔てて対向配置され
る一対の棚体（６Ａ）にて構成されている。

各棚体（６Ａ）は、上下複数段の荷載置部を備え、各荷
載置部の夫々に、多数種の物品を区分は状態で収納する
ようになっている。

前記物品取出し情報を指示する指示手段（Ｅ）は、前記
複数個のゾーン（ａ）夫々に各別に対応して配置するプ
リンター（２）を備え、そのプリンター（２）によって
、各ゾーン（ａ）つまり前記各棚部分（６）からの物品
取出し情報を記載した作業伝票を発行するようになって
いる。

ちなみに、各ゾーン（ａ）の夫々に対応して配置される
プリンター（２）は、それが配置されるゾーンでの作業
内容と、そのゾーンよりも容器搬送方向下手側でのゾー
ンの作業内容とが記載された作業伝票を発行するもので
あって、作業伝票には、作業を要するゾーンのゾーン番
号と、各ゾーンにおける作業内容と、収納された物品全
体の行先情報とが記載されいている。そして、前記作業
内容は、取出すべき物品の種類とその数量とが分かるよ
うに記載されることになる。

尚、前記プリンター（２）による作業伝票の発行は、作
業データ要求指令用スイッチ（７）が押さえる毎に新た
な作業伝票を発行する手順で行われることになる。（第
４図参照）前記補助搬送ライン（Ｄ）は、ローラコンベヤやベルト
コンベヤ等を用いて構成されることになり、例示はしな
いが、出荷作業場に容器（１）を搬送するように配置さ
れている。

前記空容器返送用ライン（Ｃ）は、前記出荷作業場から
の空容器を搬送するものであって、ローラコンベヤやベ
ルトコンベヤ等を用いて構成されることになる。

尚、前記容器（１）の側壁には、第５図に示すように、
上下の磁石片（１１１１）、（ＩＩりのスライド調節に
よって、前記行先情報に対応する行先を設定する行先設
定部（Ｍ）が備えられており、前記出荷作業場において
、行先に合わせて容器（１）を仕分けるのに便利となっ
ている。ちなみに、行先設定は、最初のゾーン（ａ）で
の作業員が行うことになる。

上記の様に構成された物品収集設備の運行手順は、次の
通りである。

つまり、各ゾーン（ａ）、つまり、各棚部分（６）の夫
々に１人づつ割当てる状態で作業員を配備し、各作業置
部々にて、次の作業を行わせることになる。

■　空容器返送用ライン（Ｃ）から容器（１）を取り出
して、その作業員が位置するゾーンにて発行された作業
伝票に基づいて、物品収納作業を行うこと。ちなみに、
この時、行先設定も行う。

■　その作業員が位置するゾーンよりも搬送上手側のゾ
ーンから搬送ライン（Ｂ）に沿って送り込まれた容器（
１）内の作業伝票を見て、そのゾーン（ａ）での作業が
有る場合には、作業伝票に基づいて、物品収納作業を行
うこと。

■　上記■、■の作業により、物品収納作業の全てが完
了した容器（１）を、補助搬送ライン（Ｄ）に供給する
こと。

■　上記■、■の作業を行っても、さらに搬送下手側の
ゾーン（ａ）で作業を要する容器（１）や、搬送方向上
手側のゾーン（ａ）から送り込まれた容器（１）であっ
て、そのゾーン（ａ）での作業が無い容器（１）を、ス
トッパー（３）を開き操作しながら搬送方向下手側のゾ
ーン（ａ）へ掘込させること。

次に、前記プリンター（２）による作業伝票発行の制御
構成について説明する。

すなわち、物品収集設備の運行を管理するホストコント
ローラ（ＨＣ）が設けられ、客先等から発行される注文
書（Ｂ）の内容がホストコントローラ（ＨＣ）に入力さ
れると、ホストコントローラ（ＨＣ）にて、注文書（Ｂ
）の内容に応じた発注書（９）が作成され、その発注書
（９）の内容に合わせて物品の購入が行われる。又、ホ
ストコントローラ（）Ｉｃ）は、事前に入力された注文
書（Ｂ）の内容に基づいて、各ゾーンにて発行すべき作
業データを作成し、その作業データをサブコントローラ
（ＳＣ）に出力する。サブコントローラ（ＳＣ）は、各
ゾーン（ａ）の作業データ要求指令用スイッチ（７）の
指令に基づいて、プリンター（２）より作業伝票を発行
させることになる。

〔別実施例〕

本発明は、各ゾーン（ａ）での物品取出し情報を、各ゾ
ーン（ａ）において表示させるようにする形式の設備に
も適用できるものである。

又、搬送ライン（Ｂ）としては、前記複数個のゾーン（
ａ）夫々に対応し、且つ、各別に駆動停止自在なコンベ
ヤ部分を備えさせて、各ライン部分を各別に搬送状態と
停止状態とに切換えるようにする等、各種変更できる。

各ゾーン（ａ）に並べる容器（１）の数は、２個や４個
以上並べるようにする等、各種変更できる。

棚（Ａ）の具体構成は、使用対象に応じて各種変更でき
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る物品収集設備の実施例を示し、第１
図は物品収集設備の概略平面図、第２図は補助搬送ライ
ンと空容器返送用ラインとの配置を示す側面図、第３図
はストッパーの制御構成を示すブロック図、第４図は物
品取出し情報の指示のための制御構成を示すブロック図
、第５図は行先設定部の側面図である。（１）・・・・・・容器、（６）・・・・・・棚部分、
（Ａ）・・・・・・棚、（ａ）・・・・・・ゾーン、　
（Ｂ）・・・・・・搬送ライン、　（Ｄ＞・・・ｉ・・
補助搬送ライン。

Claims

【特許請求の範囲】

物品収納用の容器（１）を搬送する搬送ライン（Ｂ）が
、複数個の容器（１）を搬送方向に並べることができる
長さで、複数個のゾーン（ａ）に区画され、前記搬送ラ
イン（Ｂ）は、前記複数個のゾーン（ａ）に対応する各
ライン部分夫々を各別に搬送状態と停止状態とに切換自
在に構成され、前記複数個のゾーン（ａ）夫々に各別に
対応する棚部分（６）を備える棚（Ａ）が設けられ、前
記各棚部分（６）からの物品取出し情報を指示する指示
手段（Ｅ）が設けられた物品収集設備であって、前記物
品収納用の容器（１）を搬送する容器収集用の補助搬送
ライン（Ｄ）が、前記搬送ライン（Ｂ）に併設されてい
る物品収集設備。