JPS6330295A - 感熱孔版原紙パツケ−ジ - Google Patents
感熱孔版原紙パツケ−ジInfo
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- JPS6330295A JPS6330295A JP17527886A JP17527886A JPS6330295A JP S6330295 A JPS6330295 A JP S6330295A JP 17527886 A JP17527886 A JP 17527886A JP 17527886 A JP17527886 A JP 17527886A JP S6330295 A JPS6330295 A JP S6330295A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N1/00—Printing plates or foils; Materials therefor
- B41N1/24—Stencils; Stencil materials; Carriers therefor
- B41N1/245—Stencils; Stencil materials; Carriers therefor characterised by the thermo-perforable polymeric film heat absorbing means or release coating therefor
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、感熱孔版原紙パッケージおよび製版装置に関
し、特にサーマルヘッドの発熱素子によって感熱孔版原
紙を穿孔するデジタル製版装置に関する。
し、特にサーマルヘッドの発熱素子によって感熱孔版原
紙を穿孔するデジタル製版装置に関する。
(従来の技術)
サーマルヘッドによるデジタル製版装置に用いられる感
熱孔版原紙には多孔質ベース上に感熱フィルムを貼り合
わせたものが一般に使用されている。
熱孔版原紙には多孔質ベース上に感熱フィルムを貼り合
わせたものが一般に使用されている。
しかし該感熱孔版原紙では、感熱フィルムの穿孔部がサ
ーマルヘッドの発熱素子に密着加熱され、熔融するため
、発熱素子に張りつき、原紙の搬送が阻害され、またフ
ィルム溶融物が発熱素子部またはその周辺部に固着、堆
積し、解像度が低下するという問題があった。そこでこ
れらの問題を解決するために、最近、感熱孔版原紙のフ
ィルム面に剥離剤や潤滑剤を塗布することが行なわれて
いる。例えば剥離剤として常温で固体状のワックス、界
面活性剤、シリコーン樹脂等(特開昭60−97891
号公報)を使ったもの、常温で液状の流動性潤滑剤を用
いるもの(特開昭60−154068号公報)が提案さ
れている。
ーマルヘッドの発熱素子に密着加熱され、熔融するため
、発熱素子に張りつき、原紙の搬送が阻害され、またフ
ィルム溶融物が発熱素子部またはその周辺部に固着、堆
積し、解像度が低下するという問題があった。そこでこ
れらの問題を解決するために、最近、感熱孔版原紙のフ
ィルム面に剥離剤や潤滑剤を塗布することが行なわれて
いる。例えば剥離剤として常温で固体状のワックス、界
面活性剤、シリコーン樹脂等(特開昭60−97891
号公報)を使ったもの、常温で液状の流動性潤滑剤を用
いるもの(特開昭60−154068号公報)が提案さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記剥離剤は原紙の上記lul!送の問
題は解決できるが、常温で固体状であるため、発熱素子
で溶融された後に再び冷えて固体状となり、該発熱素子
部やその周辺部に固着、堆積し、このため、孔版原紙に
十分な解像度を与えることができない。
題は解決できるが、常温で固体状であるため、発熱素子
で溶融された後に再び冷えて固体状となり、該発熱素子
部やその周辺部に固着、堆積し、このため、孔版原紙に
十分な解像度を与えることができない。
また剥離剤や潤滑剤を塗布するために、外部に特別の装
置を用意しなければならず、装置の工程の複雑化、装置
の大型化をまねき、かつ剥離剤や潤滑剤の補充(管理)
にも余分の労力を要する等の問題があった。
置を用意しなければならず、装置の工程の複雑化、装置
の大型化をまねき、かつ剥離剤や潤滑剤の補充(管理)
にも余分の労力を要する等の問題があった。
さらに、原紙がロール状に巻回されているロール状感熱
孔版原紙では、常温で液状の剥離剤を使用すると、巻取
状態の時これらの剥離剤が支持体(和紙)側に転写して
、経時的に一定の塗布量を維持することが難しく、使用
が不可能であった。
孔版原紙では、常温で液状の剥離剤を使用すると、巻取
状態の時これらの剥離剤が支持体(和紙)側に転写して
、経時的に一定の塗布量を維持することが難しく、使用
が不可能であった。
本発明の目的は、感熱孔版原紙の製版装置の複雑化、大
型化を解消し、剥離剤の管理、取扱いを簡単にするとと
もに、サーマルヘッドへの原紙溶融物の融着を防止し、
解像度を向上させることのできる感熱孔版原紙のパッケ
ージおよび製版装置を提供することにある。
型化を解消し、剥離剤の管理、取扱いを簡単にするとと
もに、サーマルヘッドへの原紙溶融物の融着を防止し、
解像度を向上させることのできる感熱孔版原紙のパッケ
ージおよび製版装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の感熱孔版原紙パッケージは、発熱素子を有する
サーマルヘッドに当接して製版される感熱孔版原紙がロ
ール状に巻かれて収納されるパッケージであって、該パ
ッケージは前記感熱孔版原紙を引き出す引き出し[,1
と前記原紙のフィルム面に液状剥離剤を塗布する塗布手
段を有していることを特徴とする。
サーマルヘッドに当接して製版される感熱孔版原紙がロ
ール状に巻かれて収納されるパッケージであって、該パ
ッケージは前記感熱孔版原紙を引き出す引き出し[,1
と前記原紙のフィルム面に液状剥離剤を塗布する塗布手
段を有していることを特徴とする。
また本発明の製版装置は、ロールに巻かれた感熱孔版原
紙を引き出し、発熱素子を有するサーマルヘッドに当接
させて該原紙を穿孔する製版装置において、前記感熱孔
版原紙は、蓋部とボックス部からなる着脱自在のパッケ
ージ内に収納され、該パッケージは該蓋部とボックス部
の前端部との間に感熱孔版原紙を引き出すための間隙部
を有し、かつ該間隙部には前記原紙のフィルム面に液状
剥離剤を塗布する塗布手段が設けられていることを特徴
とする@4、 − −呑毒冶。
紙を引き出し、発熱素子を有するサーマルヘッドに当接
させて該原紙を穿孔する製版装置において、前記感熱孔
版原紙は、蓋部とボックス部からなる着脱自在のパッケ
ージ内に収納され、該パッケージは該蓋部とボックス部
の前端部との間に感熱孔版原紙を引き出すための間隙部
を有し、かつ該間隙部には前記原紙のフィルム面に液状
剥離剤を塗布する塗布手段が設けられていることを特徴
とする@4、 − −呑毒冶。
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例であるロール状感熱孔版原
紙の製版装置が組み込まれた製版印刷装置の概略構成図
、第2図は、液状剥離剤の塗布手段が組み込まれた本発
明のロール状感熱孔版原紙の収納パッケージの外観図、
第3図は、第2図の収納パッケージを開いた状態の外観
図を示す。
紙の製版装置が組み込まれた製版印刷装置の概略構成図
、第2図は、液状剥離剤の塗布手段が組み込まれた本発
明のロール状感熱孔版原紙の収納パッケージの外観図、
第3図は、第2図の収納パッケージを開いた状態の外観
図を示す。
この装置は、ロール状の原紙1の入ったパッケージ2が
収容される原紙lの収納部22と、原紙lをサーマルヘ
ッド8に供給するためのプラテンローラ27およびこれ
を駆動するステップモーテ29と、該サーマルヘッドの
出口側に設けられた原紙送り込みローラ75と、次の原
紙切断装置70の入口に設けられた原紙送り出しローラ
76と、サーマルヘッド8で穿孔された原紙を所定長さ
に切断する原紙切断装置70と、該孔版印刷原紙を巻き
取り、内部から印刷インキを供給して印刷を行なうため
の円筒状版胴31と、該版胴31の下方に設けられた、
図示されない印刷用紙の供給印刷および排紙の各手段と
、印刷終了後に原紙を剥ぎ取り、収容するためめ排版装
置83、すなわち、原紙剥ぎ取り爪84、排版ローラ8
5および排版ボックス86とからなる。なお、52はク
ランプ手段、89は固定刃、91は可動刃を示す。
収容される原紙lの収納部22と、原紙lをサーマルヘ
ッド8に供給するためのプラテンローラ27およびこれ
を駆動するステップモーテ29と、該サーマルヘッドの
出口側に設けられた原紙送り込みローラ75と、次の原
紙切断装置70の入口に設けられた原紙送り出しローラ
76と、サーマルヘッド8で穿孔された原紙を所定長さ
に切断する原紙切断装置70と、該孔版印刷原紙を巻き
取り、内部から印刷インキを供給して印刷を行なうため
の円筒状版胴31と、該版胴31の下方に設けられた、
図示されない印刷用紙の供給印刷および排紙の各手段と
、印刷終了後に原紙を剥ぎ取り、収容するためめ排版装
置83、すなわち、原紙剥ぎ取り爪84、排版ローラ8
5および排版ボックス86とからなる。なお、52はク
ランプ手段、89は固定刃、91は可動刃を示す。
本発明の特徴部分である感熱孔版原紙をユニット化する
ためのパッケージ収納部分は下記のようである。ロール
状の感熱孔版原紙1は第2図および第3図に示すように
、蓋体3とボックス部5からなる着脱自在のパッケージ
2内に収納される。
ためのパッケージ収納部分は下記のようである。ロール
状の感熱孔版原紙1は第2図および第3図に示すように
、蓋体3とボックス部5からなる着脱自在のパッケージ
2内に収納される。
このパッケージ2は前記蓋部3とボックス部5の前端部
7との間に感熱孔版原紙を引き出すための間隙部を有し
、かつ該間隙部9には前記原紙のフィルム面に液状剥離
剤を塗布する塗布手段を有している。この塗布手段は、
蓋体3例の前端部に沿って設けられた傾斜面13上の塗
布スポンジI5およびふき取りスポンジ17と、ボック
ス5の前端部7に沿って設けられた、前記と同時の傾斜
角を有する傾斜面20上の対向スポンジ21とからなる
。上記傾斜面13および20は、蓋体3およびボックス
5の原紙引き出しのだめの間隙部に設けられてあり、そ
れぞれ蓋体3およびボックス5の端部を断図■字形に折
り曲げることによって形成されている。この傾斜面の傾
斜角度は原紙の引き出し方向と一致していることが好ま
しく、通常は45°前後である。なお、ロール状の原紙
は、ボックス5の側部をU字形の切り目を入れ、これを
内部に押し込んで形成した支持軸19にその中心軸を支
承されている。
7との間に感熱孔版原紙を引き出すための間隙部を有し
、かつ該間隙部9には前記原紙のフィルム面に液状剥離
剤を塗布する塗布手段を有している。この塗布手段は、
蓋体3例の前端部に沿って設けられた傾斜面13上の塗
布スポンジI5およびふき取りスポンジ17と、ボック
ス5の前端部7に沿って設けられた、前記と同時の傾斜
角を有する傾斜面20上の対向スポンジ21とからなる
。上記傾斜面13および20は、蓋体3およびボックス
5の原紙引き出しのだめの間隙部に設けられてあり、そ
れぞれ蓋体3およびボックス5の端部を断図■字形に折
り曲げることによって形成されている。この傾斜面の傾
斜角度は原紙の引き出し方向と一致していることが好ま
しく、通常は45°前後である。なお、ロール状の原紙
は、ボックス5の側部をU字形の切り目を入れ、これを
内部に押し込んで形成した支持軸19にその中心軸を支
承されている。
上記感熱交換原紙を製版する際には、予めパッケージ2
内の塗布スポンジ15に常温で液状の剥離剤を含浸させ
た後、蓋体3を閉じ、さらに原紙収納部22の可動蓋2
3を閉じて押え部材25により前記塗布スポンジ15が
対向スポンジ21に当接パッケージから端部が引き出さ
れたロール状感熱孔版原紙lは対向スポンジ21と剥離
剤が含浸された塗布スポンジ15との間に導かれ、その
フィルム面に剥離剤が塗布され、次に拭き取りスポンジ
17で余分な剥離剤の拭き取りが行われ、塗布表面が均
一とされた後、サーマルヘッド8に導かれ、発熱素子に
より穿孔される。パッケージ2の交換の際には該押え部
材25を持ち上げ、収納部22から取り出せばよく、簡
単に交換を行うことができる。
内の塗布スポンジ15に常温で液状の剥離剤を含浸させ
た後、蓋体3を閉じ、さらに原紙収納部22の可動蓋2
3を閉じて押え部材25により前記塗布スポンジ15が
対向スポンジ21に当接パッケージから端部が引き出さ
れたロール状感熱孔版原紙lは対向スポンジ21と剥離
剤が含浸された塗布スポンジ15との間に導かれ、その
フィルム面に剥離剤が塗布され、次に拭き取りスポンジ
17で余分な剥離剤の拭き取りが行われ、塗布表面が均
一とされた後、サーマルヘッド8に導かれ、発熱素子に
より穿孔される。パッケージ2の交換の際には該押え部
材25を持ち上げ、収納部22から取り出せばよく、簡
単に交換を行うことができる。
収納パッケージに取りつけられた塗布スポンジ15には
一本のロール状感熱孔版原紙に均一に塗布するのに十分
な量の液状剥離剤が含浸されている。通常、剥離剤の塗
布量は0.1〜1.og/rd、好ましくは0.1〜0
.6g/nrである。なお、該塗布スポンジには第4図
に示すように使用する時に取り外されるシートカバー3
0を取りつけ、汚染を防止するようにしてもよい。
一本のロール状感熱孔版原紙に均一に塗布するのに十分
な量の液状剥離剤が含浸されている。通常、剥離剤の塗
布量は0.1〜1.og/rd、好ましくは0.1〜0
.6g/nrである。なお、該塗布スポンジには第4図
に示すように使用する時に取り外されるシートカバー3
0を取りつけ、汚染を防止するようにしてもよい。
本発明に用いる剥離剤塗布手段としては、上記含浸スポ
ンジによるものの他に、スポンジ以外の多孔質体、例え
ば不繊布、繊維集合体等を用いたり、また液状剥離剤は
含浸以外に外部から供給する方式とすることも可能であ
る。
ンジによるものの他に、スポンジ以外の多孔質体、例え
ば不繊布、繊維集合体等を用いたり、また液状剥離剤は
含浸以外に外部から供給する方式とすることも可能であ
る。
本発明に使用される塗布スポンジに含浸させる液状剥離
剤としては、感熱フィルム表面に対する濡れ性が良く、
塗布ムラが少なくなるように適度な流動性(粘度500
0cs を以下、好ましくは2000cs を以下)を
有し、かつ剥離性が優れ、フィルムの穿孔を阻害しない
、常温で液状のものであればよい。これらの例としては
、シリコーンオイルL−7’00’2(日本ユニカ社製
)、シリコーンオイルL−’7602(日本ユニカ社製
)、シリコーンオイルI、−7600(日本ユニカ社製
)、シリコーンオイルKF−851(信越化学工業社製
)、シリコーンオイルX−62−7234c (信越
化学工業社製)、トーレシリコン31(−200(トー
レシリコーン社製)等のシリコーンオイル、ニラコール
MYO−10(日光ケミカルズ社製)、ニラコールNP
−10(日光ケミカルズ社製)等の界面活性剤およびそ
れらの混合物があげられる。
剤としては、感熱フィルム表面に対する濡れ性が良く、
塗布ムラが少なくなるように適度な流動性(粘度500
0cs を以下、好ましくは2000cs を以下)を
有し、かつ剥離性が優れ、フィルムの穿孔を阻害しない
、常温で液状のものであればよい。これらの例としては
、シリコーンオイルL−7’00’2(日本ユニカ社製
)、シリコーンオイルL−’7602(日本ユニカ社製
)、シリコーンオイルI、−7600(日本ユニカ社製
)、シリコーンオイルKF−851(信越化学工業社製
)、シリコーンオイルX−62−7234c (信越
化学工業社製)、トーレシリコン31(−200(トー
レシリコーン社製)等のシリコーンオイル、ニラコール
MYO−10(日光ケミカルズ社製)、ニラコールNP
−10(日光ケミカルズ社製)等の界面活性剤およびそ
れらの混合物があげられる。
(作用、)
液体状剥離剤を使用した場合は、固体状剥離剤を使用し
た場合に比べ高解像度の原紙を得ることができるがこれ
は次の作用によるものと考えられる。
た場合に比べ高解像度の原紙を得ることができるがこれ
は次の作用によるものと考えられる。
先ず第一は、常温で固体状剥離剤は、感熱孔版原紙のフ
ィルム面上で固体層を形成しており、穿孔時にはフィル
ムを溶融あるいは破壊しなければならない。しかし、液
状剥離剤では、上記固体層を溶融あるいは破壊する必要
がないために剥離剤層で損失する穿孔のための熱エネル
ギーが少なくてすみ、その分フィルムの穿孔に使用する
ことができる。したがって効率良く穿孔ができ解像度が
向上する。
ィルム面上で固体層を形成しており、穿孔時にはフィル
ムを溶融あるいは破壊しなければならない。しかし、液
状剥離剤では、上記固体層を溶融あるいは破壊する必要
がないために剥離剤層で損失する穿孔のための熱エネル
ギーが少なくてすみ、その分フィルムの穿孔に使用する
ことができる。したがって効率良く穿孔ができ解像度が
向上する。
第二は、融点の高い耐熱性の固体状剥離剤では穿孔中の
発熱素子部と接触してもほとんど剥離剤は溶融しないが
、感熱孔版原紙が搬送されるにしたがい、剥離剤が発熱
素子に削り取られて徐々に堆積し、また融点の低い固体
状剥離剤では発熱素子との接触部が熔融して液状となり
、発熱素子部への剥離剤の堆積は少ないが、温度の低い
発熱素子部周辺に堆積して、発熱素子と感熱孔版原紙の
接触を妨げ、穿孔状態が悪く解像度が低下する。
発熱素子部と接触してもほとんど剥離剤は溶融しないが
、感熱孔版原紙が搬送されるにしたがい、剥離剤が発熱
素子に削り取られて徐々に堆積し、また融点の低い固体
状剥離剤では発熱素子との接触部が熔融して液状となり
、発熱素子部への剥離剤の堆積は少ないが、温度の低い
発熱素子部周辺に堆積して、発熱素子と感熱孔版原紙の
接触を妨げ、穿孔状態が悪く解像度が低下する。
しかし、液状剥離剤では温度の低い発熱素子周辺部でも
堆積物を生ずることがなく、発熱素子と感熱孔版原紙の
接触を妨げられることがなく、したがって解像度が低下
することはない。
堆積物を生ずることがなく、発熱素子と感熱孔版原紙の
接触を妨げられることがなく、したがって解像度が低下
することはない。
以上述べたようにロール状感熱孔版原紙と剥離剤の塗布
装置を1つのボックスに収め、剥離剤をサーマルヘッド
へ導く直前に塗布するようにしたため、原紙の支持体側
への剥離剤の転移がな(、従来ロール状感熱孔版原紙で
は使用不可能だった常温で液状の剥離剤の使用が可能と
なった。したがって発熱素子部あるいは周辺部への溶融
物の固着や堆積、それに伴なう解像度の低下を防止する
ことができる。
装置を1つのボックスに収め、剥離剤をサーマルヘッド
へ導く直前に塗布するようにしたため、原紙の支持体側
への剥離剤の転移がな(、従来ロール状感熱孔版原紙で
は使用不可能だった常温で液状の剥離剤の使用が可能と
なった。したがって発熱素子部あるいは周辺部への溶融
物の固着や堆積、それに伴なう解像度の低下を防止する
ことができる。
また剥離剤の塗布装置を原紙収納ボックスに組み込みユ
ニット化したため、製版装置工程の複雑化や装置の大型
化が防止でき、かつ該パ・ノケージを製版装置本体より
着脱自在としたため、原紙の交換時に同時に塗布装置の
交換も行われ、液状剥離剤の補充ミスが少なくなり、取
り扱いも簡単となる。
ニット化したため、製版装置工程の複雑化や装置の大型
化が防止でき、かつ該パ・ノケージを製版装置本体より
着脱自在としたため、原紙の交換時に同時に塗布装置の
交換も行われ、液状剥離剤の補充ミスが少なくなり、取
り扱いも簡単となる。
(実施例)
酢酸ビニル樹脂(商品名ボンドKE150、コニシー製
)をメチルエチルケトンに溶解し、固型分濃度10%の
接着剤溶液を調製した。この接着剤/8?P;tを用い
て、厚さ2μのポリエステルフィルムと秤量9.3g/
n(のマニラ麻からなる薄葉紙とを貼り合わせ、ロール
状に巻き取って感熱性孔版原紙を作製した。
)をメチルエチルケトンに溶解し、固型分濃度10%の
接着剤溶液を調製した。この接着剤/8?P;tを用い
て、厚さ2μのポリエステルフィルムと秤量9.3g/
n(のマニラ麻からなる薄葉紙とを貼り合わせ、ロール
状に巻き取って感熱性孔版原紙を作製した。
次に液状剥離剤を、第2図に示す本発明の塗布装置の塗
布スポンジ15に16g含浸させ、一方、上記ロール状
感熱孔版原紙(幅270×長さIOlm)をパッケージ
2内に入れ、サーマルヘッドによるデジタル製版装置を
備えた全自動製版印刷機リソグラフ007D (理想科
学工業■製)にパッケージ2を装着し、製版、印刷を行
った。使用した液状剥離剤とその剥離性の結果を第1表
に示した。
布スポンジ15に16g含浸させ、一方、上記ロール状
感熱孔版原紙(幅270×長さIOlm)をパッケージ
2内に入れ、サーマルヘッドによるデジタル製版装置を
備えた全自動製版印刷機リソグラフ007D (理想科
学工業■製)にパッケージ2を装着し、製版、印刷を行
った。使用した液状剥離剤とその剥離性の結果を第1表
に示した。
以下余白
第 1 表
5000cs を以下の粘度の剥離剤を使用すると、原
紙フィルム面と発熱素子との融着(スティッキング)は
無く、きれいに印刷ができた。また20版製版した後の
サーマルヘッドを観察したが、剥離剤の堆積はなく、ま
た1眼目と20版口の印刷物は同様にきれいであった。
紙フィルム面と発熱素子との融着(スティッキング)は
無く、きれいに印刷ができた。また20版製版した後の
サーマルヘッドを観察したが、剥離剤の堆積はなく、ま
た1眼目と20版口の印刷物は同様にきれいであった。
(発明の効果)
本発明によれば、感熱孔版原紙のユニット化により、製
版装置の複雑化、大型化を解消し、また剥離剤の管理、
取扱いが簡単となり、さらに、サーマルヘッドへの原紙
熔融物の融着を防iトシ、解像度を向上させることがで
きる等、多大の効果を奏することができる。
版装置の複雑化、大型化を解消し、また剥離剤の管理、
取扱いが簡単となり、さらに、サーマルヘッドへの原紙
熔融物の融着を防iトシ、解像度を向上させることがで
きる等、多大の効果を奏することができる。
第1図は、本発明の一実施例であるロール状感熱孔版原
紙の製版装置が組み込まれた製版印刷装置の概略構成図
、第2図は液状剥離剤の塗布手段が組み込まれたロール
状感熱孔版原紙の収納パッケージの外観図、第3図は第
2図の収納パッケージを開いた状態の外観図、第4図は
塗布スポンジへのシートカバーの装着を示した部分図で
ある。 l・・・感熱孔版原紙、2・・・パッケージ、3・・・
蓋部、5、ボックス、7・・・ボックス前端部、8・・
・サーマルヘッド、9・・・間隙部、13・・・傾斜面
、15・・・塗布スポンジ、17・・・拭き取りスポン
ジ、19・・・支持軸、20・・・傾斜面、21・・・
対向スポンジ、22・・・収納ボックス、23・・・可
動蓋、25・・・押え部材、27・・・プラテンローラ
、29・・・ステンプモータ、30・・・シートカバー
、31・・・円筒状版胴、52・・・クランプ手段、7
0・・・原紙切断装置、75・・・原紙送り込みローラ
、76・・・原紙送り出しローラ、83・・・排版装置
、84・・・原紙剥ぎ取り爪、85・・・排版ローラ、
86・・・排版ボックス、89・・・固定刃、91・・
・可動刃。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第2図 2パツケージ 17ふき取りスポンジ 21対向スポンジ
紙の製版装置が組み込まれた製版印刷装置の概略構成図
、第2図は液状剥離剤の塗布手段が組み込まれたロール
状感熱孔版原紙の収納パッケージの外観図、第3図は第
2図の収納パッケージを開いた状態の外観図、第4図は
塗布スポンジへのシートカバーの装着を示した部分図で
ある。 l・・・感熱孔版原紙、2・・・パッケージ、3・・・
蓋部、5、ボックス、7・・・ボックス前端部、8・・
・サーマルヘッド、9・・・間隙部、13・・・傾斜面
、15・・・塗布スポンジ、17・・・拭き取りスポン
ジ、19・・・支持軸、20・・・傾斜面、21・・・
対向スポンジ、22・・・収納ボックス、23・・・可
動蓋、25・・・押え部材、27・・・プラテンローラ
、29・・・ステンプモータ、30・・・シートカバー
、31・・・円筒状版胴、52・・・クランプ手段、7
0・・・原紙切断装置、75・・・原紙送り込みローラ
、76・・・原紙送り出しローラ、83・・・排版装置
、84・・・原紙剥ぎ取り爪、85・・・排版ローラ、
86・・・排版ボックス、89・・・固定刃、91・・
・可動刃。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第2図 2パツケージ 17ふき取りスポンジ 21対向スポンジ
Claims (3)
- (1)発熱素子を有するサーマルヘッドに当接して製版
される感熱孔版原紙がロール状に巻かれて収納されるパ
ッケージであって、該パッケージは前記感熱孔版原紙を
引き出す引き出し口と前記原紙のフィルム面に液状剥離
剤を塗布する塗布手段を有していることを特徴とする感
熱孔版原紙パッケージ。 - (2)特許請求の範囲第1項において、前記パッケージ
は蓋部とボックス部からなり、該蓋部とボックス部の前
端部との間に感熱孔版原紙を引き出すための間隙部を有
し、かつ該間隙部には前記原紙のフィルム面に液状剥離
剤を塗布する塗布手段が設けられていることを特徴とす
る感熱孔版原紙パッケージ。 - (3)ロールに巻かれた感熱孔版原紙を引き出し、発熱
素子を有するサーマルヘッドに当接させて該原紙を穿孔
する製版装置において、前記感熱孔版原紙は、蓋部とボ
ックス部からなる着脱自在のパッケージ内に収納され、
該パッケージは該蓋部とボックス部の前端部との間に感
熱孔版原紙を引き出すための間隙部を有し、かつ該間隙
部には前記原紙のフィルム面に液状剥離剤を塗布する塗
布手段が設けられていることを特徴とする感熱孔版原紙
の製版装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61175278A JPH0761751B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 感熱孔版原紙パツケ−ジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61175278A JPH0761751B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 感熱孔版原紙パツケ−ジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6330295A true JPS6330295A (ja) | 1988-02-08 |
JPH0761751B2 JPH0761751B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=15993335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61175278A Expired - Fee Related JPH0761751B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 感熱孔版原紙パツケ−ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761751B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01234294A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 高感度・感熱性孔版用フイルム及び原紙 |
JPH03161396A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-11 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 感熱孔版用原紙 |
JPH06293174A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-21 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 孔版印刷装置における製版装置 |
US5640904A (en) * | 1993-09-13 | 1997-06-24 | Tohoku Ricoh Co., Ltd. | Master making apparatus and stencil unit forming part thereof |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892595A (ja) * | 1981-11-28 | 1983-06-01 | Pentel Kk | 感熱孔版印刷用原紙 |
JPS5936736A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-29 | 東レ株式会社 | 人造毛皮用繊維束 |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP61175278A patent/JPH0761751B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892595A (ja) * | 1981-11-28 | 1983-06-01 | Pentel Kk | 感熱孔版印刷用原紙 |
JPS5936736A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-29 | 東レ株式会社 | 人造毛皮用繊維束 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01234294A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 高感度・感熱性孔版用フイルム及び原紙 |
JPH03161396A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-11 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 感熱孔版用原紙 |
JPH06293174A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-21 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 孔版印刷装置における製版装置 |
US5640904A (en) * | 1993-09-13 | 1997-06-24 | Tohoku Ricoh Co., Ltd. | Master making apparatus and stencil unit forming part thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0761751B2 (ja) | 1995-07-05 |
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