JPH0472694B2 - - Google Patents

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JPH0472694B2
JPH0472694B2 JP59010526A JP1052684A JPH0472694B2 JP H0472694 B2 JPH0472694 B2 JP H0472694B2 JP 59010526 A JP59010526 A JP 59010526A JP 1052684 A JP1052684 A JP 1052684A JP H0472694 B2 JPH0472694 B2 JP H0472694B2
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JP
Japan
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heat
fluid lubricant
base paper
platen roller
paper
Prior art date
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JP59010526A
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JPS60154068A (ja
Inventor
Masayuki Shima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/14Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing
    • B41C1/144Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing by perforation using a thermal head

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、感熱孔版製版機における流動性潤滑
剤層の形成方法に関する。
従来技術 一般に、この種の感熱孔版製版機は、第1図に
示すように、多孔質ベース1a上に熱収縮フイル
ム1bを設けてなる感熱孔版原紙1をサーマルヘ
ツド2の発熱素子2aで穿孔して製版するもので
ある。この場合、プラテンローラ3により原紙1
をヘツド2表面に押付けながら製版するので、原
紙溶融物4aが発熱素子2a近傍に固着し、それ
が製版回数を重ねる度に増えて、同図aに示すよ
うに発熱素子2aを覆つてしまつたり、同図bに
示すように発熱素子2aと熱収縮フイルム1bと
の密着性が悪くなる。このため、発熱素子2bの
熱が熱収縮フイルム1bに伝わりにくくなり、画
像の白ヌケ等の発生が生ずる。
そこで、従来、第2図に示すように和紙等の薄
い紙(又はフイルム)5を発熱素子2a表面と熱
収縮フイルム1bとの間に介在させつつ製版する
ようにしたものが特開昭55−103957号公報により
示されている。ところが、この方式の場合、紙5
等の介在物を入れるため、発熱素子2a・熱収縮
フイルム1b間の熱伝導効率が著しく低下し、熱
収縮フイルム1bの開口率がかなり悪くなり、場
合によつては全く穿孔できないこともある。
又、第3図に示すように、熱収縮フイルム1b
上にオーバーコート層1cを設けた感熱孔版原紙
Aを用い、熱収縮フイルム1bのはがれや固着
をこのオーバーコート層1cにより防ぐようにし
たものもある。この方式によれば、オーバーコー
ト層の働きで熱収縮フイルム1bのはがれや発熱
素子2aへの固着はある程度防げるが、オーバー
コート剤そのものが発熱素子2aの後側に固着
し、画像白ヌケを発生させる場合がある。これ
は、オーバーコート層1cの材質や量によつて
は、オーバーコート層がない場合よりも画像白ヌ
ケの発生状況がひどくなる(第1図bはこのオー
バーコート剤4bによる白ヌケ発生を示すもので
ある)。
目 的 本発明は、熱収縮フイルムの溶融物やオーバー
コート剤の発熱素子表面への固着を防止して製版
時の白ヌケをなくすために、原紙と発熱ヘツドと
の間に流動性潤滑剤層を均一に形成することがで
きるようにした感熱孔版製版機における流動性潤
滑剤層の形成方法を提供することを目的とするも
のである。
構 成 本発明は、感熱孔版原紙をプラテンローラによ
り発熱ヘツドに押圧し、この発熱ヘツドの発熱素
子により穿孔して製版する感熱孔版製版機におい
て、1版製版毎に原紙の製版部分の前側の一部に
画像幅全幅にわたつて1回製版に必要な量の流動
性潤滑剤を全部塗布し、前記プラテンローラによ
る前記原紙の送りを行なつて前記原紙と前記発熱
ヘツドとの間の空間に前記流動性潤滑剤をストツ
クさせ、前記プラテンローラによる前記原紙の送
りに伴つて前記原紙と前記発熱ヘツドとの間に前
記流動性潤滑剤を微量ずつ供給して薄い流動性潤
滑剤層を形成するようにしたものである。したが
つて、原紙の全面に均一に流動性潤滑剤層を形成
することができ、これにより、熱収縮フイルムの
溶融物やオーバーコート剤の発熱素子表面への固
着を防止して製版時の白ヌケをなくすことができ
るように構成したものである。
実施例 本発明の一実施例を第4図及び第5図に基づい
て説明する。本実施例は、原紙1の熱収縮フイル
ム1b(第3図のようにオーバーコート層1cが
あつてもよい)上に、シリコンオイル等の耐熱性
を有する流動性潤滑剤6を付着させてなるもので
ある。このような原紙1がプラテンローラ3によ
つてサーマルヘツド2表面に押しつけられながら
搬送される。このとき、流動性潤滑剤6は熱収縮
フイルム1b(又はオーバーコート層1c)面と
サーマルヘツド2表面とにより絞られ、油膜潤滑
と同様な効果により、極く薄い流動性潤滑剤層6
aが発熱素子2a・熱収縮フイルム1b間に形成
される。このような状態で、発熱素子が発熱し原
紙1が製版されると、熱収縮フイルム1bが溶け
ても流動性潤滑剤層6aが存在するので、サーマ
ルヘツド2上に固着することはない。又、オーバ
ーコート剤1cによるものはそれが溶けても、オ
イル中に混じつて発熱素子2a後段へ運ばれるの
で、やはりサーマルヘツド2表面上には固着しな
い。このようにして、流動性潤滑剤層6aの存在
により発熱素子2a上に熱収縮フイルム1bやオ
ーバーコート剤が固着せず、熱収縮フイルム1b
との密着性が確保されるので、画像白ヌケを防止
し易い。又、流動性潤滑剤層6aは数μm以下と
極めて薄いので、熱伝導効率が、シリコンオイル
等を塗らない場合(第1図)と殆んど変わらない
ので、製版品質、特に熱収縮フイルム1bの開口
率を低下させることはない。なお、流動性潤滑剤
6としては、シリコンオイルに限らず、熱伝導率
がよくて流動性を有し400℃程度の熱で変成せず
サーマルヘツド2に固着しないものであればよ
い。
ところで、シリコンオイル等の流動性潤滑剤6
を原紙1表面に塗布する方法を第5図に示す。ま
ず、薄い流動性潤滑剤層6aを形成する目的で、
原紙1表面に流動性潤滑剤6を塗布するとき、原
紙1表面に必要な厚み分だけ塗ろうとするとその
厚みが前述したように数μm以下と極めて薄いの
で、ゴムローラやスポンジローラ等で全面均一に
塗布するのは難しく、塗布されない部分が出やす
い。そこで、本実施例では、第5図aに示すよう
に1版製版毎に原紙1の製版部分(矢印Aで示
す)の前側の一部に画像幅全幅にわたつて1回製
版に必要な量の流動性潤滑剤6を全部塗布してお
き、この状態でプラテンローラ3による原紙1送
りを行ない、同図bに示すように原紙1・ヘツド
2間のくさび状空間にこの流動性潤滑剤6をスト
ツクさせ、発熱素子2a・熱収縮フイルム1b間
に微量ずつ供給させて、第4図で示したように極
めて薄い流動性潤滑剤層6aを形成させるもので
ある。
なお、原紙1に対する1版製版に要する1回分
の流動性潤滑剤6の供給塗布方法としては、第6
図aに示すように前段に設けたローラ7に対し一
定隙間をもつて近接させたブレード8を設けて、
ローラ7を回転させながらこのローラ7表面に一
定厚みの流動性潤滑剤層6aを塗布形成し、これ
をローラ7の上方変位により原紙1に一定時間押
しつけて行なうようにしてもよい。同図bのよう
に中間ローラ9を介在させてもよい。又、同図c
に示すように、ブレード8に代えて弾性を有する
ブレード10を一定圧力でローラ7に押しつけて
ローラ7表面に一定厚みの潤滑剤層6aを形成す
るようにしてもよい。
効 果 本発明は上述のように、感熱孔版原紙をプラテ
ンローラにより発熱ヘツドに押圧し、この発熱ヘ
ツドの発熱素子により穿孔して製版する感熱孔版
製版機において、1版製版毎に原紙の製版部分の
前側の一部に画像幅全幅にわたつて1回製版に必
要な量の流動性潤滑剤を全部塗布し、前記プラテ
ンローラによる前記原紙送りを行なつて前記原紙
と前記発熱ヘツドとの間の空間に前記流動性潤滑
剤をストツクさせ、前記プラテンローラによる前
記原紙の送りに伴つて前記原紙と前記発熱ヘツド
との間に前記流動性潤滑剤を微量ずつ供給して薄
い流動性潤滑剤層を形成するようにしたので、原
紙の全面に均一に流動性潤滑剤層を形成すること
ができ、これにより、熱収縮フイルムの溶融物や
オーバーコート剤の発熱素子表面への固着を防止
して製版時の白ヌケをなくすことができると云う
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来例を示す側面図、第
4図は本発明の一実施例を示す側面図、第5図
a,bは潤滑剤供給塗布方法を示す側面図、第6
図a〜cは変形例を示す側面図である。 1……原紙、1b……熱収縮フイルム、2……
サーマルヘツド、2a……発熱素子、6a……流
動性潤滑剤層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感熱孔版原紙をプラテンローラにより発熱ヘ
    ツドに押圧し、この発熱ヘツドの発熱素子により
    穿孔して製版する感熱孔版製版機において、1版
    製版毎に原紙の製版部分の前側の一部に画像幅全
    幅にわたつて1回製版に必要な量の流動性潤滑剤
    を全部塗布し、前記プラテンローラによる前記原
    紙の送りを行なつて前記原紙と前記発熱ヘツドと
    の間の空間に前記流動性潤滑剤をストツクさせ、
    前記プラテンローラによる前記原紙の送りに伴つ
    て前記原紙と前記発熱ヘツドとの間に前記流動性
    潤滑剤を微量ずつ供給して薄い流動性潤滑剤層を
    形成するようにしたことを特徴とする感熱孔版製
    版機における流動性潤滑剤層の形成方法。
JP1052684A 1984-01-23 1984-01-23 感熱孔版製版機における流動性潤滑剤層の形成方法 Granted JPS60154068A (ja)

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JP1052684A JPS60154068A (ja) 1984-01-23 1984-01-23 感熱孔版製版機における流動性潤滑剤層の形成方法

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JPS60154068A JPS60154068A (ja) 1985-08-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384340U (ja) * 1986-09-09 1988-06-02
JP3441185B2 (ja) * 1994-09-30 2003-08-25 理想科学工業株式会社 感熱孔版印刷用原紙の穿孔方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153697A (ja) * 1982-03-10 1983-09-12 Tomoegawa Paper Co Ltd 感熱孔版原紙

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