JPH0781100A - 熱転写記録方法及び装置 - Google Patents

熱転写記録方法及び装置

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JPH0781100A
JPH0781100A JP5182031A JP18203193A JPH0781100A JP H0781100 A JPH0781100 A JP H0781100A JP 5182031 A JP5182031 A JP 5182031A JP 18203193 A JP18203193 A JP 18203193A JP H0781100 A JPH0781100 A JP H0781100A
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JP
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cleaning liquid
ink sheet
thermal transfer
sheet
image
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JP5182031A
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Ryoichi Kitajima
良一 北嶋
Hideo Sakurai
秀夫 櫻井
Osamu Ito
修 伊藤
Hidehiro Mochizuki
秀洋 望月
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱転写インクシートの表・裏面に付着してい
るゴミによる画像欠陥、及び熱印加時の熱による熱転写
インクシートの融着に基づく画像欠陥のない熱転写記録
方法、及びそれに使用する装置を提供すること。 【構成】 受像シートと熱転写インクシートを重ね、熱
転写インクシートの裏面から熱を印加して受像シートに
インクを転写する熱転写記録方法において、受像シート
と熱転写インクシートを重ね合せる前に、液の含浸が可
能で該インクシートと接する面が平面状に形成されてい
る塗布部材を使用し、クリーニング液が含浸されている
該部材を前記インクシートの表面及び/又は裏面に接触
させてクリーニング液を塗布し、次いで表面が前記イン
クシートの表・裏面より軟質で稜線が形成されているク
リーニング液除去部材を前記のインクシート面に圧接し
てクリーニング液を除去後、クリーニングされた前記の
インクシートと受像シートを重ね合せて熱転写インクシ
ートの裏面から熱を印加することを特徴とする熱転写記
録方法及びそれに使用する装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録方法及びそ
の装置に関するものであり、より具体的には、安定して
高品質の画像形成が可能な熱転写記録方法及びそれに使
用される装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱転写記録方式では、一般にロール状に
巻かれた熱転写インクシートとロール状に巻かれた受像
シート(普通紙)を熱転写記録装置にセットし、熱転写
インクシートはロール状に巻かれている先端部分を引張
り出し、ガイドローラーを経由して記録ヘッドとプラテ
ンローラーの間を通してから巻き取りローラーで巻き取
っている。同様に、受像シートもロール状に巻かれてい
る先端部分を引張り出して熱転写インクシートの下部に
重ね合せ、記録ヘッドとプラテンローラーの間を通って
から熱転写インクシートと共に巻き取りローラーに巻き
取られる。従って、熱転写インクシートは表面及び裏面
が裸出した状態で熱転写記録装置内を搬送されており、
該装置内でゴミが付着することが多い。そして、熱転写
インクシートの表・裏面に付着したゴミは熱転写の障害
となって画像品質を低下させる。
【0003】前記した熱転写インクシート表・裏面のゴ
ミを除く方法として、特開昭59−199279号公報
には、外周面に粘性を持つローラーで熱転写インクシー
トをクリーニングする方法が開示されている。また、特
開昭63−82775号公報には、熱転写インクシート
の一部をクリーニング領域とし、これで熱転写インクシ
ート裏面のゴミ等で汚染された記録ヘッドをクリーニン
グする方法が開示されている。更に、実開平2−112
455号公報には、熱転写インクシートにゴミが付着し
ないように熱転写インクシートをシャッター付きのカセ
ットに装填しておき、印字部に装着するとシャッターが
開く方法が開示されている。しかし、以上に記した従来
技術では、熱転写インクシート表・裏面に付着したゴミ
によって発生する画像欠陥が充分に排除されない場合が
多いし、使用初期には効果が認められても効果の持続時
間が短い場合もあり、現在に至るまで充分に満足できる
技術は開発されていない。
【0004】熱転写記録方法では、前記した熱転写イン
クシート表・裏面に付着するゴミ問題のほか、熱印加時
に熱転写インクシートが受像シートや記録ヘッドと熱融
着して画像品質を低下させることも認められている。そ
して、この問題を解決するために特開昭61−1273
92号公報には、表面に硬化性樹脂で形成された耐熱層
を有する受像シートが開示されている。また、特開昭5
7−7467号公報、特開昭60−201989号公
報、特開昭63−172688号公報、特開平3−16
9593号公報等の多数の公報には、裏面に耐熱層を設
けた熱転写インクシートが開示されている。しかし、前
者の場合は受像シート表面に設けられた耐熱層のために
染料の染着性が低下し、そのために得られる画像の濃度
が低下する等の不具合がある。また、後者の場合は印加
熱エネルギーが大きいと記録ヘッドとの熱融着を充分に
排除するのが困難等の不具合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱転写記録
を行う場合に見られる前記の諸問題を解決し、熱転写イ
ンクシートの表・裏面に付着したゴミで画像欠陥が生じ
たり、熱転写インクシートの表・裏面が熱印加時に受像
シートや記録ヘッドと熱融着して、画像品質を低下する
ことのない熱転写記録方法を提供することを第一の課題
とする。また、前記の目的を達成するための熱転写記録
装置を提供することを第二の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明によれば、受像シートと熱
転写インクシートを重ね、熱転写インクシートの裏面か
ら熱を印加して受像シートにインクを転写する熱転写記
録方法において、受像シートと熱転写インクシートを重
ね合せる前に、液の含浸が可能で該インクシートと接す
る面が平面状に形成されている塗布部材を使用し、クリ
ーニング液が含浸されている該部材を前記インクシート
の表面及び/又は裏面に接触させてクリーニング液を塗
布し、次いで表面が前記インクシートの表・裏面より軟
質で稜線が形成されているクリーニング液除去部材を前
記インクシートの表面及び/又は裏面に圧接してクリー
ニング液を除去後、クリーニングされた前記のインクシ
ートと受像シートを重ね合せて熱転写インクシートの裏
面から熱を印加することを特徴とする熱転写記録方法が
提供される。また、本発明によれば、前記の熱転写記録
方法を実施するための装置において、 熱転写インクシートの表面及び/又は裏面に、液の含
浸が可能で該インクシートと接する面が平面状に形成さ
れている塗布部材を使用してクリーニング液を塗布する
手段、 熱転写インクシートの表面及び/又は裏面に塗布され
ているクリーニング液を、表面が該インクシートの表・
裏面より軟質で稜線が形成されているクリーニング液除
去部材によって除去・回収する手段、 及びの手段で清浄にされた熱転写インクシートと
受像シートを重ね合せてから、該熱転写インクシートの
裏面から熱を印加して受像シートにインクを転写する手
段、 の3手段が順次連結されていることを特徴とする熱転写
記録装置が提供される。
【0007】本発明は、熱転写インクシートの表・裏面
に付着しているゴミを、該熱転写インクシートを使用す
る直前にクリーニング液によって除去することを特徴に
している。そして、この場合のクリーニング液によるゴ
ミ除去は、該クリーニング液を清浄化しようとする面に
塗布してからそれを除去する方法で行われる。また、本
発明のクリーニング法は昇華型熱転写インクシートであ
っても熱溶融型熱転写インクシートであっても適用可能
である。ここで使用されるクリーニング液は、熱転写イ
ンクシートの表・裏面を溶解したり化学的又は物理的に
汚染することのない水性或いは油性の液であり、該イン
クシート表面及び裏面が熱時融着するのを防止する機能
を備えたものである。また、インクシート表・裏面への
塗布性やインクシート表・裏面からの除去性の良いもの
である。従って、クリーニング液は、化学的に安定、
表面張力小、粘度小、加熱しても固形物を残さな
い、樹脂溶解性無、染料溶解性無、揮発性低い、
取扱いが容易、人体に無害であることが望ましい。
【0008】本発明で使用されるクリーニング液を具体
的に示すと、水性クリーニング液としては、市販中性洗
剤の1〜50重量%水溶液、イオン型界面活性剤水溶
液、非イオン型界面活性剤水溶液等であり、油性クリー
ニング液としては、鉱物油、合成油、ストレート型シリ
コーン油、変性シリコーン油等が挙げられる。これらの
うち、シリコン油は前記した他のクリーニング液より格
段に融着防止能が高いから、本発明に使用されるクリー
ニング液として特に好ましいものである。従って、熱転
写インクシートへの塗布性や表・裏面に塗布された液の
除去性等も考慮すると、低粘度で化学的に安定な信越シ
リコン製シリコンオイルKF96、同KF69、同KF
99等のようなシリコン油を50重量%以上含有する油
性クリーニング液の使用が推奨される。
【0009】クリーニング液の塗布量や除去後の残存量
は、塗布方法及び除去方法のほかクリーニング液の種類
によっても異なり、一般にクリーニング液が水性の場合
は油性の場合より塗布量及び残存量がやや多くなる傾向
がある。すなわち、水性液使用時の塗布量は0.1〜2
0mg/m2、好ましくは0.5〜10mg/m2であ
り、油性液使用時は0.5〜30mg/m2、好ましく
は0.5〜15mg/m2である。また、塗布されたク
リーニング液を除去後の残存量は、水性液使用時は0.
8mg/m2以下、好ましくは0.2mg/m2以下であ
り、油性液使用時は1mg/m2以下、好ましくは0.
3mg/m2以下である。クリーニング液塗布量が過大
の場合は特に大きな支障はないが、塗布されたクリーニ
ング液が滴下して周囲を汚染する等の問題もあるし、過
大の使用はコスト的にも不利となるから好ましいことで
はない。一方、塗布量過少ではクリーニング効果が充分
に認められなくなる。塗布液の残存量は、過大では熱印
加時に画像品質を低下したり出力画像がベタついたりす
る問題を生じる場合がある。
【0010】クリーニング液の塗布方法及び除去方法
は、インクシート表・裏面を傷つけずに均質に液を塗布
したり除去したりするために極めて重要である。本発明
では、クリーニング液の含浸が可能で熱転写インクシー
トと接する面が平面状の塗布部材を使用し、これにクリ
ーニング液を含浸させて走行中のインクシート表・裏面
に接触させる方法でクリーニング液を塗布することを特
徴の一つにしている。なお、インクシートと接する面が
平面状でないと均質にクリーニング液を塗布できない
し、クリーニング液を噴霧する等の方法で塗布する場合
は均質塗布が困難なうえ、インクシート表・裏面を損傷
する場合もあるから好ましくない。また、本発明ではイ
ンクシートの表・裏面より軟質で稜線が形成されている
除去部材を使用し、これを走行中のインクシートに圧接
する方法で表・裏面のクリーニング液を除去することも
特徴の一つである。なお、稜線が形成されていない除去
部材ではクリーニング液の均質除去がむつかしく、イン
クシート面と接する部分が該インクシート面より硬いと
該インクシート面を傷付ける恐れがある。
【0011】本発明では、クリーニング液の含浸が可能
で熱転写インクシートと接する面が平面状であればどの
ような塗布部材も使用可能であり、発泡した軟質合成樹
脂製やゴム製のスポンジ又は布等に含浸してクリーニン
グ液を塗布しても良いし、刷毛で塗布しても良い。しか
し少量のクリーニング液を連続的かつ均質に塗布すると
共に、クリーニング液の飛散等による汚染もなく自動的
に塗布作業を行うためには、複数の平面から成る塗布面
を持つフェルト製塗布部材を使用し、これに適量のクリ
ーニング液を連続的に供給して塗布するのが良い。この
方法によれば、インクシートの表・裏面が充分平滑でな
い場合でも塗布ムラを生じることなく均質に塗布できる
し、少量のクリーニング液を使って無人で連続的にクリ
ーニング液を塗布できる。なお、クリーニング液を塗布
する際のインクシート表・裏面に対する塗布部材の接触
圧は、1〜20kg/m2重、好ましくは2〜5kg/
2重とすれば良い。
【0012】本発明で使用されるクリーニング液の除去
部材は、インクシート表・裏面を傷つけずに塗布されて
いる表・裏面のクリーニング液を除去できるものはいず
れも使用可能であり、クリーニング液の塗布に使用され
るフェルトや布及びスポンジ等を材料として、稜線を形
成している除去部材を使用することができる。しかし、
インクシートの表・裏面に全く損傷与えないで、塗布さ
れているクリーニング液とインクシート表・裏面に付着
しているゴミを連続的かつ均質に除去するためには、複
数の稜線を持ったウレタンゴムブレードを除去部材と
し、これをインクシートの表・裏面に圧接してクリーニ
ング液を除去するのが良い。ここでウレタンゴムブレー
ドに複数の稜線が必要な理由は、インクシートの表・裏
面が完全に平滑でないためであり、複数の稜線を持つ除
去部材の使用でインクシート表・裏面の微細な凹み部分
に付着しているクリーニング液も除去可能である。ま
た、該ウレタンゴムブレードはインクシート表・裏面を
傷つけない硬さを持つことが必要であり、その硬さは7
0程度が好ましい。
【0013】インクシート表・裏面からクリーニング液
を除去する際にウレタンゴムブレードを圧接する力は、
低すぎればクリーニング液の除去が充分でないからイン
クシート表・裏面のゴミ除去も不充分となり、高すぎた
場合はインクシート表・裏面が損傷する場合もある。従
って、この場合の圧接力には充分な留意が必要であり、
一般的には1〜20kg/m2重、好ましくは5〜10
kg/m2重に設定するのが望ましい。また、クリーニ
ング液を塗布してから除去するまでの時間は特に限定さ
れないが、クリーニング作業を円滑に連続して行うため
には1〜60秒、好ましくは5〜15秒とするのが良
い。なお、クリーニング液の種類によっては熱転写イン
クシートのインク層に多少浸透するものもあるから、ク
リーニング液が該表面に1分以上滞留するのは好ましく
ない場合もある。言うまでもないことであるが、クリー
ニング液のインク層への浸透等によるインク層表面の汚
染は高温ほど促進されるから、前記したクリーニング作
業は室温付近で行うのが良く、60℃以上の高温下で行
うのは好ましくない。
【0014】次に、本発明の熱転写記録の直前に熱転写
インクシートをクリーニングする方法に使用される装置
について、図面によって詳細に説明する。図1は、熱転
写記録の直前に熱転写インクシートのインク層面(表
面)をクリーニングする装置を備えた熱転写記録装置の
一例を示す説明図であり、1はクリーニング液塗布部
分、2はクリーニング液除去部分である。また、3はバ
ックアップローラー、4はプラテンローラー、5はサー
マルヘッド等の記録ヘッド、6は矢印方向に動いている
熱転写インクシート、7は受像シートである。クリーニ
ング液8は、クリーニング液供給口1−bからクリーニ
ング液塗布部分1に供給され、前記したフェルト製等の
塗布部材1−aを熱転写インクシート6に2〜5kg/
2重の圧力で押し付けることによって塗布される。塗
布されたクリーニング液は、前記したウレタンゴムブレ
ード等の除去部材2−aを5〜10kg/m2重の圧力
でインクシート6に押し付けることによって大部分が除
去され、ここで回収されたクリーニング液8は回収容器
2−bに捕集される。
【0015】図1で説明される装置を使用すれば、クリ
ーニング液の塗布や除去の際にクリーニング液が飛散し
たりこぼれたりすることがなく、円滑に環境を汚染せず
に塗布及び除去を行うことができる。また、前記したク
リーニング液の塗布部分1及び除去部分2を通過するこ
とにより、連続的且つ短時間で熱転写インクシートの表
面が清浄化される。そして、ここで清浄化されたインク
シートを使用することによって、記録ヘッド5からの熱
印加で受像シート7に高品質の画像が形成される。ま
た、除去部材2−aで除去されなかったクリーニング液
は、インクシートの表面に存在して熱印加時にインクシ
ートが受像シートと融着するのを防止する。更に、回収
容器2−bに捕集されたクリーニング液は再使用できる
からクリーニング液の消費量は僅少で良く、経済的にも
極めて有利である。なお、図1のバックアップローラー
3は必ずしも必要ではないが、該ローラーの使用によっ
て、クリーニング液の塗布及び除去時にインクシートに
押し付ける塗布部材1−a及び除去部材2−aの押し付
け圧制御が容易になる。
【0016】図1の場合と全く同様にして熱転写インク
シートの裏面を清浄にすることができる。この場合の装
置の一例を示す説明図は図2のとおりであり、図2に記
載した記号及び図2の装置の操作方法は図1の場合と全
く同一である。図2で説明される装置によって裏面が清
浄になった熱転写インクシートでは、記録ヘッド5がゴ
ミ等で汚染されることが防止されるから、この場合も裏
面が清浄化されていないインクシート使用時より高品質
の画像を形成することが可能である。また、図1の装置
を使用した場合と同様に図2の装置を使用した場合も熱
融着が防止されるが、この場合の熱融着は記録ヘッドと
熱転写インクシート裏面間で生起する熱融着であり、記
録ヘッドの高温からも分るようにインクシートと受像シ
ート間の熱融着より大幅に生起し易い熱融着である。以
上に説明した熱転写インクシート表・裏面のクリーニン
グは、表面と裏面の両者共行うことによって更にその効
果を高めることができる。そして、両面を本発明法でク
リーニングする場合は、図1に示したクリーニング装置
と図2に示したクリーニング装置の両者を備えた熱転写
記録装置を使用すれば良い。
【0017】
【実施例】次に、実施例によって本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこの実施例で限定されるものでは
ない。なお、以下に記す部はいずれも重量部である。
【0018】実施例1 (イエロー部分のインク層形成用塗布液組成) ポリビニルブチラール〔積水化学工業(株)製:BX−1〕 10部 イエローVP〔三井東圧染料(株)製〕 8部 トルエン 95部 メチルエチルケトン(MEK) 95部 (マゼンタ部分のインク層形成用塗布液組成) ポリビニルブチラール〔積水化学工業(株)製:BX−1〕 10部 マゼンタVP〔三井東圧染料(株)製〕 10部 トルエン 95部 MEK 95部
【0019】 (シアン部分のインク層形成用塗布液組成) ポリビニルブチラール〔積水化学工業(株)製:BX−1〕 10部 シアンVP〔三井東圧染料(株)製〕 10部 トルエン 95部 MEK 95部 上記処法の組成物を24時間ボールミルで分散させて、
イエロー色、マゼンタ色及びシアン色のインク層形成用
塗布液を作製した。この塗布液を、裏面に1μm厚のシ
リコン樹脂系耐熱層が形成されている6μm厚のポリエ
チレンテレフタレートフィルムにワイヤーバーで塗布
し、イエロー色部分、マゼンタ色部分及びシアン色部分
が長手方向に面順次で配置されているフルカラー用昇華
型熱転写インクシートを作製した。各色部分のインク層
厚は、いずれも乾燥厚で1μmである。また、各色部分
の長手方向の長さはイエロー色部分が25cm、マゼン
タ色部分が25cm、シアン色部分が25cmである。
【0020】次に、下記組成の中間層形成用塗布液及び
受容層形成用塗布液を作製し、この両液を順次厚さ18
0μmの合成紙上にワイヤーバーで塗布後、90℃で1
分間乾燥させて約3μmの乾燥厚さを持つ中間層と受像
層を合成紙上に形成させて、これを受像シートとした。 〔中間層形成用塗布液組成〕 ポリエステル樹脂〔東洋紡績(株)製:バイロン200〕 10部 トルエン 95部 MEK 95部 〔受容層形成用塗布液組成〕 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 12部 (ユニオンカーバイト社製:VYHH) トルエン 95部 MEK 95部
【0021】前記の方法で作製した昇華型熱転写インク
シートのインク面に、クリーニング液として市販中性洗
剤〔花王社製:商品名モア〕の39重量%水溶液を使用
し、このクリーニング液を刷毛で塗布してから綿布でふ
き取って除去したものをサンプルとした。なお、ここで
使用したクリーニング液塗布用の刷毛は先の揃ったもの
で、インクシートと接触する面が平面状に形成されたも
のである。また、クリーニング液ふき取り用の綿布はド
クターナイフに巻き付けるようにして稜線が形成されて
いるものであり、塗布時のクリーニング液付着量は5m
g/m2、クリーニング液除去後の残存量は0.1mg
/m2であった。以上のようにして作製したサンプル
を、12ドット/mmのラインサーマルヘッドを備えた
熱転写プリンターを使用し、印加エネルギーを0.64
mj/ドットとして印字したところ、ごみによる画像欠
陥が少なく融着もほとんどない画像が得られた。しか
し、該画像にはクリーニング液の刷毛塗りによるムラ及
び綿布でふき取ったことによるムラのほかクリーニング
液の飛散痕も認められた。
【0022】実施例2 実施例1で作製したフルカラー用昇華型熱転写インクシ
ートを使用し、そのインク層面と反対側の面(裏面)に
実施例1と同一方法で実施例1と同一のクリーニング液
を塗布後ふき取った。この場合のクリーニング液塗布量
は6mg/m2で、除去後のクリーニング液残存量は
0.1mg/m2であった。以上のようにして作製した
サンプルについて実施例1と同一の評価試験を行ったと
ころ、実施例1と全く同一の結果が得られた。
【0023】比較例1 実施例1で作製したフルカラー用昇華型熱転写インクシ
ートを使用し、クリーニング処理をしないでそのまま実
施例1と同一の評価試験を試みたところ、ゴミによる画
像欠陥が多数発生したうえ融着も全面的に発生し、不鮮
明な画像しか得られなかった。
【0024】実施例3 実施例1で作製したフルカラー用昇華型熱転写インクシ
ートを使用し、そのインク層表面にクリーニング液を塗
布後に実施例1と同一の方法でクリーニング液をふき取
ってサンプルを作製した。この場合のクリーニング液塗
布は、塗布面を平面状にしたスポンジを保持具に取り付
け、該スポンジにクリーニング液を含浸させてインク層
表面に塗布したのであり、クリーニング液塗布量は2m
g/m2、除去後の残存量は0.2mg/m2であった。
以上のようにして作製したサンプルを使用し、実施例1
と同一の評価試験を行ったところ、受像シートに形成さ
れた画像の一部にクリーニング液の除去ムラと若干の塗
布ムラが認められたが、クリーニング液の飛散痕は実施
例1の場合より減少し、実施例1の場合よりゴミや融着
による欠陥の少ない画像が得られた。
【0025】実施例4 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は実施例3と同一の方法でサンプルを作製したとこ
ろ、クリーニング液の塗布量は1.5mg/m2で除去
後の残存量は0.1mg/m2であった。このサンプル
について実施例1と同一の評価試験を行ったところ、実
施例3と同等の結果が得られた。
【0026】比較例2 圧縮空気を使用するスプレーガンによってクリーニング
液を塗布した以外は実施例3と同一方法でサンプルを作
製したところ、クリーニング液の塗布量が3mg/m2
で除去後の残存量は0.3mg/m2であった。このサ
ンプルについて実施例1と同一の評価試験を行ったとこ
ろ、クリーニング液の飛散痕及びゴミによる画像欠陥が
実施例3の場合より大幅に増加し、不鮮明な画像しか得
られなかった。
【0027】比較例3 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は比較例2と同一の方法でサンプルを作製したとこ
ろ、クリーニング液の塗布量が4mg/m2で除去後の
残存量は0.2mg/m2であった。このサンプルにつ
いて実施例1と同一の評価試験を行ったところ、比較例
2と同等の結果が得られた。
【0028】実施例5 実施例3でクリーニング液の塗布に使用した保持具付き
スポンジをクリーニング液の除去に使用し、それ以外は
実施例1と同一の方法でサンプルを作製したところ、ク
リーニング液の塗布量が6mg/m2でふき取った後の
残存量は0.05mg/m2であった。このサンプルに
ついて実施例1と同一の評価試験を行ったところ、受像
シートに形成された画像の一部にクリーニング液の塗布
ムラや除去ムラが認められたが、クリーニング液の飛散
痕は実施例1のそれより減少し、全体として実施例1よ
りゴミや融着による欠陥の少ない画像が得られた。
【0029】実施例6 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は実施例5と同一方法でサンプルを作製したところ、
クリーニング液の塗布量が4mg/m2で除去後の残存
量は0.07mg/m2であった。このサンプルについ
て実施例1と同一の評価試験を行ったところ、実施例5
の場合と同等の結果が得られた。
【0030】比較例4 塗布されているクリーニング液の除去にエアーブロー法
を使用した以外は実施例5と同一の方法でサンプルを作
製したところ、クリーニング液の塗布量が5mg/m2
で除去後の残存量は0.1mg/m2であった。このサ
ンプルについて実施例1と同一の評価試験を行ったとこ
ろ、クリーニング液の飛散痕やゴミによる画像欠陥が多
く、不鮮明な画像しか得られなかった。
【0031】比較例5 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は比較例4と同一の方法でサンプルを作製したとこ
ろ、クリーニング液の塗布量が6mg/m2で除去後の
残存量は0.2mg/m2であった。このサンプルにつ
いて実施例1と同一の評価試験を行ったところ、比較例
4と同等の結果が得られた。
【0032】実施例7 クリーニング液の塗布部材として熱転写インクシートと
接する面が平面状に形成されている市販のフェルトを使
用し、クリーニング液の供給口を備えた保持具に前記の
フェルト製塗布部材を取り付け、該フェルトにクリーニ
ング液を含浸させて熱転写インクシート表面にクリーニ
ング液を塗布した。以上のほかは実施例1と同一の方法
でサンプルを作製したところ、クリーニング液の塗布量
が0.8mg/m2で除去後の残存量は0.1mg/m2
であった。このサンプルについて実施例1と同一の評価
試験を行ったところ、画像の一部にクリーニング液の除
去ムラが認められたが、塗布ムラが認められないうえゴ
ミによる画像欠陥や融着も実施例1や3の場合よりかな
り少なく、鮮明な画像が得られた。また、クリーニング
液の供給口を備えているために本実施例で使用したクリ
ーニング液塗布具ではクリーニング液の供給が容易であ
った。
【0033】実施例8 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は実施例7と同一の方法でサンプルを作製したとこ
ろ、クリーニング液の塗布量が0.9mg/m2で除去
後の残存量は0.1mg/m2であった。このサンプル
について実施例1と同一の評価試験を行ったところ、実
施例7と同等の結果が得られた。
【0034】比較例6 クリーニング液の塗布部材として塗布面が平面状に形成
されていないスポンジ巻き付け丸棒を使用し、これにク
リーニング液を含浸させてクリーニング液の塗布を行っ
た。以上のほかは実施例7と同一の方法でサンプルを作
製したところ、クリーニング液の塗布量が2mg/m2
で除去後の残存量は0.2mg/m2であった。このサ
ンプルについて実施例1と同一の評価試験を行ったとこ
ろ、液切れによる塗布ムラや接触不均一による塗布ムラ
の多い不鮮明な画像しか得られなかった。なお、本比較
例で使用したクリーニング液塗布具は、クリーニング液
をスポイトで供給しなければならないために使い勝手の
悪い塗布具であった。
【0035】比較例7 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は比較例6と同一の方法でサンプルを作製したとこ
ろ、クリーニング液の塗布量が1mg/m2で除去後の
残存量は0.2mg/m2であった。このサンプルにつ
いて実施例1と同一の評価試験をを行なったところ、比
較例6と同等の結果が得られた。
【0036】実施例9 クリーニング液の除去部材として一つの綾線を有するウ
レタンゴムブレードを使用し、この部材をクリーニング
液回収容器を備えた保持具に固定して除去具を作製し
た。この除去具を熱転写インクシート表面に7kg/m
2重の力で圧接してクリーニング液を除去したが、それ
以外は実施例1と同一の方法でサンプルを作製した。こ
のサンプルでは、クリーニング液の塗布量が5mg/m
2で除去後の残存量は定量不能なほど少なかった。この
サンプルについて実施例1と同一の評価試験を行ったと
ころ、画像の一部にクリーニング液の塗布ムラが認めら
れたがクリーニング液の除去ムラは認められず、実施例
1や5の場合よりゴミや融着による欠陥の少ない鮮明な
画像が得られた。また、本実施例のクリーニング液除去
具では、クリーニング液回収容器を備えているためにク
リーニング液とゴミを飛散させずに回収することができ
た。
【0037】実施例10 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は実施例9と同一の方法でサンプルを作製したとこ
ろ、クリーニング液の塗布量が4mg/m2で除去後の
残存量は定量不能なほど少量であった。このサンプルを
使用し実施例1と同一の評価試験を行ったところ、実施
例9とほぼ同等の結果が得られた。
【0038】比較例8 クリーニング液の除去部材として綾線を持たない綿布巻
き付け丸棒を使用し、除去部材の保持具にクリーニング
液回収容器を設けなかった以外は実施例9と同一の方法
でサンプルを作製したところ、クリーニング液の塗布量
が4mg/m2で除去後の残存量は0.1mg/m2であ
った。このサンプルを使用し実施例1と同一の評価試験
を行ったところ、除去部材の接触不均一によるクリーニ
ング液除去ムラと、除去後のクリーニング液が再びイン
クシート表面に飛散して形成されたムラによって、不鮮
明な画像しか得られたかった。
【0039】比較例9 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は比較例8と同一の方法でサンプルを作製したとこ
ろ、クリーニング液の塗布量が5mg/m2で除去後の
残存量は0.2mg/m2であった。このサンプルを使
用し実施例1と同一の評価試験を行ったところ、比較例
8と同等の結果が得られた。
【0040】実施例11 クリーニング液として信越シリコン製シリコンオイルK
F96を使用した以外は実施例1と同一の方法でサンプ
ルを作製したところ、クリーニング液の塗布量が4mg
/m2で除去後の残存量は0.2mg/m2であった。こ
のサンプルを使用し実施例1と同一の評価試験を行った
ところ、多少の塗布ムラや除去ムラのほかクリーニング
液の飛散痕も僅かに認められたが、実施例1の場合より
ゴミによる画像欠陥が少なく、融着による画像欠陥のほ
とんどない画像が得られた。
【0041】実施例12 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は実施例11と同一の方法でサンプルを作製したとこ
ろ、クリーニング液の塗布量が6mg/m2で除去後の
残存量は0.1mg/m2であった。このサンプルを使
用し実施例1と同一の評価試験を行ったところ、実施例
11と同等の結果が得られた。
【0042】実施例13 クリーニング液の塗布具を実施例7で使用したものと同
一品とすると共に、クリーニング液に実施例11で使用
したシリコンオイルKF96を使用し、それ以外の点で
は実施例9の場合と同一の方法でサンプルを作製したと
ころ、クリーニング液の塗布量が0.6mg/m2で除
去後の残存量は定量不能なほど少量であった。このサン
プルを使用し実施例1と同一の評価試験を行ったとこ
ろ、クリーニング液の塗布ムラ、除去ムラ及び飛散痕は
認められず、ゴミによる欠陥や融着による欠陥もほとん
ど認められない緻密で鮮明な画像が得られた。
【0043】実施例14 熱転写インクシート裏面にクリーニング液を塗布した以
外は実施例13と同一の方法でサンプルを作製したとこ
ろ、クリーニング液の塗布量及び残存量は実施例13の
それと同一であった。また、実施例1と同一の方法で評
価試験を行った結果も実施例13の場合とほぼ同一であ
った。
【0044】実施例15 熱転写プリンターを改造して、図1の様に各構成要素を
配置した試作機を作成した。この時の各構成要素に使用
した部材は、実施例7の塗布具、実施例9の除去部材、
実施例11のクリーニング液を使用した。この装置にお
ける評価の結果、実施例13と同等の結果が得られた。
【0045】実施例16 各構成要素の配置を図2の様にした以外は実施例15と
同様に装置を作成し、評価した結果、実施例14と同等
の結果が得られた。
【0046】実施例17 実施例1のサンプル作製の後に、その同じシートのイン
ク層面と反対側の面(裏面)を実施例2と同様に処理し
サンプルとした。以上のようにして作製したサンプルに
ついて実施例1と同一の評価試験を行ったところ、実施
例1と同等の結果が得られた。
【0047】
【発明の効果】請求項1の熱転写記録方法によれば、熱
転写インクシートの表・裏面に付着しているゴミが除去
されると共に、熱印加時に発生する該インクシートと記
録ヘッド及び/又は受像シート間の熱融着が防止され
る。そして、請求項1の記録方法ではインクシート表・
裏面のゴミ除去の際にインクシート表・裏面が傷付いた
り汚染したりしないから、請求項1の方法で形成される
画像は従来の熱転写記録方法で形成される画像より欠陥
が少なく鮮明な画像である。請求項2の熱転写記録装置
は、請求項1に記載した熱転写記録方法を実現するため
の装置であり、該装置によれば欠陥が少なく鮮明な記録
画像を効率良く形成させることができる。請求項3の熱
転写記録方法では、熱転写インクシート表・裏面のゴミ
を除去するクリーニング液にシリコン油が含まれている
ために、ゴミの除去効果や前記した融着防止効果が更に
高められるから得られる画像の品質が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱転写インクシートのインク層が形成されてい
る面のゴミを除去する装置を備えた本発明の熱転写記録
装置の説明図である。
【図2】熱転写インクシートのインク層が形成されてい
ない面のゴミを除去する装置を備えた本発明の熱転写記
録装置の説明図である。
【符号の説明】
1 クリーニング液塗布部分 1−a クリーニング液塗布部材 1−b クリーニング液供給口 2 クリーニング液除去部分 2−a クリーニング液除去部材 2−b クリーニング液回収容器 3 バックアップローラー 4 プラテンローラー 5 記録ヘッド 6 熱転写インクシート 7 受像シート 8 クリーニング液
フロントページの続き (72)発明者 望月 秀洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受像シートと熱転写インクシートを重
    ね、熱転写インクシートの裏面から熱を印加して受像シ
    ートにインクを転写する熱転写記録方法において、受像
    シートと熱転写インクシートを重ね合せる前に、液の含
    浸が可能で該インクシートと接する面が平面状に形成さ
    れている塗布部材を使用し、クリーニング液が含浸され
    ている該部材を前記インクシートの表面及び/又は裏面
    に接触させてクリーニング液を塗布し、次いで表面が前
    記インクシートの表・裏面より軟質で稜線が形成されて
    いるクリーニング液除去部材を前記インクシートの表面
    及び/又は裏面に圧接してクリーニング液を除去後、ク
    リーニングされた前記のインクシートと受像シートを重
    ね合せて熱転写インクシートの裏面から熱を印加するこ
    とを特徴とする熱転写記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した熱転写記録方法を実
    施するための装置において、 熱転写インクシートの表面及び/又は裏面に、液の含
    浸が可能で該インクシートと接する面が平面状に形成さ
    れている塗布部材を使用してクリーニング液を塗布する
    手段、 熱転写インクシートの表面及び/又は裏面に塗布され
    ているクリーニング液を、表面が該インクシートの表・
    裏面より軟質で稜線が形成されているクリーニング液除
    去部材によって除去・回収する手段、 及びの手段で清浄にされた熱転写インクシートと
    受像シートを重ね合せてから、該熱転写インクシートの
    裏面から熱を印加して受像シートにインクを転写する手
    段、 の3手段が順次連結されていることを特徴とする熱転写
    記録装置。
  3. 【請求項3】 クリーニング液にシリコン油が含有され
    ていることを特徴とする請求項1の熱転写記録方法。
JP5182031A 1993-06-28 1993-06-28 熱転写記録方法及び装置 Pending JPH0781100A (ja)

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