JPS63289050A - 加硫可能ゴム組成物 - Google Patents

加硫可能ゴム組成物

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JPS63289050A
JPS63289050A JP62123665A JP12366587A JPS63289050A JP S63289050 A JPS63289050 A JP S63289050A JP 62123665 A JP62123665 A JP 62123665A JP 12366587 A JP12366587 A JP 12366587A JP S63289050 A JPS63289050 A JP S63289050A
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哲夫 東條
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム
、エピクロルヒドリンゴム、塩素化ポリエチレン等の塩
素含有ゴムの加硫可能ゴム組成物に関する。
(従来技術及び問題点) 塩素含有ゴムは、一般に加硫されて自動車部品、電気部
品、建材、一般工業部品等の用途に幅広く利用されてい
る。
この塩素含有ゴムの加硫を、加硫剤としてトリアジン誘
導体を用いて行なうことは、従来公知である(特公昭4
8−36926号公報、特公昭53−10099号公報
)。
然しなから、加硫剤としてトリアジン誘導体を従来公知
の処方に従って塩素含有ゴムに配合した場合、貯菫安定
性に難があり、加硫速度の低下等を生じ、ゴム製品の製
造工程においてトラブルを生じ易いという問題がある。
従りて本発明は、強度、耐熱老化性等の優れた特性を有
する加硫物を得ることが可能であり、且つ貯菫安定性に
優れ、加硫性の低下等の不都合を生じることのない塩素
含有ゴムの加硫可能組成物を提供することを技術的課題
とする。
(発明の構成) 本発明の加硫可能ゴム組成物は、 (−)  塩素含有ゴム、 及び、 (b)  加硫剤として、下記一般式、式中、R1は、
−NR2R,、−〇R2又は−SR2を表わし、ここで
12. R3はそれぞれ水素原子、未置換乃至置換アル
キル基、又は未置換乃至置換アリール基を表わすものと
する、 で表わされるトリアジンチオール類、 を必須成分として含有しているものであり、更に(c)
加硫助剤として以下の特定のものを使用することが特徴
である。
即ち、本発明においては(c)加硫助剤として、(c−
1)  下記一般式、 式中、nは1乃至3の数、mは1又は2の数であって、 n2mであり、 R4+−1,水素原子、アルキル基、ハロゲン、ニトロ
基、シアノ基又はヒドロキシ基を示し、R5及びR6は
、水素原子、未置換乃至置換のアルキル若しくはシクロ
アルキル基、又は未置換乃至置換アリール基を示し、こ
れらは互いに結合して環を形成していてもよい、 で表わされる芳香族カルボン酸アミン塩、(c−2) 
 下記一般式。
式中。
m、n、R及びR6は前述した意味を有するものであり
、 R7は、置換乃至未置換の一価乃至三価の炭化水素基、
又は直接結合を示す、 で表わされる脂肪族カルがン酸アミン塩、若しくは、 (c−3)  下記一般式、 式中、R4,R5及びR6は前述した意味を有し、qは
1又は2の数を示す、 で表わされるフェノールアミン塩、 を使用するものである。
(作用) 即ち本発明は、塩素含有ゴムの加硫剤として前記一般式
(I)で表わされるトリアジン類を用いた場合において
、加硫助剤として前記一般式(II)乃至■で表わされ
る芳香族又は脂肪族カルがン酸アミン塩、或いはフェノ
ールアミン塩を使用することが顕著な特徴である。
本発明においては、上記の如くトリアジン類と特定の加
硫助剤とを組み合わせて用いることによって、後述する
実施例に示す通り、加硫速度の低下が有効に抑制され、
またゴム組成物の貯蔵安定性が良好に維持されるのであ
る。
本発明においてこの様に加硫速度の低下が抑制され、ま
たゴム組成物の貯蔵安定性が良好に維持されることの理
由は未だ明確ではないが、前記の様なトリアノン類と加
硫助剤との組み合わせにおいては、ゴム組成物中に両者
がそれぞれ安定な状態で存在し、夫々加硫剤及び加硫助
剤として有効に作用するためであるのではないかと考え
られる。
また本発明において加硫助剤として用いられるアミン塩
は安定な粉体であるため、配合工程において非常に取扱
い易いという利点も発揮する。
更に本発明によれば、用途等に応じて、カルボン酸又は
フェノールと組み合わせるアミンの種類を適宜選択して
加硫助剤を用いることによって、加硫速度を広範囲に適
宜変更し得るのである。
(発明の好適な態様) 塩素含有ゴム(&) 本発明においては、それ自体公知の塩素含有ゴムは全て
使用することができるが、特に塩素化エチレン・α−オ
レフィン共重合ゴム、エピクロルヒドリンゴム、及び塩
素化ポリエチレンが好適に使用される。
(i)  塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム かかる塩素含有ゴムとしては、α−オレフィンの炭素数
が3乃至10個であり、塩素含有量が5乃至45重量%
、好適には15乃至40重量%、最も好適には20乃至
35重量%であり、且つムーニー粘度ML、+4(12
1℃)が10乃至160、好適には15乃至130、最
も好適には20乃至100の範囲にあるものを用いる。
更に、塩素化前のエチレン・α−オレフィン共重合ゴム
が、ヨウ素価表示で10以下の非共役ポリエン成分を含
有していてもよい。
(ii)  エピクロルヒドリンゴム エピクロルヒドリンゴムとしては、エピクロルヒドリン
の単独重合体のみならず、エピクロルヒドリンとエチレ
ンオキシドとの共重合体、エヒクロルヒドリンープロピ
レンオキシド共重合体、エピクロルヒドリン−エチレン
オキシド−プロピレンオキシド共重合体、及びこれら単
独重合体乃至は共重合体にアルリルグリシジルエーテル
を共重合せしめたものを含む。
この塩素含有量は1通常15乃至40重量−の範囲にあ
る。
本発明においては、特にムーニー粘度ML1+4(10
0℃)が20乃至150の範囲にあるものが、成形性、
作業性等の見地から好適に使用される。
GiD  塩素化ポリエチレン 塩素化ポリエチレンは、塩素含有量が20〜50重量%
であり、且つ比重が1.05乃至1,30の範囲にある
この塩素化ポリエチレンは、クロロスルホニル基として
硫黄を1,5重量%以内の量で含んでいてもよい。
加硫剤(b) 本発明において加硫助剤としては、前記一般式%式% 式中、R1は、−NR2R,、−0R2又は−sR2ヲ
表わし、ここでR2,R3はそれぞれ水素原子、未置換
乃至置換アルキル基、又は未置換乃至置換アリール基を
表わすものとする、 で表わされるトリアジンチオール類が使用される。
かかる一般式(1)で表わされるトリアジンチオール類
としては、具体的には、 トリアジン−2、4、6−トリチオール、2−ブチルア
ミノトリアジン−4,6−ジチオール、2−へキシルア
ミノトリアジン−4,6−ジチオール、2−ジエチルア
ミノトリアノン−4,6−ジチオール、2−ブトキシト
リアノン−4,6−ジオール等を挙げることができる。
加硫助剤(c) 加硫助剤としては、前記一般式(II)乃至立て表わさ
れる芳香族カルゲン酸アミン塩、脂肪族カルボン酸アミ
ン塩及びフェノールアミン塩がそれぞれ単独又は2種以
上の組み合わせで使用される。
(c−1)  芳香族カル、ゼン酸アミン塩このタイプ
の加硫助剤は、前記一般式ω)、即ち、式中、nは1乃
至3の数、mは1又は2の数であって、 n≧mであり、 R4u、水素原子、アルキル基、ノーロダン、ニトロ基
、シアノ基又はヒドロキシ基を示し、R及びR6は、水
素原子、未置換乃至置換アルキル基、又は未置換乃至置
換アリール基を示し。
これらは互いに結合して環を形成していてもよい、で表
わされる。
かかる一般式(1)の芳香族カルボン酸アミン塩におい
て、アミンと塩を形成すべき芳香族カルがン酸としては
、例えば、安息香酸、メチル安息香酸、フタル酸、ベン
ゼントリカルがン酸、サリチル酸、p−オキシ安息香酸
等が好適に使用される。
(c−2)  脂肪族カルゲン酸アミン塩このタイプの
加硫助剤は、前記一般式(至)、即ち、式中、 m + n * R4及びR5は前述した意味を有し、
R7は、置換乃至未置換の一価乃至三価の炭化水素基又
は直接結合を示す、 で表わされる。
かかる一般式(If)の脂肪族カルがン酸アミン塩にお
いて、アミンと塩を形成すべきカルボン酸としては、具
体的には酢酸、グロピオン酸、酪酸、イン酪酸、吉草酸
等のモノカルボン酸類や、シュウ酸、マロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸等のジカルボン酸類及びす
7テン酸類等が好適に使用される。
(c−3)  フェノールアミン塩 このタイプの加硫助剤は、前記一般式動、即ち、式中、
R4,R5及びR6は前述した意味を有し、−qは1又
は2の数を示す、 で表わされる。
かかる一般式ωの7エノールアミン塩において、アミン
と塩を形成すべきフェノール類としては、例えばフェノ
ール、クレゾール類及びヒドロキシ基やレゾルシン等の
ジヒドロキシベンゼン類等カ好適に使用される。
また上述したカルボン酸乃至は7エノール類と塩を形成
すべきアミンとしては、ジシクロヘキシルアミン、ピペ
リジン、ノブチルアミン、シクロヘキシルアミン、テト
ラメチルグアニジン、ジアゾビシクロウンデセン、ジプ
ロピルアミン、ジ−tart −ブチルアミン等を挙げ
ることができる。
本発明においてこれら加硫助剤は、単独で或いは二種以
上の組み合わせで使用することができる。
加硫可能ゴム組成物 本発明の加硫可能コ9ム組成物は、前述した塩素含有ゴ
ム(a)、加硫剤(b)及び上記加硫助剤を必須成分と
して含有する。
加硫剤(b)は、塩素含有コ0ム(a)100.g当た
り0.001乃至0.025モル、好適には0.001
5乃至0.02モル、最も好適には0.003乃至0.
013モルの割合で配合される。
加硫剤の配合量が上記範囲よりも小さい場合には、好適
なゴム弾性を有する加硫物が得られず、また、上記範囲
よりも多量に配合すると、伸びが低下し実用に供し難く
なる傾向がある。
また加硫助剤(c)は、通常加硫剤(b)と等モル乃至
5モル倍量の割合で使用されるが、特に塩素含有ゴム(
a) 1001当たり0.002乃至0.075モルの
割合で使用するのがよい。この加硫助剤(c)の使用量
があまりにも少ないと必要な加硫速度が得られず、また
あまりに多い場合には発泡等の不都合を生ずる場合があ
る。
配合剤 本発明のゴム組成物においては、前記必須成分に加えて
、意図する加硫物等の性質に応じてそれ自体公知の配合
剤、例えばゴム用補強剤、充填剤、軟化剤等を配合する
ことができる。
この場合、組成物中の塩素含有ゴムの割合が、用途によ
っても異なるが一般に25重量%以上、特に35重量−
以上となる様にすることが好適である。
補強剤としては、例えばSRF 、 GPE 、 FE
F 。
HAF、 l5AF、 SAF、 FT、 MTなどの
各種カーがンブラック、微粉けい酸などが適宜用いられ
る。充填剤としては、例えば軽質炭酸カルシウム、重質
炭酸カルシウム、メルク、クレーなどが用いられる。こ
れらの補強剤および充填剤は、いずれも塩素含有ゴム1
00重量部当り通常、200重量部以下、好ましくは1
50重量部以下の量で配合される。
また軟化剤としては、例えばプロセスオイル、潤滑油、
パラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセ
リンなどの石油系物質、コールタール、コールタールピ
ッチなどのコールタール類、ヒマシ油、アマニ油、ナタ
ネ油、ヤシ油などの脂肪油、トール油、サブ、密ロウ、
カルナウバロウ。
ラノリンなどのロウ類、リシノール酸、ノやルミチン酸
、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウムなど
の脂肪酸またはその金属塩、石油樹脂、アタクチックポ
リプロピレン、クマロンインデン樹脂などの合成高分子
物質、ジオクチル7タレート、ジオクチルアジペートな
どのエステル系可塑剤、その他マイクロクリスタリンワ
ックス、サブ(ファクチス)、液状ポリブタジェン、変
性液状ポリブタジェン、液状チオコール等を挙げること
ができる。
これらの軟化剤は、一般に塩素含有ゴム100重量部当
たり100重量部以下、好ましくは70重量部以下の量
で適宜配合される。
更に金属活性化剤として酸化マグネシウム、高級脂肪酸
亜鉛、鉛丹、リサージ、酸化カルシウム等を使用し得る
。これらの金属活性化剤は、塩素含有ゴム100重量部
当たり3乃至15重量部、好ましくは5乃至10重量部
の範囲で使用するのがよい。
更に、各様なゴム加工工程に対処するためには、オキシ
メチレン構造を持つ化合物の添加及びスコーチ防止剤の
添加が推奨できる。
オキシエチレン構造を持つ化合物としては、エチレング
リコール、ポリエチレングリコール、フロピレンゲリコ
ール、ポリプロピレングリコールなどが例示でき、通常
これらは塩素含有ゴム100重量部に対し2〜10重量
部、好ましくは3〜5重量部用いられる。
スコーチ防止剤としては公知のスコーチ防止剤を用いる
ことができ、無水マレイン酸、チオイミド系化合物、ス
ルホンアミド系化合物などを例示できる。上記成分は通
常、塩素含有ゴム100重量部に対し0.2〜5.0重
量部、好ましくは0.3〜3重量部の割合で用いられる
又、老化防止剤を使用すれば、本発明の組成物から得ら
れる加硫物の材料寿命を長くすることが可能であること
も通常のゴムにおけると同様である。この場合に使用さ
れる老化防止剤としては、例えばフェニルナフチルアミ
ン、N、N’−ジ−2−ナフチル−p−7エニレンジア
ミンなどの芳香族二級アミン系、ジブチルヒドロキシト
ルエン、テトラキス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ)ヒドロシンナメートコメタンなど
のフェノール系安定剤ビス〔2−メチル−4−(3−n
−アルキルチオグロピオニルオキシ)−5−t−ブチル
フェニル〕スルフィドなどのチオエーテル系安定剤ジブ
チルジチオカルバミン酸ニッケルなどのジチオカルバミ
ン酸塩系安定剤が単独あるいは21!1以上の併用で配
合される。
このような老化防止剤の使用量は、塩素含有ゴム100
重量部に対して通常0.1〜5,0重量部、好ましくは
0.5〜3.0重量部の割合に選ぶ。
次に加工助剤としては、通常のゴムの加工に使用される
ものが使用できりシノール酸、ステアリン酸、パルミチ
ン酸、ラウリン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、上記酸のエステル類
など、高級脂肪酸、その塩及びそのエステル類などを例
示できる@これらの加工助剤は通常の場合には、塩素含
有ゴム100重量部に対して約10重量部まで、好まし
くは約1〜5重量部用いられる。
ゴム組成物の調製 がム配合物は、例えば次のような方法で調製され得る。
塩素化ゴムおよび補強剤、充填剤、軟化剤などの添加剤
をバンバリーミキサ−の如きミキサー類を用いて約80
〜170℃の温度で約3〜10分間混練した後、加硫剤
、加硫助剤をオープンロールの如きロール類を用いて追
加混合し、ロール温度約40〜80℃で約5〜30分間
混練して分出し、リデン状またはシート状のゴム配合物
を調製する。あるいは、塩素含有ゴムおよび配合剤を約
80〜100℃に加熱された押出機に直接供給し、滞留
時間を約0.5〜5分間とることにより、ペレット状の
ゴム配合物を調製することもできる。
加硫 かくして調製された本発明の加硫可能塩素含有ゴム組成
物は、例えば、押出成形機、カレンダーロール、ブレス
などにより所望の形状に成形され、成形と同時にまたは
その成形品の加硫槽内で、通常的150〜270℃の温
度に約1〜30分間加熱する方法により、加硫される。
加硫槽としては、スチーム加硫かん、熱空気加熱槽、ガ
ラスピーズ流動床、溶融塩加硫槽、マイクロ波加硫槽な
どが単独あるいは組合わせて使用される。
用途 本発明のゴム組成物は、加硫物そのもの自体でも電気絶
縁材、自動車工業部品、工業用ゴム製品。
土木建材用品、ゴム引布の原材料として有用である。
電気絶縁材としては、fラグキャ、プ、イグニッシ璽ン
キャップ、ディストリビューターキャッノなどの自動車
エンジン周辺のキャップ類、コンデンサーキャッグ、舶
用電線、自動車用イグニッションケーブルなどの電線の
通電部を円筒状に被覆した絶縁層、ケーブルジ、インド
カバーなどに具体的に使用される。
自動車工業部品としては、ラジェーターホース。
フューエルホースナトのホース類、マたパン/臂−。
パンツや一フィラー、パンパーストリ、7°、バンパー
サイドガード、オーバーライダー、サイドプロテクショ
ンモールなどの自動車外装部品、各種ウェザ−ストリッ
プ類、ブーツ、ゲールゾ、インドシール、各種防振がム
などに使用できる。
工業用がム製品としては、ロール、バッキング。
ライニング、ベルトなどに使用できる。
また土木建材用としてはルーフィングシート、耐熱ベル
ト、建築用ガスケット、ノ1イウエイジョイントシール
などに使用される。
ゴム引布としては、防水布、天幕、レジャーシートなど
に使用される。
発泡性ゴム組成物 本発明の加硫可能ゴム組成物においては、加硫に先立っ
てゴム配合物中に発泡剤および必要に応じて発泡助剤を
配合し、断熱材、クッション材、シーリング材、防音材
、電気絶縁材などに使用し得る発泡加硫物とすることも
できる。
発泡剤としては、例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウム、亜
硝酸アンモニウムなどの無機発泡剤; N 、 N’−
ジメチル−N 、 N’−ジニトロソテレフタルアミド
、N 、 N’−ジニトロソペ/タメチレンテトラミy
などのニトロソ化合物;アゾジカルボンアミド、アゾビ
スイソブチロニトリル、アゾシクロへキシルニトリル、
アゾジアミノベンゼン、バリウム、アゾジカルボキシレ
ートなどのアゾ化合物;ベンゼンスルホニルヒドラジド
、トルエンスルホニルヒドラジド、p * p’−オキ
シビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド>、ジフェニル
スルホy−3,3’−ジスルホニルヒドラジドなどのス
ルホニルヒドラジド化合物;カルシウムアジド、4.4
’−ジフェニルジスルホニル7ジ)”、p−)ルエンス
ルホニルアジドなどのアジド化合物が挙げられ、特にニ
トロソ化合物、アゾ化合物およびアジド化合物が好んで
使用される。
これらの発泡剤は、塩素化ゴム100重量部描り通常的
0.5〜30重量部、好ましくは約1〜20重量部の割
合で配合され、一般に見掛比重約0.03〜0.7程度
の発泡体を形成させる。
発泡剤と共に使用することもできる発泡助剤としては、
サリチル酸、フタル酸、ステアリン酸などの有機酸ある
いは尿素またはその誘導体などが使用され、発泡剤の分
解温度の低下、分解促進、気泡の均一化などの働きを示
す。
次に実施例に基づいて本発明を説明する。
(実施例) 実施例1 塩素化エチレン−1−ブテン共重合ゴムを以下の方法で
製造した。
エチレン・1−ブテン共重合ゴム(エチレン含[92モ
ルチ、ムーニー粘度ML1+a (100℃)21.1
00flk41の四塩化炭素に溶解し、これを攪拌機お
よび温度計金偏えた容fi:61のガラス製反応容器温
度を60℃に保ちながら、容器の外側から20W昼光色
螢光灯を照射しつつ、反応容器内に塩素ガス’i2.0
,9/分の割合で導入し、65分間塩素化反応を行なっ
た。その後、窒素ガスを反応容器に通じ、過剰の塩素ガ
スを除去した。
次にこの溶液に大過剰のメタノールを加え、塩素化ゴム
を析出させた。これを口過後、室温において減圧下で乾
燥した。
このようにしてできた塩素化エチレン・1−ブテン共重
合ゴムの塩素含量はボンベ燃焼法で測定したところ27
 vt%であυ、ムーニー粘度ML、+4(100℃)
は56であった。
次に以下の方法で加硫助剤を調整した。
12.2 # (0,1モル)の安息香酸を1001の
アセトンに溶解させ、攪拌しながら8.51i+(0,
1モル)のピペリジンを滴下した。析出した結晶を濾過
した後、乾燥させた。白色結晶の安息香酸・ピペリジン
塩(モル比x:1)18.6Ji+(収率89.9%)
を得た。
同じく、12.2.9 (0,1モル)の安息香酸を1
00−のアセトンに溶解させ、攪拌しながら17.7 
# (0,1モル)のジシクロヘキシルアミンを滴下し
た。析出した結晶を濾過し、乾燥させた。
白色結晶の安息香酸・ジシクロヘキシルアミン塩(モル
比x:1)26.2.F(収率90.0チ)を得た。
次に、下記の割合で各種配合剤を配合した。
m素化!チレン・α−オレフィン共重合ゴム 100.
0ステアリン#11.0 酸化マグネシウム”            7.0F
EF・カービン” 250.0 プロセスオイル” ’            20.
0ジブチルアミノトリアジンゾチオール  (0,00
7モル)安息香酸・ピペリジン塩        (0
,014モル)$1協和化学社製 商品名キョーワマグ
150傘2旭カーゼン社製 商品名部+60 $3出光興産社製 商品名ダイアナプロセスオイルMS
−220 傘4三協化成社製 商品名ZISNET−DB配合に際
しては、まず塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴ
ム、ステアリン酸、マグネシア、FEF・カーテン及ヒ
プロセスオイルに4.31F)バンバリーミキサ−(神
戸製鋼所製DCC型)で6分間混練し、室温下に1日間
放置した。次に、この混線物に加硫剤全14インチオー
プンロールで加えた。このときのロール表面温度は前ロ
ール60℃、後ロール70℃、回転数は前ロール16 
rpm、後ロール18 rprnであった。
この配合ゴムをシート出しし1時間常温放置の後、16
0℃での加硫曲線を東洋精機製オシレ−テイングデイス
クレオメータ−で得た。(加硫曲線A) 次にこのコンパウンドの貯蔵安定性を見るため40℃に
調整したエアオープンに配合コ9ムシート196時間放
置した。常温に戻し1時間後再び260℃での加硫曲線
を得た(加硫曲線B)。結果を図1に示す。
更にこの加硫曲線から以下の式を使って加硫速度定数を
得た・ 更に次式により加硫速度定数比rf求めた。
r =i= km/にム 加硫速度比(r)は表1中に示す。
次にこの混線後1時間常温放置した配合コ゛ムを160
℃で20分間プレス加硫して厚さ2wmの加硫ゴムクー
トt−作成した。このシートラ用いJISK6301の
方法に従い、引張強さ伸びを測定し次。更にこの加硫ゴ
ムシートを用い135℃−72時間の耐熱老化試験t、
同じ< JISK6301の方法に従い行りた。結果を
表1に記す。
実施例2 実施例1で配合処方を以下の如くした以外は実施例1と
全く同様に行った。
塩素化エチレン・α−オレフィン共重合がA   10
0.0ステアリン酸               1
.0酸化マグネシウム”            7.
OFlmF−カーボン”250.0 プロセスオイル” ’            20.
0ジブチルアミノトリアジンジチオール  (0,00
7モル)結果を表1、図2に示す。
実施例3 実施例1で配合処方を以下の如くした以外は、実施例1
と全く同様に行った。
塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム  100
.0ステアリン酸              1.0
酸化マグネシウム*17.0 FEF・オープン” 2             5
0.0プロセスオイル” 5           2
0.0ジブチルアミノトリアジンジチオール  (0,
007モル)結果を表1、図3に示す。
比較例1 実施例1で製造した塩素化エチレン・1−ブチ/共重合
ゴムを使い下記の割合で各種配合剤を配合した。
!素化エチレン・1−ブテン共重合ゴム  100.0
(fiミステアリン             1.0
〃酸化マグネシウム           7.0〃F
EF・カーボン             50.0/
/プロセスオイル           20.0 1
/ジブチルアミノトリアジンジチオール  0.007
(モル)傘 大向新興社製 商品名ツクセラーPPD混
線、測定は実施例1と同様に行った。
結果は図4及び表1に示す。
比較例2 実施例1で製造した塩素化エチレン・1−ブチ/共重合
ゴムを使い下記の割合で各種配合剤を配合した。
塩素化エチレン・1−ブテン共重合ゴム  100.0
(aMステアリン酸             1.O
I酸化マグネシウム            7.0〃
FEF・カー♂ン             50,0
  Fプロセスオイル           20.O
If混線、測定は実施例1と同様に行った。結果を第5
図及び表IK示す。
比較例3 実施例1で製造した塩素化エチレン°1−ブテン共重合
ゴムを使い下記の割合で各種配合剤を配合した。
塩素化エチレン・1−ブテン共重合ゴム  100.0
 C9>ステアリン酸             1.
0〃酸化マグネシウム           7.0〃
FEF・力−ゼン             50.O
IIプロセスオイル           20.0 
7混線、測定は実施例1と同様に行った。結果を第6図
及び表1に示す。
比較例4 実施例1で製造した塩素化エチレン・1−ブテン共重合
ゴムを使い下記の割合で各種配合剤を配合した。
塩素化エチレン・1−ブテン共重合ゴム  100.0
(巧ステアリン酸             1.0〃
酸化マグネシウム           7.0〃FE
F・カーボン             50.0 1
プロセスオイル           20.0 1ジ
グチルアミノトリアジンジチオール  0.007 (
モル)これ全実施例1と同様に混練し、シート出しした
。実施例1と同様に加硫ゴムシートを作成し試験に供し
た。結果を表1に示す。
実施例4 実施例1で加硫剤としてジブチルアミノトリアジンジチ
オールのかわシに、トリアジントリチオールを用い、下
記の割合で各種配合剤を配合した以外は実施例1と同様
に行った。
塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム  100
.0ステアリン酸              1.0
酸化マグネシウム$17.0 FEF・カーピン” 250.0 プロセスオイル” ’             20
.0トリアジントリチオール      (0,003
モル)混線、測定は実施例1と同様に行った。結果を表
1に示す。
実施例5 実施例1で、加硫助剤として安息香酸・ピd IJジン
塩を用いたかわ9に、以下の方法で調製したフェノール
・ピペリジン塩を使用し以下に記す配合処方にした以外
は実施例1と全く同様に行った。
加硫助剤の製造 9.41 (0,1モル)の7−ノーkk l 00r
alのアセトンに溶解させ攪拌しながら8.5.9 (
0,1モル)のピペリシンを滴下した。析出した結晶を
ろ過し、乾燥させた。白色結晶のフェノール・ピペリジ
ン塩(モル比1:1)17.0.l収率55.0チ)を
得た。
[E化エチレン・l−ブテン共重合ゴム  100.0
(#)ステアリン酸             1.0
 7酸化マグネシウム           7.0〃
FEF・カーがン            50.ON
プロセスオイル           20.0  #
ジプチルアミノトリアジンジチオール  0.007 
(モル)フェノール・ピペリジン塩0.014 (モル
)混線、測定は実施例1と同様に行った。結果を表1に
示す。
実施例6 実施例1の加硫助剤である安息香酸・ピペリシン塩に代
えて以下の方法で調製した、アジピン酸・ピペリジン塩
を使用し、以下に記す配合処方にした以外は実施例1と
全く同様に行った。
加硫助剤の製造 7.3 、F (0,05モル)のアジピン酸を100
−のメタノールに溶解させ攪拌しながら8.51(0,
1モル)のピペリジンを滴下した。析出した結晶を口過
し、乾燥させた。白色結晶のアジビン酸・ピペリジン塩
(モル比1:2)13.3f9(収率84.2チ)を得
た。
配合処方 塩素化エチレン弓−プテン共重合ゴム  100.0(
狗ステアリン酸             1.01酸
化マグネシウム           7.0IFEF
・カーゲン            50.0  #プ
ロセスオイル            20゜0 〃ジ
プチルアミノトリアジンジチオール  0.00 ? 
(モル)アジピン酸・ピペリジン塩    0.007
 (モル)混線、測定は実施例1と同様に行った。結果
を表1に示す。
実施例7 塩素化エチレン・プロピレン・2−ビニル−5−ノルゲ
ルネン共重合ゴムを以下の方法で製造した。
エチレン・プロピレン・2−ビニル−5−ノルがルネン
共重合ゴム〔エチレン含量80モルチ、ヨウ素価3、ム
ーニー粘度ML、+4(100℃)が20]100II
f!:41の四塩化炭素に溶解し、攪拌機、温度計及び
塩素ガス導入管を備えた容量61のガラス製反応器に該
溶液を装入し、温度を60℃に保ちながら、容器の外側
から20W昼光色螢光灯を照射すると同時に反応器内に
塩素ガスを2゜Ob−の割合で導入し、55分間塩素化
反応を行なった。その後、窒素ガスを反応器に通じて過
剰の塩素ガスを除去した。
この溶液に、ジ−tsrt−ブチルヒドロキシトルエン
0.511およびステアリン酸カルシウム0.5Nを添
加した。
次にこれをエバポレーターで濃縮し、更に常温の真空乾
燥機で十分に脱溶媒を行った。
このようにしてできた塩素化エチレン・プロピレン・2
−ビニル−5−ノル♂ルネン共重合コムの塩素含量は2
5wt%、ムーニー粘度虱、+4(121℃)は55で
あった。
この塩素化エチレン・プロピレン・2−ビニル−5−ノ
ルゲルネン共重合ゴムを用いた以外は、実施例1と同様
に配合、混練し、シート出しし九。
実施例1と同様に加硫ゴムシー11作成し、試験に供し
た。結果は表1に示す。
実施例8 市販エピクロルヒドリンゴムを以下の配合処方で混合し
試験に供した。
エピクロルヒドリンゴム’)     100.0ステ
アリン酸            1.OFF、F・カ
ーがン           40.0酸化マグネシウ
ム          5.0トリアジントリチオール
’ )       0.003モル安息香酸・ピペリ
ジン塩       0.009モルl) 日本ゼオン
社製 商品名ゼクロン11002)大円新興社製 商品
名ツクラック224混練は8インチオープンロールt−
用いて60〜70℃で20分行った。
混練されたゴム配合物を160℃で100に9/crR
2の加圧下に30分間プレス加硫し厚さ2msの加硫ゴ
ムシートt−作成した。得られた加硫ゴムシートは25
℃の恒温室に1日放置した後測定に供した。測定結果は
表1に示す。
実施例9 市販塩素化4リエチレンゴムを以下の配合処方で混合し
試験に供した。
塩素化ポリエチレン’ )       100.0ス
テアリン酸            1.08RF・カ
ーがン2ン          50.0ジオクチルテ
レフタレート20.0 酸化マグネシウム          5.0ジブチル
アミノトリアジンジチオール   0.007モル1)
昭和電工社製 エラスレン401A2)東海カーゼン社
製 ジ−ストS 混線は8インチオープンロールを用いて70〜80℃で
20分間行った。
混練されたゴム配合物1160℃で100kl?/cP
R2の加圧下に30分間プレス加硫し厚さ2mの加硫ゴ
ムシートを作成した。得られた加硫ゴムシートは25℃
の恒温室に1日放置した後測定に供した。測定結果は表
1に示す。
比較例5 実施例3で配合を以下の如くした以外は実施例3と全く
同様に行った。
tF[化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム 100
.0 (11)ステアリン酸            
 1.0〃酸化マグネシウム            
7.0〃FEF・カーボン             
50・ONプロセスオイル            2
0.01ジブチルアミノトリアジンジチオール  0.
0009モル安息香酸・ビイリジン塩        
 0.0018モル結果を表IK示す。
比較例6 実施例2で配合を以下の如くした以外は実施例2と全く
同様に行った。
[51E化エチレン・α−オレフィン共11合コム10
0.0(,9)ステアリン酸            
 1.0〃酸化マグネシウム          7.
0(功FEF・カーボン            50
.0  #プロセスオイル           20
.0  #結果を表1に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1における配合ゴム組成物の加硫曲線
を示す線図、 第2図は、実施例2における配合ゴム組成物の加硫曲線
を示す線図、 第3図は、実施例3における配合ゴム組成物の加硫曲線
を示す線図、 第4図は、比較例1における配合ゴム組成物の加硫曲線
を示す線図、 第5図は、比較例2における配合ゴム組成物の加硫曲線
を示す線図、 第6図は、比較例3における配合ゴム組成物の加硫曲線
を示す線図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)塩素含有ゴム、 及び、 (b)加硫剤として、下記一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 式中、R_1は、−NR_2R_3、−OR_2又は−
    SR_2を表わし、ここでR_2、R_3はそれぞれ水
    素原子、未置換乃至置換アルキル基、又は未置換乃至置
    換アリール基を表わすものとする、 で表わされるトリアジンチオール類、 を含有し、更に(c)加硫助剤として、 (c−1)下記一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) 式中、nは1乃至3の数、mは1又は2の数であって、 n≧mであり、 R_4は、水素原子、アルキル基、ハロゲン、ニトロ基
    、シアノ基又はヒドロキシ基を示し、 R_5及びR_6は、水素原子、未置換乃至置換のアル
    キル或いはシクロアルキル基、又は未置換乃至置換アリ
    ール基を示し、これらは互いに結合して環を形成してい
    てもよい、 で表わされる芳香族カルボン酸アミン塩、 (c−2)下記一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) 式中、 m、n、R_5及びR_6は、前述した意味を有し、R
    _7は、置換乃至未置換の一価乃至三価の炭化水素基、
    或いは直接結合を示し、 で表わされる脂肪族カルボン酸アミン塩、 及び、 (c−3)下記一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) 式中、R_4、R_5及びR_6は前述した意味を有し
    、qは1又は2の数を示す、 で表わされるフェノールアミン塩、 から成る群より選択された少なくとも一種のアミン塩を
    含有していることを特徴とする加硫可能ゴム組成物。
  2. (2)塩素含有ゴム(a)が、塩素含量5乃至45重量
    %の塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴムである
    特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
  3. (3)塩素含有ゴム(a)が、ムーニー粘度ML_1_
    +_4(100℃)が20乃至150のエピクロルヒド
    リンゴムである特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物
  4. (4)塩素含有ゴム(a)が、塩素含量10乃至45重
    量%の塩素化ポリエチレンである特許請求の範囲第1項
    記載のゴム組成物。
  5. (5)加硫剤(b)としてのトリアジンチオール類が、
    塩素含有ゴム(a)100g当たり0.001乃至0.
    025molの割合で配合されている特許請求の範囲第
    1項記載のゴム組成物。
  6. (6)加硫助剤(c)が、塩素含有ゴム(a)100g
    当たり0.002乃至0.075モルの割合で配合され
    ている特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  7. (7)前記加硫剤(b)が、ジアルキルアミノトリアジ
    ンチオールである特許請求の範囲第1項記載のゴム組成
    物。
  8. (8)前記加硫剤(b)が、トリアジントリチオールで
    ある特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
  9. (9)加硫助剤(c)として使用される前記一般式(I
    I)で表わされる芳香族カルボン酸アミン塩(c−1)
    において、アミンと塩を形成する芳香族カルボン酸が、
    安息香酸、メチル安息香酸、p−オキシ安息香酸、フタ
    ル酸、ベンゼントリカルボン酸又はサリチル酸の何れか
    である特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
  10. (10)加硫助剤(c)として使用される前記一般式(
    III)で表わされる脂肪酸カルボン酸アミン塩(c−2
    )において、アミンと塩を形成する脂肪族カルボン酸が
    、酢酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸の何れかであ
    る特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
  11. (11)加硫助剤(c)として使用される前記一般式(
    IV)で表わされるフェノールアミン塩(c−3)におい
    て、アミンと塩を形成すべきフェノール類が、フェノー
    ル、クレゾール、レゾルシンの何れかである特許請求の
    範囲第1項記載のゴム組成物。
  12. (12)加硫助剤(c)として使用される前記アミン塩
    において、芳香族乃至脂肪族カルボン酸或いはフェノー
    ル類と塩を形成すべきアミンが、ジシクロヘキシルアミ
    ン、ピペリジン、ジブチルアミン、シクロヘキシルアミ
    ン、テトラメチルグアニジン、ジアザシクロウンデセン
    、ジプロピルアミン、ジ−tert−ブチルアミンの何
    れかである特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
  13. (13)加硫助剤(c)が、安息香酸ピペリジン塩であ
    る特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
  14. (14)加硫助剤(c)が、安息香酸ジシクロヘキシル
    アミン塩である特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物
  15. (15)加硫助剤(c)が、フェノールピペリジン塩で
    ある特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
  16. (16)加硫助剤(c)が、アジピン酸ピペリジン塩で
    ある特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
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