JP3153607B2 - 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物 - Google Patents

塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物

Info

Publication number
JP3153607B2
JP3153607B2 JP02112792A JP2112792A JP3153607B2 JP 3153607 B2 JP3153607 B2 JP 3153607B2 JP 02112792 A JP02112792 A JP 02112792A JP 2112792 A JP2112792 A JP 2112792A JP 3153607 B2 JP3153607 B2 JP 3153607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
olefin copolymer
copolymer rubber
chlorinated ethylene
weight
ethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02112792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05214187A (ja
Inventor
嘉英 松尾
哲夫 東條
堅 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP02112792A priority Critical patent/JP3153607B2/ja
Publication of JPH05214187A publication Critical patent/JPH05214187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3153607B2 publication Critical patent/JP3153607B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩素化エチレン・α−
オレフィン共重合ゴム組成物に関し、詳しくは、可塑性
に優れ、耐熱老化性、耐寒性、耐候性に優れた塩素化エ
チレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】塩素化エチレン・α−オレフィン共重合
ゴムは、耐熱老化性、耐寒性、耐候性に優れたゴムであ
るが、それ自体では可塑性が小さく、従って加工しづら
いという欠点があった。そこで、塩素化エチレン・α−
オレフィン共重合ゴムの可塑性を高めるため、軟化剤が
使用されてきた。
【0003】従来、軟化剤としては、プロセスオイル、
流動パラフィンなどの鉱物油系軟化剤、ひまし油、なた
ね油、ロジンなどの植物油系軟化剤、フタル酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、フマール酸、トリメリット酸などの
アルコールエステルが使用されてきた。
【0004】しかし、昨今のゴム製品は、自動車分野を
中心に、高性能化要求が強く、従来の軟化剤を用いたの
では、耐熱老化性、耐寒性、耐候性などで応えられない
用途がでてきた。それゆえ、塩素化エチレン・α−オレ
フィン共重合ゴムに対し、可塑性を有し、同時に耐熱老
化性、耐寒性、耐候性に優れたゴム組成物を与える軟化
剤の出現が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、昨今
のゴム製品の高性能化要求に応えるゴム組成物を提供す
ることにある。具体的には、充分な加工性と、耐熱老化
性、耐寒性、耐候性を持つ塩素化エチレン・α−オレフ
ィン共重合ゴム組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、塩素含
量が20〜40重量%であり、ムーニー粘度[ML1+4
(121℃)]が10〜190である塩素化エチレン・
α−オレフィン共重合ゴム100重量部と一般式(I) 「化1」R1 OCOOR2 (式中R1 及びR2 は同一または異なるものであって炭
素数1ないし36の直鎖状あるいは分岐のアルキル基、
シクロアルキル基あるいはシクロアルキル基を含むアル
キル基であって、R1 、R2 のうち少なくとも一つ以上
は炭素数6ないし36の直鎖状または分岐状アルキル基
である)で表される長鎖アルキルカーボネートを5ない
し200重量部含むことを特徴とする塩素化エチレン・
α−オレフィン共重合ゴム組成物が提供される。
【0007】塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴ
ムの塩素化前のエチレン・α−オレフィン共重合体のα
−オレフィンが、炭素数で3ないし10であり、エチレ
ンとαオレフィンの割合が、モル基準でエチレン/α−
オレフィン=75/25ないし95/5であることが好
適である。
【0008】
【作用】本発明の塩素化エチレン・α−オレフィン共重
合ゴム組成物は、必須成分として前記した塩素含量とム
ーニー粘度を有する塩素化エチレン・α−オレフィン共
重合ゴムと前記した構造の長鎖アルキルカーボネートを
必須成分とし、該塩素化エチレン・α−オレフィン共重
合ゴム100重量部に対し、該長鎖アルキルカーボネー
トを5ないし200重量部含むことを特徴とする。
【0009】塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴ
ムはそれ自体で、耐熱老化性、耐寒性、耐候性を示し、
長鎖アルキルカーボネートは、塩素化エチレン・α−オ
レフィン共重合ゴムに配合されることにより、塩素化エ
チレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物に優れた加工
性を付与し、しかも他の軟化剤と異なり耐熱老化性、耐
寒性、耐候性に悪影響を与えない。
【0010】本発明においては、該塩素化エチレン・α
−オレフィン共重合ゴム100重量部と該長鎖アルキル
カーボネートが5ないし200重量部を組み合わせるこ
とにより本発明の目的を達成させることを可能としてい
る。即ち上記範囲において、加工性、耐熱老化性、耐寒
性、耐候性に優れたゴム組成物を得ることができる。
【0011】上記比率において該長鎖アルキルカーボネ
ートが5重量部よりも小さいと、目的とする加工性が得
られない。一方、200重量部より大きいと、強度特性
が著しく低下し、所望のゴム組成物を得ることができな
くなる。
【0012】
【発明の好適な実施態様】本発明に使用される塩素化エ
チレン・α−オレフィン共重合ゴム及び長鎖アルキルカ
ーボネートは、次の通りである。
【0013】塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴ
ム 本発明に使用される塩素化エチレン・α−オレフィン共
重合ゴムは、塩素含量が20〜40重量%であり、ムー
ニー粘度[ML1+4(121℃)]が10〜190であ
る塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴムが使用さ
れる。
【0014】塩素化前のエチレン・α−オレフィン共重
合体のα−オレフィンは、炭素数で3ないし10のもの
が好ましい。とりわけ、プロピレン、1−ブテン、4−
メチル−ペンテン−1、ヘキセンが好ましい。エチレン
とαオレフィンの割合が、モル基準でエチレン/α−オ
レフィン=75/25ないし95/5であることが好ま
しい。
【0015】エチレン・α−オレフィン共重合体は上記
の成分の他に、他の重合可能な成分を共重合していても
よく、特にエチレン/α−オレフィン単位の総重量10
0gに対し、5−ビニル−2−ノルボルネンを最大30
mmol含有しているのが好ましい。エチレン・α−オ
レフィン共重合体は、上記各成分をランダム重合させて
得られたゴム状重合体である。
【0016】塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴ
ムは上記により得られたエチレン・α−オレフィン共重
合体を塩素化することにより得られる。
【0017】上記共重合体の塩素化は、例えば共重合体
を粉砕して細粒化し、この細粒を水性懸濁状態にして、
約70〜90℃の温度で分子状塩素と接触させる方法、
四塩化炭素、クロロホルム、テトラクロルエチレンのよ
うな塩素に対して安定な溶媒中に共重合体を溶解し、均
一な溶液状態として分子状塩素と接触させる方法、ある
いはN−クロルアセトアミド、N−クロルサクシイミ
ド、1,3−ジクロル−5,5−ジメチルヒダントイン
のような塩素化合物をロールやバンバリーなどで共重合
体中に均一に練り込み、塩素を遊離する温度に加熱する
方法などによって行なわれ、特に、四塩化炭素、クロロ
ホルムなどのハロゲン系溶媒中で、ラジカル開始剤の存
在化に塩素を吹き込む方法が好ましい。
【0018】塩素化反応後は、次のようにして処理され
る。水性懸濁状態での塩素化の場合、塩素化エチレン・
α−オレフィン共重合ゴムは、水洗を行なうことにより
分子状塩素、副生する塩化水素を除き、乾燥させる。溶
液状態での塩素化の場合には、反応溶液を過剰のメタノ
ールなどの塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム
の貧溶媒中に投入し、沈澱物を濾過し、この溶媒で洗浄
し乾燥させる。
【0019】本発明で使用する塩素化エチレン・α−オ
レフィン共重合ゴムは、塩素含量として20〜40重量
%、好ましくは25〜35重量%であり、この範囲にな
るように塩素化が行なわれる。またムーニー粘度[ML
1+4(121℃)]は、物性、作業性の見地から10〜
190、好ましくは20〜150、さらに好ましくは3
0〜120のものが使用される。
【0020】長鎖アルキルカーボネート 本発明に使用される長鎖アルキルカーボネートは、一般
式(I) 「化1」 R1 OCOOR2 (式中R1 及びR2 は同一または異なるものであって炭
素数1ないし36の直鎖状あるいは分岐のアルキル基、
シクロアルキル基あるいはシクロアルキル基を含むアル
キル基であって、R1 、R2 のうち少なくとも一つ以上
は炭素数6ないし36の直鎖状または分岐状アルキル基
である)で表されものが使用される。
【0021】直鎖状あるいは分岐のアルキル基として以
下のものが例示できる。メチル基、エチル基、n-および
iso-プロピル基、n-、iso-、sec-、およびtert-ブチル
基、n-およびiso-ペンチル基、n-およびiso-ヘキシル
基、n-およびiso-ヘプチル基、n-およびiso-オクチル
基、n-およびiso-ノニル基、n-およびiso-デシル基、n-
およびiso-ウンデシル基、n-およびiso-ドデシル基、n-
およびiso-トリデシル基、n-およびiso-テトラデシル
基、n-およびiso-ペンタデシル基、n-およびiso-ヘプタ
デシル基、n-およびiso-オクタデシル基、n-およびiso-
アイコシル基、n-およびiso-ペンタコシル基、n-および
iso-トリアコンチル基
【0022】シクロアルキルあるいはシクロアルキル基
を含むアルキル基として以下のものが例示できる。シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、ジシクロペンチル
基、トリシクロテトラデカニル基
【0023】これらの長鎖アルキルカーボネートは、通
常以下のようにして合成される。合成反応器は、外部循
環流体によって温度制御できるもので、それに加えて合
成反応時に生成する低沸点留分が選択的に留去できるよ
うにするために、頂部に環流装置を備えた蒸留装置、攪
拌装置および温度計を具備したジャケット付きフラスコ
が使用される。このフラスコに低沸点アルコールを原料
として合成された炭酸エステル(例えばジメチルカーボ
ネート)を、少なくとも化学量論量、好ましくは化学量
論量よりも過剰量の高級アルコールまたは高級アルコー
ル混合物および強塩基性の有機または無機化合物系のエ
ステル交換反応触媒を充填する。反応混合物を攪拌しな
がら加熱し沸騰温度にいたらしめ、生成する低沸点アル
コールを蒸留塔頂部より除去しながら反応を進行させ
る。いくつかのケースでは、低沸点アルコールと最低共
沸混合物を形成する不活性溶媒の存在下で低沸点アルコ
ールの留去を容易にせしめて反応を進行させる。反応の
終了後、触媒を除去するために中和、水洗を行い、しか
る後に不要の副生成物および未反応の原料を留去するこ
とによって、フラスコ内に反応生成物を回収する。
【0024】次に本発明の塩素化エチレン・α−オレフ
ィン共重合ゴム組成物について説明する。 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物 本発明の塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組
成物(以下単にゴム組成物という)において、塩素化エ
チレン・α−オレフィン共重合ゴムにたいする長鎖アル
キルカーボネートの配合割合は用途、目的に応じて選択
される。通常、塩素化エチレン・α−オレフィン共重合
ゴム100重量部にたいし長鎖アルキルカーボネート
は、5〜200重量部配合されることが、本発明の目的
を達する上で必要であり、より好ましくは10〜150
重量部が配合される。
【0025】上記比率において該長鎖アルキルカーボネ
ートが5重量部よりも小さいと、目的とする加工性が得
られない。一方、200重量部より大きいと、強度特性
が著しく低下し、所望のゴム組成物を得ることができな
くなる。
【0026】本発明のゴム組成物は、意図する加硫物の
用途、それに基づく性能に応じてそれ自体公知の配合
剤、例えば、加硫剤、加硫助剤、ゴム用補強剤、顔料、
充填剤、軟化剤、金属活性化剤、スコーチ防止剤、塩酸
吸収剤、老化防止剤、加工助剤などを配合することがで
きる。
【0027】本発明では、ゴム組成物中にしめる塩素化
エチレン・α−オレフィン共重合ゴムと長鎖アルキルカ
ーボネートの総量は、意図する加硫物の性能、用途に応
じて適宜選択されるが、通常40重量%以上、好ましく
は50重量%以上である。
【0028】本発明のゴム組成物の加硫方法としては、
トリアジン加硫、有機過酸化物加硫が適当である。
【0029】トリアジン加硫を行なう場合、加硫剤とし
ては、下記一般式で表わされるトリアジン化合物が使用
される。
【0030】
【化2】 (式中、R1 は−NR2 3 、−OR2 または−SR2
を表わし、ここでR2 、R3 は、それぞれ水素原子、未
置換もしくは置換アルキル基、または未置換もしくは置
換アリール基を表わすものとする。)で表わされるトリ
アジンチオール類が使用される。
【0031】このような一般式で表わされるトリアジン
チオ−ル類として具体的には、トリアジン2,4,6−
トリチオ−ル、2−ジブチルアミノトリアジン4,6−
ジチオ−ル、2−フェニルアミノトリアジン4,6−ジ
チオ−ル、2−ヘキシルアミノトリアジン4,6−ジチ
オ−ル、2−ジエチルアミノトリアジン4,6−ジチオ
−ル、2−ブトキシトリアジン4,6−ジチオールなど
を挙げることができる。
【0032】加硫剤は塩素化エチレン・α−オレフィン
共重合ゴム100gに対して1×10- 3 〜2.5×1
- 2 モル、好ましくは1.5×10- 3 〜2×10
- 2 モル、更に好ましくは3×10- 3 〜1.3×10
- 2 モルの割合で配合される。
【0033】加硫剤の配合量が上記範囲よりも小さい場
合には、好適なゴム弾性を有する加硫物が得られず、ま
た上記範囲よりも多量に配合すると伸びが低下し、実用
に供し難くなる傾向がある。
【0034】加硫剤としてトリアジン化合物を使用する
ときは加硫助剤が添加される。加硫助剤は加硫速度を加
工成形上実用的なものとするために添加される。加硫助
剤としては、酸解離定数(pKa)が7以上の有機塩
基、あるいは有機塩基を発生しうる化合物が使用され
る。
【0035】これらの加硫助剤としては1,8−ジアザ
ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、ラウリルアミ
ン、ベンジルアミン、ジベンジルアミン、N−メチルモ
ルフォリン、ジシクロヘキシルアミン、ジブチルジチオ
カルバミン酸亜鉛、ペンタメチレンジチオカルバミン酸
ピペリジン塩、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾ
リルスルフェンアミド、安息香酸・ピペリジン塩、安息
香酸・ジシクロヘキシルアミン塩、ジフェニルグアニジ
ン、ジオルトトリルグアニジン、ジペンタメチレンチウ
ラムテトラスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフ
ィド、ヨウ化テトラメチルスルフォニウム、塩化テトラ
メチルアンモニウム、臭化テトラブチルホスホニウム、
臭化テトラブチルアンモニウム、ジステアリルジメチル
アンンモニウムクロライドなどのオニウム塩が例示でき
る。
【0036】加硫助剤は、塩素化エチレン・α−オレフ
ィン共重合ゴム100gに対して5×10- 4 〜2×1
- 2 モル、好ましくは1×10- 3 〜1×10- 2
ル、1種単独あるいは2種以上混合して用いられる。
【0037】有機過酸化物加硫を行なう場合、加硫剤と
してはジクミルペルオキシド、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(第三ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサ
ン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(第三ブチルペルオ
キシ)ヘキシン−3、ジ第三ブチルペルオキシド、ジ第
三ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘ
キサン、第三ジブチルヒドロペルオキシドを例示できる
が、なかでもジクミルペルオキシド、ジ第三ブチルペル
オキシド、ジ第三ブチルペルオキシ−3,3,5−トリ
メチルシクロヘキサンが好ましく使用される。
【0038】有機過酸化物の使用量は、塩素化エチレン
・α−オレフィン共重合ゴム100gに対して、通常3
×10- 3 〜5×10- 2 モル、好ましくは1×10
- 3 〜3×10- 2 モルの範囲を選ぶ。
【0039】加硫剤として有機過酸化物を使用するとき
は、加硫助剤の併用が好ましい。加硫助剤としては硫
黄、P−キノンジオキシムなどのキノンジオキシム系、
エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロール
プロパントリメタクリレートなどのアクリル系、ジアリ
ルフタレート、トリアリルイソシアヌレートなどのアリ
ル系、その他マレイミド系、ジビニルベンゼンなどが例
示される。
【0040】このような加硫助剤は、使用する有機過酸
化物1モルにたいし0.5ないし2モル、好ましくは均
等モル使用する。
【0041】ゴム用補強剤としては、例えばSRF、G
PF、FEF、MAF、ISAF、SAF、FT、MT
などの各種カーボンブラック、微粉けい酸などが適宜用
いられる。
【0042】充填剤としては、例えば軽質炭酸カルシウ
ム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレーなどが用いら
れる。
【0043】これらの補強剤及び充填剤の配合量は、所
望の製品により適宜選択されるが、いずれも塩素化エチ
レン・α−オレフィン共重合ゴム100重量部に対し
て、通常200重量部以下、好ましくは150重量部以
下用いられる。
【0044】また軟化剤としては、本特許における基本
要件たる特定の有機カルボン酸の高級アルコールエステ
ルが用いられるが、必要に応じ既存の軟化剤を用いてか
まわない。そのような軟化剤としては、例えばプロセス
オイル、潤滑油、パラフィン、流動パラフィン、石油ア
スファルト、ワセリンなどの石油系物質、コールター
ル、コールタールピッチなどのコールタール類、ヒマシ
油、ナタネ油、大豆油、ヤシ油などの脂肪油、トール
油、蜜ロウ、カルナウバロウ、ラノリンなどのロウ類、
リシノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ステアリ
ン酸バリウム、ステアリン酸カルシウムなどの脂肪酸、
またはその金属塩、ナフテン酸またはその金属石鹸、パ
イン油、ロジンまたはその誘導体、テルペン樹脂、石油
樹脂、クマロンインデン樹脂、アタクチックポリプロピ
レン、ジオクチルフタレート、ジオクチルアジペート、
ジオクチルセバケートなどのエステル系可塑剤、その他
マイクロクリスタリンワックス、サブ(ファクチス)、
液状ポリブタジエン、変性液状ポリブタジエン、液状チ
オコールなどを挙げることができる。
【0045】これらの軟化剤の配合量は、所望の製品に
より適宜選択されるが、いずれも塩素化エチレン・α−
オレフィン共重合ゴム100重量部に対して、通常10
0重量部以下、好ましくは70重量部以下用いられる。
【0046】金属活性化剤としては、酸化マグネシウ
ム、高級脂肪酸亜鉛、鉛丹、リサージ、酸化カルシウ
ム、ハイドロタルサイトなどを使用しうる。
【0047】これらの金属活性化剤は、塩素化エチレン
・α−オレフィン共重合ゴム100重量部に対して、通
常3〜15重量部、好ましくは5〜10重量部の範囲で
用いられる。
【0048】スコーチ防止剤としては、公知のスコ−チ
防止剤を用いることができ、無水マレイン酸、チオイミ
ド系化合物、スルフェンアミド系化合物、スルフォンア
ミド系化合物などを例示できる。上記成分は、塩素化エ
チレン・α−オレフィン共重合ゴム100重量部に対し
て、通常0.2〜5重量部、好ましくは0.3〜3重量
部の範囲で用いられる。
【0049】塩酸吸収剤としては、周期律表第II族金属
の酸化物および有機酸塩が用いられ、例えばステアリン
酸マグネシウム、マグネシア、ステアリン酸カルシウ
ム、マナセアイト、ハイドロタルサイト、エポキシ化大
豆油、エポキシ系塩酸吸収剤などが例示できる。これら
の塩酸吸収剤は、塩素化エチレン・α−オレフィン共重
合ゴム100重量部に対して、通常10重量部以下の量
で適宜配合できる。
【0050】また本発明のゴム組成物は、老化防止剤を
使用しなくても、優れた耐熱性、耐久性を示すが、なお
老化防止剤を使用すれば、本発明のゴム組成物を用いた
製品の材料寿命を長くすることが可能であることも通常
のゴムにおける場合と同様である。この場合に使用され
る老化防止剤としては、例えばフェニルブチルアミン、
N,N’ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミンな
どの芳香族第二アミン軽、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシ)ヒドロシンナメート]メタンなどのフ
ェノール系安定剤、ビス[2−メチル−4−(3−n−
アルキルチオプロピオニルオキシ)−5−t−ブチルフ
ェニル]スルフィドなどのチオエーテル系安定剤、ジブ
チルジチオカルバミン酸ニッケルなどのなどのジチオカ
ルバミン酸塩系安定剤などが単独あるいは2種以上の併
用で配合される。このような老化防止剤の使用量は、塩
素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム100重量部
に対して、通常0.1〜5重量部、好ましくは0.5〜
3重量部の割合に選ぶ。
【0051】次に加工助剤としては、通常のゴムの加工
に使用されるものが使用でき、リシノール酸、ステアリ
ン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸バリウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、上記
酸のエステル類など、高級脂肪酸、その塩およびそのエ
ステル類などを例示できる。これらの加工助剤は通常の
場合には、塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム
100重量部に対して、約10重量部まで、好ましくは
約1〜5重量部用いられる。
【0052】さらに、製品によっては、顔料が使用され
る。顔料としては公知の無機顔料(例えばチタンホワイ
ト)、有機顔料(例えばナフトールグリーンB)が使用
される。これらの顔料の使用量は、製品により異なる
が、最大20重量部、好ましくは最大10重量部使用さ
れる。
【0053】本発明の塩素化エチレン・α−オレフィン
共重合ゴム組成物は、例えば次のような方法で調整する
ことができる。本発明の必須成分である塩素化エチレン
・α−オレフィン共重合ゴム、特定の長鎖アルキルカー
ボネートに加え、補強剤、充填剤、軟化剤、顔料などの
添加剤をバンバリーミキサーの如きミキサー類を用いて
約80℃〜170℃の温度で約3〜10分間混練した
後、加硫剤、加硫助剤をオープンロールの如きロール類
を用いて追加混合し、ロール温度約40℃〜80℃で約
3〜30分間混練して部出し、リボン状またはシート状
のゴム配合物を調製する。
【0054】このようにして調製された未加硫ゴム配合
物は、例えば押出成形機、カレンダーロール、プレスな
どにより所望の形状に成形され、成形と同時にまたはそ
の成形品を加硫槽内で、通常約150℃〜270℃で約
1〜30分間加熱する方法により加硫される。加硫槽と
しては、スチーム加硫缶、熱空気加熱槽、ガラスビーズ
流動床、溶融塩加硫槽、マイクロ波加硫槽などが単独あ
るいは組み合わせて使用される。
【0055】加硫物はそのもの自体でも電気絶縁材、自
動車工業部品、工業用ゴム製品、土木建材用品、ゴム引
布などとして有用である。電気絶縁材としては、プラグ
キャップ、イグニッションキャップ、デイストリビュー
ターキャップなどの自動車エンジン周辺のキャップ類、
コンデンサーキャップ、舶用電線、自動車用イグンッシ
ョンケーブルなどの電線の通電部を円筒状に被覆した絶
縁層、ケーブルジョイントカバーなどに具体的に使用さ
れる。自動車部品としては、ラジエーターホース、フュ
ーエルホースなどのホース類、またバンパー、バンパー
フィラー、バンパーストリップ、バンパーサイドガー
ド、オーバーライダー、サイドプロテクションモールな
どの自動車外装用部品、各種ウエザーストリップ類、ブ
ーツ、ボールジョイントシール、各種防振ゴムなどに使
用できる。工業用ゴム製品としては、ロール、パッキン
グ、ライニング、ベルトなどに使用できる。また土木建
材用としては、ルーフィングシート、耐熱ベルト、建材
用ガスケット、ハイウエイジョイントシールなどに使用
される。ゴム引布としては、防水布、天幕、レジャーシ
ートなどに使用される。更に、加硫に先立ってゴム配合
物中に発泡剤および必要に応じて発泡助剤を配合し、断
熱材、クッション材、シーリング材、防音材、電気絶縁
材などに使用し得る発泡加硫物とすることもできる。
【0056】発泡剤としては、例えば炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸アンモニウム、亜硝酸アンモニウムなどの無機
発泡剤;N,N’−ジメチルN,N’−ジニトロソテレ
フタルアミド、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテ
トラミンなどのニトロ化合物;アゾジカルボンアミド、
アゾビスイソブチロニトリル、アゾシクロヘキシルニト
リル、アゾジアミノベンゼン、アゾジカルボン酸バリウ
ムなどのアゾ化合物;ベンゼンスルフォニトリルヒドラ
ジド、トルエンスルフォニルヒドラジド、p,p’−オ
キシビス(ベンゼンスルフォニルヒドラジド)、ジフェ
ニルスルホン−3,3’−ジスルフォニルヒドラジドな
どのスルフォニルヒドラジド化合物;カルシウムアジ
ド、4,4’−ジフェニルジスルフォニルアジド、p−
トルエンスルフォニルアジドなどのアジド化合物が挙げ
られ、特にニトロ化合物、アゾ化合物およびアジド化合
物が好んで使用される。
【0057】これらの発泡剤は、塩素化エチレン・α−
オレフィン共重合ゴム100重量部に対して、通常0.
3〜30重量部、好ましくは0.5〜20重量部の割合
で配合され、一般に見掛比重約 0.03〜0.9程度
の発泡体を形成させる。
【0058】発泡剤とともに使用することのできる発泡
助剤としては、サリチル酸、フタル酸、ステアリン酸な
どの有機酸あるいは尿素またはその誘導体などが使用さ
れ、発泡剤の分解温度の低下、分解促進、気泡の均一化
などの働きを示す。
【0059】
【発明の効果】本発明の塩素化エチレン・α−オレフィ
ン共重合ゴム組成物は、前記した通り、必須成分として
特定の塩素含量とムーニー粘度を有する塩素化エチレン
・α−オレフィン共重合ゴムと特定の構造の長鎖アルキ
ルカーボネートを必須成分とし、該塩素化エチレン・α
−オレフィン共重合ゴム100重量部に対し、該長鎖ア
ルキルカーボネートを5ないし200重量部含むことを
特徴とする。塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴ
ムはそれ自体で、耐熱老化性、耐寒性、耐退色性を示
し、長鎖アルキルカーボネートは、塩素化エチレン・α
−オレフィン共重合ゴムに配合されることにより、塩素
化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物に優れた
加工性を付与し、しかも他の軟化剤と異なり耐熱老化
性、耐寒性、耐退色性に悪影響を与えない。従って、高
い製品寿命を持つゴム製品を得ることができる。
【0060】本発明のゴム組成物は、このように優れた
物性を有するので前記したように電気絶縁材料、自動車
工業部品、工業用ゴム製品、土木建材用品、ゴム引布な
どに有効に使用することができる。
【0061】
【実施例】
実施例1 まず表1に示す配合剤を4.3lバンバリーミキサー
(神戸製鋼社製)で5分間混練しダンプアウトした。つ
いでダンプアウトした混練物を14インチオープンロー
ル(日本ロール社製)に巻き付けた。このときロール表
面温度は、前ロール60℃、後ロール70℃であった。
このオープンロール上で表2に示す配合剤を添加し2分
間混練したのち、厚さ3mmでシート出しした。この配合
ゴムを用い、JIS K 6300未加硫ゴム物理試験
法に従って、125℃でムーニー粘度を測定した。更
に、この配合ゴムを160℃−20分間でプレス加硫し
2mm厚の加硫ゴムシ−トを用い、JIS K 6301
加硫ゴム物理試験方法に従って25℃雰囲気下で引張強
さ、伸び、低温脆化温度を測定した。同じく、JIS
K 6301に基づき耐熱老化試験を行なった。老化温
度は150℃であり、老化時間は70時間とした。これ
らの測定結果を表3に示す。
【0062】実施例2 実施例1において、塩素化エチレン・α−オレフィン共
重合ゴムとして下記性状のものを用いた以外は、実施例
1と同様に行なった。 エチレン/1−ブテン(モル比) 90/10 ML1+4 (121℃) 125 塩素含量 27wt% 結果は、表3に示す。
【0063】実施例3 実施例1において、塩素化エチレン・α−オレフィン共
重合ゴムとして下記性状のものを用いた以外は、実施例
1と同様に行なった。 エチレン/1−ブテン(モル比) 90/10 ML1+4 (121℃) 50 塩素含量 35wt% 結果は、表3に示す。
【0064】実施例4 実施例1において、塩素化エチレン・α−オレフィン共
重合ゴムとして下記性状のものを用いた以外は、実施例
1と同様に行なった。 エチレン/1−ブテン(モル比) 85/15 ML1+4 (121℃) 100 塩素含量 23wt% 結果は、表3に示す。
【0065】実施例5 実施例1において、軟化剤として下記構造及び性状のも
のを用いた以外は、実施例1と同様に行なった。
【化3】C1 2 2 5 OCOOC1 2 2 5 結果は、表3に示す。
【0066】実施例6 実施例1において、軟化剤として下記構造及び性状のも
のを用いた以外は、実施例1と同様に行なった。
【化4】ROCOOR (式中Rはアルキル基の混合物を表し、その比率は C1 2 2 5 /C1 3 2 7 /C1 4 2 9 /C1 5
3 1 =40/10/45/5 である。) 結果は、表3に示す。
【0067】比較例1 実施例1において、軟化剤として下記のものを用いた以
外は、実施例1と同様に行なった。 軟化剤 サンセン4240 日本サンオイル社製 結果は、表3に示す。
【0068】比較例2 実施例1において、軟化剤として下記のものを用いた以
外は、実施例1と同様に行なった。 軟化剤 ジ−(2−エチルヘキシル)フタレート 大
八化学社製 結果は、表3に示す。
【0069】実施例7 まず表4に示す配合剤を4.3lバンバリ−ミキサー
(神戸製鋼社製)で5分間混練しダンプアウトした。つ
いでダンプアウトした混練物を14インチオープンロー
ル(日本ロール社製)に巻き付けた。このときロール表
面温度は、前ロール60℃、後ロール70℃であった。
このオープンロール上で表5に示す配合剤を添加し2分
間混練したのち、厚さ3mmでシート出しした。この配合
ゴムを160℃−20分間でプレス加硫し2mm厚の加硫
ゴムシートを用い、JIS B 7753に従って20
00時間の耐候性試験を行い外観の変化を観察した。観
察結果を表6に示す。
【0070】比較例3 実施例7において、軟化剤として下記のものを用いた以
外は、実施例7と同様に行なった。 軟化剤 サンセン4240 日本サンオイル社製 観察結果を表6に示す。
【0071】
【表1】 ───────────────────────────── 配合剤 重量部 ───────────────────────────── 塩素化エチレン・1−ブテン共重合ゴム1) 100.0 軟化剤2) 20.0 ステアリン酸 2.0 マグネシア3) 5.0 FEFカーボン4) 50.0 ───────────────────────────── 1) エチレン/1−ブテン(モル比) 90/10 ML1+ 4(121℃) 50 塩素含量 27wt% 2)
【化5】C1 4 2 9 OCOOC1 4 2 9 3) 協和マグ150; 協和化学社製 4) 旭60; 旭カーボン社製
【0072】
【表2】 ───────────────────────────── 配合剤 重量部 ───────────────────────────── ジブチルアミノトリアジンジチオール 2.0 安息香酸・ピペリジン塩 3.0 安息香酸・ジシクロヘキシルアミン塩 0.5 ─────────────────────────────
【0073】
【表3】
【0074】
【表4】 ──────────────────────────── 配合剤 重量部 ──────────────────────────── 塩素化エチレン・1−ブテン共重合ゴム1) 100.0 軟化剤2) 20.0 ステアリン酸 3.0 ハイドロタルサイト3) 7.0 ミストロンベーパータルク4) 90.0 ──────────────────────────── 1) エチレン/1−ブテン(モル比) 90/10 ML1+4 (121℃) 50 塩素含量 27wt% 2) 「化5」 C1 4 2 9 OCOOC1 4 2 9 3) DHT6; 協和化学社製 4) タルク; 日本タルク社製
【0075】
【表5】 ──────────────────────────── 配合剤 重量部 ──────────────────────────── トリアジントリチオール 1.8 安息香酸・ジシクロヘキシルアミン塩 3.0 ジメチルジステアリルアンモニウムクロライド 0.5 ────────────────────────────
【0076】
【表6】 ───────────────────────── 実施例7 比較例3 ───────────────────────── 初期外観 良 良 試験後外観 良 不良 ───────────────────────── 良; 肌がスムースである 不良;肌が荒れ、チョーキングしている
フロントページの続き (72)発明者 藤井 堅 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号ミ テックス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−155247(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 23/28 C08K 5/10 - 5/12 C08F 8/20 - 8/22 CA(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩素含量が20〜40重量%であり、ム
    ーニー粘度[ML1+4(121℃)]が10〜190で
    ある塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム100
    重量部と一般式(I) 【化1】 R1 OCOOR2 (式中R1 及びR2 は同一または異なるものであって炭
    素数1ないし36の直鎖状あるいは分岐のアルキル基、
    シクロアルキル基あるいはシクロアルキル基を含むアル
    キル基であって、R1 、R2 のうち少なくとも一つ以上
    は炭素数6ないし36の直鎖状または分岐状アルキル基
    である)で表される長鎖アルキルカーボネートを5ない
    し200重量部含むことを特徴とする塩素化エチレン・
    α−オレフィン共重合ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合
    ゴムの塩素化前のエチレン・α−オレフィン共重合体の
    α−オレフィンが、炭素数で3ないし10であり、エチ
    レンとαオレフィンの割合が、モル基準でエチレン/α
    −オレフィン=75/25ないし95/5であることを
    特徴とする請求項1に記載の塩素化エチレン・α−オレ
    フィン共重合ゴム組成物。
JP02112792A 1992-02-06 1992-02-06 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物 Expired - Fee Related JP3153607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02112792A JP3153607B2 (ja) 1992-02-06 1992-02-06 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02112792A JP3153607B2 (ja) 1992-02-06 1992-02-06 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05214187A JPH05214187A (ja) 1993-08-24
JP3153607B2 true JP3153607B2 (ja) 2001-04-09

Family

ID=12046230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02112792A Expired - Fee Related JP3153607B2 (ja) 1992-02-06 1992-02-06 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3153607B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05214187A (ja) 1993-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0627129B2 (ja) 塩素化ゴム
JP2604594B2 (ja) 加硫可能ゴム組成物
JP3153607B2 (ja) 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物
JP3193109B2 (ja) 架橋可能ゴム組成物
JP3193108B2 (ja) 架橋可能なゴム組成物
JP3150402B2 (ja) 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物
JP2904861B2 (ja) 塩素化エチレン・α―オレフィン共重合ゴム及びその組成物
JP3480131B2 (ja) 架橋可能なゴム組成物
JP3313774B2 (ja) 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物
JP2813407B2 (ja) 加硫可能ゴム組成物
JPH0465856B2 (ja)
JPH03258846A (ja) 加硫可能ゴム組成物
JPH06136207A (ja) オイルブリード性塩素化エチレン・α−オレフィン共 重合ゴム組成物
JPH03263437A (ja) 半導電性ゴム発泡体
JPS60181149A (ja) 加硫可能難然性ハロゲン化ゴム組成物
JPH0733927A (ja) 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物
JPH0790146A (ja) 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物
JPS60118728A (ja) 加硫可能ハロゲン化ゴム組成物
JPH0733928A (ja) 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物
JPH06345922A (ja) 加硫可能ゴム組成物
JP2676853B2 (ja) 塩素化高級α−オレフィン系重合体
JPH0459845A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JPH03287647A (ja) 防振ゴム成形体及びその製造方法
JPH05279529A (ja) 加硫可能塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物
JPH01263038A (ja) ゴムベルト

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees