JPH03287647A - 防振ゴム成形体及びその製造方法 - Google Patents

防振ゴム成形体及びその製造方法

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JPH03287647A
JPH03287647A JP8844590A JP8844590A JPH03287647A JP H03287647 A JPH03287647 A JP H03287647A JP 8844590 A JP8844590 A JP 8844590A JP 8844590 A JP8844590 A JP 8844590A JP H03287647 A JPH03287647 A JP H03287647A
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JP
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rubber
olefin copolymer
copolymer rubber
vibration
vulcanization
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JP8844590A
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Tetsuo Tojo
東条 哲夫
Keiji Okada
圭司 岡田
Yoshiharu Kikuchi
義治 菊地
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防振ゴム成形体に関し 更に詳しくは、耐熱
老化性に便法 かつ動的な条件下でも疲労による破断を
生じにくい、長寿命な防振ゴム成形体に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
防振ゴム成形体は振動が伝達されるのを遮断あるいは軽
減するために使用さ札 機械 家t 土木建材、車両、
自動車などに広く使用されている。
とりわけ、自動東 車両には多用されている。
従来これらの防振ゴム成形体には、天然ゴム、SBRが
主として使用されてきた しかし、近年防振ゴム成形体
の使用環境は益々厳しくなり、又メインテナンスフリー
の要請とあいまって、長寿命化が要求されるようになっ
てきている。
そこで、耐熱老化性に優れたEDPMを本用途に向けよ
うとする試みがなされている。しかしEDPMを使った
防振ゴム成形体は、振動の特に激しいいわゆる動的な条
件下では疲労し破断しやすい。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的+L  上記問題を解決するため、耐熱老
化性に優瓢 かつ動的な条件下でも疲労による破断を生
じにくい、長寿命な防振ゴム成形体及びその製造方法を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の防振ゴム成形体は、置換塩素含有量20〜40
重量%、ムーニー粘度[ML+、−j(121℃)コ1
0〜190である塩素化エチレン・a−オレフィン共重
合ゴムの加硫物からなる。
本発明の防振ゴム成形体の製造方法1戴 置換塩素含有
量20〜40重量%、ムーニー粘度[ML、、4(12
1℃)コ 10〜190である塩素化エチレン・a−オ
レフィン共重合ゴムに成形と加硫とを行う。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
本発明の防振ゴム成形体は塩素化エチレン・α−オレフ
ィン共重合ゴムの加硫物でなる。
く塩素化エチレン ・a−オレフィン共重合ゴム〉 本発明で用いられる塩素化エチレン・a−オレフィン共
重合ゴム鷹 エチレン・a−オレフィン共重合ゴムの塩
素化物である。
本発明で塩素化前のエチレン・a−オレフィン共重合ゴ
ムでは、a−オレフィン単量本 エチレン単量体などが
ランダムに共重合している。この共重合ゴムを構成して
いるa−オレフィン単量体の炭素数は3〜10が好まし
い。具体的にはとりわけ、プロピレン、 1−ブテン、
4−メチル−ペンテン−1が好ましい。
上記のエチレン・a−オレフィン共重合ゴムの各分子を
形成しているエチレン基とa−オレフィン基との間の組
成比檄 エチレン/ミーオレフィンで表すモル基準で、
50150〜9515が好ましい。
上記のエチレン・a−オレフィン共重合ゴム憾a−オレ
フィン単量体とエチレン単量体のほかにも重合可能な他
の単量体を成分に含めて共重合していてもよい。このよ
うな重合可能な単量体としては、例えば5−ビニル−2
−ノルボルネンなどを挙げることができる。
特に5−ビニル−2−ノルボルネン基を、エチレン基と
a−オレフィン基との合計量100g当り、共重合ゴム
中に最大30mmol含有しているとよい。
上記のa−オレフィン基などで形成されている塩素化エ
チレン・a−オレフィン共重合ゴム分子中の置換塩素含
有量は、20〜40wt%、好ましくは25〜35wt
%が望ましい。ムーニー粘度[ML、。、(121℃)
コは、成形性、作業性の見地から10〜190、好まし
くは20〜150、さらに好ましくは30〜120が望
ましい。
嵐!進 エチレン・a−オレフィン共重合ゴムの塩素化には例え
ば次のようないくつかの方法がある。
例えば、エチレン・a−オレフィン共重合ゴムを粉砕し
て細粒化−二の細粒を水性懸濁状態にして、約70〜9
0℃の温度で分子状塩素と接触させる方法がある。
共重合ゴムを細粒化しないで行える方法もある。
例えば、匹塩化炭乳 クロロホルム、テトラクロルエチ
レンのような塩素に対して安定なハロゲン化物溶媒中に
上記の共重合ゴムを溶解して上記の共重合ゴムの均一な
溶液状態とし 塩素ガスを吹き込んでラジカル開始剤の
存在下で分子状塩素と上記の共重合ゴムとを接触させる
方法がある。
あるいはN−クロルアセトアミド、N−クロルサクシイ
ミド、 1,3−ジクロル−5,5−ジメチルヒダント
インのような塩素化合物をロールやバンバリーミキサ−
などで上記の共電ゴム中に均一に練り込んで混練物をV
L  次いで、例えば上記の塩素化合物から塩素が遊離
する温度にまでその混線物を加熱するなどして、上記の
共電ゴムと塩素とを反応させる方法もある。
このようないくつかの方法の中でも特番−四塩化炭素な
どのようなハロゲン化物溶媒中で、ラジカル開始剤の存
在下に塩素を吹き込んで塩素化を行う方法が好ましい。
このような塩素化反応で得た塩素化エチレン・a−オレ
フィン共重合ゴムを反応系の中から単離するには、反応
生成物に例えば次のような処理を行うとよい。
水性懸濁状態で塩素化して得られた塩素化エチレン・a
−オレフィン共重合ゴム粗製物を水洗し分子状塩素や副
生じた塩化水素を除去して乾燥する。一方、溶液状態で
塩素化して共重合ゴムを得た場合には、反応溶液を過剰
のメタノールなどの塩素化エチレン・a−オレフィン共
重合ゴムの貧溶媒中に投入−発生した沈殿物をろ過し 
メタノールなどの溶媒で更に洗浄して乾燥する。
本発明の防振ゴム成形体i1  上記のような塩素化エ
チレン・α−オレフィン共重合ゴムの加硫物を主成分と
している。
なお、本発明の防振ゴム成形体には加硫反応に際して使
用される助斉L 例えは 金属活性化舷オキシメチレン
構造をもつ化合叡 スコーチ防止剤などが含まれていて
もよい。また、ゴム用補強舷 充填舷 軟化舷 老化防
止斉L 加工助剤などを含んでいる場合には、防振ゴム
成形体としての更に優れた性質を発揮してよい。
本発明の防振ゴム成形体は例えば次のような方法で製造
されるとよい。すなわち、既に上記しである塩素化エチ
レン・a−オレフィン共重合ゴムの成形と加硫とを行う
加硫は塩素化エチレン・a−オレフィン共重合ゴムに加
硫剤を加えて行うカt 加硫剤の添加は成形に先だって
行うとよい。
く加硫〉 塩素化エチレン・a−オレフィン共重合ゴムの加硫方法
としては、トリアジン加硫 有機過酸化物加硫などが有
効である。
トリアジン加硫 トリアジン加硫を行う場合、加硫剤としては下記一般式
(1)で表されるトリアジン化合物が使用されるとよい
(式中、R5は−NR2R3、−0R2又は−8R2を
表し ここでR2、R3はそれぞれ水素原子、未置換も
しくは置換アルキル五 または未置換もしくは置換アリ
ール基を表すものとする) このような一般式(1)で表されるトリアジン化合物類
の中でも、特にトリアジンチオールが好ましい。そのよ
うなトリアジンチオールとしては、具体的には、 トリ
アジン−2,4,6−)ジチオール、  2−ジブチル
アミノトリアジン−4,6−ジチオール、 2−フェニ
ルアミノトリアジン−4,6−ジチオール、 Z−へキ
シルアミノトリアジン−4,6−ジチオール、 2−ジ
エチルアミノトリジン−4,6−ジチオール、 2−ブ
トキシトリアジン−4,6−ジチオールなどを挙げるこ
とができる。
加硫にあたって、加硫剤は塩素化エチレン・a−オレフ
ィン共重合ゴム100gあたり1×10−3〜2.5X
10−2モル、好ましくは3×10−3〜1. 3x1
0−2モルの割合で配合される。
加硫剤の配合量が上記範囲よりも小さい場合には、好適
なゴム弾性を有する加硫物が得られず、また上記範囲よ
りも多量に配合すると伸びが低下し 実用に供しにくく
なる傾向がある。
加硫剤としてトリアジン化合物を使用するときは加硫助
剤が添加されるとよい。加硫助剤は加硫速度を加工成形
用により実用的なものとするために添加される。加硫助
剤としては、酸解離定数(pKa)が7以上の有機塩基
 あるいは有機塩素を発生しうる化合物が、塩素化エチ
レン・a −オレフィン共重合ゴム100gに対して5
×1O−4〜2 X 10−2モル、好ましくはI X
 10−3〜1 x I Cr2モル、1種単独である
いは2種以上混合して用いられる。
これらの加硫助剤としては、 1.8−ジアザ−ビシク
ロ(5,4,○)−ウンデセン−7、ラウリルアミン、
ベンジルアミン、 ジベンジルアミン、N−メチルモル
ホリン、ジシクロヘキシルアミン、ジブチルジチオカル
バミン酸亜鉛、ペンタメチレンジチオカルバミン酸ピペ
リジン塩、N−シクロへキシル−2−ベンゾチアゾリル
スルフェンアミド、安息香酸・ジシクロヘキシルアミン
塩、安息香酸・ピペリジン塩、ジペンタメチレンチウラ
ムテトラスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィ
ド、ヨウ化テトラメチルホスホニウム、塩化テトラメチ
ルアンモニウム、臭化テトラブチルホスホニウム、臭化
テトラブチルアンモニウム、ジステアリルジメチルアン
モニウムクロライドなどのオニウム塩が例示できる。
1鷹j11陣1皿屡 有機過酸化物加硫を行う場合、加硫剤としてはジクミル
ペルオキシド、2.5−ジメチル−25−ジ(第三ブチ
ルペルオキシ)ヘキサン、2゜5−ジメチル−2,5ジ
(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン、2.5ジメチル−
2,5−ジ(第三ブチルペルオキシ)ヘキシン−3、ジ
第三ブチルペルオキシド、 ジ第三ブチルペルオキシ−
3,3゜5−トリメチルシクロヘキサン、 第三ブチル
ヒドロペルオキシドを例示できるカζ なかでもジクミ
ルペルオキシド、 ジ第三ブチルペルオキシド、ジ第三
ブチルペルオキシ−3,3,5−)リメチルシクロヘキ
サンが好ましく使用される。
有機過酸化物の使用量+4  塩素化エチレン・a−オ
レフィン共重合ゴム100重量部に対して、通常3 x
 10−a〜5 X 10−2モル部 好ましくはI 
X 10−3〜3X10−2モル部に選入加硫剤として
有機過酸化物を使用するどき13加硫助剤の併用が望ま
しい。加硫助剤としては硫黄、p−キノンジオキシムな
どのキノンジオキシムム ポリエチレングリコールジメ
タクリレートなどのメタクリレート系、ジアリルフタレ
ート、トリアリルシアヌレートなどのアリル基 その他
マレイミド爪 ジビニルベンゼンなどが例示される。こ
のような加硫助剤は使用する有機過酸化物1モルに対し
1/2ないし2モル、好ましくは約等モル使用する。
加j1裏兇 本発明の防振ゴム成形体の製造にあたっては、更に次の
ような加硫助剤を塩素化エチレン・a−オレフィン共重
合ゴムに上記の加硫剤と併用して同時に加えるとよい。
このように加硫剤と併用して好ましく用いられる加硫助
剤として+1  金属活性化剤L オキシメチレン構造
をもつ化合物、スコーチ防止剤などが挙げられる。
金属活性化剤としては、酸化マグネシウム、高級脂肪酸
亜鉛、鉛丹、リサージ、酸化カルシウム等を使用し得る
。これらの金属活性化剤は、塩素化エチレン・a−オレ
フィン共重合ゴム100重量部当り3〜15重量菰 好
ましくは5〜10重量部の範囲で使用するのがよい。
また、各様なゴム加工工程に対処するためには、オキシ
エチレン構造を持つ化合物の添加及びスコーチ防止剤の
添加が推奨できる。
本発明で用いることが可能で、オキシエチレン構造をも
つ化合物として頃 エチレングリコール、ジエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコールなどが例示でき、通常
これらは塩素化エチレンミーオレフィン共重合ゴム10
0重量部に対し01〜10重量部 好ましくは1〜5重
量部用いられる。
スコーチ防止剤としては公知のスコーチ防止剤を用いる
ことができ、無水マレイン酸、チオイミド系化合物、ス
ルフェンアミド県北合歓 スルホンアミド系化合物など
を例示できる。上記成分は通常塩素化エチレン・σ−オ
レフィン共重合ゴム100重量部に対し0.2〜5重量
数 好ましくは03〜3重量部の割合で用いられる。
土!」ばυ1衾1 本発明の防振ゴム成形体はゴム用補強斉k 充填*IK
  軟化舷 老化防止前 加工助剤などを含んでいると
よく、これらの化合物は、塩素化エチレン・a−オレフ
ィン共重合ゴムに加硫前または加硫後、適宜なときに混
合されるとよい。
加硫剤などと併讐て用いられるゴム用補強剤としては、
例えばSRF、  GPES FEF、MAF。
)(AF、  l5AFS SAF、FT、MTなどの
各種カーボンブラック、微粉けい酸などが挙げら蜆充填
剤としては例えば軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシ
ウム、タルク、クレーなどが用いられる。これらの補強
剤及び充填剤1戴 いずれも塩素化エチレン・a−オレ
フィン兵員ゴム1003量部当り通常200重量部以下
、好ましくは150重量部以下の量で配合される。
また軟化剤としては、例えばプロセスオイル、潤滑法 
パラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセ
リンなどの石油系物質、コールタール、コールタールピ
ッチなどのコールタール漿ヒマシ池 アマニ池 ナタネ
池 ヤシ油などの脂肪源 トール池 サブ、密ロウ、カ
ルナウバロウ、ラノリンなどのロウ漿 リシノール酸、
パルミチン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カ
ルシウムなどの脂肪酸又はその金属塩、石油樹脂、アタ
クチックポリプロピレン、クマロンインデン樹脂などの
合成高分子物質、ジオクチルフタレート、ジオクチルア
ジペート、ジオクチルセバケートなどのエステル系可塑
斉L その化マイクロクリスタリンワックス、サブ(フ
ァクチス)、液状ポリブタジェン、変性液状ポリブタジ
ェン、液状チオコール等を挙げることができる。
これらの軟化剤IL  一般に塩素化エチレン・a−オ
レフィン共重合ゴム100重量部当り100重量部以下
、好ましくは70重量部以下の量で適宜配合される。
また、老化防止剤を使用すれ1!、本発明のゴムベルト
の材料寿命を長くすることが可能であることも通常のゴ
ムにおけると同様である。この場合に使用される老化防
止剤として+t  例えばフェニルナフチルアミンN、
N’ −ジー2−ナフチルフェニレンジアミンなどの芳
香族第二アミン入 ジブチルヒドロキシトルエン、テト
ラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシ)ヒドロシンナメートコメタンなどのフェノール
系安定舷 ビス[2−メチル−4−(3−n−アルキル
チオプロピオニルオキシ)−S−t−ブチルフェニルコ
スルフイドなどのチオエーテル系安定舷 ジブチルジチ
オカルバミン酸ニッケルなどのジチオカルバミン酸塩系
安定剤などが単独あるいは2種以上の併用で配合される
このような老化防止剤の使用量は塩素化エチレン・a−
オレフィン共重合ゴム100重量部に対して通常0.1
〜5重量服 好ましくは0.5〜3重量部の割合に選べ 次に加工助剤としてiL  通常のゴムの加工に使用さ
れるものが使用でき、リシノール酸、ステアリン酸パル
ミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸バリウム、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、上記酸のエステ
ル類など、高級脂肪酸、その塩及びそのエステル類など
を例示できる。
これらの加工助剤は通常の場合には、塩素化エチレン・
a−オレフィン共重合ゴム100重量部に対して約10
重量部まで、好ましくは約1〜5重量部用いられる。
く防振ゴムの調製・成形〉 本発明の防振ゴム成形体は、例えば次のような方法で調
製されて成形されてなる。
すなわち、塩素化エチレン・a−オレフィン共重合ゴム
及び補強舷 充填舷 軟化剤などの必要な添加剤を、バ
ンバリーミキサ−などのミキサー類を用いて約80〜1
70’Cの温度で約3〜10分間混練した後、加硫斉L
 加硫助剤をオープンロールなどのロール類を用いて追
加混合し ロール温度的40〜80℃で約5〜30分間
混練して分出し リボン状またはシート状のゴム配合物
を調製する。
あるいは、塩素化エチレン・a−オレフィン共重合ゴム
及び上記の添加剤を約80〜100’Cに加熱された押
出機に直接供給し 滞留時間を約05分〜5分間取るこ
とにより、ベレット状のゴム配合物を調製することもで
きる。
次いで、こうして調製されたゴム配合物を、−般にプレ
ス成形機、 トランスファー成形機、射出成形機などに
よって、成豚 加硫し 防振ゴム成形体を得ることがで
きる。
このようにして得られた本発明の防振ゴム成形体は、一
般に鉄と複合して使用されるとよい。鉄と本発明の防振
ゴム成形体とを接着する必要がある場合、市販の接着剤
を用いても、充分な接着力を得ることができる。このよ
うな市販の接着剤としては、ロード・ファー・イースト
社のケムロツク250.607、神東塗料社のラノリン
AN−187、GPOなどが好適に使用できる。
以上のようにして製造された防振ゴム成形体鷹耐熱老化
性に優へ かつ動的な条件下でも疲労による破断を生じ
にくいという優れた性能を示す。
また、近年防振性能を向上するため、液体封入型の防振
ゴム成形体も提供されている。塩素化エチレン・a−オ
レフィン共重合ゴムに加硫剤を加えて得られた加硫物用
いた本発明の防振ゴム成形体も、シリコーンオイルのよ
うな液体を封入すれば同じタイプの防振ゴム成形体が製
造できる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれ1戴 塩素化エチレン・a−
オレフィン共重合ゴムを加硫した成形体を用いたので、
耐熱老化性に優ね かつ動的な条件下でも疲労による破
断を生じにくい防振ゴム成形体を得ることができる。
〔実施例〕
以下本発明の詳細な説明する。
〈実施例1〉 次の手順で加硫ゴム試験片を作製し試験に供した 先ず8インチオープンロール(日豊ロール社製)を使用
して、表1に示す処方で配合物を作製しへ混練に要した
時間は15分であった 表1 ステアリン!!tL3. 0 マグネシア21        10.0FEFカーボ
ン31      40.0トリエチレングリコール 
   30 1)エチレン/1−ブテン(モル比):  90/10
塩素含量:27wt% ML、、、 (121℃)ニア
02)商品名 協和マグ150  協和化学社製3)商
品名ジーストSO東海カーボン社製4)ジオクチルセバ
ケート   大へ化学社製続いて、表2に示す処方で加
硫剤を添加した混線時間は3分であり、ロール表面温度
は前ロール/後ロール=50℃/60℃であっ島表2 アクチング5L61 2 5)三部化成社製 e)吉富製薬社製 この配合物を厚さ8mmで分出した 続いて、この分出したシートからプレス成形機(コータ
キ社製ゴム用150tプレス成形機)を使用して、屈曲
試験用の試験片を作製したプレス条件11 160℃で
20分間であった。
この試験片を用い、 JISK−6301に従って屈曲
試験を行い亀裂が15mm成長するまでの屈曲回数を調
べ九更へ この試験片を120℃のエアーオーフ゛ン中
で70時間放置した後、屈曲試験を行った 結果14  比較例の結果とともに表7に示す。
く比較例1〉 天然ゴム(RSSNo、3)をインチオープンロールで
素練りし、ムーニー粘度ML、、4(100℃)を60
とじ九 この素練りした天然ゴムを使用し、表3に示す処方で配
合物を作成し九 表3 ステアリン酸 亜鉛華1号+ン FEFカーボン 0  0 0 0 I)堺化学社製 2)出光興産社製 3)大向新興社製 続いて、表4に示す処方で加硫剤を添加しへ表4 4)犬内新興社製 この配合物から実施例1と同じくプレス成形機を使用し
て、屈曲試験用の試験片を作製したプレス条件は138
℃で60分であったこの試験片を用いて、実施例1と同
様な試験を行った。
結果を表7に示す。
く比較例2〉 EPDMを使用し 表5に示す処方で配合物を作製した 表5 ステアリン酸 亜鉛華1号 FEFカーボン 0 0 40、 0 続いて、表6に示す処方で加硫剤を添加した表6 大凶ツクセラーT531     1. 53)大内新
興社製 この配合物から実施例1と同じくプレス成形機を使用し
て、屈曲試験用の試験片を作製したプレス条件檄 16
0℃で30分であったこの試験片を用いて、実施例1と
同様な試験を行った。
結果を表7に示す。
表7 】)ムーニー粘度 エチレン含有 ヨウ素価 2+出光興産社製 ML、、A  (100℃) 75モル% 0 0 上記の結果から、実施例は比較例に比べ 屈曲疲労しに
くく、しかも熱老化した後でも屈曲疲労しにくいことか
ら、防振ゴム成形体として長寿命であることが推定でき

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)置換塩素含有量20〜40重量%、ムーニー粘度
    [ML_1_+_4(121℃)]10〜190である
    塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴムの加硫物か
    らなる防振ゴム成形体。
  2. (2)置換塩素含有量20〜40重量%、ムーニー粘度
    [ML_1_+_4(121℃)]10〜190である
    塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴムに加硫と成
    形とを行う防振ゴム成形体の製造方法。
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