JPS63286415A - 注型用樹脂組成物 - Google Patents

注型用樹脂組成物

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JPS63286415A
JPS63286415A JP12002187A JP12002187A JPS63286415A JP S63286415 A JPS63286415 A JP S63286415A JP 12002187 A JP12002187 A JP 12002187A JP 12002187 A JP12002187 A JP 12002187A JP S63286415 A JPS63286415 A JP S63286415A
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栄一郎 滝山
Michiaki Arai
新井 道明
Yoshitaka Hatano
波田野 善孝
Seiichiro Sakimoto
咲本 征一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浴槽、洗面化粧台、電機部品、装飾品といっ
た大型注型品の用途に有用な注型用樹脂組成物に関する
〔従来の技術〕
従来型のラジカル硬化型樹脂、例えば不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニルエステル樹脂を用いて注型により前述し
た各種用途に供することは公知であり、広く用いられて
いる。
然し用途が拡大するにつれて、例えば浴槽を例にとって
みても、今迄FRPで行われていた浴槽が、外観を重視
する天理石調の注型による浴槽に変ってきている。
この際問題となることは、浴槽のような大型注型品を成
形しようとする時の硬化発熱、収縮に伴うクラックの発
生である。
即ち、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂の
硬化−発熱曲線は第1図にみられるように、グル化時間
から最小硬化時間迄の時間が短かく、発熱温度が高い。
このような硬化−発熱の傾向は、特に樹脂が硬質であれ
ば、収縮と熱応力との相乗からクラックが発生するのも
当然といえる。
従って、大型注型にあっては、クラックを防止するため
には、発熱を低くし硬化−最高発熱迄の最小硬化時間を
延長する第2図にみられる方向が望ましい。
本発明者らは以上の問題点を解決するために、研究を続
けていたが、結局既存の樹脂では発熱を低下させようと
すると、必然的に硬化樹脂が軟質、或は半硬質とならざ
るを得ないために、浴槽のような大型成形品にあっては
十分とはいえないものがあった。
また収縮率を下げるために熱可塑性ポリマーを混合する
ことは、硬化樹脂が白濁することになり、著しく美観を
損うことから望ましいとはいえない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、前述した諸欠点を除き、大型注型にあっても
クラックの発生しない注型用樹脂組成物の提供を目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明の注型用樹脂組成物は、前記目的を達成する
ために1 (4)側鎖にウレタン結合又はエステル結合を介して(
メタ)アクリロイル基を有し主鎖が炭素−炭素結合であ
る側鎖不飽和ポリマー及び(B)(メタ)アクリロイル
基と共重合可能な化ツマ−及び (C)  無機質充てん材からなることを特徴とし、そ
れによって前記諸欠点を解消することを可能とした。
〔作 用〕
側鎖に(メタ)アクリロイル基を有し主鎖が炭素−炭素
結合である側鎖不飽和、)? IJママ−、構成分子の
主鎖が炭素−炭素結合であるために耐加水分解性に優れ
ておシ、所望の無機質充てん材を充てんして注型層を形
成、硬化させる場合に、発熱の上昇がゆるやかであり、
クラックが入り難い。
その上ダルコート樹脂層に成程度の耐水性があれば、煮
沸テストによって、ブリスターの発生、或は劣化による
外観不良、黄変、白化、などが無く、煮沸テスト後も頗
る良好な透明性、色調、を有するものが得られると考え
られる。
本発明で用いられる側鎖不飽和ポリマーとしては、側鎖
にウレタン結合又はエステル結合を介して(メタ)アク
リロイル基を有し主鎖が炭素−炭素結合である硬化可能
なポリマーであり、側鎖にヒドロキシル基、カルがキシ
ル基、グリシジル基などの官能基を有するビニル系ポリ
マーを製造し、次いで該官能基とウレタン化又はエステ
ル化反応を行う反応基及び(メタ)アクリロイル基を共
有する化合物を反応させて製造される。その代表的な製
造方法及び具体例として以下のものが挙げられる。
(1)側鎖にウレタン結合を介して(メタ)アクリロイ
ル基を有する側鎖不飽和ポリマー(イ)特開昭59−2
30019号公報、同60−38403号公報に記載と
同様の、 〔A〕  側鎖にヒドロキシル基を含むポリマーと、C
B)  多価インシアナートと(メタ)アクリロイル基
を有する不飽和モノアルコールとの付加物で遊離のイン
シアナート基を有する不飽和イソシアナルトとを重合性
単量体中で〔A〕のヒドロキシA4.!=CB)のイソ
シアナート基とを反応させることによりなる硬化可能な
側鎖不飽和ポリマーが挙げられる。
そのなかで、下記一般式〔■〕で示されるポリマーが本
発明において好適に使用される。
〔但し、R,、R2は水素又はメチル基であシ、Gはジ
イソシアナートの残基を表わし、Mは50〜300、n
は70〜99、mは1〜30.jは2又は3の整数であ
る。〕 具体的には、側鎖にヒドロキシル基を含むポリマーとし
て2−ヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート又は2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートとスチレン
との共重合体を用い、それに不飽和インシアナートとし
てトリレンジイソシアナートと2−ヒドロキシエチル(
メタ)アクリレート又は2−ヒドロキシプロピル(メタ
)アクリレートの1=1モル付加物を反応させて得られ
るものが最適である。
(ロ)前記の側鎖にヒドロキシル基を含むポリマーと、
(メタ)アクリロイルオキシエチルイソシアナートとを
反応させることよりなる硬化可能な側鎖不飽和ポリマー
が挙げられる。
(ハ) (メタ)アクリロイルオキシエチルイソシアナ
ートと、他のスチレン、メチルメタアクリレート等ビニ
ルモノマーとの共重合によって得られる側鎖にインシア
ナートを含むポリマーと、(メタ)アクリロイル基を有
する不飽和アルコールとを反応させることより得られる
側鎖不飽和ポリマーがあげられる。
(2)側鎖にエステル結合を介して(メタ)アクリロイ
ル基を有する側鎖不飽和ポリマー、に) 側鎖にグリシ
ツル基を含むポリマーと、(メタ)アクリル酸とを反応
させることよシなる得られる側鎖不飽和ポリマーであシ
下記一般式〔■〕で示されるポリマーが代表的である。
〔但し、R,、R2,M、n及びmの定義は前記と同じ
〕。
具体的には、スチレンとグリシジル(メタ)アクリレー
トとの共重合体に、(メタ)アクリル酸をエステル化反
応させて得られるものが好適でbる。また、グリシジル
(メタ)アクリレートの1部に代えてアリルグリシジル
エーテルを用いたものも好適に使用される。
に)側鎖にカルボキシル基を含むポリマーと、不飽和エ
ポキシ化合物とを反応させて得られる上記一般式(If
)で示されるポリマーが挙げられる。
具体的には、スチレンと(メタ)アクリル酸との共重合
体に、グリシジル(メタ)アクリレートを反応させて得
られるものが好適である。
(へ)特開昭61−258817号「硬化可能な樹脂及
びその製造方法」に代表される、 〔A〕(メタ)アクリル酸1モルに対して、工2キシ樹
脂1モル以上とを反応させて得られる分子中に(メタ)
アクリロイル基とエポキシ基とを有する不飽和エポキシ
樹脂を少なくとも一成分として含む成分と、ビニルモノ
マー、とをラジカル重合触媒を用いて共重合させること
により、生成ポリマーの側鎖にエポキシ基を有するポリ
マー含有反応混合物を造υ、次いで、 CB)  工程〔A〕から得られた反応混合物中に残存
するエポキシ基と実質的に等モルの(メタ)アクリル酸
を加えて、エポキシ基とカルボキシル基の反応を行わせ
ることによって得られる側鎖不飽和ポリマーが挙げられ
る。
そのなかで、下記一般式〔■〕で示されるポリマーが好
適である。
1i1[、上記ビスフェノール型エポキシ樹脂に代えて
、)?ラック型エポキシ樹脂、脂環式1Iキシ樹脂を用
いたものも好適に使用される。
(ト)  側鎖にカルがキシル基を含むポリマーに1上
記不飽和エポキシ樹脂を反応させて得られる一般式〔厘
〕で表わされる側鎖不飽和4リマーが挙げられる。
使用されるエポキシ樹脂は上記と同様である。
■ 側鎖に酸無水物基を含むポリマーに、〜(メタ)ア
クリロイル基を有する不飽和アルコールを反応させて得
られる側鎖不飽和ポリマーが挙げられる。
そのなかで、下記一般式(II/]で示されるsfポリ
マー好適に使用される。
〔但し、Rle R2e n * m及びMは前記した
通シである〕。
具体的には酸無水物基を有するポリマーとしてスチレン
と無水マレイン酸との共重合体を用い、それに2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート又は2−ヒドロキシ
ゾロビル(メタ)アクリレートを反応させて得られるも
のが最適である。
更に、エステル化の結果生じた遊離カルボキシル基ヲエ
ポキシ基またはヒドロキシル基及び(メタ)アクリロイ
ル基とを共有しているモノマーと反応させることによっ
て得られる遊離のカルがキシル基の無いポリマーも本発
明において使用可能である。
以上の側鎖不飽和ポリマーは分子量5ooo以上、望ま
しくは1万以上10万以下が望ましい。
5000以下の分子量では硬化性、物性が必ずしも十分
ではなく、lO万以上では粘度が高くなって作業性が劣
るようになる。
側鎖不飽和ポリマー中の(メタ)アクリロイル基の比率
は、1モルチ以上30モルチ以下が望ましい。
最も適当な範囲は5モルチ以上20モル係以下である。
側鎖不飽和/IJマーは、通常それ自体は固体であるこ
とから、(メタ)アクリロイル基と共重合可能なモノマ
ーに溶解した形で使用される。モノマーの配合はいつで
もよいが、エステル化反応前に反応系に存在させて反応
溶媒として作用させる方法を採用するのが便利である。
このために利用し得るモノマーとしてはコスト、硬化性
などの点からスチレン、ビニルトルエンカ一般的である
が、ジビニルベンゼンを併用することもできる。その他
にも、例えば(メタ)アクリル酸のモノ或はジエステル
類、代表的にはメタクリル酸メチルが用いられる。
他のモノマー類を併用することは自由である。
モノマーと側鎖不飽和ポリマーの比率は特に制限される
わけではなく、主として作業性の点から決められるが、
普通側鎖不飽和ポリマー100重量部に対してモノマー
50部以上150部以下が適当であり、最も良い比率は
100〜120部である。
側鎖不飽和ポリマーとモノマーが混合された樹脂には、
一般に用いられている重合防止剤を加える必要がある。
本発明に使用される無機質充てん材は特に制限をする必
要はないが、外°観を重視する用途にあっては利用でき
るタイプは限られる。工業的用途にあっては、要求され
る性能に応じて選択される。
Iリエステル樹脂のようなカルボキシル基を所有してい
るために混合すると増粘して用いることのできない充て
ん材、例えば白皮の高い酸化マグネシウム、水酸化マグ
ネシウム、酸化亜鉛なども特に側鎖にウレタン結合を介
して(メタ)アクリロイル基を有する不飽和ポリマーに
あっては用いることができる。
本発明に利用可能な充てん材としては、例えば次の種類
があげられる。
水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、クレー、タルク
、マイカ、ガラス粉、ウオラストナイト、シリカ、水酸
化マグネシウム、酸化亜鉛、マグネシア。混合割合は必
要に応じて変えられるが、樹脂100部に対して50〜
200部位が好適である。
更に本発明の樹脂組成物は樹脂と充てん材との混合物を
よりよく硬化させるための硬化触媒が必要であるがその
例には、市販されている有機過酸化物、或はアゾ化合物
が用いられる。例えば、中温ないし高温で硬化させる時
に用いられる系が有用である。
それらの例にはつぎのタイプがあげられる。
(イ)ノや一オキシケタール類、 例、l、1−ビス(t−ブチルパーオキシ) 3,3.
5−ト’))チルシクロヘキサン、 2.2−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン
、 (ロ) ・・イド口・ぐ−オキサイド類、例、クメンハ
イドロパーオキサイドと第4級アンモニウム塩並びに金
属石けん類との併用、(ハ) ノアシルバーオキサイド
類、 例、ラウロイルパーオキサイド、 ペンゾイルノや一オキサイド、 に)パーオキシジカーボネート類、 例、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)バーオキシ
シカ−?ネート、 ノミリスチルパ′−オキシジカーボネート、に)パーオ
キシエステル類、 例、t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパー
オキシ2−エチルヘキサネート、t−プfルバーオキシ
ベンゾエート。
本発明による組成物は、必要に応じて着色剤、熱可塑性
ポリマー、補強材、離型剤、等を併用できることは勿論
である。
〔実施例〕
次に本発明の理解を助けるために、以下に実施例を示す
実施例 1 側鎖にウレタン結合を介してメタアクリロイル基を有す
る側鎖不飽和ポリマー[A)の合成。
攪拌器、還流コンデンサー、ガスの導入管、温度計を付
した11セパラブルフラスコに、スチレン312#、2
−ヒドロキシゾロビルメタクリレート43g、t−ブチ
ルドデシルメルカプタン3.5Iを仕込み、窒素ガス気
流中で120〜125℃に加熱重合すると、5時間で重
合率62%に達した。GPC測定によると分子量2万7
千の所にピークのあるポリマーであった。ハイドロキノ
ン0.2g加えた後、スチレン155gを追加し、温度
を60℃に下げ、更に不飽和インシアナートとしてダウ
ケミカル社製イソシアナートエチルメタクリレート(下
式) %式% を40g、ジブチル錫ノラウレートを0.5.!9加え
、60℃で5時間、乾燥空気系流中で反応すると、赤外
分析の結果、遊離のインシアナート基は完全に消失した
ことが認められた。
はとんど無色で、粘度6.7ポイズの側鎖不飽和4リマ
ー〔A〕が得られた。
側鎖不飽和ポリマー[A]を100部、水酸化アルミニ
ウムとして昭和電工製ハイシライト#ト100を140
部、同≠310を70部、更に硬化触媒として日本油脂
■パーブチルpv (t−ブチルパーオキシピバレート
)を1部加え60℃で硬化させた。
JISで規定された硬化方法による硬化曲線は第3図に
みられるようにゆるやかに発熱し、最高発熱温度も10
6℃と低く注型品にクラックの発生は認められなかった
比較例 ポリエステル樹脂(、)の製造と注型 攪拌機、ガス導入管、温度計、分溜コンデンサーt−付
した11セノぐラプルフラスコニ、ネオペンチルグリコ
ール23ON、イソフタル酸166IIを仕込み、18
0〜290℃にて窒素ガス気流中でエステル化して、酸
価30.9とした後、無水マレイン酸98gを追加し、
更にエステル化を進め最終酸価を36.1とした。
ハイドロキノン0.1.9、を140℃で、スチレン3
0011を120℃で加え、常温で粘度6.9ポイズ、
ハーゼン色数300の不飽和ポリエステル樹脂[a)を
得た。
?リエステル樹脂(、〕の100部に、ノ・イジライト
ΦH−100を140部、同+H−310を70部、更
に硬化触媒として・母−ブチルpvを1部加え60℃で
硬化させた。
硬化曲線は第3図にみられるようになシ、急激な硬化に
よる発熱があり、最高温度も169℃と高かった。
また注型品は大きなりラックが7〜8ケ所に認められた
実施例 2 側鎖にエステル結合を介してアクリロイル基を有する側
鎖不飽和ポリマー〔B〕の合成。
攪拌器、還流コンデンサー、温度計、ガス導入管を付し
た21セパラブルフラスコに、スチレン936F、グリ
シデルメタクリレート140II。
t−ブチルドデシルメルカプタン10.9を仕込み、1
20〜125℃に6時間窒素気流中で攪拌すると、GP
C測定による分子量3万6千にピークを有し反応率は4
6チとなったので、ノ・イドロキノン0.3gを加え、
温度を110℃に下げ、空気系流中でアクリル酸871
.トリメチルベンジルアンモニウムクロライド2gを加
え3時間反応した。
酸価13.4、赤外吸収スペクトルで工Iキシ基の吸収
は完全に消失したことが確認された。
ハーゼン色数75、粘度5.9ポイズの側鎖不飽和ポリ
マー(B)が得られた。
ビニルエステル樹脂〔b〕の製造 攪拌機、還溜コンデンサー、温度計、ガス導入管を付し
た11セノやラブルフラスコに、エポキシ樹脂として油
化シェルエポキシ■のエピS−ト827を360II、
メタクリル酸17211.ベンジルジメチルアミン2g
、ハイドロキノン0.25I、を仕込み、空気気流中1
30〜135℃に3時間反応すると、酸価9.1となっ
たので、110℃迄冷却した後スチレン285g加え溶
解して、ガードナー色数3、粘度2.1ポイズのビニル
エステル樹脂〔b〕が得られた。
夫々の樹脂100部に、化薬ヌーリー■製14−カドッ
クスナ16を1.5部、沈降性炭酸カルシタム250部
加え、80℃の硬化曲線を調べた所、第1表にみられる
結果が得られた。
第1表 実施例 3 側鎖にエステル結合を介してメタクリロイル基を有する
側鎖不飽和4リマー(C)の合成、攪拌器、還流コンデ
ンサー、温度計付ガス導入管、滴下ロートを付した21
セ/譬ラブルフラスコに、スチレン728#St−ブチ
ルドデシルメルカプタン3Iを仕込み、窒素気流中温度
100℃でインブチルメタクリレ−)28411.無水
マレイン酸98.9及びn−ドデシルメルカプタン5g
の混合物を滴下した。
滴下開始後温度を120℃に上昇させ、同温度で4時間
を要して滴下を終了させた。
滴下終了後、更に1時間同温度で加熱を続けると固型分
は45 (%)となった。温度を100℃に下ケ、ハイ
ドロキノン0.211.2−ヒドロキシエチルメタクリ
レ−)130#、パラトルエンスルホ/酸211を加え
、同温度で6時間反応すると、赤外分析の結果ポリマー
中の酸無水物の吸収は約70 (%)程度消失したもの
と判断された。
側鎖にメタクリロイル基を有する側鎖不飽和ポリマー(
C)が粘度9.1ポイズ、ノ・−ゼン色数350で得ら
れた。
側鎖不飽和ポリマー(C) 100部に、粒径2〜10
μのタルクを200部、過酸化ベンゾイル2部をよく混
練し、これにジメチルアニリン0.2 部を添加、混合
した後、ボンデライト鋼板に約2X厚になるように塗装
し次。
約40分でグル化し、2時間後にサフオームをかけて厚
さ1′X、の面とし、40℃で1夜放置後、+240で
研摩して平滑面とした。
工、ルコメーターを用いての引張接着強度の測定による
と、接着強度は35〜50 kg7cmを示した。
実施例 4 側鎖にウレタン結合を介して不飽和結合を有する側鎖不
飽和ポリマー〔D〕の合成、 攪拌機、還流コンデンサー、温度計、ガス導入管、を付
した11セパラブルフラスコに、メチルメタクリレート
270g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート40J
1ラウリルメルカプタン3、2.9 、アゾビスイソブ
チロニトリル1.6#、全仕込み、60〜65℃で窒素
ガス気流中重合を行い、約5時間を要して同温度におけ
る粘度が2〜3ポイズになる迄反応を進め、ノ・イドロ
キノン0.21を加え乾燥空気に切替え、重合を停止し
た。
別に、インホロンジイソシアナート222g、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート1691!、メチルメタク
リレート11911.ジブチル錫ジラウレー)1.2g
、バラベンゾキノ、ン0.01#を加え、60〜65℃
で6時間反応すると、赤外分析の結果、イソシアナート
基の約69(%)は消失したものと判断され、不飽和ベ
ンゾアナー) (d)が淡黄褐色液状で得られた。
不飽和インシアナート(d) 220.9を先のポリマ
ー全量中に加え、70〜75℃で6時間反応させると、
赤外分析の結果遊離のイソシアナート基は消失したもの
と判断された。
ハーゼン色数70、粘度21.9ポイズの側鎖不飽和ポ
リマーCD)が得られた。
側鎖不飽和ポリマー[D]、 100部に、水酸化マグ
ネシウム150部、メチルメタクリレート10部、過酸
化ベシゾイルパウダー2部、を均一に混練、減圧脱泡し
た。次いで離壓剤を塗布した30のX30c!Rの鋼板
間10%に注入した上、60℃12時間、80℃6時間
加熱した。冷却後脱型し、表面をパフ研摩して仕上げた
板は、やや透明感を有する美麗な白色で、テーブルトッ
プ、カウンタートップとして利用可能と認められた。
その物性例は次の通りであった。
曲げ強さ           9.1kg/鴫27中
27ヤルピー衝撃値   2.6 kg cm/cm2
0ツクウェル硬さ      M−116180℃フラ
イノ母ンテスト  異常なし〔発明の効果〕 本発明の注型用樹脂組成物は、低コストで、クラックの
入シ難い大型の注型品を製造することができ、浴槽、洗
面化粧台、タイルなどの耐水性と美感を要求される用途
に非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は不飽和ポリエステル樹脂などの従来公知の硬化
型樹脂の硬化−発熱曲線を示す。第2図た不飽和2リエ
ステルと側鎖不飽和テリマーのそれぞれの硬化発熱曲線
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)側鎖にウレタン結合又はエステル結合を介して(
    メタ)アクリロイル基を有し主鎖が炭素−炭素結合であ
    る側鎖不飽和ポリマー、 (B)(メタ)アクリロイル基と共重合可能なモノマー
    及び (C)無機質充てん材からなる注型用樹脂組成物。
JP12002187A 1987-05-19 1987-05-19 注型用樹脂組成物 Granted JPS63286415A (ja)

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