JPS63286095A - 遠隔制御システムにおけるリアルタイム管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 通信の遠隔制御システムにおいて、電話局に１個のリア
ルタイムクロックを設置し、１電話局内にある複数の伝
送装置がこのリアルタイムクロックから時刻情報を受け
ることにより、伝送装置の数を増やした場合にもリアル
タイムの補正を速やかに行うようにしたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、通信の遠隔制御システムにおけるリアルタイ
ム管理方法の改良に関するものである。

遠隔制御システムに使用される伝送装置は、伝送装置の
ある場所から遠く離れた場所（オペレーションセンタ等
）の端末装置により、その状態を管理、監視される。

そして、オペレーションセンタからは定期的に複数の電
話局の複数の伝送装置に時刻情報を送り時間補正を行う
が、伝送装置の数が多い場合、伝送装置間で時刻がずれ
ることがある。

この場合、伝送装置が増えてもできるだけ簡単に、かつ
正確なリアルタイムクロックの補正の行える方法がとれ
ることが望ましい。

〔従来の技術〕

第３図は従来例のリアルタイム管理方法を説明する図で
ある。

第３図において、例えば電話局１．２、及び３があり、
各電話局１．２、及び３には伝送装置がそれぞれ１０台
ずつ設置されているとする（１−１０〜１−１９．２−
１０〜２−１９．３−１０〜３−１９）。各伝送装置に
は時刻情報を伝送装置に供給する装置（以下リアルタイ
ムクロックと称する、１−２０〜１−２９．２−２０〜
２−２９．３−２０〜３−２９）が設けられている。各
伝送装置は音声等の信号を受信し、外部の電話機（図示
しない）等へこの信号を転送する。

更に、各電話局にインタフェース変換器（１−３〜３−
３）を設は各伝送装置との間を制御線で接続する。そし
て、電話局１．２、及び３から離れた場所にあるオペレ
ーションセンタ４から各電話局のインタフェース変換器
を介して各伝送装置の状態を監視し、定期的に各リアル
タイムクロックに正確な時刻情報を送り、各伝送装置間
の時刻合わせを行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上述のリアルタイム管理方法においては、
伝送装置の数を増やした場合、オペレーションセンタか
ら各伝送装置のリアルタイムクロックに１台ずつ時刻合
わせを行うため、伝送装置の数が増えるにしたがって時
刻の補正に時間がかかるという問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点は第１図に示すように、複数の伝送装置と、
複数の伝送装置に接続されるインタフェース部とを有す
る被制御局と、複数の伝送装置の状態を監視し、被制御
局との間で制御情報のやりとりを行う制御局からなる遠
隔制御システムにおいて、被制御局に、複数の伝送装置
に時刻情報を供給し、インタフェース部を介して制御局
との間で制御情報のやりとりを行うリアルタイムクロッ
ク１２０を設け、制御局から被制御局に設けたリアルタ
イムクロック１２０の補正を行うようにした本発明の遠
隔制御システムにおけるリアルタイム管理方法によって
解決される。

〔作用〕

第１図において、リアルタイムクロック１２０によって
複数の伝送装置にほぼ同時に時刻情報を供給することが
できる。

一方、制御局からは、定期的に被制御局内のリアルタイ
ムクロック１２０に時刻合わせのための情報を送るため
、各伝送装置には正確な時刻情報が供給される。

この結果、各伝送装置の時刻補正のための時間が大幅に
短縮できる。

〔実施例〕

第２図は本発明の実施例のリアルタイム管理方法を説明
する図である。

全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図において、従来例と異なる点は電話局内の各伝送
装置毎にリアルタイムクロックを設ける代わりに、各電
話局毎に１台のリアルタイムクロックを設けたことにあ
る。　、 即ち、第２図において例えば電話局１１内にリアルタイ
ムクロック１１−２を設け、この出力により伝送装置１
１−１０〜１１−１９に時刻情報を供給する。

そして、オペレーションセンタ１４からは、定期的に各
電話局のリアルタイムクロックに時刻合わせを行う情報
を送ることに゛より、各伝送装置には正確な時刻情報が
供給される。

電話局１２．１３についても同様にして行うことができ
る。

時刻合わせのためにかかる時間について従来例と比較す
ると、電話局が３箇所あって、各電話局に１０台の伝送
装置がある場合、各伝送装置の時刻合わせに１分かかる
とすると、従来例では全体で３０分かかるが、本発明の
実施例では各電話局毎にほぼ同時に行うことができるた
め、３分ですませることができる。

この結果、時刻合わせのための時間を大幅に短縮するこ
とができる。

〔発明の効果〕

以上説明のように本発明によれば、電話局内の複数の伝
送装置の時刻合わせを電話局に設けたリアルタイムクロ
ックにより、はぼ同時に行うことができ、時刻合わせの
ための時間を大幅に短縮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の実施例のリアルタイム管理方法を説明
する図、 第３図は従来例のリアルタイム管理方法を説明する図で
ある。 図において １２０はリアルタイムクロック を示す。 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の伝送装置と、該複数の伝送装置に接続されるイン
   タフェース部とを有する被制御局と、該複数の伝送装置
   の状態を監視し、該被制御局との間で制御情報のやりと
   りを行う制御局からなる遠隔制御システムにおいて、 該被制御局に、該複数の伝送装置に時刻情報を供給し、
   該インタフェース部を介して制御局との間で制御情報の
   やりとりを行うリアルタイムクロック（１２０）を設け
   、該制御局から該被制御局に設けたリアルタイムクロッ
   ク（１２０）の補正を行うようにしたことを特徴とする
   遠隔制御システムにおけるリアルタイム管理方法。