JP3352062B2 - 時刻信号供給システム - Google Patents

時刻信号供給システム

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JP3352062B2 JP31403999A JP31403999A JP3352062B2 JP 3352062 B2 JP3352062 B2 JP 3352062B2 JP 31403999 A JP31403999 A JP 31403999A JP 31403999 A JP31403999 A JP 31403999A JP 3352062 B2 JP3352062 B2 JP 3352062B2
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健二 高橋
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仁志 柴田
秀昭 山崎
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浩男 山岸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交換機が属する
ネットワーク内の時刻を統一し、一元管理を行なうため
に、交換機が内蔵するハードウェア時計に校正用の時刻
信号を供給する時刻信号供給システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の時刻信号供給システムと
しては、例えば図2に示すようなものが知られている。
この時刻信号供給システムでは、メッセージエリア(単
位料金区域)MA内の交換機の時刻を一元管理するため
に、メッセージエリアMAを構成する複数nのローカル
エリア(加入者区域)のうちの所定のローカルエリアL
A1内に時計機能を有する時間パルス供給装置21と時
間パルス転送装置22とを設置し、他のローカルエリア
LA2〜LAnには時間パルス受信装置23をそれぞれ
設置して、時間パルス供給装置21から時間パルス転送
装置22に時間パルスを供給し、この時間パルス転送装
置22から当該ローカルエリアLA1内に属する複数の
交換機25にそれぞれ時刻校正用の時間パルスを供給す
ると共に、他のローカルエリアLA2〜LAnの時間パ
ルス受信装置23にそれぞれ専用の中継線26を介して
時間パルスを常時供給して、各時間パルス受信装置23
から当該時間パルス受信装置23が属するローカルエリ
ア内の複数の交換機25にそれぞれ時刻校正用の時間パ
ルスを供給するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の時刻信号供給システムにあっては、時間パルス
供給装置21における時刻調整を、必要に応じて人手に
より、日本標準時との誤差を確認して行なっている。こ
のため、保守管理が面倒であると共に、時刻を精度良く
管理できないという問題があった。
【0004】また、時間パルス供給装置21を有するロ
ーカルエリアLA1と他のローカルエリアLA2〜LA
nとを、それぞれ専用の中継線26で接続して時間パル
スを供給するようにしているため、中継線26の保守管
理も必要になるという問題があると共に、例えば新たに
ローカルエリアを設置する場合には、新たに中継線も布
設しなければならず、設備費が嵩むという問題がある。
【0005】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、交換機の新設や新型の交換機へ
の置き換えにも容易かつ安価に対処でき、しかも面倒な
保守管理を要することなく、複数メッセージエリアを取
り込んで全国規模で統一、管理された高精度の時刻信号
を供給できる時刻信号供給システムを提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、交換機が内蔵するハードウ
ェア時計を校正するための時刻信号を供給するシステム
であって、自走する内蔵時計を有する一つのマスタ時刻
装置と、該マスタ時刻装置に対応し、それぞれ自走する
内蔵時計を有する複数のスレーブ時刻装置とを含むグル
ープを、グループ間でマスタ時刻装置を相互にバックア
ップ可能に複数設け、各グループでは、当該グループ内
のマスタ時刻装置において、日本標準時を取得して内蔵
時計の時刻との誤差を検出し、その誤差が規定の範囲内
にあるときは、取得した日本標準時をもとに内臓時計の
時刻を自動的に修正して、その修正された時刻情報を当
該グループ内の複数のスレーブ時刻装置に対して予め定
めたスケジュールに従って公衆網を介して周期的に配信
すると共に、各スレーブ時刻装置においては、受信した
時刻情報に基づいて内蔵時計の時刻修正を自動的に行な
って、その修正された時刻信号を予め接続した任意の数
の交換機に供給し、前記誤差が規定の範囲を超えている
ときは、他のグループのマスタ時刻装置に日本標準時を
取得させて、その取得時の日本標準時と当該マスタ時刻
装置の内蔵時計の時刻との誤差を算出させ、これら両グ
ループにおける誤差に基づいて日本標準時の発生装置を
含む異常装置を特定すると共に、一方のグループのマス
タ時刻装置に異常がある場合には、他方のグループのマ
スタ時刻装置から一方のグループの複数のスレーブ時刻
装置に時刻情報を配信するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0007】このようにすれば、各グループにおいて、
マスタ時刻装置で取得した日本標準時と内蔵時計の時刻
との誤差が規定の範囲内にあるときは、取得した日本標
準時をもとに内蔵時計の時刻修正が自動的に行なわれる
ので、面倒な修正操作が不要になり、マスタ時刻装置の
保守管理が容易になると共に、その時刻修正されたマス
タ時刻装置から対応するスレーブ時刻装置に公衆網を介
して時刻情報を配信するので、交換機の新設や新型の交
換機への置き換えにも容易かつ安価に対処できるように
なる。また、各スレーブ時刻装置においては、受信した
時刻情報に基づいて内蔵時計の時刻修正が自動的に行な
われ、その修正された時刻信号を対応する交換機に供給
するので、交換機に対して常に高精度の時刻信号を供給
することが可能となる。
【0008】さらに、グループ間ではマスタ時刻装置が
相互にバックアップ可能となっており、あるグループの
マスタ時刻装置で取得した日本標準時と内臓時計の時刻
との誤差が規定の範囲を超えているときは、他のグルー
プのマスタ時刻装置において日本標準時と内蔵時計の時
刻との誤差が算出させて、これら両グループにおける誤
差に基づいて日本標準時の発生装置を含む異常装置が特
定されるので、異常発生に対して迅速に対処することが
可能になると共に、一方のグループのマスタ時刻装置に
異常がある場合には、他方のグループのマスタ時刻装置
にバックアップされて一方のグループの複数のスレーブ
時刻装置に時刻情報が配信されるので、例えば、通常は
国内を東西の二つのグループに分離して運用し、いずれ
かのマスタ時刻装置に異常が発生した場合には、両グル
ープ間でマスタ時刻装置を相互にバックアップしなが
ら、ネットワーク内の時刻を統一管理することが可能と
なる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1記載の時
刻信号供給システムにおいて、前記スレーブ時刻装置
は、時刻信号を供給する交換機毎に、昼夜表示時刻、サ
マータイムの適用の有無を適宜設定可能であることを特
徴とするものである。
【0010】このようにすれば、交換機毎に適宜の運用
が可能となる。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の時刻信号供給システムにおいて、前記スレーブ時
刻装置は、現在時刻情報とともに、必要に応じてうるう
秒調整情報、サマータイム調整情報をシリアルの時刻信
号として放送形式で交換機に供給することを特徴とする
ものである。
【0012】このようにすれば、各交換機のハードウェ
ア時計に対して、うるう秒およびサマータイムの適用を
自動的に設定することができるので、利用範囲を拡大す
ることが可能となる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか一項記載の時刻信号供給システムにおいて、前記
マスタ時刻装置は、テレホンJJYから日本標準時を取
得し、前記複数のスレーブ時刻装置に対して電話網を介
して時刻情報を配信することを特徴とするものである。
【0014】このようにすれば、処理の容易な形態の日
本標準時を簡単に取得することが可能となる。
【0015】請求項5に係る発明は、請求項4記載の時
刻信号供給システムにおいて、前記マスタ時刻装置は、
テレホンJJYからの日本標準時の取得時に発生する伝
送遅延時間の補正も含めて自走する内蔵時計の時刻修正
を行なうと共に、前記スレーブ時刻装置に時刻情報を配
信する際に、当該スレーブ時刻装置との間の伝送遅延時
間を測定し、その測定した伝送遅延時間を含めて時刻情
報を配信することを特徴とするものである。
【0016】このようにすれば、テレホンJJYからの
日本標準時に基づく高精度の時刻信号を、マスタ時刻装
置とスレーブ時刻装置との間の伝送距離に関係なく各交
換機に供給することが可能となる。
【0017】請求項6に係る発明は、請求項1〜5のい
ずれか一項記載の時刻信号供給システムにおいて、前記
マスタ時刻装置は、前記スケジュールに従った周期的な
時刻情報の配信とは別に、所定のスレーブ時刻装置に対
して前記同一スケジュールの中で時刻情報を複数回配信
することを特徴とするものである。
【0018】このようにすれば、所定のスレーブ時刻装
置が受け持つ交換機に対してより高精度の時刻信号を常
に供給することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。図1は、この発明に係
る時刻信号供給システムの一実施の形態を示すものであ
る。この実施の形態では、交換機が属する全国ネットワ
ークを、例えば東西の二つグループ1および2に分割
し、各グループに一つのマスタ時刻装置3と複数のスレ
ーブ時刻装置4とを設置する。
【0020】マスタ時刻装置3は、自走する内蔵時計を
有し、電話網5を介して定期的に、例えば一日に一回、
テレホンJJY(郵政省通信総合研究所が提供する電話
回線による標準時供給システム)から日本標準時を取得
して、内蔵時計との誤差をチェックし、その誤差が規定
の範囲内であれば内蔵時計の時刻修正を行なう。なお、
この時刻修正にあたっては、テレホンJJYからの電話
網5を介しての日本標準時の取得時に発生する伝送遅延
時間をマスタ時刻装置3により測定し、その伝送遅延時
間も含めて修正する。
【0021】このようにして、時刻修正を行なったマス
タ時刻装置3から、複数のスレーブ時刻装置4に対して
予め定めたスケジュールに従って電話網5を介して、例
えばセキュリティの面より呼び返し方式により接続し
て、周期的に時刻情報を配信する。なお、時刻情報を配
信するスレーブ時刻装置4に不接続の場合には、規定回
数接続動作をリトライする。ここで、電話網5を介して
時刻情報を配信する際には、電話網5による伝送遅延時
間が生じるので、マスタ時刻装置3では、各スレーブ時
刻装置4に時刻情報を配信する毎に伝送遅延時間を測定
し、その測定した伝送遅延時間とともに時刻情報を送信
するようにする。
【0022】各スレーブ時刻装置4は、自走する内蔵時
計を有し、電話網5を介して受信した伝送遅延時間を含
む時刻情報に基づいて内蔵時計の時刻修正を行ない、そ
の時刻修正された内蔵時計から予め接続した任意の数の
交換機6に時刻信号を供給するようにする。
【0023】この実施の形態では、各種の交換機6に対
応するため、各スレーブ時刻装置4から時刻信号とし
て、時間パルスと時刻データとを出力させるようにす
る。ここで、時間パルスとしては、1秒信号と、うるう
秒の挿入を含む昼夜間表示(D/N)信号とを出力させ
る。なお、D/N信号は、時刻信号を供給する交換機毎
に昼夜表示時刻およびサマータイムの適用/非適用を含
めて設定する。また、時刻データとしては、年、月、
日、時、分、秒、うるう秒(1回で+1秒挿入する場合
と、複数回に分けて徐々に挿入する場合とがある)、サ
マータイム情報等をシリアルデータとして、毎秒、放送
形式で出力させる。
【0024】なお、マスタ時刻装置3およびスレーブ時
刻装置4の各々には、ポータブル保守運用端末7を適宜
直接接続して、装置の設置/立上げや不具合発生時に対
処するようにすると共に、マスタ時刻装置3と各スレー
ブ時刻装置4には、電話網5を介して遠隔保守運用端末
8を適宜接続して、各種情報のアップ/ダウンロード、
故障の受付け、各装置の定期的チェック等を集中的に行
なうようにする。
【0025】さらに、この実施の形態では、グループ
1,2間でマスタ時刻装置を相互にバックアップするよ
うにして、一方のグループのマスタ時刻装置において、
内蔵時計の時刻とテレホンJJYから取得した日本標準
時との誤差が規定の範囲を超えたことが検出された場合
には、当該マスタ時刻装置から他のグループのマスタ時
刻装置に対して日本標準時の取得を指示して、その取得
時の日本標準時と当該マスタ時刻装置の内蔵時計の時刻
との誤差を算出させ、これら両グループにおける誤差に
基づいて日本標準時の発生装置を含む異常装置を特定
し、その結果、一方のマスタ時刻装置に異常がある場合
や、一方のマスタ時刻装置にその他の異常が発生した場
合には、当該マスタ時刻装置の機能を他方のマスタ時刻
装置(他のグループ)によってバックアップして、該他
方のマスタ時刻装置から一方のマスタ時刻装置に対応す
る複数のスレーブ時刻装置に電話網5を介して時刻情報
を供給するようにする。
【0026】以上のように、この実施の形態によれば、
各グループ1,2において、マスタ時刻装置3の内蔵時
計を、テレホンJJYからの日本標準時を基に伝送遅延
時間も含めて自動的に修正するようにしたので、面倒な
修正操作が不要になり、マスタ時刻装置の保守管理が容
易になる。また、このマスタ時刻装置3からの修正され
た時刻情報を電話網5を介して複数のスレーブ時刻装置
4に配信するようにしたので、交換機の新設や新型の交
換機への置き換えにも容易かつ安価に対処できる。さら
に、各スレーブ時刻装置4においては、受信した時刻情
報に基づいて伝送遅延時間も含めて内蔵時計の時刻修正
を自動的に行なって、対応する交換機6に時刻信号を供
給するようにしたので、交換機6に対して高精度の時刻
信号を供給することができる。
【0027】また、各スレーブ時刻装置4は、自走する
内蔵時計を有するので、対応するマスタ時刻装置3が故
障しても、交換機6に時刻信号を供給し続けることがで
きると共に、故障したマスタ時刻装置3の機能は、他の
グループのマスタ時刻装置によってバックアップされる
ので、各交換機6に対して常に高精度の時刻信号を安定
して供給することができる。
【0028】さらに、各スレーブ時刻装置4から、時刻
信号として、1秒信号、および交換機毎にサマータイム
の適用/非適用が設定可能なD/N信号を有する時間パ
ルスを出力させると共に、年、月、日、時、分、秒、う
るう秒、サマータイム情報等を有するシリアルの時刻デ
ータを放送形式で出力させるようにしたので、各種の交
換機6に対して所望の時刻信号を供給することができ、
利用範囲を拡大することができる。
【0029】なお、この発明は、上述した実施の形態に
のみ限定されるものではなく、幾多の変更または変形が
可能である。例えば、上述した実施の形態では、交換機
が属する全国ネットワークに対して二つのグループに分
割してマスタ時刻装置よりスレーブ時刻装置へ時刻情報
を配信するようにしたが、三つ以上のグループに分割し
て時刻を統一するようにすることもできる。また、マス
タ時刻装置で取得する日本標準時は、テレホンJJYに
限らず、標準電波やGPS等から取得するようにするこ
ともできる。さらに、マスタ時刻装置から各スレーブ時
刻装置への時刻情報の配信は、電話網を利用する場合に
限らず他の公衆網を利用することもできる。さらにま
た、より高精度の時刻信号を必要とする交換機を受け持
つスレーブ時刻装置に対して、対応するマスタ時刻装置
からスケジュールに従った周期的な時刻情報の配信とは
別に、時刻情報を一日に複数回配信するようにすること
もできる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、自走する内蔵時計を
有する一つのマスタ時刻装置と、該マスタ時刻装置に対
応し、それぞれ自走する内蔵時計を有する複数のスレー
ブ時刻装置とを含むグループを複数設け、各グループに
おいて、マスタ時刻装置で取得した日本標準時と内蔵時
計の時刻との誤差が規定の範囲内にあるときは、取得し
た日本標準時をもとに内蔵時計の時刻を自動的に修正す
るようにしたので、面倒な修正操作が不要になり、マス
タ時刻装置の保守管理が容易になると共に、その時刻修
正されたマスタ時刻装置から対応するスレーブ時刻装置
に公衆網を介して時刻情報を配信するようにしたので、
交換機の新設や新型の交換機への置き換えにも容易かつ
安価に対処することができる。また、各スレーブ時刻装
置においては、受信した時刻情報に基づいて内蔵時計の
時刻を自動的に修正して、その修正された時刻信号を対
応する交換機に供給するようにしたので、交換機に対し
て常に高精度の時刻信号を供給することができる。さら
に、グループ間ではマスタ時刻装置を相互にバックアッ
プ可能とし、あるグループのマスタ時刻装置で取得した
日本標準時と内臓時計の時刻との誤差が規定の範囲を超
えているときは、他のグループのマスタ時刻装置におい
て日本標準時と内蔵時計の時刻との誤差を算出し、これ
ら両グループにおける誤差に基づいて日本標準時の発生
装置を含む異常装置を特定するようにしたので、異常発
生に対して迅速に対処することができると共に、一方の
グループのマスタ時刻装置に異常がある場合には、他方
のグループのマスタ時刻装置でバックアップして一方の
グループの複数のスレーブ時刻装置に時刻情報を配信す
るようにしたので、例えば、通常は国内を東西の二つの
グループに分離して運用し、いずれかのマスタ時刻装置
に異常が発生した場合には、両グループ間でマスタ時刻
装置を相互にバックアップしながら、ネットワーク内の
時刻を統一管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る時刻信号供給システムの一実
施の形態を示す図である。
【図2】 従来の時刻信号供給システムを示す図であ
る。
【符号の説明】
1,2 グループ 3 マスタ時刻装置 4 スレーブ時刻装置 5 電話網 6 交換機 7 ポータブル保守運用端末 8 遠隔保守運用端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川勝 英男 東京都新宿区西新宿6丁目12番1号 富 士通アイ・ネットワークシステムズ株式 会社内 (72)発明者 小松 勝之 東京都新宿区西新宿6丁目12番1号 富 士通アイ・ネットワークシステムズ株式 会社内 (72)発明者 中谷 隆好 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 高橋 健二 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 根岸 貢 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 倉持 利一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 柴田 仁志 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 山崎 秀昭 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 野沢 稔 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 山岸 浩男 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 日下部 貴之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 仁科 武好 東京都品川区中延6丁目10番13号 株式 会社 大興電機製作所内 (72)発明者 立花 勉 東京都品川区中延6丁目10番13号 株式 会社 大興電機製作所内 (56)参考文献 特開 平7−321959(JP,A) 特開 平10−257184(JP,A) 特開 平4−218793(JP,A) 特開 平10−93515(JP,A) 特開 昭61−292462(JP,A) 特開 平10−90443(JP,A) 特開 平4−360431(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 15/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機が内蔵するハードウェア時計を校
    正するための時刻信号を供給するシステムであって、 自走する内蔵時計を有する一つのマスタ時刻装置と、該
    マスタ時刻装置に対応し、それぞれ自走する内蔵時計を
    有する複数のスレーブ時刻装置とを含むグループを、グ
    ループ間でマスタ時刻装置を相互にバックアップ可能に
    複数設け、 各グループでは、当該グループ内のマスタ時刻装置にお
    いて、日本標準時を取得して内蔵時計の時刻との誤差を
    検出し、その誤差が規定の範囲内にあるときは、取得し
    た日本標準時をもとに内臓時計の時刻を自動的に修正し
    て、その修正された時刻情報を当該グループ内の複数の
    スレーブ時刻装置に対して予め定めたスケジュールに従
    って公衆網を介して周期的に配信すると共に、各スレー
    ブ時刻装置においては、受信した時刻情報に基づいて内
    蔵時計の時刻修正を自動的に行なって、その修正された
    時刻信号を予め接続した任意の数の交換機に供給し、 前記誤差が規定の範囲を超えているときは、他のグルー
    プのマスタ時刻装置に日本標準時を取得させて、その取
    得時の日本標準時と当該マスタ時刻装置の内蔵時計の時
    刻との誤差を算出させ、これら両グループにおける誤差
    に基づいて日本標準時の発生装置を含む異常装置を特定
    すると共に、一方のグループのマスタ時刻装置に異常が
    ある場合には、他方のグループのマスタ時刻装置から一
    方のグループの複数のスレーブ時刻装置に時刻情報を配
    信するようにしたことを特徴とする時刻信号供給システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の時刻信号供給システムに
    おいて、 前記スレーブ時刻装置は、時刻信号を供給する交換機毎
    に、昼夜表示時刻、サマータイムの適用の有無を適宜設
    定可能であることを特徴とする時刻信号供給システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の時刻信号供給シ
    ステムにおいて、 前記スレーブ時刻装置は、現在時刻情報とともに、必要
    に応じてうるう秒調整情報、サマータイム調整情報をシ
    リアルの時刻信号として放送形式で交換機に供給するこ
    とを特徴とする時刻信号供給システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項記載の時刻
    信号供給システムにおいて、 前記マスタ時刻装置は、テレホンJJYから日本標準時
    を取得し、前記複数のスレーブ時刻装置に対して電話網
    を介して時刻情報を配信することを特徴とする時刻信号
    供給システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の時刻信号供給システムに
    おいて、 前記マスタ時刻装置は、テレホンJJYからの日本標準
    時の取得時に発生する伝送遅延時間の補正も含めて自走
    する内蔵時計の時刻修正を行なうと共に、前記スレーブ
    時刻装置に時刻情報を配信する際に、当該スレーブ時刻
    装置との間の伝送遅延時間を測定し、その測定した伝送
    遅延時間を含めて時刻情報を配信することを特徴とする
    時刻信号供給システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項記載の時刻
    信号供給システムにおいて、 前記マスタ時刻装置は、前記スケジュールに従った周期
    的な時刻情報の配信とは別に、所定のスレーブ時刻装置
    に対して前記同一スケジュールの中で時刻情報を複数回
    配信することを特徴とする時刻信号供給システム。
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