JPS6326390B2 - - Google Patents

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JPS6326390B2
JPS6326390B2 JP54135654A JP13565479A JPS6326390B2 JP S6326390 B2 JPS6326390 B2 JP S6326390B2 JP 54135654 A JP54135654 A JP 54135654A JP 13565479 A JP13565479 A JP 13565479A JP S6326390 B2 JPS6326390 B2 JP S6326390B2
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toner
sleeve
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electrostatic latent
photoreceptor
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Fuyuhiko Matsumoto
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は積層感光体に形成された極性の異な
る2つの静電潜像を、電荷を有するトナーにより
現像する静電潜像現像方法に関する。
一般に電子写真複写機に使用される感光体には
均一帯電が行なわれ、原稿光像が照射されると、
光像に対応した、正あるいは負電荷からなる静電
潜像が形成される。この静電潜像には有彩色のト
ナー粒子が静電気的に吸着され、可視像を形成す
る現像操作が行なわれる。この可視像は感光体か
ら転写紙に電気的吸引力により転写され、コピー
が得られる。この場合、原稿が単色であれば、静
電潜像は正あるいは負の一方極性の電荷により形
成され、静電潜像とは逆極性の電荷を帯びた単色
トナーにより現像される。しかし2色原稿による
2色コピーを得るには、2色コピー用の感光体や
トナーを使用し、2色専用の現像方法が必要とな
る。たとえば、2色の電子写真方法に使用される
感光体として、第1図に示すような分光感度の異
なる第1及び第2光導電層12,13を導電性基
体11上に積層し、場合によつては中間層14を
両光導電層12,13間に配した積層感光体(以
後感光体と記す)1が公知である。この感光体1
に対し、互いに逆極性の1次帯電(ここでは表面
電位を正極性に保つ)、2次帯電(ここでは表面
電位を負極性に保つ)をそれぞれ所定電圧の印加
されたコロナ帯電器2,3で行ない、黒色及び赤
色の2色画像を有する原稿4の光像を照射し、原
稿光像に対応した静電潜像を形成し、この静電潜
像の黒部対応領域401(ここでは負極性)、赤
部対応領域402(ここでは正極性)を互いに逆
極性の黒トナー(ここでは正極性)51と赤トナ
ー(ここでは負極性)52でそれぞれ現像し可視
像を得る現像方法がある。なお、ここで使用され
た感光体1の表面電位の推移を第2図に示した。
このような場合、2色原稿に対応する静電潜像、
すなわち極性が異なつた2つの静電潜像401,
402は地肌部に対応し、かつ表面電位のゼロに
近似するよう保たれた白部対応領域403を介し
て分布している。この白部対応領域403に対
し、黒,赤の両トナー51,52は本来付着する
ことはないのであるが、実際は表面電位がゼロ電
位よりずれることが多いために、白部対応領域4
03がトナーを吸着し、これによりコピー面の地
汚れが生ずることがある。このような地汚れ防止
のため、従来は現像剤中のトナー濃度、すなわち
磁性材からなるキヤリアに対する正,負両トナー
51,52の分量を著しく少なくして、白部対応
部403への両トナー51,52の付着を押える
よう構成していた。しかし、この方法では黒,赤
対応領域401,402に吸着されるトナー量も
規制されてしまい、結果としてコピー面の画像濃
度が上がらないという欠点が生じていた。
この発明は磁石を内蔵したスリーブにより感光
体面に供給される現像剤が静電潜像と対向した
際、静電潜像により静電気的な吸引力を受けると
同時に、交流バイアス電圧の印加されたスリーブ
により、スリーブと感光体の導電性基体間に交流
バイアス電圧を印加し、上記導電性基体に対する
スリーブの電位が高く保持されている間は一方の
トナーにスリーブより離れる方向への離脱力を加
え、他方のトナーにスリーブに向かう方向への保
持力を加え、上記導電性基体に対するスリーブの
電位が低く保持されている間は上記一方のトナー
に保持力を他方のトナーに離脱力をそれぞれ加
え、かつ、上記保持力が吸引力より小さくなるよ
う設定されている。
この発明によれば2色原稿に対応する各静電潜
像へ吸着される2色のトナーが受ける吸引力に加
え、この吸引力と同方向への離脱力を付加するこ
とができるから、各静電潜像へのトナーの付着量
を増加できると共に、離脱力に対し逆方向で、か
つ交互に生じる保持力により地肌汚れを防止する
ことができ、鮮明な2色のコピー画像を得ること
ができる。
この発明は画像濃度を上げると共に、鮮明なコ
ピー画像を得ることのできる2色の静電潜像現像
方法を提供することを目的とする。
以下添付図面と共にこの発明を説明する。
この発明ではまず、従来の静電潜像形成方法を
利用して2色原稿の光像に対応した正,負2つの
静電潜像を感光体1に形成する。すなわち分光感
度の異なる2つの光導電層を備えた感光体1に対
し1次および2次帯電を施し、この後2色原稿の
光像を照射して極性の異なる2つの静電潜像を形
成できる方法であればよく、各種の組合せの感光
体1を使用でき、第1図および第2図に示したよ
うな静電潜像形成方法を使用してもよい。この場
合第1図()に示すように、感光体1上に2色
原稿4の光像を照射し、これに対応した静電潜像
を得る。すなわち黒部対応領域401の表面電位
を負極性に、赤色対応領域402の表面電位を正
極性に形成する。このようにして得られた静電潜
像には、一方のトナーとしての正電荷を有する黒
トナー51と他方のトナーとしての負電荷を有す
る赤トナー52とを、磁性材からなるキヤリヤ5
3の表面に付着した構成の現像剤5が供給され
る。第3図に示すように、このキヤリヤ53は両
トナー51,52に比べて十分大きな粒状を呈し
ており、これらは混合され撹拌されることにより
相互に接触し、キヤリヤ53の表面には摩擦電気
により発生した付着力で両トナー51,52が付
着している。このキヤリヤ53は図示しない磁石
を内蔵した導電性のスリーブ6の表面に、この表
面より発する磁力線に沿つて整列し、ブラシ状の
配列状態に保持される。このキヤリヤ53からな
るブラシが静電潜像を対向すると、キヤリヤ53
の表面上にゆるく付着力により付着されていた両
トナー51,52は、それぞれ反対極性の静電潜
像上に吸引される。第3図AおよびBに示すよう
に黒部対応領域401、すなわち感光体表面電位
が負極性の領域においては、ブラシ状のキヤリヤ
53の表面に付着していた正の電荷を有した黒ト
ナー51に対し静電引力としての吸引力Faを与
える。この吸引力Faは、黒トナー51が摩擦電
気によりキヤリヤ53に付着している付着力より
十分に大きくなるように設定される。このため、
黒トナー51は付着力を振切つて感光体1に達
し、その表面に付着する。しかもこの際スリーブ
6と感光体1の導電性基体との間には交流バイア
ス電圧が印加されている。この交流バイアス電圧
が第3図Aに示すように感光体1の導電性基体に
対しスリーブ6側が高電位となる時点において
は、スリーブ側のキヤリヤ53も導電性であるた
め高電位に保持され、キヤリヤ表面に付着してい
た正極性の黒トナー51を静電気的に反撥させ、
キヤリヤ53から離脱させる方向への離脱力Fc
を付加する。この離脱力Fcの方向は実質的にス
リーブ6から離脱する方向、すなわち感光体1へ
向う方向となり、キヤリヤ表面に付着していた正
極性の黒トナー51には、この時吸引力Faに離
脱力Fcが付加されることになり、この黒トナー
は負極性の黒部対応領域401に強力に静電気的
に吸引される。このためキヤリヤ表面において吸
引力Faを受けただけでは黒部対応領域401に
移動できなかつた黒トナー51でも、感光体1に
対してスリーブ6側が高電位となつた時点で離脱
力Fcを付加されるため、この時点で黒部対応領
域401に達することができ、この黒部対応領域
401は十分な量の黒トナー51で現像される。
この時、負極性の赤トナー52は負極性の黒部対
応領域401により反撥力Fdを受けることにな
り、更にスリーブ6が感光体1より高電位である
ことによるバイアス効果により、赤トナー52は
付着力と同方向、すなわちスリーブ6に向う保持
力Fbを受けることになる。交流バイアス電圧が
第3図Bに示すように感光体1に対しスリーブ6
側が低電位になつた時点では、キヤリヤ表面に付
着していた正極性の黒トナー51は負極性の黒部
対応領域401より吸引力Faを受けているが、
これと反対向きのキヤリヤ53への保持力Fbも
スリーブ側の低電位により加わつているため黒ト
ナー51の移動は少ない。この時、赤トナー52
は黒部対応領域401より反撥力Fdを受けると
共に、スリーブ6に印加された低電位により、ス
リーブ側より離脱する方向えの離脱力Fcを受け
るが、反撥力Fdは黒部対応領域401に近づく
ほど強くなるから、黒部対応領域401への赤ト
ナー52の付着は起こらない。
同様に第4図AおよびBには赤部対応領域40
2がスリーブ6と対向した状態が示されている。
第4図Aに示すように、スリーブ6が感光体より
高電位に保持された時点では、キヤリヤ53上の
黒トナー51は正極性の赤部対応領域402より
反撥力Fdを受け、スリーブ側からは離脱力Fcを
受ける。この場合、黒トナー51は離脱力Fcよ
り十分大きな反撥力Fdを受けるため、スリーブ
側から移動することはない。一方の負極性の赤ト
ナー52は正極性の赤部対応領域402より吸引
力Faを受け、同じく正極性のスリーブ側からは
吸引力Faと逆向きの保持力Fbを受けるため、こ
の時点での赤トナー52の移動は少ない。スリー
ブ6が感光体1より低電位に保持された時点で
は、第4図Bに示すように、黒トナー51は赤部
対応領域402より反撥力Fdを、スリーブ側よ
り同方向の保持力Fbを、それぞれ受け移動しな
いが、負極性の赤トナー52は正極性の赤部対応
領域402より吸引力Faを、低電位のスリーブ
側からは同方向の離脱力Fcをそれぞれ受けるこ
とになり、吸引力Faだけでは移動できなかつた
赤トナー52までが、離脱力Fcが付加されるこ
とにより赤部対応領域402に達することができ
るようになる。
上述の処において、感光体1の静電潜像には両
トナー51,52がそれぞれ付着する。この場
合、感光体に対してスリーブ6が低電位に保持さ
れている時点で正極性のトナー51に、逆に高電
位に保持されている時点で負極性のトナー52に
それぞれスリーブ6側への静電引力、即ち、保持
力Fbが加わる。しかも、保持力Fbと摩擦電機に
よる付着力の合力よりも各静電潜像が発する吸引
力Faのほうが十分大きくなるよう設定しておく。
これによりキヤリヤ53へ向う合力を一端離脱し
て静電潜像に達した各トナーは逆極性のバイアス
電圧印加時に、再度保持力Fbを受けて逆方向、
すなわちキヤリヤ53側に引戻されないよう構成
されている。このように交流バイアス電圧値を設
定することにより、このバイアス電圧が同極性と
なる方のトナーは離脱力Fcを受け、一方、逆極
性となる方のトナーは離脱力Fcと逆方向の保持
力Fbを受ける。これら離脱力Fcと保持力Fbは交
流バイアス電圧により周期的に変化するから十分
な量の黒、赤トナー51,52が各々の静電潜像
部分に達することができ、感光体面にトナー濃度
の濃い可視像を形成できる。
一方、感光体1上の白部対応領域403におけ
る感光体表面電位はゼロに近似しており、黒,赤
トナー51,52は吸引力Fa、および反撥力Fd
が作用しない。更にキヤリヤ53に付着力により
付着している各トナー51,52に離脱力Fcが
作用した時、白部対応領域403に一時的に各ト
ナー51,52が付着しても、各トナー51,5
2はただちに逆極性のバイアス電圧による保持力
Fbの作用を受け、スリーブ側に引き戻される。
このように、各トナー51,52には周期的に方
向の反転する力が作用するが、これによる白部対
応領域403への黒,赤トナー51,52の付着
量はほとんど無視できるものである。このため従
来のようにトナー濃度を著しく下げる必要がな
く、地肌汚れのないトナー濃度の濃い可視像が得
られる。この可視像はこの後公知の転写手段と、
その後の定着手段とを介して転写紙上に永久画像
として表示される。
上述の処において、キヤリヤ53に付着するト
ナーを黒トナー51と赤トナー52とで本発明を
説明したが上述に限定されるものではなく、磁性
材で作られたキヤリヤ53との混合、撹拌により
生じる摩擦電気により正、負に分けられるトナー
であればよく黒,赤トナーの他、黄,青等のトナ
ーもその摩擦電気的な組合せを考慮して使用でき
る。
第5図には第3図,第4図で説明した現像剤5
中の黒トナー51に対する赤トナー52の混合率
〔%〕と、両トナー51,52の見掛けの帯電量
〔μc/g〕とに関する線図が示されている。図
中、破線b、および1点鎖線cで示すように従来
使用されていたほとんどの2色混合トナーは黒ト
ナー(ここでは正極性)の極性に帯電量が偏よつ
ていたが、本発明で使用される現像剤の特性は第
5図中に線図aで示したごとく、見掛けの帯電量
がほぼ零近傍になるような特性を持つことが望ま
しい。これは従来の現像剤5のように正極性の黒
トナー51の側に見掛けの帯電量が偏よつている
と交流バイアス電圧のバイアス効果が黒トナー側
に偏より赤トナー側へのバイアス効果が低下し、
両者のバランスが取れなかつたのでこれを防止す
るためである。
第6図にはこの発明による静電潜像現像方法を
実施するための複写機の一例が示されている。反
時計回り方向に定速回転する感光体ドラム10は
Al製導電性基体11の上に基体温度を50℃に保
ち、Seを40〔μm〕厚に蒸着した第1光導電層1
2とその上にフエノール(CP918群栄化学製)の
MeOH溶液をデツピング法にて1〔μm〕厚に塗
布し、50〔℃〕で1時間乾燥後、この上に銅フタ
ロシアニン/ポリエステル(バイロン200東洋紡
製)=1/1(固形分重量比)の塩化メチレン5〔%〕
溶液をデツピング法にて1〔μm〕厚に塗布し、こ
れを50〔℃〕で5分間乾燥した中間層14と、更
にその上に下記の組成の溶液をデツピング法にて
25〔μm〕厚に塗布し、50〔℃〕で5分間乾燥した
第2光導電層13とからなる。
上記第2光導電層13の組成物は 4―P―ジメチルアミノフエニル―2.6―ジフ
エニルチオピリリウムパークロレート
……0.1〔g〕 4.41―ビス(ジエチルアミノZ―2.21―ジメチ
ルトリフエニルメタン ……2.1〔g〕 帝人社製パンライトK―1300 ……2.8〔g〕 塩化メチレン ……60〔g〕 である。
第1光導電層12はパンクロマチツクな分光感
度を有し、第2光導電層13は赤色光に感度を有
し、これを透過させない性質を有する。
感光体ドラム10の周辺にはその回転方向に沿
つて、上部に赤色フイルター21およびタングス
テンランプ22を備えた1次帯電用コロナ帯電器
2、グリツド電極31を有する2次帯電用コロナ
帯電器3、画像露光装置7、現像装置60、トナ
ー像極性調整用コロナ放電器71、転写用コロナ
放電器72、交流除電用コロナ放電器73、クリ
ーニング装置74がそれぞれ配置されている。
現像装置60は磁気ブラシ現像装置であり、現
像電極を兼ねる現像剤供給用の導電性のスリーブ
6と、その内部に固定収容された磁石61とを有
し、現像剤5は羽根車62によつて撹拌されるこ
とにより、現像剤中の磁性体キヤリヤに赤,黒ト
ナーが摩擦電気により付着している。スリーブ6
には交流バイアス電圧が印加できるよう交流電源
63が接続されている。
感光体ドラム10の表面は、まず、赤色フイル
ター(R―64フイルター保谷硝子社製)21を通
してタングステンランプ22で露光しながら+
6.5〔KV〕で1次帯電され、次に暗所にて−5.3
〔KV〕、グリツト電圧VG=−500〔V〕の2次帯電
用コロナ帯電器(スコロトロン)3で2次帯電
し、赤,白,黒よりなるオリジナル像(原稿)の
光像で感光体面を露光した。この場合、感光体表
面電位は、1次帯電電位+2400〔V〕、2次帯電電
位−600〔V〕であり、この後の黒部対応領域40
1の表面電位−580〔V〕、赤部対応領域402の
表面電位+350〔V〕、白部対応領域403の表面
電位−30〔V〕であつた。このような静電潜像を、
感光体ドラム線速υp=180〔mm/sec〕、現像スリ
ーブ線速υr=360〔mm/sec〕、スリーブ交流バイア
ス電圧60〜120〔V〕,50〔Hz〕に保持し、下記現像
剤で現像した所、濃度の良好な、2色のトナーか
らなる可視像が得られた。この現像剤は、赤色ト
ナーとして、帯電量Q/M=11.2〔μc/g〕(鉄粉
キヤリヤ使用:3〔Wt%〕トナー濃度時の値)
を、黒色トナー(コダツク社製トナー)として、
帯電量Q/M=5.6〔μc/g〕(鉄粒キヤリヤ使
用:3〔Wt%〕トナー濃度時の値)をそれぞれ基
材として使用した。まず黒トナーを2.5〔Wt%〕
の現像剤に調整し、赤トナーを黒トナー重量に対
し60〔Wt%〕混合し、これによりできた2色混合
現像剤の見掛けの帯電量はQ/M=−1.5〔μc/
g〕であつた。
上述現像剤により現像された可視像は、この
後、転写紙Pに転写され、更に定着された。これ
により鮮明な地肌汚れのない永久画像を有するコ
ピーが得られた。
なお、上記実施例に於いて、スリーブ交流バイ
アス電圧の周波数を50〔Hz〕としたが感光体線速
υpに応じて最適使用周波数も変化するため限定
するものではなく、少なくとも50〔Hz〕〜1〔K
Hz〕間の任意の値に設定すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は積層感光体に対し、2色原稿に対応し
た静電潜像を形成するための模式的工程図、第2
図は第1図に示した積層感光体の表面電位の推移
を示す線図、第3図は負極性の黒部対応領域にお
ける現像状態説明図、第4図は正極性の赤部対応
領域における現像状態説明図、第5図は黒トナー
中への赤トナー混合率に対するトナー帯電量線
図、第6図はこの発明を実施することのできる複
写機の一実施例を示す側面図である。 1…感光体、11…導電性基体、12…第1光
導電層、13…第2光導電層、2…1次帯電用コ
ロナ帯電器、3…2次帯電用コロナ帯電器、4…
原稿、401…黒部対応領域、402…赤部対応
領域、5…現像剤、51…黒トナー、52…赤ト
ナー、53…キヤリヤ、6…スリーブ、61…磁
石、63…交流電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導電性基体上に分光感度の異なる2つの光導
    電層を備えた感光体に対し、互いに逆極性の1次
    帯電および2次帯電を施し、この後、2色原稿の
    光像を照射して異なる極性の2つの静電潜像を形
    成し、この静電潜像を、磁石を内蔵した導電性の
    スリーブにより供給されると共に、互いに逆極性
    に帯電された2色のトナーと磁性材からなるキヤ
    リヤとを有する現像剤で現像する静電潜像現像方
    法において、上記感光体と対抗した2色のトナー
    に対して、上記2つの静電潜像の各表面電位に応
    じた吸引力を加えると共に、上記スリーブと感光
    体の導電性基体間に交流バイアス電圧を印加し、
    上記導電性基体に対するスリーブの電位が高く保
    持されている間は一方のトナーにスリーブより離
    れる方向への離脱力を加え、他方のトナーにスリ
    ーブに向かう方向への保持力を加え、上記導電性
    基体に対するスリーブの電位が低く保持されてい
    る間は上記一方のトナーに保持力を他方のトナー
    に離脱力をそれぞれ加え、かつ、上記保持力が吸
    引力より小さくなるよう設定した静電潜像現像方
    法。
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