JPS62173476A - 感光体及び像形成方法 - Google Patents

感光体及び像形成方法

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JPS62173476A
JPS62173476A JP61016452A JP1645286A JPS62173476A JP S62173476 A JPS62173476 A JP S62173476A JP 61016452 A JP61016452 A JP 61016452A JP 1645286 A JP1645286 A JP 1645286A JP S62173476 A JPS62173476 A JP S62173476A
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charge
layer
image
toner
charge generation
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JP61016452A
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English (en)
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Satoru Haneda
羽根田 哲
Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
Yoshiaki Takei
武居 良明
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Konica Minolta Inc
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    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/043Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure
    • G03G5/047Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure characterised by the charge-generation layers or charge transport layers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 口、従来技術 像形成装置、例えば複写機としては、電子写真法によっ
て白黒の複写物を得る装置が広く使用されている。複数
色の原稿、例えば白地に黒色の像と赤色の像とが形成さ
れている原稿から、同様の複写物を得る機能を、複写機
に具備させることができれば、複雑な情報を理解し易く
する上で極めて好都合である。
このような事情から、上記のような2色画像を形成する
複写方法が既に提案されている( VllIえば特開昭
54−17846号公報)。この方法は、互いに分光感
度分布を異にする2種類の光導電層が積層してなる感光
体に像露光によって色別に互いに極性の異なる静電潜像
を形成し、これら潜像を互いに極性及び色の異なるトナ
ーによって現像し、記録紙等に転写して2色画像を得る
方法である。
ところが、上記の2色画像形成プロセスに用いられる感
光体は、次の重大な欠点(1)、(2)を有している。
(1)2つの感光層界面に電荷をトラップすることが必
要である。しかしながら、トラップ層を設けることは電
子写真感光体の暗減衰特性、繰返し特性に悪い影響を与
える。
(2)感光層が電荷の発生と移動、時には両極性電荷の
移動が必要とされる。
また、上記の2色画像形成プロセスも、次の(1)〜(
3)の問題を回避できない。
(F)異極性潜像を正負に帯電した2種のトナーで現像
する時、一つの画像の周辺に他色のトナーの縁取り画像
が発生する。これは/’tロー効果と呼ばれ、潜像周辺
に発生する逆電界がトナーの現像開始電圧以上になった
時に、その部分が現像される現象である。
(2)トナー極性が異なるために転写前にトナー極性を
そろえるために、コロナ帯電を行う必要がある。しかし
、転写条件は各トナー像は異なっているために、両者共
に適切な転写条件をみつけることは困難である。
(3)異極性トナーを用いているために、異極性トナー
同志が付着しやすく、混色が起こり易い。
ハ0発明の目的 本発明は、上記のような従来の感光体や像形成方法が有
する問題点を解消し、設計が容易で、かつ、ハロー効果
や混色を起こすことなく、転写条件を安定にする感光体
及びこの感光体を使用する像形成方法を提供することを
目的としている。
二0発明の構成 本発明の第一の発明は、導電性基体上に、第一の電荷発
生層、第一の電荷移動層、第二の電荷発生層、第二の電
荷移動層及び第三の電荷発生層が順次積層された感光体
に係る。
本発明の第二の発明は、上記第一の発明に係る感光体に
対して、帯電を行う工程と;この帯電とは逆極性の帯電
を行う工程と;像露光工程と;第一の現像工程と;特定
色光による全面露光を行う工程と;第二の現像工程とを
有する像形成方法に係る。
ホ、実施例 以下、2色画像形成を例に挙げて本発明の詳細な説明す
る。
第1図は本発明に基づ(感光体の断面図で、導電性基体
B上に第1の電荷発生層1、第一の電荷移動層2、第二
の電荷発生層3、第二の電荷移動層4及び第三の電荷発
生層5が順次積層されて感光体を構成している。
導電性基体Bは、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅等の
金属又はこれらの合金を用いて、円筒状、無端ベルト状
等必要に応じて適宜の形状、構造のものを作製すれば良
い。そのほか、透明フィルム又は紙に上記金属又は合金
を蒸着して作製することもできる。
光導電層は、複数の電荷発生層1.3.5及び複数の電
荷移動層2.4が上記のように8層してなっている。こ
れら各層は、を機先導電材料(OPC)によって容易に
形成することができる。電荷発生層1.3.5は、通常
、電荷発生物質及び電荷移動物質並びに結着用樹脂を主
体としてなっていて、その各層厚は0.1〜5μm、特
に好ましくは0.5〜2μmである。電荷移動層2.4
は、通常、電荷移動物質及び結着用樹脂を主体としてな
っていて、その各層厚は5〜30μm、特に好ましくは
7〜20μmである。上記各層からなる光導電層全体の
厚さは10〜50μm、特に好ましくは15〜30μm
である。
赤、黒の2色画像形成の場合の電荷発生層及び像形成プ
ロセスについて説明すると、以下の通りである。
電荷発生層1の分光感度分布は、第2図に実線で示すよ
うに600〜700 nmの範囲である。然し、上層の
電荷発生層3.5が短波長側の光を十分に吸収する材料
からなる場合は、同図に破線に示すように、短波長側に
迄感度を有していても差し支えない。
電荷発生層3.5の分光感度分布は、第3図に示すよう
に、400〜600 nmの範囲である。また、3.5
の両者は略同−の分光感度分布を有することが望ましい
。また、後述するように、潜像形成に当たっては、電荷
発生層3に電荷をトラップさせるために全面露光を利用
するので、上側の電荷発生層5は青、緑色光に10〜7
0%の透過率を有することが好ましい。
次に、画像形成プロセスについて説明する。通常、有機
光半導体の多くは正孔移動物質が多いので、以下の説明
では正孔移動を利用する場合としている。電子移動を利
用する場合は、正負の符号が逆になるだけで、その他は
変lるところはない。
像形成過程に於ける電荷の分布状態を第4図に、感光体
表面電位の変化を第5図に示す。以下に第4図及び第5
図を参照しながら、像形成過程を説明する。
■ 感光体に負帯電並びに青色光及び緑色光りによる全
面露光を行うことにより、電荷発生層3に電子−正孔対
を発生させ、正孔を電荷移動層4を通過させて表面の電
子或いは負コロナイオンを中和させる。電荷発生層3中
の電子は、電荷移動層2が電子の移動能力を持たないた
め、その侭電荷発生層3に留まる。
電荷発生層5に於いても、電子−正孔対が上記全面露光
によって発生するが、電子は電荷移動層4を移動できな
いために、再結合するか、電荷発生層5中に留まる。電
荷発生層1は、全面露光光に光感度を有しない、或いは
電荷発生層3により十分に光吸収され全面露光光が到達
しないために電荷を発生しない。
かくして、感光体表面電位は負になる。
Leeによる全面露光は、帯電と同時でも良く、その後
でも良い。
■ 正帯電を行う。この帯電はプロセス■の帯電と逆掻
性であれば良く、正の直流コロナ又は交流コロナ放電で
良い。
この帯電によって感光体表面電位を略零にするのが望ま
しい。これは、次の像露光によって赤地部のみに電位を
生起させる一方、白地部及び黒地部の電位差を生じさせ
ないようにするためである。
■ 像露光を行う。
黒地部は、露光されないので変化は起こらず、表面電位
は略零の侭である。
白地部では、電荷発生層1.3.5に電荷が発生し、表
面電位は略零となる。
赤地部では、電荷発生Fi1で発生した正孔が電荷移動
層2を通って電荷発生層3中にトラップされている電子
を中和し、表面電位は正となる。
青、緑地部では、電荷発生層5に発生した正孔が電荷移
動層4を通って電荷発生層3中にトラップされている電
子を中和し、表面電位は負となる。
■ 赤色トナーによる現像を行う。このトナーTRは負
極性のトナーであって、表面電位が正になっている赤地
部に付着し、赤色の現像がなされる。
■ 再帯電を行って感光体表面電位を略零に平滑化する
。この表面電位平滑化によって後の黒色トナーによる現
像に当たり、混色が防止されるので、黒地部では、電荷
発生層1で発生した正孔が電荷移動層2を通って電荷発
生層3中にトラップされている電子を中和し、表面電位
は正となる。
白地部では表面電位は略零の侭である。
赤地部では、前の再帯電によって実質的に負帯電されて
いて、電荷発生層1で発生した正孔が電荷移動層2を通
って電荷発生層3中にトラップされている電子を中和し
、表面電位はやや正となる。
青、緑地部では、前の再帯電によって実質的に正帯電さ
れていて、電荷発生層1で発生した正孔が電荷移動層2
を通って電荷発生層3中にトラップされている電子を中
和し、表面電位はやや正となる。
■ 黒色トナーによる現像を行う。このトナーTKは負
極性のトナーであって、表面電位が正になっている黒地
部に付着し、黒色の現像がなされる。
この現像は、前の赤色トナーTR現像によって形成され
ている赤色トナー像を破壊せずに行うようにするのが良
く、非接触現像によるのが望ましい。
かくして、感光体表面には、原稿に対応して赤色トナー
像及び黒色トナー像が形成され、これらトナー像を記録
紙に転写することによって原稿からの複写物が得られる
上記の説明では、2回目の帯電の工程で、表面電位を略
零としているが、表面電位は略零に迄達していなくても
、負でも、或いは正電位迄帯電しても良い。この前者の
場合は、次の像露光後向地部の表面電位が略零で、黒地
部の表面電位も負であるが、赤地部の表面電位は黒地部
のそれよりも正になっているので、赤トナーを後述する
現像バイアスを白地部電位に付着しない条件に設定する
ことにより、赤地部分のみ現像することが可能である。
然し、二次帯電で表面電位を零を越えて負或いは正に迄
甚だしく変化させると、白地電位が略零であるのに対し
後の黒地部の静電潜像は負又は正になってしまい、有効
な電位コントラストがとが要求される。
なお、現像に使用するトナーの色は、赤色及び黒色に限
られるものではなく、これらトナーの色を選択して原稿
の色とは異なる所望の色の複写物を得ることが可能であ
る。また、原稿も赤、黒の応じた波長域の光を選択し、
上記と同様に2色の複写物を得ることも可能である。
前記のプロセスでは、フルカラーの原稿に対して青、緑
地部は現像されず、得られる記録画像の当該部は白色で
あるが、この部分を正極性の青色トナーで現像し、着色
することも可能である。但し、この場合は青トナーは黒
トナーや赤トナーの極性とは逆であるために既に記した
ようにハロー効果が生じ易い。
次に本発明に通した現像装置、現像剤及び現像条件につ
いて説明する。
本発明の画像形成装置における現像方法としては、現像
の方法、条件、装置等も特に限定されるものではないが
、前記したように現像の際すでに形成されているトナー
像を乱すことのないよう、トナーを含む現像剤層がドラ
ム状感光体41表面に直接接触しない、いわゆる非接触
現像と呼ばれるような現像方法をとることが好ましい。
第8図は前記の非接触現像を行うに適した現像装置の一
例であって、図中22はアルミニウムやステンレス鋼等
の非磁性材料からなるスリーブ、23はスリーブ22の
内部に設けられた周方向に複数の磁極を有する磁石体、
24はスリーブ22上に形成される現像剤層の厚さを規
制する層厚規制ブレード、25はスリーブ22上から現
像後の現像剤層を除去するスクレーパブレード、26は
現像剤溜り27の現像剤を攪拌する攪拌回転体、28は
トナーホッパー、29はトナーホッパー28から現像剤
溜り27にトナーを補給する表面にトーの入り込む凹み
を有するトナー補給ローラ、30は保護抵抗31を介し
てスリーブ22に振動成分を有する場合もあるバイアス
電圧を印加し、スリーブ22と感光体41の間にトナー
の運動を制御する電界を形成するための電源であり、図
はスリーブ22と磁石体23がそれぞれ矢印方向に回転
するものであることを示しているが、スリーブ22が固
定であっても、磁石体23が固定であっても、或いはス
リーブ22と磁石体23が同方向に回転するようなもの
であってもよい。磁石体23を固定とする場合は、通常
、感光体41に対向する磁極の磁束密度を他の磁極の磁
束密度よりも大きくするために、磁化を強くしたり、そ
こに同極或いは異極の2個の磁極を近接させて設けたり
することが行われる。
このような現像装置は、磁石体23の磁極が通常500
〜1500ガウスの磁束密度に磁化されていて、その磁
力によって、スリーブ22の表面に現像剤溜り27の現
像剤を吸着し、吸着された現像剤が層厚規制ブレード2
4によって厚さを規制されて現像剤層を形成し、その現
像剤層が感光体41の回転矢印方向と同方向或いは逆方
向に移動して、スリーブ22の表面が感光体41の表面
に対向した現像域において感光体41の静電像を現像し
、残りがスクレーパブレード25によってスリーブ22
の表面から外されて現像剤溜り27に戻されるようにな
るものである。
本発明の方法に用いられる現像剤としては非磁性二成分
現像剤や非磁性−成分現像剤やトナー中に磁性体を含ま
せた磁性トナーのみを用いるいわゆる一成分磁性現像剤
を用いることができるがトナーに黒色乃至は褐色の磁性
体を含ませる必要がなくて色の鮮明なトナーを得ること
ができ、トナーの帯電制御も容易に行い得る、非磁性ト
ナーと磁性キャリアとの混合から成る、いわゆる二成分
現像剤を用いることが好ましい。特に、磁性キャリアが
スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、エチレン系樹脂、ロジ
ン変性樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂等の樹脂に四三酸化鉄、T−
酸化第二鉄、二酸化クロム、酸化マンガン、フェライト
、マンガン−銅系合金等の強磁性体乃至は常磁性体の微
粒子を分散含有させたもの、或いはそれら磁性体の粒子
の表面を上述のような樹脂で被覆したものから成る、抵
抗率が108Ωcm以上、好ましくは1o13Ωcm以
上の絶縁性キャリアであることが好ましい。この抵抗率
が低いと、現像スリーブ22にバイアス電圧を印加した
場合に、キャリア粒子に電荷が注入されて、感光体41
面にキャリア粒子が付着し易くなるという問題や、バイ
アス電圧が十分に印加されないという問題が生ずる。特
に、感光体41にキャリアが付着するようになると、カ
ラー画像の色調に悪影響を及ぼす。
なお、抵抗率は、粒子を0.50calの断面積を有す
る容器に入れてタソピンダした後、詰められた粒子上に
1kg/cnlの荷重を掛け、荷重体を兼ねた電極と底
面電極との間に1000 V / cmの電界が生じる
電圧を印加したときの電流値を読み取ることで得られる
値である。
また、キャリアは、平均粒径が5μm未満では磁化が弱
くなりすぎ、50μmを越えると画像が改善されず、又
ブレークダウンや放電が起こり易く、高電圧が印加でき
なくなる傾向を生ずるので、平均粒径が5μm以上50
μm以下であることが好ましい。
トナーは、シアン色のものは黒色のカーボンブランクの
代わりに銅フタロシアニンを添加したようなもの、マゼ
ンタ色のものは同しくポリタングストリン酸を添加した
ようなもの、イエロー色のものは同じくベンジジン誘導
体を添加したようなものが用いられる。しかし、このよ
うな顔料による着色トナーに限らず、染料による着色ト
ナーを用いてもよいし、また、必要に応じて帯電制御剤
等を添加し得ることは勿論である。そして、トナーは、
平均粒径が1〜20μmのものが好ましく、また、平均
帯電量が3〜300μC/g、特に5〜100μC/g
のものが好ましい。トナーの平均粒i冬が1μmを下回
るとキャリアから離れにくくなり、20μmを超えると
画像の解像度が低下するようになる。なお、平均粒径は
重量平均粒径でコールタカウンタ(コールタ社製)で測
定される。また、必要に応じて疎水性シリカ等の流動剤
等が添加剤として適量加えられる。
以上のような絶縁性キャリアとトナーとの混合から成る
現像剤を用いると、第8図のスリーブ22に印加するバ
イアス電圧を、トナーが十分に静電像に付着して、しか
も、かぶりが生じないように、設定することがリークの
惧れな(容易に行われるようになる。なお、このような
バイアス電圧の印加によるトナーの現像移動制御がより
効果的に行われるように、トナーにも色の鮮明性が損な
われない範囲で磁性キャリアに用いられるような磁性体
を含有させてもよい。
以上が本発明の方法に好ましく用いられる現像装置並び
に現像剤の構成であるが、本発明はこれに限られるもの
ではなく、特開昭56−144452号、同58−11
6553〜116554号公報に記載されているような
現像装置や現像剤を用いてもよく、さらに好ましくは、
本願出願人が先に出願した特願昭58−57446号、
同58−96900〜96903号、同58−9797
3号、同58−23829号、同58−238296号
各明細書に記載しているような現像装置や現像剤を用い
て、−成分現像剤や二成分現像剤による非接触現像即ち
感光体41の表面とスリーブとの間に電位差がない時ス
リーブ上に形成される現像剤層の現像域での厚みが、像
形成体表面とスリーブとの間隙よりも薄くなるように設
定した条件下で現像を行うのが良い。その他、米国特許
3,893,418号、番開昭55−18656〜18
659号公報に記載された一成分現像剤を用いる現像方
法によることもできる。
次に、2色画像形成の具体的な例を挙げて本発明を説明
する。
号を付して示しである。
車上■上 先ず、第6図の例について説明する。
ドラム状感光体41に対向して、−人事電器12、二次
帯電器14、像露光袋W15、第一の現像装置16、三
次帯電器17、赤色フィルタFAを備える白色光源18
、第二の現像装置19、転写器20、分離器21、除電
器22aと白色光源22bとからなる除電装置22、ク
リーニングブレード23aを備えるクリーニング装置2
3が順次配されている。−人事電器12の背後には赤色
光カットフィルタFB&を備える白色光源13が位置し
、白色光源13からフィルタFB(を通った青、緑色光
La % T−r(が−吹寄電器12中を通って感光体
41を照射するようにしである。像露光装置15は、原
稿台30上に載置され、原稿押さえ31によって原稿台
30を密着している原稿32を照射する光源ランプ15
a、原稿32からの反射光を通すスリット15b、ミラ
ー15c、15e、収光レンズ15dを備え、原稿32
からの反射光を矢印a方向に回転する感光体41に走査
露光する即ち、感光体41はアルミニウム製のドラム状
基体B上に第一の電荷発生層1、第一の電荷移動層2、
第二の電荷発生層3、第二の電荷移動層4及び第三の電
荷発生層5が順次積層された構造としである。電荷発生
層1.3.5の厚さはいずれも1μm、電荷移動層2.
4の厚さはいずれも15μmである。
下記のように配合した各層の材料によって、第1図に示
した構造の感光体を製造した。
第一の電荷発生層材料 銅フタロシアニン      30重量%オキサジアゾ
ール1,3,440重量%塩酸ビ共重合体樹脂    
 30重量%第一及び第二の電荷移動層材料 オキサジアゾール1,3,450重量%塩酸ビ共重合体
樹脂     50重量%第二及び第三の電荷発生層材
料 ペリレンジイミド誘導体   50重量%オキサジアゾ
ール      25重量%塩酢ビ共重合体樹脂   
  30重量%第一の電荷発生N2としては、可視域か
ら赤外域にまで光感度を有するフタロシアニンをコーテ
ィングによってドラム状アルミニウム(導電性基体)1
上に1.5μmの厚さに形成し、その上に青及び緑色域
に光感2度を有する第一の電荷移動層3をコーティング
によって15μmの厚さに形成し、その上に可視域に分
光感度を有するペリレン顔料をコーティングによって第
二の電荷発生層4を2μmの厚さに形成した。次に第二
の電荷移動層と庖 して、第一の電荷移動層と同じ材料ハ15μmの厚さに
形成し、その上に第三の電荷発生層として、第二の電荷
発生層と同じ材料を1μmの厚さに形成して感光体とし
た。
電荷発生層1の分光感度分布は、第2図に破線で示した
通りであり、電荷発生層3.5の分光感度分布は共に第
3図に示した通りである。
電荷移動層2.4は正孔移動型のものである。
第6図に於いて、感光体41を矢印a方向に回転させ、
光源13からの青、緑色光L8α(波長650nm以下
)を感光体41に照射しながら一次帯電器12に−5,
5KVの放電電圧を印加して一次帯電を行った。感光体
41の表面電位は−1500Vであった。
引続き二次帯電器14に6KVの交流電圧を印加して二
次帯電を暗所で行った。感光体41の表面電位は0■と
なった。
次に、白地に赤色画像、青色画像、緑色画像及び黒色画
像を有する原稿32に像露光装置15によって走査像露
光を行い、感光体41の表面電位を測定したところ、赤
色に対応する部分では+400V、黒色に対応する部分
では0■、白地に対応する部分では+30Vとなってい
た。青色画像及び緑色画像は〜300Vであった。
次に、上記のようにして形成された赤色に対応する静電
潜像を、負に帯電した赤色トナーを用いて第一の現像装
置16により現像し、引続き三次帯電器17に6KVの
交流放電電圧を印加して感光体41上の赤色トナー像を
略零電位に再帯電し、色に対応する部分で+400■の
表面電位を得た。
この黒色に対応する静電潜像を、負に帯電した黒色トナ
ーを用いて第二の現像装置19により現像した。
第一の現像装置16には、マグネタイトを樹脂中に50
w t%分散含有した平均粒径が20μm、磁化が3Q
emu / g、抵抗率か10 0cm以上のキャリア
と、スチレン−アクリル樹脂に赤色顔料とその他荷電制
御剤とを加えた平均粒径が10μmの一1OIIC/g
の負帯電の非磁性トナーとから成る現像剤をトナーの現
像剤中に対する比率が25w t%になる条件で用いた
。一方、第二の現像装置19には現像剤中のトナーの着
色剤として、カーボンブランクを含む黒色顔料を用いて
いる。現像装置16及び19では、現像スリーブ31の
外径は30龍、その回転数は100 rpm 、磁石体
32のN、S磁極の磁束密度は1000ガウス、回転数
は11000rp 、現像域での現像剤層の厚さ0.6
mm、現像スリーブ31と感光体41との間隙0.8鶴
、現像スリーブ31には+150 Vの直流電圧と2K
IIz、1500 Vの交流電圧との重畳電圧を印加す
る非接触現像条件によった。
現像装置16及び19は、静電像が通過中のみ現像し、
他の状態では現像装置16及び19を現像を行わない状
態に保った。それは、現像スリーブ31を電源39から
切り離してフローティング状態とすること、或いは接地
すること、又は、積極的に現像スリーブ31に、トナー
の帯電とは逆極性の直流バイアス電圧を印加することに
よって達成され、中でも直流バイアス電圧を印加するこ
とが好ましい。また、現像スリーブの回転も現像バイア
スの切換えに応じて停止するのがよい。現像装置16及
び19は非接触現像条件で現像するものとしているが、
現像スリーブ31上の現像剤層を除去したり、現像スリ
ーブを像形成体から離したりすることが、更によい。
かくして、感光体41上には、赤色トナー像と黒色トナ
ー像とが重畳してなる2色トナー像が形成され、この2
色トナー像は、図示しない給紙装置から供給される記録
紙33に転写器20によって転写され、記録紙33は分
離器21によって感光体41から分離され、定着装置2
4によって転写された2色トナー像が定着され、2色ト
ナー像が形成された記録紙23は、像形成装置外へ排出
される。
2色トナー像が転写された後の感光体41は、交流放電
器22aと白色光源22bとからなる除電装置22によ
って除電され、引続きクリーニング装置23のクリーニ
ングブレード23aによって残留トナーが除去されて清
浄になり、次の画像形成に備える。
上記のようにして5万枚の複写を連続して行ったところ
、得られた複写物には、ハロー効果が全く認められず、
総て良品なものであった。
実JLi彫ム 第7図に示す像形成装置を使用して前記実施例1と同様
の複写を行った。
第7図の装置は、前記実施例1に於けると同様のドラム
状感光体41 (第1図参照)に対向して、背後に赤色
光カットフィルタFFIQを備える白色光源13が配さ
れた一次帯電器12、二次帯電器14、第6図と同様の
像露光装置15、赤色フィルタF汽を備える白色光源1
日、第一の現像装置16、第二の現像装置19、転写器
20、分離器21、除電器22aと白色光源22bとか
らなる除電装置22、クリーニングブレード23aを備
えるクリーニング装置23が順次配置されている。
この像形成装置では、感光体41は、−吹寄電器12と
青、緑色光L8(Tとによる一次帯電、二次に第一の現
像装置16によって赤トナーで現像され、引続き他の各
構成部分の作用を受けずに回転し、二次帯電器14によ
って三次帯電を施される。
射を受け、現像をこのときは停止している第一の現像装
置16の前を素通りして第二の現像装置19によって黒
色トナーで現像され、その後は前記実施例1に於けると
同様に、転写器20によって赤、黒の2色トナー像が記
録紙33に転写され、除電装置22による除電、クリー
ニング装置23のクリーニングブレード23aによるク
リーニングの過程を経て、次の像形成が行われる。2色
トナー像を転写された記録紙33は、分離器21によっ
て感光体41から分離され、定着装置24によって定着
、像形成装置外へ排出される。クリーニング装置23は
、赤色トナー像が通過するときは解除され(クリーニン
グブレード23aが実線で示す位置にある。)でいて、
2色トナー像の転写後に感光体41をクリーニングする
(クリーニングブレード23aが一点鎖線で示す位置で
感光体41に摺接し、感光体41上の残留トナーを除去
する。)。
前記実施例1 (第6図の像形成装置)では感光体の1
回転で2色トナー像を形成してこれを記録紙に転写する
のに対し、第7図の像形成装置では、感光体の1回転で
赤色トナー像を形成し、次の1回転で黒色トナー像を形
成し、2色トナー像を記録紙に転写する。このように、
感光体の2回転で1回の像形成を行うところが前記実施
例1と異なっているだけで、その他は前記実施例1と変
わるところはない。
第7図の像形成装置を使用して前記実施例1におけると
同様の条件で2色画像の複写を行った結果は、前記実施
例1と同様に良好な結果であった。
第7図の像形成装置では、二次帯電器14が二次帯電と
三次帯電とを行うようにしているので、第6図の像形成
装置に較べて、2色画像形成に2倍の時間を要するが、
二次帯電用の帯電器と三次帯電用の帯電器とを1つの帯
電器で兼用でき、像形成装置の構造を簡単にすることが
できる。
へ1発明の詳細 な説明したように、本発明に基づく感光体は、導電性基
体上に、第一の電荷発生層、第一の電荷移動層、第二の
電荷発生層、第二の電荷移動層及び第三の電荷発生層が
順次積層されて構成しているので、上記電荷発生層のう
ちの一層に電荷をトラップして静電潜像を形成すること
ができ、その結果、暗減衰特性や繰返し特性が良好であ
り、良質な像が形成でき、設計上の困難もない。また、
電荷発生層の間で分光感度分布を変えることによって色
分解もでき、複数色の像を形成することができる。
また、本発明に基づく像形成方法は、上記の感光体に対
して、第一の帯電とこの第一の帯電とは逆極性の帯電と
を行ってから、像露光、次いで第−の現像を行い、然る
後に、特定色光によるfFil像で現像される静電潜像
は、第一の現像で現像された静電潜像と同じ極性になる
。従って、第一の現像と第二の現像とは同じ極性の現像
剤で現像することになり、その結果、ハロー効果が起こ
る虞れがなく、良質な複数色の像が形成される。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すものであって、 第1図は感光体の断面図、 第2図及び第3図は電荷発生層の分光感度分布を示すグ
ラフ、 第4図は2色画像形成過程に於ける感光体の電荷分布状
態の変化を示すフローチャート、第5図は2色画像形成
過程に於ける感光体の表面電位の変化を示すグラフ、 第6図及び第7図は像形成装置の内部概略図、第8図は
現像装置の断面図 である。 なお、図面に示された符号に於いて、 B・・・・・・・・・導電性基体 1.3.5・・・・・・・・・電荷発生層2.4・・・
・・・・・・電荷移動層 12・・・・・・・・・−次相電器 13.18・・・・・・・・・白色光源FB・・・・・
・・・・赤色光カットフィルタFq ・・・・・・・・
・赤色フィルタL吐・・・・・・・・・青、緑色光 LR・・・・・・・・・赤色光 14・・・・・・・・・二次帯電器 15・・・・・・・・・像露光装置 16.19・・・・・・・・・現像装置 、17・・・
・・・・・・三次帯電器 TR・・・・・・・・・赤色トナー TK・・・・・・・・・黒色トナー 22・・・・・・・・・現像スリーブ 23・・・・・・・・・磁石体 30・・・・・・・・・現像バイアス電源41・・・・
・・・・・感光体 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性基体上に、第一の電荷発生層、第一の電荷移
    動層、第二の電荷発生層、第二の電荷移動層及び第三の
    電荷発生層が順次積層された感光体。 2、導電性基体上に、第一の電荷発生層、第一の電荷移
    動層、第二の電荷発生層、第二の電荷移動層及び第三の
    電荷発生層が順次積層された感光体に対して、帯電を行
    う工程と;この帯電とは逆極性の帯電を行う工程と;像
    露光工程と;第一の現像工程と;特定色光による全面露
    光を行う工程と;第二の現像工程とを有する像形成方法
JP61016452A 1986-01-27 1986-01-27 感光体及び像形成方法 Pending JPS62173476A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6484277A (en) * 1987-09-28 1989-03-29 Toshiba Corp Image formation device

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