JPS62134658A - 像形成方法及びその装置 - Google Patents

像形成方法及びその装置

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JPS62134658A
JPS62134658A JP60275557A JP27555785A JPS62134658A JP S62134658 A JPS62134658 A JP S62134658A JP 60275557 A JP60275557 A JP 60275557A JP 27555785 A JP27555785 A JP 27555785A JP S62134658 A JPS62134658 A JP S62134658A
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JP
Japan
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toner
image
red
photoreceptor
development
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Application number
JP60275557A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
羽根田 哲
Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
Yoshiaki Takei
武居 良明
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、像形成方法及びその装置に関し、特に、複数
色からなる像を形成するに好適な像形成方法及びその装
置に関する。
口、従来技術 像形成装置、例えば複写機としては、電子写真法によっ
て白黒の複写物を得る装置が広く使用されている。複数
色の原稿、例えば白地に黒色の像と赤色の像とが形成さ
れている原稿から、同様の複写物を得る機能を複写機に
具備させることができれば、複雑な情報を理解し易くす
る上で極めて好都合である。
このような事情から、上記のような2色画像を形成する
複写方法が既に提案されている(特開昭54−1784
6号公報)。この方法は、互に分光感度分布を異にする
2種類の光導電層が積層してなる感光体に像露光によっ
て色別に互に極性の異なる静電潜像を形成し、これら潜
像を互に極性及び色の異なるトナーによって現像し、記
録紙等に転写して2色画像を得る方法である。ところが
、上記の方法は次のような重大な欠点を有している。
(1)異極性潜像を正負に帯電した2種のトナーで現像
する時、一つの画像の周辺に他色のトナーの縁取り画像
が発生する。これはハロー効果と呼ばれ、潜像周辺に発
生する逆電界がトナーの現像開始電圧以上になった時に
、その部分が現像される現象である。
(2)トナー極性が異なるために転写前にトナー極性を
そろえるために、コロナ帯電を行なう必要がある。しか
し、転写条件は、各トナー像は異なっているために両者
共に適切な転写条件をみつけることは困難である。
(3)異極性トナーを用いているために異極性トナー同
志が付着しやす(、混色が起こり易い。
ハ1発明の目的 本発明は、上記のような従来の像形成方法が有する問題
点を解消し、ハロー効果や混色を起こすことがなく、転
写条件を安定にする像形成方法及びその装置を提供する
ことを目的としている。
二1発明の構成 本発明の第二の発明は、互に分光感度分布を異にする複
数の光導電層が積層された感光体に、第一の帯電を行う
工程と、 この第一の帯電とは逆極性の第二の帯電を行う工程と、 像露光を行う工程と、 第一の現像工程と、 特定色光による一様露光を行う工程と、前記第一の現像
工程に於ける現像剤と同極性の現像剤で現像を行う第二
の現像工程 とを有する像形成方法に係る。
本発明の第二の発明は、互に分光感度分布を異にする複
数の光導電層が積層された感光体に対して、第一の帯電
手段と;この第一の帯電手段とは逆極性の第二の帯電手
段;像露光手段と;第一の現像手段と;特定色光による
一様露光手段と;第二の現像手段とが配されている像形
成装置に係る。
ホ、実施例 以下、2色画像形成を例に挙げて本発明の詳細な説明す
る。
第1図は本発明に使用する感光体の断面図で、導電性基
体B上に下側の光導電層り及び上側の光導電層Uが順次
被着して感光体1を構成している。
導電性基体Bは、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅等の
金属又はこれらの合金を用いて、円筒状、無端ヘルド状
等必要に応じて適宜の形状、構造のものを作成すれば良
い。そのほか、透明フィルム等に上記金属又は合金を茎
着して作成することもできる。
光導電層り、Uは硫黄、セレン、無定形シリコンまたは
硫黄、セレン、テルル、砒素、アンチモン等を含有する
合金等の光導電体;あるいは亜鉛、アルミニウム、アン
チモン、ビスマス、カドミウム、モリブデン等の金属の
酸化物、沃化物、硫化物、セレン化物の無機光導電性物
質;ビニルカルバゾール、アントラ七ンフタロシアニン
、トリニトロフルオレノン、ポリビニールカルバゾール
、ポリビニルアントラセン、ポリビニルピレン等の打機
光導電性物質をポリエチレン、ポリエステル、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリカーボネート、アクリル樹脂、シリコン樹脂、
弗素樹脂、エポキシ樹脂等の絶縁性バインダ樹脂中に分
散したもの等によって構成することができる。但し、光
導電層り及びUは、後述するように分光感度分布が互に
異なるように、上記の物質から適宜選択された物質によ
って構成するようにする。
感光体は、電荷トラップ層の利用方式によって、次のよ
うな種類に大別される。次に示す(i)〜(iii )
の光導電層り、Uの分光感度はUL界面に電荷層を形成
させるものであり、本発明を特定するものではない。
(1)光導電層りは、赤色光に高感度を示し、光導電層
Uは、赤色光に感度を実質的に有せず、赤色光以外の可
視光に高感度を示し、かつ、赤色光を充分に透過させる
。而して、−次帯電時あるいはその前後に赤色光による
全面露光を行い、光導電層りをm電化にして光導電層U
L界面に電荷層を形成する。
(11)光導電層■7、Uの分光感度分布は上記(i)
の感光体のそれと同様であり、−次帯電時に全面露光を
行わず、導電性基体Bから電荷を光導電層しに注入させ
、光導電層り、Uの境界面に移動させて電荷層を形成す
る。導電性基体Bの材料を選択することにより光導電層
りへの正あるいは負の電荷の注入が容易となって、この
ような帯電が可能となる。
(iii )光導電層りは、赤色光に感度を実質的に有
せず、赤色光以外の可視光に高感度を示し、光導電層U
は、赤色光に高感度を示し、赤色光以外の可視光に感度
を実質的に有せず、かつ、赤色光以外の可視光を充分に
透過させる。−次帯電の方式は前記−)と同じであるが
、帯電と赤色光により光導電層Uに電荷を発生させ、U
L界面に電荷層を形成する点が異なる。
第2図は光°導電層の分光感度分布の例を示す。
第2図(alのP−1は波長600〜800nmの光に
高感度を示し、Q−1は波長550nm以下の可視光に
高感度を示す。上記(1)及び(11)の感光体では、
光導電層りの分光感度分布が曲線P−1であり、光導電
層Uの分光感度分布が曲線Q−1である。上記(iii
 )の感光体ではこれと逆である。
第2図(b)のP−2は可視光全域に感度を示し、Q−
2は波長600nm以下の可視光に光感度を示す。
このような分光感度分布を示す光導電層は、上記(i)
及び(ii)の感光体に適用できる。光導電層りの分光
感度分布が曲線P−2であり、光導電層Uの分光感度分
布が曲線Q−2である。但し、光導電層Uは、波長60
0nm以下の可視光を実質的に吸収して波長600nm
以ぞの可視光のみが光導電層りに到達させるような吸光
能を有することが必要であり、このようにすることによ
り、光導電層りは、同図<a)のP−1の分光感度分布
を示す光導電層と同様の機能を有することとなる。
次に、赤、黒の2色画像を形成する例について、画像形
成の過程を説明する。
第3図は画像形成過程に於ける感光体の電荷分布を模式
的に示すプロセスフロー図、第4図は画像形成過程に於
ける感光体表面電位の変化を示すグラフである。
先ず、前記(i)の感光体を使用する場合を例に挙げて
説明する。
初回の帯電の極性は、光導電層りが正札移動型であるか
電子移動型であるかによって決まるが、この例では光導
電層りが正孔移動型である場合について述べる。光導電
層りが電子移動型である場合は、プラスとマイナスが逆
になるだけで、其他は変るところはない。
第3図に示すように、先ず、光導電層りのみを導電性に
する波長域の光、即ち赤色光Luで感光体に全面に露光
を行うと同時に、−成帯電器2から負の放電を行って、
光導電層Uの表面に負電荷を一様に帯電させる。これに
対応して主として導電性基体近傍の光導電層りに発生し
た正の電荷が光導電層りを通って光導電層り、Uの境界
面に一様に分布する。感光体の表面電位は第4図に示す
ように負になっている(−次帯電)。
上記−次帯電は必ずしも赤色光の全面露光と同時に行う
必要はない。即ち、−次帯電を行った後、次いで赤色光
による全面露光を行って正電荷を光導電層り、Uの境界
面に移動させるようにしても良い。或いは、赤色光によ
る全面露光を行って、光導電層りが導電性を保っている
間に一次帯電を行うようにすることもできる。
次に、−次帯電とは逆極性の放電又は交流の放電を二次
帯電器3によって行い、光導電層U表面の負電荷を一部
消去して感光体の表面電位を第4図のように略零とする
。電荷の分布は第3図のようになる(二次帯電)。
次に、白地に赤色の画像及び黒色の画像が形成されてい
る原稿を用いて像露光を行う。黒地部分は光の照射を受
けないので、感光体のこの部分は変化は起こらない。白
地部分では、光導電層U、L共に導電性になって、電荷
が消失する。赤地部分では、光導電層しのみが導電性に
なって、光導電層り、Uの境界面の正電荷はその一部が
光導電層りを通って基体Bとの境界面の負電荷と中和し
、残りの正電荷は光導電層U表面のfJ、電荷と釣合う
(1)のように負となって、原稿の赤色像に対応する静
電潜像が形成される。
次に、正に帯電した赤色トナーで現像を行うと、表面電
位が負になっている赤地部分のみに赤色トナーTRが付
着して赤色の可視像(トナー像)が形成される(−次現
像)。感光体の赤地部分の表面電位は、正のトナーが付
着することによって零に近付くが、依然として負jの侭
である。
次に、三次帯電器7によって正又は交流の放電を行い、
表面電位を零に平坦化する(三次帯電)。
この三次帯電は、前記赤色トナー像に残っている電位パ
ターンが後に行う黒トナーによる現像時黒色トナーが赤
色トナー像上に付着する混色を防止する効果を奏するの
で、この工程を設けるのが望ましい。
次に赤色光L*  2の一様露光を赤色光源8によって
行うと、光導電層りが導電性になって、像露光で光の照
射を受けなかった黒地部分の光導電層り、U境界面の正
電荷の一部が光導電層りを通って基体Bとの境界面の負
電荷と中和し、残りの正電荷は光導電層U表面の負電荷
と釣合うようになる。黒地部分の表面電位は、光導電層
Uの負電荷によって第4図−(1)のように負となり、
原稿の黒色像に対応する静電潜像が形成される(所定色
光による一様露光)。
次に、正に帯電した黒色トナーで現像を行うと、表面電
位が負になっている黒地部分のみに黒色トナーTKが付
着して黒色のトナー像が形成される(二次現像)。なお
、二次現像では、既に感光体に形成されている赤色のト
ナー像が破壊されることのないよう、非接触現像方式に
よるのが望ましい。
かくして、感光体表面には、原稿に対応して赤色トナー
像及び黒色トナー像が形成され、これらトナー像を記録
紙に転写することによって原稿からの複写物が得られる
上記の説明では、二次帯電の工程で、表面電位を略零と
しているが、表面電位は略零に迄達していなくても良い
。この場合は、次の像露光後場地部分の表面電位も正又
は負であるが、赤地部分の表面電位は黒地部分のそれよ
りも更に負になっているので、後述する現像バイアスを
両表面電位の中間に設定することにより、赤地部分のみ
現像することが可能である。然し、二次帯電で表面電位
を零を超えて正又は負に迄甚だしく変化させると、白地
部分の静電潜像は略零であるのに対し後の黒地部分の静
電潜像は太き(正又は負にずれてしまい色分離した潜像
電位が十分に得られな(なる。
二次帯電後の電位は±200V以内であることが好まし
い。
なお、現像に使用するトナーの色は、赤色及び黒色に限
られるものではなく、これらトナーの色を選択して原稿
の色とは異なる所望の色の複写物を得ることが可能であ
る。また、原稿も赤、黒の像に限られず、原稿の色に適
応した分光感度分布を示す光導電層を使用し、一様露光
の光もこれに応じた波畏域の光を選択し、上記と同様に
2色の複写物を得ることも可能である。
前記(ii)の感光体を用いる場合は、−次帯電工程で
赤色光による一様露光を行わないほかは、上記(i)の
過程と異なるところはない。
前記(iii )の感光体を用いる場合は、−次帯電工
程で正の放電を行い、同時に行われる赤色光り。
による全面露光によって主として光導電層UとL正 との界面近傍に発生した負電荷が表面(7)A電荷を中
和する一方、残留した正電荷が光導電層U、 Lの境界
面にトラップする。二次帯電工程以降の電荷分布及び表
面電位は、正負の符号が逆になるだけで共催は前記(1
)、(11)に於けると同様である。
次に本発明に適した現像装置、現像剤及び現像条件につ
いて説明する。
本発明の画像形成装置における現像方法としては、現像
の方法、条件、装置等も特に限定されるものではないが
、前記したように現像の際すでに形成されているトナー
像を乱すことのないよう、トナーを含む現像剤層がドラ
ム状感光体1表面に直接接触しない、いわゆる非接触現
像と呼ばれるような現像方法をとることが好ましい。
第j図は前記の非接触現像を行うに適した現像装置の一
例であって、図中22はアルミニウムやステンレス釦等
の非磁性材料から成るスリーブ、23はスリーブ22の
内部に設けられた周方向に複数の磁極を有する磁石体、
24はスリーブ22上に形成される現像剤層の厚さを規
制する層厚規制ブレード、25はスリーブ22上から現
像後の現像剤層を除去する磁性棒、26は現像剤溜り2
7の現像剤を攪拌する攪拌回転体、2日はトナーホンバ
ー、2日はトナーホッパー28から現像剤溜り27にト
ナーを補給する表面にトナーの入り込む凹みを有するト
ナー補給ローラ、30は保護抵抗31を介してスリーブ
22に振動成分を有する場合もあるバイアス電圧を印加
し、スリーブ22と感光体10間にトナーの運動を制御
する電界を形成するための電源であり、図はスリーブ2
2と6n石体23がそれぞれ矢印方向に回転するもので
あることを示しているが、スリーブ22が固定であって
も、磁石体23が固定であっても、あるいはスリーブ2
2と磁石体23が同方向に回転するようなものであって
もよい。磁石体23を固定とする場合は、通常、感光体
1に対向する磁極のソd束密度を他の磁極の磁束密度よ
りも大きくするために、磁化を強くしたり、そこに同極
あるいは異極の2個の磁極を近接させて設けたりするこ
とが行われる。
このような現像装置は、磁石体23の磁極が通常500
〜1500ガウスの磁束密度に磁化されていて、その磁
力によって、スリーブ22の表面に現像剤溜り27の現
像剤を吸着し、吸着された現像剤が層厚規制ブレード2
4によって厚さを規制されて現像剤層を形成し、その現
像剤層が感光体1の回転矢印方向と同方向あるいは逆方
向に移動して、スリーブ22の表面が感光体1の表面に
対向した現像域において感光体1の静電像を現像し、残
りがスクレーバブレード25によってスリーブ22の表
面から外されて現像剤溜り27に戻されるようになるも
のである。
本発明の方法に用いられる現像剤としては非磁性トナー
を有する二成分現像剤や非磁性−成分現像剤やトナー中
に磁性体を含ませた磁性トナーのみを用いるいわゆる一
成分磁性現像剤を用いることができるがトナーに黒色乃
至は褐色の磁性体を含ませる必要がなくて色の鮮明なト
ナーを得ることができ、トナーの帯電制御も容易に行い
得る、非磁性トナーと磁性キャリヤとの混合から成る、
所謂二成分現像剤を用いることが好ましい。特に、磁性
キャリヤがスチレン系樹脂、ビニル系樹脂、エチレン系
樹脂、ロジン変性樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹
脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等の樹脂に四三酸
化鉄、T−酸化第二鉄、二酸化クロム、酸化マンガン、
フェライト、マンガン−銅系合金等の強磁性体乃至は常
磁性体の微粒子を分散含有させたもの、あるいはそれら
磁性体の粒子の表面を上述のような樹脂で被覆したもの
から成る、抵抗率が108Ωcm以上、好ましくは10
1:10cm以上の絶縁性キャリヤであることが好まし
い。この抵抗率が低いと、現像スリーブ22にバイアス
電圧を印加した場合に、キャリヤ粒子に電荷が注入され
て、感光体1面にキャリヤ粒子が付着し易くなるという
問題や、バイアス電圧が充分に印加されないという問題
が生ずる。特に、感光体1にキャリヤが付着するように
なると、カラー画像の色調に悪影響を及ぼす。
なお、抵抗率は、粒子を0.50cffIの断面積を有
する容器に入れてタッピングした後、詰められた粒子上
にIkg/a+Iの荷重を掛け、荷重体を兼ねた電極と
底面電極との間に1000 V / cmの電界が生じ
る電圧を印加したときの電流値を読み取ることで得られ
る値である。
また、キャリヤは、平均粒径が5μm未満では磁化が弱
くなりすぎ、50pmを越えると画像が改善されず、又
ブレークダウンや放電が起こり易く、高電圧が印加でき
なくなる傾向を生ずるので、平均粒径が5μm以上50
μm以下であることが好ましい。
トナーは、シアン色のものは黒色のカーボンブランクの
代わりに銅フクロシアニンを添加したようなもの、マゼ
ンタ色のものは同しくポリタングストリン酸を添加した
ようなもの、イエロー色のものは同しくベンジジン誘導
体を添加したようなものが用いられる。しかし、このよ
うな顔料による着色トナーに限らず、染料による着色ト
ナーを用いてもよいし、また、必要に応じて帯電制御剤
等を添加し得ることは勿論である。そして、トナーは、
平均粒径が1〜20μmのものが好ましく、また、平均
帯電量が3〜300μc / g、特に5〜100μc
/gのものが好ましい。トナーの平均粒径が1μmを下
まわるとキャリヤから離れにくくなり、20μmを超え
ると画像の解像度が低下するようになる。なお、平均粒
径が重量平均粒径でコールタカウンタ(コールタ社製)
で測定される。
又、必要に応じて疎水性シリカ等の流動剤等が添加剤と
して適量加えられる。
以上のような絶縁性キャリヤとトナーとの混合から成る
現像剤を用いると、第1図のスリーブ22に印加するバ
イアス電圧を、トナーが十分に静電像に付着して、しか
も、かぶりが生じないように、設定することがリークの
惧れなく容易に行われるようになる。なお、このような
バイアス電圧の印加によるトナーの現像移動制御がより
効果的に行われるように、トナーにも色の鮮明性が損な
われない範囲で磁性キャリヤに用いられるような磁性体
を含有させてもよい。
以上が本発明の方法に好ましく用いられる現像装置並び
に現像剤の構成であるが、本発明はこれに限られるもの
ではなく、特開昭56−144452号、同58−11
6553〜116554号公報に記載されているような
現像装置や現像剤を用いてもよ(、さらに好ましくは、
本願出願人が先に出願した特願昭58−57446号、
同58−96900〜96903号、同58−9797
3号、同58−23829号、同58−238296号
各明細書に記載しているような現像装置や現像剤を用い
て、−成分現像剤や二成分現像剤による非接触現像すな
わち感光体1の表面とスリーブとの間に電位差よりも薄
くなるように設定した条件下で現像を行うのが良い。共
催、米国特許3,893,418号、特開昭55−18
656〜18659号公報に記載された一成分現像剤を
用いる現像方法によることもできる。
次に、2色画像形成の具体的な例を挙げて本発明を説明
する。
像形成装置は第5図及び第6図に概要を示す構造のもの
で、第1図及び第3図と共通する構成部分には同一の符
号を付して示しである。
実施例1 先ず、第5図の例について説明する。
ドラム状感光体1に月間して、−成帯電器2、二次帯電
器4、像露光装置5、第一の現像装置6、三次帯電器7
、赤色フィルタFT1−2を備える白色光源8、第二の
現像装置9、転写器10、分離器11、除電器+23と
白色光hp I 2 bとからなる除電装置12、クリ
ーニングブレード+33を備えるクリーニング装置13
が順次配されている。
−次帯電2S2の背後には赤色フィルタFRを備える白
色光源3が位置し、白色光源3Iダ77.i/1llJ
lからフィルタF、を通った赤色光Le+が一次帯電器
2中を通って感光体1を照射するようにしである。像露
光装置5は、原稿台20上に載置され、原稿押え21に
よって原稿台20に密着している原稿22を照射する光
源ランプ5a、原稿22からの反射光を通すスリット5
b、ミラー5C15e、収光レンズ5dを備え、ミラー
の移動により原稿だ。即ち、感光体1は、ニッケル製の
ドラム状基体B上に、テルルによって長波長増感したセ
レンリル樹脂とから成り体積比が50 : 50の分t
lk型感光層を30μmの厚さでディッピングで塗布す
ることにより積層した構造としている。光導電層りの分
光悪疫分布は第2図(b)の曲線p  2で示したもの
と同類であり、光導電層Uの分光悪疫分布は第2図(b
)の曲線Q−2で示したものと同類である。この感光体
1は前述した(ii)の型の感光体であるが(i)の型
としての使用も可能である。
第5図に於いて、感光体1を矢印方向に回転させ、光源
3からの赤色光LR(波長650nm以上)を感光体1
に照射しながら一次帯電器(スコロトロン帯電器)2に
−6,5KVの放電電圧を印加して一次帯電を行った。
感光体1の表面電位は一1500Vであった。
引続き二次帯電器(スコロトロン帯電器)4に6KVの
交流電圧を印加して二次帯電を暗所で行った。感光体1
の表面電位は0■となった。
次に、白地に赤色画像及び黒色画像を有する原稿22に
像露光装置5によって走査像露光を行い、感光体1の表
面電位を測定したところ、赤色に対応する部分では一5
50■、黒色に対応する部分ではOV、白地に対応する
部分では+30Vとなっていた。
次に、上記のようにして形成された赤色に対応する静電
潜像を、正に帯電した赤色トナーを用いて第一の現像装
置6により現像し、引続き三次帯電器(スコロトロン帯
電器)7に6KVの直流放電電圧に交流成分を重畳して
印加し、感光体1上の赤色トナー像電位を略零電位に再
帯電し、次いで赤色フィルタF*  2を備える光源8
からの赤色光L*  2により一様露光を行った。かく
して黒色に対応する部分で一500■の表面電位を得た
この黒色に対応する静電潜像を、正に帯電した黒色トナ
ーを用いて第二の現像装置Sにより現像した。
第一の現像装置6には、マグネタイトを樹脂中に70w
 t%分散含有した平均粒径が20μm、磁化が30e
mμ/g、抵抗率が1014Ωcm以上のキャリヤと、
スチレン−アクリル樹脂に赤色顔料とその他荷電制御剤
とを加えた平均粒径が10μmの10μc/gの正帯電
の非磁性トナーとから成る現像剤をトナーの現像剤中に
対する比率が25w t%になる条件で用いた。一方、
第二の現像装置9には、現像剤中のトナーの着色剤とし
て、カーボンブランクを含む黒色顔料を用いている。現
像装置6及び9では、現像スリーブ22の外径は30m
m、その回転数は1100rp 、 161石体23の
N、5tiff極の磁束密度は1000ガウス、回転数
は11000rp 、現像域での現像剤層の厚さ0.6
mm 、現像スリーブ22と感光体1との間隙0.8m
m 、現像スリーブ22には150 Vの直流電圧と2
 K )Iz、 1500 Vの交流電圧の重畳電圧を
印加する非接触ジャンピング現像条件によった。
現像装置6及び9は静電像が通過中のみ現像し、他の状
態では現像装置6及び9を現像を行わない状態に保った
。それは、現像スリーブ22を電源39から切離してフ
ローティング状態とすること、或いは接地すること、又
は、積極的に現像スリーブ22に、トナーの帯電とは逆
極性の直流バイアス電圧を印加することによって達成さ
れ、中でもし停止するのがよい。現像装置6及び9は非
接触ジャンピング現像条件で現像するものとしているが
、現像スリーブ22上の現像剤層を除去したり、現像ス
リーブを像形成体から離したりすることが、更によい。
かくして、感光体1上には、赤色トナー像と黒色トナー
像とが重畳してなる2色トナー像が形成され、この2色
トナー像は、図示しない給紙装置から供給される記録紙
33に転写器10によって転写され、記録紙33は分離
器11によって感光体1から分離され、定着装置14に
よって転写された2色トナー像が定着され、2色トナー
像が形成された記録紙33は、像形成装置外へ排出され
る。
2色トナー像が転写された後の感光体1は、交流放電器
+23と白色光源+2bとからなる除電装置12によっ
て除電され、引続きクリーニング装置13のクリーニン
グブレード+33によって残留トナーが除去されて清浄
になり、次の画像形成に備える。
上記のようにして1万枚の複写を連続して行っ実施例2 第6図に示す像形成装置を使用して前記実施例1と同様
の複写を行った。
第6図の装置は、前記実施例1に於けると同様のドラム
状感光体1 (第7図参照)に対向して、背後に赤色フ
ィルタF、を備える白色光源4が配された一次帯電器2
、二次帯電器4、第5図と同様の像露光装置5、赤色フ
ィルタFR−2を備える白色光源8、第一の現像装置6
、第二の現像装置9、転写器10、分離器11、除電器
12aと白色光源+2bとからなる除電装置12、クリ
ーニングブレード+32を備えるクリーニング装置13
が順次配置されている。
この像形成装置では、感光体1は、−成帯電器2と赤色
光F、とによる一次帯電、二次帯電器4による二次帯電
、像露光装置5による像露光の後、光a8からの一様露
光を受けずに第一の現像装置6によって赤トナーで現像
され、引続き他の各構成部分の作用を受けずに回転し、
二次帯電器4によって三次帯電を施される。次に感光体
1は、光tA8から赤色光F、−2の照射を受け、現像
をこのときは停止している第一の現像装置6の前を素通
りして第二の現像装置9によって黒色トナーで現像され
、共役は前記実施例1に於けると同様に、転写器10に
よって赤、黒の2色トナー像が記録紙33に転写され、
除電装置12による除電、赤色トナー像通過時は解除さ
れていたクリーニング装置13のクリーニングブレーF
’ l 3 aによるクリーニングの過程を経て、次の
像形成が行われる。
2色トナー像を転写された記録紙33は、分離器11に
よ−って感光体1から分離され、定着装置14によって
定着、像形成装置外へ排出される。クリーニング装置1
3は、赤色トナー像が通過するときは解除され(クリー
ニングブレード+32が実線で示す位置にある。)でい
て、2色トナー像の転写後に感光体1をクリーニングす
る(クリーニングブレード13aが一点鎖線で示す位置
で感光体1に摺接し、感光体1上の残留トナーを除去す
る。)。
前記実施例1 (第5図の像形成装置)では感光体の1
回転で2色トナー像を形成してこれを記録紙に転写する
のに対し、第6図の像形成装置では、感光体の1回転で
赤色トナー像を形成し、次の1回転で黒色トナー像を形
成し、2色トナー像を記録紙に転写する。このように、
感光体の2回転で1回の像形成を行うところが前記実施
例1と異なっているだけで、共催は前記実施例1と変る
ところはない。
第6図の像形成装置を使用して前記実施例1に於けると
同様の条件で2色画像の複写を行った結果は、前記実施
例1と同様に良好な結果であった。
第6図の像形成装置では、二次帯電器3が二次帯電と三
次帯電とを行うようにしているので、第5図の像形成装
置に較べて、2色画像形成に2倍の時間を要するが、二
次帯電用の帯電器と三次帯電用の帯電器とを1つの帯電
器で兼用でき、像形成装置の構造を簡単にすることがで
きる。
へ1発明の詳細 な説明したように、本発明では、第一の帯電とこの第一
の帯電とは逆極性の帯電とを行jlfグ、像露光、訛V
す第一の現像を行い、メAタダグ特定色光による一様露
光、第二の現像をv$治行うようにしているので、この
特定色光による一様露光によって、第二の現像で現像さ
れる静電潜像は、第一の現像で現像された静電潜像と同
じ極性になる。従って、第一の現像と第二の現像とは同
じ極性の現像剤で現像することになり、その結果、ハロ
ー効果が起こる虞れがなく、良質な複数色の像が形成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すものであって・ 第1図友lダグ勿は感光体の断面図、 第2図(a)及び(b)は光導電層の分光感度分布を示
すグラフ、 第3図は2色画像形成過程に於ける感光体の電荷分布状
態の変化を示すフローチャート、第4図は2色画像形成
過程に於ける感光体の表面電位の変化を示すグラフ、 第5図及び第6図は像形成装置の内部概略図、第ダ図は
現像装置の断面図 である。 なお、図面に示された符号に於いて、 1−−−−−−・−・・−感光体 B・−一−−−−−−−−−専電性基体L 、 U−−
−−一光導電層 2−・−一−−−−−・ −成帯電器 3.8−−−−−−−−一白色光源 F* XFR2〜・−・=−・・赤色フィルタL R、
L R2’−””−”赤色光 4−−−−・−一一−−二次帯電器 5−・−一一−−−−−−−像露光装置6.9−−m−
−・・−現像装置 7−−−・−・−三次帯電器 T R−−−−一−−赤色トナー TK−−・−=−−−與色トナー 22・−一−−−−−−現像スリーブ 23−−−−−−−・・−磁石体 30−−−−−−−一 現像バイアス電源である。 代理人 弁理士  逢 坂  宏 第1図 第2図 第5図 第6図 (自発)手続ネ市正書 特許庁長官 黒 1)明 雄  殿 1、事件の表示 昭和60年 特許願第275557号 2、発明の名称 像形成方法及びその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称 
(127)小西六写真工業株式会社4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互に分光感度分布を異にする複数の光導電層が積層
    された感光体に、 第一の帯電を行う工程と、 この第一の帯電とは逆極性の第二の帯電を行う工程と、 像露光を行う工程と、 第一の現像工程と、 特定色光による一様露光を行う工程と、 前記第一の現像工程に於ける現像剤と同極性の現像剤で
    現像を行う第二の現像工程 とを有する像形成方法。 2、互に分光感度分布を異にする複数の光導電層が積層
    された感光体に対して、第一の帯電手段と;この第一の
    帯電手段とは逆極性の第二の帯電手段と;像露光手段と
    ;第一の現像手段と;特定色光による一様露光手段と;
    第二の現像手段とが配されている像形成装置。
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