JPH0458027B2 - - Google Patents

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JPH0458027B2
JPH0458027B2 JP58011789A JP1178983A JPH0458027B2 JP H0458027 B2 JPH0458027 B2 JP H0458027B2 JP 58011789 A JP58011789 A JP 58011789A JP 1178983 A JP1178983 A JP 1178983A JP H0458027 B2 JPH0458027 B2 JP H0458027B2
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toner
color
image
magnetic carrier
magnetic
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JP58011789A
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JPS59136750A (ja
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Susumu Tanaka
Kaoru Takebe
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/545,933 priority patent/US4525447A/en
Publication of JPS59136750A publication Critical patent/JPS59136750A/ja
Publication of JPH0458027B2 publication Critical patent/JPH0458027B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies
    • G03G13/013Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies characterised by the developing step, e.g. the properties of the colour developers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、磁性キヤリアと、磁性キヤリアとの
接触により一定極性に摩擦帯電される第1トナー
と、第1トナーとの接触により第1トナーの前記
摩擦帯電極性と逆極性に摩擦帯電されるものの、
磁性キヤリアとの接触によつては実質的に摩擦帯
電されることのない第2トナーとの少なくとも3
者の混合物からなる新規な磁性現像剤を用い、2
色画像を容易に形成することのできる2色画像形
成方法に関するものである。
従来技術 2色画像を形成する方法として既に数多く提案
されているが、その一例として例えば特開昭55−
117155号公報に示されるように、感光体として導
電性基板上に第1色(例えば赤色)に対し光感度
を有する第1光導電層、中間層及び第2色(例え
ば黒色)に対し光感度を有する第2光導電層を順
次積層してなるものを用い、所定の工程を経て第
1色と第2色画像に対応する静電潜像を夫々逆極
性の関係となるように形成し、互いに逆極性に帯
電され異なる色に着色された2種のトナーで現像
することにより可視像化するものがある。
また、上記の他に感光体として導電性基板に両
極性且つ2色に光感度を有する光導電層を積層し
てなるものものを用い、所定の工程を経て第1色
第2色画像部に対応する静電潜像を逆極性の関係
となるように形成し、2種の異なる色のトナーで
現像する2色画像形成方法も提案されている。
ところが、これらの方法を含む2色画像形成方
法においては、2種の異なる色のトナーにより現
像するため、一般に2つの現像装置が必要とされ
その分複写機の大型化が避けられないという欠点
がある。もつとも一つの現像装置で2色現像する
方法も提案されているが、往々にして複写画像中
にカブリを生じたり混色が生じ鮮明な2色画像を
得られないものであつた。
発明の目的 本発明は以上の事実に鑑みて成されたもので、
その目的とするところは、極めて容易な条件設定
と簡素な構成でもつてカブリのない鮮明な2色画
像を形成することのできる2色画像形成方法を提
供することにある。
発明の要旨 本発明の要旨は、所定の工程を経て感光体上に
第1色画像に対応する第1静電潜像と、第2色画
像に対応し前記第1静電潜像とは異なる電位を有
する第2静電潜像とを形成し、この静電潜像を磁
性キヤリアと、この磁性キヤリアとの接触により
所定極性に摩擦帯電される第1色の第1トナー
と、この第1トナーとの接触により第1トナーと
は逆極性に摩擦帯電され、かつ前記磁性キヤリア
との接触によつては実質的に摩擦帯電されない第
2色の第2トナーとの少なくとも三者の混合物か
らなる現像剤を用いて現像して2色画像を得る2
色画像形成方法にある。
第1図は本発明に係る2色画像形成方法を実施
するための複写機の構成を示し、正負両極性に感
度を有し反時計方向に回転する感光体ドラム1は
まず第1コロナチヤージヤ2により第1の極性に
均一帯電され、続いて往復動可能な原稿台3上に
載置された2色原稿を露光ランプ4により露光
し、レンズ5を介して遂次露光することによつて
1次静電潜像が形成される。この1次静電潜像は
次に第2極性の第2コロナチヤージヤ6により帯
電され、その後、同一原稿が露光ランプ7により
露光されカツトフイルター8、レンズ9を介して
投影され2次静電潜像が形成される。また、10
はこの2次静電潜像を現像するための磁気ブラシ
現像装置、11は現像により付着した第1トナー
と第2トナーを何れかの極性に揃えるための前荷
電用コロナチヤージヤ、12は現像された像を転
写紙13に転写するための転写用コロナチヤージ
ヤ、14は転写された転写紙をドラム面より分離
するための分離用コロナチヤージヤ、15は残留
現像剤を除去するためのブレードクリーナ並びに
16は残留電荷を除電するためのイレーサランプ
である。
上記磁気ブラシ現像装置10は上述の磁性キヤ
リアと、磁性キヤリアとの接触により一定極性に
摩擦帯電される第1色の第1トナーと、第1トナ
ーとの接触により第1トナーの前記摩擦帯電極性
と逆極性に摩擦帯電されるものの、磁性キヤリア
との接触によつては実質的に摩擦帯電されること
のない第2色の第2トナーとの少なくとも3者の
混合物からなる磁性現像剤を使用するものである
が、これら摩擦帯電は攪拌ローラ17による攪拌
により行われる。18はマグネツトローラ、19
はスリーブローラで夫々速度差をもつて同方向に
回転可能とし、スリーブローラ上に磁気ブラシを
形成することによつて2次静電潜像を現像する。
尚、スリーブローラ19には直流電圧源20より
所定のバイアス電圧Vbが印加されるようになつ
ている。
尚、この現像装置の具体的構成としては例えば
特開昭55−41460号公報に示されるものを利用で
きる。
以上の構成の複写機により本発明に係る2色画
像形成方法は次のように行われる。回転する感光
体ドラム1はまず正極性に第1コロナチヤージヤ
2により第2図aに示すようにVoの表面電位に
均一帯電される。次に2色原稿を画像露光して第
2図bに示すような1次静電潜像を形成する。こ
の場合、原稿として赤色の画像と黒色の画像を含
むものを用いたとき、画像露光により赤色画像部
に対応する電位はVoからVrに、また非画像部
(白地部)は0に近いVgに減衰する一方、黒色画
像部はVoと略等しい。このVo,Vr,Vgの電位
パターンを有する1次静電潜像は次に第2コロナ
チヤージヤ6により負極性帯電され、第2図cの
ようになる。即ち、負極性帯電により最も低い非
画像部電位Vgは反転して逆に負極性のVg′とな
り、赤色画像部の電位Vrも負極性のV1に反転す
る一方、黒色画像部の電位Voは正極性を維持し
たままV2まで低下する。この状態で再び同一原
稿を露光する。但し、このときは赤色カツトフイ
ルター8を介在させて露光しその結果、第2図d
に示す電位パターンの2次静電潜像が形成され
る。つまりこの露光により非画像部電位Vg′が0
に近いV3に減衰する一方、赤色、黒色画像部に
対応する。V1,V2はそのまま維持される。
こうして形成された2次静電潜像は続いて磁気
ブラシ現像装置10により2色現像されるが、現
像剤としては、磁性キヤリアと、磁性キヤリアと
の接触により一定極性に摩擦帯電される第1色の
非磁性の第1トナーと、第1トナーとの接触によ
り第1トナーの前記摩擦帯電極性と逆極性に摩擦
帯電されるものの、磁性キヤリアとの接触によつ
ては実質的に摩擦帯電されることのない第2色の
磁性の第2トナーとの少なくとも3者の混合物か
らなる磁性現像剤が用いられる。
前記磁性キヤリアは1012Ωcm以上の抵抗値を示
す高抵抗磁性キヤリアであることが望ましく、例
えば、樹脂中に50〜75ωt%の割合の磁性微粉末
を分散させるべく、樹脂と磁性微粉末とを溶融混
合した後に冷却粉砕し、これを平均粒径25〜50μ
mとなる様に粒径選別して製造され得る。前記樹
脂としては、ポリエチレン、ポリアクリル酸エス
テル、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレ
ン、ステレンアクリル重合体、エポキシ樹脂、ク
マロン樹脂、マレイン酸樹脂、石炭酸樹脂、フツ
素酸樹脂等が使用でき、前記磁性微粉末として
は、Fe2O3、Fe3O4、フエライト等、平均粒径0.1
〜5μmのものが使用できる。
また、第1トナーは絶縁性を示す非磁性トナー
であると共に、その平均粒径は5〜20μmである
ことが望ましい。但し、必要に応じて磁性トナー
とすることもできる。そして、この第1トナーと
しては、1014Ωcm以上の抵抗値の絶縁性を示す、
従来より公知のトナーが適宜使用できる。
更に、第2トナーは1012Ωcm以上の抵抗値を示
す高抵抗磁性トナーであると共に、その平均粒径
は5〜20μmであることが望ましい。この第2ト
ナーは磁性キヤリアとの接触によつて実質的に摩
擦帯電されぬことが重要であり、このことを容易
に達成する目的で、例えば、磁性キヤリアと共通
の組成物で製造されることができる。なお、磁性
キヤリアが高抵抗磁性キヤリアである場合、第2
潜像に対する磁性キヤリアの付着、いわゆる磁性
キヤリアの浪費を防止するためには、第2トナー
の粒径が磁性キヤリアの粒径よりも小さいこと、
また、あるいは第2トナーの磁化率が磁性キヤリ
アの磁化率よりも低いことが必要である。ここ
で、第2トナーの磁化率をこの様に設定する具体
的方法としては、第2トナーにおける磁性微粉末
の分散の割合を磁性キヤリアにおける割合よりも
小さくする方法が最も一般的である。なお、第2
トナーが磁性キヤリアとの接触によつて実質的に
摩擦帯電されぬということは、いわゆるフイルム
現像帯電量測定方法、即ち、トナーの帯電極性
(磁性キヤリアに対する第2トナーの摩擦帯電極
性)とは逆極性に帯電された絶縁性フイルムの表
面を、十分に混合攪拌された後の第2トナーと磁
性キヤリアとの混合物によつて現像し、その際に
生ずる絶縁性フイルムの表面電位の低下量と、絶
縁性フイルム表面へのトナーの付着量とからトナ
ーの帯電量を測定する方法によつて測定されるト
ナーの帯電量の絶対値が2.0μc/g、好ましくは
1.0μc/g以下であることをもつて定義され得る。
但し、トナーの帯電量が極微量である場合には、
前記絶縁性フイルム表面へのトナーの付着は生ぜ
ず、トナーの帯電量自体の測定は不可能となるの
であるが、前記付着が生じぬことはトナーが帯電
されていないことを意味することに他ならない。
以上の現像剤において、第1トナーとして磁性
キヤリアにより正極性に帯電され赤色に着色され
たものを、第2トナーとして第1トナーにより負
極性に摩擦帯電され黒色に着色されたものを用
い、磁気ブラシ現像装置10によりV1とV2によ
つて表わされる赤色及び黒色画像部を現像する。
この際、直流電圧源20からスリーブローラ19
に印加されるバイアス電圧Vbは第2図eに示す
如く非画像部電位V3と略等しいかより幾分高く
設定し、スリーブローラ19上に磁気ブラシ穂を
形成するとともにバイアス電圧Vbを印加するこ
とによつてVb以上のV1との間には第1トナー
を、Vbより一定の閾値電位を保つてV2との間に
は第2トナーが夫々正規現像により付着する。
これを具体的に説明すると、非磁性の第1トナ
ーはバイアス電圧Vbより幾分でも高い電位に付
着しV1との電位差が大きい程、第1色画像部V1
は高濃度に現像される。一方、第2トナーは磁性
であるが故にバイアス電圧Vbより一定の閾値電
位隔てた電位部分より付着し始め第2色画像部電
位V2との間に付着する。つまり第2図eにおい
てV1が−300V、V2が+300V、V3が−50V、Vb
を−100Vとし、第2トナーの付着閾値電位差が
150Vであるときには、第1トナーはVbの−
100VとV1の−300V間に付着する一方、第2トナ
ーはVbから150Vの電位差をとつた50VとV2
300V間に付着する。ここで第2色画像部V2の現
像の場合、磁性キヤリアとやはり磁性の第2トナ
ーは負極性に摩擦帯電されている関係上、正極の
電位の第2色画像部V2ヘと両者ともに付着しよ
うとする。しかしながら、磁性キヤリアの粒径が
第2トナーと比較して大きいこと、加えて、磁化
率が高くマグネツトローラ18側へと磁気的に強
く吸着されることから、実際には、磁性キヤリア
は上記画像部へは付着せず、第2トナーのみが付
着することとなる。
ここで、上記でも述べた通り、第2トナーは第
1トナーと摩擦帯電するものの磁性キヤリアとは
摩擦帯電しない。つまり第2トナーは磁性キヤリ
アに磁力接触するもののその接触によつて磁性キ
ヤリアを摩擦帯電することはない。このことは磁
性キヤリアの帯電極性が破壊されることがないこ
とを意味し常に所定の負の帯電極性を維持する。
しかるに磁性キヤリアと逆極性の正極に摩擦帯電
される第1トナーも常に所定の極性を保ち、また
第2トナーも同様に所定の負極性を維持する。従
つて上記静電潜像の現像時に磁性キヤリア、第1
トナー、第2トナーの摩擦帯電特性が破壊すると
いうことはなく、混色による画質低下やカブリ等
は発生せず良好な2色現像を行うことができる。
こうして感光体ドラム1上に2色現像された像
は、次に前荷電用コロナチヤージヤ11により負
極または正極帯電される。これは第1トナーと第
2トナーの極性を同極に揃えることを目的とす
る。但し、転写が圧力や熱による場合は前荷電用
コロナチヤージヤは不要である。続いて転写用コ
ロナチヤージヤ12により転写紙背面より正また
は負のコロナイオンを印加して転写紙13上に現
像された像を転写する。転写紙13はその後、分
離用コロナチヤージヤ14により分離され、定着
装置21によつて定着されて最終複写物となる。
一方感光体ドラム1は残留現像剤がブレードクリ
ーナ15により除去され、続いて残留電荷がイレ
ーサランプ16により除電されて、次の複写を行
う。
第3図は、本発明に係る2色画像形成方法が実
施可能な転写型複写機の別実施例を示し、第1図
のものと同一部材については同一番号を付してそ
の説明に替える。図中、22は2色原稿が載置さ
れる固定の原稿台で、その下方には駆動ローラを
含む複数のローラ23,24,25により回転可
能に支持された感光体ベルト26が設けられてい
る。この感光体ベルト26と原稿台22間には往
復動可能で一体的に移動可能な光学系ユニツト2
7が設けられており、該ユニツトには感光体ベル
ト面を第1の極性に均一帯電するための第1コロ
ナチヤージヤ28第1露光ランプ29により露光
される原稿像を遂次投影するためのセルフオツク
の如き第1集束性光伝送体30、第2の極性に帯
電するための第2コロナチヤージヤ31並びに第
2露光ランプ32によりカツトフイルター33を
介して露光される原稿像を投影するためのセルフ
オツクの如き第2集束性光伝送体34から構成さ
れている。
複写に際しては感光体ベルト26は静止の状態
で上記光学系ユニツト27を図示する方向に往動
させる。これにより感光体ベルト面はまず第1コ
ロナチヤージヤ28により例えば正極性に第2図
aで示したように均一帯電される。この均一帯電
に追随して2色原稿の像が第1露光ランプ29及
び第1集束性光伝送体30を介して遂次露光され
第2図bで示した通りの1次静電潜像が形成され
ていく。この1次静電潜像は順次形成されるとと
もに負極性の第2コロナチヤージヤ31により帯
電され第2図cに示す電位パターンとなり、更に
同一原稿が第2露光ランプ32、カツトフイルタ
ー33及び第2集束性光伝送体34を介して投影
され、原稿台22と対面する感光体ベルトの平面
部分には最終的に第2図dに示した通りの2次静
電潜像が形成される。
2次静電潜像が形成されると、感光体ベルト2
6は回動し始め、磁気ブラシ現像装置10により
バイアス電圧Vb印加の下に第2図eの如く2色
現像される。現像された像は次に前荷電用コロナ
チヤージヤ11により帯電された後、転写紙13
に転写されヒートローラ21により定着される。
以上、第1図及び第3図で示した構成の複写機
では感光体として両極性に光感度を有するものを
用い2回の画像露光により最終的に現像されるべ
き潜像を形成するものであるが、前述した特開昭
55−117155号公報に示される感光体を用いれば1
回の画像電光で2色画像の形成が可能で且つカツ
トフイルターも必要としない。具体的にこの感光
体は第4図に示す通りで導電性基板40a上に第
1光導電層40b、中間層40c及び第2光導電
層40dを順次積層して構成され、第1光導電層
40bは第1の極性に帯電可能で例えば赤色光以
外の光に対し感度を有する一方、第2光導電層4
0dは第2の極性に帯電可能で赤色光に光感度を
有するものである。
第5図は上記感光体40を採用し2色画像を得
るための複写機の概略構成を示し、感光体40は
まずランプ41と第1コロナチヤージヤ42が一
体構成されたユニツトにより赤色光が光照射され
るとともに正極性の1次帯電が行われる。これに
より第2光導電層40dは導電化され、第2光導
電層40dと中間層40cとの境界には正電荷
が、基板40aと第1光導電層40b間には負電
荷が誘起分布される。次に感光体40は第2コロ
ナチヤージヤ43により1次帯電よりは小さい負
極性の2次帯電が行われ第2光導電層40d表面
の電位は負極性に反転される。これにより第1及
び第2光導電層40b,40dに電気2重層が形
成される。続いて感光体40には往復動可能な原
稿台44上に載置された2色原稿が露光ランプ4
5により露光されレンズ46を介して遂次投影さ
れる。この画像露光により白地部に対応する感光
体部分の電位は0となる一方、赤色部は第2光導
電層40dのみが導電化して電気2重層が消失し
表面電位は正極性に反転する。尚、黒色部の電位
は負極性のままである。こうして形成された静電
潜像は次に磁気ブラシ現像装置10により2色現
像されるが、その詳細は前述した通りである。こ
の際、バイアス電圧Vbは非画像部電位が負極側
にあることよりそれより幾分高く設定し第1トナ
ーを黒色部に、第2トナーを赤色部に付着する。
尚、その余の構成は第1図と同じであるので同一
番号を付して説明に替える。また2色原稿に対応
する静電潜像を形成するまでの工程並びに感光体
は上記に限らず、例えば特開昭54−112634号、特
開昭55−73062号公報等に示される方法を採用す
ることができ、要は第1色と第2色に対応する電
位が逆極の関係になるように潜像が形成されるの
であればその方法は任意である。また磁気ブラシ
現像装置10としては固定のスリーブに対してマ
グネツトローラ18を回転させてもよいし、ある
いはその逆でもよく、更にスリーブ、マグネツト
ローラ両者を回転させるようにしてもよい。
以下実験例について詳述する。
実験例 1 第1図に示される複写機において、感光体ドラ
ム1として直径80mmのアルミニウムドラム上に
CdS・nCdCO3光導電性微粉末と熱硬化性アクリ
ル樹脂を溶剤に分散させて塗布してなる厚さ30ミ
クロンの光導電層と、その上に厚さ0.5ミクロン
以下のアクリル樹脂からなる絶縁性保護層を順次
積層してなるものを用い、まず第1コロナチヤー
ジヤ2によりドラム表面を+800Vに均一帯電し
た後赤と黒の2色原稿を露光し次に第2コロナチ
ヤージヤ6により逆極帯電しカツトフイルター8
を介して再び露光して2次静電潜像を形成した。
この2次潜像の電位は第2図dにおいて、V2
約+300V、V1が−200V、V3が−50Vであつた。
現像に際しては直流電圧源20からのバイアス電
圧Vbを−80Vに設定した。現像剤としては、 スチレンアクリル重合体 100重量部 (三洋化成社製:HYMER−SBM73) 磁性微粉末 200重量部 (チタン工業社製:MAGNETITE RB−
BL) カーボンブラツク 4重量部 (三菱化成社製:MA#100) を溶融混合した後に冷却粉砕、分級して得られた
平均粒径35μm、抵抗値1013Ωcmの磁性キヤリア
67ωt%と、 スチレンアクリル重合体 100重量部 (グツドイヤー社製:PLORITE AC) 赤色荷電制御用顔料 6重量部 から同様にして得られた、平均粒径13μm、抵抗
値1015Ωcmの非磁性の第1トナー13ωt%と、更
に、 スチレンアクリル重合体(HYMER−
SBM73) 150重量部 磁性微粉末(MAGNETITE RB−BL)
100重量部 カーボンブラツク(MA#100) 6重量部 から同様にして得られた、平均粒径11μm、抵抗
値1014Ωcmの磁性の第2トナー(トナーBと称
す)20ωt%との混合物からなる磁性現像剤を用
いた。因に前記磁性キヤリアに対する第1トナ
ー、第2トナーの帯電量(前述のフイルム現像帯
電量測定方法によつて測定)は、各々(+)
15μc/g、(−)0.8μc/gである。即ち、第1ト
ナーは磁性キヤリアにより正極性に、また第2ト
ナーは第1トナーにより負極性に摩擦帯電され
る。
現像して得られた2色複写画像は十分な画像濃
度を示すとともに、カブリのない良好な画質のも
のであつた。特に混色の発生は一切認められず、
繰り返し複写してもカブリのない良好な2色画像
が得られた。
効 果 以上の説明から明らかなように、本発明に係る
2色画像形成方法によれば極めて容易な条件設定
の下に単一の現像装置でカブリのない良好な2色
画像を得ることができる。また、本発明に使用さ
れる現像剤そのものも摩擦帯電特性が破壊される
ことがなく混色が発生することもない。更に構成
自体も簡素である等、優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る2色画像形成方法が実施
可能な複写機の概略構成図、第2図a乃至eは2
色画像の作像工程を示す図、第3図は本発明の方
法が実施可能な複写機の別実施例を示す図、第4
図は本発明に利用可能な感光体を示す図、並びに
第5図は第4図の感光体を採用した複写機の概略
構成を示す図 1……感光体ドラム、2,28……第1コロナ
チヤージヤ、6,31……第2コロナチヤージ
ヤ、10……磁気ブラシ現像装置、20……直流
電圧源、Vb……バイアス電圧、Vc……閾値電
位、V1……第1色画像部電位、V2……第2色画
像部電位。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感光体上に第1色画像に対応する第1静電潜
    像と、第2色画像に対応し前記第1静電潜像とは
    異なる電位を有する第2静電潜像とを形成する第
    1工程と; 磁性キヤリアと、この磁性キヤリアとの接触に
    より所定極性に摩擦帯電される第1色の第1トナ
    ーと、この第1トナーとの接触により第1トナー
    とは逆極性に摩擦帯電され、かつ前記磁性キヤリ
    アとの接触によつては実質的に摩擦帯電されない
    第2色の第2トナーとの少なくとも3者の混合物
    からなる現像剤を用いることによつて、前記第1
    潜像を前記第1トナーで、前記第2静電潜像を前
    記第2トナーでそれぞれ選択的に現像する第2工
    程と; 現像された像を転写材上に転写する第3工程と
    を含むことを特徴とする2色画像形成方法。
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