JPS59136750A - 2色画像形成方法 - Google Patents

2色画像形成方法

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JPS59136750A
JPS59136750A JP58011789A JP1178983A JPS59136750A JP S59136750 A JPS59136750 A JP S59136750A JP 58011789 A JP58011789 A JP 58011789A JP 1178983 A JP1178983 A JP 1178983A JP S59136750 A JPS59136750 A JP S59136750A
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toner
magnetic
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magnetic carrier
color
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JP58011789A
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Susumu Tanaka
晋 田中
Kaoru Takebe
武部 馨
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies
    • G03G13/013Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies characterised by the developing step, e.g. the properties of the colour developers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、磁性キャリアと、磁性キャリアとの接触によ
り一定極性に摩擦帯電はれる第1トナーと、第1トナー
との接触により第1トナーの前記摩擦帯電極性と逆極性
に摩擦帯電されるものの、磁性キャリアとの接触によっ
ては実質的に摩擦帯電されることのない第2トナーとの
少なくとも3者の混合物からなる新規な磁性現像剤を用
い、2色画像を容易に形成することのできる2色画像形
成方法に関するものである。
従来技術 2色画像を形成する方法として既に数多く提案されてい
るが、その−例として例えば特開昭55−117155
号公報に示されるように、感光体として導電性基板上に
第1色(例えば赤色)に対し光感度を有する第1光導電
層、中間層及び第2色(例えば黒色)に対し光感度を有
する第2光導電層を順次積層してなるものを用い、所定
の工程を経て第1色々第2色画像に対応する静電a像を
夫々逆極性の関係となるように形成し、互いに逆極性に
帯電され異なる色に着色された2種のトナーで現像する
ことにより可視像化するものがある。
また、上記の他に感光体として導電性基板に両極性且つ
2色に光感度を有する光導電層を積層してなるものもの
を用い、所定の工程を経て第1色第2色画像部に対応す
る静電潜像を逆極性の関係となるように形成し、2種の
異なる色のトナーで現像する2色画像形成方法も提案さ
れている。
ところが、これらの方法を含む2色画像形成方法におい
ては、2種の異なる色のトナーにより現像するため、一
般に2つの現像装置が必要とされその分複写機の大型化
が避けられないという欠点がある。もっとも一つの現像
装置で2色現像する方法も提案されているが、往々にし
て複写画像中にカブリを生じたり混色が生じ鮮明な2色
画像を得られないものであった。
発明の目的 本発明は以上の事実に鑑みて成されたもので、その目的
とする々ころは、極めて容易な条件設定と簡素な構成で
もってカブリのない鮮明な2色画像を形成することので
きる2色画像形成方法を提供することにある。
発明の要旨 本発明の要旨は、所定の工程を紅て第1色画像部電位と
第2色画像部電位が逆極の関係となる静電潜像を形成し
、この静電潜像を磁性キャリアと、磁性キャリアとの接
触により一定極性に摩、擦帯電される第1色の第1トナ
ーと、第1トナーとの接触により第1トナーの1)η記
摩擦帯電極性と逆極性に摩擦帯電されるものの、磁性キ
ャリアとの接触によっては実質的に摩(堅帯電されるこ
とのない第2色の第2トナーとの少なくとも3者の混合
物からなる磁性現像剤を用いて、磁気ブラシ現像方法に
より現像王て2色画像を得る2色画像形成方法にある。
第1図は本発明に係る2色画像形成方法を実施するため
の複写機の構成を示し、正負両極性に感度を有し反時計
方向に回転する感光体ドラム(1)はまず第1コロナチ
ヤージヤ(2)により第1の極性に均一帯電され、続い
て往復動可能な原稿台(3)上に載置された2色原稿を
露光ランプ(4)により露光し、レンズ(5)を介して
遂次露光することによって1次静電潜像が形成される。
この1次静電潜像は次に第2極性の第2コロナチヤージ
ヤ(6)&でより帯電され、その後、同一原稿が露光ラ
ンプ(7)ニより露光されカットフィルター(8)、レ
ンズ(9)を介して投影され2次静電潜像が形成される
。また、(10)はこの2次静電潜像を現像するための
磁気ブラシ現像装置、(11)は現像により付着した第
1トナーと第2トナーを何れかの極性に揃えるための前
荷電用コロナチャージャ、(12)は現像された像を転
′ノ/紙(13ンに転写するための転写用コロナチャー
ジャ、(14)は転写された転写紙をドラム面より分離
するための分離用コロナチャージャ、(15)は残留現
像剤を除去するためのブレードクリーナ並びに(16)
は残留電荷を除電するためのイレーザランプである。
上記磁気ブラシ現像装置(10)は上述の磁性キャリア
と、磁性キャリアとの接触により一定極性に摩擦帯電さ
れる第1色の第1トナーと、第1トナーとの接触により
第1トナーの前記摩擦帯電極性と逆極性に摩擦帯電され
るものの、磁性キャリアとの接触によっては実質的に摩
擦帯電されることのない第2色の第2トナーとの少なく
とも3者の混合物からなる磁性現像剤を使用するもので
あるが、これら摩擦帯電は攪拌ローラ(17)による攪
拌により行われる。
(18)はマグネットローラ、(19)はスリーブロー
ラで夫々速度差をもって同方向に回転可能とし、スリー
ブローラ上に磁気ブラシを形成することによって2次静
電潜像を現像する。尚、スリーブローラ(19)には直
流電圧源(20)より所定のバイアス電圧(Vb)が印
加されるようになっている。
尚、この現像装置の具体的構成とし・ては例えば特開昭
55−41460号公報に示されるものを利用できる。
以上の構成の複写機により本発明に係る2色画像形成方
法は次のように行われる。回転する感光体ドラム(1)
はまず正極性に第1コロナチヤージヤ(2)により第2
図(a)に示すように(vO)の表面軍5位に均一帯電
される。次に2色原稿を画像露光して第2図(b)に示
すような1次静電潜像を形成する。この場合、原稿とし
て赤色の画像と黒色の画像を含むものを用いたとき、画
像露光により赤色画像部に対応する電位は(vO)から
(Vr)に、また非画像部(白地部)はOに近い(Vg
’)に減衰する一方、黒色画像部ハ(vO)ト略等シイ
。コノ(+l10)、(vr)、(vg)ノミ位パター
ンを有する1次静電潜像は次に第2コロナチヤージヤ(
6)により負極性帯電され、第2図(C)のようになる
。即ち、負極性帯電により最も低い非画像部電位(vg
)は反転して逆に負極性の(Vg’)となり、赤色画像
部の電位(Vr)も負極性の(Vl)に反転する一方、
黒色画像部の電位(vO)は正極性を維持したまま(v
2)まで低下する。この状態で再び同一原稿を露光する
。但し、このときは赤色力・ントフィルター(8)を介
在させて露光しその結果、第2図(d)に示す電位パタ
ーンの2次静電潜像が形成される。つまりこの露光によ
り非画像部電位(Vg’ >が0に近い(v3)に減衰
する一方、赤色、黒色画像部に対応する(Vl)、(V
2)はそのまま維持される。
こうしてJ構成ざiまた2次静電tR像はゎ1ミいて磁
気ブラシ現像装置+10) Kより2色現像されるが、
現像剤としては、磁性キャリアさ、磁性キャリアとの接
触により一定極性に摩擦帯電される第1色の非磁性の第
1トナーと、第1トナーとの接触により第1トナーの前
記N擦帯電極性と逆極性に摩擦帯電されるものの、磁性
キャリアとの接触によっては実質的に摩擦帯電されるこ
とのない第2色の磁性の第2トナーとの少なくとも3者
の混合物からなる磁性現像剤が用いられる。
前記磁性キャリアId 10’2ゎ以上の抵抗値を示す
高抵抗磁性キャリアであることが望ましく、例えば、樹
脂中に50〜75ωt%の割合の磁性微粉末を分散させ
るべく、樹脂と磁性微粉末とを溶融混合した後に冷却粉
砕し、これを平均粒径25〜50μmとなる様に粒径選
別して製造され得る。前記樹脂としては、ポリエチレン
、ポリアクリル酸エステル、ポリメチルメタクリレート
、ポリスチレン、スチレンアクリル重合体、エポキシ樹
脂、クマロン樹脂、マレイン酸樹脂、石炭酸樹脂、フッ
素酸樹脂等が使用でき、前記磁性微粉木表しては、Fe
2O3、Fe 304、フェライト等、平均粒径o1〜
5μmのものが使用できる。
また、第1トナーは絶縁性を示す非磁性トナーであると
共に、その平均粒径は5〜20μmであることか望まし
い。但し、必要に応して磁性トナーとすることもできる
。そして、この第1トナーとしては、10140m以上
の抵抗値の絶縁性を示す、従来より公知のトナーが適宜
使用できる。
更に、第2トナーは1012Ωon以上の抵抗値を示す
高抵抗磁性トナーである七共に、その平均粒径は5〜2
0μmであることが望ましい。この第2トナーは磁性キ
フリアとの接触によって実質的に摩擦帯電されぬことが
重要であり、このことを容易に達成する目的で、例えば
、磁性キャリアと共通の組成物で製造されることができ
る。なお、磁性キャリアが高抵抗磁性キャリアである場
合、第2潜像に対する磁性キャリアの付着、いわゆる磁
性キャリアの浪費を防止するためには、第2トナーの粒
径が磁性キャリアの粒径よりも小さいこと、また、ある
いは第2トナーの磁化率が磁性キャリアの磁化率よりも
低いことが必要である。ここで、第2トナーの磁化率を
この様に設定する具体的方法としては、第2トナーにお
ける磁性微粉末の分散の割合を磁性キャリアにおける割
合よりも小さくする方法が最も一般的である。なお、第
2トナー−が磁性キャリアとの接触によって実質的に摩
擦帯電されぬということは、いわゆるフィルム現像帯電
量測定方法、即ち、トナーの帯電極性(磁性キャリアに
対する第2トナーの摩擦帯電極性)とは逆極性に帯電さ
れた絶縁性フィルムの表面を、十分に混合攪拌された後
の第2トナーと磁性キャリアとの混合物によって現像し
、その際に生ずる絶縁性フィルムの表面電位の低下量と
、絶縁性フィル・ム表面へのトナーの付着量とからトナ
ーの帯電量を測定する方法によって測定されるトナーの
帯電量の絶対値が20μ(7g1好ましくはIOμC/
g 以下であることをもって定義され得る。但し、トナ
ーの帯電量が極微量である場合には、前記絶縁性フィル
ム表面へのトナーの付着は生ぜず、トナーの帯電量自体
の測定は不可能となるのであるが、前記付着が生じぬこ
とはトナーか帯電されていないことを意味することに他
ならない。
以北の現像剤において、第1トナーとして磁性キャリア
により正極性に帯電され赤色に着色きれたものを、第2
トナーとして第1トナーにより負極性に摩擦帯電され黒
色に着色されたものを用い、磁気ブラシ現像装置(10
)により(Vl)と(v2)によって表わされる赤色及
び黒色画像部を現像する。この際、直流電圧源(20)
からスリーブローラ(19)に印加されるバイアス電圧
(Vb)は第2図(e)に示す如く非画像部電位(′v
3)と略等しいかより幾分高く設定し、スリーブローラ
(19)上に磁気ブラシ穂を形成するとともにバイアス
電圧(Vb)を印加することによって(Vb)以上の(
Vl)との間には第1トナーを、(Vb)より一定の閾
値電位を保って(v2)との間には@2トナーが夫々重
焼現像により付着する。
これを具体的に説明すると、非磁性の第1トナーはバイ
アス電圧(Vb)より幾分でも高い電位に付着L (V
l)との電位差が大きい程、第1色画像部(Vl)は高
濃度に現像される。一方、第2トナーは磁性であるが故
にバイアス電圧(Vb)よt −Sの閾値電位隔てた電
位部分より何着し始め第2色画像部電位(v2)との間
に付着する。つまり第2図(e)にオイテ(Vl) カ
ー300V、 (V2) カ+300VX(V3) カ
ー50V。
(vb)を−100Vとし、第2トナーの何着1報値電
位差が150vで あるときには、第1トナーは(Vb
)の1oovト(vI) ノ300V間ニ付着する一方
、第2トナーハ(vb)カラ150vノ電位差ヲトッタ
50■ト(v2)ノ300v間に付着する。ここで第2
色画像部(′v2)の現像の場合、磁性キャリアとやは
り磁性の第2トナーは負極性に摩擦帯電されている関係
上、正極の電位の第2色画像部cJ2)へと両者ともに
付着しようとする。しかしながら、磁性キャリアの粒径
が第2トナーと比較して大きいこと、加えて、磁化率が
高くマグネットローラ(18)側へと磁気的に強く吸着
されることから、実際には、磁性キャリアは上記画像部
へは付着せず、第2トナーのみか何着することとなる。
ここで、上記でも述べた通り、第2トナーは第1)ナー
と摩擦帯電するものの磁性キャリアとは摩擦帯電しない
。つまり第2トナーは磁性キャリアに磁力接触するもの
のその接触によって磁性キャリアを嘲擦帯電することは
ない。このことi−1:磁性キャリアの帯電極性か破壊
されることがないことを意味し常に所定の負の帯電極性
を維持する。
しかるに磁性キャリアと逆極性の正極に摩擦帯71工さ
れる第1トナーも常に所定の極性を保ち、また第2トナ
ーも同様に所定の負極性を維持する。従ってL記静電潜
像の現像時に磁性キャリア、第1トナー、第2トナーの
暗擦帯電特性が破壊するということはなく、混色による
画質低下やカブリ等は発生せず良好な2色現像を行うこ
とができる。
こうして感光体ドラム(1)上に2色現像された像は、
次に前荷電用コロナチャージャ(11)により負極また
は正極帯電される。これは第1トナーと第2トナーの極
性を同極に揃えることを目的とする。
但し、転写が圧力や熱による場合は前荷電用コロナチャ
ージャは不要である。続いて転写用コロナチャージャ(
12)により転写紙背面より正または負のコロナイオン
を印加して転写紙(13)上に現像された像を転写する
。転写紙(13)はその後、分離用コロナチャージャ(
14)により分離され、定着装置(21)によって定着
されて最終複写物となる。−力感光体トラム(1)は残
留現像剤がブレードクリーナ(15)により除去され、
続いて残留電荷がイレーザランプ(]6)により除電さ
れて、次の複写を行う。
第3図は、本発明に係る2色画像形成方法が実施可能な
転写型複写機の別実施例を示L1第1図のものと同一部
材については同一番号を付してその説明に替える。図中
、(22)は2色原稿が載置される固定の原稿台で、そ
の下方には駆動ローラを含む複数のローラ(23)、(
24)、(25)により回転可能に支持された感光体ベ
ル)’(26)が設けられている。
この感光体ベル) (26)と原稿台(22)間には往
復動可能で一体的に移動可能な光学系ユニット(27)
が設けられており、該ユニッl−[は感光体ベルト面を
第1の極性に均一帯電するための第1コロナチヤージヤ
(28)第1露光ランプ(29)により露光される原稿
像を遂次投影するためのセルフォックの如き第1集束性
光伝送体(30)、第2の極性に帯電するだめの第2コ
ロナチヤージヤ(31)並びに第2露光ランプ(32)
Kよりカットフィルター(33)を介して露光される原
稿像を投影するためのセルフォックの如き第2集束性光
伝送体(34)から構成されている。
複写に際しては感光体ベル) (26)は静止の状態で
上記光学系ユニッ) (27)を図示する方向に往動さ
せる。これにより感光体ベルト面はまず第1コロナチヤ
ージヤ(28)により例えば正極性に第2図(a)で示
したように均一帯電される。この均一帯電に追随して2
色原稿の像が第1露光ランプ(29)及び第1集束性光
伝送体(30)を介して遂次露光され第2図中)で示し
た通りの1次静電潜像が形成されていく。この1次静電
潜像は順次形成されるとともに負極性の第2コロナチヤ
ージヤ(31)にヨリ帯電され第2図(C)に示す電位
パターンとなり、更に同一原稿が第2露光ランプ(32
)、カットフィルター(33)及び第2集束性光伝送体
(34)を介して投影され、原稿台(22)と対面する
感光体ベルトの平面11−分には最終的に第2図(d)
に示した通りの2次静電潜像が形・成される。
2次静電潜像が形成されると、感光体ベルト(26)は
回動し始め、磁気ブラシ現像装置(10)によりバイア
ス電圧(Vb)印加の下に第2図(e)の如く2色男@
ばれる。現像された像は次に前荷電用コロナチャージャ
(11)により帯電された後、転写紙(13)に転写さ
れヒートローラ(21)により定着される。
以上、第1図及び@3図で示した構成の複写機では感光
体として両極性に光感度を有するものを用い2回の画像
露光により最終的に現像されるべき潜像を形成するもの
であるが、前述した特開昭55−117155号公報に
示される感光体を用いれば1回の画像電光で2色画像の
形成が可能で且つカットフィルターも必要としない。具
体的にこの感光体は第4図に示す通りで導電性基板(4
0a)上に第1光導電層(40b)、中間層(40C)
及び第2光導電層(40d)を順次積層して構成され、
第1光導電層(40b)は第1の凝性に帯電可能で例え
ば赤色光以外の光に対し感度を有する一方、第2光導電
層(40(I)は第2の極性に帯電可能で赤色ソCに光
感度を有するものである。
第5図は、L記感光体(40)を採用L2色画像を得る
ための複写機の概略構成を示し、感光体(4o)はまず
ランプ(41)と第1コロナチヤージヤ(42)が一体
構成されたユニットにより赤色光が光照射きねるととも
に正極性の1次帯電が行われる。これにより第2光導電
層(40d)は導電化され、第2光導電層(40d)と
中間層(40C)との境界には正電荷が、基板(40a
)と第1光導電層1’40b)間には負電荷が誘起分布
される。次に感光体(40)は第2コロナチヤージヤ(
43)により1次帯電よりは小さい負極性の2次帯電が
行われ第2光導電層(40d)表面の電位は負極性に反
転される。これにより第1及び第2光導電層(40b)
、(40d)に電気2重層が形成される。続いて感光体
(40)には往復動可能な原稿台(44)上に載置され
た2色原稿か露光ランプ(45)により露光されレンズ
(46)を介して遂次投影される。
この画像露光により白地部に対応する感光体部分の電位
は0となる一方、赤色部は第2光導電層(40d)のみ
が導電化して電気2重層が消失し表面電位は正極性に反
転する。尚、黒色部の電位は負極性のままである。こう
して形成された静電潜像は次に磁気ブラシ現像装置(1
0)により2色現像されるが、その詳細は前述した通り
である。この際、バイアス電圧(Vb)は非画像部電位
が負極側にあることよりそれより幾分高く設定し第1ト
ナーを黒色部に、第2トナーを赤色部に付着する。尚、
その潜像を形成するまでの工程並びに感光体は上記に限
らず、例えば特開昭51−112634号、特開昭55
−73062号公報等に示される方法を採用することが
でき、要は第1色と第2色に対応する電位が逆極の関係
になるように潜像が形成されるのであればその方法は任
意である。また磁気ブラシ現像装置(10)としては固
定のスリーブに対してマグネットローラCl8)を回転
させてもよいし、あるいけその逆でもよく、更にスリー
ブ、マグネットローラ両者を回転させるようにしてもよ
い。
以下実験例について詳述する。
実施例 第1図に示される複写機において、感光体ドラム(1)
トしてW径8ommのアルミニウムドラム七にCd5−
nCdCO3光導電性微粉末と熱硬化性アクリル樹脂を
溶剤に分散させて塗布してなる厚さ30ミクロンの光導
電層と、その上に厚さ05ミクロン以下のアクリル樹脂
からなる絶縁性保護層を順次積層I−でなるものを用い
、まず第1コロナチヤージヤ(2)によりドラム表面を
+5oovに均一帯電した後赤と黒の2色原稿を露光し
次に第2コロナチヤージヤ(6)により逆極帯電しカッ
トフィルター(8)を介して再び露光して2次静電潜像
を形成した。この2次潜像の電位は第2図(d)におい
て、(”t12> が約+300■、(vl)が−20
0V、 ’ (Va)が−50Vであった。現像に際し
ては直流電圧源t20)からのバイアス電圧(Vb)を
−5OVに設定した。現像剤としては、(三菱化成社製
:八4A#100) を溶融混合した後に冷却粉砕、分級して得られた平均粒
径35μm1抵抗値1o13Ωmの磁性キャリア67ω
【%と、 から同様にして得られた、平均粒径13μm1抵抗値■
0 0mの非磁性の第1トナー13ω【%と、更に、−
から同様にして得られた、平均粒径11μm1抵抗値1
0140m の磁性の第2トナー(トナーBと称す)2
0ωt%との混合物からなる磁性現像剤を用いた。
因に前記磁性キャリアに対する第1トナー、第2トナー
の帯電量(前述のフィルム現像帯電量測定方法によって
測定)は、各々(+)15μc /gs←)08μC/
gである。即ち、第1トナーは磁性キャリアにより正極
性に、また第2トナーは第1トナーにより負極性に摩擦
帯電される。
現像して得られた2色複写画像は十分な画像濃度を示す
とともに、カブリのない良好な画質のものであった。特
に混色の発生は一切認められず、繰り返し複写してもカ
ブリのない良好な2色画像が得られた。
効  果 以上の説明から明らかなように、本発明に係る2色画像
形成方法によれば極めて容易な条件設定の下に単一の現
像装置でカブリのない良好な2色画像を得ることができ
−る。また、本発明に使用される現像剤そのものも摩擦
帯電特性が破壊されることがなく混色が発生することも
ない。更に構成自体も簡素である等、優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る2色画像形成方法が実施可能な複
写機の概略構成図、第2図(a)乃至(C)は2色画像
の作像工程を示す図、第3図は本発明の方法が実施可能
な複写機の別実施例を示す図、第4図は本発明に利用可
能な感光体を示す図、並びに第5図は第4図の感光体を
採用した複写機の概略構成を示す図 (旧ie光体ドラム、(2)(28)・・・第1コロナ
チヤージヤ+61’ (31)・・第2コロナチヤージ
ヤ、(10)・磁気ブラシ現像装置、(20)・・・直
流電圧源、(vb)・・バイアス電圧、(Vc)・・・
閾値電位、(V+)・・第1色画像部電位、(v2)・
・・第2色画像部電位。 出願人 ミノルタカメラ株式会社 73図 第2図 第4図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  感光体上−に2色画像に対応して第1色画像
    部電位と第2色画像部電位が逆極の関係となる静電潜像
    を形成する第1工程と、 磁性キャリアと、磁性キャリアとの接触により一定極性
    に摩擦帯電される第1色の第1トナーと第1トナーとの
    接触により第1トナーの前記摩擦帯電極性と逆極性に摩
    擦帯電されるものの、磁性キャリアとの接触によっては
    実質的に摩擦帯電されることのない第2色の第2トナー
    との少なくとも3者の混合物からなる磁性現像剤を用い
    て、磁気ブラシ現像方法により現像電極に前記静電潜像
    の非画像部電位近辺に設定されるバイアス電圧を印加し
    つつ第1色画像部には第1トナーを、第2色画像部には
    第2トナーを付着させることにより現像す−る第2工程
    と、 続いて現像された像を転写する第3工程とを含むことを
    特徴とする2色画像形成方法。
  2. (2)第1トナーが絶縁性を示す非磁性トナーからなる
    と共に、第2トナーが10120・α以上の抵抗値を示
    す高抵抗磁性トナーからなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の2色画像形成方法。
  3. (3)  磁性キャリアが樹脂中に50〜75ωt%の
    割合の磁性微粉末を分散してなると共に、10′2Ω・
    α以上の抵抗値を示す高抵抗磁性キャリアからなること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の2色画像形成
    方法。
  4. (4)磁性トナーが樹脂中に磁性微粉末を分散してなる
    と共に、その分散の割合が磁性キャリアにおける磁性微
    粉末の分散の割合よりも少ないことを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の2色画像形成方法。
  5. (5)磁性キャリアの平均粒径が25〜50μmである
    と共に、第1、第2トナーの平均粒径が5〜20μm 
    であることを特徴とする特許請求の範囲第2項乃至第4
    項のいずれかに記載の2色画像形成方法。
  6. (6)磁性キャリアの組成物と磁性トナーの組成物とが
    同rであることを特徴とする特許請求の範囲第2項乃至
    第5項のいずれかに記載の2色画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03149570A (ja) * 1989-11-07 1991-06-26 Minolta Camera Co Ltd 画像形成方法及び両極性感光体

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