JPS6324852B2 - - Google Patents

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JPS6324852B2
JPS6324852B2 JP55026803A JP2680380A JPS6324852B2 JP S6324852 B2 JPS6324852 B2 JP S6324852B2 JP 55026803 A JP55026803 A JP 55026803A JP 2680380 A JP2680380 A JP 2680380A JP S6324852 B2 JPS6324852 B2 JP S6324852B2
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JP
Japan
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piston
chamber
outlet
control
bore
Prior art date
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Application number
JP55026803A
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English (en)
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JPS55160639A (en
Inventor
Beraruto Yuan
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Continental Teves AG and Co OHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alfred Teves GmbH filed Critical Alfred Teves GmbH
Publication of JPS55160639A publication Critical patent/JPS55160639A/ja
Publication of JPS6324852B2 publication Critical patent/JPS6324852B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/42Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
    • B60T8/4208Debooster systems
    • B60T8/4225Debooster systems having a fluid actuated expansion unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スキツド防止用調節装置を有するハ
イドロリツクブレーキシステム用制御装置に関す
る。
[従来技術及びその問題点] この種の制御装置は、西独特許公開公報
2644659号に開示されている。この公報に開示さ
れた従来の制御装置を第4図に示す。この第4図
を参照して、この従来の制御装置を説明する。
リアクシヨンピストン113は、スプリング1
14の付勢力に抗して、リアクシヨンチヤンバ1
20の圧力によつて、アウトレツトピストン11
2に対向されている。リアクシヨンピストン11
3がこの位置にあるときに、インレツトバルブ1
07が閉鎖され、アウトレツトバルブ108が開
放されると、マスターシリンダ102とホイール
ブレーキシリンダ106とが油圧的に接続され
る。
スキツド防止の調整が開始されると、即座に、
アウトレツトバルブ108は閉鎖され、インレツ
トバルブ107は開放される。そのため、制御チ
ヤンバ119には、圧力媒体が供給される。その
結果、制御ピストン118は、スプリング11
4、及びリアクシヨンピストン113、リアクシ
ヨンチヤンバ120の圧力に抗して、タペツト1
17及びアウトレツトピストン112を押圧す
る。アウトレツトピストン112は移動され、タ
ペツト123は持上げられ、球122は弁座を閉
塞し、マスターシリンダ102とホイールブレー
キシリンダ106との油圧的接続が遮断される。
さらに、アウトレツトピストン112が、スプ
リング114に抗して、リアクシヨンチヤンバ1
20の方向に移動されると、アウトレツトピスト
ン112は、ホイールブレーキシリンダ106の
圧力媒体を吸引する作用をし、ホイールブレーキ
シリンダ106の圧力を減少させる。スキツド防
止の調整が終了すると、バルブ107,108
は、初期状態に戻され、即ち、インレツトバルブ
107は開放され、アウトレツトバルブ108は
閉鎖される。その結果、全ての部品は、初期位置
に戻される。
スキツド防止の調整がなされているとき、ブレ
ーキペダルが自然に踏込み方向に移動される(い
わゆる、踏み抜け)と、運転者は、ブレーキが故
障したのではないかと不安を感じる。そのため、
スキツド防止の調整中、踏み抜けが防止されるよ
うに、インレツトチヤンバ115及びマスターシ
リンダ102の全体の圧力が高くされ、踏力に対
して一定の反発力が与えられている。これによ
り、スキツド防止の調整中、踏力が加えられて
も、ブレーキペダルが移動されないようにされて
いる。そのため、スキツド防止中には、リアクシ
ヨンチヤンバ120内にもアキユームレータから
圧力が加えられ、リアクシヨンピストン113
は、アウトレツトピストン112に押圧されてい
る。
一方、スキツド防止の調整が開始されるとき、
アウトレツトピストン112は、リアクシヨンチ
ヤンバ120方向に移動される必要があるため、
制御チヤンバ119に加えられる圧力は、リアク
シヨンチヤンバ120内の圧力より高くされてい
る必要がある。その結果、従来の制御装置では、
スキツド防止中における、アキユムレータのエネ
ルギ消費が大きいという問題がある。また、ハウ
ジングに隔壁が設けられているため、ハウジング
の製造が困難であるという問題もある。
[発明の目的] この発明の目的は、簡単な構造を備え、スキツ
ド防止中における、アキユムレータのエネルギ消
費を少なくした、スキツド防止用調節装置を有す
るハイドロリツクブレーキシステム用制御装置を
提供することにある。
[発明の構成、作用、効果] この発明の目的を達成するため、この発明に基
づく制御装置は、以下のように構成されている。
ハウジング内に形成され、止めを有するボア
と、 ボア内に摺動自在に配置されたアウトレツトピ
ストンと、 ボア内において、ボアの一方の閉塞端とアウト
レツトピストンの一端との間に形成され、少なく
とも1個のホイールブレーキシリンダに接続され
たアウトレツトチヤンバと、 ボア内に、アウトレツトピストンから離間して
摺動自在に配置された制御ピストンと、 ボア内において、ボアの他方の閉塞端と制御ピ
ストンの一端との間に形成され、圧力アキユムレ
ータとリザーバとの一方に選択的に接続される制
御チヤンバと、 制御ピストンとアウトレツトピストンとを連結
し、制御ピストンの動きに連動してアウトレツト
ピストンを移動させるピストンシヤフトと、 制御チヤンバ内に配置され、制御ピストン及び
アウトレツトピストンをアウトレツトチヤンバに
向けて付勢する第1のスプリングと、 ボア内において、アウトレツトピストンと制御
ピストンとの間に摺動自在に配置され、ピストン
シヤフトを液密を存して貫通させてなるととも
に、ピストンシヤフトに対し相対的に移動可能で
あり、他端に第1作動面を有するとともに、一端
に第1作動面の面積と異なる面積の第2作動面を
有する段付きピストンであるリアクシヨンピスト
ンと、 リアクシヨンピストンの第2作動面と制御ピス
トンとの間に形成され、圧力アキユムレータと直
接に接続されてなるリアクシヨンチヤンバと、 リアクシヨンピストンの第1作動面とアウトレ
ツトピストンとの間に形成され、マスシリンダと
接続されてなるインレツトチヤンバと、 アウトレツトピストン内に、アウトレツトチヤ
ンバとインレツトチヤンバとを接続するように形
成された通路と、 通路に設けられ、アウトレツトピストンの移動
によりアウトレツトチヤンバが最少容積にあると
き、ボアの一方の閉塞端から突出したピンに当接
されて通路を開放し、アウトレツトピストンが制
御チヤンバ方向に移動されると、前記ピンから離
されて通路を閉鎖する弁体とを具備しており、 リアクシヨンピストンの第2作動面に加わる圧
力に因つて生起される力は、第1作動面に加わる
圧力に因つて生起される力よりも常に大きく、リ
アクシヨンピストンは、止めに対して当接して保
持され、スキツド防止の調整中でも移動されず、
スキツド防止の調整が開始されると、制御チヤン
バの圧力が減少され、制御ピストン及びアウトレ
ツトピストンが制御チヤンバ方向に移動され、ア
ウトレツトピストンの通路内の弁体が通路を閉鎖
し、マスターシリンダとホイールブレーキシリン
ダとの油圧的接続が遮断され、アウトレツトピス
トンの移動に連れて、ホイールブレーキシリンダ
の圧力が減少される。
ホイールロツクが発生した場合には、ホイール
シリンダの圧力の減少が許容される。即ち、スキ
ツド防止の調整が開始されると、制御チヤンバ
は、アキユムレータとの油圧的接続が遮断され、
リザーバに接続される。制御チヤンバ内の圧力媒
体がリザーバに流出される。これにより、制御ピ
ストン及びアウトレツトピストンが第1のスプリ
ングの付勢力に抗して制御チヤンバ方向に移動さ
れる。このアウトレツトピストンの移動により、
前記弁体がピンから離され、この弁体が通路を閉
鎖する。その結果、インレツトチヤンバとアウト
レツトチヤンバとの油圧的接続が遮断され、マス
ターシリンダとホイールブレーキシリンダとの油
圧的接続が遮断される。アウトレツトピストンの
移動により、アウトレツトチヤンバの容積がさら
に拡大されると、ホイールシリンダから圧力媒体
が流出され、その結果、ホイールシリンダに作用
するブレーキ圧力が減少する。これにより、車輪
のスキツドが防止される。
ところで、リアクシヨンピストンの第2作動面
に加わる圧力に因つて生起される力は、第1作動
面に加わる圧力に因つて生起される力よりも常に
大きく、リアクシヨンピストンは、止めに対して
当接して保持されている。そのため、アウトレツ
トピストンが移動されたとき、リアクシヨンピス
トンは、移動されず、インレツトチヤンバの容積
が減少される。そのため、インレツトチヤンバ及
びマスターシリンダの全体の圧力は、減少され
ず、踏力に対する反発力として作用する。そのた
め、ブレーキペダルの踏抜けが防止される。
従来の制御装置では、リアクシヨンチヤンバの
圧力より大きい圧力が制御チヤンバに加えられ
て、アウトレツトピストンの移動が生起される。
これに対して、この発明の制御装置では、制御チ
ヤンバの圧力が減少されることにより、アウトレ
ツトピストンの移動が生起される。そのため、従
来のように、制御チヤンバに動圧が加えられる必
要がない。従つて、この発明の制御装置では、ス
キツド防止中における、アキユムレータのエネル
ギ消費が従来より少ない。
また、従来の制御装置では、第4図に示される
ように、ハウジングに隔壁が設けられているた
め、ハウジングの製造が困難である。これに対し
て、この発明では、この隔壁はリアクシヨンピス
トンに略対応している。そのため、この発明で
は、ハウジングに隔壁を設ける必要がない。その
ため、ハウジングの製造が従来より容易になる。
さらに、この発明の第2の目的を達成するため
に、この出願の別の発明に係る制御装置は、以下
のように構成されている。
ハウジング内に形成され、止めを有するボア
と、 ボア内に摺動自在に配置されたアウトレツトピ
ストンと、 ボア内において、ボアの一方の閉塞端とアウト
レツトピストンの一端との間に形成され、少なく
とも1個のホイールブレーキシリンダに接続され
たアウトレツトチヤンバと、 ボア内に、アウトレツトピストンから離間して
摺動自在に配置された制御ピストンと、 ボア内において、ボアの他方の閉塞端と制御ピ
ストンの一端との間に形成され、圧力アキユムレ
ータとリザーバとの一方に選択的に接続される制
御チヤンバと、 制御ピストンとアウトレツトピストンとを連結
し、制御ピストンの動きに連動してアウトレツト
ピストンを移動させるピストンシヤフトと、 制御チヤンバ内に配置され、制御ピストン及び
アウトレツトピストンをアウトレツトチヤンバに
向けて付勢する第1のスプリングと、 ボア内において、アウトレツトピストンと制御
ピストンとの間に摺動自在に配置され、ピストン
シヤフトを液密を存して貫通させてなるととも
に、ピストンシヤフトに対し相対的に移動可能で
あり、他端に第1作動面を有するとともに、一端
に第1作動面の面積と異なる面積の第2作動面を
有する段付きピストンであるリアクシヨンピスト
ンと、 リアクシヨンピストンの第2作動面と制御ピス
トンとの間に形成され、圧力アキユムレータと直
接に接続されてなるリアクシヨンチヤンバと、 リアクシヨンピストンの第1作動面とアウトレ
ツトピストンとの間に形成され、マスシリンダと
接続されてなるインレツトチヤンバと、 アウトレツトピストン内に、アウトレツトチヤ
ンバとインレツトチヤンバとを接続するように形
成された通路と、 通路に設けられ、アウトレツトピストンの移動
によりアウトレツトチヤンバが最少容積にあると
き、ボアの一方の閉塞端から突出したピンに当接
されて通路を開放し、アウトレツトピストンが制
御チヤンバ方向に移動されると、前記ピンから離
されて通路を閉鎖する弁体と、 リアクシヨンピストンの段部とボア内面に形成
された止めとの間に形成されたリングチヤンバ
と、 リアクシヨンピストンの段部により規定される
第3の作動面と、 リングチヤンバとリザーバとを接続する接続部
の圧力媒体の流れを開閉する第1の弁と、 リングチヤンバとリアクシヨンチヤンバとを接
続する接続部の圧力媒体の流れを開閉する第2の
弁とを具備しており、 リアクシヨンピストンの第2作動面に加わる圧
力に因つて生起される力は、第1作動面に加わる
圧力に因つて生起される力よりも大きく、リアク
シヨンピストンは、止めに対して当接して保持さ
れており、スキツド防止の調整が開始されると、
制御チヤンバの圧力が減少され、制御ピストン及
びアウトレツトピストンが制御チヤンバ方向に移
動され、アウトレツトピストンの通路内の弁体が
通路を閉鎖し、マスターシリンダとホイールブレ
ーキシリンダとの油圧的接続が遮断され、ホイー
ルブレーキシリンダの圧力が減少され、 アウトレツトピストン及び制御ピストンが制御
チヤンバに向つて移動されるときに、第1の弁が
閉鎖され、第2の弁が開放され、リングチヤンバ
はリアクシヨンチヤンバに油圧的に接続され、リ
ングチヤンバの圧力が高くなり、第1作動面と第
3作動面との全体の力が第2作動面の力より大き
くなり、リアクシヨンピストンが制御チヤンバに
向つて移動され、インレツトチヤンバの容積は、
スキツド防止の調整が開始される前と略同じ容積
に維持され、スキツド防止の調整が終了すると、
第1の弁が開放され、第2の弁が閉鎖され、リン
グチヤンバはリザーバに接続され、リングチヤン
バの圧力は減少され、第1作動面と第3作動面と
の全体の力が第2作動面の力より小さくなり、リ
アクシヨンピストンは戻されて止めに当接され
る。
この出願の先に説明した発明では、スキツド防
止の調整中、インレツトチヤンバの容積が減少さ
れるため、マスターシリンダ及びインレツトチヤ
ンバの圧力が過大になる虞れがある。そのため、
ブレーキペダルの踏み抜けは防止されるが、踏力
に対する反発力が大きく、この反発力がブレーキ
ペダルを突上げることがあり、運転者に不安感を
与える虞れがある。これに対して、この出願の別
の発明では、スキツド防止の調整中、インレツト
チヤンバの容積は、スキツド防止の調整が開始さ
れる前と略同じ容積に維持される。そのため、マ
スターシリンダ及びインレツトチヤンバの全体の
圧力は、過大にならないという保障が与えられ
る。即ち、踏力に対する反発力が過大にならない
という保障が与えられる。その結果、ブレーキペ
ダルが突上げられることがなく、運転者に安心感
が与えられる。
[実施例の説明] 以下、この発明に係るハイドロリツクブレーキ
システム用制御装置の一実施例を、添附図面の第
1図を参照して説明する。図示するように、本発
明に基づく制御装置1は、リザーバ2、ポンプ
3、プレツシヤアキユムレータ4、及びマスター
シリンダ5を備える、ハイドロリツクブレーキシ
ステムに接続されている。
マスターシリンダ5は、ブレーキペダル6によ
つて作動させられ、かつブレーキオイルタンク7
を備えている。インレツトバルブ8とアウトレツ
トバルブ9とは、スキツド防止システムの、圧力
媒体制御部分を構成している。上記の各部分相互
間の接続は、適切な線でもつて示してある。参照
符号2から9までの部品の具体的な構造は重要で
ないので、制御装置1の機能を容易にする程度の
図示にとどめてある。
制御装置1は、段付きボア11を有するハウジ
ング10を備えている。このボアの小径の部分に
は、可動的に密封された方法で取付けられたアウ
トレツトピストン12が収納されている。
段付きボア11の大径の部分には、制御ピスト
ン13が配置されている。この制御ピストン13
はピストンシヤフト14によりピストン12に連
結されている。ピストンシヤフト14には、段付
きリアクシヨンピストン15が可動的に密封され
た方法で取付けられている。リアクシヨンピスト
ン15の小さい方のステツプは、ボア11の小径
の部分に配置され、リアクシヨンピストン15の
大きい方のステツプは、ボア11の大径の部分に
配置されている。
リアクシヨンピストン15から間隔をあけて設
けたピストン12の一側面がアウトレツトチヤン
バ16を規定している。このアウトレツトチヤン
バ16は、ホイールブレーキシリンダ17に接続
されている。マスターシリンダ5に接続されてい
るインレツトチヤンバ18は、一方ではピストン
12の他側面によつて規定され、かつ他方ではリ
アクシヨンピストン15の第1の作動面により規
定されている。ピストン12には、圧力媒体の通
路19が設けられており、この通路19内には、
球形をした、ばね入りバルブ部材が設けられてい
る。
ピストン12が図示の位置にある限り、球(弁
体)20は、アウトレツトチヤンバ16の底面に
固着されているピン21を介して弁座から持上げ
られている。
リアクシヨンチヤンバ22は、一方では、リア
クシヨンピストンの第1の作動表面より大きな面
積の第2の作動面により規定され、他方では、制
御ピストン13の一側面により規定されている。
リアクシヨンチヤンバ22は、常時アキユムレー
タ4に接続されている。これにより、リアクシヨ
ンピストン15の第2の作動面に加わる圧力に因
つて生起される力は、第1作動面に加わる圧力に
因つて生起される力よりも常に大きく、リアクシ
ヨンピストン15は、止めに対して当接して保持
されている。さらに、リアクシヨンピストン15
の段部には、第3の作動面が規定されており、こ
の第3の作動面とボア内面に形成された止めとの
間に、リングチヤンバ34が規定されている。
制御ピストン13のリアクシヨンピストン15
から間隔をあけて設けた他側面が制御チヤンバ2
3を規定している。制御チヤンバ23は、インレ
ツトバルブ8の切換えによつて、アキユムレータ
4に接続され、アウトレツトリング9の切換えに
よつてリザーバ2に接続される。制御チヤンバ2
3においては、プレツシヤスプリング24が設け
られており、このスプリング24が制御ピストン
13及びピストン12をアウトレツトチヤンバ1
6の方向に付勢している。
リアクシヨンピストン15は、リアクシヨンチ
ヤンバ22に開口し、ピストンと同軸状であるボ
ア25を備えている。ピストンシヤフト14に
は、可動的に密封された方法でスリーブ26が取
付けられている。このスリーブ26は、ボア25
内を延出しており、かつボア25内で密封して案
内されている。ボア25内に配置されているスリ
ーブ26の端末は、第1バルブ27の弁座を形成
している。この第1バルブ27は、ピストンシヤ
フト14の拡径部28により閉鎖されうる。ボア
25の内方端末は、油圧経路29、リングチヤン
バ30、及び油圧パイプを介して、リザーバ2に
接続されている。スリーブ26においては、リア
クシヨンチヤンバ22とボア25の内方部分とを
接続する油圧経路31が設けられている。ボア2
5の外側に配置されているスリーブ26の当該部
分は、円錐形に形成されている。当該部分は、ボ
ア25の縁部と協働して第2バルブ32を形成し
ている。リングチヤンバ34に通じる圧力通路3
3は、油圧経路31で終端している。プレツシヤ
スプリング35は、制御ピストン13によつて支
持されているが、このプレツシヤスプリング35
によつて、スリーブ26はリアクシヨンピストン
15の方向に付勢されている。
第2図に示す制御装置は、基本的に第1図に示
すものと同一である。従つて、同一部分には、同
一参照符号が付され、その説明を省略している。
ただ、リアクシヨンピストン15の、小さい方の
ステツプと、大きい方のステツプとの間の表面積
比が異なつている。ピストン12においては勿
論、リアクシヨンピストン15の小さい方のステ
ツプにおいては、リングチヤンバ36,37に対
して二重シールが施されている。このリングチヤ
ンバ36,37は大気に通じている。
第1図及び第2図に示す制御装置の作用を次に
述べる。
制動が開始される前は、全ての部品は図示の位
置にある。リアクシヨンチヤンバ22において
は、アキユムレータ4の全圧力が支配しており、
かつその圧力がリアクシヨンピストン15と制御
ピストン13にかかつている。インレツトバルブ
8は開けられ、アウトレツトバルブ9は閉じられ
ている。従つて、制御チヤンバ23においても、
アキユムレータ4の全圧が支配しており、その圧
力がリアクシヨンチヤンバ22の方向に制御ピス
トン13に加えられている。従つて、ピストン1
2は、図示の位置に保持されているため、インレ
ツトチヤンバ18からアウトレツトチヤンバ16
までの油圧接続は自由になつている。
ブレーキ圧力が発生すると、その圧力は、妨害
されることなく、マスターシリンダ5からホイー
ルシリンダ17に加えられる。ブレーキ圧力が過
大となり、これによりホイールロツクという危険
がある場合、インレツトバルブ8が閉じられ、か
つアウトレツトバルブ9が開かれる。これによ
り、制御チヤンバ23がリザーバ2に接続され、
圧力媒体が制御チヤンバ23から流出される。そ
の結果、制御ピストン13及びアウトレツトピス
トン12がスプリング24の方に移動させられ
る。
この移動により、弁座が球20をピンから持上
げて離され、インレツトチヤンバ18とアウトレ
ツトチヤンバ16との間の油圧的接続19が遮断
される。引続きアウトレツトチヤンバ16の容積
がさらに拡大すると、圧力媒体が放出され、その
結果、ホイールブレーキシリンダ17に作用する
ブレーキ圧力が減少する。制御ピストン13が移
動することにより、ピストンシヤフト14の拡径
部28が第1の弁27の弁座の方へ移動し、油圧
経路31を密封する。ピストンシヤフト14がさ
らに移動すると、スリーブ26が拡径部28によ
り一緒に移動し、かつ弁座から離される。即ち、
第2の弁32が開かれる。これにより、リアクシ
ヨンチヤンバ22内の圧力媒体は、圧力通路33
を通つて、リアクシヨンチヤンバ22からリング
チヤンバ34へ流される。リングチヤンバ34内
の圧力が高くなり、第1の作動面と第3の作動面
との全体の力が、第2の作動面の力より大きくな
り、リアクシヨンピストン15が、制御チヤンバ
23の方向に移動される。これにより、リアクシ
ヨンチヤンバ18内の容積は、スキツド防止の調
整が開始される前と略同じ容積に維持され、ブレ
ーキペダルの突上げが防止される。
ホイールロツクの危険が除かれると即座に、ア
ウトレツトバルブ9が閉じられインレツトバルブ
8が再び開かれる。これにより、アキユムレータ
4の動圧が再び制御チヤンバ23に加えられる。
制御チヤンバ23内の圧力が高められ、制御ピス
トン13及びアウトレツトピストン12が、アウ
トレツトチヤンバ16方向に移動させられる。こ
れにより、球20が弁座から持上げられ、油圧経
路19が再び開放される。
スキツド防止の調整が終了し、制御ピストン1
3及びアウトレツトピストン12が戻されると
き、スリーブ26も戻され、スリーブ26が第2
の弁32の弁座を閉鎖する。このとき、拡径部2
8とスリーブ26とは離れているため、第1の弁
27は、開放されている。そのため、リングチヤ
ンバ34内の圧力媒体は、圧力通路33、油圧経
路31,29、リングチヤンバ30、及び油圧パ
イプを介してリザーバ2に流される。これによ
り、リアクシヨンピストンは、初期位置に戻さ
れ、止めに当接して保持される。
アキユムレータが故障した場合、リアクシヨン
チヤンバ22と、制御チヤンバ23とが無圧の状
態となる。その結果、制御ピストン13とピスト
ン12は、図示のような位置に止められるため、
油圧経路19は常時開いている状態となる。
このように、アキユムレータが故障した場合で
あつても油圧経路19は常時開いている状態とな
るため、ホイールロツク調節なしで、通常のブレ
ーキ効力を得ることは可能である。しかし、リア
クシヨンピストン15にインレツトチヤンバ18
内の圧力が加えられ、リアクシヨンピストン15
が制動ピストン13の方向に移動させられるた
め、インレツトチヤンバ18の容積は、僅かに増
加する。
第3図において、1つのブレーキシステムを示
す。このシステムにおいては、1つのブレーキ回
路が各々のフロントホイールに割当てられてい
る。2個のリヤホイールは、協働して別のブレー
キ回路に接続されている。フロントホイールに対
するブレーキ回路は、静的ブレーキ回路であり、
2個のリヤホイールに対するブレーキ回路は、動
的ブレーキ回路である。このブレーキシステムに
は、リザーバ2と、ポンプ3と、アキユムレータ
4と、制御装置1と、制御装置38とを備えてい
る。制御装置1は、第1図及び第2図に示すよう
な制御装置であれば良い。この制御装置1には、
ブレーキ作動油タンク7を有するタンデムマスタ
ーシリンダ5が備えられ、さらに第1図に示すバ
ルブ8,9が備えられている。制御装置38は、
テンダムマスターシリンダに固着されており、リ
ヤホイールブレーキに送られる圧力媒体の流れを
制御する。制御装置38のインレツトは、アキユ
ムレータ4に接続され、制御装置38のアウトレ
ツトはインレツトバルブ8′に接続されている。
このブレーキシステムの作動は、第1図及び第2
図に関し述べた作動と同じである。
このブレーキシステムを3つの別個のブレーキ
回路に分割したことにより、安全性が高められて
いる。フロントホイールブレーキ回路の1つが故
障しても、2個のリヤホイール用のブレーキ回路
は勿論、他方のフロントホイールブレーキ回路は
完全に稼働可能な状態で残つている。アキユムレ
ータ4の油圧供給能力が故障すれば、制御装置1
が働くため、双方のフロントホイールブレーキは
作動可能で止どまつている。
勿論、動的なリヤーアクスルブレーキ回路を静
的ブレーキ回路に取替えることが可能であり、第
1図及び第2図に関して述べた制御装置は、この
ようなブレーキ回路に組込まれ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ハイドロリツクブレーキシステムに
接続されている、本発明に係る制御装置の長手方
向の断面図、第2図は、本発明に係る制御装置の
変形例の長手方向の断面図、第3図は、本発明に
係る制御装置の適切な応用の一例を示し、この一
例のブレーキ回路の系統図、第4図は、従来技術
に係る、制御装置の断面図である。 1……制御装置、2……リザーバ、4……アキ
ユムレータ、10……ハウジング、11……ボ
ア、12……アウトレツトピストン、13……制
御ピストン、14……ピストンシヤフト、15…
…リアクシヨンピストン、16……アウトレツト
チヤンバ、17……ホイールブレーキシリンダ、
18……インレツトチヤンバ、19……通路(油
圧経路)、20……弁体(球)、22……リアクシ
ヨンチヤンバ、23……制御チヤンバ、24……
第1のスプリング、27……第1の弁、30……リ
ングチヤンバ、32……第2の弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジング内に形成され、止めを有するボア
    と、 ボア内に摺動自在に配置されたアウトレツトピ
    ストンと、 ボア内において、ボアの一方の閉塞端とアウト
    レツトピストンの一端との間に形成され、少なく
    とも1個のホイールブレーキシリンダに接続され
    たアウトレツトチヤンバと、 ボア内に、アウトレツトピストンから離間して
    摺動自在に配置された制御ピストンと、 ボア内において、ボアの他方の閉塞端と制御ピ
    ストンの一端との間に形成され、圧力アキユムレ
    ータとリザーバとの一方に選択的に接続される制
    御チヤンバと、 制御ピストンとアウトレツトピストンとを連結
    し、制御ピストンの動きに連動してアウトレツト
    ピストンを移動させるピストンシヤフトと、 制御チヤンバ内に配置され、制御ピストン及び
    アウトレツトピストンをアウトレツトチヤンバに
    向けて付勢する第1のスプリングと、 ボア内において、アウトレツトピストンと制御
    ピストンとの間に摺動自在に配置され、ピストン
    シヤフトを液密を存して貫通させてなるととも
    に、ピストンシヤフトに対し相対的に移動可能で
    あり、他端に第1作動面を有するとともに、一端
    に第1作動面の面積と異なる面積の第2作動面を
    有する段付きピストンであるリアクシヨンピスト
    ンと、 リアクシヨンピストンの第2作動面と制御ピス
    トンとの間に形成され、圧力アキユムレータと直
    接に接続されてなるリアクシヨンチヤンバと、 リアクシヨンピストンの第1作動面とアウトレ
    ツトピストンとの間に形成され、マスシリンダと
    接続されてなるインレツトチヤンバと、 アウトレツトピストン内に、アウトレツトチヤ
    ンバとインレツトチヤンバとを接続するように形
    成された通路と、 通路に設けられ、アウトレツトピストンの移動
    によりアウトレツトチヤンバが最少容積にあると
    き、ボアの一方の閉塞端から突出したピンに当接
    されて通路を開放し、アウトレツトピストンが制
    御チヤンバ方向に移動されると、前記ピンから離
    されて通路を閉鎖する弁体とを具備しており、 リアクシヨンピストンの第2作動面に加わる圧
    力に因つて生起される力は、第1作動面に加わる
    圧力に因つて生起される力よりも常に大きく、リ
    アクシヨンピストンは、止めに対して当接して保
    持され、スキツド防止の調整中でも移動されず、
    スキツド防止の調整が開始されると、制御チヤン
    バの圧力が減少され、制御ピストン及びアウトレ
    ツトピストンが制御チヤンバ方向に移動され、ア
    ウトレツトピストンの通路内の弁体が通路を閉鎖
    し、マスターシリンダとホイールブレーキシリン
    ダとの油圧的接続が遮断され、アウトレツトピス
    トンの移動に連れて、ホイールブレーキシリンダ
    の圧力が減少されることを特徴とする、スキツド
    防止用調節装置を有するハイドロリツクブレーキ
    システム用制御装置。 2 第2作動面の面積と第1作動面の面積との比
    が、アキユムレータの通常圧力とマスターシリン
    ダの最大圧力との比に対応して定められているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の、
    スキツド防止用調節装置を有するハイドロリツク
    ブレーキシステム用制御装置。 3 ハウジング内に形成され、止めを有するボア
    と、 ボア内に摺動自在に配置されたアウトレツトピ
    ストンと、 ボア内において、ボアの一方の閉塞端とアウト
    レツトピストンの一端との間に形成され、少なく
    とも1個のホイールブレーキシリンダに接続され
    たアウトレツトチヤンバと、 ボア内に、アウトレツトピストンから離間して
    摺動自在に配置された制御ピストンと、 ボア内において、ボアの他方の閉塞端と制御ピ
    ストンの一端との間に形成され、圧力アキユムレ
    ータとリザーバとの一方に選択的に接続される制
    御チヤンバと、 制御ピストンとアウトレツトピストンとを連結
    し、制御ピストンの動きに連動してアウトレツト
    ピストンを移動させるピストンシヤフトと、 制御チヤンバ内に配置され、制御ピストン及び
    アウトレツトピストンをアウトレツトチヤンバに
    向けて付勢する第1のスプリングと、 ボア内において、アウトレツトピストンと制御
    ピストンとの間に摺動自在に配置され、ピストン
    シヤフトを液密を存して貫通させてなるととも
    に、ピストンシヤフトに対し相対的に移動可能で
    あり、他端に第1作動面を有するとともに、一端
    に第1作動面の面積と異なる面積の第2作動面を
    有する段付きピストンであるリアクシヨンピスト
    ンと、 リアクシヨンピストンの第2作動面と制御ピス
    トンとの間に形成され、圧力アキユムレータと直
    接に接続されてなるリアクシヨンチヤンバと、 リアクシヨンピストンの第1作動面とアウトレ
    ツトピストンとの間に形成され、マスターシリン
    ダと接続されてなるインレツトチヤンバと、 アウトレツトピストン内に、アウトレツトチヤ
    ンバとインレツトチヤンバとを接続するように形
    成された通路と、 通路に設けられ、アウトレツトピストンの移動
    によりアウトレツトチヤンバが最少容積にあると
    き、ボアの一方の閉塞端から突出したピンに当接
    されて通路を開放し、アウトレツトピストンが制
    御チヤンバ方向に移動されると、前記ピンから離
    されて通路を閉鎖する弁体と、 リアクシヨンピストンの段部とボア内面に形成
    された止めとの間に形成されたリングチヤンバ
    と、 リアクシヨンピストンの段部により規定される
    第3の作動面と、 リングチヤンバとリザーバとを接続する接続部
    の圧力媒体の流れを開閉する第1の弁と、 リングチヤンバとリアクシヨンチヤンバとを接
    続する接続部の圧力媒体の流れを開閉する第2の
    弁とを具備しており、 リアクシヨンピストンの第2作動面に加わる圧
    力に因つて生起される力は、第1作動面に加わる
    圧力に因つて生起される力よりも大きく、リアク
    シヨンピストンは、止めに対して当接して保持さ
    れており、スキツド防止の調整が開始されると、
    制御チヤンバの圧力が減少され、制御ピストン及
    びアウトレツトピストンが制御チヤンバ方向に移
    動され、アウトレツトピストンの通路内の弁体が
    通路を閉鎖し、マスターシリンダとホイールブレ
    ーキシリンダとの油圧的接続が遮断され、ホイー
    ルブレーキシリンダの圧力が減少され、 アウトレツトピストン及び制御ピストンが制御
    チヤンバに向つて移動されるときに、第1の弁が
    閉鎖され、第2の弁が開放され、リングチヤンバ
    はリアクシヨンチヤンバに油圧的に接続され、リ
    ングチヤンバの圧力が高くなり、第1作動面と第
    3作動面との全体の力が第2作動面の力より大き
    くなり、リアクシヨンピストンが制御チヤンバに
    向つて移動され、インレツトチヤンバの容積は、
    スキツド防止の調整が開始される前と略同じ容積
    に維持され、スキツド防止の調整が終了すると、
    第1の弁が開放され、第2の弁が閉鎖され、リン
    グチヤンバはリザーバに接続され、リングチヤン
    バの圧力は減少され、第1作動面と第3作動面と
    の全体の力が第2作動面の力より小さくなり、リ
    アクシヨンピストンは戻されて止めに当接される
    ことを特徴とする、スキツド防止用調節装置を有
    するハイドロリツクブレーキシステム用制御装
    置。 4 前記リアクシヨンピストンには、第2作動面
    に開放端を有する同軸状のボアと、前記リングチ
    ヤンバとこの同軸状のボアとを接続する圧力通路
    と、前記リザーバと同軸状のボアとを接続する半
    径方向の油圧経路とが備えられ、 前記ピストンシヤフトには拡径部が備えられ、 前記同軸状のボア内においてピストンシヤフト
    上で軸方向に摺動可能にスリーブが設けられ、こ
    のスリーブには、同軸状のボアの開放端から所定
    間隔離間した一端部と、円錐状の拡径部が設けら
    れた他端部とが備えられ、 前記リアクシヨンチヤンバ内において、前記ス
    リーブと制御ピストンとの間に第2のスプリング
    が配設され、 前記第1の弁は、ピストンシヤフトの拡径部と
    スリーブの一端部とが協働して形成され、 前記第2の弁は、同軸状のボアの開放端とスリ
    ーブの他端部とが協働して形成され、 前記圧力通路は、第1及び第2の弁の間の同軸
    状のボア内で終端し、 前記半径方向の油圧経路は、同軸状のボア内で
    あつてピストンシヤフトの拡径部に隣接する部分
    で終端していることを特徴する特許請求の範囲第
    3項に記載の、スキツド防止用調節装置を有する
    ハイドロリツクブレーキシステム用制御装置。
JP2680380A 1979-03-05 1980-03-05 Controller for hydraulic brake system with antiiskid regulator Granted JPS55160639A (en)

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