JPS63242879A - エレベ−タの制御信号伝送装置 - Google Patents

エレベ−タの制御信号伝送装置

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JPS63242879A
JPS63242879A JP7666887A JP7666887A JPS63242879A JP S63242879 A JPS63242879 A JP S63242879A JP 7666887 A JP7666887 A JP 7666887A JP 7666887 A JP7666887 A JP 7666887A JP S63242879 A JPS63242879 A JP S63242879A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はエレベータの、制御信号を時分割にて伝送する
エレベータの制御信号伝送装置に関する。
(従来の技術) 最近、小形で高性能なマイクロコンピュータの目覚まし
い進歩によりエレベータの制御装置も大きく様変わりし
ている。しかし、エレベータの制御に必要な信号の数は
変わらず、制御用のマイクロコンピュータには多数の入
出力信号線が接続されている。例えば、各階に取付けら
れた乗場呼押釦スイッチ及び登録表示ランプ、エレベー
タの位置表示ランプ、走行方向表示ランプ、又カゴ内の
呼押釦スイッチ及び登録ランプ、戸開指令、戸閉指令押
釦スイッチ等の信号線はその極一部であり、総数数百に
ものぼる信号が各々の信号線を通してマイクロコンピュ
ータに入力されている状態である。
したがって、マイクロコンピュータが小形、高性能、低
価格であるにもかかわらず、制御装置のサイズ、製造工
数、据付工事等の面でその特性を充分に発揮させること
ができなかった。
そこで、このような問題点を解決する方法として、近年
急速に進歩し低価格になってきた時分割データ伝送方式
が提案され、実際に適用され始めている。
第9図はこのような時分割でデータを伝送するシステム
の構成例を示すものである。即ち、このデータ伝送シス
テムは第9図に示すように制御用マイクロコンピュータ
2とデータ伝送主制御部(以下マスクステーションと呼
ぶ)3からなるエレベータ制御装置1と複数のデータ伝
送従制御部(以下リモートステーションと呼ぶ)5a〜
5dとの間をデータ伝送路4により接続し、マスクステ
ーション3から各リモートステーション58〜5dに時
分割で例えば乗場表示データを送信する旨の指令を発し
、続いて表示データを送信するようにしたものである。
ここで、リモートステーションの機能について第10図
により説明する。
信号伝送制御部9にマスタステーション3からデータ伝
送路4を通して送られてくる信号がトランスミッタレシ
ーバ10を介して取込まれると、伝送アドレス判定部1
6により自ステーションが選択されているか否かを判定
する。この伝送アドレス判定部16により自ステーショ
ンが選択されたことを判定すると、その判定信号により
データ送受信処理部14では続いて送られてくる表示デ
ータを受信し、この表示データをデータ入出力処理部1
5に与えて表示器6を点灯、消灯するようにしている。
通常、エレベータの制御装置では信号数が多いこと、伝
送速度を高めると耐ノイズ性が低下すること等から全制
御データの更新サイクルを短くすることが難しく、各リ
モートステーションとも時間短縮のためデータ受信の確
認信号の送信は行なわれていない。
したがって、マスタステーションから各リモートステー
ションにデータを送信してもそのリモートステーション
が正常であるのか、データを受取っているのか確認する
ことができない。また、該当するリモートステーション
があった場合でもそのことを知ることができないという
不具合がある。特にエレベータを建物に据付けた直後の
機能確認が非常に困難である。例えばエレベータ乗場表
示灯を点灯させる旨のデータを送信したにもかかわらず
、ランプが点灯しない場合、ランプ不良なのか、ドライ
バの不良かあるいはリモートステーションが異常なのか
判断できず、稼動後においてもメンテナンスに多くの人
手と時間を要するという不具合がある。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来のエレベータ制御装置においては通常マ
スタステーションから送出される制御データに対して各
リモートステーションの応答を確認することができない
ため、制御データの伝送系に異常が発生していても保守
員が定期保守を行なうまで状況が分らず、不安定な状態
で稼働を続けることになり、大事故に至る可能性もある
。また、制御データの伝送を一旦中断してテスト伝送 
゛を行ない、各リモートステーションの応答を確認する
方法も考えられるが、これは短時間ではあるが制御デー
タの伝送を中断するため、エレベータの制御状態によっ
ては制御異常あるいは故障につながる原因になる。
そこで、′本発明はエレベータの制御状態がテスト許容
条件を満たしているか否かを監視し、テスト許容条件を
満たしているときテスト伝送を自動的に実施して伝送系
の異常を早期に発見することができる信頼性の古いエレ
ベータの制御信号伝送装置を提供することを目的とする
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような目的を達成するため、エレベータ
制御部から出力される制御信号をデータ伝送主制御部に
取込み、この制御データをデー9伝送路を介して複数の
データ伝送従制御部に時分割にて伝送するエレベータの
IIJt11信号伝送装置において、テスト指令が入力
されると前記エレベータ制御部からエレベタの制御信号
を取込んでエレベータの制御状態を判定しこの制御状態
がテスト伝送許容条件を満たしていれば前記データ伝送
主制御部にテスト伝送指令を与えるテスト指令発生手段
を設けると共に前記データ伝送主制御部に前記テスト指
令発生手段よりテスト伝送指令が入力されると制御デー
タの伝送系をテストモードに切替える切替手段を設け、
また前記各データ伝送従制御部には前記データ伝送主制
御部より出力されるテストモード指令を受信するとテス
トモードに切替えられテスト伝送入力に対する応答確認
信号を前記データ伝送主制御部に返信する手段を設けた
ことを特徴としている。
(作用) 従って、このような構成のエレベータの制御信号伝送装
置にあってはテスト指令発生手段にエレベータ制御部か
らエレベタの制御信号が取込まれると、このテスト指令
発生手段ではエレベータの制御状態を判定し、この制御
状態がテスト伝送許容条件を満たしていればデータ伝送
主制御部にテスト伝送指令を与えて、このデータ伝送主
制御部に設けられた切替手段により制御データの伝送系
をテストモードに切替え、またこのデータ伝送主制御部
より送出されるテストモード指令を各データ伝送従制御
部が受信するとテストモードに切替えてテスト伝送入力
に対する応答確認信号がデータ伝送主制御部に返信さる
ので、エレベータの制御に何ら支障を与えることなく伝
送系の異常を早期に発見することが可能となる。
(実流例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明によるエレベータの制御信号伝送装置全
体の構成例を示すものである。第1図において、1はエ
レベータ制御装置で、このエレベータυll1l装置1
は制御用マイクロコンピュータ2、マスタステーション
3およびテスト指令発生部19から構成されている。マ
スタステーション3は伝送路4を介して各階床に設置さ
れているリモートステーション5a〜5dとデータ伝送
を行ない、また送信するデータおよび伝送状態等の信号
を制御用マイクロコンピュータ2と受渡しを行なうもの
である。また、テスト指令発生部19は制御用マイクロ
コンピュータ2からエレベータの各種状態信号を取込ん
でエレベータの状態を判定してマスクステーション3に
テスト伝送指令を与えるもので、このテスト指令発生部
19には手動テスト指令20の入力が可能になっている
第2図はマスタステーション3の内部構成例を示すもの
である。第2図において、制御信号記憶部11は制御用
マイクロコンピュータ2から取込まれた例えば乗場表示
データを記憶するものであり、伝送モード判定指令部7
は通常伝送モードとテスト伝送モードの何れかの指令を
出力するもので、その伝送モードの判定はテスト伝送指
令19aの入力の有無によって行なっている。通常伝送
処理部8は伝送モード判定指令部7から通常伝送モード
指令が入力されると、制御信号記憶部11より乗場表示
データを取込み、ここで処理されたデータを信号伝送制
御部9.トランスミッタレシーバ10を介して各々対応
したリモートステーションに送信するものである。また
、この通常伝送処理部8では通常伝送中である状態信号
を制御用マイクロコンピュータ2に送出するようにして
いる。テスト伝送処理部12は伝送モード判定指令部7
からテスト伝送モード指令が入力されると、ここで処理
されたテスト伝送信号を前述同様に信号伝送制御部9.
トランスミッタレシーバ10を介して各リモートステー
ションとテスト伝送を行ない、その良否の判定データを
テスト情報記憶部13に書込むものである。また、テス
ト伝送処理部12ではテスト伝送中である状態信号12
aを制御用マイクロコンピュータ2に送出するようにし
ている。なお、テスト情報記憶部13に書込まれた判定
データは制御用マイクロコンピュータ2に読込まれる。
第3図はテスト指令発生部19の内部構成例を示すもの
である。第3図において、呼状態判定部21.走行状態
判定部22.ドア状態判定部23は各々制御用マイクロ
コンピュータ2より呼状態信号21a、走行状態信号2
2a、ドア状態信号23aを取込んで伝送テスト許可信
号21b。
22b、23bを伝送テスト判定指令部26に送出する
ものである。この伝送テスト判定指令部26は伝送イン
タバルタイマ24から所定の時間間隔でテスト実施タイ
ミング信号が入力されると、呼状態判定部21.走行状
態判定部22.ドア状態判定部23から伝送テスト許可
信号21b。
22b、23bがあることを条件にテスト伝送指令19
aを送出するものである。また、この伝送テスト判定指
令部26には外部からの手動テスト指令20に応動する
ワンショット信号回路25より伝送テスト要求信号25
aが入力されるようになっている。
一方、第4図は第1図に示すリモートステーション5a
〜5dの内部構成例を示すものである。
第4図において、信号伝送制御部9はトランスミッタレ
シーバ10により受信されたデータを取込んで伝送アド
レス判定部16に送出するものである。この伝送アドレ
ス判定部16は受信データを監視し、自ステーションの
選択及び伝送モードの判定を行なうものである。テスト
指令判定部17は伝送アドレス判定部16からの伝送モ
ードデータを判定し、テストモード指令をデータ伝送処
理部14とテスト伝送処理部18に送出するものである
。データ送受信処理部14は通常伝送時マスタステーシ
ョン3からのデータを受取ってデータ入出力処理部15
に送出し、テスト指令判定部17からテストモード指令
が入力されると信号処理を停止するものである。また、
テスト伝送処理部18はテスト伝送時にテスト指令判定
部17からテストモード指令が入力されると、信号伝送
制御部9からテスト伝送信号を取込み、その応答信号を
信号伝送制御部9.トランスミッタレシーバ19を介し
てマスクステーション3へ送信するものである。データ
入出力処理部15はデータ伝送処理部14からのデータ
に従って表示灯6を点灯。
消灯制御するものである。
次に上記のように構成された本実施例装置′の作用を第
5図を参照しながら述べる。第5図は第1図に示す制御
信号伝送装置において、通常データ伝送中にテスト伝送
指令が出力されて伝送系がテストモードに切替わり、再
度通常伝送モードに復帰するまでの伝送タイムチャート
を示すものである。図中、MSはマスタステーション、
R8(n)はリモートステーション、MODは伝送モー
ド切替指令、a(n)、d(n)はリモートステーショ
ン選択アドレス信号及び伝送データをそれぞれ示す。
まず、テスト指令発生部19からマスタステーション3
にテスト伝送指令19aが入力されていない時はマスタ
ステーション3は通常伝送モードになっている。したが
って、第2図に示す伝送処理部8から信号伝送制御部9
.トランスミッタレシーバ10を通してアドレス信号a
1が、続いてデータd1が送出されると、アドレス信号
a1によりリモートステーション5a(R81)が選択
され、データd1を受信する。これにより第4図に示す
データ入出力処理部15で処理されたデータに基いて乗
場表示灯6が点灯又は消灯制御される。次に伝送処理部
8からリモートステーション5b(R82)に対して送
出されるアドレス信号a2、データd2の場合も同様で
ある。このような状態にある時第3図において、制御用
マイクロコンピュータ2から取込まれる制御信号により
呼状態判定部21.走行状態判定部22.ドア状態判定
部23がテスト伝送許可条件(例えば呼が全く無く、エ
レベータが停止しており、ドアが閉じている状態)が満
たされていることが検出され、テスト伝送許可信号21
b、22b、23bが伝送テスト判定指令部26に入力
されると、この伝送テスト判定指令部26は伝送インタ
バルタイマ24から所定の周期で与えられるタイミング
信号によりテスト伝送指令19aを出力する。すると、
このテスト伝送指令19aにより第2図に示す伝送モー
ド判定指令部7がオン(C1)となるため、マスタステ
ーション3(MS)は次のアドレス信号送出時点で各リ
モートステーション5a〜5d(R81〜R8n)に対
して制御アドレス信号a3を送出し、続いてテストモー
ドへの切替指令データd3を送出する。この場合、制御
アドレス信号a3は全リモートステーション(R81〜
R8n)に共通になっている。したがって、全てのリモ
ートステーション(R81〜R8n)はテスト・指令デ
ータd3を受信すると、そのモードを次のように切替え
る。即ち、第4図において、テスト判定指令部17から
出力されるテストモード指令により通常モードからテス
トモードに切替られ、データ送受信処理部14での処理
が停止され、テスト伝送処理部18が処理を開始する。
次にマスタステーション3 (MS)は全てのリモート
ステーション(R81〜R8n)に対して順次テスト伝
送を行なう。リモートステーションR81を選択すべき
アドレス信号a4を送出すると、リモートステーション
R8Iは第4図示す伝送アドレス判定部16により自ス
テーションであることを判定し、テスト伝送処理部18
から応答確認信号d4を返信する。この応答1ift認
信号d4は通常自アドレスデータそのものか、あるいは
予め定められたコードデータが用いられる。リモートス
テーションR82に対しても同様にアドレス信@a5が
送信されると、このリモートステーションR82からも
応答確認信号d5が返信される。一方、マスクステーシ
ョン3 (MS)ではこれらの応答確認信号を受信する
と、第2図に示すテスト伝送処理部12により選択した
リモートステーションが正しく応答しているか否かを判
定し、その結果をテスト情報記憶部13に格納する。
このテスト情報記憶部13に格納された判定結果は制御
用マイクロコンピュータ2に読取られる。
このようにして全てのリモートステーションR81〜R
8nの伝送テストが終了すると、制御用マイクロコンピ
ュータ2からテストモードの解除指令(C2)が出され
、データ伝送マスターステーション3(MS)はテスト
モードから通常モードに切替わる。そして、次の伝送タ
イミングで各リモートステーションR81〜R8nに対
してテストモードの解除指令C2(a7.67)が送信
される。したがって、次の伝送からは通常モードの伝送
(a8.d8〜)に復帰する。
以上述べたテスト伝送時の作用をテスト伝送処理手順と
して示すと第6図乃至第8図にようになる。第6図はテ
スト指令発生部1つの処理手順であり、第7図はマスタ
ステーション3の処理手順、第8図はリモートステーシ
ョン5a〜5dの処理手順を示している。ここで、第7
図に示すマスクステーション及び第8図に示すリモート
ステーションについて簡単に説明すると次の通りである
マスタステーションにおいては、第7図に示すようにテ
スト状態にあることをエレベータlII iII用マイ
クロコンピュータに示すための状態情報゛′テスト状態
フラグをセットし、伝送テストに入る。次にライン接続
されているあるリモートステーションに対しアドレス信
号(セレクト信号)を送信する。そして、セレクトした
リモートステーションからの応答を待ち、応答があった
時はその応答コードが正しいことをチェックした後これ
を記録する。また、応答が無くタイムアウトとなった時
又は応答データが正しくない時は異常であることを記録
する。このようにして全リモートステーションの機能を
確認し、“テスト状態フラグ″をリセットして伝送テス
トを終了する。
また、リモートステーションにおいては、第8図に示す
ように常に伝送を監視し、テストモード指令のオン、オ
フによりその伝送機能を切換える。自リモートステーシ
ョンが選択された時、テストモードであれば応答コード
を返送し、ノーマルモードであれば次の制御データ(図
では表示用データ)の受信を持ち、このデータに基いて
表示灯を点灯、消灯制御する。
このように本実施例においては、制御用マイクロコンピ
ュータ2よりエレベータの制御信号を呼状態判定部21
.走行状態判定部22.ドア状態判定部23に取込んで
エレベータの制御状態がテスト伝送許容条件を満たして
いるかいるか否かを判定し、テスト伝送許容条件を満た
しているとき伝送インターバルタイマ24からタイミン
グ信号が送出されると伝送テスト判定指令部26よりテ
スト伝送指令19aをマスターステーション3に与えて
伝送モードをテスト伝送モードに切替えるようにしたの
で、エレベータの制御に何ら支障を与えるようなことが
なく、したがって制卸異常が発生したり、故障の原因に
つながるような虞れもなく、高信頼度でテスト伝送を自
動的に行なうことができる。また、マスタステーション
3にはテスト伝送指令が入力されると通常モードからテ
ストモードにデータ伝送を切替えて各リモートステーシ
ョン5a〜5dにテストデータを伝送するテスト伝送処
理部12と各リモートステーション5a〜5dからの応
答確認信号を記憶するテスト情報記憶部13を備え、ま
た各リモートステーション5a〜5dにはテスト伝送指
令の入力により通常モードからテストモードに切替え、
自ステーションが選択されるとテストデータを処理して
その応答確認信号をマスターステーション3に転送する
テスト指令判定部17およびテスト伝送処理部18を備
えてデータ伝送系のテストを行なうようにしたので、例
えば乗場の表示灯が表示すべき時に表示されない場合、
その原因が伝送系にあるのか、それ以外かを容易に判定
することができ、しかも伝送異常を早期に発見すること
ができる。
またその判定結果によっては警報等を発生するようにし
ておけば、メンテナンス時間の短縮を図ることができる
なお、上記実施例では全てのエレベータの制御状態が伝
送テスト許可条件を成立していないとテスト伝送指令が
送出されない場合について述べたが、手動テスト指令に
よりワンショット信号回路25を応動させて伝送テスト
判定指令部26に伝送テスト要求信号25aを与える場
合には伝送テスト許可条件とは無関係にテスト伝送を実
施することができる。この場合には試験者がシステムの
状態に注意しながら実施する必要がある。また、自動的
に伝送テストを実施し、異常が検出された時これを制御
盤に取付けられたランプ、管理人室あるいは電話回線等
で例えば保守センターへ連絡するようにしておけば、さ
らに大きな効果を得ることができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、エレベータの制御状
態がテスト許容条件を満たしているか否かを監視し、テ
スト許容条件を満たしているときテスト伝送を自動的に
実施して伝送系の異常を早期に発見することができる信
頼性の高いエレベータの制御信号伝送装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエレベータの制御信号伝送装置による
一実施例を示す全体のシステム構成図、第2図は同実施
例におけるマスタステーションの内部構成を示すブロッ
ク図、第3図は同じくテスト指令発生部の内部構成を示
すブロック図、第4図は同じくリモートステーションの
内部構成を示すブロック図、第5図は同実施例の作用を
説明するためのタイムチャートを示す図、第6図乃至第
8図は同実施例におけるテスト指令発生部、マスタース
テーション、リモートステーションの処理手順をそれぞ
れ示すフローチャート、第9図は従来のエレベータの制
御信号伝送装置全体を示すシステム構成図、第10図は
そのリモートステーションの内部構成を示すブロック図
である。 1・・・エレベータ制御装置、2・・・制御用マイクロ
コンピュータ、3・・・マスタステーション、4・・・
データ伝送路、58〜5d・・・リモートステーション
、6a〜6d・・・エレベータ乗場表示灯、7・・・伝
送モード判定指令部、9・・・伝送処理部、9・・・信
号伝送制御部、10・・・トランスミッタレシーバ、1
1・・・制御信号記憶部、12・・・テスト伝送処理部
、13・・・テスト情報記憶部、14・・・データ送受
信処理部、15・・・データ入出力処理部、16・・・
伝送アドレス判定部、17・・・テスト指令判定部、1
8・・・テスト伝送処理部、19・・・テスト指令発生
部、′21・・・呼状態判定部、22・・・走行状態判
定部、23・・・ドア状態判定部、24・・・伝送イン
タバルタイマ、25・・・ワンショット信号回路、26
・・・伝送テスト判定指令部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エレベータ制御部から出力される制御信号をデータ伝送
    主制御部に取込み、この制御データをデータ伝送路を介
    して複数のデータ伝送従制御部に時分割にて伝送するエ
    レベータの制御信号伝送装置において、テスト指令が入
    力されると前記エレベータ制御部からエレベタの制御信
    号を取込んでエレベータの制御状態を判定しこの制御状
    態がテスト伝送許容条件を満たしていれば前記データ伝
    送主制御部にテスト伝送指令を与えるテスト指令発生手
    段を設けると共に前記データ伝送主制御部に前記テスト
    指令発生手段よりテスト伝送指令が入力されると制御デ
    ータの伝送系をテストモードに切替える切替手段を設け
    、また前記各データ伝送従制御部には前記データ伝送主
    制御部より出力されるテストモード指令を受信するとテ
    ストモードに切替えられテスト伝送入力に対する応答確
    認信号を前記データ伝送主制御部に返信する手段を設け
    たことを特徴とするエレベータの制御信号伝送装置。
JP7666887A 1987-03-30 1987-03-30 エレベ−タの制御信号伝送装置 Pending JPS63242879A (ja)

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