JP2521996B2 - 通信システムの診断方式 - Google Patents

通信システムの診断方式

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JP2521996B2
JP2521996B2 JP62308453A JP30845387A JP2521996B2 JP 2521996 B2 JP2521996 B2 JP 2521996B2 JP 62308453 A JP62308453 A JP 62308453A JP 30845387 A JP30845387 A JP 30845387A JP 2521996 B2 JP2521996 B2 JP 2521996B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信システムの診断方式に関し、特に1組の
伝送路に多数の局が接続される通信システムにおいて主
局内の伝送路への接続手段を診断する通信システムの診
断方式に関する。
〔従来の技術〕 従来、この種の通信システムでは、主局となるホスト
コンピュータシステムは、伝送路との接続の信頼性を向
上するために伝送路との接続手段を2台有しており、主
たる接続手段が故障した場合に従たる接続手段で代替し
て従局となる端末装置との通信を継続するように構成さ
れている。
特に、IEEE(Institute of Electrical and Electron
ics Engineers)802.3において提唱されているCSMA/CD
(Carrier Sense Multiple Access with Collision Det
ection)方式を代表とする1組の伝送路に多数の局を接
続する通信システムでは、主局が有する2台の接続手段
を直接伝送路に接続し、2台の接続手段を排他的に活性
化および非活性化して伝送路との論理的接続の切換えを
実現している。
一方、近来のLSI(Large Scaled Integrated circui
t)化技術の発達により、接続手段はマイクロコンピュ
ータ等を制御部とする能動的な素子で構成された装置と
なっており、端末装置との通信の下位手順をホストコン
ピュータシステムとは独立して処理するようになってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の主局となるホストコンピュータシステ
ムでは、通信の下位手順を接続手段が処理するので、ホ
ストコンピュータシステムの中央処理装置が全ての処理
を行っていたときよりも中央処理装置と接続手段とのコ
マンドおよびデータの通信機会が減少し、接続手段の故
障の検出が速やかにできなくなってきているという欠点
がある。
また、上記欠点を改善するために中央処理装置と接続
手段との間でダミー情報の送受信を定期的に行って接続
手段の故障の検出を行う方法も実施されているが、この
方法では中央処理装置から一方の接続手段との間でダミ
ー情報の送受信を定期的に行うだけなので、故障箇所が
接続手段自体であるか例えばチャネル部等の中央処理装
置と接続手段とのインタフェース部であるかを判定でき
ないという欠点がある。
したがって、正常な接続手段を活性化して故障と診断
された接続手段に代替して端末装置との通信を行おうと
した場合に、故障箇所がインタフェース部のときには故
障と診断された接続手段が活性状態のままでなので、伝
送路上ではホストコンピュータシステムの接続手段が二
重に存在することになり、伝送路上の通信に重大な障害
を与えるという欠点がある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、故障箇所が接続手
段自体であるか接続手段と中央処理装置とのインタフェ
ース部であるかを判定してインタフェース部が故障した
接続手段を他の接続手段を介して非活性化することがで
き、接続手段が二重に存在するために起こる伝送路上の
通信の障害を阻止できる通信システムの故障診断方式を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の通信システムの診断方式は、伝送路との接続
手段を複数有する1台以上の主局と各主局に対する複数
の従局とが1組の前記伝送路に接続され相互に通信を行
う通信システムにおいて、前記主局が、前記接続手段か
ら他の接続手段に前記伝送路を介してエコーテスト用デ
ータを送信させることによりエコーテストを行うエコー
テスト手段と、前記接続手段から他の接続手段に前記伝
送路を介してデータ送受信テスト用データを送信させる
ことによりデータ送受信テストを行うデータ送受信テス
ト手段と、前記エコーテスト手段および前記データ送受
信テスト手段に前記エコーテストおよび前記データ送受
信テストを行わせることによって前記接続手段を診断し
故障と診断された場合に前記エコーテスト手段および前
記データ送受信テスト手段を起動して故障と診断された
前記接続手段に対して他の前記接続手段から前記エコー
テストおよび前記データ送受信テストを行わせることに
より故障と診断された前記接続手段が活性状態であるか
否かを調べる診断手段と、この診断手段によって故障で
かつ活性状態と診断された前記接続手段を非活性化する
接続手段非活性化手段と、前記診断手段によって故障と
診断された前記接続手段の構成情報を他の接続手段に入
れ替えることにより前記伝送路との論理的接続を切り換
える論理的接続切換え手段とを有する。
〔作用〕
本発明の通信システムの診断方式では、主局のエコー
テスト手段が接続手段から他の接続手段に伝送路を介し
てエコーテスト用データを送信させることによりエコー
テストを行い、データ送受信テスト手段が接続手段から
他の接続手段に伝送路を介してデータ送受信テスト用デ
ータを送信させることによりデータ送受信テストを行
い、診断手段がエコーテスト手段およびデータ送受信テ
スト手段にエコーテストおよびデータ送受信テストを行
わせることによって接続手段を診断し故障と診断された
場合にエコーテスト手段およびデータ送受信テスト手段
を起動して故障と診断された接続手段に対して他の接続
手段からエコーテストおよびデータ送受信テストを行わ
せることにより故障と診断された接続手段が活性状態で
あるか否かを調べ、接続手段非活性化手段が診断手段に
よって故障でかつ活性状態と診断された接続手段を非活
性化し、論理的接続切換え手段が診断手段によって故障
と診断された接続手段の構成情報を他の接続手段に入れ
替えることにより伝送路との論理的接続を切り換える。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例の通信システムの診断方
式が適用された通信システムの構成を示すブロック図で
ある。この通信システムは、この通信システムの主局と
なるホストコンピュータシステム1と、1組の伝送路2
と、伝送路2を介してホストコンピュータシステム1に
接続される従局となる複数の端末3A,3B,……とから構成
されている。
ホストコンピュータシステム1は、中央処理装置11
と、中央処理装置11と伝送路2との2つの接続手段であ
るアダプタ13および15と、中央処理装置11とアダプタ13
とのインタフェース部であるチャネル12と、中央処理装
置11とアダプタ15とのインタフェース部であるチャネル
14とを含んで構成されている。
この通信システムでは、伝送路2に接続される局であ
るホストコンピュータシステム1および端末3A,3B,……
は互いに独立した局番を与えられている。特にホストコ
ンピュータシステム1では、アダプタ13および15に対し
てそれぞれ別の局番が与えられている。このアダプタ13
および15の局番は、通信システムの運用開始時に通信シ
ステムの構成を示す構成情報の一部として中央処理装置
11から与えられ、アダプタ13および15のそれぞれ記憶部
132および152に記憶されている。また、この構成情報に
は、アダプタ13ではアダプタ15の局番が、アダプタ15で
はアダプタ13の局番が含まれており、相手局とのデータ
送受信時に互いに相手のアダプタからのデータの送受信
であることを識別できるようになっている。
ホストコンピュータシステム1では、アダプタ13が主
たる接続手段として使用され、アダプタ15はアダプタ13
に故障が発生した場合の代替の接続手段として使用され
る。したがって、通信システムが正常である場合には、
各端末3A,3B,……には、ホストコンピュータシステム1
の局番としてアダプタ13に設定された局番が予め設定さ
れ、端末3A,3B,……は、ホストコンピュータシステム1
の主たる通信路であるアダプタ13およびチャネル12を介
して中央処理装置11と通信を行っている。
中央処理装置11は、エコーテスト手段111と、データ
送受信テスト手段112と、診断手段113と、アダプタ非活
性化手段114と、論理的接続切換え手段115とを含んで構
成されている。また、中央処理装置11は、端末3A,3B,…
…と通信を行うと同時に、周期的に本実施例の通信シス
テムの診断方式が起動されるようにプログラムされてい
る。
アダプタ13は、マイクロコンピュータを利用した制御
部131と、ROM(リードオンリメモリ)およびRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)から構成される記憶部132と、チ
ャネル12との接続部であるチャネルインタフェース部13
3と、伝送路2との接続部で伝送路2に対して情報を送
受する回線制御部134と、チャネル12とチャネルインタ
フェース部133とを接続するチャネルインタフェース135
と、チャネルインタフェース部133と制御部131と記憶部
132と回線制御部134とを接続する内部バス136と、回線
制御部134と伝送路2とを接続する伝送路インタフェー
ス137とから構成されている。
アダプタ15は、マイクロコンピュータを利用した制御
部151と、ROMおよびRAMから構成される記憶部152と、チ
ャネル14との接続部であるチャネルインタフェース部15
3と、伝送路2との接続部で伝送路2に対して情報を送
受する回線制御部154と、チャネル14とチャネルインタ
フェース部153とを接続するチャネルインタフェース155
と、チャネルインタフェース部153と制御部151と記憶部
152と回線制御部154とを接続する内部バス156と、回線
制御部154と伝送路2とを接続する伝送路インタフェー
ス157とから構成されている。
アダプタ13および15のそれぞれの制御部131および151
は、チャネル12および14をそれぞれ介する中央処理装置
11との送受信はそれぞれチャネルインタフェース135,15
5、チャネルインタフェース部133,153および内部バス13
6,156を介して行い、伝送路2を介する他方のアダプタ
および端末3A,3B,……との送受信はそれぞれ伝送路イン
タフェース137,157、回線制御部134,154および内部バス
136,156を介して行う。以降、アダプタ13および15内の
経路の記述は割愛する。
第2図を参照すると、本実施例の通信システムの診断
方式においてエコーテストおよびデータ送受信テストで
異常が検出されたときの処理は、異常検出ステップ21
と、テスト実施ステップ22と、テスト結果判定ステップ
23と、データ送受信テスト実施ステップ24と、データ送
受信テスト正常終了判定ステップ25と、エコーテスト実
施ステップ26と、エコーテスト正常終了判定ステップ27
と、アダプタ非活性化処理ステップ28と、構成情報入替
えステップ29とからなる。
第3図を参照すると、伝送路2を介してデータを受け
取ったときのアダプタ13および15のそれぞれの制御部13
1および151における処理は、受信ステップ31と、エコー
テスト用データ受信判定ステップ32と、エコーテスト用
データ応答送信元返送ステップ33と、送信元判定ステッ
プ34と、データ送受信テスト用データ受信判定ステップ
35と、閉鎖指示受信判定ステップ36と、応答受信判定ス
テップ37と、正常終了報告ステップ38と、中央処理装置
データ送受信テスト用データ送信ステップ39と、データ
送受信テスト用データ応答アダプタ返送ステップ40と、
伝送路インタフェース閉鎖ステップ41と、中央処理装置
報告ステップ42とからなる。
第4図を参照すると、チャネル12および14をそれぞれ
介して中央処理装置11から命令を受け取ったときのアダ
プタ13および15のそれぞれの制御部131および151におけ
る処理は、命令受信ステップ51と、構成情報入替え命令
判定ステップ52と、指示アダプタ送信ステップ53と、構
成情報入替えステップ54とからなる。
次に、このように構成された本実施例の通信システム
の診断方式の動作について説明する。
ホストコンピュータシステム1において、タイマ機能
等から一定時間経過通知を受信すること等により周期的
に中央処理装置11の診断手段113が起動される。
一定時間毎に起動される診断手段113は、図示しない
タイマ機能に一定時間が経過したら通知を行うように指
示したうえで、エコーテスト手段111およびデータ送受
信テスト手段112を起動してエコーテスト手段111による
エコーテストおよびデータ送受信テスト手段112による
データ送受信テストを行う。
まず、エコーテスト手段111によってアダプタ15側か
らエコーテストを行う場合の動作について説明する。
エコーテスト手段111は、チャネル14を介してアダプ
タ15にエコーテスト実行命令を含みエコーテストの表示
をしたテスト用データ(以下、エコーテスト用データと
称する)を送信する。
アダプタ15の制御部151は、チャネル14を介して中央
処理装置11のエコーテスト手段111から命令(この場合
はエコーテスト実行命令)を受信すると(ステップ5
1)、受信した命令が後述する構成情報入替え命令であ
るか否かを判定する(ステップ52)。受信した命令はエ
コーテスト実行命令で構成情報入替え命令ではないの
で、制御部151は、伝送路2を介してアダプタ13にエコ
ーテスト用データを送信する(ステップ53)。
アダプタ13の制御部131は、伝送路2からアダプタ15
を送信元とするデータ(この場合はエコーテスト用デー
タ)を受信すると(ステップ31)、受信したデータがエ
コーテスト用データであるか否かを判定する(ステップ
32)。受信したデータはエコーテスト用データなので、
制御部131は、伝送路2を介して送信元であるアダプタ1
5にエコーテスト用データに対する応答を送信する(ス
テップ33)。
アダプタ15の制御部151は、伝送路2からアダプタ13
を送信元とするデータ(ここではエコーテスト用データ
に対する応答)を受信すると(ステップ31)、前述と同
様にエコーテスト用データ用データであるか否かを判定
する(ステップ32)。ここでは、受信したデータはエコ
ーテスト用データに対する応答であるからエコーテスト
用データではないと判定して、制御部151は、次に送信
元がアダプタであるか否かを判定する(ステップ34)。
送信元がアダプタでない(送信元が端末3A,3B,……の場
合等)と判定したならば、制御部151は、チャネル14を
介して中央処理装置11のOS(オペレーティングシステ
ム)にデータを送信する。ここでは送信元がアダプタ13
なので、制御部151は、次に受信したデータがデータ送
受信テスト用データであるか否かを判定する(ステップ
35)。受信したデータはエコーテスト用データに対する
応答なので、制御部151は、データ送受信テスト用デー
タではないと判定して、次に閉鎖指示か否かを判定する
(ステップ36)。閉鎖指示ではないので、制御部151
は、次に応答であるか否かを判定する(ステップ37)。
ここでは、受信したデータはエコーテスト用データに対
する応答なので応答であると判定して、制御部151は、
チャネル14を介して中央処理装置11のエコーテスト手段
111にエコーテストの正常終了報告を送信する(ステッ
プ38)。
なお、ステップ37の判定で応答でなければ、受信した
データは誤ったデータ等で処理を制御できるデータでは
ないので、制御部151は、受信したデータをチャネル14
を介して中央処理装置11に送信し(ステップ42)、受信
したデータに対する処理を中央処理装置11にまかせる。
中央処理装置11のエコーテスト手段111は、チャネル1
4を介してアダプタ15からエコーテストの正常終了報告
を受信したならば、診断手段113にアダプタ15側からの
エコーテストの正常終了報告を通知する。
次に、データ送受信テスト手段112がアダプタ15側か
らデータ送受信テストを行うときの動作について説明す
る。
データ送受信テスト手段112は、チャネル14を介して
アダプタ15にデータ送受信テスト実行命令を含んだデー
タ送受信テスト用データを送信する。
アダプタ15の制御部151は、チャネル14を介してデー
タ送受信テスト手段112から命令(この場合はデータ送
受信テスト実行命令)を受信すると(ステップ51)、上
述したエコーテスト時と同様にステップ52の判定を行っ
た後に伝送路2を介してアダプタ13にデータ送受信テス
ト用データを送信する(ステップ53)。
アダプタ13の制御部131は、伝送路2からアダプタ15
を送信元とするデータ(データ送受信テスト用データ)
を受信すると(ステップ31)、ステップ32およびステッ
プ34の判定を行った後にステップ35でデータ送受信テス
ト用データであると判定して、アダプタ15から送信され
たデータ送受信テスト用データをチャネル12を介して中
央処理装置11のデータ送受信テスト手段112に送信する
(ステップ39)。次に、制御部131は、伝送路2を介し
てアダプタ15にデータ送受信テスト用データに対する応
答を返送する(ステップ40)。
アダプタ15の制御部151は、伝送路2からアダプタ13
を送信元とするデータ(データ送受信テスト用データに
対する応答)を受信すると(ステップ31)、上述のアダ
プタ13における処理と同様にステップ32,ステップ34〜
ステップ36の判定を行った後に、応答であるか否かを判
定する(ステップ37)。ここでは、データ送受信テスト
用データに対する応答であるので、制御部151は、応答
であると判定してチャネル14を介して中央処理装置11の
データ送受信テスト手段112にアダプタ13に対するデー
タ送受信テストの正常終了報告を送信する(ステップ3
8)。
中央処理装置11のデータ送受信テスト手段112は、チ
ャネル12を介してアダプタ13から送信されたデータ送受
信テスト用データとチャネル14を介してアダプタ15に送
信したデータ送受信テスト用データとを突き合わせてデ
ータ送受信テスト結果を判定し、このデータ送受信テス
ト結果とチャネル14を介してアダプタ15から送信された
データ送受信テストの正常終了報告とを診断手段113に
通知する。
なお、上記のエコーテスト手段111によるエコーテス
トおよびデータ送受信テスト手段112によるデータ送受
信テストにおいてはアダプタ15側からについてのみ述べ
たが、アダプタ13側からも同様に周期的に交互に行われ
ている。
中央処理装置11の診断手段113は、タイマ機能からの
一定時間経過通知を受信するまでにエコーテスト手段11
1およびデータ送受信テスト手段112からテストの正常終
了報告を通知されない場合には、チャネル12,アダプタ1
3,チャネル14あるいはアダプタ15の異常を認識する、す
なわち伝送路2との接続手段の異常を検出する(ステッ
プ21)。
ここでは、アダプタ13側からの上記2つのテストによ
って異常が検出された場合の本実施例の通信システムの
診断方式の動作について説明する。
診断手段113は、アダプタ13側からのテストによって
異常を検出すると(ステップ21)、アダプタ13側の異常
を確認するためにエコーテスト手段111あるいはデータ
送受信テスト手段112を起動して異常を検出したアダプ
タ13側からエコーテストあるいはデータ送受信テストを
行わせて(あるいは単なるダミー情報の送信テストでも
よい)(ステップ22)、テストの結果を判定する(ステ
ップ23)。テストの結果が正常であれば、診断手段113
は、アダプタ13側は正常であるのでそのまま処理を終了
する。テストの結果が正常でなければ、診断手段113
は、データ送受信テスト手段112を起動して正常なアダ
プタ15側からデータ送受信テストを行わせて(ステップ
24)、アダプタ15からのデータ送受信テストの正常終了
報告が通知されたか否かを判定する(ステップ25)。正
常終了報告を通知される前にタイマ機能から一定時間経
過通知を受け取ったならば、診断手段113は、次にエコ
ーテスト手段111を起動してアダプタ15側からエコーテ
ストを行わせて(ステップ26)、エコーテストの正常終
了報告が通知されたか否かを判定する(ステップ27)。
エコーテストの正常終了報告が通知されたと判定したな
らば、故障がアダプタ13自体の発生しておりアダプタ13
は活性状態でないと判定できるので、診断手段113は処
理をステップ29に移す。
ステップ25およびステップ27で正常終了報告を通知さ
れたと判定したならば、故障がチャネル12で発生してお
りアダプタ13は活性状態と判定できるので、診断手段11
3は、アダプタ非活性化手段114によってアダプタ13を非
活性化する(ステップ28)。
ここで、アダプタ非活性化手段114によるアダプタ13
の非活性化処理について説明する。
診断手段113によって起動されたアダプタ非活性化手
段114は、チャネル14を介してアダプタ15にアダプタ13
の伝送路インタフェース137の閉鎖指示を送信する。
アダプタ15の制御部151は、チャネル14を介してアダ
プタ非活性化手段114からの命令(アダプタ13の伝送路
インタフェース137の閉鎖指示)を受信すると(ステッ
プ51)、ステップ52の判定の後に伝送路2を介してアダ
プタ13に伝送路インタフェース137の閉鎖指示を送信す
る(ステップ53)。
アダプタ13の制御部131は、伝送路2からアダプタ15
を送信元とするデータ(伝送路インタフェース137の閉
鎖指示)を受信すると(ステップ31)、ステップ32,ス
テップ34およびステップ35の判定の後に閉鎖指示か否か
を判定する(ステップ36)。ここでは伝送路インターフ
ェース137の閉鎖指示であるので、制御部131は、回線制
御部134に指示して伝送路インタフェース137を閉鎖する
ことによりアダプタ13を非活性化する(ステップ41)。
アダプタ13の非活性化処理が終了したならば、診断手
段113は、アダプタ13が非活性状態であることを確認す
るためにステップ24〜ステップ27の処理を行った後に、
ステップ27でアダプタ15側からのエコーテストの結果が
異常と判定したならばアダプタ13は非活性状態であるの
で、論理的接続切換え手段115にアダプタ13の構成情報
を入れ替えさせて処理を終了する(ステップ29)。
ここで、論理的接続切換え手段115による論理的接続
切換え処理について説明する。
診断手段113から起動された論理的接続切換え手段115
は、チャネル14を介してアダプタ15に構成情報入替え命
令とともに正常時にアダプタ13の記憶部132にロードさ
れていた構成情報と同じ構成情報を送信する。
アダプタ15の制御部151は、チャネル14を介して論理
的接続切換え手段115から命令(構成情報入替え命令)
を受信すると(ステップ51)、ステップ52で構成情報入
替え命令であると判定して、記憶部152に記憶されてい
た構成情報を破棄して論理的接続切換え手段115から送
信された構成情報に入れ替える(ステップ54)。
この処理によってアダプタ13の局番がアダプタ15に移
動する。一方、アダプタ13は、非活性化されているの
で、伝送路2からは論理的に切り離された状態となる。
なお、本実施例では、伝送路2との接続手段がアダプ
タ13およびアダプタ15の2つの場合について述べたが接
続手段はいくつでも構わないことは明白である。
また、本実施例では、エコーテストおよびデータ送受
信テストによって接続手段の異常の検出を行うようにし
たが、単なる異常検出の段階では従来のダミー情報の送
受信を定期的に行う方法でも構わない。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、通信システムの主局に
おいて伝送路を介して接続手段間で診断のための通信を
行えるようにしたことにより、接続手段に異常を検出し
たときに故障が接続手段自体に発生したか接続手段と中
央処理装置とのインタフェース部に発生したかが判定で
き、接続手段と中央処理装置装置とのインタフェース部
に故障が発生したときに活性状態の接続手段を非活性化
して伝送路を介する従局との通信を連続して確実に行え
る効果がある。
したがって、伝送路上に主局の接続手段が二重に存在
することがなくなり、接続手段の二重接続により伝送路
上の通信に重大な障害を与えることがなくなるという効
果がある。
また、接続手段の診断処理を通信システムの運用中に
行え、主たる接続手段および代替となる接続手段をも診
断できるようにしたことにより、主たる接続手段の故障
発生時に確実な代替となる接続手段を得ることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の通信システムの診断方式が
適用された通信システムの構成を示すブロック図、 第2図は本実施例の通信システムの診断方式が異常を検
出したときの処理を示す流れ図、 第3図は第1図中の制御部が第1図中の伝送路を介して
データを受信したときの処理を示す流れ図、 第4図は第1図中の制御部が第1図中のチャネルを介し
て命令を受信したときの処理を示す流れ図である。 図において、 1……ホストコンピュータシステム、 2……伝送路、 3A,3B……端末、 11……中央処理装置、 12,14……チャネル、 13,15……アダプタ、 111……エコーテスト手段、 112……データ送受信テスト手段、 113……診断手段、 114……アダプタ非活性化手段、 115……論理的接続切換え手段、 131,151……制御部、 132,152……記憶部、 133,153……チャネルインタフェース部、 134,154……回線制御部、 135,155……チャネルインタフェース、 136,156……内部バス、 137,157……伝送路インタフェースである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路との接続手段を複数有する1台以上
    の主局と各主局に対する複数の従局とが1組の前記伝送
    路に接続され相互に通信を行う通信システムにおいて、 前記主局が、 前記接続手段から他の接続手段に前記伝送路を介してエ
    コーテスト用データを送信させることによりエコーテス
    トを行うエコーテスト手段と、 前記接続手段から他の接続手段に前記伝送路を介してデ
    ータ送受信テスト用データを送信させることによりデー
    タ送受信テストを行うデータ送受信テスト手段と、 前記エコーテスト手段および前記データ送受信テスト手
    段に前記エコーテストおよび前記データ送受信テストを
    行わせることによって前記接続手段を診断し故障と判断
    された場合に前記エコーテスト手段および前記データ送
    受信テスト手段を起動して故障と診断された前記接続手
    段に対して他の前記接続手段から前記エコーテストおよ
    び前記データ送受信テストを行わせることにより故障と
    診断された前記接続手段が活性状態であるか否かを調べ
    る診断手段と、 この診断手段によって故障でかつ活性状態と診断された
    前記接続手段を非活性化する接続手段非活性化手段と、 前記診断手段によって故障と診断された前記接続手段の
    構成情報を他の接続手段に入れ替えることにより前記伝
    送路との論理的接続を切り換える論理的接続切換え手段
    と、 を有することを特徴とする通信システムの診断方式。
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