JPS63240Y2 - - Google Patents

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JPS63240Y2
JPS63240Y2 JP19060583U JP19060583U JPS63240Y2 JP S63240 Y2 JPS63240 Y2 JP S63240Y2 JP 19060583 U JP19060583 U JP 19060583U JP 19060583 U JP19060583 U JP 19060583U JP S63240 Y2 JPS63240 Y2 JP S63240Y2
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JP
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rod
arm
side arm
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line
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JP19060583U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は建物の壁、バルコニーあるいはベラ
ンダの支柱や方立などの構築体より突設した左右
一対の腕杆に数本の竿を掛け、各竿を掛けたまま
で両腕杆を水平面内で回転して、各竿ともに両腕
杆を構築体寄りに格納し得る物干竿支持装置に関
する。
(従来の技術) この種の物干竿支持装置として本出願人は先に
実用新案で出願(実願昭57−90854号)している。
当該の考案は、構築体に固着する支持体に中間部
を屈折した腕杆を水平面内で回転可能に枢支し、
該腕杆の屈折部を境とした基部と先部に各々竿受
け具を直立する軸の回りに回転自在に設けたもの
で、竿受け具が回転自在であること、及び腕杆が
中間で屈折していることによつて、腕杆に竿を掛
けたままでその腕杆を水平面内で回転すれば、回
転に応じて竿受け具も回転され腕杆と竿が構築体
と平行状に格納されると共に、腕杆に掛けた各竿
が上下に重なることなく間隔を保つて格納される
ものである。
ところで、上記の装置によれば、格納する際及
び突出する際に竿を腕杆より一々取外す手間が省
ける利点がある反面、竿受け具が回転するため
に、竿を外す際に竿受け具に触れると竿受け具が
不規則に回転し、再度竿を掛ける時には竿受け具
の方向を修正する手間がかかる難点が指摘され
た。
(考案の目的) この考案は、以上の先願の考案に見られる難点
を解消するために工夫したもので、竿受け具を腕
杆に固定してしかも竿を腕杆に掛けたままで腕杆
を構築体寄りに格納することが出来、且つ格納時
に各竿が上下に重なることがなく、竿に洗濯物を
掛けたままでも格納及び突出できる物干竿支持装
置を提供することにある。
(考案の構成) この考案による物干竿支持装置は、構築体に固
着する支持体と、支持体に枢支する腕杆と、腕杆
に固着する竿受け具とで構成されるもので、腕杆
は、中間部で屈折してあつて、その屈折部より先
の先端部側腕部が後方の基部側腕部の長手方向中
心延長線と上下に重なることなく側方に偏位して
あること、また腕杆は竪軸で支持体に連結して水
平面内で回転されること、竿受け具は、竿を受け
る底部と少なくとも底部より竿の逸脱を阻止する
相対向した一対の起立部とを備えてあること、該
竿受け具が腕杆の基部側腕部と先端部側腕部に、
竿受け具の両起立部を結ぶ仮想線が基部側腕部の
長手方向中心線と中心延長線と交差して固着され
ること、並びに竿受け具のなす基部側腕部の長手
方向中心線と中心延長線と平行する内巾及び直交
する内巾が各々竿の太さより広く形成したことに
あり、両起立部の構築体に近い方の起立部が先行
する方向に腕杆を回すことにより、竿を掛けたま
まで腕杆を回転して構築体寄りに各竿が上下に重
なることなく格納できるように構成したものであ
る。
(実施例) 第1図と第2図の平面図で示す如く、構築体1
に間隔を隔て同一の高さ位置にボルトで固着され
る一対の支持体2,2と、各支持体2,2に各々
水平面内で左右へ回転可能に取付けられる腕杆
3,3と、各腕杆3,3に固着する数個の竿受け
具4,4、5,5で形成される。上記の両腕杆
3,3及び各竿受け具4,4、5,5は第1図図
示のように同一の方向性で取付けることが好まし
いが、対称的に取付けても良い。尚、上記の各構
成部材は左右同一の構造であるから、以後片側の
みについて説明する。
支持体2は第3図と第4図に図示する如く、構
築体1に当接する基板6の前面中央部に凸部7を
設け、凸部7の上面にT字状溝8が形成してあ
り、該溝8の先端部両側に隆起部9,9を設け、
T字状溝8の縦横が交差する中央部分に抜孔10
が穿設してある。
腕杆3は第3図と第4図図示の如く、断面T形
をなし末端より基端に向つて長く先細に形成して
あると共に、長手方向の中間部で屈折して平面よ
り見てクランク形に形成してある。また腕杆3の
基端は支持体2の凸部7を上下から挾む状態に二
叉に形成し、且つT字状溝8の縦溝に嵌められ、
しかも凸部7を上下から挾む状態が、腕杆3を支
持体2の隆起部9,9より高く浮き上げられるよ
うになつている。更にこの腕杆3に直立して設け
た竪軸11を支持体2の抜孔10に遊嵌し、腕杆
3を浮上することにより腕杆3が竪軸11を中心
として左右へ回転でき、回転した後腕杆3を下方
へ降すことにより、腕杆3の基端をT字状溝8の
横溝に係合される。従つて腕杆3を浮上しない以
上、腕杆3を構築体1に対しほゞ直角状態にある
いは平行状に保持できるものである。また、腕杆
3の屈折部より基部側腕部14と先端部側腕部1
5とに各々竿受け具4,5を固着するためのネジ
孔12,13が設けてある。
尚、腕杆3は前述の如くクランク状に屈折する
のみに限らず、く字形に屈折しても良く、また長
手方向の中間に2箇所で屈折しても良いが、それ
らの屈折方向は、先端部側腕部15が基部側腕部
14の長手方向中心延長線16′と上下に重なら
ない以外の側方に屈折するものである。仮りに先
端部側腕部15を前記中心延長線16′と上下に
重ねて屈折してあると、構築体1寄りへ格納した
場合に各竿27,27が上下に重なることにな
る。
竿受け具4,5は第3図と第4図図示の如く、
支承部17に楕円形の環体を一体に設けたもので
あつて、ボルト18を支承部17より腕杆3のネ
ジ孔12,13に螺合して腕杆に起立及び垂下し
た状態に固着してある。そこで竿受け具4,5と
して必要な構造は、竿27を受ける底部19と底
部19の両端より起立して竿27の横方向への逸
脱を阻止する起立部20,20とを備えることに
ある。従つてU字形に形成しても良いが、上方か
らの逸脱を防ぐこと並びに強度の点から前述の如
く環体に形成したものが理想的である。
この各竿受け具4,5は腕杆3に対し第3図に
示す如く傾斜して固着されるもので、その傾斜す
る状態は、両起立部20,20を結ぶ仮想線21
が腕杆3の基部側腕部長手方向中心線16及び中
心延長線16′と交差するように傾斜して固着さ
れる。更に、両起立部20,20の前記中心線1
6及び中心延長線16′に対して直交する方向の
内巾22と、同じく両起立部20,20の前記中
心線16及び中心延長線16′に対して平行する
方向の内巾23とが竿27の太さより広く形成し
たものである。
尚、図面に示す竿受け具4,5の腕杆3に対す
る交差状態は、基部側腕部の長手方向中心線16
及び中心延長線16′に対して45度に交差してあ
り、また傾斜する方向は図示のものに対し逆方向
に傾斜する場合もあるが、その方向は、両起立部
20,20のうち第1図及び第2図に図示する如
く、構築体1に近い側の起立部20を先行して腕
杆3を回転する時、本考案の目的を達成し得る。
従つて構築体1に取付ける際に、腕杆3を回転し
て格納する方向に応じて竿受け具4,5の傾斜す
る方向が決定される。
そこで、竿受け具4,5を腕杆3に傾斜方向を
決めて固着する手段として、第5図と第6図に示
す如く、腕杆3の竿受け具4,5を取付ける部分
に突起24を設け、竿受け具4,5の支承部1
7,17における腕杆3との当接面に、前記突起
24に嵌まる一対の凹孔25,26を設け、何れ
かの凹孔25,26に突起24を嵌めてボルト1
8で締め付けることにより設定されるものであ
る。
第7図に示す実施例は、各竿受け具4,5を共
に腕杆3の上面に起立して設けたもので、その他
の構造は前記実施例と同様である。
第8図と第9図に示す実施例は、竿受け具4,
5の変形例であつて、第4図に示す例と同様に腕
杆3の上下に固着されるが、竿受け具4,5は平
面から見てL形に屈折した環体をなすもので、そ
の両端の起立部20,20を結ぶ仮想線21が腕
杆3の基部側腕部長手方向中心線16及び中心延
長線16′と交差して固着されることは前述と同
様で、平面から見てL形に屈折した一方は前記中
心線16及び中心延長線16′と平行し、他方は
直交するものである。
第10図と第11図に示す例は、L形に屈折し
た環体からなる竿受け具4,5を腕杆3の上面に
固着したもので、他の構造は前述の各実施例と同
様である。
以上の構造をもつ物干竿支持装置によれば、第
2図及び第11図に実線と2点鎖線で示す如く、
構築体1より突出した腕杆3の各竿受け具4,5
に竿27を差し通しておき、この腕杆3を矢印の
方向に回動すれば、竿受け具4,5の両起立部2
0,20間の内巾が竿27の太さより狭くなるこ
とがないため、竿27を正常に受けたままで図示
実線の如く構築体1と平行乃至平行に近い状態に
格納されると共に、各竿27,27は互いに横方
向に平行状に格納されるものである。また格納さ
れた状態から再突出する場合にも各竿27,27
を腕杆3に掛けたままで腕杆3を支障なく回転す
ることが出来るものである。
(考案の効果) この考案による物干竿支持装置は、構築体に固
着した支持体に腕杆を水平面内で回転自在に設
け、腕杆に少なくとも一対の竿受け具を固着した
もので、しかも、腕杆は長手方向の中間部で屈折
してあつて、屈折部より先の先端部側腕部が基部
側腕部の長手方向中心延長線より側方へ偏位して
おり、これにより基部側腕部と先端部側腕部に掛
けた竿が腕杆を構築体寄りに格納した際上下に重
なり合うことなく横に平行に並べられるものであ
る。また、竿受け具は底部と左右一対の起立部で
形成され、両起立部を結ぶ仮想線が基部側腕部長
手方向中心線及び中心延長線と交差する状態に固
着し、また両起立部間の基部側腕部長手方向中心
線及び中心延長線と平行する側の内巾と、交差す
る側の内巾とが竿の太さより広く形成したもの
で、構築体より突出している腕杆を竿受け具の構
築体に近い側の起立部が先行する方向に回転する
ことにより、腕杆に竿を各竿受け具に差し通して
掛けておけば、腕杆の回転に応じて各竿が構築体
に向つて腕杆より滑り落ちることなく平行移動す
るもので、竿に洗濯物などの干物が掛けてあつて
も、そのままで構築体寄りに格納されると共に、
突出することが出来るものである。また、竿受け
具が固着してあるので、その開放口の方向性が固
定されており、常に不動状態にあることから竿の
掛け外し操作が容易になるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案による物干竿支持装置を示すも
ので、第1図は構築体から突出した状態で示す平
面図、第2図は格納した状態の一部を拡大して示
す平面図、第3図は本装置の構造を示す平面図、
第4図は同じく側面図、第5図は竿受け具の固着
部の構造を示す平面図、第6図は竿受け具の底面
図、第7図は他の実施例を示す平面図、第8図は
更に他の実施例を示す平面図、第9図は同じく側
面図、第10図は第8図に示す実施例の類例を示
す側面図、第11図は第10図に示す例の格納状
態を示す平面図である。 1……構築体、2……支持体、3……腕杆、
4,5……竿受け具、14……腕杆の基部側腕
部、15……腕杆の先端部側腕部、16……基部
側腕部長手方向中心線、16′……基部側腕部長
手方向中心延長線、19……竿受け具の底部、2
0……竿受け具の起立部、21……両起立部を結
ぶ仮想線、22,23……両起立部間の内巾、2
7……竿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 構築体に固着する支持体2に中間部で屈折して
    ある腕杆3を水平面内で回転可能に枢支し、該腕
    杆3は長手方向の中間部で屈折して基部側腕部1
    4と先端部側腕部15とを形成し、先端部側腕部
    15が基部側腕部14の長手方向中心延長線1
    6′の側方に偏位していると共に、該基部側腕部
    14と先端部側腕部15とには、竿27を受ける
    底部19と少なくとも底部19の両端より竿27
    の逸脱を阻止する相対向した一対の起立部20,
    20とを備えた竿受け具4,5を、その両起立部
    20,20を結ぶ仮想線21が基部側腕部の長手
    方向中心線16及び中心延長線16′と交差する
    状態に固着し、且つ両起立部20,20がなす基
    部側腕部の長手方向中心線16及び中心延長線1
    6′と直交する方向の内巾22と、平行する方向
    の内巾23とが各々竿27の太さより広く形成
    し、両起立部20,20のうち構築体に近い側の
    起立部20が先行する方向に腕杆3を回動して構
    築体寄りに格納し得ることを特徴とする物干竿支
    持装置。
JP19060583U 1983-12-09 1983-12-09 物干竿支持装置 Granted JPS6097594U (ja)

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JP19060583U JPS6097594U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 物干竿支持装置

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JP19060583U JPS6097594U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 物干竿支持装置

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JPS6097594U JPS6097594U (ja) 1985-07-03
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JP19060583U Granted JPS6097594U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 物干竿支持装置

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