JPH0567Y2 - - Google Patents

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JPH0567Y2
JPH0567Y2 JP1987033832U JP3383287U JPH0567Y2 JP H0567 Y2 JPH0567 Y2 JP H0567Y2 JP 1987033832 U JP1987033832 U JP 1987033832U JP 3383287 U JP3383287 U JP 3383287U JP H0567 Y2 JPH0567 Y2 JP H0567Y2
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JP
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rod
hanger
necktie
tilting
tie
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はネクタイやマフラー等(以下、ネクタ
イ等と称す)を掛けるネクタイ等の掛け具に関す
る。
[従来の技術] 従来のネクタイ等の掛け具は、単なるコ形棒状
の部材からなり、例えば、洋服タンスの扉の裏側
か、帆立に水平に取付けて使用していた。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、従来のネクタイ等の掛け具は、ネク
タイ等を掛けるとき、一旦、棒状部材と取付壁面
との間を通してから掛けるため、掛けるのに手間
を要する問題点を有していた。
又、ネクタイ等が扉の開閉にあおられて扉に挟
まれ、ネクタイ等に傷が付いたり、落ちたりする
問題点があつた。
本考案は、以上の問題点に鑑みて、ネクタイ等
を簡単に掛けることができると共に、扉を開閉し
ても、あおられることのないネクタイ等掛けを提
供するものである。
[問題点を解決するための手段] 次に、本考案の構成を、実施例に対応する図面
を参照して説明する。
本考案のネクタイ等の掛け具Aは、壁面Bに取
付けられる取付板1と、基部が前記取付板1に枢
着され、略水平方向から略垂直上方向に回動する
傾動杆8と、該傾動杆8の一側面に適宜の間隔で
片持ち状に延出して配設されるとともに、軸方向
に水平に設けられた複数のハンガー棒11と、前
記傾動杆8の枢着位置より上方位置で前記取付板
1に取付部6aの基部が枢着されて、下傾方向か
ら略垂直下方向に傾動すると共に、上記取付部6
aの傾動端が前記ハンガー棒11と略同じ長さで
水平な同方向に屈曲形成された浮上り防止部6b
となつている浮上り防止棒6と、前記傾動杆8と
前記浮上り防止棒6の取付部6aとを連動連結す
る連結部材16と、から成ることを特徴としてい
る。
[作用] 本考案のネクタイ等の掛け具は、ネクタイ等を
掛けたり、外したりする時のみ、壁面に略水平に
コンパクトに折畳んである状態から、展開した状
態にして使用するものである。
先ず、折畳んだ状態から、傾動杆8を手前に傾
動すると傾動杆8は水平状態になる。その傾動杆
8と共に浮上り防止棒6が連結部材16により壁
面より離れる方向に傾動する。
従つて、ネクタイ等の掛け具は展開状態となり
複数の片持ち状のハンガー棒11の先端からネク
タイ等を掛けることができる。次に折畳むには、
傾動杆8を壁面に近ずける様にして垂直上方向に
傾動させると、連結部材16を介して浮上り防止
棒6も壁面に接近傾動をする。その際、浮上り防
止棒6の水平方向に屈曲した浮上り防止部6bが
ネクタイ等を押さえてその浮上りを規制する。
[実施例] 以下、本考案を実施例にもとずいて説明する。
第1図はネクタイ等の掛け具Aを扉の裏面であ
る壁面Bに張付くようにして折畳んだ状態図、第
2図はネクタイ等の掛け具Aを展開した状態図、
第3図はネクタイ等の掛け具の動作説明図であ
る。
第1図において、取付板1は三角形状の平板
で、各頂点の位置を取付木ネジ2によつて例えば
扉の裏側である壁面Bに取付けてある。
取付板1の上下端には、板状の上端ブラケツト
3と、下端ブラケツト4とが舌片状に突出して立
設してある。
上端ブラケツト3の上端面には切欠凹所5が形
成してある。又、上端ブラケツト3の外側面に
は、後述するL字状の浮上り防止棒6の、取付部
6aの基端が枢軸7により取付けてある。
左右に対設された下端ブラケツト4の一対の舌
片の間には、後述する角棒状の傾動杆8の一端が
枢軸9により取付けてある。
浮上り防止棒6は、その取付部6aが枢軸7を
中心に下傾方向から垂直下方向に傾動するもの
で、取付部6aの遊端側は水平方向に略L形に屈
曲し、ネクタイ等の掛け具Aを折畳んだときネク
タイ等の浮上りを防止する浮上り防止部6bを形
成してある。
傾動杆8は、枢軸9を中心として遊端が水平方
向から垂直上方向に傾動するもので、その内側面
の軸方向に適宜の間隔で複数のハンガー棒11が
水平に配設してある。
ハンガー棒11の先端は、その水平引出位置に
おいて上方向でネクタイ等の掛け具Aを折畳んだ
とき壁面Bに接近する上方向に折曲げられてお
り、ネクタイ等外れ防止部12を形成している。
この外れ防止部12の折曲角度は、その水平引出
位置において直角上方がネクタイの抜止のために
は好ましいが、それではその垂直立ち上り位置に
おいて水平になつて抜け止めにならないので該立
ち上り位置においてやや上方に折曲されている。
この実施例では、外れ防止部にはその水平引出位
置において手前側に曲げ、それを上方に約20度折
曲した角度となつている。
傾動杆8のハンガー棒11を設けた外側面に
は、上記凹所5に係合しうる突部13が設けてあ
る。
傾動杆8の上記枢軸9と突部13との中間位置
の外側面に突設した連結軸14と、上記浮上り防
止棒6の取付部6aの上部内側面に突設した連結
軸15との間にはリンク板、チエン、紐等よりな
る連結部材16が備えてある。
取付板1上には突部17が上端ブラケツト3の
近くに突設してあり、傾動杆8上面のその垂直位
置において上記突部17に接する位置には突部1
7に嵌合する凹孔18が設けてある。尚、この突
部17と凹孔18は、傾動杆8の折り畳み時にお
ける振れ止め用であるが、なくても良い。
以上の構成において、次に、ネクタイ等の掛け
具の使い方について説明する。
先ず、突部13が凹所5に係合して、傾動杆8
が垂直上状態に、浮上り防止棒6が垂下状態に保
持されている折畳み状態(第1図)から、傾動杆
8の遊端を手前方向に引く(第1図の右方向)。
すると、傾動杆8は枢軸9を中心にして手前方
向に倒れ水平状態となる。それに伴つて、連結部
材16が、浮上り防止棒6を、枢軸7を中心にし
て下方から起き上がらせるようにして手前方向に
傾動させる。
その結果、ネクタイ等の掛け具Aは第2図に示
す展開状態となり、複数のハンガー棒11の配列
状態が水平になると共に、浮上り防止部6bはハ
ンガー棒11より下方で、且つ手前に位置するこ
とになる。
この展開状態で、ハンガー棒11先端の外れ防
止部12側からネクタイCを差込むようにして、
ハンガー棒11に掛ける。掛けたネクタイCは、
上記外れ防止部12が上を向いているので、外れ
防止部12側から外れることは無い。
又、ネクタイCの下部は浮上り防止部6bと壁
面Bの間に位置している。
次にネクタイCを掛け終つたネクタイ等の掛け
具Aを折畳むのには、傾動杆8の遊端を上方に押
し上げる。すると、傾動杆8は、壁面Bに接近傾
動し、凹所5に突部13が係合して垂直状態に保
持される。
一方、傾動杆8の傾動に伴つて、連結部材16
は浮上り防止棒6を下方に押し下げて壁面Bに接
近傾動させ、垂下状態にする。
この間、第3図に示すように、浮上り防止棒6
が6−1,から6−2を経て6−3(垂下状態)
に至るに伴つて、浮上り防止部6bはネクタイC
に触れ、最終的にはネクタイCの浮上りを規制す
る位置に移動する。
これにより、ネクタイCを掛けたネクタイ等の
掛け具Aは折畳み状態となる。
以上の実施例によると、ネクタイCはハンガー
棒11の外れ防止部12から差し込むようにして
掛けられるので掛けるのが容易である。
又、ハンガー棒11を複数本有しているので、
多数のネクタイCを掛けることが可能である。
さらに、ネクタイ等の掛け具Aの折畳み状態に
おいては、浮上り防止部6bが壁面Bに接近し、
扉の開閉に伴うネクタイ下端の浮上りを防止して
いるので、ネクタイが扉に挟まれて傷が付いた
り、落ちたりすることがない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によるネクタイ等の
掛け具は、ネクタイ等を掛けるハンガー棒を、傾
動杆の一側面に片持ち状に延出させて水平に設け
たので、前記ネクタイ等の掛け外しが、ハンガー
棒の先端側から行うことができ、容易にこの掛け
外し動作が行えるという効果がある。
また、ハンガー棒を複数設けたので、ネクタイ
等を多数掛けることができるとともに、これらネ
クタイ等を重ねずに並べて掛けることができ、さ
らに、このハンガー棒に掛けられている複数のネ
クタイ等の識別を容易に行うことができるという
効果がある。
さらに、ネクタイ等を掛けるハンガー棒が設け
られている傾動杆と、このネクタイ等の下部をお
さえる浮上り防止棒とを連結部材で連動連結して
いるので、傾動杆を回動し傾動させると、この傾
動杆の傾動に連動して浮上り防止棒が容易に傾動
し、これによりハンガー棒に掛けられるネクタイ
等の掛け外しや、このネクタイ等の掛けられた状
態での垂れ下がり部分(下端)の押さえをスムー
ズに行うことができるという効果がある。
また、浮上り防止棒が設けられていることか
ら、ハンガー棒に掛けられたネクタイ等の垂れ下
がり部分(下端)を浮き上がらせることがなく、
この掛け具を洋服ダンスの扉の裏側や帆立に設け
れば、扉の開閉の際にネクタイ等があおられて、
扉に挟まり損傷してしまうことや、落下すること
が防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例で、第1図はネクタイ等
の掛け具を折畳んだ状態を示す斜視図、第2図は
ネクタイ等の掛け具を展開した状態を示す斜視
図、第3図はネクタイ等の掛け具の動作を説明す
る側面図である。 A……ネクタイ等の掛け具、B……扉の裏側
(壁面)、C……ネクタイ、1……取付板、6……
浮上り防止棒、8……傾動杆、11……ハンガー
棒、16……連結部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁面に取付けられる取付板と、 基部が前記取付板に枢着され、略水平方向から
    略垂直上方向に回動する傾動杆と、 該傾動杆の一側面に適宜の間隔で片持ち状に延
    出して配設されるとともに、軸方向に水平に設け
    られた複数のハンガー棒と、 前記傾動杆の枢着位置より上方位置で前記取付
    板に取付部の基部が枢着されて、下傾方向から略
    垂直下方向に傾動すると共に、上記取付部の傾動
    端が前記ハンガー棒と略同じ長さで水平な同方向
    に屈曲形成された浮上り防止部となつている浮上
    り防止棒と、 前記傾動杆と前記浮上り防止棒の取付部とを連
    動連結する連結部材と、 から成るネクタイ等の掛け具。
JP1987033832U 1987-03-10 1987-03-10 Expired - Lifetime JPH0567Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987033832U JPH0567Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

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JP1987033832U JPH0567Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

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Publication Number Publication Date
JPS63142171U JPS63142171U (ja) 1988-09-19
JPH0567Y2 true JPH0567Y2 (ja) 1993-01-05

Family

ID=30841805

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987033832U Expired - Lifetime JPH0567Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548907Y2 (ja) * 1972-07-06 1979-04-24

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JPS63142171U (ja) 1988-09-19

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