JP2011125444A - 物干し装置 - Google Patents

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Kazufumi Oki
一史 大木
Takusane Adachi
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Abstract

【課題】窓開口部の両側部分にスペースをとらずに簡単に設置する。使い易くする。洗濯物を干さないときはコンパクトに且つ外観良く収納する。
【解決手段】窓開口部2の左右両側に固定する縦長形状の固定フレーム3と、各固定フレーム3に対してそれぞれ基端部が片持ち支持される上下2本の可動アーム4とを備え、各固定フレーム3ごとに、上下両可動アーム4の先端部同士が回動自在に連結された回動連結部5とされ、上下両可動アーム4を固定フレーム3に沿って縦方向Dに直列状となる立ち上がり姿勢と、前方に向けて側面視く字状に折れ曲がる屈曲姿勢との間で出し入れ自在とすると共に、上下両可動アーム4の回動連結部5側に、引っ張り操作する引掛け部6と、干し具8を掛止する干し具掛止部7とを設けた物干し装置1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、窓開口部の両側に設置される物干し装置に関するものである。
従来より、天井裏に設けた大型の収納ボックスから室内に一対の吊り下げ部材を昇降自在に連出し、吊り下げ部材の下端に引っ掛けた竿に洗濯物や布団等を吊り下げるようにした物干し装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特願2001−62191号公報
ところが前記特許文献1に見られる物干し装置が、例えば窓開口部から離れた天井部に設置されるような場合にあっては、窓越しに洗濯物を天日干ししたり、窓開口部から取り込んだ外気を洗濯物に直接当てて自然乾燥を促進したりすることができない。
そこで、通常、室内の窓のカーテンレールや窓の上枠にフックを取り付けたり、或いはロープを掛け渡して、洗濯物を窓開口部近くで干すようにしているが、嵩張る洗濯物を干す場合は洗濯物がカーテンや窓ガラスに触れるなどして使い難いものであり、また洗濯物を干さない場合はフックやロープが目立つようになり、居間空間の意匠性が低下するものであった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、窓開口部の両側部分にスペースをとらずに簡単に設置でき、しかも使い易くでき、さらに洗濯物を干さないときはコンパクトに且つ外観良く収納でき、使用性と外観性を共に向上させることができる物干し装置を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明は、干し具8を支持する物干し装置である。窓開口部2を挟んでその左右両側に対向して固定される左右一対の縦長形状の固定フレーム3と、各固定フレーム3に対してそれぞれ基端部が片持ち支持される上下2本の可動アーム4とを備える。各固定フレーム3ごとに、上下両可動アーム4の先端部同士が互いに回動自在に連結された回動連結部5となっている。上下両可動アーム4は回動連結部5を回動中心として、固定フレーム3に沿って縦方向Dに直列状となる立ち上がり姿勢と、前方に向けて側面視く字状に折れ曲がる屈曲姿勢との間で出し入れ自在とされている。上下両可動アーム4の回動連結部5側に、上下両可動アーム4を立ち上がり姿勢から屈曲姿勢に引っ張り操作するための引掛け部6と、該屈曲姿勢で干し具8を掛止するための干し具掛止部7とを設けてなることを特徴としている。
このような構成とすることで、回動連結部5側に設けた引掛け部6を例えば指で引っ張るだけで、上下両可動アーム4が回動連結部5を中心として前方に向けて側面視く字状に突出した屈曲姿勢となり、回動連結部5側に設けた干し具掛止部7に干し具8を掛止して洗濯物を窓越しに天日干しできるようになると共に、布団などの重量物を干す場合でも、その重量は上下両可動アーム4を介して窓開口部2の両側に固定された縦長形状の左右一対の固定フレーム3全体で受け止められるので、干し具8の安定性を確保できるようになる。一方、洗濯物を干さないときは、上下両可動アーム4を縦長形状の固定フレーム3に沿った立ち上がり姿勢でコンパクトに且つ外観良く収納できるようになる。
また、上下両可動アーム4の回動連結部5側に、屈曲姿勢において上下両可動アーム4間の最も幅狭となる部分9を、回動連結部5から離れる程徐々に幅広となる滑らかな形状に面取り形成するのが好ましい。この場合、干し具掛止部7を前方に引っ張り出す際に、屈曲姿勢となる上下両可動アーム4間に指が存在していても、最も幅狭となる部分9は回動連結部5から離れる程徐々に幅広となっていので、指が挟まれにくくなり、上下両可動アーム4の引っ張り操作を安全に行うことができる。
また、上下両可動アーム4の回動連結部5側に、上下両可動アーム4が立ち上がり姿勢にあるときに該立ち上がり姿勢を保持する方向に磁気吸引力Eを付与するためのストッパ用磁石10を取り付けるのが好ましい。この場合、ストッパ用磁石10の磁気吸引力Eを利用して上下両可動アーム4の立ち上がり姿勢を保持できると共に、意図的に上下両可動アーム4を引っ張り操作しない限り、不意に上下両可動アーム4が前方に突出するおそれがなくなり、上下両可動アーム4の収まりが一層良くなる。
また、固定フレーム3の側方に縦長形状の化粧カバー11を覆設し、固定フレーム3と化粧カバー11との間に上下両可動アーム4を出し入れ自在に収納する収納空間12を設けるのが好ましい。この場合、立ち上がり姿勢にある上下両可動アーム4を化粧カバー11で覆うことができ、外観が一段と向上する。
また、上下両可動アーム4の化粧カバー11との対向する面に、立ち上がり姿勢にある上下両可動アーム4と化粧カバー11との間に指詰め防止用の隙間14を確保するための凹状部13を形成するのが好ましい。この場合、上下両可動アーム4を屈曲姿勢から立ち上がり姿勢に戻す際に、上下両可動アーム4と化粧カバー11との間に指が存在していても、上下両可動アーム4の凹状部13によって上下両可動アーム4と化粧カバー11との間に指詰め防止用の隙間14が形成されるので、可動アーム4と化粧カバー11間に指が挟まれる心配がなくなり、可動アーム4の押し込み操作を安全に行うことができる。
本発明は、窓開口部の両側部分にスペースをとらずに簡単に設置でき、しかも上下2本の可動アームを例えば指で引っ張るだけで、干し具掛止部を前方に向かって突出させて干し具を安定良く支持できるので使い易くなり、一方、洗濯物を干さないときは、上下両可動アームを固定フレームに沿った立ち上がり姿勢でコンパクトに収納できるので、本物干し装置が設置される居間空間の外観性が向上する。
本発明の実施形態の一例を示す物干し装置の使用状態の斜視図である。 (a)は同上の物干し装置の上下両可動アームを立ち上がり姿勢にした収納状態の側面図であり、(b)は上下両可動アームを室内側に側面視く字状に突出させた屈曲姿勢にした使用状態の側面図である。 同上の上下両可動アームの屈曲姿勢における回動連結部の斜視図である。 同上の上下両可動アームの立ち上がり姿勢における回動連結部の側面図である。 本発明の実施形態の他例を示す斜視図である。 本発明の実施形態の更に他例を示し、(a)は上下両可動アームの屈曲姿勢の側面図であり、(b)は立ち上がり姿勢の側面図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本実施形態の物干し装置1は、図1に示すように、窓開口部2を挟んでその左右方向Fの両側に対向して固定される左右一対の縦長形状の固定フレーム3,3と、各固定フレーム3,3に対してそれぞれ基端部が片持ち支持される上下2本の可動アーム4とを具備している。
図1の例では、窓サッシを構成する左右両側の縦サッシフレーム15,15を、本装置1の縦長形状の左右一対の固定フレーム3として使用する。
左右の固定フレーム3は同じ高さに配置され、各固定フレーム3の互いに対向する内側面には、それぞれ上下一対の可動アーム4の基端部が片持ち支持されている。以下において、一方の固定フレーム3に対して片持ち支持される上下一対の可動アーム4について説明する。
固定フレーム3の内側面には、その上端部から中央部に亘って縦長のガイド溝16が連続して形成されている。
固定フレーム3の内側面の下端部にはヒンジ部17が取り付けられている。
上下2本の可動アーム4は、固定フレーム3の全長の略半分の長さ寸法を有する上側可動アーム4aと下側可動アーム4bとで構成されている。図2に示すように、上側可動アーム4aの基端部に取り付けたガイドローラー18が固定フレーム3の上半部に設けたガイド溝16内に上下移動自在にスライド嵌合している。
下側可動アーム4bの基端部は、固定フレーム3の下端部のヒンジ部17に回動自在に連結支持されている。
上側可動アーム4aと下側可動アーム4bの両先端部は、互いに回動自在に連結されてた回動連結部5となっている。
両可動アーム4a、4bは、回動連結部5を回動中心として、図2(a)に示すように固定フレーム3に沿って縦方向Dに直列状に並ぶ立ち上がり姿勢と、図2(b)に示すように、室内側A(前方)に向けて側面視く字状に折れ曲がる屈曲姿勢との間で出し入れ自在とされている。
回動連結部5側には、図3に示すように、指を掛けて両可動アーム4a、4bを立ち上がり姿勢から屈曲姿勢に引っ張り操作するための引掛け部6と、該屈曲姿勢で竿やロープなどの干し具8の端部を掛止するための干し具掛止部7とが設けられている。以下において物干し竿8aを例示するが、ロープであってもよい。
本例では回動連結部5の中心側に設けられた穴部が引掛け部6と干し具掛止部7とを兼用している。つまり、上側可動アーム4aと下側可動アーム4bの両先端部にはそれぞれ、指を通すことができる大きさの穴部がそれぞれ設けられ、両穴部が互いに連通するようにして各先端部が互いに回動自在に連結保持されている。両穴部は、指を挿通することで引掛け部6として機能し、さらに物干し竿8aの端部を挿入するための干し具掛止部7として機能する。両穴部には、勿論、指に限らず、工具等を引っ掛けるようにしてもよい。
上記回動連結部5の外周側には、図3に示すように、外周形状を小径の略半円弧状をなすように肉盗みをした略半円形の凹部20が形成されている。
回動連結部5の凹部20の周方向の一方の端面は、回動連結部5の前方側(室内側A)に位置しており、両可動アーム4a,4bが一直線上に伸びた状態(図3の状態)で互いに当接する前側当接面21となっている。この前側当接面21は、両可動アーム4a、4bが回動連結部5を中心に直列状に立ち上がり姿勢となったときに互いに当接することで、後方側(室内側Aと反対側B)への折り曲げを規制するものである。
本例では、前側当接面21には、両可動アーム4a、4bの立ち上がり姿勢を保持する方向に磁気吸引力Eを付与するためのストッパ用磁石10が取り付けられている。このストッパ用磁石10は、前側当接面21の互いに対向する面に取り付けられ、異なる磁極を有する一対の永久磁石からなる。前側当接面21同士が互いに近接したときに磁極間に発生する磁気吸引力Eを利用して、前側当接面21同士が磁気吸着されて、両可動アーム4a,4bを直線状に伸ばした状態で保持するものである。なお、回動連結部5自体が磁性材料で構成されている場合は、前側当接面21のいずれか一方のみに永久磁石を取り付けた構造であってもよい。
上記回動連結部5の凹部20の周方向の他方の端面は、回動連結部5の後方側(室内側Aと反対側B)に位置しており、両可動アーム4a,4bが室内側Aに向けて側面視く字状に屈曲した状態で互いに当接する後側当接面22となっている。この後側当接面22は、両可動アーム4a、4bが側面視く字状の屈曲姿勢になるまで回動を許容すると共に、屈曲姿勢において互いに当接してそれ以上の屈曲を阻止する。この後側当接面22は、屈曲姿勢にある両可動アーム4a、4bの最も幅狭となる部分9であり、本例では後側当接面22を、回動連結部5から離れる程徐々に幅広となる滑らかなR形状に面取りすることで、後側当接面22,22間に指が挟まれにくい構造としている。
次に本装置1の使用例を説明する。
洗濯物を干す際には、両可動アーム4a、4bの回動連結部5に設けた引掛け部6に指を引っ掛けて室内側Aから図2(a)の矢印方向に引っ張ると、上側可動アーム4aの基端部に取り付けたガイドローラー18が固定フレーム3のガイド溝16に沿って下方に移動すると同時に、下側可動アーム4bの基端部が固定フレーム3の下端部のヒンジ部17を中心に前方に回動することで、引掛け部6を前方に引き出すことができる。そして、ガイドローラー18がガイド溝16の下端に達した段階で下側可動アーム4bの前方への突出が停止し、上側可動アーム4aの前方への回動も停止する。これにより両可動アーム4a、4bが前方に向かって側面視く字状に屈曲した状態となる(図2(b)の状態)。この状態で引掛け部6を兼ねる干し具掛止部7に物干し竿8aの端部を挿入して洗濯物を干すことができる(図1の状態)。
しかして、両可動アーム4a、4bの回動連結部5に設けた引掛け部6に指を挿入して引っ張るだけで、両可動アーム4a、4b全体が室内側Aに突出して屈曲姿勢となり、使い易くなると共に、引掛け部6を兼ねる干し具掛止部7が室内側Aに突出することで、この干し具掛止部7に掛止される物干し竿8aに洗濯物を吊るしたときに、洗濯物がカーテンや窓ガラス等に接触して汚れたりしないように配慮しながら、洗濯物を天日干しにより殺菌でき且つ外気を取り込んで自然乾燥を促進できるようになる。
また、引掛け部6を引っ張り出す際に両可動アーム4a、4b間に指が存在していても、回動連結部5近傍の最も幅狭となる部分9(後側当接面22)を回動連結部5から離れる程徐々に幅広となるR形状としたので、この部分9に指が挟まれにくくなり、両可動アーム4a、4bの引っ張り操作を安全に行うことができる。
さらに、布団などの重量物を干す場合においても、固定フレーム3と上側可動アーム4aと下側可動アーム4bとが三角構造(トラス構造)となるので、重量物でも確実に支持できる利点もある。
一方、洗濯物を干さないときは、可動アーム4を手で後方に押すと、上側可動アーム4aの基端部がガイド溝16に沿ってスライド上昇すると同時に下側可動アーム4bの基端部がヒンジ部17を中心に後方に回動することで両可動アーム4a、4bが固定フレーム3に沿って直線状に伸びた状態となる(図2(a)の状態)。この立ち上がり姿勢において両可動アーム4a、4bが嵩張らずコンパクトに且つすっきりとした外観で収納できるので、居間などの居間空間の意匠性が向上する。
しかも、両可動アーム4a、4bを立ち上がり姿勢にしたときは、図4に示すように、ストッパ用磁石10により立ち上がり姿勢を保持する方向に磁気吸引力Eが作用するので、立ち上がり姿勢が保持され、意図的に両可動アーム4a、4bを室内側Aに引っ張り操作しない限り、不意に室内側Aに突出するおそれがなく、使用の安全性が向上する。
また本例では、窓の左右両側の縦サッシフレーム15を、本装置1の固定フレーム3として利用するので、2本の固定フレーム3を別途作成したり、窓開口部2の両側に別途固定したりする必要がなく、簡単な構造で本装置1の取付けを実現できる利点もある。
図5は、本発明の実施形態の他例であり、固定フレーム3の内側面には、その全長に亘って縦長形状の化粧カバー11が覆設されている。固定フレーム3と化粧カバー11との間には、両可動アーム4a、4bを出し入れ自在に収納するための、室内側Aに開口した収納空間12が設けられている。他の構成は図1の実施形態と同様であり、対応する部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。また図5では左右一対の固定フレーム3のうちの一方のみを図示しているが、他方も同じ構造とする。本例では、化粧カバー11の前端中央部に回動連結部5を外部に露出させる切欠凹部23が形成されている。この切欠凹部23以外の化粧カバー11部分が立ち上がり姿勢にある両可動アーム4a、4bの回動連結部5以外の全体部分を覆うことにより、外観上の一体感が得られ、居室空間の意匠性がより一層向上する。
図6は図5の変形例であり、両可動アーム4a、4bの化粧カバー11と対向する面、つまり各可動アーム4の後側部分に、その略全長に亘って凹状部13を形成することで、可動アーム4と化粧カバー11との間に指詰め防止用隙間14を設けるようにしたものである。これにより、可動アーム4を屈曲姿勢から立ち上がり姿勢に戻す際に、可動アーム4の後側部分と化粧カバー11の前端部との間に指が存在していても、隙間14の存在によって可動アーム4と化粧カバー11と間に指が挟まれる心配がなく、結果、化粧カバー11にて外観を良好に保ちながら、可動アーム4の化粧カバー11内部への押し込み操作をより安全に行うことができる。
本発明の物干し装置1は、天窓開口部の左右両側に設置することも可能である。さらに室内側Aに設置する場合に限らず、室外側にも設置可能である。
1 物干し装置
2 窓開口部
3 固定フレーム
4 可動アーム
4a 上側可動アーム
4b 下側可動アーム
5 回動連結部
6 引掛け部
7 干し具掛止部
8 干し具
9 幅狭となる部分
10 ストッパ用磁石
11 化粧カバー
12 収納空間
13 凹状部
14 指詰め防止用隙間
A 室内側
D 縦方向
E 磁気吸引力
F 左右方向

Claims (5)

  1. 干し具を支持する物干し装置であって、窓開口部を挟んでその左右両側に対向して固定される左右一対の縦長形状の固定フレームと、各固定フレームに対してそれぞれ基端部が片持ち支持される上下2本の可動アームとを備えており、各固定フレームごとに、上下両可動アームの先端部同士が互いに回動自在に連結された回動連結部となっており、上下両可動アームは回動連結部を回動中心として、固定フレームに沿って縦方向に直列状となる立ち上がり姿勢と、前方に向けて側面視く字状に折れ曲がる屈曲姿勢との間で出し入れ自在とされていると共に、上下両可動アームの回動連結部側に、上下両可動アームを立ち上がり姿勢から屈曲姿勢に引っ張り操作するための引掛け部と、該屈曲姿勢で干し具の端部を掛止するための干し具掛止部とを設けてなることを特徴とする物干し装置。
  2. 上下両可動アームの回動連結部側に、屈曲姿勢において上下両可動アーム間の最も幅狭となる部分を、回動連結部から離れる程徐々に幅広となる滑らかな形状に面取り形成したことを特徴とする請求項1記載の物干し装置。
  3. 上下両可動アームの回動連結部側に、上下両可動アームが立ち上がり姿勢にあるときに該立ち上がり姿勢を保持する方向に磁気吸引力を付与するためのストッパ用磁石を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の物干し装置。
  4. 固定フレームの側方に縦長形状の化粧カバーを覆設し、固定フレームと化粧カバーとの間に上下両可動アームを出し入れ自在に収納する収納空間を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の物干し装置。
  5. 上下両可動アームの化粧カバーとの対向する面に、立ち上がり姿勢にある上下両可動アームと化粧カバーとの間に指詰め防止用の隙間を確保するための凹状部を形成したことを特徴とする請求項4記載の物干し装置。

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