JPS645599Y2 - - Google Patents

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JPS645599Y2
JPS645599Y2 JP683687U JP683687U JPS645599Y2 JP S645599 Y2 JPS645599 Y2 JP S645599Y2 JP 683687 U JP683687 U JP 683687U JP 683687 U JP683687 U JP 683687U JP S645599 Y2 JPS645599 Y2 JP S645599Y2
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JP
Japan
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bracket
clothesline
drying device
clothes
rod
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JP683687U
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JPS63114297U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野: 本考案は、回動収容可能な物干装置の改良に
関するものである。
ロ 従来の技術: 建築物の垂直部分(例えばベランダの手摺な
ど)に取りつけて使用する回動収容可能な物干
装置には、収容時に必らず物干竿をブラケツト
よりはづさねばならないもの(実公昭58−
14953号)、及び収容時に物干竿をはづさなくて
もブラケツトを回動できるようにしたもの、と
があつた。
なお、収容時に物干竿をはづさなくてもブラ
ケツトを回動できる構造には、環状の竿受をブ
ラケツトに垂直に回動自由に軸着したもの(実
開昭61−21492号公報)、ブラケツトに設けた竿
受部の先端をU字状に直曲折したもの(実公昭
59−43031号公報)、などがあつた。
ハ 考案の目的、又は考案が解決しようとする問
題点: 従来の、収容時に必らず竿をブラケツトより
はづさねばならないものは、竿を収納しておく
ためのフツク等を別に用意しておかねばなら
ず、また竿をはづしてからでなければブラケツ
トを回動して収容ることができない、という欠
点があつた。
また、環状の竿受をブラケツトに垂直に回動
自由に軸着したものは、構造が複雑なために製
造原価が高くなるばかりでなく、回動自在に軸
着した部分は発錆しやすく、為に竿受の回動に
不具合を生じたり、錆が洗濯物を汚染する、と
いう欠点があつた。
また、竿受部の先端をU字状に直曲折したも
のは、ブラケツトの平面図形(垂直投影図形)
が対称形でないため、竿を通したブラケツトは
U字状直曲突の反対方向のみにしかブラケツト
を回動することができず、竿を通したまゝでブ
ラケツトを左右両方向へ自在に回動することは
できない、という欠点があつた。
本考案は、これらの欠点を補つて、構造が簡
単で使用に便利な物干装置を安価に提供しよう
とするものである。
ニ 考案の構成、又は問題点を解決するための手
段: 図について本考案の構成を説明すると、1は
ブラケツト、2は取付座、3は垂直軸、であ
る。
ブラケツト1基部4は取付座2と垂直軸3に
より軸着されており、ブラケツト1は左右に自
由に回動することができる。
ブラケツト側面5には長円孔6が穿設されて
いる。長円孔6は第1図および第7図に示した
ように、ブラケツト1の先端7方向にゆくに従
つて下方に傾斜しており、かつ物干竿8の外径
より大なる孔幅9を有している。また、長円孔
6の傾斜度はほぼ10分の1としてある。また、
長円孔6の内縁10は物干竿8を傷つけないよ
う円滑な突曲面に作られている。
ホ 作用: ブラケツト1は垂直軸3を軸として水平に左
右に回動する。長円孔6はブラケツト1の先端
7方向にゆくに従つて下方に傾斜し、かつ物干
竿8の外径より大きな孔幅9を有しているの
で、ブラケツト1を取付座2に対して直角に突
出させ、左右2個のブラケツトの長円孔6に物
干竿8を挿通して渡すと、物干竿8は自重で長
円孔6の下辺に沿つて転動しながら長円孔6の
最底部、即ち最先端部、に自動的に出てくる。
次に、ブラケツト1を右または左に回動する
と、長円孔6の先端内縁10が物干竿8を内方
に押すので、物干竿8は長円孔6の下辺に沿つ
て上昇しながら押しこまれる。
本案の構成では、ブラケツト1を右に回動し
ても、左に回動しても、物干竿8は全く同じ運
動をする。
従つて、物干竿8を支えている複数のブラケ
ツト1は、その時の都合で、右または左のどち
らの方向に回動させてもよい。
ヘ 実施例: ブラケツト1の肉厚さを最厚部分で約10mm、
長円孔6の長径を180mm、孔幅9を52mm、傾斜
を10分の1とし、2個の長円孔6を設けた第1
図のブラケツト1に外径40mmの市販の物干竿8
を用いた実験例においては、ブラケツト1の回
動に伴う物干竿8の移動は円滑であつた。物干
竿8に蒲團など重量物をかけたときは、ブラケ
ツト1の回動にそれ相応の外力を要することは
勿論である。
第7図は、長円孔6を3個とした場合の一例
である。
ト 考案の効果 本案物干装置は、その構造が極めて簡単なの
で、製造が容易であり安価に供給できる。
また、ブラケツト1に物干竿8をかけたまゝ
ブラケツト1を回動して物干竿8を収納できる
ので使用に便利であるばかりでなく、ブラケツ
ト1の回動方向の制約が無く、左右何れの方向
にも回動できるので、俄雨などで急いで物干竿
を収納する際、回動方向を考える必要が無いの
で突差の動作に応じられる、という特徴があ
る。
また、長円孔6はブラケツト1の先端7方向
に下り勾配がつけてあるので、ブラケツト1を
開くと物干竿8が自動的に干し位置に出てくる
ので、使用に便利である。また、この勾配があ
るため、出てきた物干竿8はその位置でがたつ
くことが極めてすくない。
また、ブラケツト1に穿設した長円孔6を先
端方向にゆくに従つて下方に傾斜させたので、
第7図に示したように、長円孔6の一部を上下
に重ねることにより、ブラケツト1の全体の突
出長さを短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案物干装置の側面図、第2図は、
同じく平面図、第3図は、A−A′断面図、第4
図は、B−B′断面図、第5図、第6図は、使用
状態を示した説明図、第7図は3個の長円孔を設
けた場合の側面図、である。 図において、1……ブラケツト、3……垂直
軸、6……長円孔、8……物干竿、10……内
縁、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 回動収納可能な物干装置において、 基部を取付座に水平回動自在に軸着したブラ
    ケツトと、 ブラケツトを取付座に軸着する垂直軸と、 該ブラケツト側面に穿設され、ブラケツトの
    先端方向にゆくに従つて下方に傾斜し、かつ物
    干竿の外径より大なる孔幅を有する長円孔と、 より成ることを特徴とした物干装置。 2 ブラケツトに、夫々の長軸を平行にして複数
    の長円孔を穿設した、実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の物干装置。 3 ブラケツトに穿設した長円孔を、その一部が
    上下に重なるごとくに穿設した、実用新案登録
    請求の範囲第1項および第2項記載の物干装
    置。
JP683687U 1987-01-21 1987-01-21 Expired JPS645599Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP683687U JPS645599Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

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JP683687U JPS645599Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63114297U JPS63114297U (ja) 1988-07-22
JPS645599Y2 true JPS645599Y2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=30789726

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JP683687U Expired JPS645599Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

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JPS63114297U (ja) 1988-07-22

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