JPS63233640A - 留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、遠隔地からたとえばリモコン信号によって操
作が可能にされた留守番電話装置に関する。

（従来の技術） 近年、留守番電話装置として、遠隔操作によって録音さ
れた受信メツセージの再生、消去、応答メツセージの吹
き替え等が可能とされているものがある。

ところでこのような遠隔操作によって、この留守番電話
装置が現在以降に録音できる受信メツセージの量すなわ
ち残量を知ろうとした場合、たとえば受信メツセージを
録音する手段を再生して録音されているメツセージ量を
確認しあらかじめ設定されているこの録音手段の容量か
らその残量を算出しなければならない、このなめ、算出
のための手間を要し、さらに録音されているメッセージ
量が多い場合には回生時間が長くなり電話料金に影響を
及ぼすという問題がある。

（発明が解決しようとする問題点） このように従来の遠隔操作が可能とされた留守番電話装
置にあって、受信メツセージを録音する手段の残量を知
ろうとした場合には、残量算出のための手間を要し、電
話料金に影響を及ぼすという問題がある。

本発明はこのような事情に対処してなされたもので、遠
隔操作によってメツセージ記憶手段の記憶残量を瞬時に
知ることができる留守番電話装置を提供することを目的
としている。

〔発明の構成］ （問題点を解決するための手段） すなわち本発明の留守番電話装置は、少なくとも回線か
ら送出されるメツセージを記憶するメツセージ記憶手段
を有する留守番電話装置において、前記メツセージ記憶
手段の記憶容量が設定された記憶容量設定手段と、前記
メツセージ記憶手段に記憶されたメツセージの量を記憶
するメッセージ量記憶手段と、前記記憶容量設定手段に
設定された記憶容量と前記メッセージ量記憶手段に記憶
されたメツセージの量とから前記メツセージ記憶手段の
記憶残量を算出する記憶残量算出手段と、前記回線から
送出される制御信号に応じて前記記憶残量算出手段で算
出された記憶残量の情報を回線に送出する手段とを具備
している。

（作用） 本発明は前記した手段によって、メツセージ記憶手段の
記憶残量は算出され、回線から送出される所定の制御信
号によってこの情報が回線に送出されることになる。し
かして、遠隔操作によってメツセージ記憶手段の記憶残
量が瞬時に知られることになる。

（実施例） 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。

第１図は本発明の一実施例に係る留守番電話装置の構成
を示す回路ブロック図である。

同図に示す留守番電話装置は、回線から送出されなベル
信号を検知し回線を捕捉する回線捕捉回路１と、留守番
機能！メツセージ録音残量返答機能等の各種サービスを
実行するサービス実行回路２と、これらの動作を制御す
るＣＰＵ　（中央制御装置）３とからその主要部が構成
されている。なお、符号ＴＬには回線が接続され、ＴＰ
には電話機が接続される。

回線捕捉回路１において、リレースイッチＳＷ＋は回線
を捕捉していないときはＡ側に接続され回線からのベル
信号がベル信号検知ｒｇＩＲ４に入力される。このベル
信号検知回路４は回線からベル信号を検知すると“Ｈ”
信号を出力し、この“Ｈ”信号はＣＰＵ３のベル信号検
知ボー）３ａに入力される。ＣＰＵ３は前記の“Ｈ″信
号入力すると回線捕捉ボート３ｂから“Ｈ”信号を出力
する。この“Ｈ”信号は前記のリレースイッチＳＷ１の
Ａ側／Ｂ側への接続の切換えを行うトランジスタＴｒ１
のベースに入力される。これによって、リレースイッチ
ＳＷ１はＢ側に接続され回線が捕捉されるようになって
いる。

また、回線が捕捉されると、ライントランスＬＴを介し
て回線とサービス実行回路２とが接続される。

サービス実行回路２は、ＭＰレシーバ・ＭＰ信号識別回
路５、スイッチｓｗ２　、回線録音アンプ６、回線送出
アンプ７、テープレコーダである音声録音装置８および
音声再生装置９、音声合成回路１０、パルス検出回路１
１等から構成されている。

ＭＦレシーバ・ＭＦ信号識別回路５は回線からライント
ランスＬＴを介して入力されるリモコン信号（ＭＦ信号
）を検知し、識別コード、モード信号等を認識する。こ
の認識された信号はＣＰＵ３のリモコン信号検知ボート
３ｃに入力される。

スイッチＳＷ２はＣＰＵ３の入力／出力切換ボート３ｄ
から出力される入出力切換信号によってライントランス
ＬＴすなわち回線に回線録音アンプ６または回線送出ア
ンプ７のいずれかを接続する切換えを行う。

音声録音装置８は回線録音アンプ６の後段に配置され、
回線からライントランスＬＴを介して入力され回線録音
アンプ６によって増幅された音声信号を録音する。

音声再生装置９は音声送出アンプ７の前段に配置され、
ＣＰＵ３の応答メツセージ（ＯＧＭ）再生ボート３ｅか
ら出力される再生１ＩｉＩＮ＃信号を入力するとあらか
じめ録音されたＯＧＭ信号を出力する。このＯＧＭ信号
は回線送出アンプ７によって増幅されライントランスＬ
Ｔを介して回線に送出される。

音声合成回路１０は、音声合成メモリ１０ａ、音声合成
コントローラ１０ｂ、フィルタ回路１０Ｃから構成され
る。

ＣＰＵ３の音声発生コントロールボート３ｆから出力さ
れる音声発生コントロール信号は音声合成コントローラ
１０ｂに入力され、この音声合成コントローラ１０ｂは
この音声発生コントロール信号に基づいて音声合成メモ
リ１０ａを＃Ｉ＃する。

すなわち、音声合成メモリ１０ａには各種の音声合成デ
ータが記憶されており、前記の雪声発生コントロール信
号に基づいて所定の音声合成データが選択される。この
ように選択された音声合成データとしての信号は、フィ
ルタ回ＲＬ　Ｏｃを介して回線送出アン１７で増幅され
回線に送出されるようになっている。

パルス検出回＃１１１は、音声録音装置８であるテープ
レコーダのテープ走行時間を検出するなめにテープレコ
ーダのテープの回転から＠転パルスを取出す。このパル
スはＣＰＵ３のパルスカウントボート３ｇに入力される
ようになっている。

次に、このような構成を有する留守番電話装置における
メツセージ録音残量の返答動作を通常の留守番機能の動
作とともに第２図に示すフローチャートを参照しながら
説明する。

まず、この留守番電話装置が留守番機能設定状態にあり
、回線捕捉回路ｌが回線がらベル信号を検知しくステッ
プ２０１）、回線を捕捉すると（ステップ２０２）、Ｃ
ＰＵ３の００Ｍ再生ボート３ｅから再生制御信号が出力
され、音声再生装置９がらあらかじめ録音されたＯＧＭ
信号が出力される（ステップ２０３）、このＯＧＭ信号
は回線送出アンプ７によって増幅されライントランスＬ
Ｔを介して回線に送出される。その際（ステップ２０４
）、たとえば遠隔地の電話機で入力されたリモコン信号
としてのモード信号が回線を介してこの留守番電話機に
入力されると、この信号はＭＦレシーバ・ＭＦ信号識別
回路５で検知され識別される。そして、この認識された
信号がメツセージ録音残量を返答する機能を要求するも
のであるとき（ステップ２０５）、メツセージ録音残量
が算出される（ステラ妥２０６）、すなわち、音声録音
装置８であるテープレコーダのこれまでのテープ走行時
間はこのテープレコーダの回転パルスがパルス検出回＃
１１１で検出されＣＰＵ３に入力されることでこのＣＰ
Ｕ３で認識されている。一方、音声録音装置８であるテ
ープレコーダにセットされているテープ全体の走行時間
はあらかじめＣＰＵ３に設定されている。

ＣＰＵ３ではこのテープ全体の走行時間からこれまでの
テープの走行時間を減算することによってメツセージ録
音残量を算出している。そして、この算出されたメツセ
ージ録音残量の結果は、音声発生コントロール信号とし
て音声合成コントローラ１０ｂに入力され、音声合成メ
モリ１０ａがらこの音声発生コントロール信号に基づい
て所定の音声合成データたとえばメツセージ録音残量が
１０分であるとき「残り１０分です、Ｊ等が出力される
。しかして、この音声合成データとしての信号は、フィ
ルタ回Ｒ１０ｃを介して回線送出アンプ７で増幅され回
線に送出され（ステップフ２０７）、メツセージ録音残
量の返答となり、しかる後回線の解放がされる（ステッ
プ２０８）。

また、ＯＧＭ信号が出力された後に、回線から送出され
る音声信号を録音する場合においても、上述と同様のメ
ツセージ録音残量の返答がなされる（ステップ２０９〜
２１１）。

なお、上述した実施例においては、音声録音装置として
テープレコーダが用いられているものであったが、本発
明はこれに限定されることなく、この音声録音装置が）
Ｃメモリであっても同様に実施される。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明の留守番電話装置によれば、
遠隔操作によってメツセージ記憶手段の記憶残量が瞬時
に知られる。これにより、記憶残量算出のための手間を
要することはなくなり、さらには電話料金に影響を及ぼ
すことはなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る留守番電話装置の構成
を示す回路ブロック図、第２図は第１図に示した留守番
電話装置の動作を説明するためのフローチャートである
。 １・・・・・・・・・回線捕捉回路 ２・・・・・・・・・サービス実行回路３・・・・・・
・・・ＣＰＵ ５・・・・・・・・・ＭＰレシーバ・ＭＦ信号識別回路
１０・・・・・・・・・音声合成回路 代理人　弁理士　　則　近　憲　倍 量　　　　　　　　山　　下　　　− 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも回線から送出されるメッセージを記憶
   するメッセージ記憶手段を有する留守番電話装置におい
   て、前記メッセージ記憶手段の記憶容量が設定された記
   憶容量設定手段と、前記メッセージ記憶手段に記憶され
   たメッセージの量を記憶するメッセージ量記憶手段と、
   前記記憶容量設定手段に設定された記憶容量と前記メッ
   セージ量記憶手段に記憶されたメッセージの量とから前
   記メッセージ記憶手段の記憶残量を算出する記憶残量算
   出手段と、前記回線から送出される制御信号に応じて前
   記記憶残量算出手段で算出された記憶残量の情報を回線
   に送出する手段とを具備していることを特徴とする留守
   番電話装置。
2. （２）回線に送出されるメッセージ記憶手段の記憶残量
   の情報が、音声合成信号であることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の留守番電話装置。