JPS63231656A - 共通バスシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要］ 共通バスシステムであって、共通バスの途中に設置され
ている複数の接続部に、終端回路と下流側従装置側とを
選択して切替え接続する切替手段を設け、接続部の切替
手段を上流側接続部のものから順次終端回路に接続する
ことで障害位置を検出できるようにしたものである。

［産業上の利用分野］ 本発明は主装置と複数の従装置とが共通バスを介してい
もづる式に接続され、互いに競合しながら独立してそれ
ぞれデータの送受を行う共通バスシステムに関し、更に
詳しくは、共通バス上の障害位置を的確に検出すること
ができるようにした共通バスシステムに関するものであ
る。

例えば、コンピュータシステムの入出力装置（Ｉ１０装
置）等においては、１台の主制御装置に複数のＩ１０装
置（例えば、磁気テープ装置。

シリアルインターフェイスコントローラ、外部ファイル
メモリ等）が共通バスによって接続されており、各１１
０Ｒ置は共通バス上で各々の競合回路のコントロールに
より互いにバスを共有しながら専有して主装置との間で
、データの送受信を行うようにしている。

この種のシステムでは、共通バス上での障害は共通バス
に接続されている各従装置に対して影響を及ぼす。この
ために、共通バス上で障害が発生した場合において、迅
速、ｎつ的確にその障害位置を検出することが必要とな
る。

［従来の技術］ 第４図は従来の共通バスシステムの一例を示す構成ブロ
ック図である。図において、１は主′ｖ装置であり、２
はこの主装置１に対して共通バスＢＳを介して接続され
る従装置、３は共通バス８８の途中に設けられ、共通バ
スを順次接続させる接続部、４は共通バスＢＳの終端に
設けられた終端部である。この様な共通バスシステムに
おいて、共通バスＢＳ上に障害が発生した場合には、各
従装置を個々に診断しＩ害装置を見つけ出すことを行っ
ていた。

［発明が解決しようとする問題点］ このように構成された従来の共通バスシステムにおいて
は、共通バスＢＳ上に何らかの障害が発生した場合、各
々の従装置２を診断しても障害位置が特定されないため
に時間がかかり、迅速な対応ができないという問題点が
あった。

本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、その目
的は、簡単な操作によって共通バス上に発生した障害位
置を迅速且つ的確に検出し、ローカライズ（位置決め）
することのできる共通バスシステムを提供することにあ
る。

［問題点を解決するための手段］ 第１図は本発明システムの原理ブロック図である。図に
おいて、１は主装置、２は主装置１に対して共通バスＢ
Ｓ及び接続部３を介していもづる式に接続された複数の
従装置で、主装置１との間で互いに競合しながら独立し
てそれぞれデータの送受を行う。４は共通バスＢＳの終
端部である。

各接続部３において、３１は終端回路、３２は終端回路
３１と接続部３０を介して下流側従装置に接続される共
通バスとを選択して切替える切替手段３３は下流側共通
バスシステムと接続するための接続制御回路である。切
替手段３２は、人手によるキー操作、共通バス８８上の
信号の一部。

外部駆動信号によって駆動される。

［作用］ 接続部３の切替手段３２は障害位置の検出に際して、上
流側のものから順次終端回路３１側に接続し、従装置２
を各々順次診断することにより、従［２及び共通バスの
障害ローカライズを可能とする。　　　。

［実施例］ 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。

第２図は本発明の一実施例を示す共通バスシステムの構
成概念図であり、第３図は共通バス８８と接続部２付近
の要部を示す構成ブロック図である。これらの図におい
て、第１図の各部分と同じもののには同一符号を付して
示す。

第２図において、主装置１としては中央制御装ａＣＣに
結合しているチャネルコントローラが用いられ、これに
共通バスＢＳ及び接続部３を介して従装置２としての磁
気テープ、磁気ディスク。

ディスプレイ、通信インターフェース等が接続されてい
る。中央制御装置ｃｃは主メモリＭＭやネットワーク（
ディジタル・スイッチ・モジュール）ＮＷにも結合して
いる。

ここでは、共通バスＢＳは一系統のみ図示するが信頼性
をあげるために、実際には共通バスは二重化される。

第２図において、共通バスＢＳは＋５Ｖ電源ライン、一
般信号ライン及び切替手段（リレー回路）３２に接続さ
れるラインを含んで構成されている。

接続部３において、障害位置検出時に用いられる切替手
段３２はリレーで構成されており、一方の接点ａは接続
制御回路３３側に接続され、他方の接点すは終端回路３
１に接続されている。尚、ここでは、終端回路３１は各
接続部３内に設けないで、共通バスＢＳの最下流の終端
部４内にまとめて設けである。

このように構成したシステムの動作を説明すれば、以下
の通りである。

主装置１と複数の従装置２との間でデータの送受を行う
場合、各接続部３において、各切ｌリレー３２は、接点
ａ側に接続される。このような接続状態では、複数の従
装置２は共通バスＢＳ及び接続部３内の接続制御回路３
３を介して主装置１にいもづる式に接続され、主装置１
と複数の従装置２との間でのデータ送受信が行えるよう
になっている。

障害が発生し、その障害位置を検出する場合、はじめに
、上流側（主［１２１に近い側）の接続部３において、
ＶＪ替リレー３２を接点す側に接続する。このような接
続状１ぶでは、共通バスＢＳは切替リレー３２の接点す
を介してｎ端回路３１が接続され、その接続部より下流
側の従装置はいずれも主装置１に接続される共通バスＢ
Ｓより切離された状態となる。従って、この状態では共
通バスＢＳにつながっている従装置２に対し、診断を実
行し障害が検出されれば、当該障害位置はその接続部よ
り上流側にある従装置であると判断することかできる。

障害が検出されない場合、その接続部の切替リレー３２
の接続を接点ａ側に戻し、今度はひとつ下流側（右隣り
側）の接続部３において、切替リレー３２を接点す側に
接続し、新たに共通バスＢＳに接続された従装置に対し
て診断を実行する。以後、順次下流側く終端部４側）に
向けて各接続部の切替リレー３２を同様に接点す側に接
続し、順次従装置２を順次診断することで、障害位置を
的確に且つ迅速に検出することができる。

尚、各接続部３において、切替リレー３２の駆動手段に
ついては図示してないが、各接続部３に手動による駆動
機構（例えばキーボタン等）、共通バスＢＳ上の信号の
一部あるいは外部信号からによって動作する駆動回路等
が設けられる。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように、本発明によれば、ｌ方位置
検出時において、接続部内に設けた切替スイッチを、上
流側接続部のものから順次下流側のものに向けて接点す
側（終端回路３１側）に接続するといった簡単な操作で
、障害位置を迅速■つ的確に検出することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第３図は
第２図における接続部付近の要部接続図、 第４図は従来システムの構成ブロック図である。 第１図及び第２図において、 １は主装置、 ２は従装置、 ３は接続部、 ４は終端部、 ３１は終端回路、 ３２は切替手段である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 主装置（１）と複数の従装置（２）とが終端部（４）を
   有する共通バス（ＢＳ）及び複数の接続部（３）を介し
   ていもづる式に接続され、前記複数の従装置（２）が互
   いに競合しながら独立してそれぞれデータの送受を行う
   共通バスシステムにおいて、 前記複数の接続部（３）に、それぞれ終端回路（３１）
   と、 下流側共通バスシステムとを選択して切替え接続する切
   替手段（３２）と、 下流側共通バスシステムと接続するための接続制御回路
   （３３）とを設け、 障害位置の検出に際して、前記複数の接続部（３）内に
   設けた切替手段（３２）を上流側のものから順次下流側
   のものに向けて、終端回路（３１）側に接続し、従装置
   （２）を順次診断することを特徴とする共通バスシステ
   ム。