JP2970164B2 - 切替回路 - Google Patents
切替回路Info
- Publication number
- JP2970164B2 JP2970164B2 JP3349825A JP34982591A JP2970164B2 JP 2970164 B2 JP2970164 B2 JP 2970164B2 JP 3349825 A JP3349825 A JP 3349825A JP 34982591 A JP34982591 A JP 34982591A JP 2970164 B2 JP2970164 B2 JP 2970164B2
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- JP
- Japan
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- circuit
- signal
- switching
- output
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- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は二重化した切替回路に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の切替回路は共通部にあ
り、どちらか一方の系に含まれていて両系の切替制御を
行っていた。さらに、切替回路を二重化構成にして、互
いに切替状態を取り込み優先制御を行う方式であった。
り、どちらか一方の系に含まれていて両系の切替制御を
行っていた。さらに、切替回路を二重化構成にして、互
いに切替状態を取り込み優先制御を行う方式であった。
【０００３】図２は従来のこのような切替回路を示すブ
ロック図である。同図において、１はＡ系入力、２はＢ
系入力、３はＡ系入力１およびＢ系入力２を監視し出力
信号４Ａおよび４Ｂを出力する入力監視回路、５はこの
出力信号４Ａおよび４Ｂの入力によって動作し自系状態
信号６を出力する状態決定回路、７はこの自系状態信号
６と他系状態信号８とを比較して切替信号９を出力する
比較回路、１０はこの切替信号９の入力によりＡ系入力
１およびＢ系入力２を切替て出力信号１１を送出する切
替器である。
ロック図である。同図において、１はＡ系入力、２はＢ
系入力、３はＡ系入力１およびＢ系入力２を監視し出力
信号４Ａおよび４Ｂを出力する入力監視回路、５はこの
出力信号４Ａおよび４Ｂの入力によって動作し自系状態
信号６を出力する状態決定回路、７はこの自系状態信号
６と他系状態信号８とを比較して切替信号９を出力する
比較回路、１０はこの切替信号９の入力によりＡ系入力
１およびＢ系入力２を切替て出力信号１１を送出する切
替器である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の切替
回路では、切替条件が両系で不一致となった場合に、両
系の切替器の切替状態に不整合が生じるという問題があ
った。また、切替制御信号の監視が「０」か「１」かの
２値のみで行われるので、自系で見ていて切替制御信号
の断なのか、他系の電源断なのかの区別ができないた
め、切替器の切替状態に不整合が生じるという欠点があ
った。
回路では、切替条件が両系で不一致となった場合に、両
系の切替器の切替状態に不整合が生じるという問題があ
った。また、切替制御信号の監視が「０」か「１」かの
２値のみで行われるので、自系で見ていて切替制御信号
の断なのか、他系の電源断なのかの区別ができないた
め、切替器の切替状態に不整合が生じるという欠点があ
った。
【０００５】
【課題を解決するための手段】自系の切替制御信号の開
放，地絡を監視する出力監視回路と、他系からの切替制
御信号を変換する入力インタフェース回路と、自系およ
び他系の系選択状態を示す信号を比較し不一致の場合に
強制一致を行う強制一致回路と、自系および他系の各信
号のエラー監視を行うエラー監視回路と、信号を切替え
る切替器と、出力監視回路，エラー監視回路，強制一致
回路，入力インタフェース回路からの出力により切替信
号および切替制御信号を出力する切替制御回路とを備え
たものである。
放，地絡を監視する出力監視回路と、他系からの切替制
御信号を変換する入力インタフェース回路と、自系およ
び他系の系選択状態を示す信号を比較し不一致の場合に
強制一致を行う強制一致回路と、自系および他系の各信
号のエラー監視を行うエラー監視回路と、信号を切替え
る切替器と、出力監視回路，エラー監視回路，強制一致
回路，入力インタフェース回路からの出力により切替信
号および切替制御信号を出力する切替制御回路とを備え
たものである。
【０００６】
【作用】本発明は、切替回路の動作不能状態と他系装置
電源断とを明確に区別することができる。
電源断とを明確に区別することができる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明に係る切替回路の一実施例を示
すブロック図である。同図において、１２はＡ系入力１
とＢ系入力２とを切替信号１３によって切替えて出力信
号１４を出力する切替器、１５はＡ系入力１のＣＲＣ検
定を行いその検定結果信号１６を出力する第１エラー監
視回路、１７はＢ系入力２のＣＲＣ検定を行いその検定
結果信号１８を出力する第２エラー監視回路、１９は切
替制御の論理判定を行い切替信号１３を出力する切替制
御回路、２０は強制一致回路である。
すブロック図である。同図において、１２はＡ系入力１
とＢ系入力２とを切替信号１３によって切替えて出力信
号１４を出力する切替器、１５はＡ系入力１のＣＲＣ検
定を行いその検定結果信号１６を出力する第１エラー監
視回路、１７はＢ系入力２のＣＲＣ検定を行いその検定
結果信号１８を出力する第２エラー監視回路、１９は切
替制御の論理判定を行い切替信号１３を出力する切替制
御回路、２０は強制一致回路である。
【０００８】強制一致回路２０は、自系の切替制御信号
である変更可能信号２１および系選択信号２２と他系か
らの切替制御信号である変更後の変更可能信号２３およ
び変更後の系選択信号２４とを比較し、系選択が一致し
ていれば強制一致結果信号２５を出力し、不一致ならば
変更可能の状態か否か、Ａ系装置なのかＢ系装置なのか
によって判断して系選択を一致させる。
である変更可能信号２１および系選択信号２２と他系か
らの切替制御信号である変更後の変更可能信号２３およ
び変更後の系選択信号２４とを比較し、系選択が一致し
ていれば強制一致結果信号２５を出力し、不一致ならば
変更可能の状態か否か、Ａ系装置なのかＢ系装置なのか
によって判断して系選択を一致させる。
【０００９】２６は第１出力監視回路、３０は第２出力
監視回路である。第１出力監視回路２６は、ホトカプラ
による電流スイッチ方式に構成されており、「１」の状
態，「０」の状態，障害の状態という３値をとることが
可能であり、他系へ送る変更可能信号２７および２８を
出力し、さらに障害の発生によってアラーム信号２９を
出力する。第２出力監視回路３０は、同じくホトカプラ
による電流スイッチ方式に構成されており、「１」の状
態，「０」の状態，障害の状態という３値をとることが
可能であり、他系へ送る変更可能信号３１および３２を
出力し、さらに障害の発生によってアラーム信号３３を
出力する。
監視回路である。第１出力監視回路２６は、ホトカプラ
による電流スイッチ方式に構成されており、「１」の状
態，「０」の状態，障害の状態という３値をとることが
可能であり、他系へ送る変更可能信号２７および２８を
出力し、さらに障害の発生によってアラーム信号２９を
出力する。第２出力監視回路３０は、同じくホトカプラ
による電流スイッチ方式に構成されており、「１」の状
態，「０」の状態，障害の状態という３値をとることが
可能であり、他系へ送る変更可能信号３１および３２を
出力し、さらに障害の発生によってアラーム信号３３を
出力する。
【００１０】３４は第１入力インタフェース回路、３７
は第２入力インタフェース回路である。第１入力インタ
フェース回路３４は、他系から変更可能信号３５および
３６が入力し、第１出力監視回路２６の受信部に相当す
るところで「１」の状態，「０」の状態，障害の状態を
変更後の変更可能信号２３として出力する。第２入力イ
ンタフェース回路３７は、他系から変更可能信号３８お
よび３９が入力し、第２出力監視回路３０の受信部に相
当するところで「１」の状態，「０」の状態，障害の状
態を変更後の変更可能信号２４として出力する。
は第２入力インタフェース回路である。第１入力インタ
フェース回路３４は、他系から変更可能信号３５および
３６が入力し、第１出力監視回路２６の受信部に相当す
るところで「１」の状態，「０」の状態，障害の状態を
変更後の変更可能信号２３として出力する。第２入力イ
ンタフェース回路３７は、他系から変更可能信号３８お
よび３９が入力し、第２出力監視回路３０の受信部に相
当するところで「１」の状態，「０」の状態，障害の状
態を変更後の変更可能信号２４として出力する。
【００１１】なお、切替制御回路１９の論理判定は、Ａ
系装置を自系とすると、Ａ系入力信号の検定結果信号１
６およびＢ系入力信号の検定結果信号１８から、検定結
果信号１６が「ＯＫ」でありかつ検定結果信号１８が
「ＯＫ」であるとき、変更可能信号２１は「１」（変更
可能）になり、系選択信号２２は「１」（自系）または
「０」（他系）になる。また、検定結果信号１６が「Ｏ
Ｋ」でありかつ検定結果信号１８が「ＮＧ］であると
き、変更可能信号２１は「０」（変更不可能）になり、
系選択信号２２は「１」（自系）になる。また、検定結
果信号１６が「ＮＧ」でありかつ検定結果信号１８が
「ＯＫ」であるとき、変更可能信号２１は「０」（変更
不可能）になり、系選択信号２２は「０」（他系）にな
る。また、検定結果信号１６が「ＮＧ」でありかつ検定
結果信号１８が「ＮＧ」であるとき、変更可能信号２１
は「１」（変更可能）になり、系選択信号２２は「１」
（自系）または「０」（他系）になる。
系装置を自系とすると、Ａ系入力信号の検定結果信号１
６およびＢ系入力信号の検定結果信号１８から、検定結
果信号１６が「ＯＫ」でありかつ検定結果信号１８が
「ＯＫ」であるとき、変更可能信号２１は「１」（変更
可能）になり、系選択信号２２は「１」（自系）または
「０」（他系）になる。また、検定結果信号１６が「Ｏ
Ｋ」でありかつ検定結果信号１８が「ＮＧ］であると
き、変更可能信号２１は「０」（変更不可能）になり、
系選択信号２２は「１」（自系）になる。また、検定結
果信号１６が「ＮＧ」でありかつ検定結果信号１８が
「ＯＫ」であるとき、変更可能信号２１は「０」（変更
不可能）になり、系選択信号２２は「０」（他系）にな
る。また、検定結果信号１６が「ＮＧ」でありかつ検定
結果信号１８が「ＮＧ」であるとき、変更可能信号２１
は「１」（変更可能）になり、系選択信号２２は「１」
（自系）または「０」（他系）になる。
【００１２】また、切替器１２の動作は、検定結果信号
１６が「ＯＫ」でありかつ検定結果信号１８が「ＯＫ」
であるとき、切替信号１３は前値保持であり、出力信号
１４を送出する。また、検定結果信号１６が「ＯＫ」で
ありかつ検定結果信号１８が「ＮＧ」であるとき、切替
信号１３は「自系」であり、出力信号１４を送出する。
また、検定結果信号１６が「ＮＧ」でありかつ検定結果
信号１８が「ＯＫ」であるとき、切替信号１３は「他
系」であり、出力信号１４を送出する。また、検定結果
信号１６が「ＮＧ」でありかつ検定結果信号１８が「Ｎ
Ｇ」であるとき、切替信号１３は前値保持であり、出力
信号１４は送出停止となる。
１６が「ＯＫ」でありかつ検定結果信号１８が「ＯＫ」
であるとき、切替信号１３は前値保持であり、出力信号
１４を送出する。また、検定結果信号１６が「ＯＫ」で
ありかつ検定結果信号１８が「ＮＧ」であるとき、切替
信号１３は「自系」であり、出力信号１４を送出する。
また、検定結果信号１６が「ＮＧ」でありかつ検定結果
信号１８が「ＯＫ」であるとき、切替信号１３は「他
系」であり、出力信号１４を送出する。また、検定結果
信号１６が「ＮＧ」でありかつ検定結果信号１８が「Ｎ
Ｇ」であるとき、切替信号１３は前値保持であり、出力
信号１４は送出停止となる。
【００１３】また、強制一致回路２０は、Ａ系装置とＢ
系装置との系選択信号２２と変更後の系選択信号とを比
較して、不一致のときは次のような論理にて強制一致を
行う。すなわち、まず、変更可能信号２１が「１」であ
りかつ変更後の変更可能信号２３が「１」のとき、Ａ系
装置の系選択信号２２はそのままでありＢ系装置では変
更後の系選択信号２４の論理に合わせる。また、変更可
能信号２１が「１」でありかつ変更後の変更可能信号２
３が「０」のとき、Ａ系装置は変更後の系選択信号２４
の論理に合わせ、Ｂ系装置では系選択信号２２はそのま
まである。また、変更可能信号２１が「０」でありかつ
変更後の変更可能信号２３が「１」のとき、Ａ系装置は
系選択信号２２のままであり、Ｂ系装置は変更後の系選
択信号２４の論理に合わせる。また、変更可能信号２１
が「０」でありかつ変更後の変更可能信号２３が「０」
のとき、Ａ系装置は系選択信号２２のままであり、Ｂ系
装置は変更後の系選択信号２４の論理に合わせるが、出
力信号１４は停止する。
系装置との系選択信号２２と変更後の系選択信号とを比
較して、不一致のときは次のような論理にて強制一致を
行う。すなわち、まず、変更可能信号２１が「１」であ
りかつ変更後の変更可能信号２３が「１」のとき、Ａ系
装置の系選択信号２２はそのままでありＢ系装置では変
更後の系選択信号２４の論理に合わせる。また、変更可
能信号２１が「１」でありかつ変更後の変更可能信号２
３が「０」のとき、Ａ系装置は変更後の系選択信号２４
の論理に合わせ、Ｂ系装置では系選択信号２２はそのま
まである。また、変更可能信号２１が「０」でありかつ
変更後の変更可能信号２３が「１」のとき、Ａ系装置は
系選択信号２２のままであり、Ｂ系装置は変更後の系選
択信号２４の論理に合わせる。また、変更可能信号２１
が「０」でありかつ変更後の変更可能信号２３が「０」
のとき、Ａ系装置は系選択信号２２のままであり、Ｂ系
装置は変更後の系選択信号２４の論理に合わせるが、出
力信号１４は停止する。
【００１４】また、第１出力監視回路２６および第２出
力監視回路３０はホトカプラを２個設け、この２個のホ
トカプラは電流の流れる方向に対して順方向，逆方向と
なるように接続する。例えば、順方向をｐｃ１とし、逆
方向をｐｃ２とすると、ｐｃ１が「ＯＮ」でかつｐｃ２
が「ＯＦＦ」のときは「１」の状態、ｐｃ１が「ＯＦ
Ｆ」でかつｐｃ２が「ＯＮ」のときは「０」の状態、ｐ
ｃ１が「ＯＮ」でかつｐｃ２が「ＯＮ」のときは障害状
態、ｐｃ１が「ＯＦＦ」でかつｐｃ２が「ＯＦＦ」のと
きも障害状態とする。
力監視回路３０はホトカプラを２個設け、この２個のホ
トカプラは電流の流れる方向に対して順方向，逆方向と
なるように接続する。例えば、順方向をｐｃ１とし、逆
方向をｐｃ２とすると、ｐｃ１が「ＯＮ」でかつｐｃ２
が「ＯＦＦ」のときは「１」の状態、ｐｃ１が「ＯＦ
Ｆ」でかつｐｃ２が「ＯＮ」のときは「０」の状態、ｐ
ｃ１が「ＯＮ」でかつｐｃ２が「ＯＮ」のときは障害状
態、ｐｃ１が「ＯＦＦ」でかつｐｃ２が「ＯＦＦ」のと
きも障害状態とする。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る切替
回路によれば、出力監視回路を付加したことにより、切
替回路の動作不能状態と他系装置の電源断とを明確に区
別することができ、システムの誤動作を防ぐことができ
る。また、強制一致回路により二重化された装置の出力
信号は常に同一の信号となるのでシステムの信頼性を向
上させることができる等、数多くの優れた効果がある。
回路によれば、出力監視回路を付加したことにより、切
替回路の動作不能状態と他系装置の電源断とを明確に区
別することができ、システムの誤動作を防ぐことができ
る。また、強制一致回路により二重化された装置の出力
信号は常に同一の信号となるのでシステムの信頼性を向
上させることができる等、数多くの優れた効果がある。
【図１】本発明に係る切替回路の一実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】従来の切替回路を示すブロック図である。
１２ 切替器 １５ 第１エラー監視回路 １７ 第２エラー監視回路 １９ 切替制御回路 ２０ 強制一致回路 ２６ 第１出力監視回路 ３０ 第２出力監視回路 ３４ 第１入力インタフェース回路 ３７ 第２入力インタフェース回路
Claims (1)
- 【請求項１】 二重化された切替回路であって、各切替
回路相互で切替条件を監視する切替回路において、 自系の切替制御信号の開放，地絡を監視する出力監視回
路と、 他系からの切替制御信号を変換する入力インタフェース
回路と、 自系および他系の系選択状態を示す信号を比較し不一致
の場合に強制一致を行う強制一致回路と、自 系および他系の各信号のエラー監視を行うエラー監視
回路と、 信号を切替える切替器と、 前記出力監視回路，エラー監視回路，強制一致回路，入
力インタフェース回路からの出力により切替信号および
切替制御信号を出力する切替制御回路とを備えたことを
特徴とする切替回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3349825A JP2970164B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3349825A JP2970164B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 切替回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05158503A JPH05158503A (ja) | 1993-06-25 |
| JP2970164B2 true JP2970164B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=18406375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3349825A Expired - Lifetime JP2970164B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 切替回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2970164B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6059652B2 (ja) * | 2013-12-18 | 2017-01-11 | 株式会社日立製作所 | 信号保安用制御装置 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP3349825A patent/JP2970164B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05158503A (ja) | 1993-06-25 |
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