JPH0439740A - 3重化システム - Google Patents

3重化システム

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JPH0439740A
JPH0439740A JP2146666A JP14666690A JPH0439740A JP H0439740 A JPH0439740 A JP H0439740A JP 2146666 A JP2146666 A JP 2146666A JP 14666690 A JP14666690 A JP 14666690A JP H0439740 A JPH0439740 A JP H0439740A
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Japan
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signal
majority
module
mismatch
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JP2146666A
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Hiroshi Kajinuma
梶沼 寛
Masahiro Ishikawa
雅博 石川
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高信頼性化するために同一の機能を持つ3
つの機能装置(以下これをモジュールと記す)と、この
3つのモジュールの出力の多数決をとる多数決装置とを
有する3重化システムにおいて、各モジュールおよび多
数決装置の故障発生時におけるシステムとしての機能を
維持する方法に関する。
〔従来技術〕
近年、電子技術の進歩に伴いより多くの機能を有する様
々なシステムが構築されるようになっている。このよう
なシステムにおいては、その機能を充実させるだけでな
く、システムの信頼性を向上させる必要性も高まってい
る。
そのための方法として、システム内の一部が故障しても
システム全体の機能を正常に保つために、冗長構成を採
用する方式が一般に知られている。
冗長構成方式としては、例えば同一の機能を持つモジュ
ールを3個用いて同時に動作させ、各モジュールの出力
値の多数決を取ってシステムの出力値とするT M R
(Triple Modular Redundanc
y )方式がある。
TMR方式のシステムの信頼性について、多数決装置お
よび3個のモジュールの故障の発生が互いに相関ないと
いう仮定のもとで考えると、TMR方式のシステムの信
頼度Rtmrは、多数決装置の信頼度Rvおよび個々の
モジュールの信頼度Rmの関数として次式で与えられる
Rtmr=((3個のモジュールがすべて機能している
確率)+(いずれか2個のモジュールが機能している確
率)〕×(多数決装置が機能している確率)=[Rm”
+3Rrn”X(1−Rm))XRv=Rv (3Rm
”−2Rm’ )     ・= (1−1)このTR
M方式のシステムは、1個のモジュールが故障してもシ
ステム全体としては正常に動作する。さらに、2個のモ
ジュールが故障した場合でも、故障の状態によってはシ
ステム全体として正常に動作することがある。例えばあ
る1個のモジュールの出力値が論理値“1″に固定され
る故障(以下これをS −A −1(5tuck −A
t−13と記す)を起こし、さらに、もう1個のモジュ
ールの出力値が論理値“0″に固定される故障(以下こ
れを5−A−+(Stuck−At−0〕と記す)を起
こした場合などである。
しかし、多数決装置が故障してしまうと、モジュールの
故障とは無関係にシステムが障害を起こしてしまうとい
う問題点を有している。
ここで、このTMR方式のシステムの信頼度について、
以下に示す仮定を用いて考察する。すなわち、各モジュ
ールに対して、すでに十分な期間のバーン・イン(モジ
ュールを一定期間動作させることKより、もともと欠陥
を持ったモジュールを除去すること)が行われていと仮
定すれば、多数決装置の信頼度Rvは、λlを一定の故
障率とする時間に関する指数関数、すなわちRv=e−
”tとなる。同様に個々のモジュールの信頼度Rmは、
λを一定の故障率とする時間に関する指数関数、すなわ
ちRm=e−”となる。ここで、式(1−1)にこのR
vおよびRmを代入すると、 −Jlt      −2λt Rtmr=e   (3e   −2e−3”)  =
・(1−2)となる。
また、前述したように例えば1個のモジュールが故障し
た場合には、TMR方式のシステム全体としては正常に
動作する。しかし、11m1のモジュールが故障した状
態でシステムが正常に動作し続けるためには、2個のモ
ジュールが両方とも正常に動作する必要があるため、T
MR方式のシステムの信頼度Rtmrがモジュール単独
の信頼度Rmよりも低下してしまうという問題点を有し
ていた。
この2つの問題点を解決した3重化システムの従来例と
しては、例えば第3図に示すようなものがある。
〔参考文献「フォールト・トレランス入門」Parag
 K、 La1a著、オーム社、1988年9月第1版
、4章ディジタル・システムのフォールト・トレランス
入門、pI)81〜87〕 第3図に示した3重化システムにおいては、入力端子I
Nを介して入力される信号が同一の機能を持つ3個のモ
ジュール101,102,103へ入力され、各モジュ
ール101 、102 、103の出力信号が該出力信
号の多数決を取って多数決信号を出力する多数決装置2
00へ入力される。
そして、各モジュール101,102,103の出力信
号と多数決装置200の出力する多数決信号とがそれぞ
れ不一致であるか否か検出する不一致検出回路301,
302,303へ入力され、各不一致検出回路301,
302,303の出力信号がモジュール101,102
,103および多数決装置200の故障を判別して制御
信号を出力する制御装置400へ入力される。その制御
信号が出力端子OUTへ出力する信号を切り換える切換
装置500へ入力されるように構成されている。ここで
、モジュール101.102,103は、マイクロプロ
セッサ−であっても良く、加算器やゲートなどのより簡
単なユニットであっても良い。
上記のごとき従来の3重化システムの動作を第3図に基
づいて説明する。
(1−1)  3重化システム全体が正常な場合:モジ
ュール101,102,103および多数決装置200
が正常に動作している場合、各モジュール101.10
2,103の出力信号および多数決装置200の多数決
信号はすべて一致する。すると、不一致検出回路301
.302,303の出力信号は、すべて“01となる。
そのため、制御装置400は、不一致検出回路301.
302゜303の出力信号からモジュール101,10
2゜103および多数決装置200がすべて正常と判断
し、多数決装置200の多数決信号を出力端子OUTへ
出力するように指示する制御信号を切換装置500へ出
力する。この制御信号を受けとった切換装置500は、
多数決装置200の多数決信号を3重化システムの出力
信号として出力するように切り換える。
(1−b)  モジュールの故wiL検出:例えばモジ
ュール103が故障した場合、モジュール101゜10
2の出力と多数決装置200の出力とは一致するが、モ
ジュール103の出力と多数決装置200の出力とが一
致しない。すると、不一致検出回路303の出力信号は
、′11となり、不一致検出回路301.302の出力
信号は、“01となる。そのため、制御装置400は、
不一致検出回路301.302,303の出力信号から
モジュール103が故障したと判断し、モジュール10
1の出力信号を出力端子OUTへ出力するように指示す
る制御信号を切換装置500へ出力する。この制御信号
を受けとった切換装置500は、モジュール101の出
力信号を3重化システムの出力信号として出力するよう
に切り換える。
(1−c)  多数決装置の故障検出:例えば多数決装
置200が故障した場合、各モジュール101゜102
.103の出力と多数決装置200の出力とがそれぞれ
一致しない。すると、不一致検出回路301.302,
303の出力信号は、すべて“1′″となる。そのため
、制御装置400は、不一致検出回路301,302,
303の出力信号から多数決装置200が故障したと判
断し、モジュール101の出力信号を出力端子OU、T
へ出力するように指示する制御信号を切換装置500へ
出力する。この制御信号を受けとった切換装置500は
、モジュール101の出力信号を31化システムの出力
信号として出力するように切り換える。
上記のごとく、この3重化システムは、(1−b)の場
合、制御装置400がモジュール103の故障を判別し
、切換装置500によって3重化システムの出力端子O
UTへモジュール101の出力信号を出力させて3重化
システムを動作させる(以下この状態をシンプレックス
・モードと記す)ことにより、3重化システムの信頼度
が低下することを防いでいる。また、(i−c)の場合
、制御装置400が多数決装置200の故障を判別し、
切換装置500によってモジュール101の出力信号を
出力端子OUTから出力するシンプレックス・モードで
動作させることにより、3重化システムの機能を維持す
ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の3!化システムにあって
は、不一致横巾装置301,302゜303が3つ同時
に不一致を検出(出力信号が“1゛)した場合以外は、
(1−b)に示したように出力信号が“1゛となった不
一致横巾装置に接続されているモジュールが故障したと
判断していた。
このため、例えば不一致横巾装置301,302の出力
信号が2つ同時に“1゛となった場合、制御装置400
は、不一致横巾装置301,302に接続されているモ
ジュール101,102が故障したと判断する。また、
不一致横巾装置301゜302の出力信号が2つ同時に
“1゛となる場合には、多数決装置200が通常制御装
置400で七の故障を検出できないような故障(例えば
多数決装置200がモジュール101.102.103
の出力信号の多数決結果によらずモジュール103の出
力信号にのみ依存した値を出力する故II)を起こして
いて、さらにモジュール103が故障を起こしたような
場合が考えられる。ここで、モジュール101.102
が2個同時に故障する場合と、上記のように多数決装置
200とモジュール103が故障した場合を比較すると
、後者の場合のほうが発生する確率が大きい(詳細は後
述するXしたがって、従来の3重化システムでは、不一
致横巾装置301,302の出力信号が2つ同時に“1
゛となった場合に、制御装置400は、出力信号が“0
′″である不一致横巾装置303に接続されたモジュー
ル103が正常と判断し、故障しているモジュール10
3の出力信号を3重化システムの出力端子OUTから出
力してしまうか、あるいは、この状態(不一致横巾装置
301,302の出力信号が2つ同時に“1゛となる状
態)を全く考慮していないために3重化システムの出力
端子OUTから出力される信号が不定になってしまう可
能性が高いという問題点があった。
この発明は、上記のごとき問題点を解決するためKなさ
れたものであり、信頼性を更に向上させた3重化システ
ムを提供することを目的としている。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は、上記の目的を達成するためになされたもの
で、3重化システムは、同一の機能を持つ第1.第2お
よび第3機能装置と、第1.第2および第3機能装置が
それぞれ出力する出力信号の多数決をとった結果に基づ
く多数決信号を出力する多数決装置と、多数決信号と前
記第1.第2および第3機能装置の各出力信号とがそれ
ぞれ−致しているか否かを検出する第1.第2および第
3不一致横巾装置と、第1.第2または第3不−致横巾
装置の出力信号を監視して前記第1.第2および第3機
能装置と多数決装置のいずれかに故障が発生したかを判
断して制御信号を出力する制御装置と、第1.第2およ
び第3機能装置の出力信号または多数決信号のいずれか
を出力端子へ出力するのかを制#信号によって切り換え
る切換装置とからなる構成である。この制御装置は、第
1および第2不一致横巾装置が不一致を検出したことを
示す出力信号を出力し、第3不一致慣出装置が不一致を
検出しなかったことを示す出力信号を出力した場合、第
3不一致横巾装置に接続されている第3機能装置および
多数決装置の両方が故障したと判断して制御信号を出力
し、該制御信号によって第2機能装置の出力信号を出力
端子へ出力するように切り換えるようにした。
〔作用〕
3重化システムにおいて、例えば多数決装置が、第1.
第2および第3機能装置の出力信号の多数決結果によら
ずに第3機能装置の出力信号をそのまま出力した多数決
信号を出力するような故障を起こしていると、第1.第
2および第3機能装置が正常に動作している闇、制御装
置は、3重化システム全体が正常であると判断する。こ
こで、第3機能装置が故障を起こすと、第1および第2
機能装置の出力信号は、第3機能装置の出力信号に依存
している多数決信号と一致しなくなる。すると、第1お
よび第2不一致横巾装置が不一致を検出したことを示す
出力信号を出力し、第3不一致横巾装置が不一致を検出
しなかったことを示す出力信号を出力する。この第1.
第2および第3不一致横巾装置の出力信号を入力された
制御装置は、多数決装置と第3機能装置が故障したと判
断して第2機能装置の出力信号を出力端子へ出力するよ
うに指示する制御信号を切換装置へ出力し、切換装置は
、出力端子への出力を第2機能装置の出力信号に切り換
えて、シンプレックス・モードで動作させることにより
3重化システムに障害が発生することを防ぐことが可能
となる。
〔実施例〕
以下、具体的な実施例に基づいて説明する。
第1図は、この発明の1実施例を示す図である。
第1図において、101.102,103は、それぞれ
入力端子INから入力される信号の演算処理を行なう同
一の機能を有したモジュールである。
これらのモジュール101 、i02,103の出力信
号は、多数決装置200へ入力されると共に、不一致横
巾装置301,302,303および切換装置500へ
入力される。そして、多数決装置200は、3個のモジ
ュールの出力信号の多数決をとり、その多数決結果を多
数決信号として不一致横巾装置301,302,303
および切換装置500へ出力する。すると、不一致横巾
装置301.302,303は、各モジュールの出力信
号と多数決信号とがそれぞれ不一致となるか否かを検出
し、その出力信号311,322,333を制御装置4
00へ出力する。すると、制御装置400は、出力信号
311.322,333からモジュール101,102
,103および多数決装置200の故障を判断し、切換
装置500をコントロールするための制御信号420,
422゜424.426を出力する。切換装置500は
、制御信号420,422,424,426により出力
端子OUTへ出力する信号を切り換える。
なお、制御装置400は、3人力AND回路401と、
2人力NAND回路402.403 。
404と、2人力AND回路405.406 。
407と、2人力OR回路408と、3人力NOR回路
409とから構成されている。そして、不一致横巾装置
301の出力信号311は、3人力AND回路401と
2人力NAND回路402゜404と2人力AND回路
406と3人力NOR回路409とに入力される。同様
に不一致横巾装置302の出力信号322は、3人カA
ND回路401と2人力NAND回路402,403と
2人力AND回路407と3人力NOR回路409とに
入力される。同様に不一致横巾装置303の出力信号3
33は、3人力AND回路401と2人力NAND回路
403.404と2人カAND回路405と3人力NO
R回路409とに入力される。また、2人力NAND回
路402の出力信号は、2人力AND回路407へ入力
され、2人力NAND回路403(7)出方信号は、2
人カAND回路405へ入力され、2人力NAND回路
404の出力信号は、2人力AND回路406へ入力さ
れる。そして、3人力AND回路401の出方信号およ
び2人力AND回路407の出方信号は、それぞれ2人
力OR回路408へ入力される。そして、2人力AND
回路405,406の出方信号と2人力OR回路408
の出方信号および3人力NOR回路409の出力信号は
、それぞれ制御信号420,422,424,426と
して切換装置500へ出力される。
また、切換装置500は、制御装置400の出力する制
御信号420.422.424.426によりそれぞれ
オンオフするスイッチング素子501.502.503
.504から構成されている。そして各スイッチング素
子501,502゜503.504の一端は3重化シス
テムの出方端子OUT K接続され、スイッチング素子
501の他の一端はモジュール101の出カ忙接続され
、スイッチング素子502の他の一端はモジュール10
2の出力に接続され、スイッチング素子503の他の一
端はモジュール103の出方に接続され、スイッチング
素子504の他の一端は多数決装置200の出力に接続
されている。
次に1この3重化システムの動作を第1図および第2図
に基づいて説明する。第2図は、第1図に示した制御装
置400の真理値表およびスイッチング素子501.5
02.503.504の状態を示している。
(2−a)3重化システム全体が正常な場合の動作:モ
ジュール101,102,103および多a決装置20
0が正常に動作していると、各モジュール101.10
2,103の出力信号および多数決装置200の出方す
る多数決信号がすべて一致し、不一致検出回路301,
302,303の出力信号311.322,333は“
0′″となる。
その結果、第2図の(2−a)に示したように制御装置
400は、モジュール101,102,103および多
数決装置200が正常に動作していると判断し、制御信
号420,422,424を“o−。
制御信号426を“1′″として出方する。この制御信
号420,422,424,426によって、スイッチ
ング素子504がオンして多数決装置200の出力する
多数決信号が出力端子OUTへ出力される。
(2−b )モジュールの故障検出動作:例えばモジュ
ール101,102の出力信号と多数決装置200の出
力する多数決信号が一致し、モジュール103の出力信
号と多数決装置200の出力する多数決信号が一致しな
い場合、不一致検出回路301.302の出力信号31
1,322は“O′″となり、不一致検出回路303の
出力信号333は“1″″となる。その結果、第2図の
(2−b)に示したように制御装置400は、制御信号
422゜424.426を“0′″、制御信号420を
l″″として出力する。この制御信号420,422゜
424.426によって、スイッチング素子501がオ
ンしてモジュール101の出力信号が出力端子OUTへ
出力され、シンプレックス・モードで動作する。
(2=c)多数決装置の故障検出動作 :例えばモジュ
ール101.102,103の出力信号と多数決装置2
00の出力する多数決信号がすべて一致しない場合、不
一致検出回路301,302゜303の出力信号311
.322,333はすべてl″″となる。その結果、第
2図の(2−c)に示したように制御装置400は、多
数決装置200が故障したと判断し、制御信号420,
422゜426を“0′″、制御信号424を“1″″
として出力する。この制御信号420,422,424
゜426によって、スイッチング素子503がオンして
モジュール103の出力信号が出力端子OUTへ出力さ
れ、シンプレックス・モードで動作する。
以上に示したような動作は、前記(1−a)〜(1−c
)に示したよ5に、従来の3重化システムにおいても同
様の動作が行われていたが、以下に示す動作は、この発
明に特有の動作である。
(2−d)モジュールと多数決装置が両方故障した場合
の検出動作:例えばモジュール101の出力信号と多数
決装置200の出力する多数決信号が一致し、モジュー
ル102,103の出力信号と多数決横巾装置200の
出力する多数決信号が一致しない場合、不一致検出横巾
装置301の出力信号311は“0゛となり、不一致検
出横巾装置302.303の出力信号322.333は
“l゛となる。このように出力信号311,322゜3
33が、上記の如き状態となる場合には、以下に示すよ
うな3つのモードがある。
■モジュール102,103が同時に故障した場合 ■モジュール101と多数決装置200が同時に故障す
る場合 ■多数決装置200が故障した後に、モジュール101
が故障する場合 以上のようなモードである。ここで、この■〜■の3つ
のモードについて故障発生の確率に付いて考えてみる。
まず、■および■のモードの場合、2つの装置が同時に
故障したように見えても、各装置の処理時間で見ると故
障発生時間にずれがあって、まったく同時に故障の発生
する確率は非常に小さ(、■および■のモードの故障が
発生することはないと仮定することができる。
これに対して、■のモードの場合、多数決装置200が
前記の如き故障((2−c)に示した方法で検出不能で
ある故障〕を起こした後に、モジュール101が故障を
起こした場合に発生する。■のモードの故障が発生する
確率りは、 D=l/Rv・1/Rm・β・1/3  −(3−2)
と表すことができる。
以上のことから、不一致横巾装置の二つが同時に不一致
を検出した場合、■のモードの故障が発生したと判断す
ることができる。したがって、不一致検出横巾装置30
1の出力信号311が“0゛となり、かつ不一致検出横
巾装置302,303の出力信号322,333が“1
″″となる。すると、第2図の(2−d) K示したよ
う九制御装置400は、モジュール101および多数決
装置2000両方が故障したと判断し、制御信号420
,422゜426を“0″、制御信号424を1111
″とじて出力する。この制御信号420,422,42
4゜426により、スイッチング素子503がオンして
モジュール103の出力信号が出力端子OUTへ出力さ
れ、シンプレックス・モードで動作する。
また、多数決装置200が(2−c)に示した方法で検
出不能である故障を起こした場合でも、多数決信号に影
響を与えていないモジュール103が故障を起こすと、
(2−b)&C示した方法でモジュール103に故障が
発生したと判断し、モジュール101の出力信号が出力
端子OUTへ出力され、シンプレックス・モードで動作
する。
〔発明の効果〕
以上、具体的な実施例に基づいて説明してきたように、
3重化システムの制御装置が、第1および第2不一致横
巾装置が不一致を検出したことを示す出力信号を出力し
て第3不一致横巾装置が不一致を検出しなかったことを
示す出力信号を出力した場合に第3不一致横巾装置に接
続している第3機能装置および多数決装置の両方が故障
したと判断して制御信号を出力する構成としたことによ
り、例えば多数決装置が、第3機能装置の出力信号をそ
のまま出力するような故障を起こしており、これに続い
て第3機能装置が、故障を起こした場合においても、こ
のような故障に対応し、3重化システムの切換装置は、
出力端子への出力を第1機能装置の出力信号に切り換え
て、シンプレックス・モードで動作させることにより3
重化システムに障害が発生することを防ぐことが可能と
なり、3重化システムの信頼性を更に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の1実施例を示す3重化システムの
構成図、 第2図は、制御装置および切換装置の動作を示す図、 第3図は、従来図である。 101.102,103・・・モジュール、200・・
・多数決装置、301,302,303・・・不一致横
巾装置、400・・・制御装置、401・・・3人力A
ND回路、402,403.404・・・2人力NAN
D回路、405 、406 、407−2人力AND回
路、408−2人力OR回路、409−・・3人力NO
R回路、420,422,424゜426・・・制御信
号、500・・・切換装置、501502.503.5
04・・・スイッチング素子特許出願人  日産自動車
株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 同一の機能を持つ第1、第2および第3機能装置と、該
    第1、第2および第3機能装置がそれぞれ出力する出力
    信号の多数決をとつた結果に基づく多数決信号を出力す
    る多数決装置と、該多数決信号と前記第1、第2および
    第3機能装置の各出力信号とがそれぞれ一致しているか
    否かを検出する第1、第2および第3不一致検出装置と
    、該第1、第2または第3不一致検出装置の出力信号を
    監視して前記第1、第2および第3機能装置と前記多数
    決装置のどの装置に故障が発生したかを判断して制御信
    号を出力する制御装置と、前記第1、第2および第3機
    能装置の出力信号または前記多数決信号のどの信号を出
    力端子へ出力するのかを前記制御信号によつて切り換え
    る切換装置とを具備し、 前記制御装置は、前記第1および第2不一致検出装置が
    不一致を検出したことを示す出力信号を出力し、前記第
    2不一致検出装置が不一致を検出しなかつたことを示す
    出力信号を出力した場合、前記第3不一致横巾装置に接
    続されている前記第3機能装置および前記多数決装置の
    両方が故障したと判断して制御信号を出力し、該制御信
    号によつて前記第2機能装置の出力信号を出力端子へ出
    力するように切り換えることを特徴とする3重化システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017021712A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 株式会社東芝 多重化制御装置

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JP2017021712A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 株式会社東芝 多重化制御装置

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