JPH0537603A - 多重化電子計算機システム - Google Patents

多重化電子計算機システム

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Publication number
JPH0537603A
JPH0537603A JP3210475A JP21047591A JPH0537603A JP H0537603 A JPH0537603 A JP H0537603A JP 3210475 A JP3210475 A JP 3210475A JP 21047591 A JP21047591 A JP 21047591A JP H0537603 A JPH0537603 A JP H0537603A
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JP
Japan
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central processing
line
monitoring device
loop test
processing units
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3210475A
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English (en)
Inventor
Susumu Yamazaki
山崎  進
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 待機系の電子計算機システムを簡易な方法で
定期的に診断することにより、障害を未然に検出・除去
可能とし、更に信頼性の高い多重化電子計算機システム
を提供する。 【構成】 第1及び第2の中央処理装置1,2と、各中
央処理装置1,2に接続された通信制御装置4,5の回
線切替えを行う回線切替装置6と、システム監視装置3
とで構成される多重化電子計算機システムにおいて、前
記回線切替装置6には、前記通信制御装置4,5からく
る複数のデータ通信回線の1回線毎にループ試験用の接
点84を有する複数個の折り返し用リレーと、各折り返
し用リレーコイル83のドライバ回路(82)と、前記
中央処理装置1,2又は前記システム監視装置3から所
定又は任意の間隔で出力される折り返し回線番号指示信
号の受信判定回路81とから成る複数個のループ試験回
路8を設け、前記中央処理装置1,2又は前記システム
監視装置3の試験プログラムにより所定又は任意の間隔
で出力される折り返し回線番号指示信号と上記複数個の
ループ試験回路8により障害検出を簡便に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重化電子計算機システ
ムに関し、特に回線切替装置を使用した多重化電子計算
機システムにおける試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、データ通信回線を利用して、遠隔
地の多数の端末装置等を接続制御する情報処理システム
においては、処理する業務内容の重要化に伴って、情報
処理装置に対する信頼性の向上が要求される。
【0003】この要求を満足するためにシステムの構成
は、運用系と待機系を設けておき、運用系が何らかの原
因で故障した場合は、待機系に切替える、いわゆるデュ
プレックスシステムが採られている。
【0004】このような多重化された電子計算機システ
ムの構成例を図3に示す。
【0005】中央処理装置1,2はシステム監視装置
(以下SMCと略す。)3により運用系又は待機系に決
定され、デュプレックスシステムとして運用される。S
MC3は運用系障害時に、系切替指示動作として、待機
系システムを立ち上げ運用系とするとともに、回線切替
装置6に対し、回線切替リレー7の切替指示のための切
替制御信号を送出し、通信回線を新運用系の通信制御装
置4また5と接続させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成のシステムにおいて、待機系の通信制御装置または、
待機系の通信制御装置と回線切替装置を接続するコネク
タ部分や通信ケーブル等に障害が発生していても、待機
系側は、回線切替装置内部で通信信号が切断状態である
ため、たとえ待機系で通信制御装置からの送信信号を外
部で折り返し、受信データの有無、受信データの正常/
異常を確認するための試験プログラムを保持していて
も、使用することが出来ず、障害の発見が非常に困難で
あるという問題点があった。また前記試験プログラムを
活用するためには回線切替装置側にて、通信ケーブルを
1本ずつ取り外し、ループコネクタ等を取り付けて確認
しなければならず、大変な手間がかかるという問題点が
あった。
【0007】さらに、前記問題は単に待機系だけの問題
ではなく、障害が発見されないままで運用系に障害が発
生し、SMCの系切替支持により待機系が運用を開始し
ようとしても正常に運用することが出来ず、最悪の場合
は、システムダウンになってしまうという問題点もあっ
た。
【0008】本発明の目的は、このような従来の問題点
を解決し、待機系の電子計算機システムを簡易な方法で
定期的に診断することにより、障害を未然に検出・除去
可能とし、更に信頼性の高い多重化電子計算機システム
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の多重化電子計算機システムにおいて、2重
化された第1及び第2の中央処理装置と、各中央処理装
置に接続された通信制御装置のいずれか一方を切り替え
て複数のデータ通信回線に接続するための回線切替装置
と、前記第1及び第2の中央処理装置をそれぞれ運用系
と待機系に割り振り前記回線切替装置に収容される複数
のデータ通信回線の切り替え状態を常に運用系に接続管
理するシステム監視装置とで構成される多重化電子計算
機システムにおいて、前記回線切替装置には、前記通信
制御装置からくる複数のデータ通信回線の1回線毎にル
ープ試験用の接点を有する複数個の折り返し用リレー
と、各折り返し用リレーコイルのドライバ回路と、前記
中央処理装置又は前記システム監視装置から所定又は任
意の間隔で出力される折り返し回線番号指示信号の受信
判定回路とを有し、前記中央処理装置又は前記システム
監視装置には、試験プログラムにより所定又は任意の間
隔で出力される折り返し回線番号指示信号の送信回路を
有することに特徴がある。
【0010】
【作用】本発明においては、待機系の中央処理装置等の
試験プログラムにより回線切替装置内のループ試験回路
と試験対象回線指示信号とを用いて、試験対象通信制御
装置からの通信信号を回線切替装置内で折り返すことが
できるので、定期的な故障診断が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面により詳細
に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例を示す多重化電
子計算機システムのブロック構成図である。
【0013】図1において、1はシステム監視装置(S
MC)3の指示により運用系又は待機系として情報処理
を行う中央処理装置、2はシステム監視装置(SMC)
3の指示により待機系又は運用系として情報処理を行う
中央処理装置、3はシステム全体を監視し、障害検出・
復旧を行うシステム監視装置(SMC)、4は中央処理
装置1に接続された通信制御装置、5は中央処理装置2
に接続された通信制御装置、6は回線切替装置、7は回
線切替リレー、8a,8bは本発明の特徴的なループ試
験回路である。
【0014】本実施例では、回線切替装置6内に系対応
でループ試験回路8を設け、待機系の中央処理装置(現
用系の中央処理装置を含む)またはシステム監視装置に
はループ試験回路8を試験するための試験プログラムを
内蔵させている。上記待機系の中央処理装置又はシステ
ム監視装置3がループ試験指示インタフェースを介して
ループ試験回路8に対してループ試験指示信号を送出す
ることにより、通信制御装置及び通信ケーブルの障害を
検出することができる。
【0015】図2は、図1におけるループ試験回路8の
詳細構成図である。ここで、ループ試験回路はi回線
(1≦i≦N)の回線切替えを行う構成の試験回路を示
しており、通信信号折り返し用リレー接点84−1〜8
4−Nは回線切替装置6に収容される各1回線毎に全収
容回線分設けられている。
【0016】図2において、81はループ試験回線番号
受信判定回路、82はリレードライバ、83−1〜83
−Nは通信信号折り返し用リレー接点84−1〜84−
Nに対応して設けられるリレーコイルである。また、図
2中の通信制御装置4、5内の9−1〜9−Nは送信信
号を出力するためのドライバ、10−1〜10−Nは受
信信号を入力するためのレシーバ、11は待機系の中央
処理装置1または2、システム監視装置3内のループ試
験指示及び回線番号を出力するためのドライバである。
以下、図1、図2により本実施例の動作を説明する。
【0017】まず、待機系の中央処理装置1または2、
システム監視装置3がループ試験指示インタフェース
(ドライバ11)を介して回線切替装置6内のループ試
験回路8に対してループ試験指示及び回線番号を送出す
る。すると、ループ試験回線番号受信判定回路81が該
当する回線番号を受信・判定し、リレードライバ82を
駆動する。次に、その回線番号に対応したリレーコイル
83−i(1≦i≦N)が通電し、通信信号折り返し用
リレー接点84−i(1≦i≦N)がメーク側(接点を
閉じる側)に接続し、ループ試験状態となる。
【0018】また、待機系の中央処理装置においては、
専用試験プログラムにより前記ループ試験指示インタフ
ェースに対し、試験対象回線番号および試験指示を送出
し、ループ試験回路8をループ試験状態とし、引き続き
試験対象回線に送信データを送出する。ここで、待機系
の試験プログラムは、折り返しデータの有無、折り返し
データの正常,異常を判定することにより、試験対象通
信回線における通信制御装置および通信ケーブルの障害
を検出することが可能である。
【0019】さらに、上記試験機能は待機系の中央処理
装置のみならず、運用系側の中央処理装置にも設けられ
ており、系切替発生時においても新待機系において、同
様な試験が可能である。
【0020】以上述べた試験機能により待機系におい
て、試験プログラムを起動することにより、例えば1時
間に1回等、定期的に、またはオペレータや保守員が必
要に応じて任意な時期に試験動作を行うことが可能であ
る。
【0021】上記実施例では、回線切替装置に接続され
る中央処理装置(システム)としては、二重化システム
を例として説明したが、2以上の多重化システムに適用
できることは言うまでもない。また、それに応じてルー
プ試験回路の数を増加させることにより各系対応で試験
が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回線切替装置内にループ試験機能を設け、該ループ試験
機能を待機系システムより起動できるようにしたため、
待機系システムの通信制御装置及び通信ケーブルの試験
が簡便に行える。また定期的に診断し、早期に障害を発
見し障害除去することにより、運用系システムに障害が
発生しても問題なく系切替を行うことができるため、シ
ステムの信頼性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す多重化電子計算機シス
テムの構成図である。
【図2】図1の回線切替装置内のループ試験回路をn個
のデータ通信回線に適用した詳細構成図である。
【図3】従来の多重化電子計算機システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
8 ループ試験回路 81 ループ試験回線番号判定回路 82 リレードライバ 83−1,83−2,83−3,・・・,83−N リ
レーコイル 84−1,84−2,84−3,・・・,84−N リ
レー接点

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 2重化された第1及び第2の中央処理装
    置と、各中央処理装置に接続された通信制御装置のいず
    れか一方を切り替えて複数のデータ通信回線に接続する
    ための回線切替装置と、前記第1及び第2の中央処理装
    置をそれぞれ運用系と待機系に割り振り前記回線切替装
    置に収容される複数のデータ通信回線の切り替え状態を
    常に運用系に接続管理するシステム監視装置とで構成さ
    れる多重化電子計算機システムにおいて、 前記回線切替装置には、前記通信制御装置からくる複数
    のデータ通信回線の1回線毎にループ試験用の接点を有
    する複数個の折り返し用リレーと、各折り返し用リレー
    コイルのドライバ回路と、 前記中央処理装置又は前記システム監視装置から所定又
    は任意の間隔で出力される折り返し回線番号指示信号の
    受信判定回路とを有し、 前記中央処理装置又は前記システム監視装置には、試験
    プログラムにより所定又は任意の間隔で出力される折り
    返し回線番号指示信号の送信回路を有することを特徴と
    する多重化電子計算機システム。
JP3210475A 1991-07-29 1991-07-29 多重化電子計算機システム Withdrawn JPH0537603A (ja)

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JP3210475A JPH0537603A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 多重化電子計算機システム

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JPH0537603A true JPH0537603A (ja) 1993-02-12

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JP3210475A Withdrawn JPH0537603A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 多重化電子計算機システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010506326A (ja) * 2006-10-11 2010-02-25 サムスン エスディーエス シーオー.エルティディ. 外部チャネル統合環境における性能テストシステム及びその方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010506326A (ja) * 2006-10-11 2010-02-25 サムスン エスディーエス シーオー.エルティディ. 外部チャネル統合環境における性能テストシステム及びその方法

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Effective date: 19981008