JP2001357481A - トンネル防災設備 - Google Patents

トンネル防災設備

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JP2001357481A
JP2001357481A JP2000174956A JP2000174956A JP2001357481A JP 2001357481 A JP2001357481 A JP 2001357481A JP 2000174956 A JP2000174956 A JP 2000174956A JP 2000174956 A JP2000174956 A JP 2000174956A JP 2001357481 A JP2001357481 A JP 2001357481A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】線路電圧の監視により断線と短絡を正確に区別
して判定することで適切なバックアップを可能とする。 【解決手段】中継増幅盤7の線路監視回路15a は、防災
受信盤からの線路監視タイミング信号を受信した際に、
監視切替回路16a を監視側に一定時間切替えて上位側の
線路2aを監視し、線路2aの断線を検出した場合は、系統
混在回路18の作動により2系統の線路間を接続して正常
系統の信号を断線系統の線路にループバックする。線路
2aの短絡を検出した場合、監視切替回路16a を監視側の
切替状態に維持して短絡した線路を切離し、信号合成回
路20を作動して送受信部で正常系統の信号と異常系統の
信号を合成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防災受信盤から引
き出された2系統の伝送路にトンネル内に設置した検出
器や制御機器等の端末機器を接続すると共に所定間隔毎
に中継増幅盤を接続してトンネル内を監視制御するトン
ネル防災設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車専用道路のトンネルに使用
される防災設備として、例えば特開平11−28316
7号及び特開平11−283168号のトンネル防災シ
ステムが知られている。
【0003】このトンネル防災システムは、受信機から
トンネル内に引き出されたA系統とB系統の伝送線路に
複数の端末器を接続すると共に、一定間隔で線路の断線
や短絡を検出してバックアップする機能を備えた中継増
幅盤(補償装置)を接続している。
【0004】例えば断線監視は、通信状況をモニタして
断線を判定した場合、正常系統により上位側との確認を
行った後に、系統混合回路により正常系統の線路を異常
系統の線路に接続し、断線位置まで信号を送り返すルー
プバック接続を行う(特開平11−283167号)。
【0005】また短絡監視は、下位の中継増幅盤との間
の線路の短絡を監視し、短絡を検出すると下位との線路
を切離すと共に、下位に位置する次の中継増幅盤に短絡
を通知して上位との線路を切離させ、更に、系統混合回
路により短絡系統の信号を正常系統に混合して短絡箇所
を迂回させることで障害系統をバックアップする(特開
平11−283168号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のトンネル防災システムにあっては、通信異常
から線路の断線を判定し、また通信時の過電流検出によ
り線路の短絡を判定しているため、断線や短絡の状態判
定が不確実になる恐れがある。
【0007】例えば、線路が中途半端な状態で短絡した
場合は、過電流状態にはならないが通信異常とはなるた
め、中継増幅盤では断線と判定される。その結果、正常
系統を障害系統に接続するループバック制御が行われ、
このため正常な線路まで異常となり、中継増幅盤は通信
不能に陥ってしまう。
【0008】この問題を解消するためには、断線と短絡
を正確に区別して判定する必要があるが、通信中に伝送
線路にはパルス信号が常時存在しており、そのため伝送
線路の電圧レベルは常時変動しており、通信中の線路電
圧の状態から正確に断線と短絡を区別して判定すること
は困難であった。
【0009】本発明は、線路電圧の監視により断線と短
絡を正確に区別して判定することで適切なバックアップ
を可能とするトンネル防災設備を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。本発明は、防災受信盤か
ら引き出された2系統の伝送線路にトンネル内に設置し
た検出器や制御機器等の端末機器を接続すると共に所定
間隔毎に中継増幅盤を接続してトンネル内を監視制御す
るトンネル防災設備を対象とする。
【0011】このようなトンネル防災設備につき本発明
は、防災受信盤に、一定時間毎に監視処理を停止して線
路監視タイミング信号を送信する監視タイミング設定部
を設け、中継増幅盤に、上位側(防災受信盤側)の線路
および下位側(終端側)の線路を送受信側から監視側に
切替えて線路の状態を監視し、線路異常を検出した際に
バックアップ状態に切替える線路異常監視部を設けたこ
とを特徴とする。
【0012】このように本発明は、中継増幅器で線路の
断線や短絡を検出する際には、防災受信盤による通信を
一時的に停止し、その間に中継増幅盤間の線路に対し例
えば一端に終端抵抗を接続し、他端から監視電圧を印加
することで監視状態に切替え、その時の線路電圧から断
線や短絡を判定する。
【0013】このとき線路には通信パルスは存在せず線
路監視用の電圧のみが印加された状態となり、線路電圧
によって正確に断線か短絡を判定し、より信頼性の高い
バックアップができる。また、従来のように断線と短絡
の判断に通信状態のモニタを必要としないため、短時間
で判断可能となる。
【0014】ここで中継増幅盤の線路異常監視部は、上
位側の線路及び下位側の線路の各々を送受信側と監視側
との間で切替える監視切替回路と、上位側の2系統の線
路間を接続する系統混在回路と、2系統の送受信部の間
で各系統の通信信号を合成する信号合成回路と、防災受
信盤からの線路監視タイミング信号を受信した際に、監
視切替回路を監視側に一定時間切替えて上位側の線路を
監視し、線路の断線を検出した場合は、前記系統混在回
路の作動により2系統の線路間を接続して正常系統の信
号を断線した線路にループバックし、線路の短絡を検出
した場合は、監視切替回路を監視側の切替状態に維持し
て短絡した線路を切離すと共に、信号合成回路を作動し
て送受信部間での通信信号の合成により短絡箇所を迂回
させる線路監視回路とを備える。
【0015】また線路監視回路は、検出後に線路の断線
を検出しなくなった場合は、系統混在回路を復旧させ、
また検出後に短絡を検出しなくなった場合は監視切替回
路及び信号合成回路を復旧させる。これに対し従来シス
テムでは、異常時に復帰動作を行うと通信異常を再度発
生するため、中継増幅盤側で自動復帰させることは困難
であり、短絡や断線の障害回復後にマニュアル操作によ
る復帰が必要であり、本発明は、このような復帰のため
の操作を不要とする。
【0016】中継増幅盤の送受信回路は、通信中に過電
流を検出した場合、監視切替回路を監視側に切替えて過
電流を検出した線路を切離すと共に、信号合成回路を作
動して各系統の通信信号の合成により過電流が検出され
た線路を迂回させる。また送受信回路は、検出後に過電
流を検出しなくなった場合は、監視切替回路及び信号合
成回路を復旧させる。
【0017】これによって、通信中に過電流を検出した
際のバックアップ動作の回路部を、監視タイミングで異
常を検出した場合のバックアップ動作の回路部とを共用
でき、回路構成を簡単にする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるトンネル防災
設備の設備構成の説明図である。図1において、防災受
信盤1は監視室などに設置されており、防災受信盤1か
らは上りトンネル100Aに対し伝送路2が引き出さ
れ、また下りトンネル100Bに対し伝送路3が引き出
されている。
【0019】上りトンネル100Aを例にとると、防災
受信盤1から引き出された伝送路2はA系線路2aとB
系線路2bの2系統で構成されている。この実施形態に
あっては、A系線路2aには上りトンネル100A内に
一定間隔で設置された消火栓4と自動弁装置5が接続さ
れ、またB系線路2bには一定間隔で設置された火災検
知器6が接続されている。
【0020】更にA系線路2aとB系線路2bに対して
は、通信距離による信号の減衰劣化を補償する中継増幅
器7a,・・・7n-1 ,7nが一定間隔毎に接続されて
いる。このような上りトンネル100Aの構成は下りト
ンネル100Bにおいても同じである。
【0021】図2は、図1の防災受信盤1のブロック図
である。防災受信盤1には、MPU8、上りトンネル用
伝送制御部9a、下りトンネル用伝送制御部9b、表示
操作部10及び移報部11が設けられている。上りトン
ネル用伝送制御部9aからは、上りトンネル100Aに
対する2系統の線路、即ちA系線路2aとB系線路2b
が引き出されている。また下りトンネル用伝送制御部9
bからは下りトンネル100Bに対するA系統線路3a
とB系統線路3bが引き出されている。
【0022】MPU8には呼出応答部12と監視タイミ
ング設定部13の機能が設けられる。呼出応答部12
は、上りトンネル100A側を例にとると、上りトンネ
ル用伝送制御部9aから引き出されているA系線路2a
とB系線路2bの両方に接続している図1の消火栓4、
自動弁装置5及び火災検知器6を含む端末機器との間
で、アドレスを特定した通信を行う。
【0023】具体的には、呼出応答部12は端末機器の
状態を呼び出すための呼出信号(呼出コマンド)を端末
アドレスを順次指定してA系線路2aとB系線路2bの
両方に同時に送信する処理を繰り返している。ここで端
末アドレスは、A系線路2aとB系線路2bに接続して
いる端末機器につき異なるアドレスを割当てている。
【0024】端末機器にあっては、防災受信盤1からの
呼出信号から自己アドレスを認識すると、そのときの検
出状態や装置の状態などの応答信号(応答コマンドとデ
ータ)を作成し、防災受信盤1に送信する。この場合、
A系線路2aとB系線路2bに接続している端末機器は
全てアドレスが異なることから、必ずアドレス一致とな
った1つの端末機器のみがA系線路2aまたB系線路2
bを使用して応答信号を送信する。
【0025】このような呼出応答部12からの通信信号
は、上りトンネル用伝送制御部9aから引き出されてい
るA系統線路2aとB系統線路2bの双方に同一の通信
信号が送信される。
【0026】更に、防災受信盤1からの呼出信号は、防
災受信盤側を上位、終端側を下位とすると、下り信号と
なり、この下り信号は電圧信号(電圧モード)として送
信される。また端末機器からの応答信号は上り信号とな
り、上り信号は電流信号(電流モード)として送信され
る。この場合、A系線路2aとB系線路2bの各々は、
電圧信号である下り信号と電流信号である上り信号の双
方向伝送を行うことになる。
【0027】監視タイミング設定部13は、一定の時間
間隔ごとに、例えば5秒に1回程度の間隔で端末機器に
対し線路監視タイミング信号を、送信先を特定しないブ
ロードキャストあるいはマルチキャストとしての一斉電
文として送信する。
【0028】この線路監視タイミング信号は、図1のト
ンネル内に設置している中継増幅盤7a〜7nに対し線
路の断線と短絡を監視するための監視動作を行わせる信
号である。また線路監視タイミング信号を送信した際に
は呼出応答部12による通常の通信は停止される。
【0029】図3は、防災受信盤1から一定時間間隔で
送信される線路監視タイミング信号と端末側における監
視タイミング信号による監視動作のタイミングチャート
である。
【0030】図3(A)は防災受信盤1からの通信信号
の伝送状態であり、予め定めた一定間隔例えばT1=5
秒ごとに通常通信における呼出応答を停止し、線路監視
タイミング信号を端末に送信している。
【0031】図3(B)は線路監視タイミング信号を取
り出して拡大しており、例えば線路監視タイミング信号
として特定のビット列に続いて、チェックサムCKSM
を設けたコマンドフォーマットを持つ線路監視タイミン
グ信号を送信している。
【0032】この線路監視タイミング信号を端末機器が
受信すると、監視切替スイッチ信号を図3(C)のよう
にT2=20msの間出力し、中継増幅盤に接続してい
る上位側(防災受信盤1側)及び終端側のそれぞれの線
路を中継増幅用の送受信回路から線路監視回路に切り替
え、線路の断線と短絡の判定を行う。
【0033】中継増幅盤で線路が断線監視回路に切り替
わると、下位側の中継増幅盤から上位側の中継増幅盤に
対し監視電圧が出力され、この線路監視電圧を図3
(D)の電圧判定値の読込タイミングに示すようにT3
=15ms後に読み込むことで、正常か、断線または短
絡かを判定する。
【0034】図4は、図1のトンネル内に設置している
中継増幅盤7の実施形態のブロック図である。図4にお
いて、中継増幅盤7は、A系線路及びB系線路の各線路
を2線式とした場合の実施形態である。
【0035】中継増幅盤7にはA系線路2aとB系線路
2bが上位側及び下位側のそれぞれに接続されている。
これらA系線路2a,B系線路2bに対応して、中継増
幅盤7には、A系統については送受信回路14a,14
bが設けられ、またB系統については送受信回路14
c,14dが設けられている。送受信回路14a〜14
dは、下り方向は呼出電圧信号を増幅する電圧ドライバ
を備え、上り方向は応答電流信号を受信判別して定電流
回路の作動で電流信号を送信する電流ドライバを備えて
いる。
【0036】具体的には、下り信号(電圧呼出信号)に
対しては、送受信回路14a,14cが電圧受信部とな
り、送受信回路14b,14dが電圧送信部となる。ま
た上り信号(電流応答信号)に対しては、送受信回路1
4b,14dが電流受信部となり、送受信回路14a,
14cが電流送信部となる。
【0037】また中継増幅盤7にはA系線路2aに対応
して線路監視回路15a,15bが設けられ、またB系
線路2bに対応して線路監視回路15c,15dが設け
られている。このような送受信回路14a〜14d及び
線路監視回路15a〜15dに対し、それぞれに対し対
応する線路側を切替接続する監視切替回路16a,16
b,16c,16dが設けられている。
【0038】監視切替回路16aを例にとると、+側線
路と−側線路に対応して2つの切替スイッチa1,a2
が設けられている。切替スイッチa1,a2は、送受信
回路14aで受信した防災受信盤1からの線路監視タイ
ミング信号により、図3(C)のようにT2=20ms
の間、線路監視回路15a側に切り替えられる。
【0039】防災受信盤1からの線路監視タイミング信
号は送受信回路14a,14cで検出され、線路監視タ
イミング信号を受信すると、OR回路17を介して図3
(C)に示した監視切替スイッチ信号E1を監視切替回
路16a〜16dのそれぞれに出力する。
【0040】このため、線路監視タイミング信号を受信
した際には監視切替回路16aの切替スイッチa1,a
2、監視切替回路16bの切替スイッチb1,b2、監
視切替回路16cの切替スイッチc1,c2、更に監視
切替回路16dの切替スイッチd1,d2のそれぞれ
が、T2=20msの間、送受信回路14a〜14d側
から線路監視回路15a〜15d側に切り替えられる。
【0041】線路監視回路15a,15cは、切替スイ
ッチa1,a2及び切替スイッチc1,c2が監視側に
切り替えられた状態で、上位側のA系線路2a及び上位
側のB系線路2bに対し所定の監視電圧例えば+48V
を出力する。
【0042】一方、下位側に設けている線路監視回路1
5b,15dは終端抵抗Rsを内蔵しており、切替スイ
ッチb1,b2及び切替スイッチd1,d2を監視側に
切り替えると、下位側のA系線路2aとB系線路2bの
それぞれに終端抵抗Rsを接続する。
【0043】これによって、監視タイミング信号を受信
した際に中継増幅盤7にあっては、下位側に位置する中
継増幅盤から上位側に位置する中継増幅盤との間の線路
に対し監視電圧を出力し、上位側の中継増幅盤に設けて
いる終端抵抗を通る監視ループが形成される。
【0044】図5は線路監視タイミング信号を受信した
際に、隣接する中継増幅盤の間で形成される監視用の等
価回路を示している。この等価回路は下位の中継増幅盤
7bの線路監視回路15aから上位の中継増幅盤7aの
線路監視回路15bとの間で+48V,Z1,Rs,Z
2及びグランドとなる監視ループが形成される。
【0045】ここでZ1,Z2は、線路監視回路15a
における回路のインピーダンス成分を表わしている。こ
のため、監視ループを形成した際には主線路監視回路1
5a,15bのそれぞれで所定の位置の電圧、例えば終
端抵抗Rsの両端電圧を読み込んで、正常、断線または
短絡を判定する。
【0046】正常時にあっては、終端抵抗Rsは監視電
圧+48Vと回路インピーダンスZ1,Z2の直列接続
による分圧で決まる所定範囲の電圧が生じており、この
正常時の電圧を読み込むことで線路の正常を判定でき
る。
【0047】また線路が断線した場合には、線路監視回
路15a側にあっては終端抵抗Rsの両端電圧は電源電
圧+48Vとなる。一方、線路監視回路15b側にあっ
ては断線により終端抵抗Rsの両端からは電圧が得られ
ない。
【0048】更に、線路が短絡した場合には、線路監視
回路15aにあってはインピーダンス成分Z1に流れる
短絡電流による発生電圧だけ電源電圧+48Vから低い
電圧となる。これに対し線路監視回路15b側にあって
は、短絡によりごく僅かな線路電圧しか加わらない状態
となる。このような監視タイミング信号を受信した際の
監視ループの形成は、中継増幅盤7におけるB系統側の
線路監視回路15c,15dについても同様である。
【0049】ここで中継増幅盤7に設けている上位側の
線路監視回路15a,15cは、断線と短絡の両方を検
出する。これに対し下位側に設けている線路監視回路1
5b,15dは、断線検出は必要なく短絡検出のみを行
うようにしている。
【0050】両側に設けている線路監視回路15aまた
は線路監視回路15cで上位側のA系線路2aまたはB
系線路2bの断線を判定すると、監視切替回路16a,
16cの前段に設けている系統混合回路18に対し切替
信号E2aまたはE2cを出力し、混合スイッチe1,
e2をオンし、正常な系統の線路を断線した系統の線路
に接続し、正常系統の線路からの電圧呼出信号を系統混
合回路18を介して、断線を生じた系統の線路に送り込
み、断線した位置までの間に接続している端末機器に対
しループバックによる信号供給を行う。
【0051】一方、線路監視回路15a,15cで線路
2a,2bの短絡を検出した場合には、監視切替回路1
6a,16cに切替保持信号E3a,E3cを出力し、
線路監視タイミング信号により監視側に切り替わってい
る切替スイッチa1,a2または切替スイッチc1,c
2を切り替わった状態に保持し、これによって短絡した
線路を切り離す。
【0052】線路監視回路15a又は15cで短絡を検
出した場合には、上位側に隣接して位置する中継増幅盤
の線路監視回路15b,15dにおいても短絡が検出さ
れており、線路監視回路15b,15dは短絡判定に基
づき監視切替回路16b,16dに切替保持信号E3
b,E3dを出力し、切替保持信号E3b,E3dによ
り監視側に切り替わっている切替スイッチb1,b2又
は切替スイッチd1,d3の切替状態を維持すること
で、短絡した線路を切り離す。
【0053】更に線路監視回路15a〜15dは、短絡
検出と同時に信号合成回路20に対し作動信号E4a〜
E4dを出力し、信号合成回路20によるA系統とB系
統の信号の合成を中継増幅盤7内で行わせる。この信号
合成回路20によって、短絡により切り離された障害系
統の通信信号を正常な系統に迂回させて、短絡線路を回
避した通信を可能とする。
【0054】図6は中継増幅盤7a,7bの間のA系線
路2aで断線21が発生した場合の動作である。
【0055】中継増幅盤7a,7bのそれぞれで防災受
信盤1からの線路監視タイミング信号が受信されると、
送受信回路14a,14cからの監視切替スイッチ信号
E1がOR回路よりそれぞれの監視切替回路16a〜1
6dに出力され、監視側に切り替えられる。
【0056】このとき中継増幅盤7aと中継増幅盤7b
の間のA系線路2aに断線21が発生していたとする
と、下位側に位置する中継増幅盤7bの線路監視回路1
5aが断線21を検出し、系統混合回路18に切替信号
E2aを出力し、図示のようにスイッチe1,e2をオ
ンする。
【0057】線路監視タイミング信号の受信からT2=
20msを経過すると、中継増幅盤7a,7bに設けて
いる監視切替回路16a〜16dの切替スイッチは図示
のように送受信回路14a〜14d側に戻り、防災受信
盤1からは通常の呼出信号が再び送られ、端末側からも
応答信号が送られてくる。
【0058】このとき断線21に対し下位に位置する中
継増幅盤7bの系統混合回路18のスイッチe1,e2
がオンしたループバック状態となっており、このため断
線21の下位側に位置する端末機器例えば消火栓4に対
しては、正常なB系統線路2bから受信した呼出信号が
系統混合回路18を通って断線21までの端末機器に対
しループバックによって供給され、これによって断線2
1が起きても継続して端末機器との間で正常な通信状態
を維持することができる。
【0059】図7は中継増幅盤7aと中継増幅盤7bの
A系線路2aで短絡22が起きた場合の動作である。
【0060】線路監視タイミング信号の受信で監視切替
回路16a〜16dを監視側に切り替えると、短絡22
が起きている下位側の中継増幅盤7bの線路監視回路1
5aで短絡が検出され、同時に上位側に位置する中継増
幅盤7aの線路監視回路15bにおいても同時に短絡が
検出される。
【0061】短絡を検出した線路監視回路15aは、監
視切替回路16aに切替保持信号E3aを出力して、線
路監視タイミング信号の受信からT2=20msを経過
して監視切替スイッチ信号E1がなくなっても、監視切
替回路16aの切替スイッチa1,a2を図示の監視側
の切替状態、即ち送受信回路16aに対し短絡22が起
きた線路2aを切り離した状態を維持する。
【0062】同時に中継増幅盤7aの線路監視回路15
bも、監視切替回路16bに切替保持信号E3bを出力
し、線路監視スイッチ信号E1が断たれても、切替スイ
ッチb1,b2を図示の監視側、即ち短絡22が起きた
線路を送受信回路14bから切り離した状態に保持す
る。
【0063】更に中継増幅盤7bの線路監視回路15a
は、作動信号E4aを信号合成回路20に出力して作動
し、中継増幅盤内でA系統の通信信号とB系統の通信信
号を合成する。同時に中継増幅盤7aにあっても、線路
監視回路15bからの作動信号で信号合成回路20が作
動し、中継増幅盤内においてA系統の通信信号とB系統
の通信信号が合成される。
【0064】この結果、例えば防災受信盤から中継増幅
盤7aで受信した呼出信号は、送受信回路14a、信号
合成回路20、送受信回路14dを通ってB系線路2b
により中継増幅盤7bに送られ、中継増幅盤7bにあっ
ては送受信回路14c、信号合成回路20、更に送受信
回路14bを通って下位のA系線路2aに送信される。
即ち、短絡22を生じた前後の中継増幅盤7a,7bが
短絡22を起こした線路を切り離すと同時に、正常なB
系統線路2bに対しA系統の通信信号を迂回するバック
アップ動作を行う。
【0065】更に図6のような断線に対するループバッ
クを行うバックアップ状態、または図7の短絡に対し短
絡線路を迂回するバックアップ動作の状態において、断
線21や短絡22が解消すると自動的に正常な通信状態
に復旧することができる。
【0066】例えば図6で断線21が修理などにより復
旧すると、防災受信盤1から復旧後の最初に線路監視タ
イミング信号が受信された時、中継増幅盤7bの線路監
視回路15aが線路の正常を判定すると、系統混合回路
18にそれまで出力していた作動信号E2aを停止し、
系統混合回路18のスイッチe1,e2がオフすること
でループバック状態を自動的に解消して正常な通信状態
に復旧することができる。
【0067】また図7の短絡状態で短絡22が修理など
により復旧すると、復旧から最初に線路監視タイミング
信号が受信された時、短絡を検出していた中継増幅盤7
bの線路監視回路15a及び中継増幅盤7aの線路監視
回路15bのそれぞれで線路が正常であることが判定さ
れ、切替保持信号E3a,E3bが停止して、切離し状
態にあった監視切替回路16a,16bの切替スイッチ
a1,a2及びb1,b2が送受信回路側に戻り、同時
に作動信号E4a,E4bが停止して信号合成回路20
の合成動作が停止し、これによって正常な通信動作の状
態に自動復旧することができる。
【0068】更に図4に示した本発明における中継増幅
盤7にあっては、送受信回路14a〜14dのそれぞれ
で通信中における過電流を判定している。通信中に送受
信回路14a〜14dが過電流を判定すると、それぞれ
の監視切替回路16a〜16dに対し切離し信号E5a
〜E5dを出力して、過電流を検出した線路側を切り離
す。同時に信号合成回路20に作動信号(図示せず)を
出力する。
【0069】これによって、通信中に過電流を検出した
場合には、図7に示した線路監視タイミングで短絡22
を検出した場合と同様にして過電流を生じた線路を切り
離し、同時に切離し位置での正常な系統の線路に障害系
統の信号を迂回させるバックアップ動作を行う。この送
受信回路14a〜14dによる過電流検出によるバック
アップ動作についても、過電流状態が解消されると自動
的に正常な通信状態に復旧することができる。
【0070】図8は、本発明の伝送路を4線式とした場
合の防災受信盤1のブロック図である。4線式の場合に
は、例えば上りトンネル用伝送制御部9aからの伝送路
は、A系伝送路30aとB系伝送路30bとの2系統で
構成され、更に、A系統伝送線路30aはA系下り線路
31とA系上り線路32で構成され、B系伝送路30b
は、B系下り線路33とB系上り線路34で構成され
る。
【0071】A系下り線路31とB系下り線路33には
防災受信盤1から電圧モードで電圧呼出信号が送信され
る。A系上り線路32とB系上り線路34には端末機器
から電流モードの電流応答信号が伝送される。この場
合、A系統とB系統のいずれか一方を優先線路とし、優
先系統を通常通信に使用し、他の系統は断線や短絡時の
バックアップ系統とする。
【0072】この場合、中継増幅器7としては、上位4
回線と下位4回線が接続されることになるので、上位側
の4回線に対しては図7の上位側の各線路と同じ回路を
設け、下位側の4回線についても、図7の下位側の各線
路と同じ回路を設ければよい。
【0073】この点は、下りトンネル用伝送制御部9b
についても同様であり、A系伝送路40aとB系伝送路
40bとの2系統で構成され、更に、A系統伝送線路4
0aはA系下り線路41とA系上り線路42で構成さ
れ、B系伝送路40bは、B系下り線路43とB系上り
線路44で構成される。
【0074】尚、上記の実施形態における防災受信盤1
からの通常時の呼出応答については、端末機器を順次指
定したポーリングによる情報のやり取りを例にとってい
るが、防災受信盤1側及び端末機器側における任意のイ
ベントの発生時に割込み的に情報を通信するようにして
もよいことはもちろんである。
【0075】更に本発明は、その目的と利点を損なわな
い適宜の変形を含み、また本発明は上記の実施形態に示
した数値による限定は受けない。
【0076】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、中継増幅盤で線路の断線や短絡を検出する際には、
防災受信盤と端末機器との間の通常の呼出応答の通信を
一時的に停止し、その間に中継増幅盤によって線路の上
位側に終端抵抗を接続し下位側から監視電圧を印加する
ことで線路の断線や短絡を判定し、線路に通信信号が存
在しない安定した状態で断線または短絡を判定すること
から、線路電圧によって正確に断線か短絡かが判定で
き、より信頼性の高いバックアップができる。
【0077】また断線と短絡の判断に通常の通信状態の
モニタを必要としないため、短時間で線路の状態を判断
することができる。
【0078】更に、線路の断線または短絡を検出してバ
ックアップ動作を行った後に障害が解消されると、自動
的に正常な通信状態に復旧でき、人的な復旧動作を必要
としない分、維持管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の設備構成の説明図
【図2】図1の防災受信盤のブロック図
【図3】本発明の監視動作のタイミングチャート
【図4】図1の中継増幅盤のブロック図
【図5】監視タイミングで中継器間に形成される線路監
視ループの等価回路図
【図6】線路断線時の動作説明図
【図7】線路短絡時の動作説明図
【図8】4線式とした場合の防災受信盤のブロック図
【符号の説明】
1:防災受信盤 2,3:伝送路 2a,3a:A系線路 2b,3b:B系線路 4:消火栓 5:自動弁装置 6:検知器 7,7a〜7n:中継増幅盤 8:MPU 9a:上りトンネル用伝送制御部 9b:下りトンネル用伝送制御部 10:表示操作部 11:移報部 12:呼出応答部 13:監視タイミング設定部 14a〜14d:送受信回路 15a〜15d:線路監視回路 16a〜16d:監視切替回路 17:OR回路 18:系統混合回路 20:信号合成回路 21:断線 22:短絡 100A:上りトンネル 100B:下りトンネル
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Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防災受信盤から引き出された2系統の伝送
    路にトンネル内に設置した検出器や制御機器等の端末機
    器を接続すると共に所定間隔毎に中継増幅盤を接続して
    トンネル内を監視制御するトンネル防災設備に於いて、 前記防災受信盤に、一定時間毎に監視処理を停止して線
    路監視タイミング信号を送信する監視タイミング設定部
    を設け、 前記中継増幅盤に、前記線路監視タイミング信号を受信
    した際に、上位側の線路および下位側の線路を送受信側
    から監視側に切替えて線路の状態を監視し、線路異常を
    検出した際にバックアップ状態に切替える線路異常監視
    部を設けたことを特徴とするトンネル防災設備。
  2. 【請求項2】請求項1記載のトンネル防災設備に於い
    て、前記中継増幅盤の線路異常監視部は、 上位側の線路及び下位側の線路の各々を送受信側と監視
    側との間で切替える監視切替回路と、 上位側の2系統の線路間を接続する系統混在回路と、 2系統の送受信部の間で各系統の通信信号を合成する信
    号合成回路と、 前記防災受信盤からの線路監視タイミング信号を受信し
    た際に、前記監視切替回路を監視側に一定時間切替えて
    上位側の線路を監視し、線路の断線を検出した場合は、
    前記系統混在回路の作動により2系統の線路間を接続し
    て正常系統の信号を断線した線路にループバックし、線
    路の短絡を検出した場合は、前記監視切替回路を監視側
    の切替状態に維持して短絡した線路を切離すと共に、前
    記信号合成回路を作動して送受信部間での通信信号の合
    成により短絡箇所を迂回させる線路監視回路と、を備え
    たことを特徴とするトンネル防災設備。
  3. 【請求項3】請求項2記載のトンネル防災設備に於い
    て、前記線路監視回路は、検出後に線路の断線を検出し
    なくなった場合は前記系統混在回路を復旧させ、また検
    出後に短絡を検出しなくなった場合は前記監視切替回路
    及び信号合成回路を復旧させることを特徴とするトンネ
    ル防災設備。
  4. 【請求項4】請求項2記載のトンネル防災設備に於い
    て、前記中継増幅盤の送受信回路は、通信中に過電流を
    検出した場合、前記監視切替回路を監視側に切替えて過
    電流を検出した線路を切離すと共に、前記信号合成回路
    を作動して各系統の通信信号の合成により過電流が検出
    された線路を迂回させることを特徴とするトンネル防災
    設備。
  5. 【請求項5】請求項4記載のトンネル防災設備に於い
    て、前記送受信回路は、検出後に過電流を検出しなくな
    った場合は、前記監視切替回路及び信号合成回路を復旧
    させることを特徴とするトンネル防災設備。
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